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声で聞く知財 https://note.com/voice_chizai

毎朝10分であなたの「知財脳」をアップデート!知財判例の深堀り解説やニュースの裏側にある知財の動きを、AIが制作した調査レポートに基づき、対談形式の音声で分かりやすくお届けします。

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2025/07/20

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  • #050:パラメータ特許に潜む落とし穴・偏光フィルム事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本レポートは、知的財産高等裁判所(以下「知財高裁」)が平成17年11月11日に下した大合議判決(平成17年(行ケ)第10042号「偏光フィルムの製造法」事件の概要と、その判決が日本の特許実務、特に「パラメータ特許」のサポート要件の解釈に与えた多大な意義について詳述することを目的とする。 本判決は、知財高裁における最初の「大合議事件」であり、従来その特許性判断が問題視されていた、いわゆるパラメータ特許の有効性に関する極めて重要な判例として位置づけられている 。特許制度の根幹である「発明の公開と独占的実施の保障」という趣旨を再確認し、明細書の記載要件、特にサポート要件の解釈に明確な指針を

  • #049:端面加工装置事件から学ぶ「機能的クレーム」【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、東京地方裁判所が平成25年10月31日に下した「端面加工装置事件」判決(平成24年(ワ)3817号)の概要と、その知的財産法、特に特許請求の範囲の解釈における意義を詳細に分析することを目的とする 。 本判決は、特許権侵害訴訟において実務上極めて重要な二つの論点、すなわち機能的クレームの解釈および括弧内符号の限定的機能の有無について明確な判断を示したものである。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に10分以内にまとめた知財解説ラジオをお届けしています。ポッドキャストで配信していますので、興味のある方はぜひご登録お願いします。 Spotify:1日1

  • #048:キルビー事件が変えた日本の特許訴訟ー裁判所と特許庁の役割分担【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ・『特許判例百選(第5版)』掲載判例(事件:017) ・侵害訴訟における無効主張と権利濫用 【概要】 キルビー事件に関する最高裁判所平成12年4月11日第三小法廷判決は、日本の知的財産法、特に特許訴訟実務において画期的な転換点となった重要な判例です。この判決は、特許権の侵害訴訟における特許の有効性判断のあり方を根本的に見直し、従来の運用に大きな変革をもたらしました。 キルビー判決は、特許侵害訴訟において、特許に無効理由が「明らか」に存在する場合に、裁判所がその特許権に基づく請求を権利濫用として排斥できるという新たな法理を確立しました 。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオ

  • #047:生海苔異物分離除去装置事件で学ぶ製品メンテナンスと特許権侵害の境界【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ・『特許判例百選(第5版)』掲載判例(事件:023) ・侵害品のメンテナンス行為 本レポートは、特許権侵害行為としての「生産」(特許法2条3項1号)に、製品のメンテナンス行為が該当するか否かという法的論点に焦点を当て、詳細な分析を提供することを目的としています。特に、日本の知的財産高等裁判所が平成27年11月12日に判決を下した「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置事件」を中心に、関連する判例法理を深く掘り下げ、実務上の示唆を導き出します。 直接侵害としての「生産」の解釈に加え、メンテナンス行為に関連する部品供給における間接侵害(特許法101条1号「のみ」要件)につ

  • その知財活動、誰かに望まれてやっていますか?

    今日の記事は「これから知財の道に進もうと考えている人」「今から知財の仕事に取り組む予定の人」に特に読んでもらいたいです。 知財部を立ち上げて潰された思い出話と教訓 私は以前ベンチャー企業(今でいうスタートアップ)で知財部の立ち上げを行ったことがあります。審決取消訴訟を抱えていたこともあって、予算は初年度で4桁万円前半でした(訴訟が無ければ4桁いかずに収まる規模感だったと思います)。売上は数十億円、利益は1桁億円の規模感だったので、その中から新規に立ち上げる知財部に数千万円の予算を確保するのは結構大変なことでした。 経営陣の説得が大変だったのかと言われるとそうではありません。知財部

  • 『JINS vs Zoffメガネ訴訟』が1位。コエチザラジオ視聴ランキング(2025/8/4-2025/8/10)

    リスナーの皆様、いつも「コエチザラジオ」をお聴きいただきありがとうございます!過去一週間の視聴ランキングを報告します 1位:#042:JINS vs Zoffメガネ訴訟:機能とデザインのイノベーションを守る意匠権 2位:#041:ポッキーの「あの形」が商標登録!? お菓子の立体商標とブランド戦略の未来 3位:#039:AmazonとNYタイムズ、著作権ライセンス契約を締結 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、知財に関する判例解説やニュース解説など、毎朝7時に約10分の知財ラジオをお届けしています。ポッドキャストで配信していますので、興味のある方はぜひご登録お願いしま

  • #046:チュッパチャプス事件が変えたオンラインモール運営者の商標侵害の責任所在【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    知財高裁平成24年2月14日判決、通称「チュッパチャプス事件」(事件番号:平成22年(ネ)10076号)は、日本の知的財産法において画期的な事案として位置づけられています。 本件は、インターネットショッピングモール運営者である楽天株式会社の商標権侵害責任の有無が問われたものであり、最終的な結論としては第一審と同様に控訴棄却(侵害不成立)であったものの、その判断理由において、オンラインプラットフォーム運営者の責任に関する新たな判断基準を示した点で、実務に大きな影響を与えました 。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に10分以内にまとめた知財解説ラジオをお届けして

  • #045:特許侵害を覆す「作用効果不奏功の抗弁」の深層・エアロゾル事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、大阪高等裁判所が平成14年11月22日に下した特許権侵害訴訟判決(平成13年(ネ)3840号)、通称「エアロゾル事件」の概要と判決の意義を詳細に分析するものです。本件は、特許発明の技術的範囲の充足性、特に「作用効果不奏功の抗弁」の適否が争点となった点で、知的財産法実務において重要な判例として位置づけられています 。 主要な争点は、被疑侵害製品が特許発明の構成要件を充足するか否か、そして控訴人が主張した「作用効果不奏功の抗弁」が一般論として認められるか否かでした 。この抗弁は、被疑侵害製品が特許発明の構成要件を形式的に満たしていても、明細書に記載された発明の作用効果を奏しな

  • #044:未経験から知財の道へ。知財塾の「キャリア変革プラットフォーム」徹底解剖【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本レポートは、知的財産分野へのキャリアチェンジを検討しているものの、実務経験がない方々に対し、株式会社知財塾が提供する『知財塾』プログラムがどのようにその目標達成を支援し、さらに、転職サイト「知財お仕事ナビ」でどのような就職サポートを提供するのかを具体的に解説します。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に10分以内にまとめた知財解説ラジオをお届けしています。ポッドキャストで配信していますので、興味のある方はぜひご登録お願いします。 Spotify:1日10分で知財脳を鍛える:コエチザラジオ Apple Podcast:1日10分で知財脳を鍛える:コエチザラジ

  • #043:測定方法の特許で製品販売は止められるか?生理活性物質測定法事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、日本の知的財産法において重要な先例となった最高裁判所平成11年7月16日第二小法廷判決、通称「生理活性物質測定法事件」(平成10年(オ)第604号:特許権侵害予防請求事件)の概要と、その法的意義を詳細に分析するものである。 本判決は、民集第53巻6号957頁に掲載されており、特許法における「方法の発明」と「物を生産する方法の発明」の区別、およびそれぞれの特許権の効力範囲について明確な指針を示した点で、日本の特許実務、特にバイオテクノロジー・医薬品分野における測定方法の発明の保護範囲に大きな影響を与えた 。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に10分

  • #042:JINS vs Zoffメガネ訴訟:機能とデザインのイノベーションを守る意匠権【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、眼鏡チェーン業界の主要企業である株式会社ジンズホールディングス(以下、JINS)が、株式会社インターメスティック及び株式会社ゾフ(以下、Zoff社)に対して提起した意匠権侵害訴訟について、その詳細な内容、両社の主張、および東京地方裁判所による判決結果を包括的にまとめるものである。 この訴訟は、特にレンズ跳ね上げ式眼鏡に採用された「磁着式フリップアップ機構」という特定のデザインに関する意匠権侵害が争点となり、現代の消費財市場における知的財産権、とりわけ意匠権の保護がいかに重要であるかを改めて浮き彫りにする事例として、業界内外から大きな注目を集めた。 コエチザラジオのお知ら

  • 【初学者】知的財産管理技能検定3級の学習時間は20時間が目安

    今回の記事では、知財を学び始めて間もない人でも20時間の学習時間を確保すれば知的財産管理技能検定3級に合格できる、という話をします。 知的財産管理技能検定2級を取得済みの筆者(コエチザ)が、「全体像の把握に使う時間と教材」「細かい知識の習得に使う時間と教材」について、また具体的な学習時間の作り方について説明していきます。 ※本記事には、広告が含まれます。 ※Amazonのアソシエイトとして、コエチザは適格販売により収入を得ています。 知的財産管理技能検定3級について 知的財産管理技能検定は、企業活動における知的財産管理に関する知識・能力を測定・評価する国家試験です。3級、2級

  • #041:ポッキーの「あの形」が商標登録!? お菓子の立体商標とブランド戦略の未来【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    江崎グリコ株式会社が誇る人気チョコレート菓子「Pocky(ポッキー)」の形状が、2025年7月25日付で特許庁に「立体商標」として登録されたというニュースが発表されました 。これは、1966年の発売以来60年目を迎えるポッキーにとって新たな節目であり、日本の知的財産権、特に食品業界におけるブランド保護の観点から極めて重要な意味を持つ出来事です 。この登録は、文字やロゴがなくとも、その特徴的な形状を見ただけで「Pocky」と認識できることが認められたという点で、その意義は計り知れません 。 本レポートでは、このニュースの背景にある立体商標制度の基礎知識から、登録に至るまでの高いハードル

  • #040:リサイクルと特許の境界線。「新たな製造」を巡る最高裁インクタンク事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    平成19年11月8日に最高裁判所第一小法廷によって言い渡された「インクタンク事件」判決(正式名称:平成18年(受)第826号特許権侵害差止請求事件)は 、特許権の消尽理論、特に特許製品のリサイクルや再製造の文脈におけるその適用範囲を明確化した画期的な判決として、日本の知的財産法において重要な位置を占めています。この判決は、特許権者が合法的に販売した製品について、その後の加工や部材の交換が「新たな製造」に該当するか否かという、リサイクル製品の法的評価に関する長年の論争に終止符を打つものでした 。 本件は、特許権者が一旦流通に置いた特許製品に対して、その後に第三者が施す加工や部材交換行為

  • 知財インターンシップで一足先に知財のキャリアを踏み出そう

    大学生・大学院生で知財の仕事に興味がある人、積極的に知財インターンシップに参加しましょう!多くの大学や企業が、知財に関心がある学生に向けて門戸を開いています。インターンシップの経験は知財職への就職に向けてはもちろんのこと、大学での知的財産法の勉強にも必ず役立ちます。チャンスは年に1~2回。機会を逃さず、知財の経験値を積みましょう。 大学経由で知財インターンシップに申し込む 大学の学部や知的財産部門が企業へのインターンシップ派遣を支援してくれる場合があります。インターンシップが単位になる、先輩の話が聞ける等、メリットも大きいので自分が所属する大学が同様の制度を提供していないか探してみ

  • 【2025年分追加】弁理士試験口述試験対策講座まとめ

    弁理士試験の最終関門である口述試験。筆記試験とは異なり、試験官を目の前にして知識をアウトプットする必要があるため、「何から手をつけて良いか分からない」「本番の雰囲気に慣れておきたい」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 そこでおすすめなのが、口述試験模試です。本記事では、口述試験模試の概要と、各団体の模試開催日程をまとめました。模試をうまく活用して、合格への切符を確実に掴みましょう。 弁理士口述試験模試の概要 弁理士試験の口述試験模試は、筆記試験に合格した受験者が、本番の口述試験に備えて行う模擬面接です。予備校や弁理士会の口述模試は、本番の口述試験と同様に、「特許・実

  • 『今月の課題図書「それってパクリじゃないですか?」』が1位。コエチザラジオ視聴ランキング(2025/7/28-2025/8/3)

    リスナーの皆様、いつも「コエチザラジオ」をお聴きいただきありがとうございます!過去一週間の視聴ランキングを報告します 1位:今月の課題図書「それってパクリじゃないですか?」 2位:トランプ大統領「AI学習の著作権費用の支払いは難しい」 3位:AI時代に蘇る著作権と創作の境界線・モンタージュ事件 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、知財に関する判例解説やニュース解説など、毎朝7時に約10分の知財ラジオをお届けしています。ポッドキャストで配信していますので、興味のある方はぜひご登録お願いします。 Spotify:1日10分で知財脳を鍛える:コエチザラジオ Apple

  • 「知財の道を歩き始める」あなたへ贈る道しるべ【知財専攻・知財新卒・知財転職】

    コエチザが運営するnoteは、知的財産に関わる仕事に就きたいと思っている若い人(18〜28歳くらい)を主な読者に想定しています。知財の仕事ってとてもクリエイティブで刺激的だし、働き方も柔軟だし、弁理士という安定した国家資格もあるし、コエチザとしてはお勧めの仕事だし、ぜひ多くの人に知財業界に入ってきてほしいと思っています。 この記事では、コエチザのnoteで皆さんにどんな価値を提供できるかをまとめました。下記の方針でコンテンツを日々充実させていきたいと思います。 知財人生のスタートに(コエチザラジオ) このnote、そして私(コエチザ)の活動は、ポッドキャスト「コエチザラジオ」

  • #039:AmazonとNYタイムズ、著作権ライセンス契約を締結【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    2025年5月29日、NYタイムズはAmazonと自社編集コンテンツをAmazonの人工知能(AI)商品向けに利用するのを認める契約を締結したと発表しました 。これはNYタイムズにとって初の生成AI関連ライセンス契約となります 。    この提携により、AmazonのAIモデルはNYタイムズのニュース報道だけでなく、傘下の料理ウェブサイトNYT CookingやスポーツメディアThe Athleticに関連するコンテンツも使用してトレーニングできるようになり、これにより生成型AIはより質の高いニュース素材を理解し活用できると期待されます 。  &nbsp

  • 学割/U30割が使える弁理士対策講座まとめ

    実は、多くの資格予備校が、学生の皆さんを応援するための「学割制度」を設けています。この制度を上手に活用すれば、費用を大幅に抑えて、弁理士試験合格を目指せます。 このnoteでは、学割が使える人気の弁理士講座をまとめました。自分にぴったりの講座を見つけて、お得に、そして効率的に学習をスタートさせましょう! LEC東京リーガルマインド:学割あり 高校生・大学生・大学院生・各種専門学校生は、一般価格(または代理店価格)より20%割引で受講できます。 割引制度 - 弁理士 初学者|LEC東京リーガルマインド LEC東京リーガルマインド 弁理士 初学者向けコースに利用できる割引

  • #038:トランプ大統領「AI学習の著作権費用支払いは難しい」【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ドナルド・トランプ元大統領は、AIサミットの基調講演において、AI学習に利用される全てのコンテンツに対してマイクロライセンシング(著作物の契約・利用・支払いを極めて簡易に行える仕組み)や個別支払いを義務付けることは「不可能な仕事」であると明確に表明しました 。 彼は、「読んだり勉強したりした全ての記事や本、その他のものに対して料金を支払わなければならない状況では、成功したAIプログラムを期待することはできない」と述べ、利用する知識全てに支払いを要求することは、特に制限の少ない中国と比較して、米国のAI開発の競争力を損なうと主張しました 。ただし、記事の複製や剽窃はできないが、現在の解

  • #037:今月の課題図書『それってパクリじゃないですか?』【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    書籍『それってパクリじゃないですか?』は、群馬に拠点を置く中堅飲料メーカー「月夜野ドリンク」の知的財産部を舞台に、知的財産権の複雑さとその企業活動における重要性を描いた「お仕事小説」です 。 物語は、知的財産に関する知識が皆無な主人公・藤崎亜季が、厳格かつ的確な指導を行う上司・北脇雅美と共に、様々な知財トラブルに直面し、悪戦苦闘しながら成長していく過程を中心に展開されます 。 親友が手掛ける服飾ブランドの商標乗っ取り事件、パロディ商品の訴訟騒ぎ、さらには社運をかけた新製品の特許侵害といった具体的な案件を通じて、知的財産がビジネスに深く根ざしている実態が浮き彫りになります 。 本書

  • 【書評】大学院合格時点で買えばよかった。『新・注解特許法(第2版)』(中山信弘・小泉直樹)

    ※Amazonのアソシエイトとして、コエチザは適格販売により収入を得ています。 大学院進学、おめでとうございます!これから知財の奥深い世界に飛び込む皆さん、特に大学で特許の研究をしたいと考えている人に、合格が決まった時点でぜひ手に入れてほしい一冊(いえ、三冊!)があります。それが、中山信弘先生と小泉直樹先生による『新・注解 特許法〔第2版〕(青林書院)』です。 新・注解特許法 (上巻) amzn.to 17,600円 (2025年08月02日 17:17時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する

  • 「生き方は自由に選びたいじゃない?」出産・育児と“自分らしい働き方”を両立する女性弁理士の話を聞いた

    先日、弁理士に興味があるという女子大学院生に相談されて、知り合いの女性弁理士を紹介しました。彼女、自身の経験を交えながら、こんなふうに話していたんです。 時間も場所も。働き方に自由をもたらす弁理士の威力 「知財業界で働いている女性って、結構パワフルに生きてる気がする。私も、出産も育児も経験して、本当にライフステージって目まぐるしく変わるって痛感するけど、そんな中でも、家で子育てしながらバリバリ仕事してる人もいれば、産休から戻ってきて、さらにパワーアップしてる人もたくさん見てきた。弁理士って、働く場所や時間に縛られないから、それが、どんなライフステージに立っても、働くのを諦めなくてい

  • #036:AI時代に蘇る著作権と創作の境界線・モンタージュ写真事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本レポートは、日本の著作権法における極めて重要な判例である最高裁判所昭和55年3月28日第三小法廷判決、通称「モンタージュ写真事件」上告審について、その概要と判決の意義を詳細に分析することを目的とする。 この判決は、著作物の「引用」の要件および著作者人格権、特に同一性保持権の解釈に大きな影響を与え、パロディ表現の自由との関係で今日まで継続的に議論の対象となっている。本報告では、この判決が日本の著作権法実務と学説に与えた影響を多角的に考察する。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に10分以内にまとめた知財解説ラジオをお届けしています。ポッドキャストで配信していま

  • #035:延長登録特許は「実質同一」の範囲まで及ぶ。その線引きはどこ?【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、知的財産高等裁判所が平成29年1月20日に下した、通称「オキサリプラティヌム事件」判決について、その概要、判決内容、そして実務および学術界に与えた多大な影響を詳細に分析するものである。 本判決は、知的財産高等裁判所の設立以来11件目となる大合議判決として位置づけられ、特に医薬品関連特許の「特許権存続期間延長登録」の効力範囲(特許法第68条の2)に関する、これまで最高裁判決でも未解決であった重要な法的問題に初めて具体的な判断を示した点で、極めて画期的な意義を持つ 。 この判決は、医薬品分野における特許権の保護と後発医薬品の市場参入のバランスに明確な指針を与え、今後の実務に

  • 【受講費用の20%】教育訓練給付金がもらえる弁理士講座まとめ

    弁理士試験に向けて予備校に通う場合、一部の講座では教育訓練給付制度によって最大で受講費の20%(上限10万円)の補助金が支給されます(通信講座含む)。今回は、教育訓練給付金がもらえる弁理士試験対策講座を紹介します。 教育訓練給付金とは 働く人のスキルアップを支援する制度として、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練講座の費用の一部を雇用保険から負担する制度のことです。 「仕事の知識やスキルを高めてキャリアアップしたい」「資格を取るための勉強をしたい」「新しい仕事にチャレンジしたい」――。働くかたのスキルアップを支援するために、雇用保険制度には「教育訓練給付金」があります。 一定の

  • #034:特許の延長登録、その要件を安定化されたベバシズマブ事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    最高裁平成27年11月17日第三小法廷判決(平成26年(行ヒ)第356号)は、通称「アバスチン事件」または「ベバシズマブ事件」として知られている 。本判決は、特許権の存続期間延長登録の要件、特に特許法第67条の3第1項第1号に定める「その特許発明の実施に政令で定める処分を受けることが必要であったとは認められないとき」の解釈に画期的な判断を示した。 本判決は、先行する承認(先行処分)が存在する場合に、新たな承認(出願理由処分)に基づく延長登録が認められるか否かという、長らく議論されてきた問題に対し、従来の特許庁の審査基準を明確に否定し、新たな判断基準を確立した点で極めて重要である 。こ

  • #033:組み合わせは価値を生む!液晶特許裁判が語る「相乗効果」の重要性【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本レポートでは、知的財産高等裁判所が平成29年6月14日に下した「重合性化合物含有液晶組成物及びそれを使用した液晶表示素子」事件(平成28年(行ケ)第10037号)の判決について、その概要と法的意義を詳細に解説する。本判決は、特許無効審決取消請求事件において、特許庁が新規性欠如を理由に無効とした審決に対し、知財高裁が審理不尽を理由にこれを取り消したものである 。 特に、複数の成分からなる組成物に関する「選択発明」の特許性判断において、引用発明と比較した相違点に係る複数の「選択」が組み合わされた際に奏される「組み合わせ効果」(synergistic effect)を総合的に評価すること

  • 私がスタートアップ経営者とIPランドスケープに取り組んだ経験談を話します【ゼロから始めるIPL】

    最近、楽しみにしているnoteがあります。イーパテント・アクティス塩谷さんのIPランドスケープに関する投稿です。 IPランドスケープ始めたい、と相談を受けることが私もあります。そんなときに、私が考えるのは『IPランドスケープのミニマムラインはどこだろう』です。今日のnoteは、それについて考えます。 AIに聞いてみた→クソが! 定番ですが、まずは『IPランドスケープのミニマムラインはどこですか?』と生成AIに聞いてみました。その結果がこちら。ミニマムライン、高すぎませんか? IPランドスケープは、単なるパテントマップ作成とは異なり、「経営戦略または事業戦略の立案に際し、経営

  • 知財業界と選挙:政治参加のあり方

    2025年参議院選挙が終わって早1週間が経ちました。自民の大敗、参政党の躍進が一番のビッグトピックかとは思いますが、こちらの動きに興味を持っていた方も多いと思います。 諸派の政治団体「チームみらい」は参院選比例選で1議席を獲得し、党首を務めるAI(人工知能)エンジニアの安野貴博氏が初当選した。比例選の得票率が有効投票総数の2%以上となり、チームみらいは政党助成法上の政党要件を満たすことになる。 「チームみらい」が政党要件満たす…党首の安野貴博氏が初当選、比例選の得票率2%以上に 【 #安野たかひろ #チームみらい への応援、ありがとうございました!】 参院選、チームみらいは1

  • 【知財未経験者に捧げる】知的財産管理技能検定で実務力を鍛える方法

    知的財産管理技能検定の勉強は、実務力を鍛えるために使えます(特に実技試験)。今回は、資格試験対策で終わらない「身になる知財検定の活かし方」を伝授します。私が誰かから「知財未経験だけど興味あります。何から始めたら良いですか?」と相談を受けた時に、知財検定3級実技試験の受験をおすすめして必ず一緒にする話です。 記事中にある「想像と妄想のストックがあなたの実務の引き出しになる」「資格試験では×と答えて終わりだが、実務では×の状態を△や〇に近づける具体案が問われている」という言葉で、日経新聞主催の応募企画「#大切にしている言葉」に参加してみます。 例題(過去問:第50回2級実技試験)

  • 『Xのリツイート最高裁判決』が1位。コエチザラジオ視聴ランキング(2025/7/21-2025/7/27)

    リスナーの皆様、いつも「コエチザラジオ」をお聴きいただきありがとうございます!過去一週間の視聴ランキングを報告します 1位:#018:リツイートに最高裁が著作権侵害判決の衝撃!SNSに潜む著作権トラブル 2位:#024:言葉は違う、でも中身は同じ?最高裁が示した特許権侵害の線引き:ボールスプライン事件 3位:#023:分割出願戦略の在り方を決めた重要判決・折畳コンテナ事件 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、知財に関する判例解説やニュース解説など、毎朝7時に約10分の知財ラジオをお届けしています。ポッドキャストで配信していますので、興味のある方はぜひご登録お願いしま

  • #032:「なぜ効く?」は特許にならない?白金ナノ粒子事件が語るイノベーションと法の狭間【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    知財高裁平成23年3月23日判決(平成22年(行ケ)第10256号)は、「スーパーオキサイドアニオン分解剤事件」として広く知られ、日本の知的財産法における用途発明の新規性判断、特に「内在同一の問題」に関して極めて重要な判例として位置づけられています 。本判決は、公知の物質について新たな作用機序が発見された場合に、その用途発明の新規性が認められるか否かという、特許実務上長らく議論されてきた重要な論点に明確な指針を示しました 。 この事件では、特許庁が無効審判において特許を維持する審決を下したのに対し、知財高裁がその審決を取り消し、特許権の無効を判断しました 。この判断は、用途発明の特許

  • #031:特許の境界線「自然法則の利用」を深掘り・省エネ行動シート事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、知的財産高等裁判所が平成28年2月24日に下した「省エネ行動シート事件」判決(平成27年(行ケ)第10130号)について、その概要、判決の要旨、および知的財産法実務における意義を詳細に分析することを目的とします。この判決は、特許法における「発明」の定義、特に「自然法則を利用した技術的思想の創作」という要件の解釈において重要な先例となるものです。 日本の特許法において「発明」に該当するか否か、すなわち「発明該当性」は、特許が付与されるための最も基本的な要件です。特許法第2条第1項に規定される「自然法則を利用した技術的思想の創作」の範囲を明確にすることは、技術革新の保護と自由

  • 『鬼滅の刃』夜が明けるまで商標調査した結果を報告する #わたしは今無限城にいます

    良い子のみんな!『柱』って商標登録されてるって知ってた?(〇柱じゃなくて、ただの『柱』です。) 登録になっている『柱』(J-PlatPatの検索結果より) 今回は、鬼滅の話題に乗っかるために『鬼滅の刃』の商標を某AIに調べてもらったらあっさり嘘つかれたので、人力で夜鍋して『鬼滅の刃』の関連商標を調べてみました。 フルネームでは誰ひとり商標無かったです。AIの嘘つき! でも、自分が知らない商標がたくさんあって面白かったです。では、『鬼滅の刃』商標一覧をどうぞ!(リンク部分の文言が登録商標になります。) 鬼滅の刃 登録6397486  登録6397487 

  • ソフトバンク、特許出願が前年の100倍越え。AI時代の特許戦争の始まり

    近年、AI技術の発展は目覚ましく、各企業がその覇権を争う「AI時代の特許戦争」が静かに幕を開けています。 AI関連発明の国内特許出願件数の推移。特許行政年次報告書(2025年版)より引用 その最前線で驚異的な動きを見せているのがソフトバンクです。今回は、日本の主要企業であるトヨタ自動車、日立製作所、そしてソフトバンクの過去10年間の特許出願件数を比較し、ソフトバンクが牽引するAI時代の特許戦略に迫ります。 トヨタ・日立・ソフトバンクの特許出願状況 まずは、日本の経済を牽引する3社の過去10年間の特許出願件数と登録件数を見ていきましょう。いずれも2025年7月25日時点のJ-Plat

  • 『suiP RADIO』には知財部で働く全てが詰まっていた

    下記記事で紹介したスタートアップ知財担当コミュニティ・suiP。 実は、彼らのYouTube番組『suiP RADIO』を何本か見たんです。そしたらもう、「知財部で働く真実が、ここに詰まっている!」って、そんな感覚がありました。 スタートアップ知財の「今」を創る、ヤバい面々 『suiP RADIO』は、suiPの運営メンバーと、そのコミュニティを支える参加者たちが、本音で語り合う対談番組です。suiPの参加者のほとんどが、まさに「今」を駆け抜けるスタートアップの知財担当者たち。しかも、その顔ぶれが尋常じゃないんです。あの落合陽一率いるピクシーダストテクノロジーの知財担当者、そし

  • 【2025年7月更新】特許検索・調査・分析ツールの料金プランを徹底比較

    特許調査や分析ツールの導入を検討する際、誰もが気になるのはやはり「費用」ではないでしょうか。「結局、どのツールが一番安いの?」「予算内で最適なツールを見つけたいけど、各社の価格体系が複雑でわかりにくい…」といった悩みを抱えている方も多いはずです。 そこで本記事では、多岐にわたる特許調査・分析ツールの中から、主要なサービスの料金プランに焦点を当てて徹底的に比較しました。各ツールの詳細な機能までは網羅していませんが、あなたの予算に合ったツールを効率的に見つけられるよう、料金体系や価格帯を分かりやすくまとめています。 気になるツールの詳細機能については、それぞれの公式サイトへのリンクを掲

  • コエチザが「知財転職エージェント」の紹介をnoteでしている理由

    皆さん、こんにちは!コエチザです。今回は、コエチザのnote記事で知財転職エージェント(主にリーガルジョブボード)の紹介リンクを置いている理由について、少しお話しさせてください。 この話は、今すぐ転職を考えている方だけでなく、知財業界でのキャリアを考えているすべての方、そしてこれから知財の仕事を目指す方にとっても、きっと役立つ情報だと信じています。 コエチザが紹介リンクを置く「率直な理由」 まず、率直な理由からお伝えします。コエチザは、紹介リンク経由で皆さんが転職エージェントに登録してくださると、紹介費用として1人あたり15,000円程度の報酬をいただくことができます。 この収

  • 知財部を立ち上げて2年後、会社の方針で全てを失った日

    こんにちは、コエチザです。 今日は、少し個人的な、でもきっと誰かの役に立つかもしれない話をしたいと思います。私が経験した、「知財部を立ち上げて2年後に、経営不振で部署ごと無くなった」という、ちょっと切ない、でも学びの多いお話です。そして、その経験から見つけた、知財業界で生き抜くための大切な学びについても語らせてください。 未経験から知財部へ。夢中で駆け抜けた2年間 元々、私はエンジニアでした。それが、ある日突然、「うちの会社も知財部を作るぞ!」という話になり、ひょんなことから未経験ながらその立ち上げを任されることになったんです。右も左も分からない知財の世界に飛び込み、特許の出願か

  • #030:小さな変更が巨大な発明に?驚異の効果で特許庁を覆したシュープレス用ベルト事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本レポートは、知的財産高等裁判所が平成24年11月13日に言い渡した「シュープレス用ベルト事件」(平成24年(行ケ)第10004号審決取消請求事件)の概要と、その知的財産法における意義を詳細に分析することを目的とします。この判決は、特許法における「進歩性」の判断、特に「顕著な効果」の評価基準に関して重要な指針を示したものであり、実務上および理論上、極めて高い重要性を持つとされています。 本判決は、特許の進歩性判断において、引用発明から本件発明への動機付けが認められる場合であっても、予測できない顕著な効果が認められる場合には進歩性を肯定しうるとした点で、その後の進歩性判断のあり方に大き

  • 【2025年分追加】司法試験合格祝賀会のスケジュールまとめ

    ※注:合格発表の前から申し込みを開始している祝賀会もあります。お早めに申し込みを済ませることをおすすめします。 2025(令和7)年度 司法試験合格祝賀会 ・2025年11月21日(金) アガルート司法試験合格祝賀交流会(オフライン・東京) ・2025年11月28日(金) アガルート司法試験合格祝賀交流会(オフライン・大阪) 2024(令和6)年度 司法試験合格祝賀会 ・2024年11月12日(火) 企業法務革新基盤:司法試験合格祝賀会(オフライン・東京) ・2024年11月14日(木) Lawyer’s INFO:司法試験合格祝賀会(オフライン・東京) ・2024年11

  • 【2025年分追加】弁理士合格祝賀会のスケジュールまとめ

    ※注:合格発表の前から申し込みを開始している祝賀会もあります。お早めに申し込みを済ませることをおすすめします。 知財塾の弁理士試験合格祝賀会でした! ご参加いただいた合格者の皆様、ありがとうございました🌸#オープン弁理士合格祝賀フェス pic.twitter.com/FfZZ4cOjew — あや (@_a234) November 30, 2024 昨夜は無名会の弁理士試験合格者祝賀会でした。参加した皆様は楽しんでもらえましたでしょうか?! 会派は楽しいですよー(たまにめんどくさいこともないことはない?)。ぜひ自分に合いそうな会派を見つけて参加してみて欲しいです(それが

  • 特許の有効期間はいつまで?そして、維持費用は?

    新しい技術やアイデアを生み出した際に、その発明を独占的に利用できる権利として取得するのが「特許」です。特許は、発明者を保護し、技術革新を促進する重要な役割を担っています。しかし、この特許、一度取得したら永久に有効なのでしょうか? 実は、特許には「有効期間」が定められており、無限に権利が続くわけではありません。一定期間が経過すると、その技術は誰でも自由に利用できるようになります。これは、特定の企業が市場を独占し続けることを防ぎ、社会全体の技術の発展を促すための重要な仕組みです。 では、具体的に特許の有効期間はいつまでなのでしょうか?そして、その維持にはどのような費用がかかるのでしょう

  • #029:膨大な数の選択肢から特定の技術的思想を引用発明として認定できる?【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    知財高裁平成30年4月13日大合議判決、通称「ピリミジン誘導体事件」(平成28年(行ケ)10182号等)は、日本の特許法実務において極めて重要な意義を持つ判断を示しました。本判決は、特許の進歩性判断、特に化学・医薬分野における「刊行物記載の膨大な選択肢からの引用発明認定基準」と、「特許権消滅後の無効審判請求における訴えの利益」という二つの主要な法的論点に対し、新たな指針を提示した点で画期的な位置づけにあります 。 本件が「大合議」で審理されたという事実は、この事件が単なる個別の紛争解決に留まらず、広範な法的原則の確立を目指したものであることを明確に示しています。本件においては、特に化

  • 「スマホに必須のあの操作も」特許で稼いだ、身近でわかりやすい有名な技術3選

    私たちは日々、様々な便利な製品やサービスを利用しています。その多くが企業の開発チームによって生み出されていると思われがちですが、中には個人の発明家が特許を取得し、大きな利益を得たケースも存在します。 今回は、私たちの身近にある製品やサービスの中から、日本の個人発明家がその才能と努力で特許を取得し、世の中に大きな影響を与えた3つの事例をご紹介します。 スマートフォンのフリック入力:片手操作の革命児 今やスマートフォンの文字入力に欠かせないフリック入力。特に日本人にとっては、ひらがなの入力効率を格段に向上させた画期的なシステムです。このフリック入力は、実は日本の個人発明家、小川コータ

  • 大学選び:知的財産法の指導教官一覧

    知的財産法という学問分野は、日進月歩で進化するテクノロジーと社会の動きに密接に関わり、常にその最前線で新たな問いと向き合っています。このダイナミックな世界で深く学び、将来のキャリアを切り拓きたいと考える皆さんにとって、大学でのゼミ選びは非常に重要なステップとなるでしょう。 しかし、どの大学にどんな先生がいて、どのようなテーマに興味を持っているのか、その全貌を把握するのはなかなか難しいものです。そこで、この記事では、日本の大学で知的財産法に関するゼミを開講されている先生方をリストアップし、それぞれの先生方がどのような分野に関心を持ち、どのような視点から知財法を研究されているのかを、その

  • 知財業界の底上げではない。「コエチザラジオ」が狙う視聴者像

    「コエチザラジオ」は、毎日10分、知的財産に関するトークをお届けするポッドキャスト番組です。しかし、誤解しないでいただきたいのは、私たちは「初心者向けの知財入門」を目指しているわけではないということです。 私たちの番組では、知財業界で重要とされる新旧の裁判例の解説や、最先端の知財トピックを深く掘り下げています。対談形式の音声でわかりやすく聞こえるかもしれませんが、その内容は決して簡単ではありません。現役の知財部員の皆さんの「底上げ(ボトムラインの向上)」を目指すのではなく、私たちは明確なビジョンを持っています。 「コエチザラジオ」が本当に目指すのは、将来有望な知財人材をトップ層に引

  • 「コエチザラジオ」、まずは毎日500視聴を目指します!

    先日、こんなnoteを書きました。 「聴く自己投資を根付かせる」、まず私たちの目標は毎日500視聴を達成することです。 この数字は、特許庁が発表している日本国内の知的財産部門で働く人々の総数、約45,000人の1%に相当します。この1%という数字は、単なる通過点ではありません。それは、私たちが本当に届けたい「コアなユーザー」と深くつながり、その輪を広げていくための第一歩だと考えています。 もちろん、私たちの夢はもっと大きいです。最終的には5,000人、50,000人、そして知財に関わるあらゆるビジネスパーソンを含め、100,000人規模のリスナーコミュニティを築き上げることを視

  • 知財業界に『聴く自己投資』を根付かせたい!ポッドキャスト「コエチザラジオ」があなたの知財脳を覚醒させる理由

    コエチザラジオを運営する私たちが、なぜ今、「知財ポッドキャストを毎日聴く」という習慣を皆さんに強くお勧めしたいのか、熱い想いを語らせてください。それは、まさにこの習慣こそが、あなたの、そして知財業界全体の未来を切り拓く最適な「自己投資」だからです。 「情報収集はしている」その自己投資、本当に足りていますか? 知財を取り巻く環境は、目まぐるしく変化しています。最新の判例、法改正、業界のトレンド、他社の動向…これらの情報をキャッチアップし、自身の知識をアップデートしていくことの重要性は、誰もが理解しているはずです。しかし、果たしてその「情報収集」は、本当に「自己投資」として機能している

  • 【魂が震える知財バトル!】特許ドラマで解き明かす、発明とビジネスの栄光と試練

    あなたの知らない「特許」の世界が、今、幕を開ける! 特許と聞いて、あなたはどんなイメージを抱きますか? 堅苦しい法律? 専門家だけの領域? もしそう考えているなら、それは大きな間違いです! 特許は、私たちの日常を彩る製品やサービス、そして未来を創るビジネスの根幹を支える、情熱と知恵の結晶。そして今、この「特許」をテーマにしたドラマが、あなたの心を熱く揺さぶります。 複雑な知財の仕組みを、手に汗握る展開と人間味あふれるストーリーで描き出すドラマは、特許制度への理解を深めるだけでなく、エンターテインメントとしても最高峰の興奮と感動を提供します。 本記事では、特許をテーマにした選び抜か

  • #028:換気扇フィルタが変えた特許の常識:課題設定の革新が進歩性の鍵【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本報告書は、知的財産高等裁判所が平成23年1月31日に下した「換気扇フィルター及びその製造方法」事件(平成22年(行ケ)第10075号)の判決に焦点を当て、その概要と法的な意義を詳細に分析することを目的とする。この判決は、特許法における進歩性(容易想到性)の判断基準、特に「解決課題」の認定と評価に関して重要な指針を示したことで知られている 。 本判決は、発明の構成が容易であったとしても、その発明が解決しようとする課題の設定や着眼がユニークであった場合には、当然には容易想到とはいえない、という画期的な判断を示した 。これにより、従来の特許庁の審査基準における進歩性判断の枠組みに対し、新

  • #027:知的財産管理技能検定、学生の合格者が15%!大学生・高校生も今すぐ受けるべき【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    「知的財産管理技能検定」は、知的財産マネジメントスキルを客観的に測る国家試験として位置づけられています。厚生労働省が所管する「技能検定」制度の一環であり、合格者には「知的財産管理技能士」という国家資格が付与されます 。この資格は、知的財産に関する技能の習得レベルを公的に証明するものであり、その信頼性と普遍的な価値が担保されています。 学生が合格者全体の約15%を占めるという事実は、本検定が学生の間で広く認知され、積極的に取得されていることを明確に示しています。これは、学生が自身のキャリア形成において知的財産管理能力の重要性を早期に認識し、行動に移している証拠と言えるでしょう。 これ

  • 【2025年3月分更新】知的財産管理技能検定の受験者数・合格率データ(2級・3級)

    知的財産管理技能検定の受験を考えている皆さん、こんにちは! 「知的財産管理技能検定、受けてみたいけど、どれくらいの人が受けているんだろう?」 「合格率ってどのくらいなんだろう?」 そんな疑問をお持ちではありませんか?特に2級や3級の受験を検討されている方にとって、これらの情報は試験対策を立てる上で非常に重要ですよね。 そこで今回は、知的財産管理技能検定2級・3級の過去10回分の受験者数と合格率のデータを徹底分析し、分かりやすいグラフと解説でご紹介します。 知的財産管理技能検定とは? まずは簡単に、知的財産管理技能検定についておさらいしておきましょう。 知的財産管理技能検定は

  • 「知的財産部門」英語で名刺や履歴書に書くとき何て書くの?【企業知財部】

    企業の知的財産部門でご活躍されている皆さん、日々、知財戦略の立案や権利化、紛争対応など、多岐にわたる業務に携わっていらっしゃることと思います。 グローバル化が進む現代において、海外のパートナー企業や顧客、あるいは転職活動などで英語の名刺や履歴書が必要になる機会も増えているのではないでしょうか。そんな時、「自分の部署名、英語でどう書くのが一番しっくりくるんだろう?」と迷った経験はありませんか? 今回は、企業の知的財産部門を英語で表記する際の適切な表現と、名刺・履歴書での記載例をご紹介します。 最も一般的で分かりやすい英語表記 知的財産部門を表す英語表現はいくつかありますが、最も一

  • 知財検定、合格後の更新は必要?有効期限ある?【知的財産管理技能検定】

    知的財産管理技能検定に合格された皆さん、おめでとうございます!努力の末に掴んだ合格、本当に素晴らしいことです。 さて、合格の喜びも束の間、ふと頭をよぎるのが「この資格、更新は必要なのかな?」「有効期限ってあるの?」といった疑問ではないでしょうか。特に、最近合格された方も、少し前に合格された方も、改めて確認しておきたいポイントですよね。 今回は、知的財産管理技能検定の合格後の「更新」と「有効期限」について、詳しく解説していきます。 結論から言うと、知的財産管理技能検定に「更新」や「有効期限」はありません! ご安心ください。知的財産管理技能検定は、一度合格すれば、その資格が失効する

  • 知財検定について名刺や履歴書に書く際の正式名称と英語表記【知的財産管理技能検定】

    知的財産管理技能検定に合格した皆さま、おめでとうございます。忙しい中せっかく努力して合格したのですから、資格を名刺や履歴書に書いて、ビジネスや就職/転職活動に活用したいですよね。 この記事は、知的財産管理技能検定について、名刺や履歴書に書く時の表記についてまとめたものです。 1. 正式名称の利用 必ず正式名称を記載しましょう。略称や通称は避け、信頼性を損なわないようにします。 日本語正式名称: 知的財産管理技能士 英語正式名称: Certified Specialist of Intellectual Property Management “Certifie

  • #026:国内優先で追加した特許の実施例には優先権の利益認めず・人工乳首事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ※「コエチザラジオ」は、Spotify、Apple Podcast、Amazon Musicで配信しています。普段ご利用のプラットフォーム内で「コエチザ」と検索してみてください! 東京高裁平成15年10月8日判決(平成14年(行ケ)第539号)、通称「人工乳首事件」は、日本の特許法、特に国内優先権制度の運用において極めて重要な先例として位置づけられています。 本判決は、後の出願において、先の出願にはなかった新たな実施例を追加した場合に、その追加された実施例について優先権の利益が認められるか否かという、実務上頻繁に生じる複雑な問題に明確な判断を示しました 。 コエチザラジオのお知ら

  • #025:特許出願書類に明確性はどこまで必要?【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ※「コエチザラジオ」は、Spotify、Apple Podcast、Amazon Musicで配信しています。普段ご利用のプラットフォーム内で「コエチザ」と検索してみてください! 本報告は、知的財産高等裁判所が平成22年8月31日に言い渡した「伸縮性トップシートを有する吸収性物品」事件(平成21年(行ケ)第10434号)の判決について、その概要、判決理由、および知的財産実務における意義を詳細に分析することを目的とする。 特許制度における「明確性」は、単に「発明が技術的に理解できるか」という側面だけでなく、「第三者が権利範囲を予測できるか」という法的安定性、さらには「産業の発展を阻害

  • 【知財の動画】YouTubeでサクッと見られる初心者におすすめの動画まとめてみた

    「堅苦しい勉強は苦手なんだよね〜」 そんなあなたにこそ、全力でオススメしたいのがYouTube動画を使った知財学習!小難しい専門用語は抜きにして、笑えるドラマやクイズ仕立て、分かりやすい解説で「へぇ〜!」「なるほど!」が止まらない動画を、今回はとっておきで厳選しました。さっそくどうぞ! スタートアップは突然に(全5回) INPIT(独立行政法人 工業所有権情報・研修館)が作成した動画シリーズ「スタートアップは突然に」は、知財初心者の方にも心からお勧めしたい、非常に分かりやすく、そして面白い全5話の動画です。 「知財」と聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、このシリーズは

  • 『発明するAI。Toreru発明支援の全貌』が1位。コエチザラジオ視聴ランキング(2025/7/14-2025/7/20)

    リスナーの皆様、いつも「コエチザラジオ」をお聴きいただきありがとうございます!過去一週間の視聴ランキングを報告します ※「コエチザラジオ」は、Spotify、Apple Podcast、Amazon Musicで配信しています。普段ご利用のプラットフォーム内で「コエチザ」と検索してみてください! 1位:課題を書くだけで解決案を”発明”するAI。Toreru発明支援の全貌と今後の展望 2位:ファスト映画は著作権侵害。タイパ時代のコンテンツ保護 3位:『漫画村』著作権侵害、複雑な技術が絡んだデジタルコンテンツ保護の行方 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、知財に関する

  • 『特許判例百選』を読み解く最強の相棒! 特許判例チートシート提供開始

    『特許判例百選』、買ったはいいけど…こんなお悩みありませんか? 弁理士試験や知財実務の学習において、『特許判例百選』が非常に重要なテキストであることは、皆さんもご存知のことと思います。しかし、実際に手にして使ってみると、 「掲載されている判例の判決文を毎回探し出すのが大変…」 「百選の解説は表現が難解で、読み解くのに時間がかかる…」 「重要判例、もっと効率的にポイントを押さえたいのに…」 こんな壁にぶつかっていませんか? 『特許判例百選』をもっと効果的に活用するために せっかく手元にある『特許判例百選』を、最大限に活用して学習効果を高めてほしい! そんな思いから、この「特

  • 企業の知財研修・特許事務所の所内研修に!「コエチザラジオ」をぜひご活用ください【無料】

    「1日10分で知財脳を鍛える:コエチザラジオ」をお聴きの皆様、いつもありがとうございます。この度、コエチザラジオを企業の知財研修や特許事務所の所内研修でご活用いただきたく、ご案内させていただきます。 知財の学習は、ともすれば堅苦しくなりがちです。しかし、コエチザラジオは、過去の代表的な裁判例や日常の気になるニュースから知財の視点を見つけるユニークな切り口で、楽しく知財センスを磨けるように工夫しています。1話あたり10分程度と短く、隙間時間にも気軽に聴けるため、研修の導入やブレイクタイムにも最適です。 コエチザラジオの活用例 コエチザラジオは、様々な形で研修に取り入れていただけます

  • 1日10分で知財脳を鍛える「コエチザラジオ」、Apple PodcastとAmazon Musicでも配信開始!

    いつも「コエチザラジオ」をお聴きいただきありがとうございます! この度、「コエチザラジオ」が、Spotifyに加えて、Apple PodcastとAmazon Musicでも配信を開始しました!普段ご利用のポッドキャストアプリで、これまで以上に手軽にお聴きいただけるようになりましたので、ぜひご視聴ください。 Apple PodcastとAmazon Musicをご利用の方は、各プラットフォーム内で「コエチザ」と検索していただけると見つかります。ぜひ、お気に入りのエピソードを見つけてみてくださいね。 これからも「コエチザラジオ」をどうぞよろしくお願いします!

  • #024:言葉は違う、でも中身は同じ?最高裁が示した特許権侵害の線引き:ボールスプライン事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ボールスプライン事件は、日本の知的財産法、特に特許権侵害訴訟において極めて重要な判例として位置づけられています。この判決は、日本において均等論が判例法上確立された画期的な決定として広く認識されています 。 本判決以前、日本は成文法主義を採用し、特許法第70条第1項が「特許発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定めなければならない」と規定していたため、日本の司法は均等論の適用に一般的に消極的でした 。このような厳格な文言解釈は、法的安定性をもたらす一方で、侵害者が特許請求の範囲に記載された構成の一部をわずかに変更するだけで、容易に特許権侵害を回避できるという課題を抱えていました

  • 自己紹介|コエチザとは何者か?

    この記事では、ポッドキャスト『コエチザラジオ』を運営するコエチザが、なぜ知財の世界に興味を持ったのか、なぜ知財のラジオを始めたのか、について語っていきます。 コエチザラジオを初めて知った方はぜひこちらのnoteもご覧ください。 泥臭く始まった知財の道 私、コエチザは、ごく普通の国立大学工学部を卒業しました。最初は大手メーカーでエンジニアとして、汗を流しながらものづくりの現場にいました。図面と格闘し、試作を繰り返し、自分の技術が形になる喜びを知ったんです。 そんなエンジニア時代、ふと「技術をお金にする仕組みはものづくり以外に無いのか?」という疑問が頭をよぎるようになりました。も

  • 知財の仕事はなぜストレスが少ない?「モンスター顧客」に遭遇しにくい理由

    これから知財の仕事に足を踏み入れようとしている皆さん、もしかしたら「知財の仕事って難しそう」「専門的で大変そう」というイメージを持っているかもしれませんね。もちろん、専門知識を要する分野であることは間違いありません。しかし、多くの人が想像する以上に、知財の仕事はストレスが少ない、働きやすい分野だと私は考えています。 その理由として、今回は「モンスター顧客に遭遇する確率が低い」という点に焦点を当ててお話ししたいと思います。 「モンスター顧客」とは何か? まず、「モンスター顧客」とはどんな顧客を指すのでしょうか。一般的に、理不尽な要求を繰り返したり、感情的なクレームをつけたり、常識で

  • 難解な判決文もスッと頭に入る?裁判例の解説を音声で聴くメリット

    「裁判例?」「なんか難しそう…」 そう思われたあなた!まさに、この記事はあなたのために書いています。 法律や知財と聞くと、分厚い専門書や難解な条文、そして裁判所の出した長ーい判決文が頭に浮かんで、「自分には関係ないや」と敬遠してしまう方も多いのではないでしょうか? でも、ちょっと待ってください!実は、これらの情報、「聴く」ことでぐっと身近になるんです。 コエチザが運営しているポッドキャスト『10分で知財脳を鍛える【声で聞く知財:コエチザラジオ】』では、一見すると難解な知財の裁判例を、法律の知識がない方にもわかりやすく、そして楽しく解説しています。 今回は、文章でじっくり読み込

  • #023:分割出願戦略の在り方を決めた重要判決・折畳コンテナ事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本レポートは、知的財産高等裁判所が平成22年2月25日に言い渡した「折畳コンテナ事件」(平成21年(行ケ)第10352号)について、その概要と判決の意義を詳細に解説することを目的としています。 この訴訟の主要な争点は、特許法第44条に定める分割出願の要件、特に原出願の明細書に開示された発明の範囲内であるか否かという点にありました。この判決は、実務上頻繁に行われる分割出願の適法性、特に原出願の明細書に内在する別発明をクレーム化する際の解釈に重要な示唆を与え、今後の特許実務に大きな影響を与えるものと評価されています。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に10分以内

  • #022:課題を書くだけで解決案を”発明”するAI。『Toreru発明支援』の全貌と今後の展望【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    『Toreru 発明支援』は、ユーザーが抱える課題を入力するだけで、AIが複数の発明アイデアを提案し、そのブラッシュアップを支援する画期的なサービスです。提案されたアイデアに対して、AIはウェブ上から関連するサービスや技術情報を検索し、ユーザーの追加情報に基づいてアイデアを具体化し、「発明ノート」としてまとめる機能を提供しています 。 Toreruは、将来的には発明をAIと協力して行うことが当たり前になるというビジョンを掲げています。このビジョンに基づき、本サービスを通じて特許出願のきっかけを増やし、より多くの人々に発明の楽しさを知ってもらうことを目的としています 。 コエチザラ

  • #021:新聞記事の社内共有は違法?著作権侵害リスクと企業の対策を徹底解説【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本事件は、新聞記事の画像データを社内イントラネットに保存し、従業員が閲覧できるようにしていた行為が著作権侵害に該当すると認定された事例であり、多くの企業が日常的に行っている情報共有の実態に対し、法的な警鐘を鳴らす画期的な判決として注目されています 。 この判決は、企業が慣習的に行ってきた情報共有のあり方と、知的財産権に関する法的な遵守状況との間に存在する大きな隔たりを浮き彫りにしました。 多くの企業では、新聞購読料を支払っていることや、社内での利用に限定されていることから、記事の複製や共有が問題ないと考えている場合がありますが、本件の判決はこうした広範な誤解に対し、明確な法的判断を

  • 1日10分で知財脳を鍛える「コエチザラジオ」が半月を迎えました!

    皆さん、こんにちは!1日10分で知財脳を鍛える【声で聞く知財:コエチザラジオ】を運営しているコエチザです。 コエチザラジオをスタートして、あっという間に半月が経ちました。この短い期間に、たくさんの知財実務家の方、そして「知財ってどんな世界なんだろう?」と目を輝かせている未来の知財人に、耳を傾けていただけたこと、とても嬉しく思っておりますです。今回は、このラジオに込めた私の想いと、これまでどんなコンテンツをお届けしてきたのか、少しだけお話しさせてください。 コエチザラジオ、始動!−知財の「沼」に飛び込んだ元エンジニアの挑戦− 「知財をもっと身近に、挫折せずに学べる場所を作りたい」—

  • 次の『著作権判例百選』に載る(と思う)事件をAIで分析→解説ラジオにしてみた

    昨今の著作権訴訟の注目事件について、Google Geminiのディープリサーチでレポートを作成→Geminiで解説音声を作成してみました。 (『著作権判例百選(第7版)』は7月中に発売開始とのこと) ※自著紹介。 徹底ガイド 著作権判例百選 amzn.asia 99円 (2025年07月14日 19:06時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する

  • #20:ファスト映画は著作権侵害。タイパ時代のコンテンツ保護【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    「ファスト映画」とは、約2時間程度の長編映画を10分程度に短く編集し、権利者に無断で動画投稿サイト、特にYouTubeに公開された動画コンテンツの総称です 。これらの動画は、映画のストーリーや結末を詳細に解説する「ネタバレ」を含む内容が特徴であり、しばしば字幕やナレーションが追加されることで、短時間で映画の内容全体を把握できるように工夫されています 。 この民事訴訟は2022年5月19日に提起され、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が原告13社の訴訟手続きをとりまとめました 。本件は、ファスト映画を巡る著作権侵害に対する損害賠償請求として全国で初めての提訴であり、その

  • #019:『漫画村』著作権侵害、複雑な技術が絡んだデジタルコンテンツ保護の行方【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    『漫画村』は、漫画作品を中心に違法にコピーされたコンテンツを権利者に無断で掲載し、無料で閲覧可能にしたいわゆる海賊版サイトとして広く知られています 。このサイトは2016年1月に開設され 、2017年以降に利用者が急増しました。最盛期の2018年には月間アクセス数が1億人規模に達したとされ、国内最大の海賊版サイトとして社会的な問題に発展しました 。 本判決は、単なる著作権侵害の有罪判決にとどまらず、デジタル時代における著作権侵害の新たな手口、特にリバースプロキシ技術の利用に対する法的評価を確立し、日本の著作権侵害訴訟において過去最高額となる巨額の損害賠償を命じた点で画期的な意義を持ち

  • 『アップル、Vision ProのAR技術が流出?』が1位。コエチザラジオ視聴ランキング(2025/7/7-2025/7/13)

    リスナーの皆様、いつも【コエチザラジオ】をお聴きいただきありがとうございます!今回は、過去一週間の視聴ランキングを報告します。 1位:アップル、Vision ProのAR技術が流出?社員の退職と知財戦略の攻防 Appleが鳴り物入りで発表した空間コンピュータ「Vision Pro」。その核となるAR技術の流出疑惑が浮上し、元社員の競合他社への移籍が報じられています。Appleの厳重な知財管理体制がどのように揺らいでいるのか、そしてハイテク企業の知財戦略の攻防に迫ります。 2位:スタディング弁理士講座を徹底解剖!独学のお供はAIサポートで完璧? 弁理士を目指す多くの方が利用するオ

  • #018:リツイートに最高裁が著作権侵害判決の衝撃!SNSに潜む著作権トラブル【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    本判決は、リツイートという一見無害な情報拡散行為が、プラットフォームの技術的仕様と相まって、意図せず著作者の権利を侵害しうる可能性を示しました。本判決は「リツイート」という簡易な行為が、著作権法上の著作者人格権、特に氏名表示権にどのように影響するかを巡る、極めて重要な判例として位置づけられます。 これは、インターネット利用者、コンテンツクリエイター、そしてプラットフォーム事業者に対し、デジタル時代における新たな法的責任と注意義務のあり方を問いかけるものです。特に、表現の自由という憲法上の価値と、著作権保護という知的財産権の根幹をなす価値のバランスをどのように取るべきかという、現代のデ

  • #017:メルク、主力製品の特許切れで1兆円規模の買収へ。製薬企業が抱える「特許の崖」問題【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    米製薬大手メルク・アンド・カンパニーは、英国のバイオ医薬品会社ベローナ・ファーマを約100億ドルで買収することに合意しました 。この買収は、メルクの呼吸器疾患事業を強化し、特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「オトゥヴェア(Ohtuvayre)」を獲得することを主眼としています 。 この戦略的動きの背景には、メルクの主力抗がん剤である「キイトルーダ(Keytruda)」の主要特許が2028年に満了するという差し迫った課題があります 。キイトルーダは2024年に295億ドルの売上を記録し、メルクの総売上高の46%を占める基幹製品であるため、その特許切れは同社の収益基盤に大きな影響を及

  • #016:特許出願前に製品販売の落とし穴。棒状ライト事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    ・特許判例百選(第5版)掲載判例(事件:059) ・新規性(公然実施) 本報告書は、知的財産高等裁判所が平成28年1月14日に下した「棒状ライト事件」(平成27年(行ケ)10069号)判決の概要とその法的意義を詳細に分析するものです。本判決は、特許法第29条第1項第2号に定める「公然実施」の解釈、特に製品が販売された場合の新規性喪失の判断基準に関して重要な指針を示しました。 本件は、特許出願前に製品が販売されていた状況において、その製品の内部構造が外部から容易に認識できない場合や、分解禁止の表示が付されていた場合に、当該発明が「公然実施」に該当するか否かが争点となりました。知財高裁

  • #015:アップル、AR技術情報を盗まれた?社員の退職と知財戦略の攻防【声で聞く知財:コエチザラジオ】

    Apple社は、同社の革新的なAR/VRヘッドセット「Vision Pro」に関する企業秘密を窃取した容疑で、元上級製品設計エンジニアであるDi Liu氏を提訴しました。 この訴訟は、単なる個人の不正行為に留まらず、技術業界における知的財産保護の重要性と、特にAR/VRのような競争が激しい新興市場における企業秘密の脆弱性を浮き彫りにしています 。 本件は、Appleの企業秘密保護戦略、従業員の忠実義務、そして競合他社への転職における倫理的・法的境界線について、重要な示唆を与えるものとして位置づけられます。 コエチザラジオのお知らせ コエチザラジオでは、毎朝7時に約7分の知財ラジ

  • #014:日本の特許法におけるクレーム解釈のあり方を根本的に変えたリパーゼ事件【声で聞く知財:コエチザラジオ】

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  • #013:アガルート弁理士講座を徹底解剖!知識を定着させる教材に強みあり【声で聞く知財:コエチザラジオ】

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  • #012:資格スクエア弁理士講座を徹底解剖!講師とのZoom面談など個別サポートが充実【声で聞く知財:コエチザラジオ】

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  • #011:スタディング弁理士講座を徹底解剖!独学のお供はAIサポートで完璧!?【声で聞く知財:コエチザラジオ】

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