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The Journey Beyond Logic ~世界30カ国110都市以上を旅したMBAホルダーが見た景色と旅の記憶 https://rayworld.hatenadiary.com/

★あなたの旅をもっと彩り鮮やかものへ 世界30カ国を旅して英国留学で66カ国の学生と共に学んだMBAホルダーが「お役立ち情報」ではなく、旅や世界をもっと彩り鮮やかにする「新たな視点」を伝える旅ブログ

■自己紹介 世界30カ国、110都市以上を訪問。英国MBA留学では66カ国の学生が集まる多国籍な環境で学んだ。旅は北極からアフリカに至るまでバックパッカー、多国籍の冒険ツアー、 留学、ビジネス出張など様々な形で旅をした。英国MBA、TOEIC940点、星空案内人、空手初段。

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2023/07/01

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  • スペイン旅行記:技術革新が生み出した奇跡

    July 2005, Barcelona, Spain *技術革新が生み出した奇跡スペインのサグラダ・ファミリアの主塔であるイエスの塔が完成したとのニュースを見た。ガウディの建築で1882年に着工して完成まで200年かかると言われていたが、IT技術や3Dプリンターの導入で劇的に工期が短縮したのが理由のようだ。私はサグラダ・ファミリアは2度訪れた。一度目はイギリス大学学部留学中の1996年、二度目は新婚旅行の2005年だ。1996年の時はバルセロナ出身の友人が案内してくれて200年かかると言っていたので、残念だが私の生きている間は完成しないなあと思っていた。2005年の時は工期短縮で2035年頃…

  • イギリス留学記:留学がしにくい時代

    July 2004, London, United Kingdom *留学がしにくい時代日経新聞で日本人の留学生が減少しているという記事が載っていた。長期留学者は年間5万人で2033年までに50万人という政府目標には遠く及ばないらしい。円安や物価上昇もあるが、私はそれだけではなく大学生を取り巻く環境も問題だと感じる。仕事で採用業務もしているが、大学生の就職活動は早期化していて昨今では3年生の春から始まる。売り手市場で就職に困らないにも関わらず早期化する流れはとても不自然で、嬉しいのは企業や学生を煽る人材会社くらいだ。そして、それは留学をしたいと思っている学生にも影響している。私が大学学部に留学…

  • 京都旅行記:嵐山での贅沢な時間

    May 2026, Kyoto, Japan *嵐山での贅沢な時間妻との結婚記念日の京都の旅では嵐山を訪れた。新緑の季節ということで嵐山は竹林の道などは青々としていたが観光客も多くて、中々その雰囲気に没入することは難しかった。さて、私が嵐山でとても気に入ったのが祐斎亭だ。染色作家・奥田祐斎のアートギャラリーで、築150年の元旅館を改装した建物だ。水鏡に映る景色や丸窓からの嵐山の眺めが人気で、最近は写真スポットとしてガイドブックにも多く掲載されている。リフレクションの景色も美しかったが、私が一番良いと感じたのはそこに漂う空気感だった。祐斎亭は国宝や世界遺産などではないにも関わらず見学料が意外と高…

  • 京都旅行記:観光の街が抱えるジレンマ

    May 2026, Kyoto, Japan *観光の街が抱えるジレンマ結婚記念日のお祝いも兼ねて、妻と京都に日帰りで旅をした。結婚して21年経つが夫婦仲良く旅ができることはとても幸運なことだと思う。さて、久しぶりに京都を訪れたが、5月の平日ということもあり、街は修学旅行生と外国人観光客で溢れていた。円安の影響もあり、外国人観光客には旅がしやすいのだろう。着物をレンタルして着ている外国人も多く、観光地価格で色々なものが結構高かったが、皆買い物を楽しんでいるようだった。京都の物価はかなり高く、ここで豊かに暮らすにはかなりの資産が必要になる。観光業で働く人達の賃金を考えると働く人達の給与と物価は見…

  • イギリス旅行記:ウィンブルドンの当日券を求めて、「あの列」に並んで観戦した話

    June 2003, Wimbledon, United Kingdom *ウィンブルドンの当日券を求めて、「あの列」に並んで観戦した話英語の用法で名刺の前につけるtheは、何か特定のものを指すときに使われる。ウィンブルドンは当日券が販売され、その券を求めて多くの人が長い時間列に並ぶ。それが有名なためthe queue(あの列)と呼ばれているのだ。私は4時頃にウェールズを出発してロンドンに向かい、7時半頃にウィンブルドンに到着して、あの列に並んで整理券をゲットした。そして、そこから更に3時間程列に並び、無事に10時半頃に入場することができた。センターコートなどが見られるチケットは枚数が少ないた…

  • イギリス旅行記:ウィンブルドンのお土産

    June 2003, Wimbledon, United Kingdom *ウィンブルドンのお土産この春から息子が大学に入学しテニスサークルに入った。私も学生時代はテニス部だったので、息子には私が大学時代に使っていたラケットをメンテナンスして渡して、息子はそれを使っている。息子と一緒にテニスもしたがとても幸せな時間だった。さて、テニスの聖地といえばイギリスのウィンブルドンはその一つだ。ウィンブルドンは世界四大大会の一つ全英オープンの会場で、その芝のコートはテニス部員としては憧れの地だ。私はイギリス大学院留学時代にタイとインドの友人と共に訪れた。試合を近距離で見れたのは勿論素晴らしい経験だったが…

  • イギリス旅行記:旅がしにくい時代

    July 2004, Cardiff, United Kingdom *旅がしにくい時代友人がロンドンマラソンに出場をしたようで、SNSにロンドンの写真や現地の様子を投稿していた。ロンドンの風景は馴染み深かったが、驚いたのはその物価だ。缶ジュース£2.5(530円)、地下鉄初乗り£7(1500円)、レストランでフィッシュアンドチップスを食べると£20~25(5000円~6000円)らしい。私が留学したのは20年以上前で当時と比べると物価は30%程上がっているが、一番影響が大きいのは円安だ。2002年と比べると£は約180円→約215円、$は約120円→約160円、€は約120円→約185円で物…

  • チェコ旅行記:本物を体験する機会

    April 2003, Prague, Czech *本物を体験する機会プラハは世界的な音楽祭も開催され音楽の都としても有名である。私は芸術に詳しい訳ではないが、「本物」を体験できるのは貴重な機会なので、そのような街ではできる限りそこでしか出来ない体験を旅程に組み入れることにしている。プラハはスメタナホールが有名で外観にもアール・ヌーヴォー洋式の装飾が施されていた。外観だけでは勿体ないのでそこで音楽を聴きたいと思い、調べると当日でも券が買えるようだったので、安い席を買いクラシックコンサートを鑑賞した。芸術の感性を磨くには幼い頃から本物に触れること、と言われるが、私はそのような機会は全くなかった…

  • チェコ旅行記:昔の人々の星々への思い

    April 2003, Prague, Czech *昔の人々の星々への思いプラハの見どころで外せないものの一つは天文時計だろう。旧市街広場にある旧市庁舎の壁面に設置されており、多くの観光客が訪れている。15世紀に作られた世界最古の稼働する天文時計であり、毎正時に仕掛けが動くのでそれを見ようとその時間には人々が集まっていた。天文時計とは、時刻だけでなく太陽・月・十二宮の星座など天体の位置や動きを表すもので、天動説に基づく宇宙観を反映している。今はスマホで時間や太陽、星の位置なども簡単に見られるが、昔は機械式でこのような大掛かりな必要だったのだ。私は星が大好きて「星空案内人(R)星のソムリエ」の…

  • チェコ旅行記:憧れていた街をぶらぶらと歩く

    April 2003, Prague, Czech *憧れていた街をぶらぶらと歩くチェコのプラハは中世の街並みが残る都市で、私が最も訪れたい街の一つだった。大学時代の一度目のイギリス留学の時は行く機会がなかったので、二度目の大学院留学の時は絶対に行こうと思っていた。そんな思いもあり、イースター休暇の時に私はプラハを訪れた。プラハは第二次世界大戦で空爆による破壊を免れたため中世の街並みが色濃く残っている場所だ。百塔の街とも言われており、街中に数多く教会や建物の塔があるその雰囲気はまさに中世ヨーロッパ。中世ヨーロッパが大好きな私にとっては堪らない雰囲気で街をぶらぶらと歩くだけで幸せだった。憧れの地…

  • ベトナム旅行記:爬虫類が大嫌いにも関わらずニシキヘビを首に巻いてみた話

    August 2001, Ho chi minh, Vietnam *爬虫類が大嫌いにも関わらずニシキヘビを首に巻いてみた話私は爬虫類は大嫌いだ。にも関わらず何でこんな写真を撮ったのかと言うと、理由は単純で好奇心とミーハーだからである。では、この写真をどこで撮ったかと言うとベトナムだ。私は20代の頃にベトナムのホーチミンとハノイを旅行で訪れた。ホーチミンではメコンデルタを巡る現地発着のジャングルツアーに参加をした。行き先であるミトーはメコン川クルーズの観光地で、観光客向けの商売が色々ある。その中で大きなニシキヘビを首に巻き付かせてくれるというサービス?があった。繰り返すが私は爬虫類は大嫌いで、…

  • ベトナム旅行記:メコン川の魚をメコン川の畔で食べる

    August 2001, Ho chi minh, Vietnam *メコン川の魚をメコン川の畔で食べる旅に出たら現地の名物は食べるようにしている。ベトナムのメコン川の名物と言えばエレファント・フィッシュだ。象の耳のように大きな魚ということで、鱗ごと揚げた魚料理で魚醤につけて食べるのだ。見た目は若干グロテスクで写真映えをする姿をしているが、食べてみると普通に美味しかった。淡白な白身魚の唐揚げという感じだろうか。観光客向けの店なので、普段現地の人が食べているかどうかは知らないが、味よりもメコン川の畔でメコン川の魚を食べると言う体験が良いのではないかと思う。せっかく来たのだから○○してみようという…

  • ベトナム旅行記:受験勉強ではわからないこと

    August 2001, Ho chi minh, Vietnam *受験勉強ではわからないこと高校の世界史の時間に東南アジアのメコン川の辺りはゴールデントライアングルと呼ばれ麻薬の密造地帯であると習った。受験勉強の時に名前や場所を暗記したので、私の中ではメコン川=危険な場所というイメージがあった。ただ、実際に行ってみると全く違う印象だった。私は20代の頃、仕事の夏休みを使いベトナムのホーチミンとハノイを訪れた。ホーチミンからメコン川は日帰りで現地発着のツアーが沢山出ており、私もそれに参加することにした。メコン川について調べると授業で習ったゴールデントライアングルはタイ、ラオス、ミャンマーの国…

  • 熊野古道旅行記:古来から変わらぬ森に続く石畳の道 *

    April 2002, Kumano, Japan *古来から変わらぬ森に続く石畳の道何かの雑誌で森に続く石畳の道の写真を見た時、何と美しいのだろうと思った。調べてみるとそれは熊野古道の写真だった。名古屋からは比較的近いこともあり、折角なので熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社の熊野三社を訪れる旅をすることにした。熊野は古来からの霊場でもあり、熊野の神のお使いは八咫烏となっている。八咫烏は足が三本あるということで日本サッカー代表のシンボルにもなっている。そのため熊野速玉大社にはその時の代表監督であるフィリップ・トルシエ監督がカタカナで「トルシエ」とサインをしたボールが飾ってあった。横に日本…

  • 屋久島旅行記:もののけ姫の聖地を訪れる旅

    April 2001, Yakushima, Japan *もののけ姫の聖地を訪れる旅旅行先を考える時、海か山かという話があるが、私は海も山も好きである。ただ、山というよりも深い森や大樹には心惹かれるものがある。これは子供時代に見た「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」など宮崎駿のアニメの影響もあるのではないかと思う。そんな思いもあり、私は20代の頃に屋久島を訪れた。屋久島といえば樹齢3000年の縄文杉が有名だが、その道中の森も深くとても美しい。屋久島は雨が多いことから苔の生育も早く、実は苔の聖地とも言われている。触ってみると分厚くフカフカという感触だった。また、深い森であることから大樹も多く、…

  • イギリス大学院留学記:遠い異国の地に咲く満開の桜

    March 2003, Cardiff, UK *遠い異国の地に咲く満開の桜春は桜の季節である。桜を見ると日本人で良かったと思うのは私だけではないだろう。桜の名所は至る所にあるが、実は私が見た一番美しい桜は日本ではない。イギリスだ。私は20代の頃にイギリスの大学院に留学をした。イギリスの大学院では春は期末試験の時期で、単位を落とす訳にはいかないので、私も必死に勉強をした。そんな時、大学の音楽学部の校舎の前に一本の桜を見つけた。桜の花は見頃を迎えていて満開だった。日本だと桜の木の下は人が沢山いるが、ここはイギリス。花見をしている人は誰もいない。そこで天気も良く暖かかったので、私は教科書を持ってき…

  • カンボジア旅行記:個人でガイドを雇って回る旅

    August 2001, Siem Reap, Cambodia *個人でガイドを雇って回る旅私はツアーではなく個人旅行で色々な国を旅をした。バックパッカー的な旅ではあったが、ガチ勢のように最安を目指すのではなく、適度な安さと安全、効率を求めるスタイルだった。カンボジアを訪れようと思った時も、当時はまだ観光地として発展しておらず少し怖いイメージがあり、現地に着いてから自力で全て行うのは不安があった。そこで調べてみるとガイドと車を一日雇って回る方法があることがわかったのて、日本からネットで手配をしていくことにした。日本語を話せるガイドは少なく値段も高いので英語のガイドを選んだが、車とガイドを雇っ…

  • カンボジア旅行記:世界の観光地では「規制をしていない=安全」ということではない

    August 2001, Siem Reap, Cambodia *世界の観光地では「規制をしていない=安全」ということではない世界では自らの行動は自己責任という考え方が一般的だ。日本のように安全柵などもなく危険そうな場所も多いが、それは自分で判断しなさいということ。規制をしていない=安全、ということではない点は注意が必要だ。さて、私がアンコールワットを訪れた時、調べると中央祠堂の上から見る夕陽が美しいということだったので、そこから夕陽を見ようと思った。ただ、行ってみるとそこは非常に急な階段になっていた。手すりも何もなかったので、どうやって登るのだろう?と様子を見ていると、皆、手を使い這って登…

  • カンボジア旅行記:美しさは細部に宿る

    August 2001, Siem Reap, Cambodia *美しさは細部に宿るアンコールワットは12世紀に建築されたヒンドゥー教最大の寺院である。密林の中、南北1.3km、東西1.5kmという広大な敷地を持ち、その中心に高さ65mの巨大な中央祠堂が立っている。周囲は堀に囲まれており、500m程の参道を抜けた後に突如眼前に現れる中央祠堂は確かに圧巻だった。写真でもアンコールワットと言えば中央祠堂などの遠景がよく使われている。勿論それも美しいが、実は寺院の壁や回廊にあるレリーフも大きな見所だ。クメール芸術の最高傑作と言われており、ラーマーヤナやマハーバーラタなどの神話のシーンが描かれている…

  • カンボジア旅行記:非現実がリアルに変わる瞬間

    August 2001, Siem Reap, Cambodia *非現実がリアルに変わる瞬間私は20代の時、仕事の夏休みにカンボジアを訪れた。アンコールワットをどうしても見たかったからだが、私がアンコールワットに興味を持ったのは大学時代のある出逢いがきっかけだった。私は英語系のサークルに入っていたが、ある時社会問題を学生が英語で話し合うフォーラムに参加した。そこでアンコールワットの修復に携わっている大学教授に出会った。聞くと日本政府としてアンコールワットの修復に力を入れていて、それによりカンボジアの復興を支援しているとのことだった。カンボジアというとポル・ポト政権の虐殺や地雷など負のイメージ…

  • アメリカ旅行記:エンパイアステートビルから見た100万ドルの夜景

    December 2002, New York, USA *エンパイアステートビルから見た100万ドルの夜景ニューヨークと言えば摩天楼の夜景は絶対見たいと思っていた。夜景を見るならエンパイアステートビルだ。エンパイアステートビルはドンキーコング、ゴーストバスターズ、巡り会えたら、など数々の映画の舞台にもなっていて、私も映画のシーンを覚えていた。展望台に登るエレベーターホールはビルの絵の壁の前に国旗が飾られて何ともアメリカ的だった。102階の展望台へ出ると目の前にはニューヨークの摩天楼が広がっていた。屋上は12月の夜で風も強く極寒だったが、眼下に広がる眺めは煌びやかで本当に美しかった。100万ド…

  • イタリア旅行記:オシャレなミラノのオシャレなアーケード

    January 1997, Milan, Italy *オシャレなミラノのオシャレなアーケードミラノと言えばミラノコレクションなどファッションの中心というイメージがある。そのミラノでハイブランドの店が並ぶのが、ドゥオーモ広場北側にあるショッピングアーケード「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」だ。私が訪れたのはまだ20歳のイギリス留学中だったのでハイブランドには縁がなかったが、アーケード自体が名所のようになっているので是非見てみたいと思っていた。行ってみるとアーケードの天井にはフレスコ画が描かれ、床はイタリア王国や都市の紋章などがモザイク画で描かれていた。ここで写真を撮れば自分でもちょっ…

  • イタリア旅行記:ミラノのドゥオーモを屋上から見ると更に美しかった件

    January 1997, Milan, Italy *ミラノのドゥオーモを屋上から見ると更に美しかった件ミラノ・コルティナオリンピックが開幕をした。backnumberの「どうしてもどうしても」がNHKのオリンピックテーマソングになっているが、頑張る人達への応援ソングでもあるようで、受験生の息子も良く聞いてる。オリンピックもそうだが、何かに真剣に向き合い努力する姿というのは本当にキラキラと輝いていて、人々はその想いに感動をするのだと思う。さて、ミラノは私もイギリス留学時代の春休みに訪れた。あの時も真冬でとても寒かったのを覚えている。ミラノといえばミラノ大聖堂(ドゥオーモ)が有名だ。印象的でミ…

  • アメリカ旅行記:メトロポリタン美術館は何故凄いのか?

    December 2002, New York, USA *メトロポリタン美術館は何故凄いのか?世界三大美術館と言えば、パリのルーブル美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、そしてニューヨークのメトロポリタン美術館だ。私は美術館は結構好きなので、NYを訪れた際には当然訪れた。1日しか時間が取れなかっとので、その全てをゆっくり見ることは出来なかったが、確かに古今東西の膨大なコレクションには圧倒をされた。ただ、ヨーロッパの国々で訪れた様々な美術館を思い出すとクオリティという面では圧倒的とまでは言い難い。何故、ここまで評価が高いを考えてみると、この膨大なコレクションが大西洋を越えたアメリ…

  • アメリカ旅行記:自由の女神というアメリカの象徴

    December 2002, New York, USA *自由の女神というアメリカの象徴私はウルトラクイズの世代である。福留アナが「ニューヨークに行きたいかー?」と叫び自由の女神を目指す旅を毎年テレビで楽しく見ていた。だから、NYと言えば真っ先に思い出すのは自由の女神だ。私はイギリス大学院留学中の冬休み、NYに住む友人を訪れ1週間ほど世話になった。色々な見所を訪れたが、自由の女神は絶対に見たいと思っていた。友人に行き方を尋ねると自由の女神へはフェリーで行くとの事。自由の女神は元々は灯台として作られたのでマンハッタン島から少し離れた海の上にあるのだ。巨大な像のイメージが強すぎて場所を想像してい…

  • イギリス留学記:イギリスの紅茶は何故美味しいのか?

    December 2025, My home *イギリスの紅茶は何故美味しいのか?イギリスは紅茶の国として有名だ。イギリス留学時代には毎朝紅茶を飲んでいたが、スーパーで買う普通のものでも美味しかった気がする。もう少し正確に言うのであれば、イギリスで飲む紅茶が美味しいのではないかと思う。理由は色々あるのだろうが、私が当時聞いたのは水の質である。水には軟水と硬水がある。水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で分けられており、日本の水は軟水、ヨーロッパや北米の水は硬水である。イギリスは地層に石灰岩が多く、その成分が溶けだすことでカルシウムが多くなるようだ。普通に飲料水として飲む分にはあまりわからな…

  • イギリス留学記:ラブスプーンという愛の印

    September 2025, My Home *ラブスプーンという愛の印私のイギリス大学院の留学先はウェールズだった。ウェールズでの土産品で有名なものにLove spoonというものがある。これは木製の装飾スプーンで17世紀頃に男性から愛する女性への思いを込めて手彫りで作ったのが始まりらしい。Love Spoonは装飾にも意味があり、ハートは不変の愛、蹄鉄は幸運、鎖は永遠の繋がり、など様々だが、現代では男性から女性の贈り物としてだけではなく、土産物としての割合が大きくなっている。さて、私は大学院の卒業式でウェールズに戻った時、近々結婚を予定していた。妻もイギリス留学の経験があったので、せっか…

  • イギリス留学記:イギリスで一番美しい大学を訪れた話

    September 2002, Egham, United Kingdom *イギリスで一番美しい大学を訪れた話日本の英語の授業では大学はUniversity、短大はCollegeと習ったのではないだろうか。アメリカのCommunity collegeなど確かに短大だがイギリスの場合は実は状況が異なるので少し解説をしようと思う。イギリスで有名な大学と言えばオックスフォード大学やロンドン大学などがあるが、これらは複数の独立性の高いCollegeが集まって一つの大学群(University)を構成している。ここで言うCollegeは短大のような準学士ではなく学士号、修士号を授与しているので、位置付…

  • グアム旅行記:はじめの一歩

    March 1990, Guam, Territory of US *はじめの一歩私の初めての海外旅行は中学3年生の時。家族での3泊4日のグァム旅行というベタなものだった。それでも初めての海外旅行はワクワクした。当時はパスポートは市役所では取れなかったので名古屋の旅券センターへ行って取得をし、両替で初めてのドル札を手にして日本のお札との匂いの違いに海外っぽさを感じたのを覚えている。グアムでは海で遊んだり、銃を打つアクティビティをしたりと一般的な体験を楽しんだ。父親が店員に「Do you speak Japanese?」と話すのを聞いて、ウチの親は英語が話せるんだ、と勘違いをするなど、今考えると…

  • 情報収集の手段を日本語から英語に変えて英語の勉強が楽になった話

    *情報収集の手段を日本語から英語に変えて英語の勉強が楽になった話私は大学時代にイギリスに1年間交換留学をした経験がある。とても良い経験ができたので、帰国後、今度は大学院にも行きたいと考えるようになった。大学院留学にはTOEFLのスコアが600点は必要だったが、留学後の私のスコアは580点だったのであと20点上げなくてはならない。数年間働いた後にMBA留学をしたいと考えていたので、働きながら英語力も上げる必要があった。ただ、そうは言っても社会人になると時間もないし、帰ってから机に向かって勉強をするのも中々大変だ。だから、私は留学時代と同じ環境を日本で擬似的に再現しようと思い、趣味や情報収集の手段…

  • イギリス留学記:憧れのイギリスのクリスマスツリー

    December 1996, Sheffield, United Kingdom *憧れのイギリスのクリスマスツリー私はクリスマスツリーには憧れがあった。子供の頃に憧れたのは欧米で家の暖炉の前に飾られる大きなツリーとプレゼントの数々。映画でも雪の中で本物のもみの木を買って帰るシーンを見て素敵だなあと思っていた。イギリス学部留学の時、クリスマスが近づくと街には本物の大きなもみの木が登場した。日本のように煌びやかなイルミネーションがある訳ではないが、大きなもみの木に雪が積もるととても良い雰囲気で、まさに私が憧れたクリスマスツリーの姿だった。やはりクリスマスはキリスト教の本場のヨーロッパが良く似合う…

  • フィンランド旅行記:トナカイは乗り物ではなく食べ物だった件

    November 2025, My home *トナカイは乗り物ではなく食べ物だった件義父母のイタリア旅行のお土産でクリスマスのオーナメントをもらった。フィンランドのヘルシンキでトランジットがあったので、その合間に買ってくれたようだった。絵柄はフィンランドらしくトナカイが描かれていてお洒落で良い感じだった。さて、フィンランドは私もイギリス留学時代の夏休みに訪れた。ロバニエミにあるサンタクロース村も訪れて、サンタクロースとも記念写真を撮り、北欧の雰囲気を満喫していた。ただ、夢も希望もないかもしれないが、現地ではトナカイは乗り物ではなく食べ物だった。日本で言う鹿肉のような感じなのだろう。煮込んだト…

  • イタリア旅行記:コロッセオの住人の変遷

    February 1997, Rome, Italy *コロッセオの住人の変遷義父母がイタリア旅行から帰ってきた。ヴェネツィアからフィレンツェ、ローマ、南のナポリまでイタリアを周遊する2週間のツアーだった。どこが印象に残っているかを尋ねると、ローマのコロッセオが想像以上に大きくて驚いたと言っていた。やはりテレビや写真で見るのと現地に行って実物を目の当たりにするのは違うのだろう。さて、私もローマはイギリス留学時代の春休みに訪れたことがある。ローマには数多くの遺跡や歴史的建造物がある。たがら、街を歩いていると突然それらが目の前に現れるのだ。しかも至る所に2000年級の建物がゴロゴロとあり、ローマ帝…

  • 英語の長文読解で重要なのは単語の意味を正確に覚えることではない

    *英語の長文読解で重要なのは単語の意味を正確に覚えることではない最近娘が高校生になって、英語の授業でわからないところなどを聞いくるのでたまに教えている。父親としては貴重な触れ合いタイムであり、とても幸せな時間だ。市販の単語帳を使い試験範囲のところをクイズ形式で出題したりしているが、その時に改めて気になったことがある。それは単語帳だとカテゴリー毎に似た意味の単語が集めてあり、同じ日本語訳で違う英単語が3つも4つも続いていて、単語帳だけではその違いが全くわからないのだ。では、それを理解するにはどうしたら良いかと言うと本当は英英辞典を使うのがベストだ。簡単なところで例を挙げるとseeとwatchはど…

  • エジプト旅行記:パピルスの思い出

    September 2025, My Home *パピルスの思い出私はイギリス大学院への留学中にエジプトを多国籍のアドベンチャーツアーで旅をした。エジプトと言えばピラミッド、ツタンカーメンの黄金のマスク、など様々なものが思い浮かぶが、世界最古の紙パピルスも外せない。私は世界史専攻だったので、受験勉強で暗記をしていたのを覚えている。エジプトに着くとパピルスは有名な土産品であり、偽物から本物まで様々な所で売られている。ホテルやレストランなどでは絵画のような感覚で、アクリルの透明な額に入れて飾ってある所が多かった。私も一つ購入したいと考えていたところ、ツアーの途中で政府公認のパピルスの販売店に立ち寄…

  • 英語の発音で大切なのはテンポと文章をどこで区切るかである

    *英語の発音で大切なのはテンポと文章をどこで区切るかである前の投稿で発音よりも言葉遣いの丁寧さが重要であると言っておいて何だが、私は海外では「発音が良い」「喋り方が日本人っぽくない」と褒められることが多い。決してネイティブのような発音をしている訳では無いのに何故だろうと思い、他の人との違いを考えてみると思い当たることがある。それは話す時のテンポや文節の区切りではないかと思う。これは外国で身につけたのではなく、意識をしていなかったが日本にいる時に身につけたものだと思う。私は小中学校と英語塾に通っていて、そのお爺ちゃん先生が大好きだった。ただ、その先生は変わっていて口伝の英文法と英作文中心で学校と…

  • アメリカ留学記:英会話で重要なのは発音ではなく丁寧な言葉遣いである

    August 1992, Chicago, USA *英会話で重要なのは発音ではなく丁寧な言葉遣いである英会話を学ぶとどうしても格好良く話したいという想いから、ネイティブのような発音やスラングなどを覚える人が多いが、実は現地で一番大切なのはそれではない。大切なのは言葉の丁寧さだ。私は高校時代の夏休みにアメリカに語学留学をして、ホストファミリーにお世話になった。英語の勉強はそれなりに出来たつもりだが、海外での生活は初めてなので会話は流暢には出来ない。その時にホストマザーから徹底されたのはPleaseという言葉の重要さだ。「水をください」ならシンプルに言うなら「Water, please」だ。ここ…

  • イギリス留学記:日本人がイメージするイギリスという国は実はイギリスと言う名前ではないという話

    July 2004, Windsor, United Kingdom *日本人がイメージするイギリスという国は実はイギリスと言う名前ではないという話ユニオンジャックが国旗の国と言えばイギリスである。たた、正確に言うと国名はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(略してUntied Kingdom)だ。そして、イギリスの語源はポルトガル語のInglez(イングレス)から来ていて英語のEngland(イングランド)を指しているが、これは私達が思うイギリスとは異なりイングランドのみを指している。この辺りの違いを知らずに、現地で不用意に話をすると嫌な顔をされるので留学経験者として少し解説をしたい。…

  • イタリア旅行記:便利だけど少し寂しい最近の旅事情

    September 2025, My Home *便利だけど少し寂しい最近の旅事情義父母がイタリアに旅行に行くということで色々と旅の準備を手伝ったが、最近の技術の進歩に改めて驚いた。私が海外出張する時はプリペイドSIMを使うのだが、ITに詳しくない義父母にはそれは難しい。空港でWiFiを借りる手もあるが、調べてみるとスマホがE-simに対応していれば、事前にE-simの設定をしておいて、空港で回線を切り替えるだけというものがあるのがわかった。説明も図解されていてこれなら出来そうである。旅先でスマホが使えれば、今は旅に便利なアプリが溢れている。Google翻訳のカメラ機能でレストランのメニューな…

  • 世界は多様性が溢れているからこそ面白い~万博という多様な文化と未来が集まる場所

    October 2025, Osaka, Japan *世界は多様性が溢れているからこそ面白い~万博という多様な文化と未来が集まる場所大阪・関西万博が閉幕した。最初は色々と批判をされることもあったが後半は来場者数も伸び、全体としては成功したと言えるのではないだろうか。私も10月に入ってから訪れたが、駆け込み万博で平日でも人が溢れていた。並ぶことすら制限されたパビリオンも多かったが、お目当てのフランス館には入館することができた。人が少なければ入りたいパビリオンも色々あったので残念だった。さて、万博は多数の国が参加をしていて、大阪・関西万博は158の国と地域が参加をしているそうだ。私が一番感じるの…

  • シンガポール旅行記:シンガポールと日本に見る栄枯盛衰

    September 2002, Singapore *シンガポールと日本に見る栄枯盛衰今、シンガポールというとアジアで最も先進的な都会というイメージがあるのではないだろうか。私は20年以上前に大学院留学の為にロンドンに向かう際、乗り換えの合間に少しだけ訪れたことがある。その時はキャセイパシフィック航空を利用したがシンガポールでの待ち時間が7時間くらいあった。当時は待ち時間が4時間以上あると航空会社が主催する市内のショートトリップに無料で参加をすることが出来た。私は夜のツアーに参加し、有名なマーライオンを水上から一目だけ見ることが出来た。当時は日本の方が進んでいて見たいものもあまりなかったのでそ…

  • ノルウェー旅行記:リレハンメルオリンピックのボブスレーコースを滑走した話

    August 1996, Lillehammer, Norway *リレハンメルオリンピックのボブスレーコースを滑走した話色々な国や都市を旅していると昔のオリンピック開催地だった街を訪れることがしばしばある。私は北欧旅行の際にノルウェーのリレハンメルを訪れたが、同市は1994年の冬のオリンピックの開催地だ。私が訪れたのはそれから2年後の1996年の夏だったが、スキージャンプ団体戦で原田選手が失速をして優勝を逃したリレハンメルの悲劇はまだ記憶に新しかった。オリンピック会場も見学したが、そこでは実際のオリンピック施設を使った体験もできるようになっていた。私が体験をしたのはボブスレー。安全面から車輪…

  • ノルウェー旅行記:北極圏で泳いだ話

    August 1996, Narvik, Norway *北極圏で泳いだ話人は何かと武勇伝を話したがる傾向がある。承認欲求を満たすため、共感を得るため、など今も昔も人の性質はあまり変わらない。特に旅人は、秘境を訪れる、短期間でまたは長期間で世界一周、路線バスでロンドンまで旅をする等、話の大小はあれどもネタには事欠かないので、SNSには多くの武勇伝が溢れている。さて、私もイギリス学部留学中の夏休みに多国籍のアドベンチャーツアーに参加をし、30日間キャンプをしながら北欧を周って北極圏を目指す旅をした。言葉にするとワイルドそうだが、実際にはバスで機材を運び、コックも同行しているので、日々のホテルがキ…

  • スウェーデン旅行記:想像力で旅をする楽しさ

    August 1996, Stockholm, Sweden *想像力で旅をする楽しさストックホルムはノーベル賞の創設者アルフレッド・ノーベルの出身地であり、テレビで放映されるノーベル賞の晩餐会はストックホルム市庁舎で行われている。晩餐会場である「青の間」は定番の観光名所にもなっていて、私も市庁舎の見学ツアーに参加をして見学をした。市庁舎は建築としても美しく、他にも黄金の間や景色が見渡せるタワーもある。行政の建物である市庁舎が有名な観光名所となり多くの観光客を受け入れている点に、どちらが良いという訳では無いが、日本との文化の違いを感じた。普段は単なる大広間でしかないので特に見るべきものがある訳…

  • スウェーデン旅行記:イタリアのヴェニスと北欧のヴェニスと言われるストックホルムは何が違うのか

    August 1996, Stockholm, Sweeden *イタリアのヴェニスと北欧のヴェニスと言われるストックホルムは何が違うのか私はイギリス大学学部留学中の夏休みに北欧を旅したが、その中で一番美しいと感じた街はスウェーデンのストックホルムだ。北欧のヴェニスとも呼ばれ、スタジオジブリの魔女の宅急便のモデルにもなったと言われている。ただ、水路が多い点はヴェニスと同じだが、道や水路はヴェニスよりも広々としており、北欧の夏の涼しい空気感とも相まってとても爽やかな雰囲気だった。市庁舎の塔からは旧市街全体を見渡すことができる絶好の写真スポットで、水の都の街並みの美しさを感じることが出来た。見所と…

  • イギリス旅行記:ビートルズ記念館と1ペニー硬貨 *ビートルズ記念館と1ペニー硬貨

    July 1996, Liverpool, United Kingdom *ビートルズ記念館と1ペニー硬貨イギリスを代表するミュージシャンと言えばビートルズで間違いないだろう。流行したのは私よりも上の世代だが、学校の音楽の時間でも勉強をしたし、どこかで耳にしたことがある有名な曲ばかりだ。ビートルズの故郷はイギリス中部の街、リヴァプール。私はイギリス大学の学部留学の時のエクスカーションでリヴァプールを訪れた。日本でも大御所の歌手の出身地には記念館があるのと同じく、リヴァプールにもビートルズミュージアムがあった。この辺りは国を越えて世界共通なのだろう。一般的な記念館と同様に縁のものが展示してあった…

  • イギリス旅行記:ロビン・フッドとの縁を辿る旅

    May 1996, Nottingham, United Kingdom *ロビン・フッドとの縁を辿る旅私が小学校の頃の学芸会の劇の演目は「ロビン・フッド」だった。目立ちたくなかったので、私は執事Aで一言台詞を言って舞台から去っていく役だったのを覚えている。高校の時にアメリカに語学留学した時は寮にシネマルームがあって、皆でゴロ寝をしながら映画を見ていたが、その時の映画も「ロビン・フッド」。若き日のケビン・コスナーが主役の名作で、夜に多国籍の友人と楽しく鑑賞しながら、何てアメリカ的なんだろうと感激していた。こんな感じで私はロビンフッドには不思議と縁があった。ロビン・フッドの舞台は英国のノッティン…

  • イギリス旅行記:シャーロック・ホームズは何処に居るのか?

    April 1996, London, United Kingdom *シャーロック・ホームズは何処に居るのか?私は英国の大学と大学院に留学をした。一番の理由はシンプルに英国が好きで憧れていたからだが、そのきっかけは何と言ってもシャーロックホームズだ。幼い頃は推理小説が好きでシャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンの物語を読み漁った。あの舞台となっているヨーロッパに行きたいという思いが英国留学の原点だ。私は4月にロンドンに着いたが、その日は雨だった。4月だが気温もまだ寒くてコートを着て、天気も晴れではないのが何とも英国らしいと感じた。私は英国中部の街である留学先に行く前に1日だけロンドンを観…

  • スペイン旅行記:死ぬまでに訪れるべき場所

    July 2005, Alhambra palace, Spain *死ぬまでに訪れるべき場所「アルハンブラを見てから死ぬべきだ」イギリス学部留学中、バルセロナ出身の友人と話をしていた時に言われた言葉だ。そこまで言い切るとはどんな素晴らしい所なのだろう、と俄然私はその場所に興味を持った。夏休みに友人を訪れた時はバルセロナにしか行かなかったので、残念ながら行くことは出来なかったが、その機会は新婚旅行の時に訪れた。アルハンブラ宮殿はスペイン南部のグラナダにある世界遺産だ。私にとっての新婚旅行のハイライトの一つで、いよいよアルハンブラ宮殿を見られるとワクワクしていた。宮殿はイスラム建築の最高峰と言わ…

  • スペイン旅行記:昔の人々の暮らしを思いながら街歩きをする楽しさ

    July 2005, Toledo, Spain *昔の人々の暮らしを思いながら街歩きをする楽しさ古都という響に何となく浪漫を感じるのは私だけだろうか。国によって雰囲気は異なるが、そこにある歴史や昔の人々の暮らしを想像しながら歩くのはとても楽しい。新婚旅行で訪れたスペインのトレドもそんな街だった。トレドの歴史は古くローマ時代から栄えてきた街だ。アルカサルと言われる豪華な要塞やトレド大聖堂など見所も多いが、私が一番好きだったのは古い街並みだった。乾燥した土地にあることから緑が少なく、展望台から見ると一面に赤茶色の家々が並びその家々を見下ろすように巨大な要塞アルカサルが立っているのが見えた。昔から…

  • スペイン旅行記:若き日に聞いていた歌の歌詞に出でくる街を訪れた話

    July 2005, Cordoba, Spain *若き日に聞いていた歌の歌詞に出でくる街を訪れた話♪コルドバ 乾いた風の広場 女達が裸足で踊るよ 君は今どこに♪ 小室哲哉率いるTMネットワークの歌でSpanish Blueという歌がある。あまりメジャーな歌ではないが高校時代によく聞いていて、歌詞にコルドバ、アンダルシア、セビリアなどスペインの地名が多数出て来て、歌詞を口ずさみながら一体どんなところなんだろうと若き日の私は思っていた。それから月日は流れ私も結婚をした。そして、新婚旅行はスペイン周遊の旅になり、歌に出てきた地名を一通り回ることになった。コルドバはスペイン南部のアンダルシア地方に…

  • 雑記:人生という旅路を誰と旅をするか

    June 2025, Nagoya, Japan *人生という旅路を誰と旅をするか早いもので結婚して20年が経った。40代最後の年を迎えるが、心の中はまだまだ幼い気持ちのままであり、20代の頃と特に違いは無い。きっと人間いつまで経ってもそんなもので、更に年月が過ぎシニアになってもそうなんだろうと思う。結婚記念日も20回目の節目ということで、有休を取って美術館を訪れたり、ちょっと高級なランチを食べたりした。特筆すべきような何かがあったわけでもないが、20年共に歩み幸せに暮らして来られたことに感謝をした。良く言われることだが、人生とは旅のようなものである。人生には色々なことがあるのでどのような旅に…

  • 台湾旅行記:二つの故宮博物院から思うこと

    March 1998, Taipei, Taiwan *二つの故宮博物院から思うこと故宮博物院と言うと中国の北京に広大な博物館がある。私は残念ながらそこには行ったことは無いが、実は故宮博物院はもう一つあり、そちらは訪れたことがある。それは台湾の台北にある故宮博物院だ。面積は北京の方が広いが収蔵物に関しては台北の方が質、量ともに高く、世界四大博物館の一つとも言われている。これは中華人民共和国と中華民国の複雑な歴史背景によるもので、清王朝末期に蒋介石政権が中国大陸から貴重な文化財を選りすぐり、台湾へと運んだためだ。確かに素晴らしい美術品が多く展示されていて台北に行くなら是非訪れるべきだろう。ただ、…

  • イギリスMBA留学記:英国の大学院の卒業式はどのようものか?

    13th July 2004, Cardiff, UK *英国の大学院の卒業式はどのようものか?私は20年以上前だか英国の大学院を卒業した。英国大学の卒業式の情報は少ないので、今回は私の経験を少し書いてみようと思う。日本や米国などの大学院は2年間だが、英国の大学院は1年間である。9月に始まり修士論文の提出が1年後の9月だ。ただ、論文の採点があるので直ぐに卒業式がある訳ではなく、翌年の7月が卒業式となる。私の留学先大学は学部、院合わせた全学年では3万人の学生がいるが、卒業式は皆がもう一度大学に戻ってくる日ということで、街は卒業式ムード一色だ。当日はガウンをシティホールで受け取って着せてもらい、ガ…

  • イギリスMBA留学記:夢を叶えた日

    13th July 2004, Cardiff, UK *夢を叶えた日妻からの勧めで、あいみょんが甲子園ライブで「Tower of the sun」という曲を歌っている映像を見た。音楽で生きていくために、もがき苦しんできた過去を書いた曲で、地元での凱旋ライブということもあり感極まって泣きながら歌っていた。正に夢を叶えた日ということだろう。その想いが伝わってきて見ていて胸が熱くなった。さて、誰もが大小はあれども夢を叶えた日というのがあるのではないだろうか。私にとっての夢を叶えた日、それは間違いなく英国MBAの卒業式の日だ。小学生の時の英語塾の先生の話をきっかけに、世界を見たい!と思い、そこから憧…

  • 台湾旅行記:台湾に雪は降るのか?

    March 1998, Kaohsiung, Taiwan *台湾に雪は降るのか?台湾に行く前は日本と良く似た国という印象が強かったので、勝手に日本と同じような気候だろうと思い込んでいた。私は大学の卒業旅行で3月に訪れたが、到着した瞬間になんて暖かい国だろうと感じた。そう、台湾は南国なのだ。平均気温も1月のいちばん寒い時でも最低気温が15℃くらいなので、日本よりも断然に暖かい。地図で見てみるとイメージしやすいが、北にある台北でも沖縄の石垣島と同じ緯度にあり、高雄は更に南にある。行ってみると高雄はヤシの木が生い茂り、南国リゾートという感じだった。私は台湾人とは色々と縁があり、イギリス大学院への留…

  • 台湾旅行記:台湾という親日の国

    March 1998, Taipei, Taiwan *台湾という親日の国私は大学の卒業旅行で台湾を訪れた。台湾からの留学生として4年間共に学んだ友人がいたので、滞在中は彼が全て車を運転しガイドをしてくれた。台北から高雄、花蓮、太魯閣、友人の地元である台中を巡って、そしてまた台北に戻るというほぼ台湾一周の旅だった。友人には本当に感謝である。台中では友人の家に泊めてもらった。お祖父さんがいて挨拶をしたら、日本語で返事が返ってきてとても驚いたが、日本の統治下の時代に日本語教育を受けたからと知り、申し訳ないような何とも複雑な気持ちを感じた。ただ、街中の本屋に行ってもかなり広さのスペースに日本の関係の…

  • オランダ旅行記:旅を楽しむのに必要なのは想像力ではないだろうか

    August 1996, Amsterdam, Netherlands *旅を楽しむのに必要なのは想像力ではないだろうかオランダ出身の画家としてはゴッホが有名である。ゴッホと言えば「ひまわり」が直ぐに思い浮かぶかもしれないが、当然他にも数々の名画を残している。その一つに「アルルの跳ね橋」という作品がある。これはゴッホがフランスのアルル地方にいる時、故郷のアムステルダムの跳ね橋を偲んで描いた作品だと言われている。そのアムステルダムで唯一現存している木製の跳ね橋がこの「マヘレの跳ね橋」だ。観光名所にもなっており、丁度私が訪れた時、観光船が通り跳ね橋が開いたが、まさに絵画の跳ね橋そのままだった。その…

  • オランダ旅行記:オランダで木靴が有名な理由とは?

    August 1996, Afsluitdijk, Netherlands *オランダで木靴が有名な理由とは?オランダというと風車やチューリップが有名だが、木靴も有名である。先日訪れた神戸異人館街のオランダ館の入口にも大きな木靴がモニュメント的に飾ってあった。木靴が何故有名かというとオランダは干拓によって土地を開拓してきた国で、木靴が湿地などで使われていた歴史があるからだ。国土の約30%は海面より低く、また国土の20%以上は13世紀以降の干拓事業によって自力で造り出された土地だという。ただ、歴史の時間にも習ったが、その時はあまりイメージができなくて実感としてよくわからなかった。その後、私はイギ…

  • 神戸旅行記:写真では写せないもの

    March 2025, Kobe, Japan *写真では写せないもの春休みに神戸を家族旅行で訪れた。以前に訪れたのは20年以上前でその時は結婚前の妻とだった。あれから20年が経ち、同じ場所を家族で訪れるのは感慨深いものがあった。神戸観光では異人館が有名なので今回も訪れた。私も妻も英国留学の経験があるので英国館は外せない。20年前とは違い、館のテーマがシャーロック・ホームズ一色になっていて時の流れを感じた。他にもオランダ館ではオリジナルの香水が作れるということだったので、娘が香水を作ることにした。アンケートに答えて15分ほどで自分だけの香りが出来上がった。柑橘系の爽やかな香りで娘もご機嫌だった…

  • イタリア旅行記:写真の外にあるもの~それは何故そこにあるのか

    January 1997, Milan, Italy *写真の外にあるもの~それは何故そこにあるのか「最後の晩餐」と言えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作で多くの人がその絵を思い浮かべることが出来るだろう。しかし、それがどこにあるかご存知だろうか?絵はミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁に描かれている。私はミラノを訪れたらこの名画は絶対に見たいと思っていた。実際に行くと質素な建物の中にあり、この中に世界的に有名な絵があるということにギャップを感じた。しかし、当時を考えると修道士の食堂にあるからこそ、最後の晩餐というテーマで描いたのだろう。そう考えると、それがある場所と…

  • イタリア旅行記:ミラノのスカラ座でオペラを見て映画の台詞を思い出した話

    January 1997, Milan, Italy *ミラノのスカラ座でオペラを見て映画の台詞を思い出した話日本には○○スカラ座というような映画館や劇場が各地にある。その名前の由来となっているのは、イタリアのミラノにあるスカラ座だ。スカラ座はウィーン国立歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場と共に世界三大歌劇場の一つと言われている。私はイギリス学部留学中の春休みにミラノを訪れた。あまり芸術に詳しい訳ではなかったが、何となくスカラ座という名前は聞いたことがあった。そこでせっかくなので当日券で安いチケットを購入しオペラを鑑賞することにした。演目はチャイコフスキーのオネーギンというものだった。…

  • バチカン市国旅行記:ローマ教皇の祝福を求めて~他人が信じるものを認めるということ

    February 1997, Vatican City *ローマ教皇の祝福を求めて~他人が信じるものを認めるということ先日、新たな教皇としてレオ14世が即位をし、テレビでもバチカン市国のコンクラーベの様子が放送されていた。私はイギリス学部留学中の春休みにバチカン市国を訪れたが、バチカン市国はキリスト教 ローマ・カトリックの総本山である。私はキリスト教徒ではないが、大学がカトリック系の学校だったので、授業でキリスト教概論というものを勉強したことがある。母校は神父様が学長を務めていたが、バチカン市国にはその大元締めのローマ教皇がいるので、信者ではないがちょっと興味があった。調べてみると毎週日曜日の…

  • イギリス旅行記:もしも世界に名前がなかったら・・・

    June 1996, Isle of Skye, UK *もしも世界に名前がなかったら・・・この生き物は一体何だ???スコットランドのスカイ島をサイクリングをしていた時、私はコレに出会った。コレは動物園のように柵や檻もない道の傍らで、ただ静かにその場にたたずんでいた。私はその不思議な生き物を記録しておこうと思い、刺激をしないようにそっとカメラのシャッターを切った。後から調べてみるとコレはハイランド牛という「牛」らしかった。しかし、生き物の名前が判明しても、私の頭の中にある牛は白黒の乳牛や茶色や黒色の肉牛しか無かったので、牛だと言われても牛とは認識が出来なかった。ただ、ハイランドに住む人々にはこ…

  • バチカン市国旅行記:世界で一番小さい国を体感する

    February 1997, Vatican City *世界で一番小さい国を体感する世界で一番小さい国は?幼い頃、クイズで良くこの問題を出し合っていたが、答えはイタリアのローマにあるバチカン市国だ。面積は0.44km2でディズニーランドより少し小さいくらいと言うとその大きさがイメージをしやすいのではないだろうか。観光の見所はサン・ピエトロ大聖堂とシスティナ礼拝堂だ。特にミケランジェロの「最後の審判」は壁と天井一面に描かれていて圧巻である。天井画の一部である「アダムの創造」は映画ETでもオマージュされていて必見なので、私も天井を見あげて必死にその絵を探した。美術館と礼拝堂を見終わるとサン・ピエ…

  • イギリス旅行記:何もない場所

    June 1996, Isle of Skye, UK *何もない場所スコットランドの北部はハイランド地方と呼ばれ、名前からもファンタジーっぽい雰囲気が漂っている。ハリーポッターなどファンタジー映画の舞台にもなっていて、荒々しい山々や湖など神秘的な景観が広がっている。そのハイランド地方にスカイ島という島がある。空の島と訳してしまいそうだが、綴りはSkyではなく古代語に由来をするSkyeであり、雲の島、又は翼の島と言われている。私はイギリス学部留学中の夏休みに湖水地方とスコットランドを巡る旅をしていた時、インヴァネスでネス湖を見た後にスカイ島を訪れた。結論から言うとスカイ島には何も無い。荒々しい…

  • イギリス旅行記:ピーターラビットの絵本に登場するコテージに泊まった話

    June 1996, Lake District, UK *ピーターラビットの絵本に登場するコテージに泊まった話湖水地方と言えば、ピーターラビットが有名だ。ニアソーリー村で作者のビアトリクス・ポターが住んでいたHillTopは聖地であり、多くの観光客が訪れている。街には絵本に登場する場所がそのままの姿で残っており、ポターがこの街で創作活動をしていたのが実感として感じられた。ニアソーリー村で一泊したが、せっかくならピーターラビットに縁があるところに泊まろうと思い、「子猫のトムのおはなし」に描かれているB&Bに泊まった。部屋の内装もヒーターラビットの壁紙になっていて、ピーターラビットが好きな人には…

  • イギリス旅行記:旅する季節の重要性~湖水地方の緑の丘や湖が最も美しい季節

    June 1996, Lake District, UK *旅する季節の重要性~湖水地方の緑の丘や湖が最も美しい季節イギリスの田舎と言えば、緑の丘で羊が放牧されている風景をイメージする人が多いのではないだろうか。正にそのイメージ通りの風景が見える場所がある。それはイギリス中部にある湖水地方だ。私は学部留学中の6月に湖水地方を訪れた。この時は学生で時間もあったので、1週間程かけて湖水地方の街を歩いて回ることにした。ジューンブライドという言葉があるように、イギリスの6月は気候も良く、ハイキングをするにはとても気持ちが良い季節だった。ウィンダミア、グラスミア、アンブルサイド、ニアソーリー、ボウネスを…

  • タイ旅行記:メジャーになる前のピーピー島を訪れた話

    March 1998, Phi Phi Island, Thailand *メジャーになる前のピーピー島を訪れた話今から25年以上前になるが、私は大学の卒業旅行でタイのバンコク、チェンマイ、プーケットを訪れた。都市、山、海と街ごとに全く趣が異なり、盛り沢山の旅だった。プーケットは海が美しくリゾート地として有名である。しかし、そこからもう一歩足を伸ばすと更に美しい場所がある。ピーピー島だ。ピーピー島はプーケットから船で2時間のところにあり、レオナルド・ディカプリオ出演の映画「ビーチ」の舞台にもなった島だ。プーケットも美しかったが、訪れてみるとまさに秘境、楽園という言葉が相応しかった。当時はまだ映…

  • タイ旅行記:象を触るとどのような感触がするのか?

    March 1998, Chiang mai, Thailand *象を触るとどのような感触がするのか?象は昔から子供に人気の動物だ。我が子も小さい頃は動物園で象を見て喜んでいたのを思い出す。象を見たことがある人は大勢いるが、触ったことがある人はそれ程多くないのではないだろうか。私は大学の卒業旅行でタイのチェンマイを訪れた。チェンマイはエレファントライドが人気で、私も山道を象に乗ってトレッキングをした。間近で見る象はとても大きく見え、乗ってみると想像以上に高くて最初は少し怖かった。ガイドさんが注意事項で「象の耳にイヤホンを入れないでください」と言っていて最初意味がわからなかったが、以前に旅行者…

  • イタリア旅行記 : カフェ巡りで世界最古のカフェを訪れた話

    February 1997, Venezia, Italy *カフェ巡りで世界最古のカフェを訪れた話私の住む街は田舎だが最近は海岸沿いに小洒落たカフェが増えてきた。意中のお店を目当てに街を訪れる人も多いようで、カフェ巡りも旅の楽しみの一つだろう。さて、世界最古のカフェが何処かご存知だろうか?それはイタリアのヴェネツィアのサンマルコ広場にあるカフェ・フローリアンである。1720年創業でルネサンス期の芸術家や作家なども通っていたようだ。私はイギリス学部留学中の春休みに一人旅でヴェネツィアを訪れた。カフェ・フローリアンは高級で少し敷居が高かったが、せっかくなので勇気を出して行くことにした。外観からは…

  • 東京出張記:古い友人との関係に思う人生と小説の類似点

    November 2024, Tokyo, Japan *古い友人との関係に思う人生と小説の類似点勤務先の会社が2年に一度、東京のビッグサイトの展示会に出展をしているので、私は営業ではないが毎回土曜日を使って視察に訪れている。せっかく東京に行くので展示会を視察した後、美術館などにも立ち寄り、夜は友人と飲み会をして帰ってくるのがお決まりのパターンだ。昨年はチームラボプラネッツ豊洲を訪れたが、ほぼ外国人観光客ばかりで驚いた。最近はやりのイマーシブ(没入型)というもので確かにインスタ映えして綺麗だったが、アートもデジダルな時代になったんだなと感じ少し複雑な気持ちになった。その後は学生時代の友人達と会…

  • エストニア旅行記:目的地を訪れるだけではなく時代を旅するという視点

    August 1996, Tallin, Estonia *目的地を訪れるだけではなく時代を旅するという視点私がエストニアを訪れたのは1996年なのでもう20年以上も前のことだ。イギリス大学留学中の夏休みに北欧を旅した時、フィンランドからフェリーでエストニアの首都タリンヘのOne day tripで訪れた。当時、バルト三国であるエストニアはソビエト連邦から独立して間もない時期でまだまだ貧しくとても暗い印象だった。街角には地面に物を並べただけの露店も多く並び、違法なコピーCD等の怪しい品物が普通に売られていた。あれから時が経ち、今では日本よりも遥かに進んだ世界有数のIT先進国となっていて、私の友…

  • 鹿児島出張記:火山灰で埋もれた神社

    April 2024, Kagoshima, Japan *火山灰で埋もれた神社桜島は実は交通のアクセスがとても良い。鹿児島市の中心にある鹿児島港からフェリーでわずか15分だ。だから、他の市から車で桜島港に行き、そこに車を置いてフェリーで鹿児島市内に遊びに行く人も多いらしい。私も鹿児島市内での仕事が終わった後、次の目的地に向かうために桜島を通って行くことにした。行くまでは勝手に小さな島のイメージを持っていたが、実は桜島は大きい。島の周囲は52kmもあるので、着いてみると島という感じが全くしなかった。桜島は頻繁に噴火をしている印象だが、民家や店もありそこには火山と共に住む人々の日常があった。途中…

  • 鹿児島出張記:桜島と共に生きる街

    April 2024, Kagoshima, Japan *桜島と共に生きる街勤務先の会社の支店が鹿児島にあるため採用の関係で年に2回ほど鹿児島を訪れている。名古屋からだと飛行機なら1時間半で行くことができて便数も一日4便あるため、意外にも遠くて近い場所というのが私の感覚だ。鹿児島と言うと西郷隆盛や黒豚など思い浮かぶが、やはり何と言っても桜島ではないかと思う。これは見所というよりは鹿児島県人にとっての影響という点が大きい。鹿児島の社員と話をすると、天気予報で火山灰の予報があったり、火山灰用のゴミ捨て袋があるなど、鹿児島県以外の人だと驚く内容だが、そこに住む人たちにとってはそれが日々の日常なのだ…

  • アメリカ出張記 : 間近で見たナイアガラの大瀑布の迫力

    November 2014, Niagara falls, USA *間近で見たナイアガラの大瀑布の迫力初めてのアメリカ出張の出発日はハワイの社員旅行から帰ってきた翌々日だった。太平洋の真ん中から日本に戻り、とんぼ帰りでまた太平洋を飛び越えることになるので、ハワイにもう一泊してそこからアメリカに迎えば効率的だが、他の人の手前もあるのでそうはいかない。11月初旬だったが出張先のデトロイトは雪が降っており、常夏の島から一気に極寒の地に来たように感じた。仕事ではデトロイトから車で片道5時間くらいかけてカナダのお客様を訪問した。その帰り道に少しだけナイアガラの滝を訪れることが出来た。社会の時間にナイア…

  • ハワイ旅行記 : 記憶と場所の強い結びつき

    November 2014, Honolulu, Hawaii, USA *記憶と場所の強い結びつき私は家族が大好きだ。幸いなことに夫婦仲も子供との関係も良好である。何とも幸せなことで妻や子供には感謝しかない。だから、家族旅行も楽しい思い出ばかりだ。そして、ハワイを初めて訪れたのは家族旅行だった。ホテル、レストラン、ショッピングモールなど色々な場所にその時の思い出が残っている。写真の木の椅子はホノルルのショッピングモールの中に何気なく置いてあるベンチである。形がユニークだったので家族でベンチに座って記念写真を撮影した場所だ。その翌年、社員旅行で再度ハワイを訪れた時にも変わらずに同じ場所にあった…

  • ハワイ旅行記 :社員旅行のスキマ時間に目一杯観光をした話

    November 2014, Honolulu, Hawaii, USA *社員旅行のスキマ時間に目一杯観光をした話ハワイは日本人にとって定番の観光地だ。私も家族旅行と社員旅行で2度訪れた。社員旅行は私が企画から全て取り仕切ったのだが、前年に家族旅行で訪れた時の経験が非常に役に立った。自分の好きなように企画できたので、家族旅行の時の経験も含めてやりたい事を全て詰め込んだ。3泊5日の日程だったが、日立の樹のモアナルアガーデンからジュラシックパークのロケ地巡り、プライベートビーチでのアクティビティからクルーズ船でのディナーまで盛り沢山の企画だった。但し、集合イベント以外は基本自由行動としたので、イ…

  • 旅や世界をもっと彩り鮮やかなものにするために

    July 2004, MBA Graduation Ceremony, UK *旅や世界をもっと彩り鮮やかなものにするために旅ブログを始めて1年半以上が経過した。1週間に1本だけの執筆だが、自分にしては続いている方だと思う。まだまだ書きたいこともあるので、これからも継続をしていけるようにしたい。さて、今はSNSやブログで旅の情報が溢れている。フォロワーが多い人の投稿は観光地の最新情報等が詳しく書かれていて、旅行をする人にはとても便利で有益な情報源だろう。ただ、それを見ていてふと不思議な違和感を感じた。少し考えてみると、その理由はそれらの情報はガイドブックやサイトに既に書いてあることであり、そこ…

  • エジプト旅行記:旅の絵葉書の想い出~年賀状じまいについて思うこと

    October 2003, Aswan, Egypt *旅の絵葉書の想い出~年賀状じまいについて思うこと年賀状じまいが増えてきた。SNSが発達したとかECOとか色々と最もらしい理由付けはあるが、本音では面倒くさいからではないかと思う。個人の問題なので自由にすれば良いと思うが、別の視点でそれが先々良いことかどうかは少し思うところがある。本来は年賀状を辞めることと時候の挨拶を辞めることは同義では無いが、これが混同をしているように感じて危機感を感じる。古代の哲学者のアリストテレス曰く、人間は社会的な動物である。良くも悪くも人との繋がりは、健全な精神を保つためにも必要だと私も思う。そして、その繋がりに…

  • ノルウェー旅行記:妖精の国に迷い込んだ話

    August 1996, Trollstigen, Norway *妖精の国に迷い込んだ話私はイギリス留学中に北欧を旅したが、その時に感じたのは空が低いということだ。正確に言うと雲の高度が低く感じたのだ。調べてみるとそれは気のせいではなく、気象学的にも理由があるようだった。雲は大気の流れのある対流圏に出来るが、赤道など暑いところでは上昇気流によりその境界面が高くなり、緯度が北になるほど気温は低くなるのでその高度が下がる。その高度は赤道近くでは14km程なのに対して極地域では8kmとの事。つまり雲が浮かんでいる場所がそれだけ低くなるのだ。特にフィヨルドなどの山の高いところをバスで走っているとそれ…

  • 雑記:旅の金魚鉢理論について ~ MBA旅ブロガーの見た世界

    July 2004,London, UK *旅の金魚鉢理論について今年のクリスマスはインフルエンザに感染したので、自室で隔離して過ごした。残念だが時間もあったので書棚の本を漁っていたら昔に買った旅と名言の本を見つけて読んでいた。想像力で旅をするには最適な本である。本を読みながら改めて考えたことを書いてみようと思う。旅には様々な形がある。私の好きな沢木耕太郎も講演会で「旅の形に上下は無くてどの旅にも価値がある」と言っていた。私もその通りだと思う。ただ、それでも旅の仕方により旅先の理解の「解像度」は色々と変わってくるように私は思う。私は勝手に『金魚鉢理論』と名付けているが、例えば旅行ツアーや最近流…

  • フィンランド旅行記 : 本物のサンタクロースに会った話

    August 1996, Rovaniemi, Finland *本物のサンタクロースに会った話私は本物のサンタクロースに会ったことがある。証拠の写真もあるのでこれは間違いない事実である。子供の頃、我が家ではクリスマスは玩具屋で両親から玩具を買ってもらえる日だった。クリスマスプレゼントをくれるのはサンタクロースではなく両親。小学校にあがる前だったが、これが私が幼い頃に学んだことだった。サンタクロースがいる・いないで盛り上がるようなメルヘンチックな思い出は、残念ながら私にはなかった。しかし、父親はサンタクロースがいることを証明したかったのだろう。何を思ったのか北欧から「サンタクロースの手紙」を取…

  • ノルウェー旅行記:氷河の氷は何色なのか?

    August 1996, Glacier, Norway *氷河の氷は何色なのか?私達が日常生活で見る氷は無色透明なものが多い。だから、子供の頃は水族館などにある作り物の水色の氷を見て、何て嘘っぽい氷だろうと私は感じていた。しかし、あれは私が無知だったのだ。北欧を回る旅をした時、ノルウェーで氷河を訪れた。そして、その氷河を見て私は驚いた。氷河の氷は水族館で見た作り物の氷と同じで水色だったのだ。氷河の氷の水色はグレイシャーブルーと言われているらしい。空気を多く含む氷は光を乱反射して白く見える。しかし、氷河は雪が長い年月をかけて圧縮されて氷になるため、その氷は空気などが無く透明度が高い。純粋な氷は…

  • ノルウェー旅行記:北極圏にかかる虹~キャンプツアーで北極圏を目指す20歳の大冒険

    : August 1996, Arctic Circle, Norway *北極圏にかかる虹~キャンプツアーで北極圏を目指す20歳の大冒険旅をする上では、「○○で一番」とか「最果ての地」という響きには何となく惹かれるものがあるのではないだろうか。私は20歳の時、30日間で北欧をキャンプで回る多国籍のアドベンチャーツアーに参加をしたが、その謳い文句の中に「北極圏を目指す旅」というのはとても魅力的なワードだった。北極圏とは北緯66度33分よりも北の地域を指し、多くの人が北極でイメージする北極海とは異なる。ツアーではノルウェーをバスで北上し最終的にはヨーロッパ最北端、北緯71度10分のノールカップま…

  • ノルウェー旅行記:ノルウェーはホテルよりもキャンプがオススメ~ガイランゲルフィヨルドでキャンプをした話

    August 1996, Geiranger Fjord, Norway *ノルウェーはホテルよりもキャンプがオススメ~ガイランゲルフィヨルドでキャンプをした話ノルウェーを旅した時、ノルウェーは街よりも自然の方が魅力的だと感じた。イギリス学部留学中の夏休み、私は北欧をキャンプで回るアドベンチャーツアーに参加をした。ツアーパンフレットで見たガイランゲルフィヨルドがあまりに美しかったので、元々は中央ヨーロッパを旅するつもりだった予定を変更して北欧を旅することにしたのだ。フィヨルドは氷河による侵食で形成された地形で、社会の時間に名前は習ったが授業の時はどんな所かあまり想像もしていなかった。受験勉強の…

  • チェコ旅行記:プラハの天文時計を訪れる多くの観光客を見て感じた平和な一時

    April 2003, Prague, Czech *プラハの天文時計を訪れる多くの観光客を見て感じた平和な一時チェコのプラハは私が最も訪れたいと思っていた街の一つである。中世ヨーロッパに憧れがある私としては、プラハは中世の美しい街並みが保存されていることから是非訪れたいと思っていた。現在はチェコ共和国となっているが昔はチェコスロバキア共和国だった。私は1992年の夏にアメリカに語学研修に行ったのだが、そこにはチェコスロバキアからの学生も多く来ていた。そして、その翌年の1993年1月にチェコとスロバキアが分離をした。そのことが彼ら彼女らにとって良いことか悪いことかはわからないが、そこで出会った…

  • イギリス旅行記:イギリスは琥珀色で常温のビールが美味しい

    July 2004, London, UK *イギリスは琥珀色で常温のビールが美味しい私はお酒は強い方だと思う。特にビールが好きで今でも毎晩飲んでる。日本でビールと言えば、色は黄金色でキンキンに冷えたイメージだがイギリスではそうではない。色は琥珀色で温度も常温なのだ。でもそれが美味しくて、今でも懐かしく感じる時がある。 日本のビールはラガーという種類であるのに対して、イギリスではビターが一般的だ。アルコール度数も7度とラガーよりも高く、適温も13度と常温に近い。PUBではカウンターでA pint of bitter, please.と言うと0.5Lのグラスにその店でお勧めのビタービールを注いで…

  • イギリス旅行記:本場でミュージカルを格安に見る方法

    September 2003, London, UK *本場でミュージカルを格安に見る方法ロンドンやニューヨークを訪れる機会があれば、ぜひ本場のミュージカルを観るべきだと思う。日本の劇団四季なども良いが、本場のミュージカルは出演者の人種も多様で、声量やダンスなど非常に質が高い。そして、劇場などの雰囲気も最高である。私はイギリス留学中は機会を見つけて色々なミュージカルを観た。オペラ座の怪人、レ・ミゼラブル、CATS、ライオンキング、等々、有名どころは大体見た気がする。しかし、本場のチケットは値段が高いのではないかと思うかもしれないが、実は格安で見る方法がある。Stand byチケットと言われるも…

  • ドイツ旅行記:ミュンヘンのビアホールのジョッキの大きさに驚いた話

    April 2003, Munich, Germany *ミュンヘンのビアホールのジョッキの大きさに驚いた話ミュンヘンと言えばビールが有名で、世界最大のビール祭りオクトーバーフェストが開催される町だ。私が訪れたのは、イギリス大学院留学中のイースター休暇だったので祭りの時期ではなかったが、本場のドイツビールは旅の楽しみの一つだった。ミュンヘンでは多数のビアホールがあるが、その中でも16世紀創業のホフブロイハウスが有名なので私もその店を訪れた。そこでビールを頼んで驚いたのはジョッキの大きさである。基本が1Lなのだ。そして周りを見ると皆それを何杯も飲んでいた。日本の生中が500ml程、生大でも700…

  • 身近にある非日常的な美しい風景~紫金山・アトラス彗星を見て思うこと

    October 2024, Tsuchunshan-ATLAS Comet, Japan *身近にある非日常的な美しい風景~紫金山・アトラス彗星を見て思うこと9月末から10月にかけて地球に接近をした紫金山・アトラス彗星は近年稀に見る大彗星だった。私は星のソムリエの資格を持っており宇宙や星空が大好きなため、この彗星をとても楽しみにしていた一人である。実際に明かりのない海岸で見た彗星は肉眼でも尾をはっきりと見ることが出来た。見ていると何となく「君の名は」のディアマト彗星の美しい映像を思い出したが、リアルな彗星はそれくらい美しかった。白い尾を伸ばす彗星の姿は今にも地球に落ちてきそうに見えるが、流れ星…

  • インドネシア出張記:インドネシアで買った妻や娘に人気のお土産

    August 2024, Jarkarta, Indonesia *インドネシアで買った妻や娘に人気のお土産出張の時に家族のお土産を何を買うか。我が家の場合、妻が出張前に色々と調べてリクエストをしてくる。自分で考えて喜ばれないものを選んでしまうリスクが減るので、サプライズは無いかもしれないが一つの方法ではあると思う。インドネシアは何度も出張しているので、大体リクエストも決まっていて買い出し感覚である。その中で妻や娘に人気のものを紹介するので、インドネシアに行く際の参考にして頂きたい。■ELIPSのヘアビタミンインドネシアは美容大国である。このヘアオイルは日本でも人気らしく、娘曰く髪のまとまりが…

  • 韓国旅行記:変わらぬ星空と変わりゆく人間の建造物~東洋最古の天文台を訪れた話

    August 2000, Gyeongju, South Korea *変わらぬ星空と変わりゆく人間の建造物~東洋最古の天文台を訪れた話紫金山・アトラス彗星が間もなく見頃を迎える。日本では四半世紀振りに肉眼で見られる大彗星で、天文好きな方々の間では話題になっている。別記事でも書いたが私は星空案内人(星のソムリエ)の資格を持っており、この世紀の天文ショーを是非見たいと期待をしている内の一人である。さて、天文学の歴史は古く、世界最古の星座は今から5000年前の紀元前3000年の古代バビロニアにまで遡る。太古の昔から人々は夜空を見上げて天文学を発展させてきた。世界各地に天文台があるが、東洋最古の天文…

  • インドネシア出張記:アジアの荒地に立つ巨大ショッピングモールに見た企業戦士達の戦い

    August 2024, Jarkarta, Indonesia *アジアの荒地に立つ巨大ショッピングモールに見た企業戦士達の戦いジャカルタに子会社があるのでインドネシアには年一回出張をしている。出張の合間にジャカルタ近郊の工業団地にある日系のショッピングモールを訪れた。最近できたばかりで同モールでは東南アジア最大の規模らしい。車で向かうと周りはのどかで牛が歩いている中に、突然巨大なモールが現れる。中は日本の飲食店やブランドもあるが現地店舗も多く、ちょっと高めだけれども休日に若者や家族連れが集まるオシャレな場所と言う感じだろうか。新しいのでデジタルな水槽や垂れ幕があり、日本よりも先進的だった。…

  • エジプト旅行記:古代エジプトの遺跡で見た国や宗教の変遷の痕跡

    October 2003, Edfu, Egypt *古代エジプトの遺跡で見た国や宗教の変遷の痕跡エジプトと言うとピラミッドが真っ先に思い浮かぶが、宗教的には色々と複雑な歴史を抱えている。今はエジプトはイスラム教の国で国民の90%がイスラム教徒で、カイロには数多くのモスクがある。また、キリスト教も古い歴史があり、エジプトを中心にキリスト教の分派であるコプト教が発展をした。そして、それ以前は古代エジプトの神々が信じられていた。それらの変遷の痕跡は実は遺跡にも残されている。私がイギリス大学院の卒業旅行でエジプトを旅した時、アスワンからルクソールに向かう途中にエドフのホルス神殿を訪れた。神殿は紀元前…

  • ギリシャ旅行記:エーゲ海の島々を巡るお手軽クルーズ

    October 2003, Athens, Greece *エーゲ海の島々を巡るお手軽クルーズギリシャと言うと美しいエーゲ海の島々が有名だ。エーゲ海の島々を巡るクルーズなどはイメージ的にも優雅で憧れの旅の一つだろう。私はアテネに2日間しか滞在する予定はなかったが、エーゲ海クルーズには憧れがあった。調べるとアテネからイドラ島、ポロス島、エギナ島を巡る日帰りクルーズがあるとの事で、それに参加をすることにした。クルーズは現地会社により運航されているので、日本の旅行社で予約をしても現地で手配をしても乗る船は同じである。ただ、価格は圧倒的に現地で手配をした方が安いので、私は現地で手配をした。クルーズで巡…

  • ギリシャ旅行記:もう一度その街を訪れる理由

    October 2003, Athens, Greece *もう一度その街を訪れる理由イギリス大学院の卒業旅行でギリシャとエジプトを巡る旅をした。メインはエジプトだったので、ギリシャはアテネに2日間だけ時間を取っていた。アテネと言えば私の世代では「聖闘士星矢」を思い出す。アクロポリスの丘にあるパルテノン神殿は漫画にもよく登場したので、是非見たいと思っていた。時間もあまりないので、到着早々アクロポリスの丘に向かうと紙が貼って、その日だけ臨時休業と書いてあった。翌日はエーゲ海の小島をクルーズで回る予定でその翌日はエジプトだ。色々考えたがどうやっても日程調整は不可能だった。残念だが急遽もう一つ見たか…

  • イギリス留学記:英国貴族の館を訪れた話

    April 1996, Chatsworth, UK *英国貴族の館を訪れた話イギリス学部留学では私はイギリス中部の大学に留学をしていた。授業が始まってまだ間もない頃、近郊へのエクスカーションがあり、チャッツワースという貴族の館に行くことになった。チャッツワースは広大な庭園や豪華な邸宅が美しく、正にヨーロッパの貴族のイメージそのままの場所だった。歴史的には明治時代の岩倉使節団が訪問したり、映画のロケ地にもなっているようだった。邸宅内は見学エリアと居住エリアが分けられていて、今でも実際に人が住んでいるとのことだった。幼少期に色々と中世ヨーロッパを舞台にした小説を読んでいたが、そのリアルな姿が目の…

  • デンマーク旅行記:コペンハーゲンと倉敷のチボリ公園を両方訪れた話

    August 1996, Copenhagen, Denmark *コペンハーゲンと倉敷のチボリ公園を両方訪れた話昔、倉敷にチボリ公園という遊園地があった。私も訪れたことがあるが、何となく中途半端な規模で微妙な感じだったが、案の定、入場者が伸び悩んだ事で程なく閉園となってしまった。チボリ公園の元はデンマークのコペンハーゲンにあるが、私は北欧を旅行した時にそちらも行ったことがある。規模としてはディズニーなどと比べるべくもないし、派手なアトラクションがある訳では無いが、雰囲気は悪くなかった。私は夕方涼しくなってから数時間だけ訪れたが、メリーゴーランドから見たライトアップされた遊園地は印象に残ってい…

  • オランダ旅行記:大麻も売春も合法な街

    August 1996, Amsterdam, Netherlands *大麻も売春も合法な街オランダといえばチューリップや風車。これが私のイメージだった。イギリス学部留学中の夏休み、私は北欧を巡る多国籍なアドベンチャーツアーでオランダのアムステルダムを訪れた。移動中のバスでは街に着く前にニュージーランド人のツアーガイドが簡単な説明をしてくれるのだが、アムステルダムのカフェでは「smokey」と付いているものは大麻が吸えるカフェということなのだそうだ。オランダでは国が管理をした方が安全であるという考え方で大麻も売春も合法らしい。そんなことは日本ではあまり知られていないので、いきなりの実践的な解…

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