きたばやし医院のドクターカズが、日々のあれこれを呟きます。
こんにちは。ドクターカズです。 皆さん、映画【国宝】はご覧になりましたか? とにかく出演者の気迫がすごい映画でしたが、中でも強烈な存在感を放っていたのが、田中泯さんです。 「あの人はいったい何者なんだ……」 圧倒的な怪演に、引き込まれました。 その田中泯さんの舞台を、先日観てきました。 大型連休中に金沢市内で開催された ガルガンチュア音楽祭。 会場は石川県立音楽堂です。 今回は、【国宝】で振付を担当した日本舞踊家の谷口裕和さんとの共演でした。 内容がまたすごい。 本来は前衛ダンサーである田中泯さんが、能囃子「三番叟」に合わせて舞う。 一方、谷口さんは、ベートーベンのピアノソナタ「月光」に合わせて、【国宝】でも演じられた「鷺娘」を舞う。 お互い、普段とは違う土俵で勝負しているわけです。 これがもう、迫力満点。 田中さんは、ただ歩くだけで空気が変わる。 本当に不思議なのですが、舞台の上に立っているだけで目が離せません。 谷口さんの「鷺娘」も圧巻でした。 満員の会場からは、演目が終わるたびにため息のような声が漏れていました。 「ああ……すごいものを観た」 そんな空気です。 ……ただし、ここで正直に告白します。 今回の舞台、あまりにもレベルが高すぎて、実はよくわかりませんでした。 美しいとは思うのですが、その“深さ”に私の理解力が追いつきません。 頭の中で、今の動きにはどんな意味があるのか、この静止は何かの象徴なのかなどと考えているうちに、場面はどんどん進んでいきます。 こういう時、自分がいかに“カチカチの理系脳”かを思い知らされます。 芸術とは頭で理解するものではなく、そのままを感性で受け止めるものなのでしょう。 私には芸術的センスというものが、どうも足りないようです。 とはいえ、不思議なもので、よく分からないのに、なぜか強く印象に残る。 これが一流の証だと思います。 私は昔から、田中泯さんのように、主役を支えながら独特の存在感を持つ役者さんが好きです。 今後の活躍も楽しみです。 ……さて、舞台が終わって、一緒に観に行った妻との帰り道。 私:「いやあ、すごかったなあ」 妻:「うん、すごかったね」 私:「特にあの……なんというか……“間”がね」 妻:「あなた、分かって言ってる?」 私:「……」 どうやら私は、芸術を理解する前に、まず“分かったふり”をやめたほうがよさそうです。
こんにちは ドクターカズです。 今回は「LED文字看板」の話です。 当院は金沢市の住宅街にあります。 幹線道路沿いではあるのですが、夜になると周囲はぐっと暗くなり、特に冬場は診療時間中でも外は真っ暗です。 コロナの最盛期のことです。 発熱外来を受診される初診の患者さんから、「暗くて場所が分かりにくかった」、「通り過ぎてしまった」という声をいただくことがありました。 体調が悪い中で、初めて行く医院を探すのは大変です。 何とかならないものかと考えました。 そこで、外壁の上部にLED文字看板を設置することにしました。 幸い、当院の隣は広いぶどう園。 遮るものがなく、遠くからでもよく見えます。 色はシンボルカラーの青。 業者さんと文字の大きさや位置を細かく打ち合わせて、いよいよ設置。 5年前の冬のことです。 さて、どうなったかというと―― これが大正解。 ぶどう園を挟んだショッピングセンターの駐車場からでも、はっきり見えます。 暗闇に浮かび上がる青い「きたばやし医院」。 思っていた以上にきれいで、どこかほっとする感じがあります。 患者さんにとっては、「あ、あそこだ」と分かる目印になり、安心して来ていただけているようです。 設置してよかったと思っています。 ……と同時に、ちょっとだけ期待もしていました。 「きれいな看板ですね」 「青い光が印象的で来てみました」 そんなことを言ってくださる方が、ひとりくらいはいるのではないかと。 しかしんがら、これまでのところ、そのような患者さんは、ひとりもいません。 どうやら皆さん、看板の美しさよりも、ちゃんと場所が分かることのほうが大事なようです。 ……まあ、それが本来の目的なのですが、少しだけ、ほんの少しだけ、「デザイン賞」的な評価も欲しかったなあと思う、今日この頃です。
こんにちは。ドクターカズです。 今回は新しく作った「第2診察室」の話です。 もう遠い昔のことにも感じますが、コロナが流行し始めた頃、発熱した患者さんは、院内に入っていただくことができませんでした。 一般の患者さんと動線を分けなければならなかったからです。 当院には余剰な部屋はなく、やむを得ず、駐車場で対応していました。 雨の日も、雪の日も、カンカン照りの日も、外へ出て、車の窓越しに検査をしました。 徒歩やバスで来院された方には、ひさしの下で待っていただきました。 ただでさえ発熱で具合が悪いのに、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 今、思い返しても、なかなか大変な時期でした。 発熱して感染症の可能性がある方を、一般の待合室でお待たせするわけにはいきませんが、この状態をなんとか改善できないものかと考えました。 そこで白羽の矢が立ったのが、リハビリスペースでした。 「ここを使うしかない」と思い、リハビリ機器を撤去し、パーティションで囲い、第2診察室(以下2診)を作りました。 3年前のことです。 8畳ほどのスペースに、患者さん用の椅子が4脚とベッドがひとつ。 それぞれカーテンで仕切られ、診察机と電子カルテも設置。 空気清浄機も常時フル稼働です。 出来上がってみると――これがなかなか快適です。 正直に言うと、普段使っている第1診察室(以下1診)より広くて、居心地がいい。 少しだけ、複雑な気持ちです。 発熱した患者さんは、一般の待合室を通らず、そのまま2診へ。 そこで問診・検査・診察を行い、お薬の説明や精算まで済ませて、そのまま玄関から院外へ。 一般の患者さんと接触しない動線です。 発熱の方に余計な気を使わせず、一般の患者さんにも安心していただける。 なかなかいい仕組みができました。 診療中の私は1診と2診を行ったり来たりします。 2診でコロナの検査をして、結果が出るまでに1診で別の患者さんを診る。 検査の結果が出たら、再び2診へ・・・。 2診は院内の一番奥にあるため、気がつくと院内をけっこう歩くようになりました。 私 「最近よく歩いてない?」 スタッフ 「歩いていますね」 やはりそうか。 患者さんのために2診を作ったはずなのに、自分だけ運動量が増えています。 本来なら、1診でどっしり構えて、ほとんど動かなかった私ですが、2診のおかげで、院内の移動距離が大幅にアップしたようです。 そう考えると、この第2診察室、感染対策だけで
我が家の玄関には、1枚の油絵が飾ってあります。長崎のグラバー園で描かれた作品だそうです。今回は、この絵にまつわる話です。
こんにちは ドクターカズです。 今回は「待合室の絵」の話です。 これも以前、「絵になる医院」というタイトルでブログに書いたことがあります。 あの頃は、患者さんからお借りした四季の静物画を4点、待合室に飾っていました。 どれも落ち着いた雰囲気の素敵な作品で、「いい絵ですね」と声をかけていただくことも多くありました。 その後、時期が来たので作品はお返しすることになりました。 そうすると、壁に4つのスペースがぽっかり空きました。 どうしようかと考えていたところ、妻が一言。 「写真、あるけど?」 そういえば妻は写真が趣味で、かなりのストックがあります。 そこで、テーマを決めて、1ヵ月ごとに写真を入れ替えて飾ることにしました。 バラ、桜、コスモスといった花のシリーズ。 海、山、林などの風景。 犬・猫などの動物シリーズや旅行先での記念スポット。 待合室の雰囲気が、その都度少しずつ変わります。 妻はプロではありませんが、「飾る場所」ができたことでずいぶん張り切っています。 次は何を出そうかと、意気揚々と準備している様子は、もはや“院内個展”のようです。 「おまえは撮らないのかって?」と言われそうですが―― 撮るには撮っています。 ただし、いずれも「センスがない」との理由で、すべて却下されています。 どうやら私は、撮影係には向いていないようです。 ちなみに、患者さんの反応を見ていると、 静物や風景よりも、動物の写真のほうが人気があるようです。 やはり皆さん、かわいいものには弱いのでしょうか。 そして、私が一番気に入っている一枚があります。 芍薬の花の中で、まどろんでいるアマガエル。 これは妻が私の実家の裏庭で偶然見つけて撮影したものだそうです。 芍薬の甘い香りにつつまれて、柔らかく密集したおしべを寝床にして半分眠っているなんて、なんとも幸せなカエルですね。まるで「おやゆび姫」の世界に入り込んだようです。 もしよろしければ、待合室で少し時間のあるときに、 これらの写真を眺めてみてください。 そしてできれば――「これ、いいね」と一言、感想をいただけると、妻の次回作にますます気合いが入ると思います。 ちなみに私の写真は……今のところ、展示予定はありません。
こんにちは ドクターカズです。 今回は「診察室のBGM」の話です。 実はこのテーマ、以前「診察室にジャズ?」というブログで書いたことがあります。 あれから6年。 さて、どうなったかというと―― ずいぶん便利な時代になりました。 当時はCDを入れ替えながら、日々、選曲していましたが、今はタブレットから音楽配信サービスを利用しています。 こちらの気分や時間帯に応じて、それらしい曲を自動で流してくれる。 なかなか優秀です。 さらにありがたいことに、スタッフが私の好みに合わせて調整してくれています。 私は低音で落ち着いた曲が好きなので、気がつくと診察室には、チェロやコントラバスの穏やかな音楽が静かに流れています。 自分で選んでいるわけではないのに、妙にしっくりくる。 楽をしながら好みが反映されている、ありがたい環境です。 そんなある日。 診察がふと途切れ、静かな時間が流れていました。 そのとき、どこかで聞いたことのある旋律が流れてきました。 「あれ?」と思って耳をすませると―― これは、あの曲です。 映画「ひまわり」のテーマ曲。 昔よく耳にした、あの切ない旋律です。 この映画は、第2次世界大戦に翻弄されたイタリア人夫婦の物語です。 ロシア戦線に送られ、戻ってこない夫を探して、妻が遠くソ連の地まで旅をする。 広大なひまわり畑の中で描かれる、あの物語。 当時は日本でもとても人気がありました。 中でも印象に残っているのは、妻(ソフィア・ローレン)が列車から降りてくる夫(マルチェロ・マストロヤンニ)と再会する場面です。 あのシーンは、何度見てもジーンとくるものがあります。 「お、これは“ひまわり”だな」と、近くにいたスタッフに声をかけました。 しかし誰も反応しません。 もう一度言ってみました。 私「映画の“ひまわり”・・・ 有名な曲なんだけど・・・」 スタッフ「・・・すみません、分からないです」 周りを見ても、うなずく人は一人もいません。 どうやら、30代のスタッフには通じないようです。 ……そうか、気がつけば、あの映画もずいぶん昔の作品になっていました。 便利な時代になり、音楽は自動で選ばれ、好みに合った曲が自然に流れてくる。 それはそれでありがたいのですが―― ふと流れてきた一曲に、自分だけが懐かしさを感じている。 そんな場面に出くわすと、時の流れを感じます。 「いい曲なんだけどなあ…」 誰にも共感されないまま、ひとりでうな
こんにちは ドクターカズです。 今回も小桜インコのココちゃんの話です。 テーマは「鳥は人を見分けるのか?」。 結論から言うと――どうやら見分けているようです。しかも、かなり鮮明に・・・。 ココちゃんはかごから出ると、迷うことなく、一直線に妻の肩へ飛んでいきます。 ためらいもなく、寄り道もなく、一直線に。 最初から行き先は決まっているようです。 そして妻の肩に乗ると、そのまま落ち着き、頬にすり寄ったりしています。 実に愛想がいい。 では私のほうはどうか。 同じように手を差し出しても、なかなか来ません。 来たとしても一瞬で、すぐ移動します。 「乗る」というより、「通過」でしょうか。 でもよく考えてみると、ココちゃんの世話をしているのは主に妻です。 餌を替え、水を替え、ケージの掃除をする。 私はといえば、声をかけたり、時々構ったりするくらいです。 私 : 「なんでココちゃん、そっちばっかり行くんだろうなあ」 妻 : 「そりゃそうでしょ」 ……返す言葉もありません。 ココちゃんの寿命は、あと10年ほど、ちょうど私が仕事を引退する頃です。 時間ができて、私も世話をするようになれば、少しは懐いてくれるのではないか―― そんなことも考えます。 もっとも、その一方で、筋金入りの猫派の私は、猫と暮らしたいという願望を捨てきれずにいます。 引退したら、縁側でのんびり膝の上の猫を撫でて過ごす―― そんな光景を、ひそかに思い描いています。 ただし、インコでさえこの調子なら、もし猫を飼えたとしても、 私に懐く保証はどこにもありません。 猫はきまぐれ。 自由気ままに家の中を歩き回り、私は少し距離を置かれ、 ときどき気が向いたときだけ近づいてくる―― そんな関係になる気がします。 どうやら私はこれからも、そして引退後も、 誰かに懐かれることを夢見ながら、そっと見守る係のままのようです。 PS:ココちゃんの話題はいったん終了です。次回からは「6年経ってどうなった?」シリーズが続きます。
ココちゃんが持っていた意外な才能とは・・・。
6年経ってどうなった?シリーズが始まりました。今回は、ペットの話。
6年ぶりにブログを再開して2作目です。今年は大雪でしたね。当院の患者さんからも、「雪除けで肩や腰が痛い」という声をよく聞きました。皆さん、本当にお疲れさまでした。
長い年月が経ってしまいました。 またよろしくお願いいたします。
最近、レストランで食事をする時、食材のアレルギーについてよく聞かれます。スーパーなどで販売されている食料品のパッケージにも、アレルギーの原因となりやすい含有成分が表示されるようになってきました。食物アレルギーとは、特定の食品を摂取することで、身体に備わっている免疫機能が過剰反応して発症するアレルギー…
近年まれにみる暖冬。温かいのはけっこうですが、心配なのが花粉症です。今年はスギ花粉の飛散が早まりそうな予感がします。あなたは、花粉症ですか?私は、大丈夫なのですが、妻はひどい花粉症です。昼夜を問わず涙や鼻水の洪水に悩まされます。花粉症とは、アレルギー反応の一種で、外から侵入してくる異物(花粉)に対…
今はやりのネコカフェをご存知ですか?お茶を飲みながら沢山の猫たちと触れ合うことのできる癒し空間のことです。最近、郊外のショッピングモールにネコカフェがオープンしました。猫派の私としては興味津々で、いつも外から覗いていました。ところが、店の中にいるのは親子連れや若い女子ばかり…。とても、むさい…
4年前まで、我が家にはウェルシュ・コーギー・ペンブローグのロッキーがいました。ようやくペットのいない生活に慣れてきた我が家ですが、ある日突然ワンちゃんがやってきました。それもロッキーと同じ犬種のコーギーが、一晩限定で!近所に住むコーギーの飼い主さんご夫婦が、一泊二日で旅行に行かれるため、我が家でお預…
「医者の不養生」ということわざがあります。人には養生を勧める医者が、自分の健康管理には無頓着であることの例えです。昔ほどではないにしても、私の知る限り今でもその風潮は残っているように感じます。先日、元同僚のお通夜に行きました。その先生は昔からすこぶる健康で、亡くなる前日まで普通に手術をされていたそう…
先月、とても衝撃的で悲しいニュースがとび込んできました。NGOペシャワール会代表の中村 哲医師がアフガニスタンで銃撃され死亡しました。今回の事件で報道されるまで、日本ではあまり知られていませでしたが、中村医師がアフガニスタンで残した功績は、言葉では表せないほど大きなものでした。中村医師の亡骸を納め…
先日、東京オリンピック観戦チケットの二次抽選結果が発表されました。応募された方もあったと思いますが、結果はいかがでしたか?私は4口申し込んで、全て落選でした。夏と秋の一次抽選・追加抽選に続いて3連敗です。我ながらくじ運のなさにあきれてしまいます。さて私は、毎日沢山の患者さんを診ていますが、職業柄…
去る12月7日、きたばやし医院は開院して丸15年となりました。15年前の冬の日、私を含めたスタッフ4人で当院はスタートしました。だれもが医院の運営など全くの素人で、右も左も分からない手探り状態での船出でした。傍から見れば、さぞ心細かったことだろうと思うでしょ?ところが、当時の私は、不思議なほど…
今日は手術中のBGMについて、少し語ってみましょう。今でこそ、手術中に外科医が好みの音楽を流すことは珍しくなくなりましたが、私が医師になった頃、大学病院の手術室は、BGMを流すことなど考えられませんでした。シーンと静まり返った手術室。聞こえるのは、単調な心電図のモニター音と麻酔器の発する低周波の…
昨年、前回シリーズが放送された時、「私、失敗しないので!」というドクターXの決めゼリフに、ドクターカズが果敢に挑戦したのは、痛い記憶でございます。今回のシリーズは、ドクターXがAI(人工知能)と対決する構図のようです。医療におけるAIの役割について、私も私見をのべさせていただきました。AIは診断学…
日本列島を熱狂の渦に巻き込んだラグビーワールドカップは、南アフリカの優勝で幕を閉じました。日本開催が決まった当初、大会の盛り上がりに疑問を持つ声も聞かれたそうですが、ふたを開けてみれば想像以上の大成功。相手をリスペクトするラグビーの精神が、日本人の心にマッチしたのだと思います。これを機に、ラグビ…
朝晩めっきり冷え込むようになり、秋が深まってきました。そろそろ紅葉も見ごろを迎えるでしょうか。先日、車の運転中、街路樹のイチョウが、まばゆい黄色に変わっているのを見かけました。黄金色のトンネルと、地面に広がる黄色い絨毯、息をのむような美しい光景でした。イチョウと言えば、ぎんなん!子どもの頃、母がぎん…
50代の女性が、数日前から、左わき腹がヒリヒリ痛んで夜も眠れないとの訴えで、来院されました。「虫にでも刺されたか、どこかにぶつけたか、よく覚えていない…。」と仰います。早速、痛む部位を拝見すると、赤く腫れた皮膚に、プツプツと小さな水ぶくれがいくつもできています。一目で「帯状疱疹」と診断がつきました…
「先生、おめでとうございます!」先日、診察室で患者さんから言われました。とっさには何のことか分からず、キョトンとしている私に、「ラグビー日本代表、3連勝ですね!!」このブログを読んでくださっているその方に、ラグビーネタになると「文章が踊っている」とお褒めの言葉まで頂きました。また、別の方からは、「先…
やってくれました!ラグビー日本代表。優勝候補の一角、アイルランドに見事、勝利を収めました。強敵相手に真っ向勝負を挑み、一歩も引かぬ大奮戦。アッパレ!という他はありません。ラグビーは、番狂わせが起こりにくいスポーツです。ブルドーザー同士の力比べなら、当然馬力の強い方が勝つようなもので、偶然に左右され…
今週末からラグビーワールドカップが始まります。ラグビーオタクの私にとって、待ちに待ったラグビー浸けの毎日がスタートします。「ラグビー」という言葉は、イングランド中部にあるパブリックスクール「ラグビー校」に由来します。19世紀初め、ラグビー校で行われていたフットボールの試合中、エリス少年がボールを抱え…
「エクソシスト」という映画をご存知ですか?「エクソシスト」とは、悪魔祓いの祈祷師のこと。少女にとり憑いた悪霊と悪魔祓いの神父の壮絶な闘いを描いて、世界中にオカルトブームを巻き起こしました。当時、私は中学生。それまでに経験したことのない、何とも言えない恐怖を感じたことを今でも鮮明に覚えています。悪霊に…
「最近もの忘れがひどくて・・・。認知症になったかもしれない。」年配の患者さんから、時々こんな相談を受けます。年を重ねると誰でも、もの忘れが目立ってくるのは当たり前です。しかしながら、もの忘れがひどくなったからといって、必ずしも認知症とは言えません。単なるもの忘れと認知症は、根本的に違うからです。一般…
熱戦が続いた夏の甲子園も、大阪の履正社高校が優勝して幕を閉じました。石川代表の我らが星稜高校も最後まで奮闘しましたが、北陸初の全国制覇は残念ながら叶いませんでした。現地に行けずとも、テレビの前で応援した方は多かったのではないでしょうか。決勝戦の間、当院の待合室はガラガラでしたから。星稜のエース・奥川…
猛暑日が続いています。普段は患者さんに外歩きを勧めていますが、こう暑いと日中の外出はNGです。なるべく外に出ないで、家の中で涼しく過ごしてくださいね。特に、ご高齢の方は、喉が渇かなくても、定期的に水分摂取を心がけましょう。先日、患者さんから大きなスイカの差し入れがありました。スタッフみんなで美味しく…
長らくお待たせしました。先月初めにスタートしたきたばやし医院駐車場の拡張工事が終了しました。完成した駐車場を見て、我ながらビックリ!「ひ、広―い・・・!」というのが第一印象です。工事前は10台分の駐車スペースがあったのですが、奥の空き地と一体化したところ、合計22台分のスペースができました。まるでコンビニの駐車場並みです。いや~~、広いというのは、気持ちのいいことですね。正直なところ、当院にこんなに沢山の駐車スペースは必要ありません。これまでも、駐車場が満杯で車が止められないというクレームは年に数回あるかどうか…。
長かった梅雨も明け、急に暑くなりました。いよいよ夏本番です。夏にぴったりの夏歌。年代によってさまざまだと思いますが、誰しも夏の定番曲のようなものを持っているのではないでしょうか。私にとっての夏歌は、ズバリ、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」です。イーグルスは1970年代に活躍した米国のロックバン…
「ねえ、聞いて…。○○さんのお母さん、人参で癌が治ったんだって。」朝食の席で、妻が真顔で話しかけてきました。あまりにも突然で、突拍子もない話の内容に戸惑っていると、「お医者は匙を投げたらしいんだけど、○○さんは諦めないで、毎日毎日人参をたくさん食べさせて、お母さんの癌を治したらしいわよ。」と畳みか…
梅雨真最中の今日この頃、北陸では大雨こそ降りませんが、毎日じめじめした曇り空が続いています。今年は梅雨寒の日が多く、日照不足のため野菜の生育が心配されているそうです。去年のような猛暑は困りますが、こう雨が続くと、からっとした青空が待ち遠しくなります。さて、6月半ばから外壁改修工事のネットに覆われてい…
先日、私の所属していた大学医局の同門会総会に出席しました。同門会とは、同じ医局出身者のOB会のようなものです。1年に1度、現在の医局在籍者とOBが一堂に会する懇親会が開催されます。久しぶりに懐かしい面々と再会して、旧交を温めることができました。外科の医局とは、一人前の外科医を養成する道場の…
先週木曜日、東京オリンピック観戦チケットの抽選結果発表がありました。皆さんの中にも応募された方があると思いますが、結果はいかがでしたか?私は4口応募しましたが、すべてハズレでした。私の周囲に当選した人は誰もいませんので、相当な高倍率だったのでしょう。秋にまたチャンスがあるらしいので、再度チャレンジ…
今年も夏椿が咲きました。玄関のアプローチ横にある我が家のシンボルツリーです。祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。平家物語の冒頭の一節に登場する沙羅双樹とは、夏椿のことだそうです。白くて皴のある5枚の花びらに包まれて、沢山の黄色いおしべが密集する美しい花です…
梅雨と言えば、食べ物が傷みやすい時期。食中毒には気を付けましょう。古くなってカビが生えたものや、少しでも変な臭いがしたり、いつもと違う味がするものは避けるようにして下さい。こんな時に、「もったいない」の精神は捨てましょう。私が30歳代でアメリカに留学していた時のお話です。当時、私達家族は、ニューヨー…
『がんゲノム医療保険適用へ』先日、新聞の一面に載っていた見出しです。妻にこの記事を読んだかどうか聞いてみたところ、「難しそうだからパスした」との答えでした。小難しそうなタイトルに、初めから敬遠した方も多かったのではないでしょうか。癌は細胞内の遺伝子の異常が原因で発症する病気です。癌化した細胞は、あ…
初夏のこの時期、私が毎年出かけるところがあります。それは、金沢市南部にある金沢南総合運動公園のバラ園(通称 富樫バラ園)です。園内には144品種、1800本のバラが植えられており、ちょうど見頃を迎えています。丁寧に手入れをされて見事に咲き誇る色とりどりのバラたち。燃えるような深紅・清楚で可憐な黄色…
風疹の集団発生が時々報告されています。風疹は、発熱・発疹・リンパ節の腫れなどの症状が出て、三日ばしかとも呼ばれるように、はしかよりもいくぶん短い期間で治癒します。妊婦さんが感染すると、赤ちゃんの心臓や眼・耳などに合併症を引き起こすことがある厄介な病気です。風疹はウイルスによる病気ですから、風疹ウイ…
5月から金沢市のすこやか検診が始まりました。当院でも、予約を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。ところで皆さん、健診と検診の違いをご存知ですか?どっちも同じじゃないかって?いいえ、この両者には明確な意味の違いがあり、しっかり使い分けられています。健診というのは、健康診断または健康診査を略し…
令和元年5月1日、平成も終わり新しい令和の時代が始まりました。テレビでは改元特集が組まれ、様々な人々が令和時代への思いを語っていました。私にとっても、令和の1日目は、人並み以上に感慨深いものがあります。私の誕生日は昭和34年5月1日、令和のスタートともに、還暦を迎えました。まさしく、私個人には、新し…
大型連休も始まって、春真っ盛りの今日この頃です。兼六園のソメイヨシノはもう葉桜になりましたが、きたばやし医院正面の犀川大通りでは、ただ今八重桜が満開を迎えています。八重桜はその名の通り、たくさんの花びらが幾重にも重なって、ふんわりと丸まった大きな花を咲かせるのでボタン桜とも呼ばれます。ソメイヨシ…
初診の患者さんを診る時、私が最初にすることは緊急性があるかないかの判断です。例えば、腹痛で来院された患者さんを診るとします。患者さんの訴えや、お腹の触診・聴診などから、すぐに入院や手術などの必要性があるかないかを判断します。腹膜炎や腸閉塞などが疑われる時は、躊躇せずに救急車を呼ばなければなりません。…
10Kgの減量に成功して、2年余り経ちました。一時のようなダイエットへの熱狂はなくなりましたが、ジムへは今でも週に2~3回行っています。食事は、さすがにダイエット真最中のようなストイックな食生活はしていません。それでも、炭水化物を制限し、納豆・豆腐・野菜中心のメニューを心がけるようにしています。肝…
ショーケンの愛称で親しまれた萩原健一さんが、亡くなられました。 ショーケンといえば、ザ・テンプターズのボーカルとして、1960年代後半に大人気を博したアイドルです。当時、人気を二分していたザ・タイガースの沢田研二さん(ジュリー)とよく比較されますが、私のイメージではジュリーは「ハートのキング」、シ…
ダイエットが順調に進みと、自分でも体幹がシュッとしまってきたのが認識できます。鏡に映る自分の姿を眺めては、ついニヤニヤ。それまでの私は、着る物に無頓着だったのですが、体型がスマートになると、新しい服が欲しくなるから不思議です。そんなウキウキ気分に水を差すような、想定外のことがありました。それは、ダイ…
ダイエットの真最中に、ランニング禁令が出てしまいました。しか~~し!そんなことで、めげるドクターカズではありません。要は、ランニングをしなければいいのです。私はランニングの代わりに自転車こぎを、いつもの2倍に増やしました。もちろん、右膝は多少痛みますが、サポーターでしっかり固定すれば、なんとかなる…
さすがに、あれほど運動と食事を頑張ったのだから、体重もスイスイ落ちたのろうと思われるでしょう?ところがどっこい、30年以上もかけて、じっくり溜め込んだ体脂肪は簡単には落とせません。初めのうち、体重はほぼ横ばいで推移しました。でも、そこでめげてはいけません。いつか必ず、体重は減り始めると信じて、続け…
運動と食事は、ダイエットの両輪。ジム通いを始めてから、私の食生活はどうなったでしょうか。軽い運動をしている時、体内の糖質がエネルギー源として利用されます。ランニングなどの有酸素運動を1時間ほど続け、体内に消費できる糖質がなくなって初めて、体脂肪の燃焼が始まります。ダイエットでよく言われる、糖質制限…
「学生時代の体重に戻す」と宣言はしたものの、本格的なダイエットは初めての経験。何十年と変わらなかった自分の体重が、本当に減るのか半信半疑でした。スポーツジムは、2日行っては1日休むというペースで通いました。ジムでは夜遅くまで、老若男女を問わず、黙々と汗を流していました。中には私よりは二回りほど年上…
私は以前から週に1~2回、近所の大学のプールへ行って泳いでいました。数年前にそのプールが取り壊されてから、近所の公園でウオーキングを始めました。私の自宅は金沢市の山手の方にあり、自然が多く残されています。公園内を歩いていると、周りの景色から、四季の移り変わりをじかに感じられます。時には茂みからキジが…
私は医者という立場上、患者さんの体重にはいつも気を配っています。特に最近ぽっちゃり傾向が出てきた方には決まってこう言います。「太っていていいことは何もありません。膝や腰に負担はかかるし、生活習慣病にもなり易くなる。そして何よりも太った人の手術は大変なんです。」初めのくだりは皆さん既にわかっておられる…
先日の早朝、こんな電話がありました。「昨晩お寿司を食べてからお腹が痛い。アニサキスだと思うので、胃カメラでとってもらえないか…。」その方は50代の男性。金沢に出張中で、スマホで当院のホームページを見つけ連絡されたとのことでした。「わかりました。どうぞいらしてください。」と答えたものの、少々ビックリ…
立春も過ぎ、だんだん日が長くなっていくのが感じられる今日この頃です。北陸地方では、既に春一番も吹いたようです。我が家に梅が咲きました。梅と言っても、樹木ではなくて室内にある盆栽の花梅です。これは正月明けに、郊外の園芸センターで偶然見つけて、衝動買いしたものです。期待に違わず、可憐な淡紅の花をつけてく…
お腹の中を、あちこち移動する正体不明の物体があります。ん?今回はホラー映画の話?いえいえ、違います。ごく稀にですが、お腹の中に、普通は存在しない、しかも移動する物体があるのです。その物体の名前はなんと「腹腔ネズミ」!最近ではネズミなんてめったに見なくなりました。私が子どもの頃は、家の中にネズミが住ん…
一年中で今が一番寒い時、全国的にインフルエンザ警報も発令中です。皆さんご用心を。先日来院された60代の男性、お餅を食べていて、気が付いたら入れ歯が無くなっていたそうです。入れ歯と言っても、奥歯に装着していた小さな部分入れ歯だそうで、周りを探しても見当たりません。お餅と一緒に飲み込んだのかと思って、こ…
今日は大寒です。北海道では大荒れの天気が続いているようですが、ここ金沢では今まで目立った積雪はありません。せっかく買った除雪機を使いたくてうずうずしているんじゃないかって?いいえ、昨シーズンのような都市機能を麻痺させる大雪はご免です。そろそろ、膝や腰も痛くなってきましたから、除雪作業はしないで済むな…
石川県にインフルエンザ注意報が発令されました。来院される患者さんも爆発的に増えています。先日、20代の男性が受診されました。数日前からの咳や鼻水の症状、さらには高熱が出てきたために、インフルエンザの検査を希望。結果は陰性でしたが、インフルエンザの可能性は残っているため、解熱剤を処方して、その日は自宅…
本日石川県に、インフルエンザ注意報が発令されました。去年よりも1週間早いらしいですが、皆さんどうぞご注意ください。以前にも書きましたが、この時期当院では、スタッフ一同暇さえあれば紅茶でうがいをして、インフルエンザの予防に努めています。予防注射は、インフルエンザの発症を抑えたり、発症しても症状を軽く済…
明けましておめでとうございます。 いよいよ2019年が始まりました。皆さまも気持ちを新たにして、新しい年を迎えられたことと思います。日本における元日は、祝日の中でも特別な存在です。大晦日に除夜の鐘を聞きながら、行く年に思いを巡らせ、初日の出とともに新しい気分で来る年を迎えるのは、日本人にしかわから…
樹木希林さんは数多くの映画やテレビドラマに出演してこられ、ストレートな物言いで有名な個性派俳優です。コミカルからシリアスな役までそつなくこなし、サラッとあたかも素で演技しているように見えるのに、いつの間にかこちらが引き込まれてしまうような不思議な役者さんでした。それでいて、その存在感は、観るものの心…
昔々、学生時代の恩師が仰いました。「病気を知る一番の方法は、その病気になることだ。すべての病気にかかれば名医になれる。」当時の私は、なるほど、そんなものか…と、深く納得した記憶があります。 確かに一度でもかかったことのある病気は、発症から終息まで、すべての症状を身をもって体験できます。 ですから、教…
今年の冬は暖冬なのでしょうか?12月に入っても金沢では、初雪こそありましたが、本格的な積雪はまだありません。私個人としては、雪は降らないほうが助かりますが、それでは困る業界の方も多いと思います。当院には10台分の駐車スペースがありますが、今まで冬の積雪の度に除雪で四苦八苦してきました。開院当初は、駐…
あなたは右利き?それとも左利きですか?ほとんどの方は右利きだと思います。統計的には左利きの人は約1割と言われていますから、この世の中は圧倒的に右利きが多数派です。したがって洋の東西を問わず実生活においては、すべのものは右利き用に作られています。例えば、パソコンのマウスやカメラのシャッターなどの機械類…
きたばやし医院の受付カウンターには、いつも花が飾ってあります。毎週月曜日に向かいの花屋さんにお願いして、季節の花を利用したアレンジメントを届けてもらっています。医院とは、病気や怪我をした人たちが集まってくる所です。身体の具合が悪ければ、自然と気分も落ち込んで、不安や不機嫌が幅を利かせてきます。そのよ…
金沢では初雪も降り、いよいよ冬本番。そろそろ北陸の冬の風物詩「ブリ起こし」のシーズンです。今日は手術にまつわる思い出話をひとつ。手術は外科医の他にも、麻酔医や複数の看護師などのチームで行われます。実際に手術をリードするのは執刀医ですが、執刀医にメスなどの手術器具を手渡すのが、「器械出し」と呼ばれる手…
来たる12月23日、京都で開催される「全国高校駅伝」に、石川代表として、男女ともに遊学館高校駅伝競走部が出場します。あらためて出場おめでとうございます。当院は、何年も前から同部を応援してきました。毎年、まだあどけない新入生たちが駅伝競走部に入部してきます。ほとんどの生徒は親元を離れて、慣れない寮生活…
ついに観てきました、「ボヘミアン・ラプソディ」。伝説のロックバンド「クイーン」の伝記映画です。3面スクリーンの大迫力、いやー、良かったですねー。クイーンは、私が十代の頃世界中で大人気を博したバンドです。当時はインターネットやDVDなどはありませんから、いつもラジオにかぶりついて流れてくるクイーンの楽…
最近、AI(人工知能)という言葉をよく耳にします。AIは既に身の回りにある電化製品や自動車など幅広い分野に応用されてきてました。将棋や囲碁のプロ棋士に勝ったというニュースも聞きました。AIは過去の膨大な量の棋譜データを記憶することが出来ますから、対局中に最良の一手を素早く見つけることが出来ます。A…
私が自分を「ドクターカズ」と自称するように、日本で「ドクター」といえば普通は医師の呼称ですよね。それに対して、一般の人たちには「ミスター」や「ミセス」という呼称を使います。しかし、自分たちのことをあえてミスターやミセスと自称する医師たちがいることをご存知ですか?イギリスでは、外科医は自分のことをドク…
(業務連絡)痛風の治療について、HPからお問い合わせをいただきましたが、こちらから返信が送れません。 当院では、痛風の診察・治療・経過観察をさせていただいています。 ご来院、お待ちしております。
一雨ごとに気温が下がり、だんだん肌寒くなってきました。これからの季節、北陸では「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われるように、変わりやすくてぐずついた天気が多くなります。今日は、きたばやし医院のシンボルとも言うべき大きな「庇(ひさし)」について。当院の駐車場の入口には、玄関から歩道に沿って、幅5m・長…
先日、ある結婚式の披露宴にて、「若い頃の苦労は買ってでもしろ」と、賓の方から新郎新婦に定番のフレーズが送られました。「若い頃の苦労は、自分を鍛え成長につながる。また、苦労を避けて楽に立ち回れば、決して自分のためにならない。」というとても含蓄のある言葉です。これから人生の荒波に乗り出していく若いカップ…
「先生は絵がお好きなんですか?」時々患者さんから言われます。というのも、当院には絵画が何枚か飾ってあるからです。「ええ、まあ少しばかりは・・・」といつもごまかしてはいますが、本当はずぶの素人というのが正直なところです。当院に絵画を飾り始めたのは、開業時に義母から頂いた1枚の油絵がきっかけです。受付の…
きたばやし医院の診察室には、いつもBGMが流れています。え?気づかなかったって?診察の邪魔にならない程度の音量で、さりげな~~く流しているので、無理もありません。CDは週替わり。毎週月曜日の朝、その時の気分で、その週かける1枚を私が選びます。現在あるCDのジャンルは、クラッシックやポップスなど、ごく…
癌は、細胞内の遺伝子に突然変異がおこって発症する病気です。癌になる原因は、一般的に親から受け継いだ癌体質、発がん物質、放射線などがよく知られています。ですが、細菌やウイルスの感染で発症する癌があること、ご存知でしたか?日本では、癌全体の25%がこのような感染症が原因であると言われています。感染して発…
金沢市でインフルエンザの予防接種が始まりました。当院でも既に、数名のインフルエンザの患者さんが出ています。通常、2‐3月が流行のピークですが、今シーズンは少し早まるかもしれません。インフルエンザの診断には、細長い棒を鼻の奥まで入れて検体を採取する必要があります。この操作を当院では「鼻グリグリ」と呼ん…
ある宴席で、アフリカの発展途上国から来た医師と相席になりました。共通の言語は英語、身振り手振りも交えて、医学の話題で盛り上がりました。彼の英語はとても流ちょうで、専門分野について語り始めたら泊まりません。私はほとんど聞き役で、話の途中から、ついていくのが難しくなり、最後の方は、分かったような顔をして…
「私、失敗しないので!」テレビドラマ「ドクターX」に出てくる、主人公の決め台詞です。主人公は、協調性はないけれども、誰もが敬遠する難手術をさらりとやってのけるスーパー外科医として描かれています。組織や人脈にとらわれず、自分の腕ひとつで病院を渡り歩く一匹狼の姿はかっこよく、今の若者の心をつかんでいるの…
今週から、金沢市のインフルエンザ予防接種も始まりました。既に、関東地方ではインフルエンザ流行の兆しがあると聞きますので、今年は石川県でも流行が早まるかもしれません早めの予防接種を心がけましょう。時々患者さんから、「インフルエンザの予防接種を受けたのにかかってしまったよ。ワクチンは本当に効いているのか…
当院では数年前から「鼻から入れる胃カメラ」をお勧めしています。鼻から入れる胃カメラは、のどを通るときの「オエッ」がありません。私自身、のどの反射が人一倍強いものですから、胃カメラを受ける患者さんの辛い気持ちがよくわります。そういう理由で、当院で真っ先に取り入れた医療機器のひとつです。…とは言っても、…