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2022/12/08

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  • 電動アクスル(eAxle)の3大構成要素を解説

    eAxleは、車の部品の一つで、モーターやインバータ、減速機などの機能をひとつのユニットにまとめたものです。これにより、大きな電力を扱うことができるだけでなく、コンパクトで効率的な性能も備える必要があります。EVでは電池、モーター、インバー

  • NIOの半固体電池の性能は?

    中国の自動車メーカーNIOは、2022年末から2023年前半にかけて、NIO ET7に固体電池を搭載すると発表しました。NIOの固体電池を供給するのは、中国に拠点を置く電池技術企業「Beijing WeLion New Energy Tec

  • 日産自動車の全固体電池の実力は?

    多くの自動車メーカーは、EVに搭載する全固体電池の開発を進めています。日産自動車は、2028年までに、自社開発した全固体電池を車両に搭載して販売すると発表。高いエネルギー密度の目標を掲げ、リチウム金属負極の採用、コバルトフリー正極の採用など

  • 広州汽車集団の全固体電池は何が凄いのか?

    広州汽車集団(GAC Group)は全固体電池の量産を2026年に開始すると発表。その技術的詳細を一部公開しました。本稿では、GACの全固体電池の性能と、全固体電池に利用されている技術について解説します。広州汽車集団は2026年の全固体電池

  • 中国SVOLTの「コバルトフリー電池」は何が凄いのか?

    中国の電池メーカーであるSVOLT Energy Technology Co., Ltd(エスボルト・エナジー・テクノロジー)は、EV用電池の大手企業として注目を集めています。本記事では、SVOLTの事業と電池技術について解説します。SVO

  • 英語の文章を速読する方法

    「英語の速読が難しい」と感じることは、本当によくあることです。多くの人が同じ悩みを持っています。特に論文や新聞などの専門的なテキストを読む際には、読む速度が格段に落ちるものです。それは、慣れない語彙や複雑な文構造に頭を使うからで、全くもって

  • シャオミ新型EV「SU7」のスマート工場を考察する

    Xaiomiは初となるEV、SU7を中国で発売しました。同時にこのモデルの製造工程が公開され、その先進的な工程にも注目が集まっています。本稿では、シャオミのSU7を製造する工場の工程を見て、その技術的な進歩を考察していきます。製造工場はBA

  • 機械系の技術者がChatGPTを活用する方法8選

    最近大流行しているchatGPT。使い方次第で無限の可能性があるように思えるツールです。筆者は、自動車産業に従事する機械系の技術者です。私も、自分なりに様々使ってみて気付いた点をシェアしたいと思います。機械系の技術者に向いているChatGP

  • NMC811、単結晶と多結晶どちらが性能がよいのか?

    ハイエンドのリチウムイオン電池によく用いられる正極活物質「NMC811」。この材料のスペックには「単結晶」と「多結晶」があり、この構造の違いが電池の性能を制御する因子になります。本稿では、単結晶・多結晶のどちらの方が適した材料なのか、研究論

  • 理系技術者が最速でTOEICスコアを上げるためにやるべきこと

    理系技術者も、就職や転職、昇進で英語力が必要になる時代になりました。英語が苦手で逃げるために理系に進学し就職したのに、TOEICスコアを取得しなければならない、という苦しい思いをされている方も多いと思います。本稿では、理系技術者が最速でTO

  • 中国CATLの年次報告書を読み解く

    CATLは2024年3月15日金曜日に深セン証券取引所に年次報告書を提出しました。年次報告書には、CATLの研究開発体制や共同研究、開発した製品群やそのスペックなどが記載されており、興味深い情報源となります。本稿では、CATLの年次レポート

  • 理系技術職が大企業に転職、TOEICは必要か?

    理系の技術職が転職活動をする際に気になるのは、英語力です。特に大企業を志望する場合には、高い英語力が求められるのでは…?と考えてしまいます。この記事では、大企業転職にTOEICは必要なのか?に焦点を当てて解説します。結論:TOEICスコアは

  • BMWの搭載する全固体電池の全貌

    全固体電池は、次世代のバッテリー技術として、自動車産業を中心に多大な注目を集めています。特に、BMWも全固体電池の実用化に向けた取り組みを進めており、その一環としてSolid Powerという企業と協力しています。この記事では、BMWの全固

  • テスラのUnboxed Process用ワイヤーハーネス特許を読み解く

    テスラの製造技術アイデアであるUnboxed Processは、ヘンリーフォードの自動車製造ノウハウを一変させるとされています。モジュールに分割して並列に組み立て、最後に一体化するアイデアは大変興味深いものですが、デメリットも多くあります。

  • SK ONの全固体電池開発とバッテリー事業

    EV市場の拡大が続いています。EV開発の競争力を決めるのはバッテリー技術といっても過言ではありません。次世代電池として目される全固体電池は、高いエネルギー密度、高速な急速充電を実現し、EV市場のゲームチェンジャーとなるとされています。世界中

  • ASMLのEUV露光装置は何が凄いのか?

    半導体製造装置の主要な技術のひとつに、EUV(極端紫外線)露光装置があります。EUV(極端紫外線)露光装置は、わずか13.5nmという短い波長を使用して、シリコンウェハー上に数十億のトランジスタを含む微細なデザインを印刷することができます。

  • BYDはなぜ強いのか?

    近年、EV市場は目覚ましい成長を遂げています。中でも、中国の自動車メーカーBYDは、テスラを抜きEV販売台数で1位に躍り出るなど、自動車業界にその名を轟かせています。BYDの成功の要因は、手頃な価格設定と、独自の技術開発による高いコストパフ

  • DNPのフォトマスクは何が凄いのか?

    半導体製造における「材料」と呼ばれることも多いフォトマスク。DNPは3nmのプロセスに対応したフォトマスクを開発しました。フォトマスクの市場シェアは日本企業が強い分野ですが、そのなかでもDNPは高い技術力を持っています。本稿ではDNPのフォ

  • Googleの生成AI対策アルゴリズム変更でアクセスが激減した話

    2024年3月、Googleのアルゴリズムが改良され、検索順位が大きく変動しています。当サイトも例外ではなく、Google検索からの流入が大きく減少しました。本稿では、Googleのアルゴリズム変化と、それに伴う個別の記事のアクセス変化も含

  • テスラは4680セルで非対称ラミネーション電極を検討している?

    テスラは、より高いエネルギー密度を実現し、充放電速度を高める電池を開発しています。その一環で「非対称ラミネーション電極」を検討していると噂されています。この非対称ラミネーション電極とは一体何なんでしょうか。解説します。非対称ラミネーション電

  • リチウムイオン電池のバイポーラ構造とは?

    トヨタがニッケル水素電池に置いてバイポーラ構造を実現し、より小型化したバッテリーパックをハイブリッド車に投入したことは記憶に新しい所です。このバイポーラ構造は、ニッケル水素だけでなくリチウムイオン電池にも適用できます。本稿では、リチウムイオ

  • 電池材料開発に用いられる分析手法まとめ

    近年のEVの増加に伴い、リチウムイオン電池が車載用のエネルギー源として広く利用され始めています。電池の性能向上や新しい材料の開発には、材料の特性や構造を正確に理解することが不可欠です。電池材料開発にはさまざまな分析手法が用いられています。本

  • 電池材料開発におけるラマン分光とは?

    リチウムイオン電池の性能と寿命を左右するのが、材料の微細な構造です。電池の寿命を延ばすためには、電池材料が充放電のサイクル中にどのように変化するかを正確に理解することが不可欠です。電池材料分析において「ラマン分光」という技術がよく用いられま

  • テスラの低価格EVモデル2、発表はいつか

    コードネーム「レッドウッド」として知られるテスラのコンパクト車両「モデル2」は、電気自動車は小型で約400万円以下という価格設定が成されるとされています。本稿では、「モデル2」(コードネーム「レッドウッド」)に注目し、モデル2のデザイン、技

  • ホンダと日産の協業をみて思うこと

    ホンダと日産は、「自動車の電動化、知能化に向けた戦略的パートナーシップの検討開始に合意し、基本合意書を締結」しました。この協業を見据えた合意を見て、同じ自動車業界で働く一人として筆者がおもうことを書きたいと思います。具体的な内容は何も決まっ

  • なぜテスラは4680セルで環境負荷の高い人造黒鉛を使うのか?

    テスラ社が自社製造する4680バッテリーセルにおいて、負極材料として人造黒鉛を使用していることが確認されました。リチウムイオンバッテリーの負極材料として一般的に使用される黒鉛は、多くの場合、天然資源から採取されますが、テスラは価格が高く環境

  • 電池材料開発におけるXPSの役割

    全固体電池のような次世代の電池材料の研究開発において、材料の性質を正確に理解し、最適化することが重要です。X線光電子分光法(XPS)は、電池材料の表面と界面の化学的状態や組成を詳細に分析するための強力なツールとして、電池の性能、耐久性、およ

  • 電池材料開発におけるX線CT測定とは何か?

    X線CT測定、すなわちX線コンピュータ断層撮影は、医療分野だけでなく、電池材料開発などの工業的応用においてもその価値を示しています。この技術を用いることで、物体の内部構造を非破壊的に、かつ三次元的に可視化することが可能になります。特に電池材

  • 電池材料におけるX線回折(XRD)とは何か?

    XRDは、物質の結晶構造を解析するためのツールとして、電池開発でも重要な役割を果たしています。結晶構造は、物質が原子や分子が規則正しく並んだパターンで配置される際に形成される、美しい3次元の構造を指します。XRDが注目される理由の一つは、こ

  • 電池材料開発におけるSEM像の役割を解説

    現代の科学技術は、目に見えない微細な世界を探求することで、新たな発見と革新を生み出しています。特に材料科学分野では、物質の微小な構造を詳細に「見える化」することで、その性能や応用範囲を大きく左右します。「見える化」を実現しているのが、走査電

  • 電池材料開発におけるTOF-SIMSの役割

    分子レベルで材料の秘密を解き明かす鍵となるのが、飛行時間型2次イオン質量分析法(TOF-SIMS)です。この精密な表面分析技術は、微量成分を発見し、試料表面の化学組成を高い解像度で可視化することができます。本稿では、TOF-SIMSがどのよ

  • 中国が船輸送の制約から解放されつつある

    中国の自動車産業が、長年にわたる輸送面での制約から解放されつつある兆しを見せています。特に電気自動車(EV)の輸出において、中国は新たな局面を迎えています。中国EV輸出のボトルネックは輸送力2023年には中国の車輸出台数が491万台に達し、

  • ホンダの第二世代FC(燃料電池)システムへの一考察

    ホンダが、水素燃料電池システムを外販するようです。同時に、第二世代と呼ばれるホンダの燃料電池市システムも公開され、注目が集まっています。本稿では、筆者の一考察を交えながら、ホンダの第二世代燃料電池システムについて解説します。燃料電池とは燃料

  • 「シリコンウェハ」メーカーの市場シェアランキング

    シリコンウェハは、半導体デバイスの製造において不可欠な素材です。デジタル化の加速、5Gの普及、AIやIoTの進展に伴い、その需要は年々高まっています。ここでは、2020年~2021年の市場シェアランキングに基づき、シリコンウェハ業界の主要企

  • なぜ日本は台湾TSMC工場の完成を喜んでいるのか?

    TSMC(台湾積体電路製造公司、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)が熊本県に初の工場を建設し、開所式には日本産業界の重要人物が集結しました。台湾の企業TSMCが日本で工場を開設するわけです

  • STANDARD ENERGYのバナジウムイオン電池は何が凄いのか?

    STANDARD ENERGY社は、エネルギーストレージシステム(ESS)向けにバナジウムイオン電池を開発しています。聞きなれない「バナジウムイオン電池」とは一体何なのでしょうか。バナジウムイオン電池とはバナジウムイオン電池(VIB)は、そ

  • LGESの電池事業は困難に直面している

    LGエネルギーソリューション(LGES)は、車載電池の世界シェア3位につける電池メーカーです。一方で、2023年は売上の減少、電池価格の下落、そして中国勢との競争激化という三重の逆風に直面しています。本記事では、LGエネルギーソリューション

  • テスラのドライ電極は何が凄いのか?

    テスラが開発したドライ電極技術は、リチウムイオン電池の製造プロセスを大きく変える可能性があります。従来の電極製造方法は、スラリー溶液を用いており、これには多くのエネルギーと時間が必要でした。しかし、テスラはこのプロセスを一新し、ドライ電極技

  • モバイル機器向けリチウムイオン電池の市場シェアランキング

    モバイル機器の普及に伴い、リチウムイオン電池の需要が急増しています。これらの電池は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、日常生活で使用される多くのデバイスの心臓部とも言える部分です。今回は、この競争が激しい市場で、どの企業がリー

  • 富士電機のパワー半導体事業はなぜ強いのか?

    富士電機は、主に重電系事業で知られる伝統的な企業ですが、パワー半導体分野においても強い存在感を示しています。発電所や変電所、産業用大型機械など、インフラ系を含む幅広い製品と事業を展開しており、特にパワー半導体に注力していることが特徴です。2

  • DALL-Eに「AIっぽくない画像」を生成させるコツ

    ChatGTPでDALL-Eが利用できるようになってから、ニュースサイトやブログなどでDALL-Eを使った画像が掲載されているのを目にするようになりました。ただ、AIが作った画像は見ただけで「あ、これDALL-Eだな」と気付くようなものが多

  • マグネシウムを用いたギガキャストは実現するか?

    ギガキャストは、テスラが導入した自動車ボデー製造のための技術で、アルミニウムの大型鋳造品を製造し、自動車ボデーとするものです。アルミニウムの代わりに、より軽量なマグネシウム合金を使用したギガキャストが検討されています。マグネシウムのギガキャ

  • トランプが当選すると、EV政策が減速するのか?

    2024年の米大統領選の結果は、米国のEV政策の未来に大きな影響を与える可能性があると考えられます。トランプ氏のEV政策(グリーン・ニューディール)に対する考え方をまとめておきます。トランプはEV政策を任期初日に覆すもしトランプ前大統領が再

  • OpenAIライブラリを1.8.0に更新したらコードが動かなくなった話

    OpenAIライブラリのバージョンを1.8.0に更新すると、過去に使っていたコードが動かなくなりました。あるあるです。プログラムが動くようになる解決策と、なぜ動かないのかをChatGPT先生に聞いてみました。エラーと解決策Traceback

  • ダイハツ不正は「対岸の火事」ではない

    ダイハツ工業の大規模な不正行為が明らかになりました。安全を保証するための車両の認証試験において、意図的に虚偽のデータや手法を使用して国の認証を不正に取得していた、とされています。このダイハツの不正の原因は「短期開発スケジュールによる現場の負

  • Open-AI APIを使ってテキスト読み上げプログラムを作ってみる

    Open-AIのAPIには、テキスト読み上げモデル(text-to-speech:TTS)があります。これを使うと、任意の文章を「とても自然に」読み上げた音声ファイルを作成できます。しかも英語/日本語など多言語に対応しているようです。この記

  • XPENG AEROHTの「空飛ぶ車」とその開発課題

    「空飛ぶ車」は、今後10年間で技術開発と法整備が進むと見込まれている技術分野です。中国の自動車メーカーXPENG(シャオペン)の子会社であるXPENG AEROHTは、電動の空飛ぶ車を開発しています。特徴的なのは、個人ユーザの使用をターゲッ

  • トルコの自動車メーカーTOGGとは?市場シェアと展望を解説

    TOGG(Türkiye'nin Otomobili Girişim Grubu)は、トルコの自動車メーカーで、トルコのエルドアン大統領による自動車ブランド計画に基づいて設立されました。TOGGは現在、T10XとT10Fという2つ

  • 数値で見る中国自動車市場の今と未来

    中国の自動車産業が成長を続けています。特にEVやハイブリッドを含むNEV(New Energy Vehicle*)の販売が伸びており、伴って中国から諸外国への輸出も増加しています。この記事では、実際の数値を見ながら、中国における自動車産業の

  • 水素をつくる水電解装置、今後主流となるのは?

    水素は持続可能なエネルギー源として注目されています。電気エネルギーで水素ガスを生産する「水電解」技術が近年実用化されつつあり、再生可能エネルギー源から生成された電力を使用して、環境に優しい方法で水素を生産することが期待されています。この記事

  • 芯联集成(UNT)のSiCパワー半導体

    芯联集成(United Nova Technology)は、中国の半導体企業です。特に車載のパワー半導体やSiC分野で成長著しい企業で、中国ではSiCパワー半導体の大手に続いてシェア6位に位置しています。本稿では、United Nova T

  • 直接リチウム抽出法(DLE)とは何が凄いのか?メリットとデメリットを解説

    EVが普及するに従い、車載用のリチウムイオン電池に必要な「リチウム」の需要が高まっています。直接リチウム抽出法(DLE)は、リチウム製造のスピードを革命する技術です。DLEは効率的で環境負荷が少ないリチウム抽出方法として注目されており、今後

  • 私の書庫2024

    2024年に読んだ本の一覧。無駄な本を極力買わないようにするための戒めでもある。2021年はこちら。2022年はこちら。2023年はこちら。温かいテクノロジーLOVOTに興味があり購入。ただ、LOVOTに関する記述は比較的少なく、ロボットと

  • 米国の水電解、「補助金」の条件が厳しすぎる

    最近、アメリカ政府は水素エネルギーの生産を促進するための新しいルールを発表しました。ここでは、この政策がどういうものか、そしてそれが直面している課題について簡単に説明します。米国における水素製造「補助金」の条件バイデン政権の設けた新指針は、

  • パワー半導体メーカー市場シェアランキング

    EVの普及によって今後市場の拡大が予想されるパワー半導体。動力部品の電圧昇圧に用いるインバータに用いられるパワー半導体のメーカーの市場シェアランキングを紹介します。個別企業について、それぞれの企業の取り組みも併せて紹介していきます。パワー半

  • ロームのSiCパワー半導体

    ロームはパワー半導体の研究・開発に注力しており、特にSiCパワー半導体の強みを持って競合他社との競争に勝っています。また、東芝との共同生産や経済産業省による支援など、パワー半導体事業の拡大に取り組んでいます。本記事では、ロームのSiCパワー

  • Huawei(ファーウェイ)の自動車事業戦略

    Huaweiは米政府の輸出規制によりスマートフォン事業に打撃を受け、その新たな収益源として自動車関連事業に注力しています。本稿では、ファーウェイの自動車事業戦略を俯瞰してみます。ファーウェイは新たな収益源を自動車関連事業に求めるファーウェイ

  • タイの自動車産業と電動化の動き

    「アジアのデトロイト」と呼ばれるタイは、EV化の波にもうまく乗ろうとしています。中国企業などの資本を国内に誘致し、工場建設や技術の取り込みをうまく進めています。本稿では、タイの自動車産業の動きと、今後の見通しを解説します。タイは世界10位の

  • 大日本印刷(DNP)の電池用パウチは何が凄いのか

    リチウムイオン電池の部品であるバッテリーパウチ。パウチの世界シェア1位にあるのが大日本印刷(DNP)です。DNPがなぜ世界シェア1位の座を守り続けられるのか、業界の目線から解説します。大日本印刷(DNP)とは日本の大日本印刷(DNP)は18

  • マクセルの全固体電池の性能を考察する

    マクセルは全固体電池を開発する企業の一つです。産業機器用に全固体電池を開発しており、EVなどの車載向けではありませんが、円筒型の全固体電池など、ユニークな技術を開発しています。この記事では、マクセルの全固体電池について紹介します。円筒型の全

  • Googleの量子コンピュータ開発の進捗

    Googleは2019年に量子コンピュータ「Sycamore」を開発し、量子超越性を実現しました。さらに、2023年までに量子コンピュータの誤差率を低減するなどの重要な進展を達成し、商業的に実用的な量子コンピュータの構築に向けた可能性と期待

  • 量子ビット数の現在の最高水準と、今後の目標値

    量子コンピュータで議論されれる量子ビット、その数が多いほど量子コンピュータの処理能力も拡大します。では、現状の量子ビットはどの程度の数が実現しているのか、今後はどの水準を目指して開発するのか、詳しく解説します。量子コンピュータのビット数の現

  • リチウムイオン電池の三元系正極材(NMC)とは何か?

    リチウムイオン電池について調べていると、NMC正極という言葉をよく耳にします。NMCはニッケル・マンガン・コバルトの略称で、これら3つの元素が1つの「活物質」粒子として存在しています。本稿では、NMC正極がどのような構造体なのか、どのように

  • 今後成長が期待される、新興自動車メーカー11選

    電気自動車は部品点数が少なく、自動車業界への参入障壁が下がるとされています。EV化の流れを受けて、成果各国で新興自動車メーカーが生まれ、そのなかのいくつかの企業は成長を続けています。本稿では、今後成長が期待できる新興自動車メーカーを紹介しま

  • 中国CALBの電池事業と注目すべき技術

    CALBは、中国第3位の電池メーカーです。車載電池を手掛けるCALBは、中国の電池大手であるBYDやCATLほどの知名度はありませんが、高い技術力を持つ企業であることは間違いありません。この記事では、CALBの電池技術について解説します。C

  • 今後実用化が期待できる「量子デバイス」一覧

    量子デバイスは、分子や原子の量子力学の特性を利用して作られた電子部品であり、センサーや通信、コンピューターなどへの応用が進められています。量子技術は、革新的な応用が期待され、将来的にはさまざまな分野での進化が見込まれています。近い将来実用化

  • 能元科技(E-One Moli Energy Corp.)のリチウムイオン電池

    台湾水泥の子会社である能元科技(E-One Moli Energy Corp.)は、世界トップクラスのメーカーで高性能なリチウムイオン二次電池製品を製造しています。その製品は様々な産業分野で使用され、高い評価を得ています。大きなメーカーでは

  • ルノー資本のEV新会社「アンペア」上場の予定

    アンペアは、ルノーグループが設立した新しい会社で、電気自動車(EV)とソフトウェアに特化しています。この記事では、アンペアの展開する電気自動車ブランドについて解説します。アンペアとはどんな企業か?アンペア(Ampere)は、フランスの大手自

  • 量子コンピュータってなに?分類を解説

    量子コンピュータが、現在主流の古典コンピュータをいずれ置き換えるだろうと考えられてます。それは2030年以降との見方が強いですが、既に多くの研究機関や企業が開発を行っており、様々な型式の量子コンピュータが生まれています。この記事では、量子コ

  • 躍進する中国のSiCウェハメーカー3選

    中国では、SiCウェハの生産増加が進んでいると報じられています。中国企業の増産により、2024年以降には中国産のSiCウェハが世界シェアの50%以上を占める可能性があります。中国でSiCウェハ企業が成長している中国では、SiCウェハの生産増

  • 半導体市場シェアの企業ランキングTOP15

    この記事では、半導体業界の競争激化やアジア企業の存在感、半導体の分類や技術の進化、そして日本企業の課題について解説します。半導体市場における企業シェアランキング2022年の半導体企業のシェア(techinsights情報をもとに当サイト作成

  • CATLは中国市場で失速しているのか?伸びている企業は?

    中国の車載バッテリー市場で、CATLの減速が伝えられています。CATLは目下世界一の車載バッテリーメーカーで、中国だけでなく世界中で車載電池を供給しています。その地位が少しずつ変化していると伝えられていますが、実態はどうなのでしょうか。本稿

  • パナソニックの車載バッテリー戦略

    EV用バッテリーのシェア10%を握るパナソニックは、市場での競争力を高めるために車載電池の開発と市場投入を加速しています。今後、このシェアを維持し、拡大していくために、パナソニックはどのような戦略をとるのか、解説します。パナソニックのリチウ

  • 世界各国での「EV充電規格」の分類と今後の見通し

    EVの普及には、充電インフラの整備が欠かせません。世界各国では、異なるコネクター規格が存在し、それぞれの地域での充電方法が異なっています。では、具体的にどのような規格が使われているのでしょうか。この記事では、世界各国で用いられる代表的な充電

  • 業界関係者がジャパンモビリティショーで見るべき企業展示まとめ

    東京国際展示場にて、ジャパンモビリティショー(JMS)が開催されています。筆者も自動車業界で働くものとして、とても楽しみにしていたJMSに行ってきました。この記事では、自動車業界の関係者が考える「見るべき企業展示」を紹介します。技術的観点か

  • 半導体「製造装置」シェアの企業ランキングTOP10

    半導体製造装置は、半導体業界において重要な役割を担います。製造業においては、製造装置は生産の要であり、製造装置で高いシェアを持つ企業は、装置の性能や耐久性、価格、サポート体制が強い企業であると判断できます。本稿では、半導体製造装置について、

  • 【SEVB】Sunwoda(サンオーダ)のナトリウムイオン電池と全固体電池

    Sunwoda(サンオーダ)は、車載用電池事業としてSEVBブランドを展開しています。サンオーダはリチウムイオン電池を主要な商品として展開していますが、将来電池にあたるナトリウムイオン電池や全固体電池の開発も進めています。この記事では、サン

  • EV普及の4つの課題:日本の充電インフラ問題は解決するか?

    EVの普及が進むといわれている昨今。実際のところ、今後EVはどの程度普及するのか。自動車関連に従事している人間には「EV化が進むと自分の仕事がなくなるかもしれない」という危機感から、関心の高いテーマでもあります。今後、自動車のパワートレーン

  • スマホ製造の王者・ホンハイが進めるEV戦略「HIM(Mobility in Harmony)」とは?

    スマホ製造の大手、鴻海(ホンハイ)がEV事業に進出してきています。鴻海のEV量産向け開発プラットフォームMIHの展開が始まっており、元日産のCOOで、日本電産の前社長である関氏が、鴻海のEV戦略トップに就任するなど、新事業への移行が進んでい

  • SiC技術に全振りするウルフスピード(Wolfspeed)に未来はあるか?

    ウルフスピードは、35年以上にわたりSiCのウェハと高品質のパワーデバイスを製造してきた企業です。主流のシリコンの「次の一手」となるSiCに集中的に投資を回してきたウルフスピードは、電気自動車市場での需要の増加に応えるため、SiC関連への設

  • オン・セミコンダクターのSiCパワー半導体の成長を予測する

    オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)はアリゾナ州に本社を置く半導体メーカーです。電気自動車の電力制御に用いられるインバータ用に、炭化ケイ素(SiC)という次世代のパワー半導体素子を開発しています。SiCは従来のシリコン

  • 中国EV新興「NETA Auto」の実力は?

    NETA Auto(ネタオート)は中国の新興EVメーカーのひとつです。廉価なEVを販売し、販売台数では中国の新興EVのなかでも目立つ存在となっています。NETAの技術力と、その商品性について解説します。ネタオート(NETA Auto)とはN

  • 中国新興EV企業「AVATR(アバター)」の実力は?

    AVATR Technologyは、中国の新興電気自動車(EV)メーカーであり、その成長と技術の進歩に注目が集まっています。Huaweiと中国電池大手CATLとの提携により、新興企業でありながら非常に高品質な商品を展開しています。AVATR

  • 【画像65枚】画像生成のDALL-E 3を遊び倒してみた

    Open AIが画像生成のDALL-E3を発表しました。ChatGTPの課金版と、Bingブラウザで利用できるとのことで、休日の暇な時間を使って遊び倒してみました。簡単なプロンプトを入力するだけで、意図したようなイラストや写真がガンガン生成

  • 出光興産が全固体電池関連で注目される理由

    出光興産が、全固体電池関連として注目されています。その主要因は、同社の開発・生産する硫化物型の固体電解質にあります。出光興産の固体電解質について、技術的目線から解説をします。出光興産は全固体電池用の電解質を生産する石油元売り大手の出光興産は

  • Blue Solutionsの全固体電池は何が凄いのか

    Blue Solutionsは、フランスのボレログループの子会社であり、「全固体電池製造の最古参」とも言われています。近年では鴻海がBlue Solutionsとの協業を発表、全固体電池を2026-28年に、電動バイク向けに製造するとしてい

  • 注目すべき中国新興EVメーカー3社、生き残るのは?

    現在の中国自動車市場では、三つの新興自動車メーカーが競争を繰り広げています。この記事では、新興EV3社について解説し、「どこが生き残るのか」という視点で今後の見通しを考察します。注目される中国新興3社中国で躍進する新興自動車メーカーとして、

  • 今後もテスラはSTマイクロをSiCのサプライヤーに選ぶのか?

    テスラは2017年、STマイクロエレクトロニクスのSiCパワーデバイスをモデル3に採用しました。SiCパワーデバイスは、電気モーターの電力変換に用いられるインバータの性能向上に貢献、モデル3の航続距離改善に貢献しました。自動車業界で初めて大

  • SiCパワー半導体の市場シェア企業ランキング

    この記事では、SICパワー半導体の市場シェアについて詳しく紹介します。SICパワー半導体は、将来的にシリコンに代わって主役となることが期待されています。さまざまな企業が市場をリードするために様々な取り組みを行っており、その中でも今回は特に注

  • 2023年、Li Autoは中国新興メーカーのなかで頭一つ抜け出した

    Li Autoは中国の自動車メーカーで、新興の会社ですが、素晴らしい業績を収めています。彼らは高級なハイブリッド電気SUVを提供し、競合他社を上回っています。また、Li Autoは開発チームに経験豊富なメンバーを迎え、革新的なアプローチをし

  • 新興EV企業「シャオペン(小鵬,XPeng)」の技術力と、近年の失速の理由

    シャオペンは中国の自動車メーカーであり、テスラやBYDなどのライバルとの競争を繰り広げています。設立からわずか6年で、彼らは中国市場で注目を集める存在となりました。フォルクスワーゲンとの提携など、彼らの成長戦略にはさらなる期待が寄せられてい

  • ホンダ北米初の量産EV「プロローグ」に搭載される電池技術とは?

    ホンダとGMのコラボレーションによって生まれた、新たなるEV、2024年初めに北米で発売予定のホンダ・プロローグ。スポーツ用多目的車(SUV)のタイプでありながらも、GMのUltium技術を搭載し、Googleのサービスも活用するなど、先進

  • テスラのギガキャスト技術のメリットとデメリット

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