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富士山を遥か遠くに眺める日々 https://blog.goo.ne.jp/teaforgreen

2017 年富士山のすそ野から転居、   本、映画、テレビや巷の噂話などから 拾い集めた面白い言葉や感動を書き留める

kokohanamimi
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2023/02/04

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  • ありてなければ

    先々週放送された大河ドラマ『光る君』父親の藤原兼家から後継者として指名されず激昂、挙げ句に自暴自棄となり酒浸りの自堕落生活に落ちぶれた次男、道兼が踊りながら口ずさんだ歌『世の中は夢か現か現とも夢とも知らずありてなければ』古今和歌集読人知らず(よのなかはゆめかうつつかうつつともゆめともしらずありてなければ)(意味世の中の一切のものは、はかない夢なのか、確かな現実なのか。現実とも夢とも区別がつかない。存在していて、同時に存在していないと思われるから。過去の苦しい思いは悪夢というように、過去の事はもう現在は実在しない、実在していたが今は夢という事もできる。)この「詠み人知らず」には、当時多くの人に詠まれるほど流行していて作者不詳と表記されたものもあるらしい。落ちぶれて居場所がなくなり、自分は死んだも同然だと思う...ありてなければ

  • 愛犬を追って。。。。

    4月6日、上信電鉄の踏切で近くに住む小学4年生の女児(9)が普通電車にはねられ死亡したという。女の子は飼っている犬を追って踏切に侵入してしまったようだ。あまりに痛ましくて衝撃を受けたが、この事故と同様、「犬を追いかけて、、、」電車に衝突した事故が昨年も起きていたことを偶然知った。こちらは大阪、南海高野線78歳の男性が深夜、線路内に入った「飼い犬を追いかけて、、、」電車にはねられたという。愛犬の危険を察知して女の子と老人がパニック状態に陥って、あとさき構わず追いかける姿をつい想像してしまう。涙が出るほど悲しい。犬を飼っている人はくれぐれも気を付けて欲しいと切に思う。もしこのような場面に自分が遭遇したら、なんて想像したくもないが、少なくとも犬は人間より敏捷だからきっと....と祈るしかない。踏切は危険がいっぱ...愛犬を追って。。。。

  • 花よりだんごで心に3M

    散り始めたさくら🌸の花びらが歩道を舞っている桜の見納めを少しでも先送りしたくて(というより本当は厄除けだんごが主目的で)法多山に出かけた国指定重要文化財の仁王門を抜けるとその先は広い伽藍が点在、沿道にはシャガの花ここから本堂まで歩いて15分、そこに辿り着くまでには気の遠くなるほどの段数の階段を登らなければならないが、きょうの目的地だんご茶屋は8分位のところ。店先の「お参りの後は是非どうぞ」の案内看板を尻目に、店内を抜けベランダで、早速お団子を頂きました!桜は見頃を過ぎていたが、その代わりに新芽の若緑が目の前に広がり、ウグイスのさえずりも心安らぐひとときを演出してくれたお参りをしないで帰ることに気がとがめないでもなかったが、この3M心に誓って帰路についた。花よりだんごで心に3M

  • 春風にききょう、女の人生

    今週のNHK大河ドラマ『光る君』まひろ(紫式部)の屋敷を訪ねたききょう(清少納言)は自分の思いを話す:「宮中に女房として出仕し、広く世の中を知りたい。そのために夫を捨てる覚悟もある。夫は文章や和歌はうまくならずともよい。自分を慰める女でいよ、と。下の下でございましょう」「息子も夫におっつけてしまうつもりです」「私は私のために生きたいのです。広く世の中を知り、己のために生きることが、他の人の役にも立つような。そんな道を見つけたいのです」そればかりか和歌の会に同席した姫たちを痛烈に批判する:「よりよき婿を取ることしか考えられず、志を持たず、己を磨かず、退屈な暮らしもそうと気づく力もないようだ」と。かなり辛辣!一方、『とりかへばや物語』の主人公、春風。男装して宮中で活躍していた生活から一転、妊娠、出産後、女とし...春風にききょう、女の人生

  • とりかへばや!さくら🌸満開の花曇り

    今年の桜いよいよ満開!ところが前線を伴った低気圧の影響で9日(火)は大雨。平均10m以上の強風が花嵐を巻き起こしそうだと予報天気。先日、図書館の平安時代の文化、文学を紹介するコーナーでこんな本📗を見つけた:とりかへばや物語』[田辺聖子現代語訳(少年少女古典文学館)〕時は平安時代の終わり頃、権大納言の二人の妻からそれぞれ男の子と女の子が生まれた。どちらもよく似た美しい面差しの子どもだったふたりはすくすく育った、娘は男の子らしく、息子は女の子らしく。権大納言はため息をつきながら言う「とりかへばや!」(ああ、このふたりを取り替えられたらなあ!)この父親の嘆息「とりかへばや」がタイトルとなった物語。この姫君と若君が大人になり、それぞれ男装、女装して宮中生活を送る中で、秘密を抱えて苦悩し、周囲に混乱を巻き起こしてい...とりかへばや!さくら🌸満開の花曇り

  • 親知らず抜歯も親知らず

    数年前に抜歯した右上奥歯あたりに痛みや時々出血があり、なかなか原因が特定されず改善されずそのままずるずる月日を過ごしていたが。。。。放置しておいたら危ないかも....と不安になり、別の歯医者で受診。「親知らずが原因かもしれない、紹介状を書くから市民病院で診察してもらって」と言われ3月7日、市民病院口腔外科を受診埋もれている親知らずが炎症を起こしていることが判明、そして、昨日4月4日(木)抜歯手術麻酔して手術だから痛みは全くないが頭を押さえてガリガリされるのは嫌だったな。。。。2時間後麻酔が切れて、口の右側、喉まで耐えられないほど痛い痛い鎮痛剤を飲んでやっと就寝翌朝頬が腫れてるし、大きく口も開けられない消毒のため病院へ行き、腫れと内出血はあるものの想定内の症状だと診断、帰宅後熱っぽかったのでふとんで寝て過ご...親知らず抜歯も親知らず

  • 浜名湖花博2024

    低気圧と前線が東方に去ってやっと晴天孫たちと花博見学会場に10時頃到着、正面入口の駐車場は目の前で満車となり、駐車できたのは800メートル離れた臨時駐車場。広い園内だから苦になるぼどの混雑もなくゆったり散策できた桜はちらほら咲きで少し残念満開まで数日かかるかな。。。。その代わり、主役は色どりどりのチューリップ🌷池に浮かんだ水上花壇が爽やか!浜名湖花博2024

  • 平安時代は招く

    現在、市立図書館の特設コーナーでNHK大河ドラマ『光る君』にあやかって平安時代を題材にした書籍が陳列されている。紫式部や清少納言は言うに及ばず、女流日記文学が目を引く。冒頭「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」で始まる『土佐日記』は紀貫之が女性のふりをして書いたと言われているが女性の手になる日記文学が多くなった当時の風潮がしのばれる。展示パネルで紹介されている和歌の中で清少納言と紫式部の作品に注目『夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関は許さじ』(夜も明けぬうちに、鶏の鳴き真似をして人を騙そうとしても、函谷関ではないのだから、逢坂の関は通しませんよ)これは清少納言が藤原行成に宛てたものらしい「許さじ」と強い口調ではあるが男女間の遊び心が伺える中国の故事をしのばせて知性と教養をひけらかす...平安時代は招く

  • まだ寒いけど…花が待ってるから

    春の長雨…さくら🌸の蕾に開花をうながす役割があるらしいにしてもここ数日、寒気と低気圧で寒さと強風、北の方は雪❄彼岸過ぎても🎶春は名のみの風の寒さよ~♬それでも植物は季節の移ろいをしっかり感知し律儀に花を咲かせ庭を彩り始めた「花・緑・水~新たな暮らし創造~」をテーマに開催された「浜名湖花博2004」あれから20年。2024年3月23日(つまり本日)から浜名湖で新たな花博が幕を開ける。今回のテーマは、「人・自然・テクノロジーの架け橋~レイクハマナデジタル田園都市~」フラワーパークとガーデンパーク(元花博会場)の2会場で開催される(ガーデンパークの開催は4月から)私も来週来る孫たちと見に行くつもりいよいよ花の季節、世の中色々あるけど花に癒やされてみるのもいいかも🦆まだ寒いけど…花が待ってるから

  • 女ふたりで逃避行

    親友同士の逃避行を題材にした『テルマとルイーズ』という映画があった(1991年公開)映画を観たわけでもないのであらすじをネットで検索すると;「親友同士のテルマとルイーズは、退屈な日常を抜けだし週末にドライブ旅に出る。しかし、途中バーでテルマに乱暴しようとした男を、ルイーズは拳銃で撃ち殺してしまう。ルイーズは殺人罪に問われることを恐れ……ふたりでメキシコへ逃亡を図る。。。」という内容。この映画へのオマージュなのかな、テルマとルイーズを和名に変えてその名は照子と瑠依、日常に行き詰まった親友同士女ふたりで逃避行する小説、それは『照子と瑠依』井上荒野著「『身勝手な女』と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。」照子と瑠衣はともに七十歳。照子は妻を使用人のように扱う夫に、瑠衣は老人マンションでの、陰湿な人間関係に、...女ふたりで逃避行

  • 株価は脳の活性化に役立つかな

    3月4日、『日経平均株価が史上初めて4万円を超えた』ニュースがトップで伝えられたネット株取引を始めて早20年あまり、鳴かず飛ばずの成績が続いていた私。金融、経済のこともわからず、ゲーム感覚で銘柄を選んで買っていただけだから、当然と言えば当然バブル崩壊後の失われた30年にピタリとはまる期間でもあり。。。かなり損失を抱え、持ち株はいわゆる『塩漬け』状態だったそれが2021年春から少しずつプラスに転じ始め良い銘柄を買った幸運もあり、現在の含み資産は2021年夏と比較すると倍に膨らんだ日経平均株価は1週間で暴落(?)して、すでに4万円を切ってしまったように、これからもず~ッと含み益を抱えて含み笑いをしていられるわけもない、ことは重々承知の上それでも今はハラハラ、ドキドキのスリルを楽しんでいる。脳の活性化に役立つか...株価は脳の活性化に役立つかな

  • 猫の日に人生の教訓を得た(?!)

    きょうは2月22日(にゃんにゃんにゃん)の語呂合わせで『猫の日』それに因んでNHKBSシネマの映画は『ボブという名の猫2AGIFTFROMBOB』薬物中毒から更正中のストリート・ミュージシャン、ジェームスが野良猫ボブを助けて共に暮らすようになってから人生が好転していく実話に基づくストーリー。ボブとの生活を本にしてジェームスは一躍ベストセラー作家となったつまり、猫を助けたつもりが猫に助けられたお話映画でボブは本人(ねこ)が堂々演じて(?)いるボブとジェームスがお互い切っても切れない人生の相棒として暮らす姿は幸せが溢れているジェームスが折に触れ立ち寄るコンビニの店主が「ためになるいい話」をふたつ、ジェームスにするひとつ、商人と農夫の話『商人は小麦粉と砂糖1kg農夫はミルクとバター1kgをそれぞれ物々交換をして...猫の日に人生の教訓を得た(?!)

  • 猫の日に人生の教訓を得た(?!)

    きょうは2月22日(にゃんにゃんにゃん)の語呂合わせで『猫の日』それに因んでNHKBSシネマの映画は『ボブという名の猫2AGIFTFROMBOB』薬物中毒から更正中のストリート・ミュージシャン、ジェームスが野良猫ボブを助けて共に暮らすようになってから人生が好転していく実話に基づくストーリー。ボブとの生活を本にしてジェームスは一躍ベストセラー作家となったつまり、猫を助けたつもりが猫に助けられたお話映画でボブは本人(ねこ)が堂々演じて(?)いるボブとジェームスがお互い切っても切れない人生の相棒として暮らす姿は幸せが溢れているジェームスが折に触れ立ち寄るコンビニの店主が「ためになるいい話」をふたつ、ジェームスにするひとつ、商人と農夫の話『商人は小麦粉と砂糖1kg農夫はミルクとバター1kgをそれぞれ物々交換をして...猫の日に人生の教訓を得た(?!)

  • 春色を探す

    2月半ばを過ぎ、4月並みの暖かさに「えっ、もう春になったの!」と思いきや、さにあらず。天気予報では今週水曜日あたりからまた冬の日が戻ってきそう。短い冬に少し物足りなさを感じつつもそろそろ明るい色で景色を染めてほしいな、とも願う。ピンクの帯で川沿いを縁取りしている河津桜を映像で見るが、残念ながら近隣では見られない。そこで、近くの梅園に出かけて紅白の梅の花を鑑賞!紅白の花と出会って『春の色が恋しいな。。。』のつぶやきがよろこびに変わった瞬間『春への期待にときめく心』💕あいにくの曇り空だったが梅園が広がる視線の先に隣り町の市街が見渡せ、花粉症のくしゃみのおまけ付きで春の近いことを確認春色を探す

  • 幸運なるもの

    猫好きに薦める本、その2猫好きじゃない人も猫好きになるかもしれないお話ルイス·セプルベダ著(河野万里子訳)『カモメに飛ぶことを教えた猫』原油まみれで瀕死の銀カモメ、ケルガーがやっとたどり着いた港町。力尽きて倒れ落ちたバルコニーでは黒猫ゾルバが昼寝していたケルガーが死の間際で遭遇したのがゾルバだったのは幸運だったゾルバは心優しく、勇敢で、賢い猫だから。ケルガーはゾルバに三つの願いを託すそれは「これから産む卵は食べない」「ひなが生まれるまで、その卵のめんどうを見る」「ひなに飛ぶことを教える」ということ。ゾルバは約束すると誓う「一匹の猫が名誉にかけて誓った約束は港じゅうの猫の約束」....だかり仲間たちは知恵を出し合ってゾルバを助ける。卵から無事ひなが孵り猫たちの愛情を受けてすくすく育つ。そして名付けた名前は(...幸運なるもの

  • 猫好きには、その気持ちよ~くわかる

    猫好きを自認(自慢)する作家は多いそのひとり、柚木裕子さんが猫好きに薦める何冊かの本を紹介しているそのうち二冊を図書館から借りた一冊は『ノラや』(内田百けん著)文庫本はうす茶色に変色していて、いかにも見た目が古い。初版が昭和30年代、新編は1993年出版だからさもありなん。描かれている景色や生活様式もあの時代。いつの間にか作家の家に居着いた野良猫「ノラ」夫婦で暮らす日常にパズルの一片のようにぴったりはまって飼い主の生活に欠かせない存在になる細かく描かれているノラの習性や行動パターンは猫ならではのもの。いちいち納得するばかり。ノラと共に一日が始まり、一日が終わる。ところがある日の夕方、ノラはいつものように勝手口から外出しそのまま家に戻ってこなかった。1週間過ぎ、10日過ぎ、1ヶ月過ぎ待てど暮らせど姿を見せな...猫好きには、その気持ちよ~くわかる

  • しなやかに受け止め生きる

    第169回直木賞と第35回山本周五郎賞のW受賞は史上3人目。永井紗耶子著『木挽町のあだ討ち』図書館で8月に貸し出し予約した時点で110人を超える先約があったから、人気のほどが伺える年明け1月の半ばに順番が回ってきたが、題材が仇討ちだから重苦しい内容かと思いきやさにあらず、引き込まれるように読み進められた「我こそは伊納清左衛門が一子、菊之助。その方、作兵衛こそ我が父の仇。いざ尋常に勝負」小雪の降るなか芝居小屋の裏手で始まった仇討ち事件「父の仇、作兵衛。討ち取ったあり」高らかに謡い掲げたそれは、なんと作兵衛の首級。若衆菊之助、見事仇を討ち果たし。。。この仇討ち事件の二年後菊之助の縁者と名乗る人物が現場となった芝居小屋を訪れあだ討ちを手助けした木戸芸者、殺陣師、衣装係、小道具、筋書きにことの次第と各々の来しかた...しなやかに受け止め生きる

  • じたばたしない、なるようになる

    「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」(笑福亭鶴瓶と阿川佐和子が自分たちより年上のゲストを迎えてトークを繰り広げるバラエティー番組)MCのふたりはゲストから話を聞き出すのがじょうず、トークの進行もスムーズ。ゲストの面白い一面が見られると共に昭和の時代が懐かしく語られて私の「お気に入り」番組今週のゲストは養老孟司(解剖学者)あまり饒舌ではないのに彼らに引っ張られて素の部分を見せ、笑顔もかわいい昆虫採集、標本作りが趣味ある時、虫を分類する過程で体に刺のある種類に「トゲトゲ」と命名ところが「トゲトゲ」の中に刺のあるやつが出現そこで「トゲありトゲトゲ」と命名して分類その中にまた刺のないものが現れて「トゲなしトゲありトゲトゲ」として分類キリがない。。。(笑)仕事のオファーは断らない、理由は「断る...じたばたしない、なるようになる

  • みんな『ど』がつく

    元旦早々石川県で発生した大地震、甚大な被害を目の当たりにして本当にお気の毒に思うと同時に「明日は我が身」と自身に置き換えてみている人は多いと思う新年明けて半月が過ぎた先月17日に吊るした干し柿....1ヶ月後食べ頃になった昨日1月16日は小野田寛郎さんの命日、旧陸軍少尉だった小野田さんは、戦後も投降を拒んで派遣されたフィリピン、ルバング島で30年近く山中生活をしていた元上官の命令でようやく投降して帰国したのは1974年当時大きなニュースになったその後三度も大変身しながら人生を進化させた帰国から1年余りでブラジルへ渡り、原野を独力で開墾し、牧場経営で成功した(小野田さんのことば)「ルバング島では牛をうって(撃って)食べていましたブラジルでは牛をうって(売って)食べています」ブラジルから帰国後1989年、子ど...みんな『ど』がつく

  • 飛んで跳ねて。。。それからどうなる?!

    2023年大晦日『人生100年時代、50代は飛ぶように60代は跳ねるがごとく、過ぎていく』と言った人がいた、では70代以降は....何と表現する?!🙄「過ぎてしまった日々を思うと寂しいような今ここにいることを思うとほっとしたような来年のことを思うとワクワクしてくるような年の瀬という一年のふるさとへ何とか帰って来れた」世代を問わず多くの人が共有する思いだろうとはいえ、このご時世だから苦しい心境で年末を過ごしている人も多いかもしれない。そういう人も含めてみんな「たとえ楽しくなくても顔や口の筋肉を動かして笑顔を作るだけで『私は幸せで楽しい』と錯覚するように人間の脳はできている」試してみる価値あり、と思う。まさに『笑う門には福来たる!!』と言われる所以「今年1年良い年でした、感謝」飛んで跳ねて。。。それからどうなる?!

  • 消しゴムの役割は消すことじゃなく。。。

    最近始めた色鉛筆で描く『大人の塗り絵』小学生の頃は色付きにムラができてあまり好きではなかった色鉛筆消しゴムを使うと、光を表現できると知った(何を今さら....と言われそう!!)昨日、その思いを追認してくれるかのようなテレビコマーシャルが流れてきた『消しゴムの本当の役割は間違いを消すことじゃなく消しゴムは光を与える道具だ』大塚製薬「カロリーメイト」のCM受験生の傍らにいて「光も影も栄養にする」というコンセプトらしいこの「消しゴムの役割は......」は羽賀翔一さん(マンガ家)の「ケシゴムライフ」に描かれている言葉(ちなみに羽賀翔一さんは『君たちはどう生きるか』の作者としても有名)「ケシゴムライフ」は羽賀さんが幼い頃のお祖父さんとの交流を思い出して描いた作品とのこと。その中で消しゴムはいつも傍らにいてえんぴつ...消しゴムの役割は消すことじゃなく。。。

  • 葉は落ちるのではなく、飛び立つのだ

    ディーリア·オーエンズ著『ザリガニの鳴くところ』に🍂枯れ葉が舞い落ちるさまを生物学者の目を通して知的に、詩的に....何て美しい描写だろうと印象に残った場面がある:「秋の葉は落ちるのではない、飛び立つのだ。飛翔できる一度きりのそのチャンスに、彼らは与えられた時間を精一杯使って空をさまよう。日の光を照り返して輝きながら、風の流れに乗ってくるくると舞い、滑り、翻る」今、私の目で繰り広げられている光景そのもの!風に吹き上げられた銀杏の葉が池に落ちて葉っぱ筏になって浮かんでいる秋空の青をバックに絶妙のコントラストで黄色が映えて、辺りを明るく照らしているそういえば、銀杏に含まれる成分イソフラボンは「加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)を維...葉は落ちるのではなく、飛び立つのだ

  • 卯年7周回のスタート!

    昨日は卯年6周目の誕生日私とは全く関係ないけれど町ではメモリアルマラソン🏃がありました誕生日メモリアルとしてこの日の景色を目に焼き付けておこうと近所を散策していたら大学校の文化祭に遭遇そこで販売していたバラ🌹の切り花とゴールドポインセチアの鉢植えを自分へのプレゼント🎁として購入昨日までの寒さも少し和らいで"HAPPYBIRTHDAY"でした卯年7周回のスタート!

  • 思い込みを手放して肩こり解消

    寒気が下りてきていよいよ冬の寒さ...中途半端だった紅葉が一気に進みそう今朝のネットニュースに「肩こり」は思い込みだという記事井尻慎一郎(いじり・しんいちろう、1957年生まれ。医学博士]の話:「誰だって同じ姿勢を続ければ筋肉が疲れます。血行も悪くなりますある種、思い込みによって日本人が肩こりを病気にしてしまったようにも感じます。私は筋肉の疲労だと認識してから、肩こりをほぼ感じなくなりました」但し、神経痛や心臓疾患などが原因の場合もあるため、「長引く場合、専門家に一度診てもらうことは大事」とのこと以前読んだ本に「昔、フランス人には肩こりがいなかったが外国から来た誰かが、一人のフランス人の肩に触れて「こってますね」と言ったそうだ。それまで気付きもしなかった肩のこりをそのフランス人は初めて知ることになった。以...思い込みを手放して肩こり解消

  • 自分らしく、今を生きる

    『今を生きる』(NHKBS11月2日放送)規律と伝統を重んじる全寮制名門男子校に赴任したキーティング先生学校や親の圧力に押し潰されそうな生徒たちに詩を引用しながら言葉を尽くして自分の個性を大切にしてのびのび生きるよう諭す先生の熱い問いかけに戸惑っていた生徒たちも次第に打ち解け「自分が本当にやりたいこと」を考え、自主性と行動力が芽生えてくる当然のごとく学校側と親たちは猛反発する。そんな中、好きな道に進むことを父親に断固拒絶された生徒に悲劇が起きる未来に絶望してしまう若さが切なくて泣けるもう何十年も昔となった自分のあの頃とその後、親になって息子と娘に対峙した頃を思い返して....後悔したり大いに反省したり、自分の親にも子どもにも赦して欲しいとひそかに手を合わせたい気分になった私。結局、生徒たちを先導した責任を...自分らしく、今を生きる

  • 今夜、「月が出たから出ておいで🎶…」

    2023.10.29(日曜日)きようは、満月🌕明け方の部分月食は見れなかったが夕方5時半過ぎ、東の空にお月さまが光り輝く姿を現し、あまりの神々しさに感動!右隣りに木星が明るく光っている町の灯りにも負けず映り込んでいて感激折角だからついでに庭で月光浴何らかの効能があるかはわからない。そもそも月光は太陽の反射光に過ぎないからね…。それでも月をしばし眺めていると光りのパワーに包まれてこの身を守ってもらえている感じがしてくる作家の浅田次郎のことば『....僕は生きんがために月を見つめ、その光を浴び心の中に人並みの優しさと慈しみを合成してきたのだと思う太陽が勇気と活力をもたらすように、月は優しさと慈しみを心のうちに滋養してくれる』月明かりの庭を見ていると中村メイコが歌った『雑木林に月が出た』を思い出す普段、庭の隅っ...今夜、「月が出たから出ておいで🎶…」

  • ヤングワンとシニアワン

    NHK『ラジオ深夜便』でクリフリチャード(CliffRichard)の特集。中学生になって英語を学び始めたと同じ時期にラジオで洋楽を聴くようになった。当時ラジオで洋楽リクエスト番組が花盛り、その中で夢中になったのがクリフ·リチャードだった。少しかすれた甘い優しい声、当時どんな顔かも知らず勝手にハンサムでカッコいいと思い込んで憧れてた。。。歌は『ヤングワン』(Theyoungones)あの頃何回も耳にしたからイントロを聴いただけでも懐かしさに涙が出そう。歌は「TheyoungonesDarlin’,we’retheyoungones」(私たちは若いんだよ....)で始まる「若者よ、若くいられるのは長くないんだから何も恐れず今を楽しもうよ」というシンプルで分かりやすい内容....なのだが、「これはアレだね、若...ヤングワンとシニアワン

  • 秋の香り

    やっと秋らしい秋今ごろ外を歩いていると風に乗ってふわ~ッと金木犀の甘い香りが鼻腔をかすめていくあたりを見回してみても、金木犀の樹を見つけられない経験が過去何回かあった住宅地の塀や公園などの立木の向こうに隠れていたりするから見つけにくいのだ香りを放つ正体をはっきりしたくて転居してきた時、庭に金木犀の苗を植えた今では大きく成長して毎年道行く人たちに芳しい香りを振り撒いている道から見える位置にあるから香りを感じた人たちには「うん、あれだな....!」とすぐ突き止めてもらえるはずうっとりする何とも心地好い香りがいつまでもあとをつけて来るようで幸福な気分を分かち合えていると感じられる秋のひととき秋の香り

  • 夏めく仲秋

    今月29日は仲秋の名月ということで、<インターネット>で復習旧暦では7、8、9月を秋としており、その真ん中である「8月15日」を中秋、その晩に上がる月のことを「中秋の月」と言う。更に、この頃の月が一番綺麗に見えることから「中秋の名月」と言われるようになった。中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まる満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まる。。。だから必ずしも名月が満月になるとは限らないしかし今年は一致、つまり今年の仲秋の名月は満月の宵となる旧暦7、8、9月は太陽暦におきかえると8、9、10月暦通りだと今の時期は「秋」真っ盛りのはず、が昨日、室内温度計は34度を表示まだまだ夏真っさかりでうんざり「小さい秋」どころか「夏めく秋」なのだところで、こんなに暑くても彼岸花はお彼岸の時期になると道端...夏めく仲秋

  • 縁起がいいのか悪いのか

    きょうは九月九日、中国では奇数のことを陽数といい、縁起がよいとされ「重陽の節句」と制定された日本では9は苦を連想させるから嫌われる数字その9が重なるこの日は「最も縁起がよくて不吉な日」ってこと「菊の節句」ともいわれるが、現在の太陽暦によるとまだ菊なんて咲いていない時期。縁起がいいのか悪いのかはっきりしないし季節感もずれているからと今では廃れてしまった節句、らしいその「九月九日」というと上田秋成作『雨月物語』全9編から成る読本のの第2編「菊花の契り」に堂々登場🤔あらすじは「母と二人で暮らす儒学者の左門は、ある日病気で伏せていた行きずりの武士を助ける。この武士は宗右衛門という軍学者、故郷で主が討たれた事を聞いて急ぎ故郷に帰る途中だった。看病の間に二人は仲良くなり「兄弟の契り」を結ぶ。病気が回復した宗右衛門は、...縁起がいいのか悪いのか

  • こけこっこー

    『かっかどるどるどぅ』はドイツの子ども向け人形劇に登場するにわとり🐔の鳴き声(つまりコケコッコー)そこからタイトルを付けたという『かっかどるどるどぅ』若竹千佐子著今の社会制度の不備、不合理、不公平の理不尽に巻き込まれ困窮生活を強いられている4人60代も終わりかけの女性ふたりと30代の男女ふたり支援するのは吉野さん、同じく60代吉野さんの過去が語られる章のタイトルは『よき人の』万葉集の一首『よき人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よよき人よく見つ』巻一(二十七)から引用された(因みに他の章題も万葉集からとられている)自身も辛い過去を背負いながら生活困窮者に食事を提供して支援するとても「よき人」吉野さん格差社会、貧困、介護問題、非正規雇用、いじめ。。。それぞれの事情で個人が抱える問題ではあるが、「それは政...こけこっこー

  • 万事休すの地獄に仏

    猛暑の中、台風6号7号の暴風、大雨🍃🌀☔おまけに竜巻🌪️に襲われた地域もあったり各地で自然災害に翻弄された今年のお盆休み当地は直接的な被害は免れて、久しぶりに会った孫たちも自分の家で日常を取り戻している頃かな昨日、体育館に行く夫を途中まで送り私はプールに行こうと車を走らせたところが、いつもと違う道順だったため住宅地の狭い路地に入り込んでしまったあまりに狭くて大丈夫かな?と不安になりながら車をそろそろ進めると、何と行き止まり!車が挟まってしまった「やってしまった!どうしよう😞💨」前に行けないどころかバックも出来ず、ドアも開けられず万事休す!!と、そこへ緊急事態を素早く察知した住人の女性が現れ出て「ちょっと待ってねえ、車を出せる人を呼ぶからー!」地獄で仏の声を聞いた心持ちトントンと何軒かの玄関を叩いて助けを呼...万事休すの地獄に仏

  • 蝉と蛍とウサギ

    毎朝6時に近所の寺で鳴らされる鐘の音も6時半にセットした目覚ましも大音量の蝉時雨にかき消されてしまう夏の風物詩とはいえ日中の暑さを早朝から予告する蝉の大音響はもはや騒音公害。。。せめてもう少し音量を下げられないものか(なんて)!!-私の好きな都々逸『あんた恋しと鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす』蛍は減ってしまったようだが、なぜか減ってほしい蝉は、減らない庭を歩けば顔にぶつからんばかりに四方に飛び交っている『うるさく鳴く蝉よりも物言わぬ蛍がなお恋し』孫たちが今週末から一週間滞在するプール遊びやら流しそうめんやら....何をして思い出作りに加担しようか思案中ピーターラビットの話も聞かせようかな!!去年は「ピーターラビット」生誕120年作者ベアトリクス.ポッターは1943年12月22日に亡くなった(享年77才)...蝉と蛍とウサギ

  • 大切な人に笑っていて欲しい

    遠未真幸著『おかげで死ぬのが楽しみになった』古稀を迎えた巣立(名前)は生まれつき病弱で高校入学前までは死んだも同然の生活だったそれが高校で三人と出会い応援団を結成し、ニヤニヤしながら笑って生きていけるようになったそんな巣立が病に倒れ、もはや「死ぬしかない」事態となり人生でやり残したことは?と考えるそして、自分を生き返らせてくれた応援団仲間への恩返しを思い付く高校卒業からすでに52年が過ぎ、彼らも年を取るにつれて笑わなくなり為す術なく日々をやり過ごしているだけの疲れた顔で老いていくだろうそんな姿を見たくない『大切な人には笑っていて欲しい』そこで自分の葬儀で再会するであろう仲間3人に遺言を託す:「応援団を再結成してほしい一生のお願いだ」と。願いを託された三人はどう考えても応援が必要なのは自分たちなのに、巣立の...大切な人に笑っていて欲しい

  • 『キャストアウェイ』無駄な時間はない

    大雨被害が九州から今度は秋田県に移り、さらに39度を超える地域も出る猛暑が続きまさに災害級の暑さ!!NHKBSシネマで『キャストアウェイCastAway』を見た乗っていた飛行機が事故で不時着し、たったひとり海に放り出され、辿り着いたのは絶海の孤島救出される望みのない絶望と孤独、自然の脅威にさらされながら主役のトムハンクスが文字通り孤軍奮闘して脱出するまでを演じているさまざまな状況に応じて苦痛や感情の浮き沈みを表情や動きで巧みに表現わざとらしくも押し付けがましくもなく思わず感情移入してしまう4年の無人島生活からやっと脱出し恋人と再会したが、すでに別の人と結婚していたやり場のない憤りと悲しみそして寂しさがトムハンクスの表情からあふれでる4年の歳月は長過ぎたということか....「我々は時間に縛られて生きている。...『キャストアウェイ』無駄な時間はない

  • 地味だけどしたたかに、ひつそりと..『平気で』生きる

    気象庁から宣言は出ていないが蝉の鳴き声が耳鳴りのように響いてもう梅雨明けだね!福岡県大分県山口県にかけて線上降水帯による大雨被害発生中川の氾濫で押し流されたり土砂に埋もれている住宅や山林の映像を見ると....毎年恒例のこととなってしまってとても残念ハザードマップで危険区域とされる場所から安全区域への住み替えは促進できないものか....他国からの軍事攻撃より自然災害による国土崩壊の方が先に起きるんじゃないか、と不安になるこの頃どこでも見かける雑草子どもの頃からあまりに馴染み過ぎて目もくれない、けれど道端や庭の片隅、軒先などで案外きれいな花を咲かせているドクダミと露草『儚くも、したたかに、平気で生きている』私たちもかくありたい🌵地味だけどしたたかに、ひつそりと..『平気で』生きる

  • 言いたくても言えない時は....

    文具メーカーのPILOTが企業広告文を毎年出している。もう10年以上も前になるが、当時強く共感を覚えたことを今でも思い出す、その広告文は:「言えないことの方が多いから、人は書くのだと思う」聞いて欲しいけれど、言い出せないでいること胸の奥にずっとたまっている何か声にするにはたくさんの勇気がいるからまず書いてみる文章に句読点があるように、息継ぎすることも立ち止まることもかけがえのない時間あなたの体から溢れ出た言葉たちで白い紙がうまった頃、あなたの気持ちが少し軽くなっていたら、うれしい「1本のペンがあれば人は笑ったり泣いたりできる」あの時、あの場所で、あの人に「言いたくても言えなかった」と不甲斐ない自分を嘆いたり、悔やんだり。。。この広告文は気分が落ち込んでいる時『そんな経験はあなただけでなく誰にでもあること』...言いたくても言えない時は....

  • きょうを鮮やかに....!!

    あざやかにきょうを生きよと花しょうぶ<鳥海昭子>最近、理不尽極まりない事件、事故が多発して憤りや悲しさ、何ともやりきれない気持ちになるそんな梅雨空の下、あざやかに咲く花しょうぶのさわやかな立ち姿に心が洗われるよう!!気持ちを上向きにさせてくれる歌です💕きょうを鮮やかに....!!

  • 一生一代の猫の居場所

    家のネコになった元野良ちゃん!名前は毛色からクッキー、呼称クーちゃん....なぜかクーと鳴く....猫なのに子犬みたい?!今年2月、共に暮らした白猫ミミが15歳の誕生日まで1ヶ月を残して旅立ったいわゆるペットロスから抜け出すには「また飼えばいいじゃん」と誰かの声が聞こえた(ように感じた)が、果たしてこの年齢で責任もって飼えるのか、と自問してやはり諦めるべき....?!との思いに傾いたその翌日近くのスーパーに買い物に行った帰り道ちょっと変わった野良猫に遭遇目は青く、シャム猫(もどき)!!聞くところ母ネコと妹ネコと三匹で野宿餌をもらって暮らしているという。世話をしている人に、「車の通りも激しく今のままでは危ないから是非引き取って飼って欲しい!」と言われ昨夜の決意をあっさりくつがえしこの野良ちゃんを飼い猫にする...一生一代の猫の居場所

  • ☔雨に濡れても

    萩原朔太郎は「こころ」と題する有名な詩でこころをあじさいにたとえている灰色の梅雨空に咲く紫陽花の優しいパステルカラーはひととき華やいだ気分にさせてくれる反面、寂しさや哀愁も漂わせている梅雨時の湿気を含んだ重い空気と絶え間ない雨粒💧をひたすら明るく受けとめて咲く紫陽花!!何と健気な姿!!だと私は感じる🐱作家の井上靖は幼い頃、あじさいの花が好きになれなかったようだが、この花について<雨をしっとり吸って重たげでもあり、多少憂うつ気でもあり、こうした時期(梅雨時)に咲かねばならぬ花としての諦めも持つている>と書いているあじさいは見る人のそのときどきの気分を映してきょうも咲いている☔雨に濡れても

  • カエルの大合唱

    先月末ツイッターユーザーが道端に落ちていた張り紙を見つけたという。それは田んぼの近くに住む住民から、農地の所有者へ寄せられた苦情で内容は:◇田んぼの持ち主様へカエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています。鳴き声が煩(うるさ)くて眠ることができず非常に苦痛です。騒音対策のご対応お願いします。近隣住民よりSNS上でこの話題が議論を呼び意見を寄せた投稿者のほぼ100%は田植え時期から夏の間カエルが大音量で大合唱するのは当たり前、田舎生活の風物詩カエルの鳴き声はうるさいけど仕方のないこと、農業従事者への苦情は筋違いであること、など...苦情主を批判する意見があふれた脳科学者の茂木健一郎は「農業に対する感謝、自然に対する畏敬の念はどこに行ったのでしょう?」と疑問を投げ掛けた私は田園育ちだから梅雨時のアマガエルや、...カエルの大合唱

  • onとoff

    NHKラジオ『高橋源一郎の飛ぶ教室』で『サコ学長、日本を語る』と題する本が紹介され著者のウスビ・サコ氏(京都精華大学前学長)も登場本の中で「私が日本に来て一番怖かったのは、この日本社会は、どこに「オン」と「オフ」があるかがわからないことだった」と書かれた箇所について語った:彼が接した大学生たちは「趣味や遊びも真面目に取り組む、だれかの評価とか他人に支持されるかどうかを気にするようだった」大人も子どももリセットするサイクルは必要だから仕事や勉強から解放された自由時間は純粋に楽しむだけでいいはずなのに....時間は有効に使わなければ、という切迫感があるのかな「自分を見つめ、個として成長するのは暇な時間や友だちと遊ぶ「オフ」の時間の中でこそ」とも言っている日本人は真面目で律儀、フレーム化された社会に準じることを...onとoff

  • 好きなことを好きなだけ

    日曜夜のテレビ番組で紹介されていた天才化学者村木風海氏2000年生まれ弱冠23歳今春大学卒業を目前にして東大を自主退学「地球を守り人類を救う、火星に人が住めるようにする」という目標の下、地球の二酸化炭素を回収し、さらにそれを資源化する研究を行っている小学生の頃から二酸化炭素研究を続け17歳の時二酸化炭素回収マシンを発明して脚光を浴びるが、それまでは思うように実験させてもらえない、学会では発言を批判、否定される....不遇の10年を過ごしたようだそれでも諦めずに研究を続けられた理由は自分の信念と使命感に依るところが大きかった「必ずうまくいく」と思い込むことを続けるうちに、自分の内面がかなりポジティブになり、嫌なことがあっても乗り越えられたという「天才は努力しなくてもいいが、必死に努力して何事かを成し遂げる秀...好きなことを好きなだけ

  • メメント·モリします

    最近気になるテレビコマーシャル「メメント·モリしませんか?」ゲームアプリのCMらしいが、聞き覚えのある『メメント·モリ』言葉の意味をネットで調べたら「死を忘れるな」という意味の警句で要するに「避けることのできない死という未来があるからこそ今のこの瞬間を大切にして生きられる」ということなんだそうな....!ミミが逝って2カ月余り、先週買い物の帰途、野良ネコに遭遇した世話していた山下さんに飼ってほしいと頼まれたネコと自分の寿命を天秤にかけると、、、当然ながら不安がよぎったが子どもとやがて大人になる孫たちが必ずバトンを受け取ってくれると思いその野良ちゃんを引き取った毛色からクッキーと名付け、クーちゃんと呼ぶことにしたこれからクーちゃんと共に、メメント·モリして暮らしていくのだ!!メメント·モリします

  • やさしい嘘

    小学生の時友だちと下校途中、道端で捨てられた子猫を発見ドラム缶に入れてベニアで蓋をして、あとで水と食べ物を運びしばらく飼ってみようと決めたところが家に帰ったあと子猫のことはすっかり忘れてしまった大人になったある時から、あの子猫はどうなったのか、放置死させてしまったのではと気になって心に重りとなった友だちに恐る恐る確かめてみたすると「あの晩ひとりで空き地に行き、猫を逃がしてやったよ」そして、家族にも聞いてみたすると「あの日子猫の話を聞いてかわいそうに思ったから、夕食後、家族みんなで猫を放しに行ったよ」これはどう解釈したらいいのか?!友だちと家族のどちらか、あるいはどちらも嘘、やさしい嘘をついているのではないか?すなわち猫のことで気に病んでいた私の心の負担を軽くしてやろうとくこれは作家燃え殻の回顧録『すべて忘...やさしい嘘

  • 🦋ふたつ折りの恋文

    春本番!木々の若葉があっという間に広がり一夜のうちに庭を囲ってしまったよう!蝶々が舞い始めた『二つ折りの恋文が、花の番地を捜している』(岸田國士訳)これは以前、たまたま見つけた蝶について書かれた短文作者はジュール-ルナール原文は『LePapillon』Cebilletdouxpileendeuxchercheuneadressedefluer.英訳では『TheButterfly』Thisexquisitelittleloveletter,foldedintwo,islookingfortheaddressofaflower.フランス語はわからないが日本語訳はとても美しく印象的🌺「二つ折り..」がいい(ちなみに岸田國士さんは俳優の岸田今日子さんのお父さん、らしい)蝶がひらひら飛んでいるのを見かけるとついどこ...🦋ふたつ折りの恋文

  • 共感できる喜び

    NHKBSシネマで『アンネの日記』が放送された母と一緒に見たのはもう50年以上も前のこと、白黒画面もむべなるかな!!途中からだったが懐かしさに思わず見入ってしまった映画をみたあと、当時15歳の私と母が映画の感想をどのように語り合ったのか全く覚えていないアンネに反抗的な態度をとられ悲しむ母親の姿に我が母も身につまされただろうな....とわがままだった娘はあらためて回想した当時、私が最も印象に残った場面は屋根裏部屋でアンネがペーターとふたりで天窓から外を眺めるシーン青い空、マロニエの木々、飛び交うかもめ、、、、すべてが生き生きと躍動する光景に感動し、ふたりとも息を飲んで見つめている....「どちらもうっかり口をきいて、このひとときの魔法を破ってはならないと感じていた」無言の静寂のなかで同じ感動を共有できる喜び...共感できる喜び

  • 桜は賢いな

    満開を過ぎた当地の桜容赦ない風に花吹雪が舞い、そこかしこにピンクのじゅうたん....せっかくの日曜日、穏やかな花見はさせてもらえない『限りあれば吹かねど花は散るものを心みじかき春の山風』(蒲生氏郷)今週は各地で入学式子どもたちに満開の花道を歩かせてやりたいが、そこは桜の側の事情もあるわけで....桜は賢いなちゃんと飽きられる前に散るんだから(燃え殻)『散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ』(細川ガラシャ)時を知り、潔く身を引く覚悟と賢さを見せてひら~り、はら~りと散って行く『風に散る花の行方は知らねども惜しむ心は身にとまりけり』(西行)『散る桜残る桜も散る桜』(良寛)やがて花はすべて散ってしまい宴は終わる、そうそう浮かれてばかりもいられないが、せめて『さくら花散りかひくもれ老いらくの来むとい...桜は賢いな

  • 明日ありと思う....サクラ

    桜の満開はもうすぐ、、、のはずが生憎の雨、しかも気温が下がり....ほころび始めた蕾はさぞやびっくりの週末「明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」桜の見頃になると天候にやきもきするのは毎年のこと天気予報で週末の悪天候を知らされていたから先週金曜日に今年の桜を事前撮影してきた満開とまではいかないが青い空白い雲、新緑を待つ山々を遠景にして美しい桜並木を鑑賞できました天気が回復する明日から気分も新たに良いお花見🌸🍺🌸ができそう‼️明日ありと思う....サクラ

  • 揺れる想い

    きょうは昨夜からの雨が降り続いてしっかり寒の戻り初夏を思わせる暖かい日が続いて今年の冬は呆気ないくらい早く立ち去ってしまった寒気襲来に怯えていたひと月前が懐かしいような....もう少し寒さに震えていても良かったなと思うとちょっぴり物足気りないような、、、「こんなに早く春になっちゃっていいの?!」と戸惑いつつ、軽い装い(ワイン色チュニック、黒の細身パンツ、黒帽子)で買い物に出掛けた私近所の人から「わあ、若いわね~!」と声を掛けられたこれは単純な褒め言葉ではなく(いい年をして)というネガティブな意味が込められているなと(ひねくれて)解釈した私そんなつもりは全くなかったけれど若作りに見えたかな~と少し気になった若作りに走るのはカッコ悪いかといって老け作りに収まるのもなんだかな~と抵抗を感じるシニアのおまけの人生...揺れる想い

  • カラフルにきらめく?!

    光の春、音の春ときて、連日暖かくて今はもう春真っ盛りといった感みるみる増えてきた庭の雑草、その中でもひときわ鮮やかに存在を誇示するタンポポその明るさと逞しさには感心するけれど、庭にそんなにたくさん咲かれても....困る春告げるあの花この花、その実あの芽、、、、周辺もカラフルになったからウキウキ、ワクワク、きらめく、ときめく?!2年前アカメヤナギを描いた頃は、終わりが全く見えなかったコロナ~やっと2023年3月13日すなわち明日からマスク😷着用は個人の判断に委ねられる、がアンケートでは半数近くの人たちが着用継続らしいカラフルにきらめく?!

  • 時間をフリーズ

    『一月は往ぬる、二月は逃ぐる、三月は去る』と江戸時代の人々は言った新年を迎えてあぁ早く春が来ないかなぁと思っていたら桃の節句は過ぎて....慌ただしく過ぎてゆく日々への思いは江戸時代も現代も変わらない特に、年を取ると一年があっという間に過ぎてしまうと感じる人は多いみたいその理由についてNHK『チコちゃんに叱られる』で「人生にトキメキがなくなったから~ッ」つまり若い頃と違ってすべて経験したことばかり繰り返す日々だから時の流れを早く感じてしまう」らしい確かにね、、、、ボーッとしていると、時がドンドン通りすぎて行って季節は巡り、時代は変わり、容赦なく寿命のカウントダウンも、、、、と思うと焦りにも似た気持ち「今この時の思いや見聞きしたことを書き留めてせめてこのブログの中に時間の流れをフリーズしておきたい」と思うS...時間をフリーズ

  • 花言葉は「不安を和らげて」

    庭のクリスマスローズが開花ガーデニングの店にはいろんな色や形の花が並んでいるが我が庭にはどこでも見かける平凡な二種だけ原産地ではクリスマスシーズンにバラのように華やかな花を咲かせることからその名がついたらしい花言葉はいろいろあるみたいその中から私は「不安を和らげて」をこの花に託したいロシアのウクライナ侵攻は昨日で一年世界各地で紛争や地震国内でも強盗、殺人、虐待などの頻発地球上🌏️至るところで不安要素がまさに自転しながら公転している昨夜『自転しながら公転する』の作者山本文緒さんの遺作『無人島のふたり』を読んだ58歳の若さで逝った山本さん「書かなきゃ」「書かずにいられない」「書きたい」....作家としての執念、無念、切なさが胸に迫る余命告知後120日余りの日記ミミの最後の姿と重なった花言葉は「不安を和らげて」

  • 虹の橋のたもと

    『虹の橋』と題する作者不詳の物語、天国の手前に虹の橋と呼ばれる場所がある飼い主に愛されてこの世を去った動物たちが安らぐところ過日、ミミが虹の橋に向けて旅立った異変に気付いてから2ヶ月足らず最後は苦しみを味わせてしまったが鳴きも喚きもせず、全く粗相もせず、きれいに身仕舞いをして、それと分からぬうちに息を止めた悲しいが畏敬の念すら覚えた瞬間だった『虹の橋』の物語では時が経ち、いつの日か飼い主とペットは再会し共に虹の橋を渡って天国に行くペットに限らず親しい人が死ぬと「あっちで待っててくれ、私もそのうち行く」と思えば心が安らぐ霊は不滅と信じて....とりあえず「虹の橋はある」のだ🌈『死は消滅ではなく他界である』虹の橋のたもと

  • 猫は液体

    『猫は液体である猫は容器の形状に合わせて変化し長時間収まっていられる、よって猫は固体であり液体であるこれはイグノーベル賞を受賞した物理学者の学説である』かわいい猫が硝子容器にすっぽり収まっている映像とともに流れる『通販生活』のテレビコマーシャル猫特有の柔軟性と好奇心を遺憾無く発揮して「こんな所だって入れちゃうよ!」その仕草と出られなくなる心配なんて何のその、の無鉄砲さが可愛いそんな猫も生き物だから....いつまでも元気でいられるはずもなく、やがて年老いて液状にはなれなくなる一時期少し元気を回復したかと思われたミミが先週から一切食べなくなって、今は水だけで露命を繋いでいる状態..昨夜から太い声で鳴いてフラフラ歩き回ったり寝たり....を繰り返している呼べば返事してくれるからまだ意識はしっかりしている体の不調...猫は液体

  • 言葉に思いが内在する?!

    NHKラジオ番組で紹介されたオードリーヘップバーンの名言『Nothingisimpossible,theworditselfsays,I'mpossible.』意味は「不可能(impossible)なことなんてない。そのことば自体が「私はできる(I’mpossible)」って言っているもの。」(確かにImpossibleの綴りはI'mpossibleだから)ユーモアをこめて言いたいことを伝えるオードリーのウイットとセンスはすごいね!こういうトンチ(?)は楽しくて、知ると嬉しくなる彼女のように、言葉や文字の中に別の言葉を見つけた人は他にもあり、私が感心した3例をあげると;①アイデンティティ(identity)(自分がなにものか?を自他共に認知させ得るもの、と私は解釈)で、その中には「愛」アイと「遺伝」イデン...言葉に思いが内在する?!

  • "Love Story "をもう一度

    NHKBSシネマで『ある愛の詩』を観た今から50年前、1971年公開のハリウッド映画裕福な名家出身の男(オリバー)と質素な家庭で育った女(ジェニファー)が出会い、親の反対を押しきって結婚、、、、貧しく暮らしながら勉学に励み優秀な成績でロースクールを卒業高給が保証される大手の法律事務所に就職が決まる....この時点までは男女の出自は真逆だがMr.Kと元皇族のMさんの話が重なる(少しだけ)と思ったのはきっと私だけ🤔バラ色になると予想された生活はジェニファーに不治の病が発覚し、映画は悲劇のエンディング展開が容易に予想されるストーリーだが涙を誘うテーマ音楽は今でもスタンダードの名曲音楽と共に当時世間を騒がせたのが「愛とは後悔しないもの」というセリフ原語は""Lovemeansneverhavingtosayyou..."LoveStory"をもう一度

  • 諦めるのはまだ早い!

    ミミ(猫)が体調を崩したいつから悪くなっていたのか判然としないが、気付いた時には食欲がなく、ひたすら水ばかり飲んでいた寒い時期に大量に水を飲むのは猫でも乾燥でのどが渇くからかなどと呑気に構えていたらみるみる元気がなくなり....動物病院に駆け込んだ体重は4kgから2.6kgまで落ちていて血液検査で腎不全と診断点滴注射を1日おきに3回、飲み薬と食事療法、水を飲ませることで療養することになった血液採取も点滴注射もきっと痛いだろうね、見るに忍びない少なくともあと2回ミミはこの痛みに耐えないといけないのだ家に帰って療養生活開始医者から薦められた腎臓療法食を食べさせようにもミミは全く食べない食べさせようと焦る私を尻目に頑固者は絶対食べない祈るように色々種類を変えて提供してみてもダメ今までのフードは食べるが少しでも混...諦めるのはまだ早い!

  • シニアは偽装する?!

    ある雑誌に、『私が化粧をする理由』(歌:林部智史)の歌詞に触発されたというシニアの女性読者の投稿がありました彼女はその歌を聴いて「それまで自分をおろそかにしていたことに気づかされ、早速パーマをかけに行き、、、新たな自分を見つけるきっかけになった」という。歌詞を検索したら「私のことなどいい....どうせ誰も見ていないから....今さら意味ないと....こんな私....などと言うのはやめて誰かのためじゃなく、自分のために綺麗になりなさい....これからは自分のために時間を使えばいい」(注)....は省略部分ざっとこんな内容でした歌詞の一語一句がシニアの心理の核心をついていて、これに触発されたという投稿者に共感する人は多いのではないかと思う《誰に遠慮がいるものか、自分に遠慮してどうするの?》内館牧子さんの言葉「...シニアは偽装する?!

  • 月夜にしみじみ、、、

    ここ数日夜になると窓のすりガラスを通して射し込んできていた月明かり、今夜は令和5年初満月🌕️ネイティブアメリカンの呼び名はウルフムーン(狼月)月に向かって遠吠えするオオカミの絵図が浮かぶ絵本作家の佐野洋子さんは「しみじみ」と題するエッセイで次のように書いている:『昔の人はやたら月を見ている女は男が来ないと言っては月を見、男が帰るといっては月を見るもう夜は見るものがないから月を見ている罪人になって島流しになると月を見る大の男が都の月をしのんで泣く月を見ると一瞬にして無意識に過去に思いが至る月を見て一瞬にして未来を思い浮かべるのは難しい未来はしみじみしない』古来、月が出たり消えたりする様子に自分の心情を重ね合わせて和歌が詠まれた今世では月を見上げて泣く人は少ないかもしれないが夜空に煌々と輝く月を見かけるとうれ...月夜にしみじみ、、、

  • よい朝は...よい一生につながる

    恒例の大学箱根駅伝タスキを次に渡すために前を向いて一生懸命走る🏃若者たち正月の朝を爽やかな気分にさせてくれる合間に流れるCMもちょっと素敵‼️『よい朝はよい一日を作るよい一日はよい一週間になるよい一年になるよい一生につながる朝が変われば人生がもっと素晴らしくなる...』(kyoritsuのコマーシャル)このCMキャッチコピーを聞いてAndyWilliamsが歌う《Mayeachday》の歌詞を思い出しました(抜粋)Mayeachdayintheweekbeagoodday....Mayeachdayinthemonthbeagoodday....Theweeksturntomonthsandthemonthsintoyears(There'llbesadnessandjoy,there'llbelaugh...よい朝は...よい一生につながる

  • 久しぶり、、、投稿

    2022年の大晦日、「来年はどんな年になるか、するか?」と考えた中で思いついたことがブログの再開それできょうから、、、「去年今年貫く棒の如きもの」正岡子規の句明日から年は新たまるが、きょうから明日に日付が変わるだけ人生の一本道は途切れなく続く…っていう意味かな?!「過ぎてしまつた日々を思うと寂しいような…今ここにいることを思うとほっとしたような…来年のことを思うとワクワクしてくるような…年の瀬という一年のふるさとへ何とか帰って来れた!」これはだれかの言葉だけれど、とても共感できるそれにしても来年また年取るなあ!!久しぶり、、、投稿

  • いちょうは公園のピエロ?!

    公園や街路樹の紅葉が美しい時期です。赤黄緑の色とりどりのモミジ類やイチョウなど....私のウォーキングコースが今そんな紅葉の真っ盛り特に天に向かって伸びたイチョウの巨木から、美しい黄葉がひらひら舞い落ち、地面を黄金のじゅうたんに変える光景は、秋の風物詩。熟した果実が時折異臭を放つことも。いちょうは中国から由来する「公孫樹」と漢字で表記。いちょうの種の実は「銀杏」。「植樹した後、孫の代になったら実が食べられる樹」という意味で「公孫樹」。ちなみに「公」というのは父の意味。ジュラ紀(約1億5千万年前)のころの植物ではイチョウだけが現存し、ほかの植物はすべて化石となっているため、イチョウは「生きた化石」と呼ばれている、とは知らなかった❗いちょうを詠んだ与謝野晶子の短歌「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日...いちょうは公園のピエロ?!

  • コスモスの里

    冬が来る前に秋風に揺れるコスモスを見に行きました!青空の下遠くの山々もくっきり、、、すでに花のピークは過ぎたかな~、でも摘み取っていいというのでたくさん摘んで帰り、庭に飾りました華やかな庭になりました!次に掛川城🏯に向かい、日本画展を鑑賞、優しく淡い彩色と力強い墨線、柔らかい曲線で日本らしい風物が美しく描かれていて、心が安らぎます。パンフレットに載っている絵は「秋の山」(小野竹喬)。今の季節を表していて一番印象的で好きな絵でした。日本画はコスモスのいろ映しけりコスモスの里

  • 森のささやきを聞き樹の香りを嗅ぐ

    磐田市『香りの博物館』で脚本家·倉本聰の点描画展を鑑賞ペン先で無数の点を打って森の樹木や生き物を繊細なタッチで描く手法。完成まで気の遠くなるような作業を続けるんだろうと想像、、、、磐田駅前の巨木(くすの木)樹齢推定700年樹木と生き物の姿に季節と昼夜の変化を織り混ぜて自然の美しさと厳しさを見せてくれます樹々の間を風が渡り、生き物たちは動き出しそう!絵に添えられた倉本自筆の詞書きは、森の中に立ったら聞こえてきそうなささやき....例えば「ダイヤモンドダストの朝のきらめきは見える人間の目にしかとまらない森の生き物の昨夜の哀歓も見える人間にしか想像できない」「家族を眠りに誘うのは闇闇をつくるのは光光をつくるのは天の神々昔はそういうことに決まっていたんだ」博物館中に溢れる香りに包まれて60点の作品を鑑賞できる幸せ...森のささやきを聞き樹の香りを嗅ぐ

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富士山を遥か遠くに眺める日々
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