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2026/02/25

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  • 川あかり

    NHKらじる☆らじるで「朗読の世界」を聞く。作品は葉室麟さんの時代小説「川あかり」。ことし真打に昇進する講談師の田辺いちかさん(北九州市出身)が読み手だ。 1回につき15分。土日を除く毎夜、放送している。夜の時間帯はテレビなどもあるので、聞き逃し配信をパソコンかスマホでまとめて聴くことにしようと思う。合わせて40回というから、600分、10時間か。自分で本で読んだ方が早い気もするが、一度体験してみよう…

  • ベイビーわるきゅーれ2ベイビー

    ベイビーわるきゅーれのシリーズ続編「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」をprimeビデオで見る。第1作の2年後、2023年公開。阪元監督、高石と伊澤のダブル主演はそのまま。アクションシーンに磨きをかけた続編だった。 殺し屋コンビの二人は高校卒業し共同生活。続編ではケンカしながらもバイトや本業をこなしていく。前作よりバディー感がより強固になった印象だ。今回の特徴は戦う相手がいわゆる同業者ということ。荒唐無…

  • 蕨野行

    村田喜代子さんの小説「蕨野行」を読了する。楢山節考で知られる姥捨を題材にしている。読んでいる中で、家族とか、人の一生とか、輪廻とか、さまざまな言葉が浮かんできた。歳を取るということの意味、人生の最期のことを深く考えさせられた。 江戸時代の農村が舞台らしい。婆と嫁による交互の独白で物語が展開する。一定の歳(60歳)を迎えると、男女問わず蕨野に行かねばならない。何年かに一度襲ってくる飢饉。老人は口減…

  • 北村直登展 画家という生業

    福岡・天神のワンビルで開催中の「北村直登展 画家という生業 in Fukuoka」を見る。ワンビル開業1周年を記念して、同ビルのキービジュアルを制作した北村画伯の作品展示と即売会を開いている。 …

  • ベイビーわるきゅーれ

    Primeビデオで「ベイビーわるきゅーれ」(阪元裕吾監督)を見る。女子高生の殺し屋2人組が活躍するアクション映画。いずれも社会になじめないコミュ障だったり怠け者だったり、殺しのテクニック以外はふつうの女子高生レベルというのがミソ。 映画館封切り時は結構ロングランしたらしい。主演は高石あかりと伊澤彩織。切れのいいガンさばきと格闘技で、緊張感のあるアクションシーンを見せてくれる。ぐうたらでがさつな日常…

  • 時計修理

    この連休は遠出をしない代わりに、いろいろと気になっていたことを片付けた。その一つが腕時計の修理だ。10年ほど前に買ったシチズンの腕時計だが、Appleウオッチを付け始めてから、すっかり使わなくなってしまった。 エコ・ドライブで太陽光発電のため、身に付けて外出しないと充電されない。引き出しに入れておいてはダメなのでたまに日光浴が必要だ。そんなわけで次第に忘れていた腕時計だが、ある日日付が変わらないこと…

  • 図書館

    本当に久しぶりに地元の図書館に行く。近くに住んでた頃は子どもを連れてよく行ったが、引っ越したこともあって、いつの間にか足が遠のいた。 図書貸し出しカードも作り直す。デザインは昔とあまり変わらない。ただスマホから図書館サイトのマイページを出せば、カードを持ち歩く必要がないようになっていた。自分の貸し出し履歴も記録されるのは便利。 さらに電子書籍をスマホから借りて読めるサービスも新た…

  • 全裸監督の女優たち

    「全裸監督2」を連休に一気見した。アダルトビデオ界の寵児・村西とおる監督の一代記であり、成人映画産業や裏ビデオ業界の実態を描いた作品であった。「すごいやつを撮りたい」という欲求だけで駆け抜ける監督とスタッフ、出演する女優たちの絡みが一種爽快なくらいエネルギー全開で描かれていた。 中でも女優たちの奮闘は光った。準主役で黒木香役の森田望智のほか、黒木に憧れて女優志願した恒松祐里、冨手麻妙らの体を張…

  • 動物の事件簿

    「法獣医学者が解き明かす動物の事件簿」(岩波書店)を読む。法獣医学のパイオニアといわれる田中亜紀さんの著作。仕事の関係で知識を得ようと手に取ったが、動物のことって意外と知らないことが多いというのが率直な感想だった。 今やペットの犬猫飼育数が子どもの数を上回ったペット大国ニッポン。身近なペットから、食生活を支える産業動物(家畜)、使役動物、実験動物、野生動物について、動物福祉(アニマルウェルフェ…

  • 5月は天拝山

    毎年この時期、爽やかな光と風が吹くシーズンになると、登りたくなる天拝山。わずか標高257メートルの低山なので、毎朝登る人もいるほどで、この朝も連休初日とあって多くの人が気楽な山登りを楽しんでいた。 なだらかな登山道を登って、ラストは頂上まで約300段の階段の道がある。毎年登るたびに少しずつキツくなっているような。それでも杖をついたり、トレッキングポールを使ったりして、ゆっくり登る先輩たちに励まされな…

  • 眠狂四郎

    NHK BSのスペシャル時代劇「眠狂四郎」を見る。休日にゆっくり見る久々の時代もの。長谷川博己がニヒルでスマートな眠狂四郎を演じていて、なかなか格好良かった。ヒロインは黒島結菜。 柴田錬三郎の剣豪小説でこれまで度々、連続ドラマや映画になってきた。鶴田浩二や市川雷蔵が演じたスクリーンは見たことがない。記憶にあるのは、テレビ版で田村正和が眠を演じたドラマ。柴錬も気に入っていたという。昭和のあの頃は、ニヒ…

  • スマホ買取

    iPhoneを買い替えたので、これまで使っていたiPhone SE(第3世代)を買い取りに持って行った。ついでにその前の古い SEと、さらに前のiPhone7(?)もヨドバシカメラの買取コーナーに持参した。 SE(第3世代)はWEBで調べて事前に初期化、ウオレットのカード情報収集も消去した。他の二つはバッテリーがイカれているのか、電源すら入らないので、そのまま持って行った。受付では、個人情報が悪用される恐れがあるので、初…

  • さくらんぼ収穫

    家では「さくらんぼの木」と呼んでいるカラミザクラ(唐実桜)が今年も赤くかわいい実をつけた。花は3月に結構早めに咲いたので、実をつけるのを楽しみにしていた。 先週くらいから赤く色づき結…

  • 今日のミトロジー

    中沢新一さんの「今日のミトロジー」(講談社選書メチエ)を読了した。現代の日常、政治や芸能、文化、食べ物など、あらゆる事象に露頭する神話(神話)を掘り起こす。とても一言では言えないが、実に示唆に富む一冊だった。 週刊現代に連載したものをまとめた。東京五輪やコロナ自粛を含めた時期の出来事が題材となっている。映画館に見に行った「シン・ウルトラマン」では、人間のことをもっと知ろうとして図書館で手にした…

  • タップ収納箱

    長いこと気になっているが、なかなか手を付けられずにいる。そんなことが身の回りにはいくつかあるものだ。机の上のコードの整理はその一つ。デスクトップパソコンにプリンターの電源、スマホにApple Watchの充電コード、たまに使うKindleやカメラの電源を探すこともある。 乱雑に絡み合ったコードにイラッとしたり、すぐ溜まるホコリにウンザリしたり。たまたまスマホを見ていたら、電源タップを収納するボックスの紹介を見…

  • プラダを着た悪魔

    テレビ放送を録画しておいた「プラダを着た悪魔」(デヴィッド・フランケル監督)を見る。20年ぶりに続編が公開されるのを機にしたテレビ放送。ニューヨーク、ファッション業界、煌びやかな世界で繰り広げられる仕事と恋の物語だった。 メリル・ストリープとアン・ハサウェイ。美貌の二人が素敵な服を着ているのを眺めているだけで気分が上がる。仕事モードと夫婦・家庭の幸せはなかなか両立しない。激しい競争社会で生き抜き…

  • コーカサスの白墨の輪

    音楽劇「コーカサスの白墨の輪」を鳥栖市民会館で見る。ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの原作を瀬戸山美咲が未来の物語として大胆に描き直し演出した。反戦と真の母性というテーマ、科学万能時代に対する社会風刺にもなっていた。 鳥栖出身の主演の木下晴香の伸びやかな歌声、敵役のsaraはカッコよかった。酔いどれ裁判官、眞島秀和はこなれた演技で舞台を引き締めた。一路真輝はさすが宝塚という感じ、安定感があった。…

  • モノ・マガジン

    クルマの1年点検のためディーラーに行く。待ち時間に無料のアイスコーヒーを飲みながら、備え付けの雑誌をめくる。お気に入りは、モノ・マガジン。最新のファッションやオトコの趣味グッズなどがたくさん載っていてなかなか楽しい。 手に取ったのは、アウトドア特集。山歩きやキャンプ道具など、これからがシーズンだ。この雑誌のいいところはガチガチのプロ仕様ではなく、街中でタウンユースとして着たりしても洒落てるのを…

  • ネコのトリセツ

    NHKの「トリセツショー」を久しぶりに見る。テーマは科学で探るネコの秘密(ネコ耳の石原さとみが可愛かった)。ペットとしては今や、懐く犬よりもツンデレのネコの方が圧倒的に飼育数は多いという。高齢社会のわが国では、散歩に連れて行かなくてもいい飼いやすさが理由だとは思うが。 いろいろな実験でネコと仲良くする方法が紹介された。名前を呼ぶ、鳥の鳴き声を真似る、静かに座っているといった方法では、座っているの…

  • カルペ・ディエム

    作家の鈴木結生さんの新聞連載エッセーで「カルペ・ディエム」(Carpe diem)というラテン語の成句を知った。ローマの詩人ホラティウスの言葉として伝わる。「一日の花を摘め(その日を摘め)」という意味で、先々のことは考えず現在を精一杯生きろというポジティブ思考の死生観だ。 エッセーでは最初に「メメント・モリ」(mement mori)(死を思え)について書いていた。多くの書き手がこの言葉に感銘を受けて著作のタイトル…

  • 大手毬とハナミズキ

    庭の大手毬(オオデマリ)とハナミズキ(花水木)が白い花を咲かせている。大手毬は表、ハナミズキは裏の庭にあるが、植木屋さんに枝の剪定を頼んでようやくバランスの良い樹形になった。 大手毬…

  • 「お寺の掲示板」傑作選

    「輝け!お寺の掲示板大賞」(仏教伝道協会主催)の傑作選が通販生活の初夏号に載っていた。お寺の門前にある掲示版に書かれている名言の数々。言葉のプロが選んだ入選作と選評がなかなかよかった。 「すべて かりもの」。作家の柳美里さんは外国人排斥という言葉が吹き荒れる中で、人は皆いずれ死ぬではないかと問いかける。人生で手にした全てを手放し、命さえ持っていくことはできない。「全て借り物」だからこそ、奪い合…

  • iPhone17eに買い替え

    前の職場で使い始めたiPhoneのバッテリーがくたびれてきたので新たなスマホに切り替えた。これまで使っていたiPhone SE(第3世代)はいわば普及品でiPhoneの中でもお手頃な価格でそれなりの機能が盛り込まれていた。スマホではメールやLINEをチェックしたり、支払いなどに使うのが主で、動画を一日中見ているわけではない。 SEの後継機種が希望だったが、AppleはSEを打ち切り、普及版として17eを投入してきた。 そんなわけで…

  • ハムネット

  • 歩くという哲学

  • 演劇「ポルノ」

    西鉄ホールで演劇「ポルノ」を見た。阿佐ケ谷スパイダースが24年前に上演した話題作を、高校生のときに見て衝撃を受けた演出家・松居大悟が念願叶って新演出した。何の予備知識もなく見たが、狂気と暴力、孤独、閉塞感といったワードが浮かぶ舞台だった。

  • 夫婦別姓刑事

    フジ系火曜9時の新ドラマ「夫婦別姓刑事」を見る。バディものがもともと好きで、夫婦別姓というトレンドのワードに興味を持った。秋元康企画のコメディタッチのサスペンスという触れ込みだったが、初回を見た感想は「うーん」という感じ。 佐藤二朗と橋本愛のダブル主演は新鮮。同じ刑事課に属する二人が夫婦であることを周囲に悟られないよう、バディを組んでヤマに立ち向かっていく筋立てだ。佐藤の独特の物言いと、橋本の…

  • つばめにサクラ

    JR博多駅前に新幹線つばめの車両がお目見えした。熊本地震から10年、被災した新幹線車両は熊本に保存されていたが、九州新幹線開業15周年とあわせ節目の年を記念して修復。各地を回り博多駅前で復活をアピールした。

  • ハネ木搾り

    蔵開きのあった糸島市の白糸酒造で、限定生酒と田中六五(火入れ)の2本を買い求めた。ホントはその場で飲みたかったが、クルマで来たので仕方ない。家に帰って晩酌で久々の日本酒を味わった。最初に生酒を開けると、ポンッと快い音を立てて栓が飛んだ。若干の炭酸が含まれているらしく、さっそく口にすると舌に心地よい刺激が走った。美味い! 山田錦の田んぼに囲まれた白糸酒造。田んぼの中の蔵が造るお酒だから「田中」。…

  • 「田中六五」白糸酒造蔵開きウオーク

    日本酒「田中六五」で知られる糸島市の白糸酒造蔵開きウオークに参加する。JR九州が白糸酒造蔵開きに合わせてウオークを企画。一貴山駅スタート、加布里駅ゴールの約9キロを気持ちよく歩いた。 …

  • Love Letter

    中山美穂主演の映画「Love Letter」をprimeビデオで見る。ミポリンの代表作で、昨年には公開30周年記念で4Kリマスター版が公開された。岩井俊二監督による冬の小樽を舞台にした美しい映像。雪のように純白な愛のストーリーが心に沁みた。 中山美穂の一人二役で、当時は主要な映画賞を総なめにした。いつか見ようと思って、なかなか機会がなかった。豊川悦司と大阪弁でやり合ったり、キスシーンだったり、ファンだった中山美…

  • ラーメンはかたや出店

    JR二日市駅にラーメンはかたやがオープンした。JR九州系列のパン屋トランドールが閉店して以来、長いこと空き店舗になっていた。のぼりと花輪が飾られ、久しぶりに駅前に活気が戻りそうな感じだ。 はかたやは独自の調理法(例えば湯切りに職人技を求めない!)により手頃な価格で博多とんこつラーメンを出す。幹線道路沿いやJRホームにも出店して人気がある。二日市駅は通勤・通学に加え、最近はインバウンドが増えつつあり、…

  • 火野正平のカスク

    愛用している自転車用ヘルメットの留め具の一部が破損した。在京時に東京ホイールで購入したのがもう10年以上前なので、さすがに経年劣化のせいだろう。新しいのをネットで物色していたら、自転車用の「カスク」というのを見つけた。 カスクは、かつて自転車レースで頭部保護具として使われていた。NHK BSの人気番組「にっぽん縦断 こころ旅」で火野正平が被っていたのがカスク。レトロな雰囲気が一部に人気だった。そこで、…

  • 蜷川幸雄の仕事

    新潮社のビジュアルブックとんぼの本「蜷川幸雄の仕事」を読む。蜷川さんが亡くなってもう何年になるか。彼が演出した国内外の数々の舞台のうち、ほんのわずかしか見ることができなかったが、その観劇経験は強烈な印象となって記憶に残っている。盟友・唐十郎とともに演劇の魅力・面白さを教えてくれた人だ。 唐十郎と、もう一人の盟友・清水邦夫。「劇詩人」である二人が常に蜷川に刺激を与え続けた。シェイクスピア、ギリシ…

  • 思い出トランプ

    向田邦子の短編小説集「思い出トランプ」(新潮文庫)を読了する。雑誌連載した短編を掲載順ではなくて、トランプのようにシャッフルして掲載。直木賞をとった作品も含め13編を収めているが、わずか15ページほどの作品にそれぞれ工夫があり、一気に読了した。 向田邦子といえば、「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」などテレビドラマの脚本でおなじみ。テレビが娯楽の王様だった昭和時代、多くの向田作品でブラウン管に釘…

  • ローズマリー

    庭のローズマリーの枝を2、3本切り取って、リビングの窓辺に置いた。ニャンコがいるので、室内にグリーンを飾るのは御法度(食いちぎられる!)なのだが、ローズマリーなら大丈夫ではないかと思って試してみた。 ローズマリーは香りの強さが特徴。精油成分が揮発し、空気の清浄効果、虫除け作用もあると聞く。シネオール、カンファー、ピネンが成分で、自然の芳香剤といったところ。 ネット情報によると、水挿しの方が…

  • 筒井康隆原作の映画「敵」(吉田大八脚本・監督)をprimeビデオで見る。フランス文学専門の元大学教授・渡辺儀助に長塚京三。映像化が難しい筒井作品を全編モノクロで撮った。妻を亡くしひとり暮らしの儀助の丁寧な生活、かつての教え子らへの想い。すでにやり残したことはなく、遺言書を用意しながら、その時を待つ。夢と現実が混濁した最期の1年を描いている。 美味しいものを食べるため買い出しをし自炊する。焼き鳥や鍋…

  • 平和をつくった世界の20人

    岩波ジュニア新書「平和をつくった世界の20人」を読む。戦争は二度としてはいけない、平和の尊さということをこれまでの人生で何度となく学んできたが、戦争は世界から一向になくならない。ジュニア向けの書籍ゆえに簡明な表記で、20人の思いと功績が紹介されている。ケン・ベラーとヘザー・チェイス著で欧米視点で人選されているせいもあるとはいえ、ジュニア向けでも知らない人が多かった。 戦争のやり方について教えるとこ…

  • 玄界灘ルート

    宗像から芦屋へ続くサイクリングロードを初めて走った。松林や海岸線が続く海沿いルート。玄界灘の潮の香りを存分に浴びながら気持ちのいいランを楽しんだ。 スタート地点は、道の駅むなかた。新…

  • 木挽町のあだ討ち

    永井紗耶子の直木賞・山本周五郎賞受賞作「木挽町のあだ討ち」を読了する。久しぶりの時代小説だった。柄本佑主演で映画化された話題作だったが、すっきりした読後感というか、期待にたがわぬ快作だった。 木挽町は今の東銀座あたり、昔から芝居町だった。在京時によく行った歌舞伎座周辺、昔の町並みや芝居小屋を想像しながら読むのは楽しかった。章立ても「芝居茶屋の場」「稽古場の場」などとなっていて、芝居仕立てのス…

  • 魯山人のかまど

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」を見る。食と美の巨人・北大路魯山人の食と美を究めた暮らしを描く。魯山人には藤竜也、雑誌編集者よね子に古川琴音、付き人に中村裕子。藤竜也は久々に画面で見たが、ハマり役だ。 赤坂・星岡茶寮で名だたる政財界の人たちの舌を唸らせた後、田舎に引き篭もった魯山人。聞き書きを担当するよね子に生涯を語りつつ、料理の真髄を披露していく。第一回「初夏」では丹波の香魚(アユ)を大磯の吉…

  • YBA&BEYOND 90s英国アート展

    「YBA&BEYOND テート美術館 世界を変えた90s英国アート」を六本木の国立新美術館で見る。YBAとは、ヤング・ブリティッシュ・アーティストの略。サッチャー時代を経て失業率が悪化した英国社会で、既存の枠組みを問う新たな表現が次々と出てきた。そんな作家やアーティストらがYBAと呼ばれた。

  • チャップスイ

    久しぶりに東京・上野に行って、腹ごしらえに東京文化会館内のレストラン「フォレスティーユ」に入る。上野精養軒が出している店で、これまで何度も通りかかったことがあるが、いつも行列で入れた試しがなかった。 場所柄、ちょっと高めだが、朝がホテルのオマケ朝食だったので、少しばかり奮発した。メニューを広げて昔ながらのイタリアンでも食べようかと思っていたら、隣のページに「チャップスイ」というご飯に八宝菜みた…

  • ナイトフラワー

    映画「ナイトフラワー」をprimeビデオで見る。内田英治原案・脚本・監督。二人の子を抱え生活に追い詰められているシングルマザー(北川景子)が手っ取り早くカネを稼ぐため、格闘家の女(森田望智)と組んでドラッグの売人になる。セイフティネットからこぼれ落ちた母子家庭の生活の厳しさ、都会に蔓延るドラッグの危うい世界が描かれている。 出てくる主な女性たちは皆、家庭的に恵まれずに育った。故に自分らの子どもだけ…

  • 日曜美術館50年展

    NHK日曜美術館50年展(東京藝術大学美術館)に行く。1976年の放送開始から2500回を超える長寿番組で、日曜の夜の再放送を見ることが多かった。画家はもちろん作家やクリエイター、大学教授など多彩なゲストが毎週、お気に入りの芸術家や作品について思いを語る。意外な人が孤高の画家のファンだったりするのが面白い。さまざまな作品に興味を持つきっかけを作ってくれる番組の一つだ。

  • ホテルのTV

    久しぶりに東横インに泊まった。テレビをつけると、アプリの案内があった。Netflix、Hulu、primeビデオなど有料コンテンツと、YouTube、 TVer、ABEMAなど無料コンテンツサービスが利用できるのだ。 かつては、映画などの有料コンテンツは視聴カードを買って見るシステムだった。お色気ビデオを見るのはかつて出張時の密かな楽しみだった。いつの間にかスマートテレビの時代になり、顧客ニーズも変わったのだろう。 primeビ…

  • スウェーデン絵画

    「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」を東京都美術館で見る。開館100周年記念の企画展で、平日なのに結構な人出だった。スウェーデンといっても北欧の一国で社会保障が行き届いている国というくらいで、アートはあまりイメージがわかない。かつては芸術不毛の地のように言われていたらしい。

  • 教科書に生成AI

    ことしの教科書検定で高校2年生向け教科書7件に生成AIの記述が見られたとの記事があった。職場や教室で導入が始まり、どのように使うべきか、試行錯誤が続いている。ドッグイヤーどころか、マウスイヤーといわれるほど、進歩が急激なAIの開発最前線。 教科書に掲載しても、あっという間に内容が古くなったりするわけで、出版社もアタマが痛いようだ。チャットGPTが3年ほど前に出たかと思ったら最近はClaudeに乗り換え…

  • タイブレーク制導入

    春のセンバツ高校野球が甲子園球場で始まった。福岡代表の九州国際大付はなんとか1回戦を突破した。「なんとか」というのは延長11回タイブレークの末ということ。甲子園では、9回で決着がつかない時は10回以降、ノーアウト1、2塁の状態から前イニングの打順を引き継いで攻撃するタイブレーク制を導入している。試合時間を短縮するための特別ルールだ。 今大会からは、指名打者制(DH制)も導入。先発投手とDHは兼任OKで、…

  • 暮らしを、整える

    主婦と生活社の「私のカントリー」別冊、「暮らしを、整える」をパラパラと読む。部屋と頭と心のお片づけについて、いろんな達人のアドバイスがまとめてある。3月、年度末、なんとなく整理したい気分になるのは不思議だ。 片付ける前にモノを増やさないというのは基本らしい。前原さんという女性の増やさない10の法則は、年齢とともに似合う服は変わるので、ワードローブを更新する、調味料などもライフスタイルの変化に合わ…

  • 小郡サイクルスタンプラリー2026

    春恒例の小郡サイクルスタンプラリーに参加する。今年のスタート地点は、イオン小郡ショッピングセンター。駐車場がゆったりしていて、トランポのクルマを停めるにはラクで良い。 チェックポイン…

  • 2030 来たるべき世界

    かつてソ連崩壊を予測し今回のイラン攻撃も事前に可能性を指摘していた、現代の預言者とも呼ばれるフランスの歴史家・人口学者エマニュエル・トッドのインタビューなどをまとめた「2030 来たるべき世界」(朝日新書)を読む。「西洋の敗北」を断言し、日本に対しては「核保有の必要性」を説く。日米首脳トランプー高市会談のニュースを聞きながら、混迷する世界における日本の進路の困難さを考えさせられた。 トッドは、家族…

  • ユキヤナギ満開

    春分の日は春の陽気。サクラの開花宣言が待ち遠しい暖かさだ。明るし日差しを受けて庭仕事に精を出す。ポツポツと花をつけたブルーベリーに施肥をする。昨年は猛暑で一部を枯らしてしまったので、ちゃんと実がつくように栄養を補給する。

  • 荒れる春場所

    大相撲、荒れる春場所もいよいよ終盤。関脇の霧島が横綱豊昇龍を破り、ただ一人1敗を守り久々の賜盃に近づいた。元大関の実力者とはいえ、ケガに泣かされてきた。魁傑、照ノ富士に続いて念願の大関復帰が成るのか。 今場所は横綱大の里が連敗で早々と休場。左肩の故障が癒えていない様子だが、あれだけ他を寄せ付けないパワー、圧力がすっかり影を潜めた感じだった。重量級のガチンコ勝負で近年はやたらケガによる休場が多い…

  • 日本の面影

    ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「新編 日本の面影」(池田雅之訳)を読む。「日本の面影」は「怪談」と並ぶハーンの代表作で上下2巻700ページの大作だが、角川文庫版ではハーンの文学世界と日本理解のエッセンスが分かる11編をアンソロジーとしてまとめている。NHK朝ドラ「ばけばけ」もいよいよラスト。モデルとなったハーンの観察眼は愛する日本の風物を実に詳しく記録している。 今から140年近く前、明治の日本はま…

  • デジタル・デトックス

    洪水のように情報があふれる日常。情報過多の時代に一定期間、スマホやパソコンを手放す「デジタル・デトックス」をしたいと常々思っている。カラダを休めるのと同様に脳も休ませる必要がある。 新聞のエッセーで、そのことを取り上げていた。それによると、我々の脳は普段、1日に3万5000回の決断をしている。ネットの普及で情報の選択肢は増える一方で、脳は決断疲れに陥っているというのだ。Appleの創業者スティーブ・ジ…

  • スマートTV

    NetflixによるWBC中継を機にイマドキのテレビの話題が盛り上がった。今やYouTubeやNetflix、Amazon primeビデオなど、Wi-Fiに繋げてテレビでオンデマンド動画を楽しむのがトレンド。地上デジタルとBS放送がメインだった頃までで「昭和テレビ世代」は止まってしまっているのを実感した。 ウチのテレビは2011年製の東芝REGZA。もう15年目だが、ちゃんと映る。ただ最近はBlu-ray録画デッキとの接続の調子が悪く、そろそろ買い替…

  • どうする?iPhone17e

    AppleからiPhone17eが出た。iPhone17よりお手頃価格の99,800円。10万円を切ると買い替えの現実味が増す。auからはしきりに買い替えませんかと売り込みのアプローチが来る。 今のiPhoneはSE(第3世代)。普及品で何よりリーズナブルな価格が魅力。スマホでYouTubeや動画を見ることはあまりないし、TikTokもやらない。キホンLINEとメール、会社のteamsが使えればよいのだ。 でも、最近どうもバッテリーの減りが早い。下取り…

  • うきはウオーキング

    JR九州ウオーキング春編「うきはの絶景や風土を感じるコース」に参加、春の空気を満喫した。うきは駅発着で約5キロの道のり。9時半の受付前に駅に着いたら、もう長い受付待ちの行列ができていた。 …

  • もち吉直売所

    直方市にできた「もち吉工場直売所」に行く。元々あった「もちだんご村」のそばに先週オープン。出来立ての製品だけでなく、飲食ブースもあると聞き、さっそく偵察に行った。 金曜日の午前中だと…

  • 桜島

    梅崎春生の代表作「桜島」をKindle青空文庫で読む。以前読んだ作品が面白く、福岡出身ということもあり、ページを繰る。海軍の暗号解読を担う通信兵が戦死することを覚悟しながら軍務を続ける、終戦までの数カ月を描く。 坊津から桜島にある海軍特攻基地へと異動する主人公の下士官。枕崎、谷山、袴腰と鹿児島の知った地名が出てきたり、今や貴重な観光資源である桜島に軍事施設があったのかと新鮮な驚きを覚えた。現在の鹿…

  • 禁じ手

    椎名林檎の新アルバム「禁じ手」を聴く。多彩なアーチストとの共作楽曲を集めた珍品の一枚。とはいえ相手のアーティストは加藤ミリヤ以外、初めて聞く名前ばかり。前衛すぎて馴染めない曲もあった。 アルバム封入のお楽しみナンバーはライブの特典かと思ったら違っていてアテが外れた。福岡シンフォニーホールのライブ、行きたかったなあ。収録11曲のうち、洒落ていたのは伊藤一葉との「松に鶴」。ジャズテイストを歌わせる…

  • ちょっと不運なほうが生活は楽しい

    人気お笑い芸人アンガールズの田中卓志さん著「ちょっと不運なほうが生活は楽しい」(新潮文庫)を読む。ひょろっと不格好な感じの二人が微妙な間でささいなことをコントにするのが面白くて昔からのファンだった。田舎で生まれ育ち、小学校ではいじめられ虐げられ、広島の大学出たものの、お笑いの世界に飛び込んでしまったマジメな田中さん。ハハハと笑えて、正直な書きぶりが気持ちよかった。 元祖キモかわ芸人、消えると…

  • スポーツを見る権利

    侍ジャパンが準々決勝進出を決め、盛り上がるWBC。独占放送しているネットフリックスに新規契約した人が4・9%で、「試合は見たいが契約しない」は36・4%だったとの記事が出ていた。新規契約がどれほどの数なのか不明だが、野球ファンの一部をネトフリが取り込んだのは間違いない。 それでも多くの人が有料配信への抵抗感があるのは確か。英国では国民がメジャーなスポーツを見る権利「ユニバーサルアクセス権」が…

  • 中近両用メガネ

    久しぶりにメガネ屋さんに行く。6、7年前に作った遠近両用メガネが最近使いづらく、目が疲れる気がする。職場でノートパソコンを使い、傍に書類や新聞を置いて見ようとすると、見づらくてメガネをとり裸眼で見ては、またメガネをかけている。新たに老眼鏡を作るかと考えて相談する。 「親切、丁寧」をモットーとするお店。さっそく事情を話すと、中近用メガネを新調してはとのアドバイス。視力をうまく調整すると、パソコン…

  • サクランボの花

    玄関先のスイセンが黄色い花を咲かせた。プランターに放っておいたシクラメンも濃いピンクの花をつけた。春だなあと思っていたら、先日の暖かさに誘われて裏庭のサクランボの木が淡いピンクの花をつけた。

  • ジェフリー・エプスタイン 億万長者の顔をした怪物

    「ジェフリー・エプスタイン 億万長者の顔をした怪物」を読了した。書籍では手に入らず電子書籍(Kindle)で読んだが、世界に波紋を広げるエプスタイン事件を掘り起こしたマイアミ・ヘラルド紙のジュリー・ブラウン記者を中心とした執念の調査報道が克明に記されている。子どもの性的虐待や人身売買の実態を白日のもとに晒すとともに、米国社会が抱える金権主義の病理が生々しく描かれていた。 金持ち相手の資産運用で莫大な…

  • 「みんなの画材」展

    福岡県立美術館企画展「みんなの画材」を見に行く。画材店・山本文房堂福岡店の二代目店主・的野恭一さんと画家・野見山暁治さん。二人の交友が元で始まった地元の芸術活動を盛り上げる取り組みを作品とともに紹介する。 野見山さんの抽象絵画。生まれ故郷・筑豊の炭鉱山を題材に描いた作品や、絶筆となった作品などが展示されている。うねりとうねりがぶつかる、勢いのある筆遣いが絵画に対する情熱を示す。文房堂では東京芸…

  • Netflix独占

    野球のワールドベースボールクラシック(WBC)が6日から始まる。日本代表・侍ジャパンは東京ドームで台湾と初戦だ。野球ファンには一足早い球春到来だが、Netflix(ネットフリックス)独占中継のため、前回大会のように通常の地上波テレビでは視聴できないという。 NHKがBSで放送するものと思い込んでいたので、野球好きの同僚からネトフリ独占と聞き「えーっ、そうなの?」と驚いてしまった。ネトフリは確か家族が…

  • ジブリをうたう

    注文していたCD「ジブリをうたう その2」が届いたので、さっそく聞く。スタジオジブリのアニメ主題歌のトリビュートアルバム第2弾。武部聡志プロデュースによる歌たちが、それぞれ思い入れのあるシンガーたちによって新たな命を吹き込まれた。 アルバムは全14曲。乃木坂の小川彩、奥田いろは、ももクロの玉井詩織、薬師丸ひろ子といった新旧アイドルや、アイナ・ジ・エンド、森崎ウィンといった人気アーチストも。バラエテ…

  • エピック・フューリー

    米国とイスラエルが外交交渉をしていたイランに対し奇襲攻撃を行った。陸海空からのミサイル、無人機攻撃で、最高指導者ハメネイ師ら要人を殺害したという。日本から遠い中東の地、イランへの軍事攻撃に驚愕した。 軍事作戦名は「エピック・フューリー」、邦訳で「壮絶な怒り」。トランプ大統領はハメネイ師を「史上最も邪悪な人物だ」と述べ、世界の人々のために裁きを下したと正当化している。しかし、「壮絶な怒り」とか…

  • 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

    村上春樹原作の舞台「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(高橋亜子脚本)を北九州芸術劇場で見る。アルベール五輪セレモニーを手がけたフランスのフィリップ・ドゥクフレ演出・振付。流れるような動きのダンスが村上ワールドを目の前に現出させた。頭で描いていた原作のイメージを視覚的に表現すると、こういう風になるのかと演出の妙に感心した。 主演は藤原竜也、恋人役は森田美智。ハードボイルド・ワンダー…

  • すしの都・北九州

    北九州市が「すしの都」を売り出している。玄界灘、関門海峡、周防灘に囲まれていて漁獲が新鮮で豊富。寿司店を観光の目玉にしようと行政が動いている。先日のNHKでは戸畑の照ずしのドキュメントを…

  • 福翁自伝

    「新訂 福翁自伝」(岩波文庫)を読了する。福沢諭吉が64歳のときに口述筆記させ、全面加筆した。幼い頃から晩年まで、ユーモアも交え、率直に自らの生涯を振り返っていて、我が国最高の自伝文学と言われるのにも納得した。 大分・中津の下級武士の家に生まれた。封建制度、門閥社会は親の敵と、立身出世は見向きもせずに学問に打ち込んだ。長崎、大阪・緒方洪庵塾、江戸、そして米国、欧州訪問。王政復古、明治維新という激…

  • 長崎の松翁軒

    長崎に住んでいた頃、自宅のマンション近くにあった老舗菓子店「松翁軒」。ザラメがおいしいカステラを買い求めたことがあったが、その店が小冊子を出していた。地域の文化を伝える「よむカステラ」で年1回発行だった。 知る人ぞ知る小さな文芸誌が30余年の歴史を閉じるという記事を読んだ。歴史ある街の多彩な伝統文化、カステラの話はもちろん、「へえ」というような面白いエピソードもあったと記憶する。 長崎勤務…

  • 超かんたんシニア筋トレ

    以前からシニア向けの筋トレ本がないかと探していたのだが、ついに出た。「健康寿命をのばす 太ってていい超かんたんシニア筋トレ」(創元社)。やたら長いタイトルだが、ダイエットより筋トレが大事と常々思っていたので、思わずAmazonでポチってしまった。 歳をとってからは痩せ過ぎは禁物、むしろ少しくらい体脂肪がある方が健康な身体を維持するには大事であるという。長年、健康診断のたびにメタボ判定を受けている身と…

  • やりうどん新店

    福岡・天神でのランチ、週に一度はうどんにする。近年のお気に入りは「やりうどん」。西鉄大牟田線福岡(天神)駅の改札階にある老舗のうどん屋だ。昆布だしのスープにモチッとした麺が美味しい。もちろん無粋なコシはない。 昔は改札の内側にあり、のれんに囲まれただけの立ち食いうどんだった。もともとは北九州の折尾発祥らしいが、今や福博を代表するうどん店だと思う。ゴボウ天に丸天、肉うどん。自分の好みは丸天で、そ…

  • 神楽と神舞

    福岡市・大濠公園能楽堂であった「日本の神様と舞い踊ろう〜地域に根付く神楽と神舞」を見に行く。地元の西日本シティ財団が文化事業として開催していて今年で第11回。国の無形民俗文化財で、数百年受け継がれてきた地域の伝統行事が能舞台で演じられた。

  • サイクリングシーズン開幕

    少しばかり早い春の陽気、昼間は20度超の天気に誘われて、今シーズン初のサイクリングを楽しむ。原鶴温泉の道の駅にクルマを止め、筑後川サイクリング道路を下流へ走る。 原鶴大橋あたりから筑後…

  • 平成時代

    社会学者の吉見俊哉さんの「平成時代」(岩波新書)を読む。平成から令和に変わる頃に執筆・出版された本だが、しばらく寝かせておいた。令和も8年になり、少し平成時代を振り返ってみたくなった。 テレビでよくやる懐かしい昭和・平成回顧ものとは一線を画すため、「失敗の博物館」と銘打って、平成30年の失敗、ショックを振り返っている。経済、政治、社会、文化とエポックな出来事を読みながら、その頃の自分を思い出した…

  • 九州新幹線15周年モザイクアート

    九州新幹線(博多ー鹿児島中央)が全線開通して、3月12日で15周年になるのを記念したボトルキャップのモザイクアートがJR博多駅博多口の壁面に飾られ除幕式があった。 ペットボトルのキャップ約45000個を使い、縦3m×横12mの大画面に新幹線が走る姿が描かれている。鹿児島の桜島、熊本のくまモン、そして福岡ドームと各地のイメージを背景にカラフルに仕上げた。キャップに書かれているメーカーロゴも向きを揃え、統一感を…

  • 想定外を楽しむ

    京大名物教授の火山学者・鎌田浩毅さんの「想定外を楽しむ」(幻冬舎新書)を読む。火山学者が教える1000年に一度の時代の生き方ーという長〜いサブタイトルが付く。想定外を楽しむ、つまりセレンディピティを大事にするという生き方に共感して、この新書を手に取った。 1000年に一度というのは、火山学的に見て、今の日本列島は地震や噴火が頻発する時期に当たっているという地球時間的意味で、そうした時代の心の持ち方を冒…

  • 博多の方言コーナー

    久しぶりに博多町家ふるさと館に行く。博多の方言ば、紹介するコーナーがあってくさ。そこに昔ながらの電話器が置いてあって、受話器を耳に当てると、その方言を使った会話が聞こえるちゅう仕組みになっとると。 でも、自分の生まれ育ちが博多っ子ではないこともあるけど、知らんというか、全く使ったことがない言葉もいくつかあってくさ。たとえば、「しろしい」「いぼる」「えずか」。地元・博多でも最近の若い人は「しろし…

  • 太宰府宝物殿

    正月の飾りを納めに太宰府天満宮へ行く。春の日差しに境内の梅はほぼ満開、白と紅の花をやさしく咲かせていた。旧暦の春節に入ったためかインバウンドが目立ち、平日なのにお参りの人波が途切れることはない。

  • 「濡れ衣」発祥の地

    三崎亜記さんの新聞連載エッセイを読んでいたら、「濡れ衣」という言葉の語源について触れていた。濡れ衣は福岡(筑前国)が発祥の地だというのだ。へえ、知らなかったなあ。 聖武天皇の頃、筑前国司・佐野近世の後妻が本妻の娘・春姫をいじめ、釣衣を盗んだという無実の罪を着せた。父親の近世に訴え、それを信じた父は実の娘を何と切り伏せるという悲劇が起こる。後に真相を知った父親は浅はかな自らの行動を恥じたが後の…

  • 物語 中国の歴史

    中公新書の物語歴史シリーズ「物語 中国の歴史」(寺田隆信著)を読む。文明史的序説とサブタイトルが付いており、史記が描く五帝時代から清朝までを文明の視点から綴っている。 殷王朝、周、晋、秦と世界史の教科書を思い出しながら読む。史記を著した司馬遷は個人の姿を通して時代の姿と変遷を描いた。紀伝体は司馬遷の独創で、中国だけでなく日本を含むアジア全般広がった。今でも無意識に影響を及ぼしているという。 …

  • coopネット注文

    長年利用しているコープの注文がネット注文に軸足を移すことになった。もともとはマークシート試験のようなOCR注文用紙に鉛筆で印をつける方式だった。25年前からネット注文も導入し、組合員の4人に1人がネット利用者になったという。 利用者増に伴ってOCR注文用紙不要の声が増え、この4月1週の配達からは、主にネット注文している利用者には用紙の配布をやめるそうだ。資源節約、環境配慮を考えればもっと早く対応しても…

  • 特別展古代エジプト

    「NYブルックリン博物館所蔵・特別展古代エジプト」を福岡市美術館で見る。エジプト考古学者の河江肖剰さんが監修。最先端の機器を使ってピラミッドの内部などを計測し調査した成果を展覧する。 …

  • 梅原猛さん

    本棚を整理していたら、梅原猛さんの追悼特集をした芸術新潮(2019年4月号)を見つけた。買ったものの読まずに忘れていた一冊(よくあるパターン)。整理の手を休めてページを捲る。 和辻哲郎が住んでた大正建築の京都の邸宅に居を構えた。写真グラフを見ながら、哲学者の思索はこうした静かなところで生まれるのかなあと、物思いに耽る。広い庭に茶室、法隆寺の古材が柱としてドーンと立つ食堂。旅館のように芳名帳があり、…

  • ミラノ・コルティナ冬季五輪

    ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕した。日本勢は早くもメダル8個と好スタート。中でもスノボはビッグエアで男女とも金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。あっぱれだ。 男子は木村葵来(きら)選手。スノボというとスキーより若い競技ということもあって、何となくチャラいイメージがあった。陸上のスケボみたい、要するに遊びの延長のような。それ故に木村選手が丸刈りヘアなのに一瞬びっくり。えー、真面目そうじゃんと、…

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