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流砂の古代 https://ryuusanokodai.livedoor.blog/

古代遺跡、日本書紀、古事記、各地の伝承などには、大陸文化の痕跡が残されている。それらを持ち込んだ騎馬遊牧民、シルクロードの担い手のソグド人と日本の関わりを探る。縄文の話題。近畿一元史観ではない多元的歴史観について。古田史学の会の応援など。

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2023/10/08

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  • 出雲四隅突出型墳丘墓のガラスの勾玉

    当ブログのタイトルの背景写真に使わせていただいたブルーのガラスの勾玉は、島根県出雲市大津町「出雲弥生の森博物館」の展示品。隣接する西谷(にしだに)墳墓群史跡公園の西谷3号墓の第一主体からの出土である。隣り合う第4主体が王墓とされ、二重の木棺からはガラス管

  • なぜ燕国の説話が入鹿暗殺劇に使われたのか? つくられた乙巳の変⑷

    【1】大陸、半島から列島につながる燕国の遼寧青銅器文化 秦王の殺害を企てた燕国はおよそ紀元前十一世紀の春秋戦国時代から、北京あたりで金属器文化を持つ勢力であった。それは遼寧青銅器文化とも呼ばれている。北朝鮮の龍淵洞遺跡から多量の燕の鋳造鉄器や、燕国で流通し

  • 入鹿はなぜ刀を俳優(わざひと)に預けてしまったのか?つくられた乙巳の変(3)

    【1】入鹿はどうして刀を俳優(わざひと)に預けてしまったのか? 次は入鹿が自分の剣を預けて座につく場面の一節。「中臣鎌子連、知蘇我入鹿臣、爲人多疑、晝夜持劒。而教俳優、方便令解、入鹿臣、咲而解劒、入侍于座」 用心深い入鹿は常に帯刀しているので、鎌足の策略で俳

  • 乙巳の変と荊軻による秦王(始皇帝)暗殺未遂事件 つくられた乙巳の変(2)

    【1】秦王(始皇帝)暗殺未遂を描く画像石 石材に図像を彫刻したものを画像石と呼び、築かれた古代の墳墓の装飾品としておかれる。その画像の題材に秦王の暗殺未遂事件を描いたものがよく使われた。なぜこの場面が死者を

  • 天智と鎌足の出会いの蹴鞠の話はつくりもの つくられた乙巳の変(1)

    ⑴日本書紀の打毱(だきゅう) 2022年7月末の新聞報道に、日本古来の遊戯「打毬」に使われた可能性がある木球の記事があった。奈良市の平城宮跡で約三十五年前に出土した木球が、西洋の馬術競技ポロに似た日本古来の遊戯「打毬」に使われた可能性があることがわかったという

  • 京都古代史講演会 11月3日(金)お知らせ

    市民古代史の会京都 秋の講演会のお知らせ  済 ありがとうございました。2023年11月3日(金)祝日の日です。12時40分開場 13時開始 服部静尚さんは、「王朝交代の真相」の講演です。平城京の大和朝廷は、7世紀末の前王朝にとってかわったものなのです。この歴史の真実を

  • 火を跨ぐ婚姻儀礼を見ていた裴世清

      隋書倭国伝(岩波文庫)に記された婦が夫の家に入る際に犬〔火〕を跨ぐ、とあることについて、犬の可能性について検討(1)してきたが、現在も世界の各地で報告されている火に関わる婚姻儀礼とすることがやはり妥当であり、さらにこのことが九州の地を裴世清が見聞してい

  • 三内丸山遺跡六本柱の復元は虚構

    三内丸山遺跡のシンボルのような存在となっている大型掘立柱建物(通称六本柱)は、復元にあたっては異論もあって、結局は妥協の産物とでもいえるような屋根のない床三層の違和感のある建物に落ち着いた。報告書や解説本を見る中でいくつか疑問点が浮かび、その後の検討の

  • 唐建国に関わったソグド人

    ソグド人の研究が進んでおり、この集団の果たした歴史的役割が浮き彫りにされてきている。わずかだが、そのほんの一部を抜粋させていただく。 森部豊『唐―東ユーラシアの大帝国』中公新書2023 より「最近、隋唐革命が成功した別の要因も明らかになってきている。それ

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