久しぶりに書籍の紹介をさせていただきます。この度、書籍の一部を執筆させていただく機会がありました。その書籍がこちらになります。【先輩ナースのアセスメントと実践は事前準備が9割】最近書店でよく見かける【○○が9割】シリーズの新刊となっています...
子どもの世界で生きる「緩和ケア認定看護師」が送る小児緩和ケア関連の情報発信サイトです。 タメになる情報にくわえて読み物としても楽しんでもらえたらと思います。
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親と死別した子どもには際立った7つの特色があると示唆されている。高いレベルでの抑うつこれまでの子どもの喪失体験に関する研究で最も一般的に認められている。健康問題や事故の可能性が増す頭痛や胃痛、睡眠に関する問題、接触に関する問題などの訴えがあ
あっという間の5月。5月にもう一度5キロのマラソンに挑戦することになった。どうせなら今度は10キロとも思ったけどまずは5キロで25分切ることを目指す。初めてのマラソン大会で自分の中で基準ができた。あとはその基準を少しずつ越えていくために。が
念願の「もしバナマイスター」資格をゲットした。ACPの勉強を本格的に始めてわりとすぐに参加した「もしバナゲーム」の研修。「もしもの話をしてみよう」をテーマにゲームを通して多様な価値観を知って聞いて感じるというもの。このゲームが本当によくでき
ブログを再開してはや1か月。毎日投稿をなんとか継続している。といっても記事の質はまばら。でもまぁこれぐらいのゆるさの方が無理なく続けられていいかもなと思う。ちょっと張り切って書いたやつはTwitter経由でみんなに見てもらえてるし大した内容
患者が最期に過ごす場所。終の棲家。いよいよ治療が難しくなり症状緩和を中心にする時期になると「最期をどこで過ごすのか」という話題が必ず出る。多くの医療者は「最期は住み慣れた自宅で」という考えがまず先行するのではなかろうか。「最期は自宅で」その
以前訪れた「まだ名もないキャンプ場」そこでフリマをするというので行ってみた。思ってたよりも栄えていたけど今回は特にほしいギアがあったわけでもないのでグルっと様子見て何も購入せず。カレーのキッチンカーがあったので昼食を食べて撤収。このカレーが
つい先日人生で初めてマラソン大会というものに参加した。学生の頃など必要に迫られてやることはあっても自分の意思で参加したのは初めて。走ることなんて全然好きじゃないしこんなしんどい競技をする人の気持ちは全く理解できない。そう思いながらも今回走ろ
悪い知らせ=bad news適応障害やうつ病と判断する基準は2週間。悪い知らせの後に不眠などの症状がでたり気持ちが落ち込んで日常生活に影響が出るというのは普通のこと。それは正常な反応。悪い知らせの後にしばらく気持ちが落ち込んでいるからと言っ
オピオイドの中でもおそらく最もよく使うであろう「モルヒネ」。モルヒネに限った話じゃないけどオピオイドに関する誤解は多い。今回はそんなモルヒネについて少し整理してほしい。緩和ケアのちょっとタメになる話。伝えたいことはすべて詰め込んだ。まずひと
良好なチーム医療の実践のために緩和ケア医が知っておくべき10のコツ危機的状況になる前にチームウェルネスの重要性を強調するできるだけ早くウェルネスに取り組む最も効果的な解決策を実施できるようにチームのニーズを評価する小さく始め、フィードバック
助産師という職業。妊産婦と関わり母親のケアをする。生まれてきた赤ちゃんのケアをする。現在の日本では男性が助産師の資格を取ることはできない。このことについてどう思うだろうか。自分は学生の頃から小児看護をやりたかった。実はその関連で助産師をやり
久しぶりにブログを再開してとりあえず毎日何かしら書こうと思ってもうすぐ1か月。どうせ書くなら誰かの役に立つことがいいかなと自分がこつこつ書き溜めてた勉強ノートをそのまま載せてみたりおもしろかった本を紹介してみたり仕事で作ったはいいけどパソコ
患者が痛みを訴えるときその気持ちに寄り添うことはもちろんだが、それ以上に痛みの評価が欠かせない。「優しいだけじゃ人は救えない」っていうワンピースで好きな言葉がある。ほんとにその通りで適切に痛みを評価してこそ寄り添いが意味をもつ。痛みの評価項
サポートの種類情緒的サポート傾聴、共感、そばにいること道具的サポートお金、家事代行、具体的な対応情報的サポートその反応は正常だと伝える本人が欲しい時に欲しい情報を治療的サポート精神科など複雑性悲嘆グリーフケアのポイント悲嘆の反応は個人差があ
死後に関する4つの考え方虚無すべてなくなる輪廻めぐりめぐってまた生まれ変わる統合ヒトとしての完成継承次の世代へ引き継がれる子どもの死生観の研究「アニミズム」無生物の存在があたかも生きているかのように表現される傾向。「生まれ変わり思想」ヒトや
大切な人が亡くなった。そんな経験をした人はこの世界にはたくさんいる。その故人が遺される人へ向けて何らかの贈り物を準備しておくことがある。よく感動的な話として伝えられるのは親(故人)から子(遺族)への誕生日プレゼントやビデオレター。20歳まで
シャーマンによる10の方法よいモデルの提供正確で明確な情報理解されるニーズ除外されないで仲間に入れてもらうニーズコントロールできるという感覚のニーズ一貫性のニーズ安全性と安心感のニーズ表現する許可(あるいはしなくていい許可)さまざまな方法で
アニミズムとは生物・無生物を区別せず、すべてに生命が宿っていると捉えること。幼児の認知特性である。ピアジェによって提唱された(1968)。木や車に顔を描いたり「トマトさんが泣いてるよ」などの擬人化も含む。幼児に特徴的だが幼児だけの特徴ではな
2021年 春季増刊「心疾患×他臓器の病態理解」Twitterで流れてきてちょっと気になったので購入。去年のだけど読後感としてはなかなか。普段は先天性心疾患ばかり見ている身としてはそもそもの心臓の働きっていうのが簡易な言葉で説明されててよか
タイトルにあるように「会えば会うほど好きなる」という現象知ってる?厳密は「好きになる」というより「好感度が上がる」ってニュアンス。それを「単純接触効果」という。「ザイアンス効果」も同義。単純接触効果についてまとめた緩和ケアのちょっとタメにな
「まだ名もないキャンプ場」住所:和歌山県橋本市野 740-1区画は10m×10mと広いけどまだまだ開拓中のキャンプ場。今回は使わなかったけどペット可のスペースもあった。区画内の整備は場所による感じ。石とかごろごろしてるからテント内で過ごすな
死の性質不可逆性最終性普遍性(不可避性)因果性「不可逆性」死は一方通行である。死んだものが再び生き返るということはない。「最終性」死によってすべてが終わる。死は生命の最終地点である。「普遍性(不可避性)」すべての生物が行きつく先は例外なく死
入院患者の誕生日。入院中にその日が来るとみなさんの施設ではどうしてる?きっとその対応は千差万別。いろいろだと思う。ちょっと気になったのでTwitterで聞いてみた。n数はそんなに多くないけどひとつの結果として見てもらいたい。その結果がこちら
実はサックスが吹ける。というのも看護師になってから音楽を始めたいと思ってヤマハ音楽教室に通いはじめた。そもそも音楽というものにまるで縁がなく音符なんかも当然読めない。そんなおれが音楽をやろうと思った理由。それは保育士の国試を受けたことがきっ
ふと思い立って111回の国試を受けてみた。といっても事前勉強や対策なんかはもちろんせず国試が解けるアプリをやっただけ。正直なところ合格ラインに達するかも怪しいかなと思ってた。その結果がこれ。今年の合格基準は・必修40点以上・一般167点以上
「緩和ケアのちょっとタメになる話」Vol.3。今回はせん妄についての話。「せん妄」って何?って聞かれたらすぐに答えられる?なんとなくどんな状況かはわかるけどはっきり答えられない人も多いんじゃないかと思う。「せん妄」って何?と聞かれたら「注意
緩和ケア関連で好きな言葉シリーズ。「エレファント イン ザ ルーム」「the elephant in the room」聞いたことある人もいるかもだけどどんな意味か知ってる?次の画像を見てほしい。この二人はいったいどんな会話をしているだろう
意思決定能力の評価 4要因モデル理解の能力認識の能力倫理的思考の能力選択の表明の能力正解を目指さない⁉意思決定⇔支援 人生最終段階の話し合い意思決定能力ってあるかないかで短絡的に考えてしまう傾向がある。そこをきちんと各要因に分けて考えようと
病室を訪ねるときカーテンを開けるとき「○○さん。失礼します。」言ってるよね。さすがに「言ってません」はないものとして話を進めるけども。もし忙しすぎて「言ってないこともあったわ」って思った人は今日からまたはじめればいいと思う。本題に入る。その
小児循環器を担当することになった人。心疾患関連の略語ってめちゃくちゃ多い。略語集っていろんな参考書に載ってるんだけど“先天性心疾患"となると意外なほどに数が少ない。少なくともおれはなかなか見つけられなかった。小児循環器と向き合うに
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久しぶりに書籍の紹介をさせていただきます。この度、書籍の一部を執筆させていただく機会がありました。その書籍がこちらになります。【先輩ナースのアセスメントと実践は事前準備が9割】最近書店でよく見かける【○○が9割】シリーズの新刊となっています...
いるものといらないもの。自分の中で少しずつ整理する。そんなこんなをしてみると思いのほか身軽になれた気がする。必要なものは案外少ない。プライドなのか。世間体なのか。捨てちゃダメだ。捨てちゃダメだ。そんな思い込みを捨てる。周りと比べる必要もない...
お久しぶりのあひるのマーチです。最近はYouTubeに主戦場を移して発信をしているのでブログを使った文字での発信はちょっと久しぶり。このまま廃れていってしまうぐらいならと思い、もはや割り切って普通の日記でも書いていこうかなと。需要なんてなく...
年始にちょこっと更新してから触れてなかったブログ。Xの方ではポストしたけど大学院の退学を決断したりとこの数か月でもいろいろありました。本業が忙しすぎてちょっと次の道も考え始めたりと暗い話が頭を占めつつある中で唯一の明るい話。去年からちまちま...
みなさんこんにちは。あひるのマーチと申します。私は緩和ケア認定看護師という資格を持ちながら看護師として働いております。さっそくなのですが、「緩和ケア」という言葉を知っていますでしょうか?世間的には「高齢者」「がん」「終末期」のイメージが強い...
去年の6月末をもって前職を退職した。 そして緩和ケア学会を挟んで7月より今の職場に転職。 細切れにはブログやXで「こんなことしてるよー」って報告させてもらっていたけどせっかくなのでちょうど1年という区切りで簡単に振り返りをしておこうかなと。
看護師をしていると“看護観”なるものに必ず出会う。 必ずというのは看護業界がそういう教育をしているから。 それがいいとか悪いとかいう話は今回は置いとく。 看護観とは少し違うかもしれないが、自分の場合は看護師としてのスローガンがある。 「安心
指示の基本姿勢「CCQ」 子どもに効果的な指示を出すためには、穏やかに、近くで、抑えたトーンで接することが大切です。 今回は、「CCQ」(Calm、Close、Quiet)というアプローチを紹介し、上手に指示するための基本姿勢を紹介します。
1. 援助要請 過剰型 このタイプの人は、問題が深刻でなくても、過度に援助を求める傾向があります。例えば、簡単な課題に直面したときにすぐに他人に頼ってしまうことがあります。自分で解決できる問題には、まず自分で取り組んでみましょう。 例えば、
緩和ケアの勉強をしていると必ず終末期のコミュニケーションの課題にぶち当たる。 終末期のコミュニケーション。 参考書では事例をもとにしてとても美しくまとめられていることが多い。 「あっ!これ参考書で見た事例と同じだ!」 なんて進研ゼミ状態にな
先日、祖母が地域を徘徊していて保護された。 そして認知症の診断を受け、そのまま医療保護入院となった。 という話を親に聞かされた。 祖母はそこそこいい年なので自分としては特に驚くこともなく淡々と話を聞く。 ひとまず入院中は安心かなと思い、自分
生活がいろいろと落ち着いてきたのでおうちでできる楽しみを探してた。 ボケーッと本屋を歩いてると一冊の本を発見。 「キャンプレシピ大全」 「お、これ家で作っても楽しいんじゃね?」 元々キャンプはするしもちろんキャンプ場ではキャンプ飯を作る。
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Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。 個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。 Twitterの固定ツイートと同内容です。 というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2
Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。 個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。 Twitterの固定ツイートと同内容です。 というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2
毎年の目標をこうして記載しておくことで年末に振り返ってあーだこーだと考えることができる。 仕事みたいにガチガチに設定して具体的な数値目標とか評価とかって話ではなく自分の中でのあくまで自己評価。 それでもやはり文字にして残しておくというのはと
ということで2023年も今日で終わり。 毎年のように思うけど終わってみればあっという間の1年だったりする。 さて、今年はどんな1年だっただろうか。 今年の初めに挙げた目標はこんな感じ。 1.学会発表(もしくはそれに準ずるなにか)これはやりた
最近のマイブーム。 夜のお散歩。 元々はマラソンのトレーニングで走るのがメインだったんだけど最近はちょい疲れ気味でテクテクと。 減量目的なら走らずともお散歩で十分に効果があるらしい。 走る練習も大事だけどまずは体重落とさないと走れるもんも走
ポスターは作ってたのになぜかボーっとしていていつの間にか12月に入っていた件。 毎月1日にというのはただのマイルールなのでしっかり破って今月は6日に投稿です。 今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”はこちら。 以前、「あいまいな喪失」につ
以前からblogでも書かせてもらっていたけど数か月前に転職した。 そして今のところはまさに大成功と思える毎日を過ごしている。 そんな話をしていると「どうやって転職活動したの?」という質問をよくされるようになった。 自分がどういう心持ちで転職
去年の6月末をもって前職を退職した。 そして緩和ケア学会を挟んで7月より今の職場に転職。 細切れにはブログやXで「こんなことしてるよー」って報告させてもらっていたけどせっかくなのでちょうど1年という区切りで簡単に振り返りをしておこうかなと。
看護師をしていると“看護観”なるものに必ず出会う。 必ずというのは看護業界がそういう教育をしているから。 それがいいとか悪いとかいう話は今回は置いとく。 看護観とは少し違うかもしれないが、自分の場合は看護師としてのスローガンがある。 「安心
指示の基本姿勢「CCQ」 子どもに効果的な指示を出すためには、穏やかに、近くで、抑えたトーンで接することが大切です。 今回は、「CCQ」(Calm、Close、Quiet)というアプローチを紹介し、上手に指示するための基本姿勢を紹介します。
1. 援助要請 過剰型 このタイプの人は、問題が深刻でなくても、過度に援助を求める傾向があります。例えば、簡単な課題に直面したときにすぐに他人に頼ってしまうことがあります。自分で解決できる問題には、まず自分で取り組んでみましょう。 例えば、
緩和ケアの勉強をしていると必ず終末期のコミュニケーションの課題にぶち当たる。 終末期のコミュニケーション。 参考書では事例をもとにしてとても美しくまとめられていることが多い。 「あっ!これ参考書で見た事例と同じだ!」 なんて進研ゼミ状態にな
先日、祖母が地域を徘徊していて保護された。 そして認知症の診断を受け、そのまま医療保護入院となった。 という話を親に聞かされた。 祖母はそこそこいい年なので自分としては特に驚くこともなく淡々と話を聞く。 ひとまず入院中は安心かなと思い、自分
生活がいろいろと落ち着いてきたのでおうちでできる楽しみを探してた。 ボケーッと本屋を歩いてると一冊の本を発見。 「キャンプレシピ大全」 「お、これ家で作っても楽しいんじゃね?」 元々キャンプはするしもちろんキャンプ場ではキャンプ飯を作る。