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コウイチの雑想ノート https://note.com/annhuman

ロンドンで写真を学んでいる写真家見習いの雑想ノート。 ※意見や発言がコロコロ変わると思いますが悪しからず Twitter: https://twitter.com/AnnHuman101

岡崎孝一 Koichi Okazaki
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2023/01/21

  • アイデンティティーのはなし

    いきなりになるが、私はアイデンティティーは存在しないと思っている。ここで私が言うアイデンティティーとは、ある個人の同一性を絶対的に定義できる「何か」のことだ。一般的にその「何か」は、名前、国籍、人種、民族、性別、ジェンダー、年齢、身体的特徴などを指す。そして、人間はそれらの要素を複合的に組み合わせながら社会的な自己というものを構築していく。しかし、それらは私が私であるということを絶対的に証明できるものでは無いのだ。なぜならば、先に挙げたような要素は非常に流動的であり、常に比較の対象としての「他」を要求する相対的なものだからだ。 では、それらの要素はどのように相対的なのだろうか。まず前

  • 制作のはなし vol.2:透明化された死

    こんにちは、岡崎です。 この「制作のはなし」では作品制作にあたっての自分の思考などを整理するためのメモを備忘録的にnoteで公開しています。 また、vol.1はこちらから読むことが出来ます。 vol.1では自分の生の実感の欠如について考えてみた。そして、その原因として自分の生活を支えているシステムの「確かさ」の無さを挙げた。 システムにおける「確かさ」の無さとは具体的にどんな事であろうか? たとえば、スーパーで豚肉を買う時にリアルな実感を持って「これは生きていた豚を殺して作られた肉だ」と考えることがあるだろうか?また、街ですれ違う無数の人々それぞれに異なる人生があり、そ

  • 制作のはなし vol.1:無自覚な生

    こんにちは、岡崎です。 この「制作のはなし」では作品制作にあたっての自分の思考などを整理するためのメモを備忘録的にnoteで公開しています。 少し突飛に聞こえるかもしれないが、僕には生の実感がない。この感覚がどのようにして生まれたのか、具体的なきっかけなど思い当たることは無いのだが。この感覚は僕の中で切実な問題として存在している。もちろん、僕だって腹が減れば食うし、眠ければ寝る、カッターで指を切れば血も出るし痛みもある。でも、そういう生理的なところとは別のところで、自分が生きているという実感が欠落しているのだ。自我が肉体には入っていなくて、いつも少し後ろから自分を観察しているよう

  • 世界から争いが無くなるには?

    高校生の時、電車の中で世界から全ての争いをなくすにはどうすればいいのか?ということをふと、考えたことがあった。 僕が導いた結論は人類全ての感情や思考を並列化して、他人の体験をまさに自分のものとして感じるとこができるならいいのでは?というものだった。その延長線上で、究極的には人と人との間の差異や隔たりをなくせばなくすほど、争いは無くなっていくだろうと思った。争いの根源は「違い」にあると思ったからだ。完全に争いのない世界ではそっくりな人間たちが思考、感情、記憶の生成を集合知的に行い、人類は一つの集団をもって一つの生命となる。そうなってくると、既存の社会の枠組みは壊れるし、そもそも人間とし

  • 予定調和の視線を批評する

    まず、本題に入る前にハッキリさせておきたいことがある。この文章は私の写真に対する暫定的な考え方を記したものだ。さらに言えば、必ずしも人に読んでもらうために書いたものでは無い。では、なぜ公開するのかというと、今取り組んでいる作品と関連して、ある程度自分の思考と距離を保ちながら考えを整理するには、この方法が良いと思われるからだ。なので、修正・加筆は自分の中でその必要が生まれたら、その都度していくつもりである。 Babbel #1Babbel #2Babbel #3Babbel #4Babbel #5Babbel #6Babbel #7Babbel #8 子供の眼 自分の中に強く焼き付

  • ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 写真学部のアレコレ 授業編

    どうも安藤です。 自己紹介はめんどくさいので省略します(需要が出てきたらやります、たぶん)。 えー、私は今年の九月からイギリスはロンドンのRoyal College of Art(通称RCA)の写真学部に留学しています。この記事ではRCAの写真学部に在籍して分かった学部の内情を、過去の自分に宛てるつもりで雑に書いていきます。そして、今回は一週間の内にどんな授業が行われるのかを雑に(←コレ大事)説明します。 結論から言いますと、RCAの写真学部は 放任主義です!! 私の肌感覚で言うと写真学部開講の講義は週にたった2~3回、時間にすると週に大体4~6時間といった程度です(それ以外

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