日曜日は大雪。もうすぐ4月なのに今年の冬一番の積雪で、朝7時半に大雪警報の防災無線で起こされて雪かきを一度したが、午前中ずっと降り続き2回目の雪かきもした。湿った重たい雪で、案の定今朝は背中が筋肉痛である。それでもやっぱり雪はいい。
近いうちに実家に行って、都内在住の両親と今後のことで大切な話し合いをしなければならないのだが、その日取りもちょっとまだ決められない現状になっている。元々はディランのライブで上京ついでに実家に行くつもりだったが、もうディランどころかオリンピックまで延期。日本国内では一ヶ月半かけてじわじわという感じなのに、海外ではあれよあれよという間に世界の終末を思わせる感染爆発ぶり。こちらも今月初めに臨時休校が始…
先日も当ブログで少し取り上げた「The Inner Light」は、ビートルズとして発表された曲の中でただひとつ、インドで現地録音された。ジョージの初ソロアルバム「Wonderwall Music」収録曲と一緒に、ムンバイのスタジオで録音されたインド音楽をバッキングトラックとして、ジョージとメンバーがロンドンでヴォーカルを重ねている。ムンバイにジ…
昨日はちょっと感情的に疲れることがあった。最近は都内在住の両親の様子が気になるのでFacebookを毎日見ている。海外在住の知人ともつながっているので流れてくる投稿を見ることになるのだが、昨日見た北米大陸在住の友達(日本人)の投稿では、マスクをして花見に繰り出す人々の写真とともに、警告にもかかわらず日本人は集団で花見をするのをやめられない、という見出しを掲げた英語のニュース記事をリンクして、日本人アホか…
バド・パウエルの最初と最後、「'Round Midnight」と「Award at Birdland, 64」
バド・パウエルは自分が20代の頃に特に思い入れを持って聴いていたけど、当時CD化されていた普通に有名な作品群を聴いただけ。自分の中でバド・パウエルが20年以上ぶりに大きく再浮上してきた今、Spotifyをざっと見てみると、知らない作品がけっこう多い。50年代中期以降の地味そうなアルバムとか、全然知らなかった。20代の頃と違い、今ではもう座したままネットであらゆる音源にアクセスできてしまう。こうなったらSpotifyやYo…
毎朝目覚めても、もう一日生きられるんだ、なんて気持ちになることはなかなかできない。もう一日生きなければならないのか、という気分のほうがずっと親しみがある。冬は特にそうで、しかも最近は日々のストレスが大きく、目覚めた瞬間からぐったりした気持ちで布団から抜け出しがたい。それでも、寝坊がちの生活を今朝からは改めることにして、朝の散歩もまともな時間に実行できた。穏やかな日常はいとも簡単に崩壊してしまうか…
3月20日、春分の日は祝日だが、息子の通う小学校は久々の登校日と、あべこべなことになっている。そのために、休校日より少し早く起きて朝食を済ませ、ゴミ出しをしてそのまま朝の散歩。休校だとどうしても朝はだらっとしてしまうので、臨時休校が始まって以来、きちんとした規則的な日常を過ごせていなかった。朝の始動があまり遅くなると午前の散歩は省略して午後に買い物がてら適当に歩いたり。今朝はいつもの時間に歩きに出…
The Traveling Wilburys - Wilbury Twist ウィルベリーズの「Wilbury Twist」のビデオ。自分にとっては、とても見慣れたものがたくさん写っている。
今月は、いつもの散歩コースの梅の木に差し掛かるたびに、今朝こそは、今朝こそはと少し気持ちがはやる。週末は雪が降ったりして少し冷え込んだので、まだ開花は進んでないかもな、と思いながら今朝も通りかかってみたら、日当たりの良い先端の方の花が数輪だけ、白い花びらを見せてくれていた。おお、とうとう!でも、その少しずつ咲きはじめた花は位置が遠すぎて、木登りでもしない限り写真には撮れなかった。これから気温が上…
Traveling Wilburys「Inside Out」
ウィルベリーズの代表作といえば圧倒的に「1」だろうけど自分は「3」が大好き。前にも書いたとおり、バンドとしてまとまっている感じがするから。ずいぶん乱暴にビートルズで例えれば、「1」ではホワイトアルバムだったのが「3」ではラバー・ソウルに逆戻りしたような。自分はビートルズではラバー・ソウルが一番好きなので、ウィルベリーズも「3」が好き。ディランがものすごく楽しそうだし。
Teenage Fanclub「Here」を今、ここで、あらためて
毎晩、一日の務めをすべて終えてあとは寝るだけ、という時間にはパソコンの電源を落とし、静かに音楽を聴いて過ごすことにしている。レコードの片面だけかけて寝てしまうこともあるし、CDを一枚じっくり聴くこともある。レコードとCDの棚をざっと眺めて、ピンと来たものをピックアップしてかける。昨晩はTFCの「Here」だった。ひととおり聴いて、この現時点での最新作はすばらしい傑作だとあらためて思った。2000年の「Howdy!」…
「もうすぐほころぶ」というタイトルを付けた前回の定点観測記事から10日経ったが、ちょっと気が早かったようだ。この地域でも開花する梅の木がちらほら見られるようになったけど、定点観測している木は毎年遅め。今朝見たところでも、あとわずか!というところ。うららかな春はそこまで来ている。
明日は3月11日だけど、今の世間はそれどころではないかもしれない。別のことで頭がいっぱい。自分だってそうだ。毎日何だか息苦しさ、胸の苦しさを覚える。肺炎にかかったわけでもないのに(多分)。できる限り頭がそのことにどっぷり浸からないように、目に入れる情報をずいぶんと制限しているのだが、一歩家の外に出れば「空気」の重圧感にやられる。家の中にいても一日中息子がいるし、海外と関わりのある知人たちはそれぞれ…
臨時休校が始まって一週間。息子はおおむねウキウキとした様子で過ごしている。日頃から学校が大嫌いという様子でもないのだが、やはり基本的に休みが長くなるのは嬉しいようだ。学校は整列とか支度とか余計なことにたくさん時間を使うから面倒くさい。友達と遊ばなくても漫画が好きなだけ読めるし、部屋で遊べるものがいくらでもある。自分だって小学生の頃は同じようなことを思ったに違いない。 近ごろ、全国ニュースはまっ…
インド日記2007年2月:定番メニュー、オクラと鰹節のパスタ
インド生活においてもパスタは欠かせなかった。インド料理は大好きだけど、毎日のこととなると作るのも食べるのも大変で到底無理だった。近所では美味しいノンベジ食材(肉や魚は、野菜以外のものということで総称してノンベジと呼ばれていた)が手に入りづらく、必要に迫られて野菜だけの料理を作るようになって、肉や魚介のうまみに頼れない状況で料理の腕は鍛えられたと思う。この日記に登場するオクラのパスタは…
この暖冬で、庭の植物たちの冬越し状況は上々。昨年の秋に植えたチューリップはすでに多数が芽を出している。 ちゃんとした家の庭に植えられているチューリップは色別にきちんと並べられているものだが、う…
先日の記事で最後に触れたバド・パウエルの生前最後の公式録音「The Return Of Bud Powell」、CDが届いてから何度か聴いている。この作品、一度も聴いたことがなかったわけではなかった。最初に聴いたときにちょっと取っかかりづらいところがあって、それっきりだったのだ。今ではもう少しじっくりと向き合うことができる。
何だろうか、病気そのものの症状や感染拡大のペースよりも、不確かな情報による漠然とした不安が心理的な暗雲となって全国を覆い、猛威を振るっている感じがするこの頃である。陰険さの感染症である。不要不急のことは何もかも自粛し、トイレットペーパーは1ロールでも多く買い占め、向こうで咳をする者あればにらみつけなければならない。自分がこれまで暮らしてきたはずの世界では、不要不急の無価値なことをしなければ人間は…
日曜日は珍しく電車で県内の遠くまで出かけた。沿線ではもう梅の花が咲き始めていたが、自分が暮らしている地域ではまだ開花していない。同じ県内でも気候が違うことをあらためて認識した。それでも、今朝の定点観測の梅はつぼみがかなりふくらみ、もう一押しすればほころびそう。
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