引きこもりから復学した紬が直面する学校での疎外感。過去の同級生との衝突を通して、自分も誰かを無視していた事実に気づく成長物語。「あなたも誰かの石ころだった」現代の学校問題を深く描いた感動の創作小説第三十章。誰もが共感できる青春の痛みと成長を描きます。
元々ボーカルレッスンに関する事とカラオケのリポートを掲載していましたが、今は小説がメインになっています。色々感性やらなんやらと欠落している人間で、埋めたいとは思いますが埋まらない部分とも上手にお付き合いして生きていければと思っています。
ハートに火を点けて やんちゃな王子のための失われた王国 という長編小説が今のところ、自分にとっては代表作です。ハートの方は近未来をテーマにしたSF小説、やんちゃな王子は父親になりきれない男性が主人公で、家族の絆をテーマにした物語です。興味を持たれた方は、お読みくださると嬉しいです。
・2030年1月26日(土)翌日、早々に僕は至急キドに会いたいので連絡を取って欲しいとフロントに伝えた。フロントの女性からはいつものとても感じの良い笑顔で「スケジュールを確認しますので部屋でお待ちください。」と言われた。キドは午後になってか
地域タグ:横浜市
・20XX年X月X日(?)僕は久しぶりにサキの夢を見た。いや本当に夢だったのだろうか?今となっては自信がない。再び僕は大学の屋上いた。この前の夢の続きのようにも思えたが、以前の寂れた雰囲気はなく床や手すりは綺麗に舗装されていた。時間もすでに
地域タグ:横浜市
・2030年1月25日(金)今日で当初の契約期間である2週間が終わろうとしていた。明日、キドに連絡を取るつもりでいたが、僕はすでに1週間延長しようと決めていた。ハローワークに行くのはまだ先でよかったし、他に特別な用事もなかったからだ。そして
地域タグ:横浜市
・2030年1月22日(火)この施設に来てから早くも10日余りが過ぎた。キドの言った通り、ここでの生活に一切不自由は無かった。まず建物内の食堂では無料で食事をする事ができた。朝食はバイキング形式、昼夜は日替わりメニューで種類はそれほど多くな
地域タグ:横浜市
・2030年1月10日(木) PM建物の中に入ると、すぐにフロントらしきものがあり、ベルボーイのような人間まで待機をしていた。僕と男が入るとみな無言でお辞儀をした。まるで高級なビジネスホテルのような雰囲気だったが歓迎のような言葉は無かったの
地域タグ:横浜市
・2030年1月10日(木)解雇通知を受けてから3日後に僕は失業給付金の申請のため、地元のハローワークまで行った。コロナ渦が収束し世界経済もようやく回復の兆しが見え始めてはいたが、ハローワークは相変わらず大勢の求職者達であふれ、カオスのよう
地域タグ:横浜市
解雇通知を受けた日の夜、僕がまだ大学に通っていた頃の夢を見た。かれこれ15年も前の事になる。屋上で寝そべってiPhoneで音楽を聴いているといつものようにサキがやってきた。「ラクダはまたサボって寝てるの?ほんとにぐーたらね、ぐーたらラクダだ
地域タグ:横浜市
・2030年1月7日(月)正月休みが明けてから、すぐに会社から呼び出しがあった。呼ばれた理由はなんとなく想像ができていた。人事部の応接室に行くと案の定、人事部長の段田がいつものアルマーニのスーツを着て待っていた。駐車場にBMWが停まっていた
地域タグ:横浜市
・2029年12月28日(金) 「さあ、ボッと燃やしてしまおうぜ、タダノ君。時間はまだ十分にある。」僕の中に残っていた、まだやんちゃだった頃の僕が語りかける。その声に押されてオイルライターのカバーを押し上げると、「カキーン」という反響音とと
地域タグ:横浜市
「ブログリーダー」を活用して、ねじまき柴犬さんをフォローしませんか?
引きこもりから復学した紬が直面する学校での疎外感。過去の同級生との衝突を通して、自分も誰かを無視していた事実に気づく成長物語。「あなたも誰かの石ころだった」現代の学校問題を深く描いた感動の創作小説第三十章。誰もが共感できる青春の痛みと成長を描きます。
家族の愛の重さに気づいた16歳の紬。5年後の未来を見た彼女が選んだ道とは?父との別れ、家族への帰郷を描いた心に響く現代文学作品。引きこもり、家族問題をテーマに深い感動を与える創作小説の第二十九章。涙なしには読めない感動の物語をお届けします。
『犬のかたちをした記憶』第二十八章「そのままでいいよ」。変われない自分を誰かが愛してくれる──紬と沙梨、高志の優しい対話が、桜吹雪の中で描かれます。孤独と希望が交差する感動のシーンをぜひお読みください。
死んだ父が、夢の中で娘と再会する。桜舞う庭で交わす最後の会話。失った時間と向き合う、切なくも温かな短編小説です。「時を戻して――未来が閉ざされても、夢は過去を選ぶ。」
「高志と亮司の最後の別れ、そして娘への想いが奇跡を起こす感動の第26章。輪廻転生をテーマにしたSF小説『犬のかたちをした記憶』で描かれる、父の愛と友情の物語。」
高志と亮司がついにキドと対峙。娘に会うため何千もの魂を犠牲にするか、究極の選択が迫る。体育教師シナプスの正体が判明し、物語は衝撃の展開へ。神の領域に人は立ち入れるのか?父の愛と道徳的ジレンマを描く感動の第25章。
夜の雨。犬だったはずのサリーが少女の姿で現れた――。現実と記憶の狭間、父は娘のもとへ向かう。輪廻をめぐる感動のSF叙情譚。
高志はついにキドと対峙する。娘・紬の苦しい現実を映像で見せつけられながらも、父親としての愛を貫こうとする高志。しかしキドのスタンガンによって意識を失い、記憶を消されることに。「君の記憶に触れる、その一瞬のために」父の想いが描かれる感動の第23章。
高志は紬に会うため砂漠への旅を決意する。しかし倉庫で待っていたのは沙梨だった。彼女の正体はかつて愛した柴犬のサリー。二つの愛の間で揺れる高志の選択とは?感動の連載小説第22章。村上春樹風の幻想的な愛の物語が展開される。
亡き父への想いを胸に秘めた高校生・紬。古い柴犬のキーホルダーが微かに温もりを帯びたとき、静寂の中から懐かしい声が聞こえてきた。家族の中でひとり遠いところにいる少女の、心に響く物語。「犬のかたちをした記憶」第二十一章
仲間を失った高志が見つけた最後の手がかりとは?紬が握りしめていた小さなものに隠された、父と娘の永遠の絆。愛のかたちを発見する感動の第20章をご覧ください。
未練組解散の日、それぞれの想いが交錯する。砂漠に隠された世界の真実とは?過去と現在のあいだで揺れる心と、静かに進行する裏切りを描いた感動の第19章をお読みください。
「沙梨が涙ながらに語った衝撃の告白とは?高志の心に眠る大切な記憶が蘇る、感動の第18章。『心が通わない人間にしか分からないこと』の真意が、ついに明らかになります。」
キドの未来観測で絶望に沈む高志、亮司、修の三人。そんな彼らを救ったのは謎めいた少女・沙梨だった。手こぎトロッコで記憶の海を渡り、存在平面の境界を越える幻想的な旅。しかし沙梨には隠された秘密が…連載小説『犬のかたちをした記憶』第十七章。
愛しているのに伝わらない。高志と美穂の離婚、娘・紬との別れ。心筋梗塞で死ぬべきだった男が見る残酷な未来。コミュニケーション不全という現代病を描くSF小説『犬のかたちをした記憶』第十六章
「おばあさんを助けて生き延びた保育士・修。しかし彼を待っていたのは、職場からの排除と絶望的な未来予測だった。純粋な優しさが罪とされる現代で、修が失ったものとは。SF小説『犬のかたちをした記憶』第十五章」
「キドの『純粋な授業』により身体の自由を奪われた高志、修、亮司。砂に埋められVRで見せられる亮司の未来は絶望的なものだった。死に納得するための授業とは一体何なのか。SF小説『犬のかたちをした記憶』第十四章」
キドのジャガーが導く先は砂漠の霧の中。そこで始まる「未来観測」とは、もしも生きていたらの世界を見る残酷な授業だった。VRゴーグルと穴が用意された最終試験で、高志、亮司、修の三人が直面するのは見たくない未来。成仏への道は、自分自身との審判から始まる。霧の中で明かされる『もしも』の真実とは。
ZENが意志を持ち始め、高志の娘・紬が父の視線を感じ取る異変が発生。存在平面の境界を越えられない未練組の前に、キド校長が謎の課外授業を提案する。沙梨の「やっぱり、来たのね」という予言めいた言葉が示すものとは?AIの学習、時間の歪み、そして予期された来訪者が織りなすSFファンタジーの新展開。
死後の世界を舞台に、AIと量子理論が実現した瞬間移動の成功と謎。ZENというAIシステムを使って3秒でコンビニへ移動した高志は、予期せぬ時間停止現象を目撃する。現世への干渉と娘への接近が可能になった今、未練組の前に新たな謎が立ちはだかる。シュタイン理論とマキオン粒子が織りなすSFファンタジー。
先日、NHKの夜ドラ「VRおじさんの初恋」が終了しました。前半は直樹(野間口 徹さん)がVR世界で女子高生のアバター(倉沢 杏菜さん)となり出会う美しい人、初恋相手となるホナミ(井桁 弘恵さん)との幻想的な旅が中心、後半は現実の穂波が実は7
最終的な移住候補地として、通っていた大学のある街(東京都町田市)にまた行ってみようと思った。今日は本当はジムに行く日だったが、たまにはルーティンを変えてみた。昨日、鬼滅の刃を衝動的に読みたくなって夜更かしをしてしまった事(^_^;)、小雨交
GW後半の最終日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみた。■行ってみた場所1.大学生の頃、2年間住んでいたアパート 東京都町田市2.通っていた大学 東京都町田市3.生家(4才くらいまで住んでいた) 東京都大田区4.離婚する直前まで、5年
GW後半の初日に、過去に自分が住んでいた場所を巡ってみました。■行ってみた場所1.小学校から高校まで住んだ実家(一部大学生の頃まで) 埼玉県春日部市2.転職先が決まって結婚してから約10年間住んだマンション 埼玉県さいたま市緑区3.大学卒
GW前半に「ふるさと回帰支援センター」で紹介された移住先を見てきました。紹介されたのは神奈川県、静岡県、長野県の3県でしたが、まずは近場の神奈川県の二宮町に行ってみることにしました。職場がある横浜から電車で40分くらいなので通勤圏内です。そ
葬送のフリーレン自体について語ろうと思っていましたが、おじさんにはちょっとハードルが高かったです、30年遅いと(^^;)それでも何かしら書きたくて仕方がなかったので、とりあえず挿入歌の比較をしてみました。 今回は第2クールまでのオープニング
村上春樹さんの『職業としての小説家』は、村上さんが小説家としての歩みを語った自伝的エッセイです。2015年に初版が発行され、その後新潮文庫からも出版されています。この作品では、村上さんが作家デビューから現在に至るまでの軌跡、長編小説の書き方
キムタクのドラマ、君にかける橋の第1話を見ましたが、意外と言っては失礼ですが面白かったです。若い頃は「どんな役をやってもキムタクになってしまう。」とよく揶揄されていましたが、年齢を重ねて、逆に与えられた役を自分に投影できるようになってきた気
NHKの夜ドラ、VRおじさんの初恋のこれからの展開が待ち遠しいです。一体、どうなっていくんだろう?現実のホナミの個人情報を不正に入手して、会いに行った相手が自分より年上(70才くらいの方でしょうか?)の男性(坂東彌十郎)さんでしたが、VR上
NHKの夜ドラ「作りたい女と食べたい女」を何気なく見ていました。一緒にご飯を作って美味しそうに食べるだけのドラマでしたが、何でそれだけの話なのに、こんなに目が離せないんだろうと不思議に思いながらその世界観に引き込まれていました。もちろん背景
人に「頑張れ」って言われる事が本当にしんどい時がある。そんな時は口に出しては言わないけど、「もう頑張ってるよ」「これ以上、頑張れないんだよ」って思う。 「もう頑張らなくていいよ。」って言われると気持ちが楽になる反面、自分が見捨てられたような
「NHK MUSIC SPECIAL 中島みゆき ~映像に命をふきこむ歌~」という番組を見た。チコちゃんが終わって、旅サラダを見ていたらあまり面白くなかったので何気なくNHKにチャンネルを戻したらやっていて思わず魅入ってしまった。曲目は「地
すずめの戸締まり、期待して見ていたんだけど残念ながら僕には響かなかった。この映画を好きな人がきっと沢山いて、批判的なことを書いてしまうのは申し訳ないから控えた方がいいなと思いながらどうしてもモヤモヤしてしまい、書かずにはいられませんでした。
こんにちは、柴犬です。最近、星野源さんのアルバムをサブスクでよく聴くようになりました。実は今まで、気に入った曲は単発で聴いたり、カラオケで歌ったりしていましたが、アルバム自体を丸っと聴いたことはなかったんです。では、なぜ聴こうと思ったかとい
こんばんは、柴犬です。小説を書かなくなってまだたったの2ヶ月なんですが、ずいぶん長い間、書いていないような気がします。これからまた書けるのかなぁなんて不安になったりしていますが、自分なりに優先順位があり、それを黙々とこなしている状態ですね。
こんにちは。久しぶりのエッセイです。今日は天気が良かったので久しぶりに休日に電車に乗って遊びに行きました。初めは藤沢から江ノ電に乗って長谷で降りて海岸まで行こうと思っていたのですが、最近、体調が芳しくないので面倒になり横浜でJRに乗り換えず
王妃の物語が完成してから、季節は瞬く間に過ぎていった。新しい年を迎え、母の1周忌も無事に終わり、僕の中で母に対して抱えていた様々な想いは徐々に薄れていった。母の事を考える時間は減り、家族の間でも話題となることは少なくなっていた。故人というも