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『泡の街』の黒服日記 https://kun47moryo.hatenablog.com/entry/2025/11/02/180547

キャリアの行き詰まりと、父親との金銭トラブルから人間不信に陥った21歳の男は、手ざわりのある「何か」を求めた。 これは、2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として過ごした2年間の、社会科見学の記録である。

住所
東京都
出身
八王子市
Ryo Moriyama
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2025/11/03

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  • 番外編 アミちゃんという女の子―『泡の街』の黒服日記

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 先日、川崎にいたころのエピソードを中心に、「女子待機室の雰囲気」を紹介しましたが、今回は、そこにいた一人の女の子――アミちゃん(仮名)のエピソードを紹介します。 センセーショナルな事件ばかりが注目されがちですが、この世界の「本質」は、もっと静かで、やるせないところにあります。 前回の記事はこちら: 番外編 女子待機室とは?集団待機ってどんな雰囲気?―『泡の街』の黒服日記 - 『泡…

  • 「ソープの領収書」を経費にした人の末路【元黒服×経理視点】―ソープランド業界キーワード解説

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 さて、営業職や経営者の方なら一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。 「ソープの領収書って、経費で落とせないの?」 はい、これは黒服としても、経理としても、たびたび耳にする“禁断の質問”です。結論から言えば――経理マンの嗅覚をナメてはいけません。 ■ソープの領収書は「飲食代」で発行されがち ■【営業マン向け解説】経理マンの野生の勘 ●経理は“住所”と“インボイス番号”から…

  • 番外編 吉原の黒服が見た「やばい客」3選ー『泡の街』の黒服日記

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。さて今回は、僕が実際に出会った「やばい客」を3名ご紹介します。 笑えない話もありますが、今回はサクッと読めるエピソードだけ集めました!現場は本当にカオスなのです。 ① 外〇し拒否で逆ギレキャンセル男 ② 廊下で脱糞放置男 ③ S着店での中〇し・暴行逆ギレ男 ソープランドは愉快なお客様がいっぱい! おまけ:うんこ詰まらせ逃亡男 ① 外〇し拒否で逆ギレキャンセル男 ある夜、NS大衆店で…

  • ソープのクレカ決済はなぜ手数料を取られるの?PayPayはできる?【元黒服が徹底解説】―ソープランド業界キーワード解説

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 さて、ソープで遊んだことがある方なら、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。 「クレカで払ったら10%も手数料取られたんだけど?」 現金払いならそのままの金額なのに、カード払いにした途端、料金が1割増しになる。「カード手数料ってそんなに高いの?」と不思議に思う人も多いはずです。 実はこの「10%の壁」には、ソープランドという業界特有の事情が隠されています。 ■まだまだソ…

  • 店泊は違法?女の子も逮捕される?【元黒服が徹底解説】―ソープランド業界キーワード解説

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 今回は、少しマニアックですが、「店泊(てんぱく)」は違法なのか?というテーマ。とくに女の子向けに解説していきます。スタッフから「店泊のことは口外しないでね」と言われた経験、ある方も多いのではないでしょうか。 もう業界を辞めましたので、がっつりタブーに切り込んでいきたいと思います٩( 'ω' )و ■そもそも建前上、ソープランドでは“売春行為”は存在しない ■売春防止法第十二条とは…

  • 入浴料とサービス料を分けて徴収するのはなぜ?【元黒服が徹底解説】―ソープランド業界キーワード解説

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 さて今回は、ソープランドの「料金システム」について。はじめてお遊びを検討されている方なら、「入浴料」と「サービス料」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。この2つ、なぜ分けているのか?――実はこの構造そのものが、ソープランドという業態を“合法の建前”の上に成り立たせているカラクリなのです。 ■入浴料とサービス料を分ける理由 ■今は「総額表示」が主流に ■透明化のメリットと…

  • NSとNNの違いって?2万円台で生中〇しできる?!―ソープランド業界キーワード解説【元黒服が徹底解説】

    こんにちは。 「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 さて、ソープランドは日本に1200店ほどあると言われています。 既得権益として先細りする業界とは言え様々な分類があり、はじめてお遊びをお考えの方は戸惑うかと思います。この前の記事では、価格帯の分類について解説したところでした。 >>ソープランドの分類あれこれ「高級店」と「大衆店」の違い―ソープランド業界キーワード解説 ■コンドーム着用店かどうかの分類 ●「S着店」「NS店」「混…

  • 「高級店」と「大衆店」の違いって?―ソープランド業界キーワード解説【元黒服が徹底解説】

    こんにちは。「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 ■「大衆店」と「高級店」の違い ■ソープランド分類あれこれ ●コンドーム着用店かどうかの分類 ●素人店かどうかの分類 ●コンセプトの分類 ■「大衆店」と「高級店」の違い 「高級店」と呼ばれるクラスは、総額6万円以上、120分コース以上のロングコース中心です。マットサービスやノースキン(コンドーム非着用)などのハードサービスが求められる傾向があります。女性には高い技術、体力、そして…

  • 番外編 女子待機室とは?―『泡の街』の黒服日記

    こんにちは。 「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いていました。 この日記では、その2年間の体験を、社会科見学のような目線で綴っています。 さて、いつも流行りに乗り遅れる森山ですが―― 先日、某大手デリグループの社長が「待機室で寝るな」と論破するポストがプチ炎上していましたね。 その投稿を見て、ふと「あの頃の空気」を思い出しました。 ――実際、風俗店の女子待機室ってどんな雰囲気なのか?ショッキングなエピソードばかりが注目されがちですが、実務的な視点はどうなのだろうか? 今日は、黒服の目線から少し覗いてみましょう。…

  • 011 率直な気づき―『泡の街』の黒服日記

    kun47moryo.hatenablog.com 黒服になって1ケ月くらい経つと、「精算」という仕事を任される機会が増える。 「精算」とは、フロントでお客様からお預かりした総額から、女の子のバックにあたる金額を支払う仕事だ。バインダーにはさまれた精算表と現金を手に、仕事終わりの女の子のもとに向かい、受領サインをもらう。 たったそれだけの仕事――だが、風俗店の実務においては、意外なほど繊細な意味を持つ。 「慣れてきたら、女の子の話を聞けるようになるといいかな。」 三島が教えてくれたのは、それだけだった。 言葉の奥に「自分のペースでつかめ」という温かい余白を感じた。「話を聞く」という行為の本質を…

  • 番外編 お風呂掃除のヒント②ー『泡の街』の黒服日記

    kun47moryo.hatenablog.com こんにちは。 「『泡の街』の黒服日記』の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いた2年間の体験を、社会科見学記みたいなノリで書いています! 前回の記事では、お風呂掃除の二種神器であり僕の相棒であった 「マツキヨのネットスポンジ」 「キャンドゥのダイヤモンドパフ」を、ビフォーアフターの実例とともにご紹介したところです。 ソープランドのお風呂掃除を実演 カンタン♪ソープランドのお風呂掃除 11STEP 黒服の仕事も、見てくれるお客さんは見てくれる お風呂掃除の激推し洗剤2選 ニイタカ ニューケ…

  • 番外編 お風呂掃除のヒント①ー『泡の街』の黒服日記

    こんにちは! 「『泡の街』の黒服日記」の森山と申します。 2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として働いた2年間の体験を、社会科見学記みたいなノリで書いています! 只今、007から008にかけて、冬の繁忙期編でナギサのトラブルを通じて成長中の森山です。 森山はなかなか湿っぽい内省癖で、彼なりの『揺れる黒服像』を模索している最中です。随所に赤裸々なモノローグがありますが、いかんせん入店1ケ月の初心な黒服ですので、どうか温かく見守ってくださいませ(^^)/ スタッフが女の子に示すべき礼儀 新人黒服におすすめのお掃除用品 ①マツキヨ W抗菌ネットスポンジ 1P \184…

  • 010 客の生態系(大衆店の客層統計)―『泡の街』の黒服日記

    さて、今回は少し趣向を変えて、ソープランドという閉ざされた経済圏の〈生態系〉について考えてみたい。 男たちはここに足を踏み入れることで、「社会的自己」という仮面を外し、匿名の身体として再構成される。その行為の先にあるのは断絶ではなく、むしろ社会との連続だ。 ――吉原は、社会の影として、静かに呼吸をし続けているのだ。 時系列は前後するが、ここで紹介するのは、私が川崎の店舗に移って以降に店頭で実施したアンケート結果(回答数274件)である。 この中でも『とある大衆ソープランド』の利用客の統計として、吉原エリアと傾向に大きな差はないと推測されるものに限定し、客層の輪郭を描いてみようと思う。 (※大っ…

  • 009 夜の水槽を軽やかに泳ぐ魚―『泡の街』の黒服日記

    ファミリーマート台東吉原店でハイボールと唐揚げ弁当を買い、冬の16時すぎ、もう薄暗い空の下をとぼとぼ歩く。 『ダイホープラザ三ノ輪』の古びたエレベーターに乗り、八階で降りると、ベランダからライトアップされたスカイツリーが見える。 そこで覚える安心感から、すっかり身体が吉原に馴染んでしまっていることを実感する。 ベランダに向かって腰かけ、缶を開けると、安っぽい炭酸の音が冬の空気を切り裂いた。 ――あれはいったい、何だったのだろう。 客の精子が出たと笑い飛ばす、そのナギサの妙な明るさ。その笑顔の奥に、私はとんでもないものを見た気がした。 いや、違う。見たんじゃない。見たいと思ったんだ。 病的な内省…

  • 008 ナギサのケア―『泡の街』の黒服日記

    ナギサに背を向け、事務所に向かう店長・上原の表情が変わった。 肩の力は抜けているものの、瞳孔が完全に開ききったような黒目に吸い込まれそうだ。その眼光からは、上原の底知れぬ過去を感じさせ、私は一瞬、息を呑んだ。 「ナギサにさ、セペとアフピルだけ渡しといてよ。」 上原は低い声で私の耳元でそう言い残し、ガラリと事務所のドアを開る。その背中には、どこか異様な静けさがあった。 上原が客にどんな尋問をするのか気になりつつ、フロントの棚にあるセペとアフピルを手に取って、女子待機室に渡しにいく。 体育座りをしているナギサの斜め前に、私も一緒にしゃがみこむ。 「ナギサさん、セペ渡しておきますね。アフピルは飲んだ…

  • 007 7号室の事件―『泡の街』の黒服日記

    「コテッちゃんは何食べてるの?」 昼食を終えた長峰がタバコを吸いながら、事務所で弁当を食べる私に絡んでくる。彼は友人の『コテツ』に似ているからという理由で、私のことをそう呼ぶ。 「ベラの『グリル弁当』です!これ美味いんですよ。でっかいウインナーがドーンと一本入ってて。」 吉原にはいくつか定番の出前のお店があって、午前8時頃になると店員さんが各店舗にメニューを配って回る。その中でも、角町通りのイタリアン『ベッラ・ルージュ』の日替わり弁当は、私のお気に入りだった。 「へーえ。美味そうだね。唐揚げはまあ、ふつうだね。」 うーん、唐揚げも結構美味いと思うけどなあ。この前は、大好物の焼肉店『晃』のトント…

  • 006 冬ボーナスの日―『泡の街』の黒服日記

    メルパラに入って1ケ月が過ぎた。 大門を抜け、吉原の仲之町通りを歩く。ファミマを過ぎる手前で右に折れると、冬のすきま風が顔を刺す。12月の冷たい風が、皮膚の下まで入り込み、アウターの隙間を容赦なく這っていく。 初日の勤務で感じた仕事のあっけなさに油断して、あれだけ自信に満ちて挑戦した電話対応だったが、その業務の奥深さや即興性だけにとどまらず、ナギサの怒りに触れたことで、女の子やお客様の立場を想像できていなかった自分の浅さに打ちのめされた。 一時は自信を失ったものの、無事に電話対応にもようやく慣れ、WEB予約まで手が回るようになった。フロントで司令塔を務める三島の右腕として、呼吸を合わせて働ける…

  • 005 電話デビュー―『泡の街』の黒服日記

    荒木が受話器を握る指に、力が入りすぎている。「――『○○さん』ですね」 丁寧な語尾とは裏腹に、声は刺々しい。女の子を呼び捨てにする客への静かな怒りが、語尾を硬くする。 荒木は、現場の誰よりも筋の通らないことが大嫌いだった。だから、電話越しに女の子を「物扱い」するようなお客様に出くわすたび、眉間にくっきり皺を刻む。「女の子だって人間なんだよ。物じゃねえ。こういう客はどうせ女の子にも乱暴だから、バシッと言ってやらないと」 乱暴に電話機を置き、送迎にでかけていく荒木。フロントに座っている三島は、苦笑いをしながら私に目くばせをする。 「荒木さんは正義感は人一倍なんだけどね、たまに空回りしちゃうんだよな…

  • 004 『マン洗い』―『泡の街』の黒服日記

    「これ、女子待(※女子待機室)にいるサラさんに渡してきて!」 朝一番のご案内ラッシュが落ち着くころ、ようやく他の仕事を片づける余裕が生まれる。三島は、溜まっていた女の子たちからのLINEに返信しながら、何か液体の入ったボトルを私に手渡した。 「サラさんはこの店の親分みたいな女の子だから、ちゃんと丁寧にね。」 忙しそうな三島の手元からそのまま受け取り、正体もわからぬまま女子待機室へ走る。女の子の顔と名前がまだ一致していないため、少しだけ不安がよぎった。 ガラッと扉を開けると、まるで自宅のリビングのようにくつろぎながら、男性K-POPアイドルのライブ映像を眺めている女性が二人いた。 「サラさんはい…

  • 003 締め日明け―『泡の街』の黒服日記

    出勤初日は、朝5時30分過ぎに店前にくるよう言われていた。 当時東京の郊外に住んでいた私は、始発電車に乗っても間に合わないため、吉原から徒歩3分のアパートに引っ越していた。 朝5時に目覚ましをかけ、身支度を済まし、眠い目をこすりながらお店に向かって早朝の吉原を歩く。服装、スーツにネクタイ、足元にはクロックス。病院の経理職の頃よりかはいくぶんかラフな姿で出勤する。 朝方の薄暗い吉原は、看板のネオンも切れて、まるで人のいなくなった遊園地みたいに寂しい。店前で若干緊張しながら先輩社員を待機する。 「おはよー!森山くんだよね!よろしくね!」 スポーティーな自転車にのり、爽やかな挨拶で登場したのは、これ…

  • 002 制服の楽園―『泡の街』の黒服日記

    「2013年頃からかなあ。秋葉原らへんでJKビジネスが流行っていて、摘発のニュースが目立つようになった。社長はそこに目を付けたんだ。ソープランドも、ドレスじゃなくて制服を着させちゃえばいいじゃないかって。」 興味津々に耳を傾ける私に、店長の上原は説明を続ける。 彼が言うには、現役女子高生を使うような危うい商売をではなく、風営法の届出をした合法店で、20歳を超えた若い女性が学生風の制服を着用して接客するというコンセプトだった。 「女の子も安心して働けるし、お客さんにも安心して遊んでもらえる。それが2015年に開店した『メルティパラダイス』の始まりだったんだ。」 制服というアイディアは、結果として…

  • 001 面接の日―『泡の街』の黒服日記

    「なんだか、もったいない気もするなあ。」 私の履歴書をひと目見るなり、店長の上原はアイコスの煙をくゆらせながら、ふっと笑った。 私の人生の一つの分岐点を象徴する言葉だったと思う。 * 地元八王子の商業高校を卒業し、都内の小さな病院の経理職をしていた21歳の私は、早くもキャリアの限界を感じていた。 このまま続けても、30代・40代の年収の天井が見えてしまうし、経理としてのスキルアップも望めない環境だった。 ただ惰性で、毎日同じような伝票を切っては、数字を合わせるだけ。そんな単調な日々が、私の中の何かをじわじわと蝕んでいった。 おまけに、職場の環境も劣悪だった。 風通しが悪く、パワハラも日常茶飯事…

  • 000 目次―『泡の街』の黒服日記/吉原の部【執筆中】

    キャリアの行き詰まりと、父親との金銭トラブルから人間不信に陥った21歳の男は、手ざわりのある「何か」を求めて、人間の欲望がむき出しになった夜の業界に足を踏み入れた。これは、2021年から2023年にかけて、吉原と堀之内のソープランドで黒服として過ごした2年間の、社会科見学の記録である。 【著者について】森山 龍(もりやま・りょう)1999年、東京都八王子市生まれ。商業高校を卒業後、病院の経理職を経て、ソープランド運営会社に勤務。組織の不条理と家庭の崩壊を経て、人間の欲望と脆さを見つめるために夜の業界へと身を投じる。現在は都内企業で経理職として働きながら、風俗産業の現場で得た経験をもとに執筆を続…

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