大学で文章構成論や映像理論を教えています。 文章構成論では、大学生にお題を出して1000字程度のエッセイを書いてもらいます。 また映像理論でも、授業のたびに短い感想リポートを書いてもらいます。 履修人数が多くなると、それを読むだけでも一苦労なのですが、最近はさらに重荷が...
「コーヒーを飲みに行こう」と言って、喫茶店に行き、紅茶を飲んでいること、ありますよね。 「今年は花見できなかったな」と言って、バラの花を見に行けなかったことを指しているとは誰も思いません。 これらは、比喩表現の一つに分類されるものです。 比喩には大きく三つの種類があります。...
動詞の活用についての分類法はいくつかあります。 話し手の主観を表す「モダリティ」。(彼は疲れているようだ。明日は雨がふるはずだ。の「ようだ」「はずだ」など) 文に現れる人の立場を表す「ヴォイス(態)」。(能動・・・彼女は彼を叩いた。受動・・・彼は彼女に叩かれた。など) そう...
台湾は日本への留学生の多い国の一つです。また高齢の方の中には日本語を話す人もいます。台湾における日本語の歴史は百年以上前に遡ります。 日清戦争で日本が勝利した1895年から第二次世界大戦後の1945年まで、日本は台湾を統治していました。 この間、日本政府は台湾での日本語教育...
英語の文章をナレーターに読んでもらった時のことです。 少し文章が長すぎると思ったので、内容をカットしようかと思ったら、ナレーターの方が「大丈夫大丈夫」と言います。 読んでもらったら、あら不思議、ぴったりの時間に収まりました。 「日本語と違って、英語は早く読んでも意味は通じる...
日本人の低い英語力を何とか向上させようと、幾つかの学校で「英語で教科を学習する」という「イマ‐ジョン教育」が試みられています。英語の科目の時間だけでなく、算数や理科、道徳なども英語を使って学び、実践的な英語力を身につけよう、というわけです。大学では、かなり一般的に見られるよ...
言語学の世界には「リングア・フランカ」という言葉があります。 ざっくり言うと「共通語」のことで、二つ以上の異なった母語話者同士が話す時に使う言語のことです。 現代では、英語がそれに近い役割を果たしていると言えますが、必ずしも英語だけではありません。 イスラム圏では、口語のア...
日本語の文章は、基本的な事実を叙述する「命題」と、話し手の主観を陳述する「モダリティ」の組み合わせでできていると言います。 例えば「彼はきっとこの試合に勝つだろう」という文章では、「彼はこの試合に勝つ」が命題で「きっと」「だろう」の部分がモダリティというわけです。モダリティ...
高齢化が進み、労働力人口が減少する中、外国からの労働力の受け入れは日本にとって避けては通れない課題です。 どこかで聞いたことのある「技能実習生」という言葉。同じような響きを持つ「特定技能労働者」。 いずれも海外から日本にやってきた人が、日本で一定期間働くことを制度化したもの...
コミュニカティブ・コンピタンス(コミュニケーション能力)とは・・・
言語によるコミュニケーションを、より効果的なものにするための研究が重ねられています。 特に、文法や語彙を正しく学ぶだけでは、十分なコミュニケーションができない、という認識から、デル・ハイムズが1970年代に「コミュニカティブ・コンピタンス」という概念を提唱しました。 その後...
バブル期以降、日本への留学を希望する人が増え、国の政策も相まって留学生の数は年々増え続けています。 文科省の資料によれば、国別でみると、中国12.1万人、ベトナム6.2万人、ネパール2.4万人。以下、韓国、台湾、インドネシア、スリランカと続きます。 合わせて27.9万人。た...
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。