chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 京成津田沼駅近くの喫茶店と商店街

    千葉の方へ建物を見に行ったついでに、京成津田沼駅近くにある気になる喫茶店へ寄りました。その後はふと目に入った商店街のほうへふらっと向かいました。 訪問:2025年7月 珈琲屋からす 京成津田沼駅の南口から少し歩いたところにある、西洋の一軒家のような建物が今回のお目当ての喫茶店。このために京成津田沼駅まで来ました。 すごくこだわりを感じる外装。1963年創業の老舗です。オープン当初は駅前のビルに入っていたらしい。 からすのイラストがかわいい オープンの12時半少し前に着いたので、少しぶらぶらして時間を潰す。 30分になってすぐお店に行きましたが、すでにお二人ほど入店していて、その後30分もしない…

  • 多治見で行った喫茶店・行きたかった喫茶店

    岐阜県の多治見市を初めて訪れたときに入店した喫茶店と、気になった喫茶店について。 モーニングが盛んな地域なので色々と目移りしてしまいました。 訪問:2024年11月・12月 行った喫茶店 喫茶わに さんとす 喫茶木馬 行きたかった喫茶店 行った喫茶店 喫茶わに 多治見駅前から、ながせ商店街を歩いて行くと堂々とした構えのビルが見えてきます。 こちらはヒラクビル。閉店した時計店をリノベーションし、様々なお店が入る複合施設とした建物です。 その一階にある喫茶店へ。カフェラテには小さなクッキーが付いてきました。 他に入居している本屋も含めて、全体的におしゃれで雰囲気よかったです。 正面には時計店だった…

  • 松本で気になった建物

    松本市内は古い建物が残る町並みやきれいな小川、そしてお城と遠くの山々など、景色を見ていて飽きませんでした。その中で特に気になった建物を取り上げます。 訪問:2024年10月 妓楼といわれている建物 松本市大手町、お城の南西方面にある町の一角。西堀と呼ばれている赤線だったようです。 こちらは建物の裏手側ですが、これだけでも存在感がありますね笑 側面には個性豊かなスナックの看板が並ぶ。 「酒房おけさ」なるお店の出入り口のようなものが見えますが、壁があって使えなさそうな状態になっている。。 正面にやってきました。正面から見ても、とても堂々とした構えです。 おそらく三階建てで、上の階には木製の欄干が残…

  • 松本市・まるも旅館と珈琲まるも

    松本市にある歴史の長いお宿に泊まったときの様子です。その宿は喫茶店も運営されているので、一緒に楽しんできました。 訪問:2024年10月 まるも旅館 松本駅から北東の方向に少し歩いていく。歴史ある建物も残る中町通りを少し北に外れたところに、三階建ての建物が見えてきました。 こちらがこの日お世話になったまるも旅館。 創業はギリギリ江戸時代の1868年というのだから驚きです…! 奥の部屋でチェックインを済ませて部屋へ向かいます。 現在の建物は明治21年に建てられたものということですが、建物自体も調度品も年季が入っていてこの空間にいるだけでもありがたいという気持ちになりました。 階段の手すり 自分が…

  • 横浜市神奈川区の純喫茶・鹿鳴館

    横浜市神奈川区の住宅街にある、鹿鳴館という名前からして素敵な予感のする喫茶店に行ったときのことです。 訪問:2024年11月 横浜線の大口駅を降りて少し歩いた住宅街に、目を引く建物が見えてきました。 お店の名前が入っていてわかりやすい。 こちらが喫茶店・鹿鳴館。草木が生い茂っていて隠れ家感のある、なんとも良い店構え。 右にあるランプは点灯するのでしょうか。フォントに昭和感があって好きです。 内装もとてもすばらしい!鹿鳴館という名前に負けていないです笑 椅子も戸棚も創業当初からのものなんだろうなあ。 フルーツの入ったパウンドケーキと鹿鳴館コーヒーを注文。小さなクッキーもついてきました。 こんな空…

  • 東京とその近辺で行った喫茶店(3月)

    東京都と周辺で行った喫茶店のまとめの第二回目です。 振り返ってみると、こんなに行っていたのかと我ながら驚く…東京以外の旅先なんかでも行っていますし…笑 喫茶マウンテン(墨田区) フローラ(墨田区) デア(北区) 皇琲亭(豊島区) 茶房武蔵野文庫(武蔵野市) 喫茶マウンテン(墨田区) 3月最初に訪れた喫茶店は、錦糸町駅北口からすぐのところにあるお店。 昭和41年創業の老舗!二階席もあるようです。 モーニングは既に終わった時間だったのでサンドイッチとコーヒーにしました。 喫茶店のサンドイッチってなんでこんなおいしいんでしょうね。 別に渡されたメニューに無いものも載っていたので、壁にあるこちらは以前…

  • 墨田区の純喫茶・フローラでほっこり

    東京の下町と呼ばれるエリアで昔から営業されている喫茶店に向かいました。 訪問:2025年3月 墨田区・東駒形。本所吾妻橋駅が最寄りです。 古くから残る建物もちらほら見かけるこのエリアにある老舗の喫茶店、フローラへ。ちょうど開店するところでした。 外観から期待度が上がっていましたが、中もやはり素晴らしかった! それぞれの調度品や、床、壁まで、まさに純喫茶という感じ。 丸っこくてかわいいライト とてもかわいいメニューが出てきました。手作り感がよいですね。 壁にもメニュー表がありましたが、こちらは使っていない様子。 軽食も喫茶店らしいメニューが豊富です。話を聞くと、46年前の開店当初は9時から22時…

  • 唐津&佐賀で行った喫茶店・行きたかった喫茶店

    今年のGWには、今まで訪れたことのなかった佐賀県に行きました。 その際に寄った喫茶店を上げていきます。 訪問:2025年5月 行った喫茶店 檸檬樹 佐賀ではまず唐津の町を歩きました。そのお昼に唐津駅近くのかわいい喫茶店へ。 ドリンクとセットで1400円 食事メニューがいろいろあって迷いましたが、このビジュアルに惹かれてカレードリアに。 パンをくり抜いた中にドリアが入っていて、パンもご飯も楽しめます笑 取っ手つきの蓋まで用意されているのも良いですね。 ドライフラワーの下がった一角が素敵だったので、会計の際に撮らせてもらいました。 カウンターとテーブル席がありましたが、けっこう埋まっていましたね。…

  • 雑司ヶ谷にある小さな商店街・雑二ストアー

    落ち着いたイメージのある雑司ヶ谷に、昔ながらの小さなアーケード商店街があると知り、自転車を走らせました。 訪問:2024年11月 雑司ヶ谷二丁目の少し入り組んだところに一棟の建物のような商店街が見えてきます。 こちらがお目当ての雑二ストアー。 建物の合間の通路に屋根を渡して、アーケード商店街のようになっているようなところでした。 東京23区内にもこのような商店街(市場?)が残っているなんて…! 近くにあった周辺図。雑司ヶ谷二丁目にあるから雑二ストアー。 すぐ手前には個人宅のような建物。窓がありますし、何かのお店だったようにも見えます。 そのお向かいには旅行会社らしき一角が。 都電の写真が飾られ…

  • なかなか行けない金山見学施設・鳴海ゴールドパーク(鳴海金山)前編

    新潟に住んでいた頃、山形県との県境付近の山の上に金山跡を見ることができる観光施設があると知りました。 後述しますが、この施設は訪問難易度がかなり高く、去年に引き続き今年も訪れることすらできないことが決まったので、あの時行っておいて良かったなあ…という気持ちを込めて記事にしてみました。 訪問:2021年9月 ここは新潟県村上市の山間、高根集落のあたり。中心部からは離れているので、ここに来るまでも少し大変。 これから目指す金山は市道と林道をしばらく走った先、山形県の県境付近にあります。 途中で見事な素掘り隧道があったので車を止めて撮ってしまいました。 他の車はあまり見かけませんでしたが、対向車が来…

  • 鳴海ゴールドパーク(鳴海金山)後編

    訪問機会がものすごく少ない金山見学施設、鳴海ゴールドパークの後編です。二つ目の坑道へ向かいます。 訪問:2021年9月 鳴海黄金坑から森の中を歩いて開けた場所へ。この先に次の坑道があるようです。 近くには水を溜められるような場所が。こちらはかつて行われていた、砂金採取体験の設備ではないかと思われます。 佐渡の西三川にも同じような施設があるので、ピンときました。 その先に目指す二つ目の坑道、大切坑の入り口が見えてきます。 前回入った坑道とは違い、入り口が小さくてワイルドな印象…! 入り口のアーチは観光施設として整備したときのものでしょうか。右が出入り口となりますが、なぜ左にも口があるのかが気にな…

  • 岡山・奉還町商店街と画廊喫茶くる実

    今年のGWは九州に行きましたが、帰りは理由あって新幹線でゆったり帰ってきました。 お昼過ぎに着いた岡山で途中下車をし、少しその辺をブラブラしてみることに。 そこでたまたま入った喫茶店が再オープンしたてで…!というタイミングでした。 訪問:2025年5月 奉還町商店街 岡山駅の西口から少し歩いたところにある奉還町商店街。 その近くにあるこちらの喫茶店が気になっていたので向かったのですが、お休みのようでした。SNSで調べると閉店はしていないような感じはあるのですが。 とりあえず近くのアーケードに入ってみる。この商店街は旧山陽道に沿っているようです。 向こうが九州方面。歩いてみたかったですが、既に疲…

  • 東京とその近辺で行った喫茶店(1-2月)

    今年に入ってから東京都(+隣県)で行った喫茶店をまとめます。 去年もやればよかったのですが、気が付いたら年が終わって量が多くなってしまいまして… 1月 ミロンガヌオーバ(千代田区) 江田珈琲店(文京区) 喫茶ラフレッサ(中央区) 2月 コーヒーショップ海(神奈川県藤沢市) コーヒーサロンタカセ(豊島区) 喫茶まりも(神奈川県川崎市中原区) 1月 ミロンガヌオーバ(千代田区) 今年の喫茶店初めは神保町の名店で。移転後の店舗に行くのは初めてです。 一目でわかる素敵感。。 やはり人気店ですが、運よく座れました。綺麗なカップに入ったブレンドをいただく。 江田珈琲店(文京区) お次は文京区の本駒込駅から…

  • 椿井市場 奈良の歴史ある商店街を歩く

    奈良観光の拠点、近鉄奈良駅からほど近いところにある商店街を通り抜けてきました。 このようなアーケードというか、もはや一つの建物のようになっている商店街は神戸のあたりで何本か見たことがありますが、奈良にもあったとは。 訪問:2024年9月 近鉄奈良駅から南へ歩いたところ。椿井町にお目当ての椿井(つばい)市場があります。 東側の出入り口から入って行きます。 手前側はずっとシャッターが下りていました。 Googleマップ上ではお店のピンもありますし、日曜だったので閉まっているお店も多かったのかも。 開いているお店を横目に進みつつ、後半部分へ。 こちらはより簡素な構造になっているように感じられますね。…

  • 桜井の鹿鳴館(?)・皆花楼に宿泊

    奈良の旅では、桜井市にある旅館へ泊まりました。そのときの様子をさくっと上げていきます。大変歴史のある宿で、あの犬養毅も泊ったとか… 訪問:2024年9月 桜井駅の南口を出て少し歩いたところに今回泊まるお宿の看板が見えてきます。 周りは住宅が多く、観光で来ているような人はあまりいません。 すぐに少し古めで大きな建物が見えてきます。 立派な純和風の構え。今回お世話になる皆花楼(かいかろう)です。駅前にこのような旅館があるなんて。 紋をくぐると二階建ての本館。前庭もいろんな木々が植わっていて、よい雰囲気です。 敷地内には離れもあります。公式HPによると、そちらのほうに泊ることもできるようです。 冷た…

  • 鶴岡市・コーヒショップ サンボの思い出

    2年半ほど前に山形県の鶴岡市に行ったときにお昼を食べた喫茶店です。 久しぶりに調べてみたところ、2023年(訪れた約半年後)に閉店してしまったとのことで驚きました。 非常に良いお店だったので思い出深かったのですが… 訪問:2022年10月 鶴岡駅からもそれほど遠くない幹線道路沿いにあるお店です。地方の道路沿いにたまにある、ドライブイン的なレストランのようにも見えます。 店名通りにちびくろサンボの絵が入った看板があります。レトロさもかじられてかわいい。 店内は自分一人の貸し切り状態。広々としていて居心地よいです。 それと、観葉植物を置く調度品(何て言うんでしょう)があると嬉しくなります。 喫茶メ…

  • Coffee & Pub Stuff 魚沼市小出の純喫茶(新潟県魚沼市)

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 国道17号に沿ってドライブをして閉鎖直前の三国トンネルを見てきた日、せっかく中越方面へ来たのだからと、前から気になっている喫茶店へ行ってきました。昔からある純な雰囲気をもつ喫茶店、好きなんですよね。 訪問:2022年3月 魚沼市・小出地区 新潟から関東方面へ抜ける途中にある町、魚沼市。 そのかつて小出町という自治体だったエリアの中心部へ来ました。雪国らしい、歩道に庇(新潟県では雁木と呼ばれる)のある商店街。 小出公民館。たぶんかつての役場。 お目当ての喫茶店へ向かいます。こちらの衣料品店は、シャッターになぜかサザエさんが描いてあるらしいです。夜に来…

  • 大和郡山の建物いろいろ

    大和郡山では色々なものを見ましたが、個人的に特にびびっと来たものをつらつらと上げていきます。 訪問:2024年9月 西岡町の和洋折衷建築 まずは遊郭のあった東岡町の線路を挟んでお隣、西岡町の建物。 踏切を渡った先に、一般的な住宅街になっている西岡町においてかなり異質な雰囲気のある建物が見えてきます。 調べてみると、こちらは日本少女歌劇座なる団体の本拠地だった建物のようです。 かの有名な宝塚歌劇団がヒットしたのちに日本各地で興った歌劇団の一つのようです。 他の例だと、石川の粟崎遊園の歌劇団については調べたことがありましたが、こんなところにもあったとは。 クジャクの丸いステンドグラスがとても良いで…

  • 大和郡山市・東岡町の遊郭跡を歩く

    以前取り上げた、取り壊しが決まった遊郭建築のある東岡町の様子を上げていきます。 その建物は今はもうすっかり取り壊されてしまったようですが、他にもなかなかお目に架かれないような建築物があります。 niwakanegon.hatenablog.com 訪問:2024年9月 前述の建物の裏手、西側へ進むと見えてくる立派な建物。 こちらも三階建てですが、一階部分が洋風になっていることが何よりの特徴です。すごい… 正面入り口を門のようにまたぐアーチに神殿のような柱。下部にはスクラッチタイルが敷き詰められて一ます。 二階部分にも、半分覆うくらいの壁が設置されているのがおもしろいです(パラペット?) そして…

  • 町家物語館(旧川本家住宅)二階・三階

    前回の一階に引き続き、旧川本家住宅の上の階を見に行きます。 見どころは多いし、解説も充実していて楽しい。 訪問:2024年9月 本館 二階 一階の娼妓溜近くにある階段から上へ向かいます。このあたりは当時から残っている壁らしい。 急な階段。上には丸窓が見えます。 二階へ上がってまず見せてもらったのはこちらの猪目の煙り出しです。前回は下から見た様子を載せましたが、ここから見るとよりかわいらしい。 若者に人気な映えスポットとして売り出せそうなくらいです…笑 引いて見た様子。下は料理坊。今いる部屋は髪結場です。上には簡素な屋根が付いていますが、まさか昔は屋根が無かった…というわけではないですよね。聞け…

  • 妓楼の生き残り・町家物語館(旧川本家住宅)一階

    この前投稿した洞泉寺遊郭跡でのお目当ての建物であり、唯一見学ができる元妓楼の建物でもある旧川本家住宅へ向かいました。 まずは外観から一階の様子を…! 訪問:2024年9月 外観・出入り口 さっそくですが、こちらが旧川本家住宅。木造三階建ての大きな建物です。近くに寄るとすごい存在感。 こちらの建物は大正13年に建てられた本館。裏手に座敷棟もつながっています。平成11年から市の所有となり、現在は町家物語館として開放されています。 当初は住宅兼妓楼として建てられましたが、昭和33年に妓楼としては廃業。その後、下宿となりました。 上の階には細かい格子が備わっていますが、これはお向かいの建物からの目隠し…

  • ほとんどの人が読み間違えるだろう「日本橋」に行ってきた

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 突然ですが、「日本橋」という漢字は何と読むでしょうか。 おそらく、関東(東京)の人はニホンバシ、関西(大阪)の人はニッポンバシと読みがちだと思います。私もこのどちらかしか知りませんでしたが、ある場所に第三の読み方をする橋があるのを知り、現地へ行ってみました。 訪問:2022年3月

  • 大和郡山市・洞泉寺遊郭跡へ向かった

    以前、奈良県の大和郡山市にある遊郭跡の妓楼についての記事を書きました。 その前に見に行った、もう一つの遊郭についても取り上げます。 訪問:2024年9月 JRの郡山駅で降りて、西へ向かう。郡山駅と近鉄郡山駅を結ぶ県道です。 郡山城の外堀だったという緑地を過ぎると、だんだんと風情ある建物が見えてきます。 目的地はまだ先ですが、見入ってしまいますね。綺麗な板。。全体的にきれいになっていますね。 おそらく昔からある通りなのでしょうが、町家と呼びたくなるような建物も時おり見ることができます。 先ほどの建物と同じく、きれいにリフォームした感じはありますが昔ながらの部分はきっちりのこしてあるように見えます…

  • 会津若松市西栄町で見た、気になる建物

    会津若松を歩いていてふと気になった建物があったのでコラム的に。 あわよくば詳細を知りたいのですが、、どなたかご存知じゃないでしょうか…笑 訪問:2024年8月 市内の歩きたいエリアをぐるっとして、喫茶店を目指して歩いていたときに目に入った建物です。 モルタルっぽい壁に文字が張り付けてあって、個人的に好きな感じの建物だなあと思い、撮りました。 下に入っている居酒屋や美容室も閉店しているようで、人の気配はありません。 「OAA OWASHOKAI」とあるので、元はナントカ商会みたいな会社が入っていたのかも。 そこから少し離れて全体を見ようとして驚きました。 屋根の上に明り取りのような窓付きの構造物…

  • 会津若松で行った喫茶店・行きたかった喫茶店

    会津若松の町を歩いていて、入ることができたお店と、入れなかったお店を取り上げます。 素敵なお店が多くて、一度じゃ足りないなあと思ったり。 訪問:2024年8月 行った喫茶店 琥珀 珈琲館藏 行きたかった喫茶店 行った喫茶店 琥珀 一泊した翌朝、ゆっくりチェックアウトして10時過ぎに向かった喫茶店。 赤い屋根の入り口がかわいい。 なんてきれいなステンドグラス…!照明もレトロなかわいさ。 オープン直後だったのでしばらく独り占めでした。 サラリーマン風の男性が本を読んでいる絵が良いですね。昭和の喫茶店って感じ。 ご飯ものからパスタまで喫茶店らしいメニューが揃う中、迷って選んだのはピザでした。 なかな…

  • 武生・尾花遊郭跡を歩く(福井県越前市)

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 福井県越前市の武生には尾花遊郭という廓があったらしい。歴史的な建物を目当てに来たのですが、そう知っては行かずにはいられない。やはり主要な町には遊郭はつきものですよね。 訪問:2022年5月 見たことないような看板建築(?) JRの武生駅から少し歩いたところ。住所でいうと桂町というあたり。メインストリートと思しき道の真ん中に水路が流れているのが特徴的です。 メインストリートを進む前に、少し脇道に入ってこのあたりで一番見事な建物を見に行きました。どうでしょうこの建築物。 二階のファサードの装飾が細かいですね…!薄いピンク色というのも目を引きますが、窓ガ…

  • 会津若松市・七日町の通りで見た建物

    ランキング参加中旅行 福島県西部にある会津地域の中心・会津若松市。これまでにも訪れたことはありますが、初めて歴史ある建物に注目して歩きました。 訪問:2024年8月 七日町通りを東へ 会津鉄道に乗って、南会津から会津若松市へ。途中の七日町駅で下車しました。 駅舎はレトロな感じですが、2002年に建てられたもののようです。レトロ調って感じですね。 渋川問屋 しかし、駅前を東西に走る通り、七日町通り(国道252号)には本物の歴史ある建物が並んでいます。 駅舎も雰囲気を合わせたということですね。その通りを、町の中心部へ向かって歩いていきます。 丸窓がキュート さっそく気になる建物が見えてきました。 …

  • 旧南会津郡役所と田島の町

    夏に、東京から会津経由で新潟に帰省したときの道中です。 東武線から私鉄を使って会津若松市へ向かう途中、会津田島駅で列車を何本か見送って町を歩いてみました。 訪問:2024年8月 旧南会津郡役所 駅から少し歩いたところにある木造建築へやってきました。 こちらが旧南会津郡役所。1885年に建てられた見事な擬洋風建築です。 薄く緑がかった板張りの外壁に赤い屋根が映えますね~張り出した玄関ポーチは、上がベランダになっています。 洋風建築らしく、整然と並んだ窓 こちらの建物は1970年に南会津合同庁舎が建てられるまで、85年に渡って使われていました。その後は取り壊されるはずでしたが、現在の位置に引家をし…

  • 佐渡島の古民家レストラン「夕食堂」

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 私の祖父母は佐渡に住んでおりまして、年に二回、盆と暮れに遊びに行くのが恒例行事となっています。この年末行った際に素敵なレストランで昼食を取りましたので、ご紹介。 訪問:2021年12月 大みそかのお昼、荒れた日本海を渡って佐渡へ上陸しました。 祖父母の家へ向かう途中にある真野の町で初めて行くお店へ。 真野の町はいつも通り過ぎるだけだったので、こんなところにこんなお店が!という驚きがありました。 外から見るとそれこそ「おばあちゃんち」みたいな雰囲気で町に溶け込んでいるのですが、奥の部屋に行くと古民家の落ち着く感じとお洒落な喫茶店の感じを合わせたような…

  • 旧相川税務署(と北沢地区)

    前回の大間港へ向かう前に、相川の町なかにある気になっていた建物へ向かいました。 それと一緒に、佐渡金山の大きな遺構が残る北沢地区の様子も載せます。 訪問:2024年8月 旧相川税務署 相川の町なかには商店街片側アーケードの商店街があります。そこを抜けて、お盆らしい雰囲気が漂う通りを進んで行く。 しばらく進んだところで山の方に伸びる坂を上っていくと、中ほどに立派な木造建築が見えてきます。 こちらが見たかった建物、登録有形文化財の旧相川税務署の本館です。 後で知りましたが、左下に写る石積も独立して文化財に登録されているようです。 少し引いて見てもなかなかに立派です。窓の間にある土壁のような部分が良…

  • 佐渡金山の物流を支えた遺産 大間港

    ランキング参加中旅行 去年、念願の世界遺産登録が決定して話題になった佐渡金山ですが、その歴史に深く関わる港が近くにあります。 10年ちょっと前に一度訪れたことがありましたが、再度じっくり見たいなと思い、行ってきました。 訪問:2024年8月 佐渡市の相川地域。佐渡島の金山で最も規模の大きな相川金銀山があり、江戸時代に奉行所が置かれていたという重要な町です。 その中心部から少し北に進んだところに大間港があります。 大間港の案内看板。明治時代に造られた港で、金山で採れた鉱石や開発に必要な資材の搬出入が行われていました。 佐渡金山の発展に大きく関わったこちらの港ですが、時代的な理由で世界遺産の範囲に…

  • 伊勢崎神社・旧時報鐘楼

    いせさき明治館を見回った後、近くにあるレンガ建築と案内の方にお勧めしてもらった神社を見てきました。 訪問:2024年7月 伊勢崎神社 まずは面白いものがあると教えてもらった神社へ。 ここだけ見ると普通の社殿に見えますね。 渡航安全・航空安全のご利益 普段通りお参りをして、本殿の正面を見るとそこには木製のプロペラが!神社にプロペラが奉納されている光景はここだけのものでしょうね…笑 こちらは戦中に中島飛行機の社員が奉納したものだそうです。中島飛行機といえば現在のスバルの前身にあたる企業なので、群馬らしいなとも思いました。 本殿の裏手も見事なもの 旧時報鐘楼 次に向かったのは、いせさき明治館のすぐ近…

  • 伊勢崎にある明治の医院建築 いせさき明治館

    群馬県の伊勢崎まで日帰りでライブを聴きに行ったさいに、駅から自転車で行ける範囲に良さげな建物があったので見てきました。 訪問:2024年7月 外観 一階 二階 外観 伊勢崎駅から南へ850mくらい町中に、明治時代の木造建築が見えてきました。 この時代の洋風建築らしい板張りの外壁です。 テラス上部の装飾 こちらが1912年、明治時代が終わる直前に建てられた黒羽根内科医院旧館(旧今村医院)です。現在はいせさき明治館として一般開放されています。 最初は今村氏が、昭和初期になって黒羽根氏が医院を開いたという歴史がある建物です。 細かい装飾が効いた左右対称なファサードが魅力的。 建物の前にあるガス燈 こ…

  • 消滅しつつある筒石集落の舟屋

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 この前、筒石の集落についての記事を書きましたが、その後に行ったところです。筒石には立派な漁港があるのですが、そこが整備される以前に使われていたと思われる舟屋群が集落の外れにあります。舟屋とは珍しいので見てきたのですが、予想以上に限界でした。 訪問:2022年4月 海に面する小屋 筒石の集落を抜けて国道8号沿いを進むと、海のある側に小屋が並んでいるのが見えます。こちらが今回のお目当て。 国道と海とで高低差がありますが、どちらからも入れるようになっているみたいです。集落から通うならこちらの扉から入るということですね(道路と通じるところが崩れていますが……

  • 新発田市にある二つの音楽喫茶 喫茶2楽章/ジャズ喫茶BIRD

    夏に帰省をしたときに時間があったので、新発田市へ出かけました。 新潟にいた頃に行き損ねていたスポット巡りが目的でしたが、その中の喫茶店を取り上げます。 訪問:2024年8月 喫茶2楽章 新発田駅から伸びる大通りをしばらく進んで少し奥に入ったところにある、緑にあふれたお店。 少し遅めのお昼にちょうどよいと思って入店しました。 テーブル席もけっこうありましたが、ほぼ埋まっていたのでカウンターへ。 若い人に人気らしく、このときのお客さんは自分も含め、多くの方が20代くらいに見えました。 クラシックが流れるお店ということですが、内装もそれにマッチした様子です。オープンしたのは1975年らしい。 名曲喫…

  • 佐渡・両津の歓楽街(両津夷遊郭跡)を歩く

    両津の町なかの歓楽街を歩いていたときの写真です。この場所にはかつて遊郭があったそうで、今でも盛り場らしい雰囲気の建物がたくさんありました。 訪問:2024年6月 朝市が開かれていた通りへ来ました。この時は終わり際でしたが、毎月2日と23日にやっているようです。 その一角にキリンビールのゲートと風格ある建物。そこに入っているのはラーメン屋だそうです。 ゲートのある通りを、とりあえず南側へ進む。ここだけでもスナックやバーなど、飲み屋街らしいお店がたくさんあります。 これだけは見たくて事前に探しました 少し先にある、広そうで二階が特徴的な建物。 自分も前々からよく遊郭跡の記事を見ていたブログ様では、…

  • 佐渡市両津で行った喫茶店・行きたかった喫茶店

    佐渡の両津を訪れた際に行った喫茶店と、廃業・休業で行けなかったけど見た目に惹かれたお店を載せていきます。 訪問:2024年6月 行った喫茶店 星座 カフェテラス ロータリー mikawa 行きたかった喫茶店 行った喫茶店 まずは入店で来たお店を。色んなタイプのお店がありました。 星座 最初に行ったお店は、両津の歓楽街の入り口にあるこちら。すぐ横にゲートがありますし、看板にスナックとも入っているのでどちらも兼ねているらしい。 Googleマップにピンはあるけど情報がほぼ無いし、パッと見でやっていなさそうに見えましたが… 菓子付きでありがたい。350円か400円くらいだったと思う。 閉店してはなさ…

  • 佐渡にある元遊郭の旅館 金沢屋旅館

    ランキング参加中旅行 新潟県佐渡市の遊郭跡に残る転業旅館に泊まってきました。 他の建物は残っておらず、あたりが遊郭だったとはわかりませんが、歴史ある建物でゆっくり過ごしました。 訪問:2024年6月 外観・一階 お部屋 二階 裏庭 夜の様子 外観・一階 佐渡島と本州を結ぶフェリーが発着する、両津港から少し歩いたところにあるこちらが今回泊まる宿、金沢屋です。 かつてはここ一帯が両津夷遊郭で、この旅館はその生き残り。妓楼だった建物を旅館にした、いわゆる転業旅館です。 自分の祖父母が佐渡に住んでいるので年に何回か島を訪れていますが、普通に泊まりに来るのは初めてです…笑 こちらは自分が遊郭跡に興味を持…

  • 三階建ての家々が密集 筒石の漁村集落を歩く

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 これまでにも町歩きは行ってきましたが、今回は町というより集落。海と崖に挟まれた土地にある漁村ですが、そう聞くだけで行ってみたくなるものです。 訪問:2022年4月 三階建て木造建築が並ぶ集落 四月のよく晴れた日。海沿いを走る国道8号のすぐ脇に筒石の集落はあります。 集落へ行く前に、国道を海側へ渡ってみると、下には漁港が見えます。 海に面した建物が港沿いにずらっと並んでいます。市場とかかな?と思っていましたが、これは舟屋のようです。けっこう年季が入っていて見ごたえがあり、漁業が盛んだということがわかります。 集落と港を分断しないようにしているのか、国…

  • 越谷市のアーケード商店街・富士ショッピングを歩く

    越谷市にある、前々から気になっていたアーケード商店街のようなスポットへ行ってきました。 建物の間に屋根を渡したような、アーケード商店街と呼ぶべきなのかもわからないような場所で、興味深かったです。 訪問:2025年1月 富士ショッピングは、南越谷駅から北西にしばらく歩いた住宅街にあります。 何の変哲もない閑静な住宅街に現れるアーケード。入り口に名前が入っているのが良いですね。 入ってすぐ目に入るのがこの什器です。こちらは赤城屋という駄菓子屋さんで、この地で50年近く営業されているらしい、富士ショッピングを代表するようなお店です。 この日はちょうどお正月休みでした。 すぐ隣に横道があります。駄菓子…

  • 函館港 西埠頭の古い倉庫・丸和倉庫

    前々から行こうと思っていた函館・西埠頭の倉庫が思った以上に好きな感じだったので、いろいろ写真を撮ってしまいました。 訪問:2024年5月 西埠頭へ向かう 函館の中心街の西側、終点である函館どつく前から歩いて来れる西埠頭です。あまり人はいませんが歴史のありそうな建物が見えていてわくわくしますね。 こちらは元々旅館だったゲストハウスになってるようです。 一階が和風、二階が洋風になっている和洋折衷建築は町の中心のほうでもよく見ますね。 同じ通りの反対側にも和洋折衷な建物が。 とても気になりますが、開店していないようでした。 住友のレンガ倉庫が並ぶ 先ほどのゲストハウスの向かい、海のある側には立派なレ…

  • 鶴岡市 銀座通りの文化財・エビスビル

    鶴岡駅から南へ進むと、片側式アーケードのある商店街が見えてきます。銀座通りという立派な名前の付いた商店街ですが、その一角に歴史が感じられるビルがありました。 訪問:2022年8月 銀座通り こちらが銀座通り。背の高い片側アーケードが備わっています。 アーケードを突き抜けるように建つ建物の中に、一つ目を引くビルがありました。その名もエビスビル。 昭和9年(元年という情報もありますが、鶴岡市HPでは9年)に建てられたというこちらのビルは、もとは薬局が入っていたようです。 アーケードで遮られていますが、上部の飾りやメダリオンが良く目立つ。 一階の部分にも装飾が施されています。タイル張りになっている二…

  • 鶴岡市 レンガ造りのポンプ小屋と消防団の半鐘

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 鶴岡で見た建物シリーズ。 今回は、1920年に建てられた消防署のポンプ車の車庫です。 訪問:2022年9月 旧鶴岡町消防組第八部消防ポンプ庫 鶴岡駅から町の中心部へ向かう途中の川沿いにこの小屋はあります。適度にくすみのあるレンガが良い。 側面に付いている扉は閉ざされていますが、そのまま付いています。 こちらがポンプ小屋の正面。どうでしょうこの小さいながらも堂々とした佇まいは。登録有形文化財です。 元は60mほど離れた場所にあったそうですが、現在地に移され、公衆トイレとして保存されることとなりました。一棟でも残してくれてありがたい。 トイレになってい…

  • 山形県鶴岡市 七日町遊郭跡と歓楽街

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 鶴岡の遊郭は、駅からは離れたところにあったようです。その遊郭はのちにもっと遠い場所に移転したという歴史をもっていますが、跡地には歓楽街ができました。 訪問:2022年9月 遊郭の跡地に残る 鶴岡駅から南へ進み、いくつかの商店街を過ぎたところにその歓楽街はあります。この南銀座商店街の南端を曲がり、西へ進む。 角を曲がって少し進むと、七日町商店街が始まります。ぱっと見は商店街というよりも住宅街という感じ。鶴岡城の南東方向に位置するこの通りにはかつて遊郭があったそうな。 境目って感じ 商店街の入り口に石橋の欄干があります。川とは言えないほど細い側溝ですが…

  • 町中で見つけた廃パチンコ店たち

    町を歩いていて、時おり既に閉業したパチンコ店に出会うことがあります。地方育ちの自分にとって、パチンコ店は大きな箱型で広大な駐車場をもつというイメージが強かったので、このような建物を見つけて興味深く感じたものです。 そのような店舗を出会った順に上げていきます。 山下ビル(新潟県上越市) 燕会館(新潟県燕市) フェニックス(福島県棚倉町) 共楽(新潟県佐渡市) アイドル(千葉県船橋市) 山下ビル(新潟県上越市) こちらは直江津駅前の通りにあるビルです。かつて山下会館というパチンコや、サウナなどが入っていたみたい。その運営元は現在も会社があるようですが、こちらのビルは廃ビル状態のようです。 燕会館(…

  • 川口市の近代建築・旧田中家住宅を見てきた その3(和館)

    旧田中家住宅の最終回です。今回は昭和に入ってから建てられた和館と、庭園、茶室を取り上げます。 和館は1934年、庭園と茶室は1973年にできたものです。 和館2階 和館1階 勝手口・土間(洋館) 庭園・茶室 和館2階 洋館の2階にある和室、次の間を通って和館へ抜けられます。 こちらは客間ですね。手前の座敷が8畳、奥の次の間が4畳です。 トラディショナルな和室。こちらの部屋でも多種多様な木材が使われているようです。 襖や地袋・天袋に描かれた絵も穏やかで良い。 奥には広縁があり、南向きの窓からはお庭を見下ろすことができました。 こちらの部屋は奥方が使っていたらしいです。 2階は以上なので、洋館と和…

  • 川口市の近代建築・旧田中家住宅を見てきた その2(洋館2階・3階)

    旧田中家住宅の第二回目です。今回は二階から上の部屋の様子を。 上の階も和洋折衷、見どころ様々ですごかったです…! 1階の階段まわり 書斎・座敷 2階の階段まわり・3階蔵 控室・大広間 1階の階段まわり 玄関を応接室をつなぐ部分にあるのがこの赤い絨毯が敷かれた階段です。 右が玄関で、その横に旧田中家住宅が出たテレビや書籍の紹介コーナーがあります。 柱も豪華 早く上りたくなっている気持ちを抑えつつじっくり鑑賞しました…! 奥はおそらく蔵とつながっているのでしょうが、事務室になっています。 この装飾は植物モチーフでしょうか 踊り場から二階と三階が見える…この眺め、たまりません。 この階段裏は縁甲板張…

  • 川口市の近代建築・旧田中家住宅を見てきた その1(洋館1階)

    埼玉県川口市に旧田中家住宅という、大正時代に建てられた三階建ての近代建築があります。 来年から長期休館することは知りつつも先延ばしにしてしまい、気が付いたら今月末に休館が迫るところまで来てしまったのでやっとこさ行ってきました。 訪問:2024年12月 外観 玄関・帳場 応接室 外観 川口市の東京に近いあたり。国道122号沿いに存在感のある建物が建っています。 この道は日光へ続く歴史ある街道なので、昔から大通りだったのでしょう。 高いレンガ塀に囲まれた中に、こちらもレンガでできた三階建ての建物。 彫りの入った石材や銅板のメダイヨン…これだけでわくわくする見た目です。 もう一つの入り口の郵便受けに…

  • 日産サクラで行く、函館の奥のほう

    函館旅行をした際に一日レンタカーを借りることにしたのですが、当日お店に行ってみると、「軽EVが入ったのでこちらに乗ってみませんか?」と提案を受けたので、初めてEVを運転することにしました! 訪問:2024年5月 日産サクラ 四稜郭 旧戸井線アーチ橋 海沿いの旧国道、日浦洞門 恵山 日産サクラ こちらがサクラ。最近の日産のテイストを取り入れた、クレバーな感じ! メーターはTRIPではなくODOです。新車…! 内装は最先端で、なおかつ居心地の良さも感じられる。とても過ごしやすくて良いです。 こんなところにも桜が デザインの好みは人それぞれですが、かっこよさも親しみやすさも兼ね備えているなと思いまし…

  • 港区西新橋一丁目にある2つの名喫茶 ヘッケルン/草枕

    暇があれば都内の喫茶店を巡っていますが、最近行って良かった二つの喫茶店が全く同じ住所にあることに気が付いたのでまとめました。 ヘッケルン 港区。メトロの虎ノ門や虎ノ門ヒルズ、もしくは都営の内幸町あたりが最寄りの、ビルが立ち並ぶエリアです。 平日の昼休みの人が行き交う時間にやってきました。 実は一度、お目当ての品が売り切れていたので二回目のチャレンジです…笑 まさに昔ながらといった、良い内装 こちらは月火木金のみの営業ながら非常に人気のあるお店ですが、すんなり入ることができました。 また、こちらの店主さんも大変な人気があるようで、若い女性客はみんな帰り際にツーショットを撮っていたことに驚きました…

  • 46年の歴史に幕 大阪マルビル・大阪第一ホテルに泊まりました(2022年12月)

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 大阪駅があり、多くの高層ビルが並ぶ梅田エリア。その中でも早い時期に建設され、その形も目を惹くものであった大阪マルビルというビルがあります。竣工から46年、今年度末で建て替えのため閉業が決まっているということで泊ってきました。 訪問:2022年12月18,19日 ちょっと変わった円柱ビル 名は体を表す 大阪駅の南側、歩いてすぐのところにある大きな円柱のビル。こちらが今回のお目当ての大阪マルビルです。 梅田の界隈を歩いていると目に入るんですよね~ここまできれいな円柱はなかなか出会えません。これで1976年竣工ですから、当時はもっと異質なものに見えていた…

  • 赤レンガの酒造工場・旧醸造試験所第一工場の特別公開に行ってきた

    東京文化財ウィーク2024で特別公開されていた、北区滝野川にある旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)を見てきました。 訪問:2024年11月 赤レンガの外観 内部 一階 内部 二階 内部 地下一階 醸造試験所跡地公園 赤レンガの外観 東京都北区、王子駅から少し歩いたところにある醸造試験所跡地公園。 名前からしてそそられる公園ですが、その先に立派な赤レンガ建築が見えます。 今日は特別公開日ということで、普段は閉ざされている門が開いています。 まずは外観から見ていきました。 地上三階、地下一階の大変立派な建物です。 入り口付近は一階建てですが、奥に進むと二階部分があります。 その下は搬入口だった…

  • 明治の建物からのオーシャンビュー 函館市・ティーショップ夕日

    今年、初めて函館に行ってきました。その時に訪れた、歴史ある建物と窓から見える景色が素敵なお茶のお店をご紹介。 訪問:2024年5月 函館山のふもとの喫茶 函館市の名所、函館山のふもとと言える場所。 最寄りの電停からしばらく歩いていくと、かわいらしい建物が見えてきました。 このお店に行くために歩いてきましたが、無事入店できました。 今回のお目当てであるティーショップ夕日です。 店内から見える海がとてもきれいと聞いていましたが、海側が埋まっていたのでまずは手前の席に案内してもらいました。 ウェルカムドリンク的に、お茶がいただけます。 海側が空いたら案内してもらえるということで、とりあえずこの席を楽…

  • 宿泊ついでに学士会館の内部の様子を見てきた

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 前回に引き続き、学士会館のお話を。 昭和初期に建てられた頃からの雰囲気を大切にしていることもあって、見どころがたくさんでした。 訪問:2022年12月 階段 どこから紹介しようか迷うところですがまずは階段から。 こちらは受付の近くにある階段。 赤いじゅうたんがリッチな気分にさせてくれます。 独特な金具 階段そのものも、手すりも窓も壁もこれだけで泊まる価値があるな~と思わせます。調和ぐあいがすごく良い。 擦り減っている手すり 窓も特徴的で綺麗ですね~決まったパターンで色ガラスが組み合わされています。 階段を上がった先です。 PRIVATEのドアもなか…

  • 調布飛行場周辺に残る2つの掩体壕

    掩体壕とは、軍用機を空襲などから守るための設備ですが、戦前・戦中に造られたものが役目を終えた今でも残っている例が各地に存在します。 今回は戦中に旧陸軍が使っていた、調布飛行場の近くに残る掩体壕を二つ見に行きました。 前々から掩体壕は気になっていましたが、地元やこれまで住んだ場所の近くには無かったので、ここでやっと見ることができました。 訪問:2024年3月 白糸台掩体壕 西武多摩川線の白糸台駅から少し歩いた住宅街。 甲州街道のすぐ脇に白糸台掩体壕が保存されています。 実は掩体壕を生で見たのはこれが初めてでした。 なかなか大きい。。この周辺の掩体壕は、1944年に造られたものだそうです。 案内看…

  • 神保町近くの近代建築、学士会館に宿泊

    たまには良い宿に泊まりたいと思い、学士会館へ宿泊してきました。 昭和初期に建てられた重厚感ある佇まいがたまりませんでした。 建築についてはまた書きますが、まずは宿泊の様子を。 訪問:2022年12月 学士会館へチェックイン 神保町駅から地上に出て皇居のあるほうへ進むと堂々としたたたずまいの建物が現れます。 大正末期から建設が始まり、開業は昭和3年。 まさかこちらが今回の宿だなんて。 受付のある正面入り口は小学館と集英社が並ぶ通りに面しています。 会合の場や結婚式場としても使われることもあってとても立派。 この棟は昭和12年に増築した部分 もう一つの出入り口。 増築前はこちらがメインの出入り口だ…

  • 京都府八幡市・橋本遊郭跡を歩く その4

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 橋本遊郭跡シリーズの最終回です。橋本の香(見学の様子)と美香茶楼(見学の様子)という二つの元妓楼の建物の見学を終えた頃には外は暗くなり始めていました。時間も時間なので、メインストリートである大坂街道を端まで歩いてみることだけ決めました。 訪問:2022年1月 大坂街道を京都方面へ まずは美香茶楼のお向かいにあるこちら。 正面の立派さもさることながら、横も道に面しているため奥行きが良くわかります。銀行の地図記号のような窓がユニークです。 逆サイドからの眺め。外壁の木材がくすんだ色をしていて渋い。。 あと今気づいたんですけど、手前にある雨どい的なものの…

  • 鹿島海軍航空隊跡 自力発電所跡

    前回のボイラー室に続き、鹿島海軍航空隊跡の建物です。 個人的にはボイラー室と甲乙つけがたいくらい好きな場所でした。 niwakanegon.hatenablog.com 訪問:2024年3月 ボイラー室からさらに奥、公園の最奥部といっていい所に自力発電所跡はあります。 外から見ると壁も天井もだいぶ剥がれ落ちていて、インパクトが強い。。 近くにある謎の構造物と、案内の看板。 「自力」が何を意味するのかは調べてもよくわかりませんでした… 端っこにある小さな出入り口から中へ。 本当に中に入っていい建物なのかと思ってしまうくらい荒れていますね。 中の光景を見て、入り口で立ち止まってしまいました。 外か…

  • 鹿島海軍航空隊跡 汽缶場跡(ボイラー室)

    茨城県の美浦村、霞ケ浦のほとりにかつての海軍の遺構、鹿島海軍航空隊跡があります。つい最近の2023年の7月から大山湖畔公園として一般公開が始まりましたが、今回はその中から汽缶場(ボイラー室)の跡を取り上げます。 訪問:2024年3月 汽缶場 外観 案内看板。よくわかります。 昔は色々な施設があったんだろうなという空き地にいくつかの建物が残る公園内。 その中の一つが、今回取り上げる汽缶場です。 建物の前に残る焼却炉。そこまで古いものではない? 背の高い煙突を備えているところが発電所らしい。 壁はかなりボロボロで、残っているだけでも奇跡的な感じがします。 こちらが入り口。隙間風入り放題で廃墟感満載…

  • 大和郡山市・東岡町遊郭跡の取り壊しが決まった建物

    奈良県の大和郡山市には二つの遊郭跡がありますが、そのうち東岡町遊郭があった地域には三階建ての木造建築がいくつか残っていることで有名です。そのうちの一つ、遊郭跡好きの間でも有名な建物が今年中に解体されるというニュースが飛び込んできましたので、訪れることに決めました。 訪問:2024年9月21日 今は完全に住宅街となり、新しいお宅も並ぶ東岡町。その中に、異質な雰囲気が感じられる三階建ての建物が見えてきました。こちらがひと目見たかった建物です。(※この建物の歴史等については、詳しく調べられている方がたくさんおりますので、そちらを参考にしてください) 窓枠に市からの文章が掲示されていました。これは解体…

  • 金沢で訪れた喫茶店 ティールームこま/喫茶四月

    もう半年以上前になってしまいましたが、金沢に行ったときに訪れた喫茶店を取り上げます。 訪問:2024年2月 ティールームこま 夜行バスで訪れた朝、朝食の店を検索しながらとりあえず駅から町中のほうへ歩いていたときに出会ったお店です。ちょうどモーニングもあるようなので入店。 入った時は自分ひとりでしたが、後で常連らしき方がやってきました。純喫茶らしいカウンターもありますが、自分が座ったのは… 外が見えるこちらの席です。窓が大きく、明るくいので気持ちがよい…!丸いテーブルや椅子、レースのカーテンも相まって、ちょっと優雅な感じさえします。 バターがしみこんだトースト、好きです。この後にゆで卵もやってき…

  • 橋本にある妓楼を改築した喫茶店、美香茶楼を見学(橋本遊郭跡を歩く その3)

    橋本遊郭シリーズの三回目です。橋本を貫く街道を歩いて見つけた転業旅館、橋本の香のオーナーはもう一軒妓楼だった建物を所有しており、そちらの見学も行っているということでそのまま案内してもらうことに。橋本の香を見学した様子は↓ niwakanegon.hatenablog.com 訪問:2022年1月 橋本遊郭跡の中国茶カフェ 橋本の香の二つお隣が美香茶楼(メイシャンちゃろう)です。こちらはクラウドファンディングも活用して改修を施し、ついこの前(訪問日は1月2日)の2021年12月28日にオープンした中国茶カフェです。 全面的に改修されているようですが、玄関のタイルは手が入っていなさそう。横の緑色の…

  • 元妓楼の旅館「橋本の香」を見学(橋本遊郭跡を歩く その2)

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 橋本遊郭跡を歩く、第二回目です。大坂街道沿いの建物はそのほとんどが遊郭特有の意匠をもっていますが、その中でも特に目立つものがありました。その場で調べてみると、そこは妓楼として使われていた建物を改築した旅館で、見学もやっているというところでした。 訪問:2022年1月 転業旅館 その建物がこちら。一階の格子やタイル、二階の手すりなどが目に入りますが、あまりにピカピカすぎ&看板が目立っていて、「後年になって建てられた遊郭建築を模した建物では?」と疑ってしまいました。 その名も「旅館 橋本の香」 元は三桝楼という屋号だったようです。 ここで少し調べて見学…

  • カメラを買い替えてしばらく経った話

    私事ですが、5月末にカメラを買い替えました。自分がカメラを手にしたのは2020年の2月。機種はOLYMPUSのE-PL9です。そこから4年ちょっと使い続けていましたが、劣化が出てきたり、少し大きなセンサーの機種でファインダーを覗いて撮影がしてみたいという考えもあって買い替えを決心。 これまで使っていた機種。ダブルズームキット。純正の電動パンケーキレンズが2年ほどで壊れたので、手動のレンズをつけています。 見た目について 新宿 西口 駅の前 春先から調べに調べ、心が決まったところでお世話になったヨドバシカメラ。在庫がほぼ無く、ギリギリでした。個人的にはかつて持っていた車の次に大きな買い物だったの…

  • 京都府八幡市・橋本遊郭跡を歩く その1

    こちらは以前のブログからの引っ越した記事を加筆修正したものです。 今年の初め、卒業して以来に学生時代の友人たちと会うことになり、大勢の人が田舎へ帰省をするなか、一人大阪へ飛びました。その予定の前日、かねてから「なぜ学生時代に行かなかったのだろう」と思っていた町へ行くことにしました。様々な跡もの廃ものが好きな私ですが、今回はその中でも注目している遊郭の跡を歩きます。 訪問:2022年1月 京阪に乗って橋本へ 大阪市の中心部から京阪電車に乗って40分弱、京都府の端にある八幡市の橋本駅に着きました。阪急ユーザーだったので京阪はあまり乗ることが無く、この駅に降りるのも初めて。 この町へはとても有名な遊…

  • 金沢・主計町の元置屋 木津屋旅館に宿泊

    少し前に金沢の町の様子の記事を上げましたが、その時に泊まりたかった旅館がこちらです。周辺は花街で、元々置屋だった建物を改修したというお宿ですが、やっと訪れることができました。 訪問:2024年2月 チェックイン 金沢市の主計町茶屋街。浅野川沿いに歴史ある建物が並ぶ、風情あるスポットです。茶屋街の中でも特に人気なひがし茶屋街にも近い場所にあります。(そういえば、金沢では花街のことを茶屋街と呼ぶのはなぜでしょうか…?) 今回宿泊したのはそのなかにある木津屋旅館。前述のとおり、かつて置屋だった建物を改修した建物です。置屋とは、芸妓さんを抱えていたところですね。 扇型のある窓 三階建てだし、間口も広い…

  • 旧近衛師団司令部庁舎を見学

    何年か前、皇居の近くに立派な建物を見つけました。その時は敷地が閉鎖されていましたが、今年に入って特別に開放される機会があったので、さっそく向かいました。 訪問:2024年3月 外観 建物の名前は旧近衛師団司令部庁舎。2020年までは東京国立近代美術館工芸館として使われていましたが、工芸館が金沢へ移転した後はなかなか中へ入る機会が無い建物でした。余談ですが、金沢の工芸館も旧陸軍の建物を使っています。 建物全景。建設されたのは1910年で、戦後は取り壊しの危機を乗り越えて重要文化財となり、1977年から工芸館として使われたとのことです。近衛師団ということもあって、皇居のすぐ北にあります。目の前は首…

  • 重伝建・小浜西組 花街を中心にお散歩

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 ずいぶん前ですが、福井県の小浜に泊ったときに小浜西組と言われるエリアを少し歩きました。古い建物や近代建築、整備された花街の区画など、見どころが多かったです。 訪問:2022年10月 高鳥歯科医院 東側から歩いてきたので、中心部に行く前にまずこちらの建物、高鳥歯科医院を。1925年築、登録有形文化財ですが、現役の歯科医院です。 石積みのように見えますが、木造です。 右横書きの文字、少しだけ使われているレンガ、六芒星をかたどったマークなど、おもしろい要素がたくさんあります。 診察室は二階にあるらしい この医院がある通りは神社の参道になっています。ここか…

  • 新潟市中央区・新潟島で見つけたホーローの住所プレート

    町なかで住所を記したプレートを見かけたことはあると思いますが、昔はそれがホーロー製だったようで、昔から続く町で見かけるとそのレトロさに惹かれてしまいます。京都市に点在する森下仁丹の町名表示のものは特に有名ですが、自分の地元である新潟市にもそのようなプレートをいくつか見かけたので、ここに書き溜めておきます。なお、これの正式名称がいまいちわからず、調べてみてもブレがあるので、ここでは住所プレートと呼びます。 上大川前通十二番町 見つけた順に載せていきます。これが初めて見つけたプレート。新潟にもあるんだなあと感動しました。文化財にもなっているお屋敷の近くにありました。(2022年2月) 上大川前通一…

  • 金沢市 尾張町で見た町家や近代建築

    なんだかふわっとしたタイトルですが、金沢へ行った日に、お城の北側のエリアで見た建物を挙げていきます。伝統的な金沢町家から近代建築まで、歩いてて楽しかったです。 訪問:2024年2月 金沢駅の方面から東へ歩いています。その途中に見かけて立ち止まった建物。右の三階建ての棟は最上階がまるで天守閣のようにも見えます。 そしてこちらの建物にも見どころが多くて!調べてみると、元々は診療所だったようです。今では全く使われていなさそうな様子。入り口の柱も、上にある電灯の跡にも目を引かれます。 横からも。基礎部分が石積みです。建てられたのは明治の頃らしいですが、その当時から残っていそうな窓ガラス。窓枠は額縁のよ…

  • 新潟県の西の果て、市振の町を歩く

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 新潟県の最西端、糸魚川市の親不知という場所にいったとき、ついでにその先にある市振という町へも足を延ばしました。古くから難所であった親不知の近くの町ということで、なかなか重要な宿場町だったようです。 訪問:2022年4月 富山県との県境がある側から町に入ります。 この時期はまだ咲いていませんでしたが、桜のアーチがあります。 入ってすぐ海側に小学校が見えます。 わりときれいな外観だと思いましたが、こちらは平成30年に閉校したようです。 この学校の片隅には関所の跡があります。越後と越中の境だったのでしょう。 市振関所。なかなかの要衝。 江戸時代に全国に設…

  • 金沢市の近代洋風建築 旧田上家・旧田上医院

    2月に、泊まりたい宿があって金沢市へ行ってきました。日中は町なかを適当に歩き回ったのですが、思った以上に面白い建物にたくさん出会うことができて楽しかったです。今回取り上げるのもその一つで、前情報なしに偶然見つけた建物だったので驚きと発見がありました。 訪問:2024年2月 旧田上家 にし茶屋街から主計町にある宿まで歩いていましたが、まだ少し早かったので適当にぶらつていた時のことです。これは…! なんと色んな要素を併せ持った建物でしょうか!調べてみると、こちらはお医者さんの診療所と住宅が残る一角で、こちらは1931年に建てられた住宅の建物のようです。金沢市の指定保存建造物に指定されています。 細…

  • 喫茶ロンドン 新潟県燕市の純喫茶

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 前回の続きです。燕の町なかにある超シブい喫茶店へ行ってきました。ここを知ったのはTwitterで見かけたのがきっかけでしたが、一目見てすぐに行くことを決めました。 訪問:2022年2月 喫茶ロンドン 外観 燕駅から真っすぐ南へ向かう道を進むと正面に見えて来るのがこの喫茶ロンドン。 もうこの外観を見ただけでいろいろな感想が浮かびます。 横から見てみると、喫茶店とは思えないような建物でした。古びた外壁から歴史を感じます。 お店の前には食品サンプルがずらりと並びます。店名の看板も今ではなかなか見ないデザイン。パブか何かみたいです。 サンプルはかなり大盛に…

  • 尾道の歓楽街を昼間に歩いた

    尾道にあった金融機関が集まっていた場所、通称"銀行浜"の近くには歓楽街があります。やはりと言ってはなんですが、元々遊郭があった場所でそのまま盛り場として続いているようです。 訪問:2023年12月 前回見に行った旧尾道銀行のすぐ裏手。タイム・トンネルという名前と、看板建築のようなスタイルに目が引かれる。 銀行のすぐ前の通りに戻って東へ進む。きれいげな石畳風舗装の通りも気になりますが、まずは右のほうへ進んで行く。 すると、昔はパネルか何かが掲げてあったんだろうなという感じのゲートが見えてきました。奥の入り組んでいるような雰囲気も良いですね…!(ストリートビューでさかのぼりましたが、2011年の段…

  • 【銅山】最盛期には5000人が暮らしていた町(石川県小松市尾小屋)

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 石川県小松市には尾小屋鉱山という銅山がありました。ここには廃線跡を追って来ましたが、せっかくなので鉱山の町の様子も見てきました。 訪問:2023年6月 黒いカラミの町 尾小屋鉱山の資料館を見た後に町を見に行きました。奥に資料館が見えますが、鉱山が操業していた当時は阿手坂社宅という従業員用の住宅があったという。(資料館で見た昭和31年の建物を載せた地図より。以下に出てくる当時の建物の名前、位置は全てこの地図を参照しました。)これから見に行く町には、最盛期には5000人ほど、小松市に編入された1956年には3000人ほどが暮らしていました。そして現在、…

  • 尾道で見た、銀行だった建築物 4つ

    昨年末に、ずっと気になっていた広島県尾道市へ行ってきました。その町中にかつて銀行だった建物がいくつかあったので、まとめて取り上げます。 訪問:2023年12月 住友銀行 尾道支店(2代目)※旧三井住友銀行尾道支店 まず最初はこちら、三井住友銀行の尾道支店だった建物。町の東西に伸びる本通り商店街にありました。こちらは非常に見どころの多い商店街でしたが、その途中に明らかに銀行だったような重厚感ある建物が見えたので、寄るしかありませんでした。 重そうな感じがするシンプルさ 1938年に建てられてから、2019年まで実際に使われていたようです。 中はかなり広い空間。さすが銀行という感じ!銀行が移転した…

  • 蔵春閣(ぞうしゅんかく) 新発田市に移築された大実業家の名建築

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 今年の4月末、新潟県新発田市にある蔵春閣という建物の一般公開が始まりました。この建物は新発田市出身の大実業家、大倉喜八郎の別邸の一部として東京の向島に建てられたものですが、紆余曲折あって主の生まれ故郷に移築されたのでした。見どころがたくさんあったので書いていきます。 訪問:2023年5月 新発田駅から歩いてすぐ 新発田駅を出て左へ進んでいくと和風な見た目の建物が見えてきます。これが蔵春閣。去年、移築工事中の様子は目にしていましたが、こんなに堂々とした姿だとは。 案内看板がありましたが、この建物がある公園自体、大倉喜八郎の寄付したものだそうで。蔵春閣…

  • 夜の帯広を歩いて見かけた建物

    一年ちょっと前のことですが、北海道の帯広の町まで行きました。その夜、夕飯を求めながらお散歩したときに出会った建物などを見た順に挙げていきます。 訪問:2023年5月 百貨店・藤丸の建物 泊っているホテルから帯広駅方面に歩くと、ひときわ目立つ大きなビルがありました。一目見てなんとなく百貨店ぽいと思いましたが、こちらは2023年1月末をもって閉店した百貨店、藤丸の建物でした。曲面と窓ガラスが特徴的ですね。 明治の頃から続く百貨店ですが、この建物ができたのは1982年。百貨店ならではの重厚でハレの雰囲気がある建物でした。 垂れ幕を掛けるところ 地方都市に出ると、かつてデパートや百貨店だった建物をよく…

  • 柏崎市 新花街の遊郭跡と歓楽街を歩く

    新潟県柏崎市の遊郭跡を歩きました。市の中心部から少し離れたところで現在は住宅街になっていますが、町割りなどに普通とは少し違った感じがありました。 訪問:2023年9月 その名も新花町 現在は公共の施設として開放されている柏崎公会堂に、町の歴史が載っている看板がありました。その中に花街に関する記述があり…ノーマークでしたが、気になったので現地へ行ってみることにしました。 公会堂から2キロほど離れた住宅街。新花町という直球な地名が残るこの周辺が柏崎の花街跡です。元々は扇町というところ(現在の扇町と同じ場所ならここから南東に1キロちょっとの場所)に花街があったようですが、何度かの大火の後にこちらに移…

  • ビジネスホテルYUUBARI 夕張市内唯一のビジネスホテルに宿泊

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。北海道の夕張市に廃線と炭鉱を見に行ってきました。夕張市内に宿泊施設はいくつかありますが、その中にビジネスホテルはこの一軒のみ。市内に泊って時間のロスを減らしたかったし、唯一というところが気になったので泊まってみました。 訪問:2023年5月 チェックイン ホテルがあるのは夕張市の中心部からは少し離れた南清水沢というエリア。左には国道とセイコーマート、右奥には最近できた市の施設があります。そして今いる場所はかつての線路跡です。 今日のお宿はこちら、ビジネスホテルYUUBARI。このあたりは学校もあるしスーパーなどのお店もある比較的人の住んでいるところで…

  • 新潟県・下越地方で行った純な喫茶店4つ

    少し前に、新潟市の古町周辺で行った喫茶店をまとめましたが、その下越版ですね。下越とは、新潟県(の本州側)を三つに分けたときに一番北の方にある地域で、新潟市もそこに含まれます。 喫茶 カンポス 新潟市東区にある人気店です。銭湯や個人のお店なども並ぶ、地域の中心的な通りにあります。 プリンアラモードとブレンドを注文。食事のメニューもたくさんあったので、迷いました…アラモードはこの豪華絢爛さが良いですよね~プリンは昔ながらの固めなもの。 カウンターでせっせと調理をするマスター夫妻の手際を眺めながらゆっくり過ごさせていただきました。昔からこの雰囲気で続けてこられたんだろうなあ。 (2022年11月3日…

  • 純喫茶ゆり ステンドグラスが素敵な純喫茶(新潟県三条市)

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 三条と聞くとどうしても燕三条が思い浮かんでしまいますが、気になっていた純喫茶があるりまして、今回初めて燕三条じゃない三条のほうへ行ってきました。 訪問:2023年4月 三条駅から歩いてすぐ おそらくお店の駐車場 信越本線の三条駅を出て中学校のあるほうへ歩いていきますと、その校門の前にかわいい看板が立っています。この時点で期待しちゃいますね。 今回のお目当て、純喫茶ゆり。一階部分が独特ですね~好きな人にはたまらない外観です。手元の雑誌によると50年営業して一度閉店した後に復活したとか。開店は1970年代前後でしょうね。 店内も、これぞと言うような雰囲…

  • 中野の閉鎖されたビル・ワールド会館(解体が始まった…?)

    東京の中野に、ワールド会館という独特な形をした建物があります。こちらの建物は2022年頃に閉鎖された後はそのまま放置されていたようですが、ついに解体工事らしき工事が始まったということで見に行ってきました。 訪問:2024年4月 飲み屋街の奥地に 中野駅の北口から真っすぐ進むと中野ブロードウェイという商業施設がありますが、お目当てのビルはそのすぐ横にあります。飲み屋街といった雰囲気の路地を進んで行くと姿が見えてきました。 ワールド会館の看板のまわりに、入居していたお店の看板が所狭しと並んでいます。そしてハニカム構造のようなオレンジ色が何より目を引くファサードです。おアニソンカラオケバーやジョジョ…

  • 新発田市にある二つの廃墟 ハヤカワデパートとシバタレジャー会館

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 新発田市の町中には長い商店街があり、その途中に市役所もあります。その通りに、廃墟になって長い時間が過ぎた建物が二つあるので見に行ってきました。 訪問:2023年5月 ハヤカワデパート 新発田駅から前の通りをずっと進んでいくときれいな建物が見えてきます。ここが新発田市役所。 現代風なガラス張りの市役所のすぐ横には、対照的にボロボロな建物があります。 こちらが一つ目の廃墟、ハヤカワデパートです。 頂上に店名が描かれていたであろう部分。右側にあるのは垂れ幕のスペースでしょう。 ハヤカワデパートに関する情報はネットの記事を参考にするしかありませんでした。開…

  • 酒造創業者の大邸宅・松籟閣@長岡市(越路) その2(仏間、松籟の間、洋風寝室・朝日の間)

    朝日酒造の創業者、平澤與之助が建てた松籟閣の二回目です。一つ一つの部屋のこだわりようがすごいのです…! 訪問:2023年11月 仏間 まずは建物のほぼ中心にある仏間です。仏間といってもただお仏壇があるだけではなく、上に神棚がつながっています。新潟ではよく見られる配置、と解説にありましたが、初めて見ました…笑ふつうに珍しいと思います。 仏壇の扉は右から春夏秋冬をモチーフにした蒔絵と螺鈿細工となっています(この画像は秋と冬) 取っ手も細かい。現在、中に仏壇は入っていないようです。 欄間に居るミミズクの鋭い視線を受けながら隣の部屋へ。 松籟の間 接客室として使っていたらしい、こちらの部屋もまたすごか…

  • 三ノ宮駅すぐ近くの公認市場・二宮市場

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 神戸の中心地である三宮。そのJRの駅の近くに、時間が止まったような公認市場があります。シャッターの目立つ商店街ですが、こぢんまりとしていて独特な断面図と空気感から、よくある商店街とは違うなあと感じました。 訪問:2022年10月 市場に連なる商店街 JR三ノ宮駅から5分もかからず行くことができる商店街、二宮商店街です。今回お目当ての二宮市場はこの中から入ることができるのですが、ここに来るまでですでに人通りが少なかったです。 多くの観光客でにぎわう、多くの人がイメージするだろう神戸とは違い、ここは地元に根差したという雰囲気。釣り下がっている看板と大き…

  • 酒造創業者の大邸宅・松籟閣@長岡市(越路) その1(下座敷、小座敷、応接室)

    新潟県長岡市の旧越路町に、朝日酒造という大きな酒蔵があります。久保田や朝日山が有名な商品でしょうか。その本社屋のすぐそばに、創業者が建てた見事なお屋敷があります。 訪問:2023年11月 松籟閣の入り口 本社屋のすぐ横に、立派な構えのお屋敷があります。こちらが松籟閣の入り口です。松籟閣は朝日酒造の創業者、平澤與之助が建てた住宅で、完成は1934年。もとは少し本社屋側(左のほう)にあったようですが、2001年に曳家で移築、その後2018年に重要文化財になりました。基本的に4月から11月の月水金土しか開いていないようなので、見学の際には注意ですね。 中に入るとさっそくおもしろい光景が見えてきました…

  • 2024年3月で閉場・下高井戸駅前市場を見てきた

    東京都世田谷区、下高井戸の駅前にある商店街が今月末で閉場するということで、見に行ってきました。最近は再開発による閉場というパターンが多いですが、こちらは再開発が決定したというわけではないようです。 訪問:2024年3月 駅前市場へ 京王線の普通列車に乗って下高井戸駅へ。ホームがカーブを描いているので、電車との間にまあまあ大きな隙間が空いています。 お目当ての市場は駅のすぐ北側にあります。駅前の道路が入り組んでいるエリアにある、屋根付きの商店街といった感じ。1956年に個人商店を営む方々が共同で建てた市場ということですが、今月末をもって閉場となります。 市場の名前や、入っているお店が載っているプ…

  • 甲府の廃墟みたいな歓楽街・新天街

    甲府市の玄関口、甲府駅の北口から少し離れたところに、小さな歓楽街があります。中に入ってみると、これが現代でも残っているのがすごいなと感じてしまいました。 訪問:2023年8月 それなりに大きな道路沿いに、一軒のビル?長屋?みたいな建物があります。ともすると見落としてしまいそうな、この中が新天街です。 シンプルなファサードですね。「新天街」と書かれた看板に小さな看板が入っていたであろう金具。 しかし看板から一歩入ると、激渋な光景が目の前に。外から見ると一つの建物のように見えますが、実際は小道の両側に建物が並んでいます。 すぐに通り抜けられるような短い空間ですが、密度はすごいです。二階部分を渡るこ…

  • 機那サフラン酒製造本舗・離れ座敷

    以前、機那サフラン酒の鏝絵蔵について紹介しましたが、その奥に立派な"離れ"があるということでそちらも見てきました。離れと言っても、主屋でもいいくらいの豪華さでした。(鏝絵蔵の記事はこちら↓) 訪問:2023年7月 離れ座敷 外観 離れ座敷も含む見学ツアーは有料ですが、200円でした。微力ながら保存に役立ててほしい。。主屋から鏝絵の蔵の解説を受けて、いよいよ離れへ。離れの前はお庭があり、ここの岩は浅間山から運んできたものということでした。 こちらが離れ座敷です。大きい…!こちらは昭和初期、1931年に完成。主である吉澤仁太郎が亡くなる10年前ですね。屋根の上には鯱鉾があったようですが、今は取り外…

  • 新潟市・古町周辺の純喫茶

    転職により、新潟市から東京へ引っ越して2か月が経ちました。引っ越しの前に、市内中心部の喫茶店にいろいろと行ったので、訪問順にまとめてみようと思います。 ナッツ 山浦珈琲店 本店 最初は上大川前通にある山浦珈琲店。レンガ調のファサードに木彫りの看板。同じ通りにもう一店舗あるみたいです。 渋いマスターが切り盛りしていて、老舗といった雰囲気でした。カウンターの内側にはコーヒーカップがずらりと並んでいて、どれも素敵なデザイン。この時は林檎のケーキを選びましたが、他にも何種類かありました。 (2021年6月6日訪問) コーヒーショップ SANTOS 二件目は東堀通から古町側に行く横道にあるSANTOS。…

  • 柏崎市上輪のコンクリート蔵らしき建物が気になった

    いつものようなしっかりした記事ではなく、ふと気になった建物があったので書いてみました。柏崎市の海沿いにある集落に、他ではあまり見たことないような蔵?がありました。 訪問:2023年11月 信越本線の旧線を追っている最中に通った、柏崎市の上輪(あげわ)の集落です。払川の河口にある集落で、高い崖と海に囲まれたような土地です。奥にある赤い橋は国道8号。 山にセで「ヤマセ」? 線路跡を歩いていて、ふと見えた建物に目が引かれてしまいました。蔵らしい外見ですが、コンクリート製…?屋号らしき文字が付いているのも良いです。もしかすると戦前から残っているものかもしれません。 線路跡の閉鎖されたトンネルを見終えた…

  • 重伝建地区の宿場町・熊川宿(上ノ町・中ノ町)

    福井県小浜市にある重伝建地区、熊川宿を見てきました。福井県には重伝建が二つありますが、その両方が小浜市内にあります。こちらは京都へ続く若狭街道(鯖街道)の宿場町で、中継点として賑わっていたそうです。 訪問:2022年10月 上ノ町 熊川宿の南、京都の方面から歩いていく。観光地化していますが、住んでいる方もいます。 滋賀県へ抜ける国道303号から脇道に入ると熊川宿です。かつてはこちらがメインストリートだったのですが。 幕府から正式に認められた街道ではないのですが、しっかり番所がありました。主要な宿場町には欠かせない本陣は無いようですね。 この宿場町では赤い色をした建物がちらほらあります。この色は…

  • 潰れた建物とサイロが残る 鳥甲牧場跡

    GoogleMapを見ていて、"∴"で表される史跡等の施設があるとつい詳細を見てしまいます。今回の廃牧場もそれで見つけたものですが、牧場の廃墟という存在に惹かれて現地へ行ってしまいました。 訪問:2023年11月 鳥甲牧場 お目当ての牧場は長野県栄村にありますが、新潟県側からアプローチしました。秘境として名高い秋山郷の細い山道を抜け、不安になりながら山を登ると開けた場所に出ました。 緑色の大きなタワーサイロが目立つ、ここが鳥甲牧場跡地です。昭和57年畜産総合対策事業 農業組合法人小滝肉用牛生産組合という文字が入っているので、これはだいたい40年ほど前のものらしい。CRIONというメーカー(おそ…

  • 機那サフラン酒本舗 極彩色の鏝絵

    鏝絵(こてえ)というものをご存じでしょうか。左官職人がこてを使って漆喰で蔵の壁などに作るレリーフのことですが、私は建物に興味が出るまでは知りませんでした。 訪問:2023年7月 鏝絵の蔵 長岡市の中心から少し南へ行った摂田屋というエリア。そこに機那サフラン酒製造本舗があります。最寄り駅は宮内駅です。左の建物が1894年に建てられた主屋で、そこに繋がっているのが今回お目当ての蔵です。 「吉」の字は主の吉澤仁太郎から。左端に「佐伊」とあります。 これが鏝絵ですか。。手前の面を見ただけでとても興味が引かれます。この蔵は1926年に建てられ、中越地震を経て2008年に修復。現在では登録有形文化財になっ…

  • 三条市の歓楽街と遊郭跡を昼に歩いた

    新潟県三条市の歓楽街を歩いてきました。最初はアーケードが無くなったアーケード商店街をチラッと見ようかと思った程度だったのですが、つい奥のほうへ行ってしまいました。また、かつてはこのエリアに遊郭からの赤線があったということもわかったのですが、その当時を偲ばせる物件もありました。 訪問2023年4月 元・アーケード商店街 再開発で生まれた商業施設、パルムの西側です。この通りはかつて300mほどの長さのアーケードがある商店街でしたが、パルムの開発によって100mほどに短縮され、その後2010年にアーケードが撤去されました。(パルムについての記事はこちら↓) 誰もいない商業施設 三条市 パルム - 日…

  • 誰もいない商業施設 三条市 パルム

    こちらは以前のブログからの引っ越し記事です。 新潟県三条市を歩いてきました。ここに来るまで知らなかったのですが、三条の町中にある商店街のすぐそばに生きてる廃墟のような商業施設がありました。 訪問:2023年4月 再開発事業の名残 三条の商店街を歩いていると、端っこに大きな建物が見えてきます。上部がマンションになっている商業施設、パルムです。 その足元に一帯の再開発事業の記念碑がありました。 昭和の終わりごろの話のようですね。 この再開発事業の核となるのが、これから見るパルムという商業施設だったようです。 記念碑のある広場にあるすごい色合いの謎オブジェ。一度も塗りなおされていなさそうな塗装の劣化…

  • 石川県小松市の喫茶店 TEA ROOM泉/パーラーアコ

    少し前に石川県の小松に行ったときに立ち寄った、二つのお店です。どちらも老舗のようで、たまりませんでした。 訪問:2023年6月 TEA ROOM泉 まずは小松駅にも近いアーケード商店街、猫ばし飴屋通りの途中にあるTEA ROOM泉です。商店街の他のお店には無いような入り口で、看板が無ければ素通りしてしまうところでした。 入り口手前にあるメニュー表。味がある。 入店したときには誰もいませんでした…笑カウンターに座って店主さんを待つ。席数は意外と多めですかね。壁は石材が使われていますが、見た目的に小松市の山のほうで採れる日華石ではないかと思います。 店主さんがいらしたので、コーヒーを注文しました。…

  • 北陸の難所、親不知の旧国道8号を歩いた

    新潟県糸魚川市の親不知は、切り立った崖が海に面している地形で、古くから交通の難所として知られていますが、明治時代に国道8号が開通します。それから戦後に崖の中を貫くトンネルができるまで使われていた旧道は、現在は歩道として開放されています。 訪問:2022年4月 旧道の始まりは国道8号沿いにある親不知観光ホテルから。このときは北陸本線の旧線を見に行くのが主目的でしたが、そちらもここから行けます。 ホテル前の道路が既に旧国道8号なのです。ジオパークということで、わかりやすい案内板もあります。 眼下にかつての北陸本線の跡が見える。。こちらが気になった方は↓のブログ記事も見てみてください。 北陸本線旧線…

  • 阿賀野川の三日月湖、十二潟のまわりを歩いた

    今回は地理が好きな人のほとんどが好きであろう、三日月湖(河跡湖)のまわりを歩いたときの話です。教科書通りの様子で楽しかったです。 訪問:2022年10月 三日月湖・十二潟 新潟市の北区、阿賀野川の右岸にある十二潟の北端へやってきました。地図で見ると小さな水辺ですが、思ったよりは大きい(昔は90m近い幅があったらしい)ここがいつ頃に阿賀野川から離れたのかはよくわかっていませんが、1818年編纂の地図では既に独立していたようです。 かつて阿賀野川の流路が変わったときに取り残された潟で、古阿賀とも呼ばれています。様々な水生植物の群生地になっていて、自然豊かな印象を受けました。 スイレン科のコウホネ …

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、にわかねさんをフォローしませんか?

ハンドル名
にわかねさん
ブログタイトル
日々のおでかけ記録
フォロー
日々のおでかけ記録

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用