江戸後期に生きた遠藤春足は藍商を営みながら、狂歌師として活躍しました。本サイトの資料は春足が主に収集したものです。狂歌は江戸後期に大流行しましたが、今はすっかり下火です。春足が残した資料群を読み解いて、狂歌の面白さを伝えたいと思っています。
2025年3月12日冬籠ふゆごもり春足文書繙ひもとけば冬籠ふゆごもり春足文書繙ひもとけば/笑ひ満載まんさい狂歌書きょうかしょの山仕掛け(修辞・技巧・工夫) 1 枕詞まくらことば 冬籠り→「春」にかかる。 2 掛詞かけことば まんさい→満載と...
江戸時代中期から後期にかけて大流行した狂歌ですが、いまはほぼ名前を聞かなくなってしまった歌なので、どういうものが狂歌なのかわからない人が大多数だと思います。かく言う私もその一人でした。私のご先祖さん(遠藤春足)が狂歌師で、我が家に狂歌関連の...
2025年3月2日冬籠ふゆごもり春足文書繙ひもとけば冬籠ふゆごもり春足文書繙ひもとけば/笑ひ満載まんさい狂歌書きょうかしょの山仕掛け(修辞・技巧・工夫) 1 枕詞まくらことば 冬籠り→「春」にかかる。 2 掛詞かけことば まんさい→満載と万...
以下は、我が家に残されていた蔦重(蔦屋重三郎)の狂歌短冊二首です。蔦重は版元としての活躍が有名ですが、狂歌師としても活動していました。蔦重の狂歌名は「蔦唐丸(つたのからまる)」、吉原連に所属。蔦重がどんな狂歌を詠んでいたのか、その内容を解説...
冬籠ふゆごもり春足文書繙ひもとけば冬籠ふゆごもり春足文書繙ひもとけば/笑ひ満載まんさい狂歌書きょうかしょの山仕掛け(修辞・技巧・工夫) 1 枕詞まくらことば 冬籠り→「春」にかかる。 2 掛詞かけことば まんさい→満載と万載(万載狂歌集)を...
以下は、遠藤家文書中に見られる「猿蟹物語(ものがたり)」関連資料6点です。資料を整理したうえで、最後に考察を加えています。1.「狂歌猿蟹物語」 狂歌募集広告(チラシ)撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2090121時期:文政十一年(1828...
撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020205猿蟹ものかたり撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020207ましらかふたうなる蟹かすなほなる共にましへいふへき友たちにハあらすまないた包丁うすきねかいさみたちたる侠気のやむへからさることけに...
凡例①引用の文章においては適宜、句読点、濁点等をほどこし、カタカナはひらがなに改める等読みやすくした。②虫食い等で読めない箇所は?で示した。③正確な原文は本HP「六々園漫録二巻 おそろしきもの」をご参照ください。火事と喧嘩は江戸の華抜六 久...
撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020080五翁百首撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020081 初夢春たちて見し初夢のはつ茄子娵はともあれ獏にくはせし 若水山の井を手習ふ人のかきそめにくむや古今のわか水のおと 鶯歌よみのこわねまね...
撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020332撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020333 歳旦七からまともなひく御代とて寅に起て大さうに餅いはふ元日撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020334 元日鶯八?とかなる御代の春とて今朝...
撮影:四国大学 / 画像:IMG_1552 梅野辺ちかきやとにはあらねと梅さけハあさなあさなに鶯来なく 春足 梅風なかなかに木のもと遠くなるそともしらておひゆく風の梅かゝ 春足 静見花のとけしな夕風たえて鶯のうつる枝のみ花散にけり...
撮影:四国大学 / 分類:20231210-A60右????葛?左雪後尋梅霜訪菊雨添護?風外?竹因野客之閑情実交人之除趣時在癸丑秋日写於 空珠山房 香都散人語注・気付き*癸丑 江戸後期では1673・1733・1793・1853年...
撮影:四国大学 / 分類:20231210-A58 文化甲戌六月写於萃雅堂中 遠昂美
撮影:四国大学 / 分類:20231210-A51山の名(は?)のあらしの花の匂ふ香/もなかれて/かすむ大井河波 具達
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