母親が重度の不安障害者の家族で育ちました。私自身も高校時代(16歳頃)から本格的に社交不安障害、対人恐怖症を発症、その後、これらの症状とともに、自然な人間関係が築けなくなり、大学時代などを通じてさらに悪化しました。
成績不良かつ社交不安障害に悩みながらも、何とか大学を卒業し、地方のメーカーに就職が決まりました。自分の学部に関連したあるメーカーに、自分が所属していた大学の運動部のOBが働いていて、就職するように誘われましたが、既に、人間関係に背を向けるよ...
大学で年齢を重ねるにつれ、社交不安障害、対人恐怖、視線恐怖などの症状が、悪化してきました。そして、外出したり、対人関係に入っていくことが、さらに困難になってきました。そして、ますます自信をなくし、不安になっていきました。クラスでは、留年を繰...
鈴木知準氏の著作「神経症はこんな風に全治する」(誠信書房, 1986.3)から、入院治療を受け、その後も森田療法の生活を数年続けて全治した、症患者の体験談を引用させてもらいたいと思います。**************************...
私自身は、森田療法の入院治療を受けたことはありませんが、鈴木知準氏の著作から、入院治療を受けた患者の体験談を引用させてもらいたいと思います。森田療法の症状等を持ったまま、日常生活の必要な行動に入っていくことを数年間続けることにより、症状およ...
不安障害(神経症)の改善にかかる期間(鈴木知準氏の著書より)
鈴木知準氏は、自身の診療所で、森田博士が患者に行っていたように、入院生活治療を提供していました。患者たちが、何日にもわたる集団入院生活中に、診療所での作業や生活の中で、症状を持ったまま、色々な作業や生活に入っていくように即され、症状などより...
森田療法関連の書籍で、森田正馬博士自身の著作、談話集などの次に、特におすすめしたいものとしては、森田博士の患者で弟子であった、精神科医の鈴木知準(すずき とものり)氏(1909年~2007年)の著作です。鈴木氏は、中学2年(14〜15歳頃)...
ホーナイの「神経症と人間的成長」に著述された理論と、森田正馬博士の著作の内容を比較すると、ホーナイの方は、精神分析学、心理学の観点から、不安障害、神経症の原因、構成などを詳細に明らかにしているのに対し、森田博士の著作では、個人的には、入院お...
留年などを繰り返し大学生活が長くなるにつれ、私のメンタルヘルス、社交不安障害および、社交生活も悪くなっていきました。ホーナイの理論は、メンタルヘルス、自分の精神障害について、画期的な洞察を与えてくれましたが、治療、改善の意味では、当時はそれ...
なぜ、自分は高校生頃から、社交不安障害(対人恐怖症)等を発症し、何十年も苦しむことになったのか?それは、健康な体の人が、ある時、病気に感染して発症したというようなものでなく、元々、ホーナイの言う神経症の性格構造(基本的不安があり、それをカバ...
こうして、大学で学業から落ちこぼれて留年し(親のすねをかじっていました)、ますます孤独になっていきました。そんな時、ある晩、アパートの部屋で一人横になっていると(布団に入っていたのかもしれません)、不安と孤独がもの凄く強くなってきました。そ...
大学時代に両親と叔母が、私の大学のある地方へ、旅行に来たことがありました。その時に母親が私について、「近いうちに、恋人ができて結婚するかもしれないね」というようなことを言いました。私は、恋人どころか、日常の人間関係がうまくいかず、悩んでノイ...
人間関係、友人関係に入れず、孤独で不安になり、もっと社交的にならなければと、酒などを買って、夜にクラスメートの家に遊びに行き、酒の力もあって、数時間は、話が少し盛り上がり、人とのつながりを感じられ、孤独が少し癒えました。このように私にとって...
ホーナイの「神経症と人間的成長」を読んで、自分が社交不安障害(対人恐怖症)を発症した経緯、心の仕組み、「べき」、自分が自己拡張ナルシスト型のキャラクター、自己満足と自己嫌悪、劣等感などの仕組みは分かり、納得させられましたが、実際の症状、不安...
カレン・ホーナイの『神経症と人間的成長』(Neurosis and Human Growth)の最終章である「第15章 理論的考察(Theoretical Considerations)」は、彼女が本書で展開してきた「神経症的発達の理論」の...
『神経症と人間的成長』第14章「精神分析療法の道」は、神経症からの回復に向けた治療プロセスを詳細に論じた章です。カレン・ホーナイはここで、従来のフロイト派的な手法とは一線を画す、独自の治療論を展開しています。1. 治療の目標:自己実現から自...
ホーナイの著書『神経症と人間的成長』(Neurosis and Human Growth)の「第13章 仕事における神経症的障害」では、神経症が人間の「働くこと(仕事)」に対してどのような悪影響を及ぼすかが、精神分析的な視点から詳しく解説さ...
第12章のタイトルは、「人間関係における神経症的障害」です。神経症者は、理想化された自己像、「べき」の暴政、外化作用などからなる内部の「誇りの体系」に支配されているため、その結果、彼は自己中心的になる。これは単なるわがままではなく、内的な葛...
「神経症と人間的成長」の第11章のタイトルは、「あきらめ――自由を求める」です。「あきらめ(退却、ひきこもり)」型の人は、拡張型(他者を支配)、縮小型(他者に従属)などと異なり、他者や外界に対して距離を取り、自分の世界に退却して巻き込まれな...
「神経症と人間的成長」の第10章のタイトルは、「病的依存」です。ホーナイは、愛情を求める自己縮小型の人が、特に傲慢で誇り高い尊大報復型の人に引き付けられ、依存するようになる心理的過程を詳細に分析、提示しています。自己縮小型の人は、自分と同じ...
第9章のタイトルは、「自己縮小的解決――愛を求める」です。自己縮小的解決を選ぶ人は「他人に対して従順」という態度を極端に重視、優先して、「他人に愛され、受け入れられ、必要とされること」によって、自分の安全を確保しようとします。自己縮小型では...
ホーナイは、「第8章 自己拡張的解決――支配を求める」の中で、ナルシスト型の他に、典型的なタイプとして、「完全主義型」と「尊大報復型」の人について述べています。「完全主義型」の傾向の人は、社会に普通に存在していると思います。勉強、スポーツ、...
ホーナイの「神経症と人間的成長」の第8章のタイトルは「自己拡張的解決――支配を求める」です。神経症的な基本不安に対処するための3つの主要な解決策(支配を求める、愛を求める、ひきこもる)のうち、「自己拡張的解決(支配を求める傾向)」について詳...
カレン・ホーナイの著書、「神経症と人間的成長」の第4章のタイトルは「神経症的誇り」です。ホーナイは、メンタルヘルス障害者(神経症者)の誇り、プライドについて、不健康な性質を持ち、理想化された自己像に基づいているため、神経症的誇りは非常に傷つ...
「神経症と人間的成長」の第2章は、「神経症的要求」です。ホーナイは、メンタルヘルス障害者(神経症者)は、現実や他者に対して、不条理で特権的な要求(クレーム)を持っていると指摘しています。自分自身を考えてみても、私もしょっちゅう、他人や社会に...
ホーナイの名著「神経症と人間的成長」は、以下のように、序文と15章の本文で構成されています。 序文 自己実現の道徳 第1章 栄光の追求 第2章 神経症的要求 第3章 〈べき〉の専制 第4章 神経症的誇り 第5章 自己嫌悪と自己軽蔑 第6章 ...
ホーナイは、精神分析医としての研究、臨床経験から、慢性のメンタルヘルス障害の原因や構造の理論を打ち立てました。ここでいう、多様なメンタルヘルス障害・疾患は、不安障害、双極性障害、社会不安障害、うつ病、ひきこもりなど、ほとんどのものを含み、当...
カレン・ホーナイの書籍「自己実現の闘い:神経症と人間的成長」との出会い
大学1年生か2年生の頃だと思うのですが、対人恐怖症とそれにともなう、不安、緊張、抑鬱、劣等感、孤独感などに苦しんでいて、図書館や本屋で、心理学、精神医学関連の書籍を読み漁っていました。ある日、大きめの本屋で、カレン・ホーナイの 「自己実現の...
森田療法は、精神疾患(神経質、神経症、ノイローゼ)に対する治療法として、森田正馬博士が開始した生活療法で、多くの患者に支持されて、現在まで引き継がれています。大学時代に精神疾患、心理学の本を読み漁っているうちに、森田療法にも興味を持ち、森田...
大学3年生頃だと思うのですが、大学の学生用のカウンセリングのサービスがあり、無料で受けることができたので、自分の対人恐怖症について相談することにしました。高校時代は、カウンセリングや精神科を受診することはありませんでした。受験浪人時代には、...
実家から離れた地方大学に入学し、生まれて初めて一人暮らしを開始することになりました。同じ大学の学生ばかりが住んでいる風呂なし、共同トイレのアパートを借りました。体育会系の部活同に参加し、高校時代と同じように、大学の勉強は、二の次になってしま...
高校1年と2年の時は、部活、部活が終わると夜の10時ころまでバイトというような生活を送り、全然勉強しなかったので、授業についていけず、成績は非常に悪くなりました。3年生になるとみんな、大学受験に向けて、一生懸命に勉強していて、私もバイトをや...
中学時代の成績が良かったので、進学校とされている高校に進学でき、学歴主義だった両親は喜びました。校内暴力が盛んで、学校と教師側からの締め付けも強かった中学から、進学校の高校になって、気分的にも学校の雰囲気もずっと解放されたものになりました。...
小学校高学年のときに、学習塾に行かされていましたが、私立中学校の受験に失敗して、地元の公立中学校に進学しました。当時は校内暴力が社会問題となっていた頃で、私の中学校でも暴走族に入っている不良グループのメンバーが威張っていました。教師から生徒...
小学校の3年生くらいのときだったか、父親の転勤の都合で、引っ越しと転校を経験しました。前の学校の友達と別れて、寂しく不安だったのを覚えていますが、新しい小学校でもしばらくしてから友達もできて、その頃は特に友人関係にも問題がなかったのを覚えて...
まだ、私が小学校に入る前に、両親のひどい喧嘩が発生したことがありました。母親が神経症でヒステリーな性格だったことから、小さな争いは良く起こっていましたが、その時はかなりひどい喧嘩になりました。父親が怒って「だったら別れようと言っているじゃな...
保育園から小学校低学年の頃だと思うのですが、主に母親からのストレスで、自分の髪の毛を引っこ抜いて、2,3個の円形の禿ができたことがあります。成長してからも、そのあたりは髪が薄く、思春期になってからは、髪の毛を抜くようになったことを恨んだこと...
まだ、小学校に入る前に、母親の期限を損ねて怒られて、家から追い出されたことが数回ありました。泣きながら謝って家に入れてくれと頼んでも、しばらくは許されませんでした。暗くなってきて、家の庭にあった物置に入っていたこともありました。両親が後から...
私は、両親の長男として生まれ成長しました。両親と私だけの核家族でした。母親は、凄く神経質で、精神不安、神経症、ノイローゼでした。ヒステリーをしょっちゅう起こし、夫婦喧嘩も良く起こっていました。父親は母親と比べると社交性もあり、普通のサラリー...