インドに移住して20年。旧居を購入し、怒涛内装工事の果てに引っ越してから18年。「侘び寂び」よろしく、家の随所が傷んでいる。本来ならば、新居に完全移住したあとに旧居の内装工事にかかろうと思っていたが、当初の予定から5年遅れ。いつになるかわからない。そのうちにも、どんどん歳を取り、やがて自分のやる気が...
南インド🇮🇳バンガロール在住のライター、リサーチャー、セミナー講師など。MUSE CREATION (NGO) 主宰。Okaeri Ventures (Business)。
🌖Arunachala Scenes 十六夜(いざよい)の情景
入山券を手に入れることができれば、山に登ることができる。 そして、大量のギー(精製バター)に聖火が放たれる瞬間を、目の当たりにすることができるという。 それはきっと、すさまじい迫力なのであろう。 昨日の夕暮れは、ラマナ・マハルシのアシュラムで過ごした。 寺院の、石の床に座して、神像がヨーグルトや牛乳...
4泊5日の滞在を経て、まもなくバンガロールへ帰る。 聖地といえど混沌。聖地ゆえの混沌。清濁混沌併せ飲んで轟々と渦巻く亜大陸の一片。 今回もまた、Arunachalaの周囲を歩いた。さらには、Deepam祭りのハイライトである山頂での壮大なる点火を目の当たりにした。 本当ならば、前回同様、山を登りたか...
🌕満月の夜。光の祭りのはじまり。カルティガイ・ディーパム(Karthigai Deepam)。
カルティガイ・ディーパム(Karthigai Deepam)は、南インドのタミル・ナドゥ州において祝福される光の祭典。先日、全国的に祝福されたディワリの延長のような祝祭だ。 ここティルヴァンナーマライでは、満月だった昨日の午後6時、霊山アルナーチャラの頂上に運び込まれた「大量のギー(精製バター)」に...
🌏聖なる山アルナーチャラ14kmの巡礼、再び。「真我」の探求とギリ・プラダクシナ (Giri Pradakshina)。持たざる者の持つ力。
+++++++++++++++++++++++++++ 🙏この丘を巡ることはよいことだ。 プラダクシナという言葉の 「プラ」という文字はあらゆる罪の浄化を、 「ダ」は望みの成就を、 「クシ」は輪廻転生からの離脱を、 「ナ」はジュニャーナを通しての解脱を表す。 🙏プラダクシナは、「すべてが私の中に在る...
🔥明日、タミル・ナドゥ州は光の祭典。Karthigai Deepamを控えて「氷山の欠片」を思う
🙏今回の旅。ここしばらく公私共に立て込んでいたこともあり、夫が決めるまま「受け身」で訪れた。なにかしら、聖なる日と重なると聞いていたが、ヒンドゥー教にはしょっちゅう聖なる日やら大切な祝祭日があるため、あまり注意を払っていなかった。前回も我が誕生日の8月31日がスーパームーンの満月だったこともあり、大...
無知と邪悪を踏みつぶす。聖なる山の麓にて。小さくも偉大なる「破壊と創造の神」を。
The Inner Child という名のオーガニック・カフェでランチ 。アルナーチャラ山を眺めながら、この間と同じ、マッシュルームやほうれん草のクレープを注文する。とてもおいしい。 夫は、サットサン(サンスクリット語で「真理探究の集い」の意)ヘ。わたしは一人ふらりと喧騒の街を歩く。 足は自ずと、聖...
シヴァ神の聖地。ラマナ・マハルシの地。ヴォルテックス。パワースポット。 今年の8月31日。わが誕生日の前後5日間を、ここで過ごした。 霊山の周囲14kmを、2周も歩いた。それは衝動だった。そしてライフに曼荼羅を見た。 あれから3カ月と置かず、ここへ来ることに。 すべては2020年1月、義父ロメイシュ...
~旅するテキスタイル~ 着物とサリーの比較展示会、開催します。
~旅するテキスタイル~ 着物とサリーの比較展示会 開催の背景 ◉「着物」よりも「サリー」に親しんできた過去20年 わたしが初めてサリーを着たのは、2001年、デリーで結婚式を挙げた時だ。以来、インドのテキスタイル世界に魅了され、これまで無数の布に触れ合ってきた。各地の伝統的な職人技を反映するサリーは...
⚽️カンボシアから「サッカー青年」ら来訪。かなり濃いめな日曜の午後🇯🇵🇰🇭🇮🇳
🏏昨日は、インドの超絶国民的スポーツであるクリケットの、ワールドカップ決勝戦であった。多様性に富み、統一感が少ないインド世界において、クリケットはしかし「国民的スポーツ」と呼べるほどに、多くの人々が熱狂するスポーツだ。クリケット以外では、ホッケーやカバディも昔から人気があったが、それ以外のスポーツは...
💪リーダーシップを発揮するには「学び」も大切 👋Clubhouseのご縁。浦島太郎と桃太郎の起源としてのインド二大叙事詩。
昨日、わたしが受けた研修は、ランチタイムを挟んで、10時から6時までの長丁場となった。米国発グローバル組織であるYPO。活動の肝となるフォーラム・ミーティングにおいて、モデレーターとなるためのリーダーシップ研修だ。わたしはパンデミックの折、オンラインでトレーニングを受け、現在モデレーターを務めている...
今日はこれから研修だ。朝10時から夕方5時までの集中コース。会場はOberoiホテル。少し早く到着したので、緑まばゆい庭を散歩。生い茂るレインツリー。色鮮やかな花……。最高に心地よい情景。さて、一日しっかり、勉強するぞ!
「囚われちゃ駄目だ。いくら日本のためを思ったって、贔屓の引き倒しになるばかりだ」 この言葉を聞いた時、三四郎は真実に熊本を出たような心持ちがした。(『三四郎』夏目漱石)
ヒンドゥー教のお正月、ディワリの前は、諸々立て込んでいたが、本番となる週末は、夫、そして4猫らと静かに旧居で過ごした。 先日、アーティストの友人、JAYAの展示会で購入した絵画のうちの1点。空から大地を見下ろす情景がとても気に入り、新居の自分の書斎に飾るつもりでいた。しかし、先日も記した通り、この先...
🇮🇳学業とビジネスを両立する友人の息子Kunzang(18歳)。インドで起業する若者の素顔
巨大国家インドを十把一絡げで語るべきではないことは重々承知。そのうえで趨勢を綴るに、インド社会は「子どもに対して寛大」であり、若い世代を支援する傾向が強い。 家族の結びつきは強く、親戚や友人との社交も尊重される。インド社会のあり方は、渦中に身を置かねばわからない。だからこそ、わたしもそのリアルな一端...
自宅でピンク・オイスターマッシュルームを栽培! 数日で胃袋に
ヴァラエティ豊かなマッシュルームをはじめ、滋養と滋味に溢れたオリジナルの各種調味料などを販売しているグリーン・エプロン。わたしが創業者のNamrataと初めて出会ったのは、2018年、OWC(Overseas Women’s Club)が主催するクリスマスバザールにおいて、だった。かつてミューズ・ク...
🥂DIWALIの前に、SOCIAL MUSE。数年ぶりの旧居開催で、心を込めれば「空間も喜ぶ」ということを実感
数カ月前から徐々に再始動しているミューズ・クリエイションの活動。WhatsApp(日本でいうLINEのような存在)のコミュニティ/グループ機能を活用しつつ、情報発信や諸活動を再開している。今後のミューズ・クリエイションの方針については、すでに団体案内(企画書)を作成、関係者にシェアしている。 昨今の...
🙏Parsi embroidery(パールシー刺繍)のサリーを着て、ディワリ・ランチ。音楽に浸り、神に祈りを捧げ、インド料理を楽しむ。
ほぼ毎週火曜日の午前中に開催される女性たちの勉強会。このメンバーになって早くも1年以上が過ぎた。昨日は、メンバー宅で開催されたディワリ・ランチに参加した。 北インドの伝統的な楽器、シタール(弦楽器)とタブラ(太鼓)による古典音楽の演奏。捉えどころなく浮遊するような音階。独特の旋律。その「音」には、季...
A HUNDRED HANDSの最終日、一人でもう一度、足を運ぶ。
日曜日。JAYAの個展を訪れ、美味ランチをたっぷりと味わい、ほろ酔い加減で眠たい午後。そのまま帰宅したいところだったが、A HUNDRED HANDSの最終日。1度目はゆっくりと眺める時間の余裕がなかったので、再度、訪問したのだった。 数多くの出店者が一堂に会する中。何度も顔を合わせてすでに親しい人...
🎨JAYAの個展にて。心安らぐ絵画に囲まれ、友らと語り合い、美味ランチで至福の日曜。
10月初旬に日本へ一時帰国して以来、濃密な日々を過ごしてきたが、土曜の夜、妹夫婦を見送ってひと段落。わずか5泊6日、実質4日間の滞在ながらも稀有な時間を過ごせたのではないかと思う。「ご家族がいらしているの? ぜひお連れして」という感じで、無条件に歓迎してくれるインドの友ら。 わたしにとってはすでに「...
Light saree of tussar silk. I really love polka dots! And the yellow and blue shades are also great!😻 タッサーシルクの軽やかなサリー。ポルカドットが好きなのだ。そして青と黄色の組み合わせがまた、いい...
My space is filled with the handicrafts of artisans.
🇮🇳My space is filled with the handicrafts of artisans. History, workmanship, life, love and passion embodied. The memories that each one holds. I reme...
Yes, I support handmade! いつものようにA HUNDRED HANDS
バンガロールを拠点に、10年以上前から開催されてきたA HUNDRED HANDS。インド各地の伝統的な手工芸の職人たちを支援する非営利の団体で、コンセプトはデリー拠点のDASTKARとよく似ている。どちらのバザールも、毎回訪れているのはもちろんのこと、ミューズ・クリエイションのメンバーはじめ、周囲...
TAJ WEST END。ガーデン・シティを象徴する「西の果て」のホテルにて。
バンガロールにおける視察旅行のコーディネーション、あるいは友人、知人らの来訪時に、わたしが必ずお連れする場所のひとつが、TAJ WEST END。豊かな緑に抱かれた、気品あるコロニアル建築が印象的なヘリテージ・ホテルだ。 バンガロール市街の西に位置するこのホテルには、歴史的な物語が多い。それに加えて...
ホリデー&結婚シーズンで浮き足立つ街。目まぐるしく流れる月日。
ヒンドゥー教の新年であり光のお祭りでもあるディワリは、一年で最も盛大な祝祭だ。今年は11月中旬がディワリだが、すでにディワリ関連のイヴェントやパーティはあちこちで開催されている。友人ら、あるいはコミュニティやグループが企画のパーティの招待状が舞い込んでくる。 さらには今、結婚式のシーズン。我が家はわ...
ハロウィーンと、満月と、妻の断食と。巨大モール探訪の午、ハロウィーンパーティの夜。
今日は水曜日だが、新居界隈の工事もなく、非常に静かだ。本日、11月1日は、カルナータカ州が正式に誕生した日とされる州の祝祭日である。多分、外では、赤と黄色の旗を翻して走るオートリクショーなどを見かけることだろう。 さらに今年は「Karwachauth カルバチョート」と呼ばれる、ヒンドゥー教の祝祭日...
😸日本とインドの相互理解を高めて発展へ。OKaeri Ventures オカエリ・ヴェンチャーズ 始動!
2012年に、社会貢献活動の場である「ミューズ・クリエイション」を創設し、その名前を多用するようになり、そもそもわたしがビジネスとしてニューヨークで開始した「ミューズ・パブリッシング」や、インドにおける我がビジネス部門の「ミューズ・リンクス」の影が薄くなってしまった。「ミューズ」と冠するものすべてが...
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インドに移住して20年。旧居を購入し、怒涛内装工事の果てに引っ越してから18年。「侘び寂び」よろしく、家の随所が傷んでいる。本来ならば、新居に完全移住したあとに旧居の内装工事にかかろうと思っていたが、当初の予定から5年遅れ。いつになるかわからない。そのうちにも、どんどん歳を取り、やがて自分のやる気が...
🏏インド移住前の米国在住時から、「クリケット」とは異様にインドの人々を盛り上げるスポーツだということは認識していた。普段は睡眠不足を嫌う夫が、4年に一度のクリケットのワールドカップ・シーズンには、開催されるその土地その土地の時間に合わせて、たとえそれが深夜でも、起きている。当時はインターネットで試合...
旅を減らしている今年はバンガロール滞在時間が長い。ゆえに、関心のあるイヴェントやお誘いいただいた催しには、極力、足を運んでいる。かつてなく、日本人コミュニティの集いにも参加していて、新鮮な気分だ。 先週の土曜日は、またしてもホワイトフィールドへ。同じ街とはいえ、これまで年に1、2回しか訪れていなかっ...
月に一度のミーティングのあと、麗しき我が友の誕生日を祝す。生花に彩られたケーキもまた、美しい。 インドでは、こうしてケーキを互いに食べさせ合うのがお決まりだ。だからって、口を開けすぎだ、自分。 誕生日の本人が、友人らをもてなすのもまた、インド。OberoiのWabi-Sabi(侘び寂び)にて、日本風...
モンスーンの到来が早い今年。このごろは、太陽が雲の向こうに隠れがち。そんな中、今週は外出が多かった。 火曜日の午前中は、恒例の女性の勉強会に参加した。この日の会場は、アーティストの友人、Jayaのお宅。彼女の描く情景は、我々の新居、旧居の随所を彩っている。勉強会(この日は作家のトークだった)が始まる...
2000年1月、父は末期の小細胞肺がんだと診断された。まだ62歳だった。民間医療も取り入れながら、抗がん剤治療を受け、一時期はかなり回復した。その後、再発、回復を繰り返し、2004年の今日、旅立った。 写真は2001年7月、わたしたちがニューデリーで結婚式を挙げたときのもの。一時的に回復していたころ...
わたしがホームページを立ち上げたのはニューヨーク在住時の2000年。メールマガジンを発行し、インターネット上にて発信をはじめた。そして、インド移住前の2005年にブログを開始した。以来、ほとんど毎日のように、何かしらの言葉を紡いでは、放ちてきた。 自分自身の在り方や関心や熱意の方向は、その時代時代に...
モンスーンにはまだ早い時節ながらも、大雨に見舞われているバンガロール。乾いた夏には水不足が叫ばれ、降れば降ったで道路が水没。街の随所が冠水し、いずれにしてもインフラストラクチャー不全の大都市だ。 仕方ない。なにしろ2001年の国勢調査では、約400万人だった人口が、25年後の現在は、東京都とほぼ同じ...
毎日が、目まぐるしく流れる。今年は旅も催しも減らしているのだが、このバンガロールを西へ東へ。 8月に大きなプロジェクトを控えている以外、今年は仕事を意識的に、思い切り、減らしている。その分、旧居の改築その他をやることになるので、結局は、あまりのんびりもしていられず。 ただ、本当に、ここ数年は体調管理...
数週間前、チェンナイにお住まいの日本人女性Aさんからご連絡があった。近々、ご帰任なさるとのことで、雛人形を引き取ってほしいという。わたしのブログをご覧になったうえで、活用してもらえるのではないかと思ったとのこと。 わたしの雛人形は、ガラスケース入りの小さなものだった。当時、若くて貧しかった両親が買っ...
バンガロールで二拠点生活を始めて、今月でちょうど3年になる。当初は1年以内に新居へ9割方、移る予定だったが、まだまだご近所さんの工事は現在進行形。4猫らは旧居で安住していることから、今だに新居はウィークエンドハウス状態だ。 「あの服はどっちの家?」「あの書類、ああ、忘れてきた!」「読みかけの本が……...
わたしが初めて「心理療法」という言葉に触れたのは、大学時代のことだ。わたしは文学部日本文学科を専攻していたが、中学や高校の授業では学ぶ機会のなかった「哲学」や「心理学」の世界を垣間見たいと、選択した。ユング心理学……中でも夢分析には強い関心を持ち、当時は毎日のように「夢日記」を記したものだ。そこには...
今週の月曜は、夕刻まで新居で過ごし、二組のゲストを迎えた。 午前中は、米国から旅行中の、夫のMIT(マサチューセッツ工科大学)アラムナイ(同窓生)の友人夫妻をお招きし、共にランチタイムを過ごす。インド系米国人のお二人は、インドにおけるMITアラムナイの活動にも尽力されている。 昨今の米国事情。トラン...
なぜ、インドとパキスタンは争っているのか。その背景を、5年前に制作したセミナー動画で説明しています。「パラレルワールドが共在するインドを紐解く」シリーズ全5本。本当は全部、見ていただきたいところですが、少なくとも②の 「広く浅く」インドの歴史(インド・パキスタン分離独立)の「6分30秒」あたりから3...
どういうことだろう。去年に比べると、旅も、仕事も、ミューズ・クリエイションの活動も、3割程度に抑えているはずなのに、気づけば5月も半ば。予定では、旧居の内装工事にかかっているころなのに。 ひとまずは、庭の柵の補強工事を終えた。向こう10年は安泰だろう。 翻って新居の広大な方の庭は、まだ、だだっ広いま...
わたしの夫は、北西インド、パンジャーブ州の出身だ。パンジャーブ州はパキスタンにもある。そもそもは、広大だった一つの州が、1947年のインド・パキスタン分離独立によって分断された。 1枚目の写真は、夫の母方の祖父母。夫の母方は、現在、パキスタン領となっているラホールの出自だ。祖母の両手首にあるバングル...
インドの伝統衣装であるサリーへの関心を端緒に、これまで20年余り、インドの伝統的なテキスタイルに親しんできた。あくまでも、「サリーが好き」だという嗜好の域だったテキスタイルへの関心。2年半前に「京友禅サリー」を通して日本の着物世界を垣間見、1年半前の一時帰国時に立ち寄った中古着物店で伝統的な着物のす...
先日、在ベンガルール日本国総領事館の中根総領事から晩餐のお招きを受けて、我々夫婦は総領事公邸へお伺いした。わたしは、先日の一時帰国時、自分のために購入し、「ナマステ福岡」でも着用した赤い京友禅サリーを選んだ。日本の色合いだな……と改めて思う。 昨年、わたしが急遽、コーディネートすることになったJWマ...
日曜の夜、バンガロール市街東部のホワイトフィールドへ赴いた。目的地は、和食レストラン「Hachi by Tenya」。新規開店前日の試食会に招かれたことから、浴衣姿で参上した。有松絞りのぶどう柄が気に入っている。 「Hachi by Tenya」というからには、日本の「天丼てんや」と関係があるのかし...
富士山によく似たムラピ山の西側に位置するボロブドゥール。思い出深き2泊の滞在を経て昨日の朝、車に乗り込む。目指すはムラピ山の南側に位置するプランバナン寺院にほど近い村。ジョグジャカルタを通過して、2時間あまりのドライヴだ。 インドネシアの古都と呼ばれるジョグジャカルタとその周辺。車窓からの情景は、の...
A dreamy morning. The magnificence of Mt. Merapi, a beautiful active volcano! The beauty of the Prambanan temples! 夢のような朝。 麗しき活火山、ムラピ山の雄壮。 プランバナン寺院群の麗...
旅の途中は、書きたいことが募る。しかし夫との旅は、ひとりになれる時間が限られている。すでに今朝、ボロブドゥールを離れ、今はジョグジャカルタの近郊、プランバナン寺院にほど近いホテルに滞在している。 今日の経験も色濃く豊か。しかしその前に、昨日の思い出を残しておきたい。 ボロブドゥールの仏教遺跡を訪れて...
インドネシアは、世界で最もムスリム(イスラム教徒)が多い国。信仰の自由がある国ながら、人口の87.2%、約2億人がムスリム、次いでキリスト教約9.8%、残る1.6%はヒンドゥー教ほか他の宗教とされている。そこにごくわずかの仏教徒も含まれているという。 インドで生まれた仏教は、マウリア王朝以降、4世紀...
17日の深夜、バンガロールを発ち、インドネシアのバリへ飛んだ。ベンガルール国際空港からデンパサール国際空港まで、インディゴ (IndiGo)の直行便が就航していることから利用。しかし、国内線と同じエコノミークラスのみの小さめ機材で、同じサーヴィスにての約7時間のフライトは、かなりタフであった。 18...
20代、東京。旅行誌の編集者兼ライターをしていたころ。 度重なる海外取材に飽き足らず、短い休暇もまた、取り憑かれたように、旅をした。 好奇心が爆走し、疲れ知らずだった。少々、体調を崩しても、たちまち回復した。 プライヴェートは、100%一人旅だった。取材では行けなかった土地を中心に。 中国、モンゴル...
Collectible toys in colorful capsules : a 19-year-old entrepreneur’s vision for the future that reflects India’s 5,000-year history. If you live in Ba...
[SOCIAL MUSE] An afternoon with young entrepreneur Kunzang バンガロールに住んでいる人ならば、目にしたことがあるであろうHAPPY TOPIAの「ガチャガチャ (Gacha- Gacha)」。土曜日は、そのHAPPY TOPIAの創業者Kun...
When I recently attended the Mysure Literature Festival, I wore an Indian bandhani (tie-dyed) saree on the first day and a Japanese Arimatsu Shibori y...
マイソールに行く前日、短期修行生のチネケさんと二人で、慈善団体を訪れた。わたしが彼女と行動できる時間は限られている。当初はバンガロール中心部を巡りつつ、この街の歴史や特徴などを説明しようと思っていた。しかし前日になり、急遽ニューアーク・ミッションへ連れていこうと閃いた。 💝New Ark Missi...
昨日は、正午にマイソールのホテルをチェックアウトして、バンガロールへと戻った。すでに記した通り、マイソール=バンガロール間のハイウェイが数年前に完備し、わたしが前回訪れた2021年とは道中の情景が大きく異なっていた。更にいえば、2003年の来訪時とは雲泥の差。別世界の情景だ。 マイソール=バンガロー...
昨日は7月7日「日曜日」だった。わたしと夫が、ニューヨークのリンカーンセンター前にあった大型書店、Barnes & Noble4階のスターバックスカフェで出会ったのも、1996年7月7日の「日曜日」だった。七夕の夜に書店でインド人男性と出会った日本人女性が、28年後の同じ日、インドの文学祭に招かれて...
これまで、この地を「マイソール(Mysore)」と記してきたが、正式名称は「マイスール(Mysuru)」だ。ボンベイ(ムンバイ)、カルカッタ(コルカタ)、マドラス(チェンナイ)……と、インドの都市名は英国統治時代に改称された。しかし、独立後は徐々に旧称が復活している。たとえばバンガロールの場合。「ベ...
北インドの大地を潤すは、聖なるガンジス川。一方のカーヴェリー川は、南インドの尊き水源、聖なる川だ。ここカルナータカ州のコダクにあるTalakaveriを源泉とするこの川は、インドの南端を潤しながら、東のベンガル湾へと流れ出る。 南インドに暮らす我々にとって、カーヴェリー川は命綱。この川が干上がれば、...
🇮🇳"The Alchemy of Crossing Over" ignites a fireside chat with extraordinary women. Join these phenomenal women who crossed over to discover themselves after breaking conventions, turning into a fitness legend, someone finding a purpose by turning author and chronicling epic senior journeys. A yoga practitioner and author with a new book unravelling the secrets of better sleep, a seasoned hypnotherapist sharing her journey, and a Japanese national taking to India with an amalgamation of cultures, thoughts and gestures. Together, they share their thoughts on crossing over and discovering the wellspring of joy that awaits on the other side.
明日より開催される文学祭に参加すべく、マイソールに来ている。バンガロールに次いで、カルナータカ州第2の都市。かつてここは、マイソール王国及びマイソール藩王国の首都であった。 わたしが初めてマイソールを訪れたのは2003年。インド移住前、ワシントンD.C.に暮らしていときだ。夫の家族とともにバンガロー...
JACKが、庭のテーブルの下で、丸くなっている。 日本から届く猛暑の知らせが遥か遠い。 今日から3泊4日でマイソールへ。 なかなか体調が「本調子」ではないお年ごろ。 自分の具合を監視しながら、食べるものも選ばねば。 身体を温め、滋養をつけるべく、今朝はご飯を炊き、味噌汁を作る。 ドライヴの旅。いつも...