経営者とステークホルダーにとって、最適な経営とは何か?経営コンサルタントとしての知見を深め、社会を科学することにより、最適経営の解を追究しています。
私はあれやこれやと考えることが好きな人間です。いや、考えることが好きというよりも、考えた結果、何かしらの原理原則を見出すことが好きな理屈っぽい人間です。50歳を超えた今、つくづく思います。ここで「哲学」の意味を辞書で確認してみました。<哲学>① 世界や人
1.競争(1)競争について考える必要性「戦略は、競争にさらされた組織がいかにして卓越した業績を達成するのか、その方法を説明するものである」とポーターはいっています。経営者は、競争を恐れていますが、生き残るには競争に立ち向かわなくてはならず、成長を続け
今回は、「経済学の父、アダム・スミスから学ぶ」のラストです。5.アダム・スミスの遺産 アダム・スミスは「規制を撤廃し、利己心に基づいた競争を促進することによって、高い成長率を実現し、豊かで強い国を作るべきだ」という主張者であると一般的にイメージされていま
前回は、人間は賢明さと弱さの両面を持ち、社会的存在としての個人が、心中の「公平な観察者」の是認という制約条件の下、自分の経済的利益を最大にするよう行動するという、アダム・スミスが仮定する個人の経済行動について説明しました。今回は、市場社会について説明しま
イギリスの哲学者・倫理学者・経済学者で、「経済学の父」と呼ばれ、『道徳感情論』と、「見えざる手」で有名な『国富論』を著したアダム・スミス。『道徳感情論』は正直あまり知りませんでしたが、どうも『道徳感情論』を読むことで、『国富論』を誤解なく理解できるというお
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