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小金持泰子〜汗も涙も流さず静かに資産を増やす女〜 https://www.koganemochi-taiko.com/

もうすぐ還暦、資産を静かに積み上げ今まで家族のために走り続けましたが今後は自分の時間を充実させていきたい・・・そんな記事を発信していきます。

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小金持泰子(コガネモチタイコ)
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2026/05/04

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  • スーパーのレジ名人、あなたも同じ時給なの?それ、やっぱりおかしいわ。

    ■ その列に、今日も並ぶ いつも行くスーパーに、“レジ名人”がいる。 列が多少長くても、私はその人のレジに並ぶ。 隣が空いていても並ぶ。 なぜなら、結局いちばん早いからだ。 その人のレジ打ちは、見ていて惚れ惚れする。 カゴから商品を取り出しながらバーコードを通し、 重いものと軽いものを瞬時に見極め、 詰め替え用のカゴへ美しく収めていく。 動きに無駄がない。視線が泳がない。 手が止まらない。 次のお客の準備まで、もう始まっている。 あれは単純作業ではない。 長年積み上げた、本物の技術だと思う。 そして毎回、ふと考える。 隣のレジの人と、同じ時給なんだよね。 ■ 速さは、給料にならない おそらく1…

  • 昭和夫の攻略法、意外とシンプルである。理屈より、体験させろ。

    ◼️「投資は危ない」と言う夫が、持ち株会だけは信じる矛盾 夫は昭和の価値観をそのまま引きずって生きている人間だ。 「投資は危ない」が口癖で、唯一の例外は勤め先の持ち株会だけ。 ……いや、ちょっと待ってほしい。 勤め先の株を給料天引きで買い続けるなんて、会社が傾いたら職も資産も同時に失うリスクの塊ではないか。 投資の教科書なら真っ先に「やってはいけない」と赤ペンを入れられる案件だ。 だが、夫にとってはそれが「安全」で、私が外の優良企業の株を買うのは「危険」なのだという。 昭和の頑固な脳内変換というのは、実にかくも不可解である。 そんな夫を説得しようなんて、最初から思わなかった。 理屈が通じないな…

  • 2680万円で何を買う?アラカン女の妄想会計

    ◼️不動産が欲しいのか、それとも夢が欲しいのか 趣味でSUUMOを眺めている。気づけば1時間、気づけば2時間。 買う気がなくても指が動く。 先日も地方都市の駅近コンパクトマンションを見ていた。 1LDK、44㎡、角部屋、眺望良好。2680万円。 悪くない。むしろ良い。 でも待て。私は本当にこれが欲しいのか。 試しに、2680万円で買えるものを全部並べてみた。 ◼️その一|蔦と薔薇と紅茶のある家 子供の頃からの夢だ。 蔦の絡まる外観、アンティークの家具、窓から見えるバラ。 猫が一匹いて、紅茶を飲みながら本を読む。 現実には築古の小さな戸建てになるが、夢の中では完璧だ。 ◼️その二|自分だけの部屋…

  • 増配ラッシュに乾杯!「一生ついていく」と誓った、あの0.5円の矜持

    最近の日本株、なんだか恐ろしいことになっていない? 朝、目覚めるたびに持ち株たちから「増配しました!」なんていう、 まるでラブレターのような通知が届くのだもの。何もしていないのに、 口座の数字が勝手に増えていく。 この、ちょっとした全能感……これこそが高配当株投資の、 抗いがたい蜜の味だわ。 ■私のポートフォリオでも、増配ラッシュが到来 今回、嬉しい増配発表が相次いだ銘柄たちの一部をご紹介しよう。 三菱UFJフィナンシャル・グループ 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG) 稲畑産業 第一ライフグループ 三菱HCキャピタル メガバンク勢の圧倒的な存在感はもちろん、 どの企業も「株主に報いる」…

  • もったいないが100万円溶かした話 ──21年間のトランクルーム代を計算してみた

    ■ もったいないおばけが住む家 わが夫は、もったいないおばけである。ペットボトルの水は買わない。エアコンは最後の砦。 外食は年に数えるほど。「もったいない」が口癖で、財布の紐は鋼鉄製。そんな夫が、唯一、ダダ漏れ状態のものがある。お酒だ。 ■ 飲んでは流す、飲んでは流す 夫はよく飲む。そしてすぐトイレに駆け込む。体質なのか、意志の問題なのか、 とにかく飲んだそばから流れていく。 さらに言えば、頻繁にお腹をこわす。飲む→流れる→また飲む。この無限ループを眺めながら私はいつも思う。 あなたが溶かしているのは、お酒だけじゃないわよね、と。 ■ もったいないおばけのもうひとつの顔 夫はケチゆえか、物は捨…

  • 【年間配当90万円】59歳の算段。人生の踊り場で立ち止まっている息子と私の「二本立て」投資

    ■スマホに並んだ「お給料アップ」の通知 今朝、目覚めてスマホを手に取ると、画面には通知がずらりと並んでいた。日経平均が大きく上昇したという景気のいいニュースとともに、資産管理アプリが、私に嬉しい報告を届けてくれたのだ。増配13銘柄。減配1銘柄。その結果、私の年間配当額は、寝ている間に3万7289円も増えていた。世の中、賃上げだ何だと騒がしい。 けれど私には、自分のために健気に働いてくれる企業たちがいる。何も言わずに「お給料」を上げてくれるのだから、これほど頼もしい存在はない。 ■「増配祭り」の顔ぶれを眺めながら 今回の内訳を眺めていると、ちょっとした達成感に浸ってしまう。たとえば、オリックス(…

  • 片山さつきという女の「兜と刀」——あの髪型と低い声に宿る覚悟

    五月の心地良い風が吹き抜ける午後、 ふと、2人の「五月」の名前を持つ女性を思い浮かべた。 ひとりはサナエ、高市早苗さん、そしてもうひとりは、 今回の主役、サツキこと片山さつきさんだ。 ◼️神様は、不公平だ 彼女のプロフィールを眺めていると、 神様というのは本当に不公平だとつくづく思う。 東大を首席クラスで卒業し、大蔵省という、 かつては男たちの牙城だった場所に 真っ赤なヒールで乗り込んでいった超エリート。 おまけに若い頃はモデルまでこなしていたというのだから、 知性、美貌、育ちの良さ…… 女性が欲しがるカードをすべて手中に収めて、 彼女は永田町の階段を駆け上がっていったわけ。 けれど、テレビの…

  • 地獄の沙汰も配当次第──高配当株を5年持ち続けた、アラカン主婦の話

    ■ 昨夜の私は、点々に負けた 昨夜の私は、変換ミスひとつに人生の縮図を見た。 「キスだらけ」のはずが「キズだらけ」になる——頼んでもいないのに、点々は勝手に降ってくる、と。 けれど今夜の私は、少し機嫌がいい。 スマホの画面に並ぶ数字を眺めながら、ふと思う。 「私の人生、降ってきているのは濁点ばかりじゃないわね」 ■ 地味で孤独な、五年間 株式投資を始めて、五年。 この五年の間に、画面が何度真っ赤に染まったことか。 そのたびに心臓が縮み上がり、それでも私は手を離さなかった。 信じて、買い集めて、じっと耐える。 お洒落も旅行も我慢して、いつかの観劇のためにドレスを仕立てるような——そういう、地味で…

  • 頼んでもない点々が、人生には降ってくる

    ◼️だれが頼んだその点々 私はたしかに「キスだらけの人生」と 打ったはずなのだ。 指先にまで色香を込めて、甘く、うっとりするような一文を。 なのになぜか、変換キーを叩いた瞬間に現れたのは「キズだらけの人生」という、 あまりに救いのない文字列だった。 誰も頼んでないのに。 これ、人生の縮図じゃないかと思う。 甘い予定が、気づいたら傷になってる。 ◼️キズだらけの毎日 結婚だって、子育てだって、そしてあの母との果てしないバトルだって。 最初はみんな、濁点のない、清らかな「キス」のような期待から始まっていたはずなのに。 それがいつの間にか、誰に頼まれるまでもなく点々が降り注ぎ、 気づけば生傷の絶えな…

  • 生まれた瞬間から不公平 〜地獄民から始まった、私の地図〜

    ◼️時間は平等、は本当か 「時間だけは、みんなに平等に与えられている」 よく言われる言葉だ。 その言葉が、ずっと喉に刺さった魚の骨のように、私を不快にさせてきた。タクシーに乗れる人と、乗れない人。 家事を外注できる人と、できない人。 そして、生まれながらに美しい人と、そうでない人。 時間もお金も容姿も、最初から配分が違う。 そして何より——寿命が、人によって違う。 誰がそれを決めるのかは知らないけれど、 持ち時間の総量から、もう不公平は始まっている。 世界は最初から、不公平にできている。 私はそれを、子供の頃からよく知っていた。 ■生まれる家は選べない、それが全ての始まり 母が地獄民なら、娘も…

  • 地獄の住民票と、昭和という魔物

    ◼️地獄の住民票 最近、細木数子さんのドラマ『地獄に落ちるわよ』を観ている。 あの「アンタ、地獄に落ちるわよ!」 という強烈な決め台詞を聞きながら、私はふと思ってしまった。 「あれ? うちの母、地獄に住民票があったんじゃないかしら」と。ドラマのスケールとは比べるべくもないけれど、母の人生も相当なものだ。 観ていて何より考えさせられるのは、細木数子さんという人は あんなに賢くて、計算高くて、したたかなのに、 なぜ何度も男に騙されてはどん底に落ちるのか……ということ。 その「賢さと脆さ」が同居した姿が、どうしても私の母に重なってしまうのだ。 (まあ、母はあそこまで賢くもキレイでもなかったかもしれな…

  • 任天堂が増配した。息子に渡したい株の話。

    ◼️21%増配という知らせ 5月8日、任天堂から増配の知らせが届いた。 1株あたりの配当が、181円から219円へ。+38円の増額だ。 100株保有している私にとって 年間配当は21,900円になる計算。 増配率21.0%。なかなかやってくれる。 ◼️相性の良い会社 数字だけでは説明できない、 投資には相性のいい会社、というのが存在する。 任天堂は、 累進配当を約束している会社ではない。 増やすこともあれば、潔く減らすこともある。 業績に連動する、ある意味で「正直な会社」だ。 私は、任天堂株を始めた頃からずっと持ち続けている。 理由は単純で、相性がいいからだ。 うまく言語化できないけれど、投資…

  • 愛だけじゃ,親の足は軽くならない

    結婚して、慣れない家事と仕事の両立に追われていた新婚時代。 あの頃は、バタバタする毎日さえも「あぁ、私、家庭を築いているわ」 なんて、どこかうっとりしながら乗り越えていたものよね。それから子供を授かって、子育てという名の怒涛の日々。 我が子は、もちろん文句なしにかわいい。何物にも代えがたい、私の宝物。でもね、正直に言わせてもらえば。 吸い取られる体力とお金は、それはもう、恐ろしいレベルだった。ようやく育て上げたと思ったら、次に待っているのは「介護」。 ◼️愛だけじゃ、親の足は軽くならない 今の時代、協力的な男性が増えたとは言うけれど、 それでも私たちはうっかり 「夫が手伝ってくれる」 なんて言…

  • 紐はないのに、ほどけない。——「財産断捨離」とわが家の夫

    ■ 新聞広告に、でかでかと躍っていた 新聞の広告欄に、でかでかとこんな文字が躍っていた。「財産断捨離のすすめ」著者は精神科医の和田秀樹さん。三刷出来、とある。売れているらしい。見出しにはこう書いてある。「お金を自分の楽しみのために使うと前頭葉が鍛えられる」「薬より質の高い栄養摂取にお金を惜しまない」「人付き合いにはお金をかけたほうが長生きできる」……全部、正しいと思う。ぐうの音も出ないほど、正論だ。 思うのだけれど。 私はしばらくその新聞広告を眺めながら、不機嫌に歩く夫の背中を思い浮かべていた。 ■ 使えないのではなく、使わない うちの夫は、お金を使わない。正確に言うと、「使えない」のではなく…

  • 「地獄に落ちるわよ」と生きた時代

    ■先生、あなたの人生は何星人でしたか Netflixのおすすめ欄に、懐かしい顔が出てきた。細木数子。 まだ見ていないけれど、ひとつ聞いてみたいことがある——あなたは自分の人生を、どう読んでいたのですか?それはさておき。 「地獄に落ちるわよ」 あの頃、あの言葉はそこらじゅうで踊っていた。 テレビをつければ細木数子がいて、本屋に行けば六星占術が山のように積んであって、 職場でも、友人との会話でも、なんとなくあの声が聞こえてくるような時代だった。 ■マイバースデイと六星占術と、私 私は子供の頃から占いが好きだった。 マイバースデイを買って、かなり長い間読み続けた。もちろん六星占術も。 自分の星を調べ…

  • こどもの日、28歳の息子はまだ子供部屋にいる

    ■なぜ今日、これを書くのか 今日はこどもの日だ。子どもたちが小さかった頃、この日に何をしていたか、もう正確には思い出せない。 ただ、あの頃の私には「将来への漠然とした不安」はあっても、 「具体的な心配」はなかった。それが今は逆になった。 ■私が資産形成にこだわる、もうひとつの理由 このブログは資産形成がテーマだ。 アラカン女が、老後を前に何を考え、 どう動いているか。 そういうことを書いてきた。でも今日は、私がなぜここまで資産形成にこだわるのか、 その理由のひとつを書いておこうと思う。息子のことだ。 ■有名大学を出た息子が、家にいる 大学まで出した。本人が希望した、就職に有利という触れ込みの有…

  • 『「不機嫌な老後」を返上する。それが私なりの社会貢献』

    ■ どの世代も、それぞれに「割を食って」きた 私たちが若かった頃は、何をするにも不便で、 決して豊かではなかった。 けれど、なぜか未来だけは根拠なく明るかった。 いい会社に入って定年まで勤め上げれば、 退職金と年金で逃げ切れる。 そんな「昭和の幸福論」を、社会全体が疑いもなく信じていた。 (実際は、途中で派手にハシゴを外されて、私も方向転換を余儀なくされたわけだが、それはまた別の話。) 今の40代、50代前半の「氷河期世代」は、もっと切実だ。 バブル崩壊の直撃を受け、努力が報われない不条理を誰よりも身を以て知っている。 そして今の20代、30代。 生まれた時から「コスパ」と「老後不安」をセット…

  • 「自由」という名の、一番贅沢な買い物

    職場の同僚に、またしても 「泰子さんはお金持ちだからいいわよね」 と言われてしまった。 私が 「還暦を迎えたらスパッと会社を辞めて、あとは好きなことをしてのんびり暮らしたいの」 と口にするのが、彼女にはよほど浮世離れした話に聞こえるらしい。 彼女に言わせれば、そんなことをしたら生活が立ち行かなくなる、というのだ。 ■「泰子さんはお金持ちだから」という言い訳 彼女は今年五十三歳。私より六歳も若く、ご主人もしっかり働いていて、お子さんもいない。それなのに、毎日のように 「お金がない、時間がない」 と嘆き、スマホ代や保険料という名の「見えない穴」に、せっせと月々数万円ものお金を流し込み続けている。 …

  • 還暦前の私に、毎年お金をくれる相手の話——三菱商事と累進配当

    ◼️たった15円、それでも増えていくお金 1株110円から125円へ。 たった15円、と言えばそれまでだけれど。100株持っていれば、年間12,500円。ちょっと気の利いたお店で、 ひとりで静かにランチができるくらいの金額。——さて。こんな還暦間近の私に、 誰が「何もせずに」12,500円くれるのかしら。ぴちぴちの綺麗なお嬢さんならともかく。少なくとも私は、誰かにご馳走される人生ではなかったし、 これからもたぶん、そう。 ◼️ 還暦前の私に、誰が何もせずお金をくれるのか けれど「三菱商事」という殿方は、違う。何も言わず、毎年、少しずつ金額を増やしながら、 ちゃんと振り込んでくる。しかも今回だけ…

  • 「宝くじの行列で考えた オルカンより窓口のおばちゃんを信じる夫たちへ」

    宝くじの季節になると、夫から『並んできて』と言われる主婦は、私だけではないはずだ。 ■ 初夏の風と、招かざる「ドリーム」 「今日からドリームジャンボですね」 という世間の浮かれたニュースに、私は小さく溜息をつく。 今年もやってきた。 わが家の「夫による、私への、行列派遣命令」の季節。 ■ 投資はダメで宝くじはOK? 夫は言う。「新NISA?投資信託?そんなのはギャンブルだ。 額に汗して稼いだ金を、得体の知れない株に変えるなんてとんでもない」と。 ……どの口が言うのだろうか。 その足で彼は、私に軍資金を握らせ、「当たるという噂の窓口」へ行かせるのだ。 投資は「リスク管理」だが、宝くじは「神頼み」…

  • 59歳、まだ諦められないものが3つある…老後2000万円より大切なこと

    今日、59歳になった。 お風呂の中で、湯船に沈みながら考えていた。 60歳までに、何かひとつでも成し遂げられるものがあるだろうか、と。 浮かんできたのが、三つ。 国立大学に入学する。 資産を1億円にする。 セレクトショップ兼カフェを持つ。 ……我ながら、どうかしている。 でも、笑えない。置いてきたつもりで、振り向くといつもそこにいる夢だから。 ■ 大学に行けなかった 母子家庭だった。 そして母は言った。「女の子に大学は必要ない」と。 信じられますか。 そんなに昔の話でもないのに。 行きたかった。 勉強が嫌いなわけじゃなかった。 ただ、お金がなかった。そして、許されなかった。 その悔しさは、消え…

  • ReFa——髪が艶めく女は、終わっていない。

    若い頃の私は、化粧品に何万円も使っていた。 ファンデーション、コンシーラー、ハイライト―― 塗り重ねて、塗り重ねて、 仕上げに「やっぱり老けて見える」と鏡に絶望する日々。 あれは何だったのだろう 。 50代の今、私はほとんど化粧をしない。 正確には、する気力が失せた、 というのが正直なところだ。 でもそれが、案外悪くない。 ■娘が持ってきたブラシで、気づいてしまった そうそう、私はグレイヘアだ。 染めるのをやめて数年、 最初は勇気がいったが、今は気に入っている。 ただ問題がある。 グレイヘアは、艶がないと一気に 「生活に追われた、疲れた中高年女」になる。 でも艶が出れば、 一転して豊かなマダム…

  • 1500万円のほったらかし、50代主婦の投資術

    ■ 日経6万円の日、私の持ち株はマイナス10万円 昨日、日経平均が終値で6万円を超えたのよね。 世間は大騒ぎだけれど、私はといえば「ああそうなの」とテレビを眺めていただけ。その日の私のポートフォリオなんて、マイナス10万円ですもの。株っていうのは、本当にわからない。 5年以上向き合っても、さっぱり仲良くなれた気がしないの。 ■ コロナショックで震えていた頃 投資を始めたのは2020年。 あのコロナショックのときは、ただ震えているだけのビギナーだったわ。ちょっと上がれば慌てて売り、 少し下がれば血の気が引いてまた売る。我ながら、あの迷走ぶりは見るに堪えないものがあったと思う。https://ai…

  • 藤を見に行った日、私は選べる場所まで来ていた

    ■藤棚の下で気づいてしまった 藤は、きれいだった。淡い紫が風に揺れて、光をやわらかく受け止めている。 あんなふうに、ただ静かに在るだけで美しいものが、 この世にはあるのだと、少しだけ見とれてしまった。けれど、その下にいる私は、少しも自由じゃなかった。どこへ行くにも、何をするにも、隣にいる人の気配を気にしている。 歩く速さも、立ち止まるタイミングも、ほんの些細な言葉の選び方も。機嫌を損ねないように。 面倒な空気にならないように。そうやって、無意識に調整し続けている自分に気づいたとき、 ふっと冷めた感覚が胸の奥に落ちた。ああ、私はこの人といて、楽しくないんだな、と。束縛が強いとか、過干渉だとか、い…

  • 夫とお金の価値観が合わないとき、私がやったこと

    夫婦であっても、お金の価値観は驚くほど違う。むしろ、同じである方が珍しいのかもしれない。私たちも例外ではなかった。そしてそのズレは、静かに、しかし確実に日常に影響を与えていた。 ■違和感の始まり 同じ家に住み、同じ生活をしているのに、 見ている「お金の景色」が違う。その違和感に気づいたとき、すでに小さな歪みは始まっていた。👉 2000万円の男と500万の女 ■価値観のズレ 夫にとっての安心は「貯金」 私にとっての安心は「増やすこと」どちらも間違いではない。 だからこそ、厄介だった。👉 貯金が安心な夫と、"増やす側"に回った私の静かな戦略 ■善意の罠 「家族のために」 その言葉は正しく、美しい。…

  • 50代主婦が資産を増やすまでにやったこと【失敗と現実】

    私の資産形成は、決して順風満帆ではなかった。 むしろ、何度も「溶ける音」を聞いてきた側の人間である。投資というものは、華やかな成功談ばかりが語られるけれど、 実際はそんなに都合よくはいかない。それでも、少しずつ「減らさない力」と「増やす力」を手に入れてきた。 今日は、その過程をまとめておきたい。 投資を始めた当初、私は完全に“感情”で動いていた。 上がれば期待し、下がれば狼狽する。そして当然のように、資産は減っていく。あの時の感覚は、今でも忘れられない。👉 資産が溶ける音を聞きながら、震える指で残した千円 ■50歳からのスタート 私が本格的に投資と向き合ったのは、50歳を過ぎてからだった。 遅…

  • 自分のお城に憧れた少女と失った夢

    五十年前、社宅の片隅で 我ながら、つくづく業の深い女だと思う。 実家は古くて、狭くて、薄暗い社宅だった。 自分の部屋など、夢のまた夢。 そんな少女にとって、新聞の折り込みチラシに挟まれた間取り図は、 立派な「現実逃避ツール」だったのである。 お小遣いを握りしめて買ったのが、インテリア雑誌『私の部屋』。 今のようにブックオフも百円ショップもない時代、 定価で買うその一冊は、小学生にとって「超」がつく高級品だった。 それでも、お年玉がある時には思い切って買ったものだ。 「いつか、こんなカーテンを」 「こんな木の机で、自分だけの時間を過ごしたい」 ……かわいかったな、あの頃の私は。 手に入れたはずの…

  • 私が城を持つと決めた夜

    還暦前の女が、真夜中に物件を物色している 夫の寝息が規則正しくなったのを確かめてから、私はそっとパソコンの画面を切り替えた。 投資サイトから、不動産サイトへ。「ここのリビング、南向きね。カーテンはリネンにして、ソファはグレー……」声に出さず、唇だけを動かしながら間取り図をなぞる。 還暦近い女が、真夜中に物件を眺めてうっとりしている。 傍から見れば滑稽かもしれない。 でも、いいじゃないの。 これは私だけの、秘密の愉しみなのだから。 不動産屋のお嬢さんを、三歩引かせた一言 そんなある夜、駅から徒歩三分・築三年の1LDKという、 まるで私の急所を狙ったような物件に出会ってしまった。「資料請求」のボタ…

  • 2000万円の男と500万の女

    もし家事育児をすべて外注したら、いくらかかる? もし、私がこなしてきた家事や育児をすべて外注していたら、 一体いくらかかると思っているのかしら。 掃除、洗濯、料理、そしてあの壮絶なワンオペ育児。 それらをプロに頼めば、月数十万、年間で数百万。 三十年分を積み上げれば、あなたの退職金なんてあっという間に吹き飛んでしまう計算よ。 その二千万円のうち、半分、いえ三分の二は私の「無償労働」という名の見えない資産が支えたものだということに、 どうして気づかないのかしら。 記憶が飛ぶほどの日々を、私は生き抜いた 私は二十四歳で、新居のそばの小さな会社に正社員として潜り込んだ。 そこからの三十数年は、まさに…

  • サンジョルディの日に、自分への「勲章」を

    先日このブログに綴った、朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』の話。 イン・ザ・メガチャーチ [ 朝井リョウ ]思いのほか多くの方に読んでいただいて、「お金と幸せ」の相関関係について、また考え込んでしまった。 そして明日がサンジョルディの日だと気づいたとき、改めてあの感想をここに置いておきたくなった。 あれは読書感想文ではなく、「人生のポートフォリオ」の話だから。 「数字」しか残らなかった男の話 物語に登場する、推し活に人生を捧げる女性たち。 刹那的に見えるけれど、 彼女たちはその一瞬に「救い」を見出している。 他人の選択なら、それでいい。ふと目をやると、リビングに夫が座っている。 「24…

  • 健康は、オルカンより先に仕込んでおくべきだった

    週末に控えた健康診断、そして静かな後悔週末に健康診断を控えて、私はひとり、静かに後悔している。 隣を見れば、定年した途端に通院が「日課」になった夫がいる。現役時代は「気合で治す」と豪語していた人が、今や内科・歯科の領収書と大量の錠剤を毎月律儀に積み上げている。これが昭和サラリーマンの末路か、と思うと、笑えない。「ゆっくり旅行でも」という甘い幻想「ゆっくり旅行でも」——その言葉がいかに甘い幻想だったか。 本当の贅沢はビジネスクラスでも五つ星ホテルでもなく、「自分の足で、行きたい場所へ歩いていける体」を持っていることだと、なぜもっと早く気づかなかったのかしら。健康こそ、最強のアセット医療費は上がり…

  • 黄金の羽根を知らない主婦は永遠に飛べない ――私が主婦向け節約雑誌をゴミ箱に投げ捨てた理由――

    「ほったらかしにしておきなさい」 その一言に、どれだけ救われただろう。 あれこれ悩み、余計なことをしては失敗する——そんな私の癖を、まるで見透かしたように断ち切ってくれた。 山崎元さんは、その明快な語り口で、迷える子羊(あるいは欲深い主婦)の背中を、時に突き放すように、時に温かく押してくれた。 そして、橘玲さん。 『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』をめくったとき、私は目から鱗が落ちる音を聞いた気がした。 世の中には、知っている者だけが通り抜けることのできる「秘密の通路」があるのだと。 同時に、背筋が凍るような思いもした。新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬…

  • 10円の攻防、私の反逆

    昭和32年生まれの夫という、時代の標本 昭和32年生まれの夫というのは、本当によくできた「時代の標本」である。 現金至上主義、貯金こそ正義、そしてスーパーのチラシへの愛情は、 もはや信仰の域に達している。 定年退職してからというもの、一日の相当な時間を、 あの薄っぺらな紙切れの研究に捧げているのだから、 呆れるやら感心するやら。 10円のために、私の午後は差し出せない 「あっちの店より10円安い」「今日は卵の特売日だ」 その眼光の鋭さを、せめて半分でも私に向けてくれたなら、 と思っていた時期もあった。でも、もうやめた。期待するだけ、こちらの負けである。 夫にとって、汗水垂らして働くこと以外で「…

  • 善意という名の罠—私は置かれた場所では咲かない〜資産も人生も自分で選んだ陽だまりで〜

    あなたの周りに、本当の意味でお金に余裕がある人はいらっしゃる? あなたの周りに、本当の意味で「お金に余裕がある」方って、 はたしてどれくらいいるかしら? もし一人でもパっと思い浮かぶなら、 あなたは相当な運の持ち主。でも、問題はそこから。 その方の言葉を、あなたがちゃんと 「血肉にしているか」どうか、 ただそれだけ。 「善意の足かせ」に、気づいているか 私たちはどうしてつい「自分と同じレベル」の人間の言葉に、 心地よく耳を傾けてしまうのでしょうね。 親や同僚、気の置けない友人たち……。 彼らの言葉は優しくて居心地が良いけれど、 ちょっと意地悪く問いかけてみて。 その方たちは、あなたが理想とする…

  • 小金持泰子の静かなる移送 〜沈黙の中にしか守れないもの〜

    すべてを話すことが、信頼だと思っていた 夫婦なんだから、すべてを共有するべきだ。 かつての私は、それを疑いもしなかった。 何かを決めるたびに夫に相談し、 「いいんじゃない」と言われてから動く。 それが正しくて、穏やかで、どこか安心できる形だと信じていた。 えいやっと判を押した、あの頃の私 三十年前。 電話帳を握りしめ、指が擦り切れるほど番号を追いながら、保育所を探していたあの頃の私は、今思えば、恐ろしいほど無鉄砲だった。 貯金は心もとない。 収入だって決して多くはない。 それでも、子供を預け、働き、そして——数千万円のマンションに「えいやっ」と判を押した。 今の私なら、きっと同じことはできない…

  • 懲りない女の、逆襲の始まり

    10年前の私、1円稼げず白旗を揚げる 白状しよう。 50代はじめの頃だったか、 私は盛大にやらかした。 「ブログでお小遣い稼ぎ!」 と鼻息も荒くアフィリエイトの世界に乗り込んだはいいものの、 報酬画面に並んだ数字は、 1円、10円、1円、10円……。思わず目を疑った。 もしかして、これはドル表示? いや、円だった。 紛れもなく、日本円だった。あっさり白旗を掲げ、撤退した。 惨敗どころか、ほぼ不戦敗で。それでも口座を掘り起こした、58歳の春 それから10年ほど……58歳になった私は、 ある日ふと、 あの忘れたい記憶のアカウントを 掘り起こしてみた。残高は、相変わらず空っぽだった。 そりゃそうだ。…

  • 若さという名の狂気、老いという名の算盤

    電話帳一つで、人生を切り拓いていた かつての私は、電話帳一つで人生を切り拓いた狂戦士だった。 三十年前、二十代後半の記憶を紐解けば、 そこには恐ろしいほど『無鉄砲』な女が立っているのである。 保育料五万円と、えいやっのマンション 貯金なんて一千万円にも満たないし、夫婦合算の月収だって五十万円にも程遠かった。 おまけに当時は、公立の保育園が産まれたての赤ん坊なんて預かってくれない時代。 必死で電話帳をめくって見つけた私設のベビールームは、 運良く自宅と職場の間にあったけれど、保育料は月に五万円近くもした。 手取りの少ない若造にとって、その五万円がどれほど重いか。「働いても働いても、保育料で消えて…

  • 資産が溶ける音を聞きながら、震える指で残した千円

    投資家デビュー、そして「長期・分散・低コスト」との出会い 2020年1月 私の投資家デビューは激動の幕開けとなった。 ようやくニーサ口座が開設できた頃、私は「山元さん」こと山崎元さんの著書を読み、 投資信託という道も選び始めていた。山元さんが説くのは、いつだってシンプルで力強い。「長期・分散・低コスト」。この三つの原則さえ守れば、素人でもプロと対等に戦えるのだと、 彼は紙面越しに私を励ましてくれた。 ささやかな積立、はじめの一歩 全世界株式にS&P500。 名前を聞いても実態はよく分からないけれど、 とりあえず「広く浅く」分散させるのがいいらしい。 私は、真新しい財布から小銭を貯金箱に入れるよ…

  • 「甘い優待と、危険な自惚れ。〜奇跡の逃げ切り投資術〜」

    最初のターゲットは、身近な「無印良品」か、それとも「コメダ珈琲店」か。 結局、家のすぐ近くにあって、 シロノワールを食べる自分の姿が一番しっくりきた「コメダ」に決めた。 当時100株で、だいたい20万円くらいだったかしら。 それを買う時の緊張感といったら! 清水の舞台から飛び降りるなんてものじゃない。 背中のチャックを誰かにグイッと上げられたような、 あるいは未知の海へシュノーケリングもせずにダイブするような、 恐ろしさと高揚感が混ざり合った、妙な心地。買ったら買ったで、今度は値動きが気になって、掃除機をかける手も止まりがち。 スマホを覗いては、1円の上下に一喜一憂する日々が始まった。当時の私…

  • 資産と孤独の「メガチャーチ」――私たちは何のために貯めるのか

    お金はあるのに、満たされない人がいる。 本屋大賞受賞作品 朝井リョウ氏の『イン・ザ・メガチャーチ』。 イン・ザ・メガチャーチ【電子書籍】[ 朝井リョウ ] 彼の描く文章の、あの独特の解像度の高さが好きで昔から読んでいるけれど、 今回もまた、 現代人が見ない振りをしている急所を鮮やかに突かれた気分だ。 物語に登場する、推し活に文字通り人生を捧げる女性たち。 注ぎ込む金額の凄まじさには溜息が出る。 私のように、汗も涙も流さず「静かに」資産を積み上げたい人間からすれば、その刹那的な浪費は無駄遣い以外の何物でもない。 けれど、彼女たちはそのために必死に働き、その一瞬に救いを見出している。 踊らされてる…

  • 50歳にして初ダイブ。証券口座に30万円放り込んだ夜。

    理想の暮らしに必要だった 「資金」という現実 子供時代、社宅の狭くて古い部屋で暮らしていた私は(僕の家は古くて汚い…って男の子が言ってるCM強烈に覚えてる。私の子供の時と同じ!って) インテリア雑誌を抱きしめながら「自分の城」に憧れていた。 そして50歳を過ぎて、ようやく気づく。 理想を現実に変えるには、「資金」という武器が必要なのだと。 ⸻ 50歳からの証券口座開設は想像以上に 大変だった そうして私は、一念発起して証券口座を開設することに決めた。今の時代、指先ひとつでスマートに終わるものだと思っていたけれど、 いざパソコンの前に座ってみると、これが案外、一筋縄ではいかない。 画面をあちこち…

  • 「私の人生は誰のもの?“誰かの空きスペース”を埋め続けた私の決断」

    私の人生は誰のもの? 三十年以上、家族という組織に人生をフルタイムで捧げてきた。 それはそれで幸せなはずなのに、 ある日ふと、 冷や汗が出るような思いがしたのだ。 このままじゃ私、 死ぬまで誰かのスケジュール帳の 「空きスペース」を埋めるためだけに 生きて終わるんじゃないか。 妻へのサービスという傲慢 きっかけは、なんてことのない有給休暇の日だった。 その日の私の計画は、控えめに言っても完璧。 お気に入りのカフェで、こっそり積み立ててきた資産運用の推移表を広げ、誰にも邪魔されずに 「自分だけの軍資金」をニヤニヤと眺める……。六十代を目前にした午後の愉しみとしては、 最高に贅沢で、そして密やかな…

  • 貯金が安心な夫と、“増やす側”に回った私の静かな戦略

    日本人はなぜ貯金と保険を好むのか 日本人は、貯金と保険が大好きだ。夫の普通預金に、何年も、 いや10年以上も眠り続けている600万円がある。 増えるのは間違いなく「投資」であり、 この600万円をオルカンに投げ込めば、 未来はほぼ決まっている。数字を扱う人間なら、 そんなことは「火を見るより明らか」な事実である。 けれど、私の目の前には「昭和の日本人」を絵に描いたような男が座っている。 「通帳の数字が減らない安心」という価値観 彼にとって、通帳の数字が動かないことこそが「安心」の証。もちろん、 これはこれで一つの正解だと思っている。少し前の私も、きっと同じことを思っていた。 だからこそ、その安…

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