長崎市の眼鏡橋近くにある長崎銀行旧本店ビル被爆建物の一つなのですが解体されることが決まり、このたび工事がはじまったとのこと。新聞記事によると、被爆の痕跡が確認されないDランクに分類されており、老朽化も進んでいることから解体することになったそうです。2023年1
日本各地に残る古い建物や町並みを眺めているとどこかほっとした気分になり、日頃の疲れが癒されますよね。 このブログでは、管理者がこれまでに訪れた全国各地の近代建築や古い町並みを紹介し、その魅力をお伝えできればいいなと思っています。
長崎市の眼鏡橋近くにある長崎銀行旧本店ビル被爆建物の一つなのですが解体されることが決まり、このたび工事がはじまったとのこと。新聞記事によると、被爆の痕跡が確認されないDランクに分類されており、老朽化も進んでいることから解体することになったそうです。2023年1
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新潟県燕市にある今井家の建物群です。(全て国登録有形文化財)今井家は代々長岡藩の御用商人だった家柄で、広い敷地に今も住宅などの建物が残されています。北側にあるのは、1920年(大正9年)に設立された旧今井銀行の店舗鉄筋コンクリート造の外壁は焼過レンガの小口積と
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5月22日(金)、文化審議会が民家2軒を初めて国宝に指定することを文部科学大臣に答申したと発表されました。兵庫県にある箱木家住宅主屋(神戸市北区、14世紀頃に建築)と旧古井家住宅(姫路市安富町、15世紀に建築)で、ともに千年家と呼ばれています。指定理由は
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今週、山形に3日間行ってきました。季節外れの暑さにもかかわらず、建物・温泉・そば三昧の旅行を満喫させていただきました。このブログの趣旨から少し逸脱するかも知れませんが、どうか大目に見ていただくようお願いいたします。仙台空港からレンタカーで山形県に移動し、
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たまには有名な建物も・・・ということで、横浜市にある旧横浜正金銀行本店本館です。町中にある建物は、人を避けるため早朝に見に行くことが多いのですが、朝は長い影ができて見にくい写真しか撮れないのが難点、ご容赦ください。シンメトリーのドイツ・ネオバロック建築で
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比叡山の麓、坂本にある西教寺、その客殿が初めて一般公開されたので行ってきました。境内に入るとなだらかな坂道の左右に多くの坊が並んでいます。並木はカエデで、秋にはさぞかし紅葉でキレイなことでしょう。途中、宗祖大師殿の唐門越しに琵琶湖の景色を眺めながら本堂に
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2月に行った大分県豊後大野市にある旧緒方村役場です。JR緒方駅近くの見晴らしのいい高台にありますが、写真を撮るのは苦労しましたね。1932年(昭和7年)の建築、昭和初期の木造の役所として大分県内で唯一残るものとのこと。玄関ポーチ天井のレリーフや庇のブラケット、
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山口県から大分県に移動する途中、福岡県行橋市にある旧百三十銀行行橋支店に立ち寄りました。大阪に本社を置く旧百三十銀行の行橋支店として建てられたもの赤レンガに白い石の組み合わせから想像がつくように、辰野・片岡事務所の監修のもとに清水組(現清水建設)本店技術
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山口市にある山口県旧県庁舎と旧県会議事堂です。萩から移転した山口藩庁跡に明治になって山口県庁が置かれ、大正時代に建てられた旧県庁舎と旧県会議事堂が旧藩庁の門とともに保存されています。守衛所も当時のものが残されていました。門を入ると左側にあるのが旧県庁舎(
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山口市は、室町時代に防長2国を治めることになった守護大名大内氏がその本拠地としたところ。賀茂川に見立てられた一の坂川の周辺は、大内氏により祇園社を勧請した八坂神社など京都を模したまちづくりが進められ、西の京とも呼ばれています。(写真は一の坂川)伊勢大路や
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2月に行った山口県から、美祢市、山陽小野田市、宇部市の近代建築です。まずは美祢市にある旧厚保郵便局(昭和9年築)全面がツタに覆われ、使われなくなって久しいと思われますが、玄関扉のガラス面に厚保郵便局の文字が読み取れます。山陽小野田市に移動して森原整骨院、詳
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明治時代、全国5か所(千葉、金沢、奈良、長崎、鹿児島)に造られた監獄は、明治の五大監獄と呼ばれています。(有名な網走監獄は含まれていません。)全て司法省の技師山下啓次郎(ジャズピアニスト山下洋輔の祖父)が設計を担当し、1907年から1908年にかけて相次いで建て
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今日は3月11日、東日本大震災から15年が経ちました。震災後、何度が東北を訪れていますが、まだまだ復興の途上といったところでしょうか。さて、今回は2021年10月に訪れた岩手県陸前高田市気仙町にある高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設を紹介いたします。気
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今回は趣向を変えまして、北海道稚内市にある建造物、稚内港北防波堤ドームを紹介いたします。北海道と旧樺太を結ぶ鉄道連絡船の桟橋と利用する乗客を保護するために建設されたもの稚内特有の強烈な風と高波のため、防波堤としては異色のドーム状の形態をとり、高さは約14m
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尼崎市の近代建築の続き、阪神尼崎駅の南東側を巡っていきます。2018年(平成30年)に復元された尼崎城、家電量販店旧ミドリ電化の創業者安保詮氏が「創業の地に恩返しがしたい」として約12億円を投じて再建し、尼崎市に寄付されたものだそうです。線路沿いにあった旧阪神電
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兵庫県尼崎市は工業地帯のイメージが強く、古い町並みとは無縁のように思われますが、阪神尼崎駅の南西の寺町辺りには11の寺院が集まり、京都や奈良と見紛うほどです。寺院を囲むレンガ塀と高層ビルが建ち並ぶ姿のコントラストが面白いです。法華宗四大本山の一つである本
地域タグ:兵庫県
秋田市立赤れんが郷土館です。(国重要文化財)秋田市の繁華街、古くからの商業地であり、古い建物も残されている大町通りの一角にあります。旧秋田銀行本店本館として1912年(明治45年)に建てられたもの。イギリス・ルネサンス風の外観、赤と白のコントラストが美しいです
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滋賀県近江八幡市の安土城の麓にある近江風土記の丘県内にあった3棟の古い建物と県立安土城考古博物館で構成される歴史公園です。<参考> 歴史公園近江風土記の丘 滋賀ガイドこちらに移築された3棟の建物を2017年3月に見てきましたので紹介いたします。まずは、旧安土巡
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年末に、また近代建築の取り壊しを巡る情報が入ってきました。情報の概要は以下のとおり(yahooニュース(京都新聞)) 滋賀県彦根市が老朽化、耐震性の観点から閉館・解体を決めた「俳遊館」について、文化活動や景観保全に取り組む市民団体が存続を求める署名活動を開始す
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北海道旭川市にある旧旭川偕行社です。偕行社とは、旧陸軍の親睦・互助・学術研究を図る組織で、その社交場として各地に施設が建てられました。旭川に置かれた旧陸軍第七師団の偕行社は1902年(明治35年)の建築ベランダコロニアルスタイルで、アーチ型ペディメントに半円形
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香川県高松市にある旧御殿水源地大正年間に給水を始めた浄水場で、現在は高松市水道資料館として公開されています。いくつかの施設がありますが、こちらの喞筒場(そくとうじょう、ポンプ場)が一番大きな建物になります。(1918年(大正7年)建築)ポンプ場らしからぬ白い下
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下関市唐戸は古くは赤間関と呼ばれ、北前船の寄港地、九州への渡し場、山陰道と山陽道の合流地という交通と海運の要衝として番所などの施設や多くの近代建築が建てられ賑わっていました。その多くの建物は、日本遺産、関門‘’ノスタルジック海峡‘’の構成文化財となってい
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群馬県桐生市にある群馬大学工学部同窓記念会館(国登録有形文化財)旧桐生高等染織学校の校舎として1916年(大正5年)に建てられました。正面上部のハンマービームのほか、イギリスのテューダー様式の意匠が随所に見られます。背面は植栽のため全体像が分かりづらいですが外
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鹿児島県薩摩川内市にある川内高城(せんだいたき)温泉800年の歴史を有し、昔ながらの温泉地の雰囲気が今も残されています。小さな湯治宿が建ち並び、硫黄の香りの漂う温泉街には、共同湯が1か所あり以前はこちらで湯治客向けの食材などが売られていましたが、現在ではもう
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北海道新ひだか町静内にある家畜改良センター新冠牧場の旧事務所1872年(明治5年)に北海道産馬の改良を目的として、北海道開拓使長官黒田清隆が静内、新冠、沙流の三郡に及ぶ約7万haの広大な敷地に創設した牧場その後、宮内庁所管の「新冠御料牧場」を経て、戦後は農林省所
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小坂鉱山には病院のほかにも多くの附属する施設があるように、日本一の鉱山と言われていたのも頷けます。まずは芝居小屋の康楽館(国重要文化財、1910年(明治43年)建築)外観は下見板張り、縦長の上下窓、軒周りや妻部の飾りなどは洋風ですが、桟敷や花道などがある和風芝
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秋田県鹿角市十和田毛馬内は秋田県北東部に位置する南北に細長い町その中央部を東西に横切る本町通には商店が建ち並び道路側に庇を出した「こみせ」が残されています。空地が目立ち、少し寂しい感じになり古い建物も少ないのですがしっかりとこみせが残されていることがうれ
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山形県鶴岡市には、魅力的な古い建物がたくさんあります。これまで何度も訪れていますが、今回立ち寄った建物を何か所か紹介させていただきます。まずは旧鶴岡警察署大山分署(国登録有形文化財、1885年(明治18年)建築)棟梁は高橋兼吉の親戚で副棟梁を務めた高橋権吉その
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鶴岡市にある鶴岡公園は、庄内藩主酒井家の居城であった鶴岡城址に整備された都市公園で、桜の名所として知られています。その公園内にある大寶館は、大正天皇の即位を記念して建てられたもの。大正4年(1915年)11月10日の大正天皇の即位の日に合わせて開館ルネッサンス調の
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厳しかった夏もようやく終わりと思いきや、関西ではまだ暑い日が続くようです。今週行った山形、秋田方面は、カラッとした秋の空気に包まれ、朝晩は寒いぐらいでした。気持ちの良い気候の中で多くの建物や町並みを見てきましたが、その中から北秋田市にある旧阿仁鉱山外国人
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前回紹介した加古川市のニッケ社宅の区域内にある洋館のうち、公園の隣にある2軒右側の建物は外国人技師の住宅として1911年(明治44年)に建てられたもの。現在はニッケ社宅倶楽部と呼ばれ住民の集会施設として利用されているそうです。裏側はこんな感じもう一つの建物は、1
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鹿児島市にある鹿児島県教育会館が9月に解体されるというニュースが入ってきました。「鹿児島県教育会館 9月にも解体へ」 鹿児島ニュースKTS(YAHOOニュース)鹿児島市の中央公園、鹿児島城跡近くに建つRC造3階建ての建物1931年(昭和6年)に建築され、戦災を乗り越
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2025年7月と2022年9月に群馬県沼田市に行ってきました。河岸段丘で有名なところですが、その高台にある旧市街の上之町が再開発され、市ゆかりの建物4棟を移築して大正ロマンエリアとして整備されています。まずは、旧土岐家住宅洋館です。(国登録有形文化財)沼田藩主を務
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宮城県登米市にある旧登米高等尋常小学校、現在は教育資料館として公開されています。正面玄関部に2層の白塗りの洋風ポーチがある擬洋風建築平面はコの字型で両翼の端には六方と呼ばれる六角形の学童出入口がついていました。明治の洋風学校を代表する建築物として国の重要
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宮城県の南西、山形県と福島県に隣接する七ヶ宿町羽州街道と奥州街道を結ぶ街道に七つの宿場があったことが町名の由来とのこと。参勤交代にも使われるなど賑わっていましたが、明治以降の米沢と福島を結ぶ奥羽本線の開通に伴い、賑わいは失われて行きました。その宿場のうち
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日本の伝統建築の装飾の一つに、左官が漆喰で鏝(こて)を使って文字や絵のレリーフを造る鏝絵という技法があります。伊豆松崎や安心院などのものが有名ですが、新潟県長岡市摂田屋にある旧機那サフラン酒造本舗の土蔵は横綱級ともいわれています。摂田屋は、「吉乃川」で知
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今年2月に行った熊本市の熊本洋学校教師ジェーンズ邸です。2016年の熊本地震で全壊しましたが、2023年に水前寺江津湖公園に移築・再建されました。熊本洋学校の教師に招聘された米国人リロイ・ランシング・ジェーンズの住居として1871年(明治4年)に建てられた、ベランダ
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長崎市の眼鏡橋近くにある長崎銀行旧本店ビル被爆建物の一つなのですが解体されることが決まり、このたび工事がはじまったとのこと。新聞記事によると、被爆の痕跡が確認されないDランクに分類されており、老朽化も進んでいることから解体することになったそうです。2023年1
大阪府堺市にある南海電鉄南海本線の浜寺公園駅駅舎は、南海本線の高架化に伴い2016年1月に運用が終了されるまで現役最古の駅舎として利用されていました。裏側にホームがあり、正面向かって左側が駅務室、右側が待合室となっていた建物は、徳利型の木製柱の生地が見えるなど
福島県会津若松市の会津さざえ堂です。白虎隊の終焉の地である飯盛山にあり、正式名称は円通三匝堂高さ16.5m、六角三層のお堂ですが、その形状が唯一無二のものです。二重の螺旋の回廊を内部に持ち、外観もユニークな建物その特異な形状からさざえ堂と呼ばれています。正面
新潟県関川村は山形県に隣接し、米沢街道の宿場町、荒川舟運の拠点として栄えたところ新潟市から60kmほどしか離れていないところに静かな古い町並みが残されています。村役場前の大通りにある、ひときわ大きな建物が渡邉家住宅(主屋は1817年築)もともとの豪農の隠居宅か
島根県松江市の松江城城山公園にある興雲閣です。明治天皇の御在所とすべく建てられた、和洋の装飾・彫刻を多く盛り込んだ擬洋風建築結局、天皇の行幸は実現せず、松江市の工芸陳列所、公的な歓迎所を経て、現在は松江郷土館とし利用され無料公開されています。ベランダコロ
新潟県燕市にある今井家の建物群です。(全て国登録有形文化財)今井家は代々長岡藩の御用商人だった家柄で、広い敷地に今も住宅などの建物が残されています。北側にあるのは、1920年(大正9年)に設立された旧今井銀行の店舗鉄筋コンクリート造の外壁は焼過レンガの小口積と
さきに紹介した京都府与謝野町加悦のちりめん街道にある旧尾藤家住宅です。江戸時代には酒造業のかたわら大庄屋として、その後生糸ちりめん問屋となり、後年には加悦町長や加悦鉄道の社長も務めた名家で、建物は国の重要文化財に指定されています。入口のあるのが主屋で、屋
前回紹介した加悦など与謝野町には近代建築が多く残されています。まずは旧加悦鉄道加悦駅舎(1926年(大正15年)建築)現在、駅の敷地には与謝野町加悦庁舎が建てられ、こちらは郊外にあるSL広場に移転する予定でしたが、結局隣接地に曳家されたそうです。そのSL広場が2
京都府与謝野町加悦にあるちりめん街道の町並み加悦谷は絹織物「丹後ちりめん」の一大産地として古くから知られるところもともとは城下町とのことで、堀として利用されていた加悦奥川が町の北側を流れています。取り壊された古い天神橋の石造の欄干が川べりに保存されていま
今月行った山形県鶴岡市にある出羽三山神社出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山の総称で、神仏習合の修験道の山として知られています。この時期、標高の高い月山、湯殿山は雪に覆われ入山できないため、年中入山可能な羽黒山にある出羽三山神社に参拝しました。羽黒山は標高4
当然ですが、建物は年月を経ると老朽化します。そのため補修が必要となりますが、老朽化が著しい場合のほか、最新の機能性が発揮できないなどの理由により取り壊されることもあります。建替えに当たっては、古い建物の外壁など一部を残して新しいビルに建替えられるケースも
5月22日(金)、文化審議会が民家2軒を初めて国宝に指定することを文部科学大臣に答申したと発表されました。兵庫県にある箱木家住宅主屋(神戸市北区、14世紀頃に建築)と旧古井家住宅(姫路市安富町、15世紀に建築)で、ともに千年家と呼ばれています。指定理由は
今週、山形に3日間行ってきました。季節外れの暑さにもかかわらず、建物・温泉・そば三昧の旅行を満喫させていただきました。このブログの趣旨から少し逸脱するかも知れませんが、どうか大目に見ていただくようお願いいたします。仙台空港からレンタカーで山形県に移動し、
富山県高岡市山町筋の近代建築です。前回の町並みの記事でいくつか紹介しましたが、その他の建物をご紹介いたします。まずは、旧高岡共立銀行本店(設計:田辺淳吉、辰野金吾監修)1914年(大正3年)竣工の鉄骨煉瓦造、赤レンガに白い花崗岩の帯を持ついわゆる辰野式の建物で
富山県高岡市は加賀藩前田氏の第二代藩主前田利長が築いた隠居城の城下町として開かれました。その後発せられた一国一城令により高岡城は廃城となり武士団は金沢に引き上げましたが、第三代藩主利常が町人の他所への転出を禁じたため商人町として町並みが残されました。そし
たまには有名な建物も・・・ということで、横浜市にある旧横浜正金銀行本店本館です。町中にある建物は、人を避けるため早朝に見に行くことが多いのですが、朝は長い影ができて見にくい写真しか撮れないのが難点、ご容赦ください。シンメトリーのドイツ・ネオバロック建築で
京都府与謝野町加悦の重要伝統的建造物群保存地区にある旧伊藤医院診療所1階が板張り、2階が白漆喰塗り真壁造、一見どこにでもありそうな洋館ですがこの建物の玄関部分の装飾がすごいんです。これは驚きました。鏝絵で造られているんですね。神戸で修業した加悦の左官職人
比叡山の麓、坂本にある西教寺、その客殿が初めて一般公開されたので行ってきました。境内に入るとなだらかな坂道の左右に多くの坊が並んでいます。並木はカエデで、秋にはさぞかし紅葉でキレイなことでしょう。途中、宗祖大師殿の唐門越しに琵琶湖の景色を眺めながら本堂に
当ブログも、お陰様で本日で開設から丸1年を迎えることができました。これも皆様のご愛顧のおかげと感謝しております。さて、歴史的な景観が失われていく危機感から1975年に伝統的建造物群保存地区制度が創設され、翌1976年9月に秋田県角館、長野県妻籠宿、岐阜県白川郷萩町
川越の町並みの中にも近代建築が多くあります。まずは、旧埼玉りそな銀行川越支店です。旧八十五銀行本店本館として1918年(大正7年)に建てられ、現在は飲食店やギャラリー、ワーキングスペースなどの複合施設、りそなコエドテラスとして利用されています。(国登録有形文化
徳島市のJR牟岐線脇にある三河家住宅です。産婦人科医の三河義行の自宅として1928年(昭和3年)に建てられました。設計はドイツ留学中に出会った、建築家の木内豊次郎(ドイツで土木を勉強中)RC造3階建、高く立ち上がった塔屋などどこか無骨な印象を受けますが、木内の専
福島県下郷町にある大内宿は、会津若松と下野の今市を結ぶ会津西街道の半農半宿の宿場として開かれました。約450mの往還の両側に寄棟茅葺きの妻側を街道に面させる住宅兼店舗が建ち並ぶ美しい町並みを見る観光客が絶えないことから、近くの湯野上温泉に泊まり早朝に散策
南会津町にある旧南会津郡役所です。2階がベランダとなっている玄関ポーチの上部が千鳥破風で懸魚の付いた擬洋風建築福島県南会津地方振興局の敷地内にあり公開されているのですが、訪問した時はあいにくの休館日多くの場所を周るため行程的によくあるのですが、今回はちょ
日本の伝統建築の装飾の一つに、左官が漆喰で鏝(こて)を使って文字や絵のレリーフを造る鏝絵という技法があります。伊豆松崎や安心院などのものが有名ですが、新潟県長岡市摂田屋にある旧機那サフラン酒造本舗の土蔵は横綱級ともいわれています。摂田屋は、「吉乃川」で知
日本海沿いに妻入りの民家が建ち並ぶ出雲崎の町並みその長さは約4kmにもなり、日本一と言われています。江戸時代には佐渡金山の荷揚げや北前船の寄港地、北国街道の宿場町として栄え、狭い平地に2万人もの人が住んでいたため、越後一の人口密度と言われていました。多く
今年2月に行った熊本市の熊本洋学校教師ジェーンズ邸です。2016年の熊本地震で全壊しましたが、2023年に水前寺江津湖公園に移築・再建されました。熊本洋学校の教師に招聘された米国人リロイ・ランシング・ジェーンズの住居として1871年(明治4年)に建てられた、ベランダ
近代建築の中に看板建築と呼ばれる建物があります。木造の建物の前面に衝立のような看板を兼ねた外壁を建て、モルタルや銅板、タイルなど多様な装飾を施して洋風建築のように見立てたもので、関東大震災後に多く建設されました。茨城県石岡市の旧市街地には、その看板建築が
秋田県の南西部、鳥海山の麓にあるにかほ市海岸沿いの象潟は、潟湖に多くの島々が浮かび、「東の松島と西の象潟」並び称される景勝地で九十九島と呼ばれていました。しかし、1804年の象潟大地震により海底が2m隆起し、島の跡を残す平地になったという珍しい地形は国の天然
山形県鶴岡市の湯殿山近くの山中にある田麦俣集落庄内地方と村山地方を結ぶ六十里越街道の中間点にあり、湯殿山神社への参拝客が立ち寄る宿場町として発展しました。山間地で広い敷地の確保が困難であり、豪雪時の出入りを容易にするとともに、居住空間と客人を泊める空間を
青森県黒石市、八甲田山の麓にある温湯温泉は、鄙びた町並みの残る温泉地です。共同浴場の周辺には、内湯のない客舎と呼ばれる湯治宿が何軒かあり風呂桶を片手に共同湯に通う湯治客が今にも現れてきそうな雰囲気です。落ち着いた建物や控えめな看板などの風情がたまりません
宮城県登米市にある旧登米警察署です。1889年(明治22年)に建てられ、1968年(昭和43年)まで使用されました。白ペンキ塗り、下見板張りの建物正面に、2階をバルコニーとした玄関ポーチが大きく張り出し、上部の三角ペディメント、イオニア式の柱頭などの装飾が施されてい
愛媛県八幡浜市保内町は、江戸時代からの海運のほか、明治以降には鉱山、紡績、養蚕などの産業で栄えたところで川之石地区とその周辺には前回紹介した旧白石和太郎洋館などの古い建物や町並みが残されており、玄関に式台を備えた武家様式の旧白石和太郎住宅は1854年(嘉永7年
佐田岬半島の付け根に当たる愛媛県八幡浜市保内町にある旧白石和太郎洋館です。川之石地区は、海運業や紡績業で栄えたところで古い町並みが残されており現在では静かになった町並みの中に、黒漆喰の外壁の擬洋風建築があります。正面玄関はこんな感じ左右の2つの窓と2階の
岩手県紫波町(しわちょう)は盛岡市と花巻市の中間に位置し、北上川の舟運や奥州街道(松前道)の中継点、南部杜氏の拠点として江戸時代から栄えたところ。紫波郡の中心として郡役所が置かれ、旧紫波郡役所庁舎が現在も残されています。郡役所としての役割を終えた後は、紫
青森県中央部、青森市の南側に位置する黒石市の中町こみせ通り商家町の古い町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。2軒の造り酒屋や商家が建ち並び(写真は中村亀吉酒造店)その通り側には、木造の「こみせ」と呼ばれる通路が設けられています。越後では
北海道帯広市にある旧双葉幼稚園の園舎です。 帯広聖公会の別館として開園された幼稚園で、この園舎は1922年(大正11年)に建てられたもの木造八角形の赤いドーム屋根と三角のドーマー窓が印象的な建物で国の重要文化財に指定されています。上の写真の説明によると、当時の
桜で有名な弘前城周辺には多くの近代建築が残り、ミニ明治村のような様相を呈しています。明治時代に多くの洋風建築を手がけた棟梁、堀江佐吉の擬洋風建築も数多く残されていて、一まとめには紹介しきれませんので、今回はその中から旧弘前市立図書館を紹介させていただきま
山鹿の近代建築です。国道325号の北側、豊前街道に面した角地に建つのが旧安田銀行山鹿支店(RC2階建、1925年(大正14年)建築、国登録文化財)現在は山鹿市の伝統工芸品である和紙と糊だけで作った山鹿灯籠を展示する山鹿灯籠民芸館として公開されています。北面や西面の外
熊本県山鹿市の町並み熊本と小倉を結ぶ豊前街道に沿って古い町並みが残されています。豊前街道は東西に通る国道325号線に直交しており、その南側の下町と呼ばれていた辺りは酒蔵や味噌、醤油蔵もあって、伝建地区に指定されてもおかしくないように思えましたね。中世から菊池
北海道増毛の町並み宝暦年間(1751~1764年)に漁場が開かれて以来、増毛はニシンの街として栄え、網元や商人が築いた木造建築物や石造の倉庫などの町並みが残されています。呉服業、酒造業、海運業などで財をなした豪商、旧本間家の店舗や住宅、酒造蔵などは国の重要文化財