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2022/11/30

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  • 働き方改革、ワークライフバランス、男女平等という念仏を唱えている職場を退職することのススメ

    58歳で早期退職をしましたが、現在の心境としては、「後悔はなく、条件が整えば退職は絶対おすすめ」だと思っています。 私の職場は、国の機関でした。 30年以上勤めて58歳でしたから、もう少し頑張ればめでたく定年退職というところまで来ていました。そんな状況でも強く感じていたことがあり、早期退職を決断しました。 以下、組織と縁を切ろうと考えた経緯を書いてみようと思います。 1 職場では、理想を実現する制度が次々に導入された ワークライフバランス、男女共同参画、最近では働き方改革と立て続けに政策が打ち出されました。 民間企業ではまだまだその理念が行き渡らず、理想とは程遠い状況が続いていると言われていま…

  • 敬遠してきた「忠臣蔵」が面白かった ~小説「花や散るらん」、赤穂浪士記念館・・・~

    忠臣蔵ご存じですか?知ってるに決まってますか? 実は、私、この年にしてあまりよく知りませんでした。 最近は減りましたが、一時は年末と言えばお金をかけた豪華キャストで、忠臣蔵ドラマが放映されていた時期もありました。そのころは働いていて忙しく、見る暇もありませんでしたし、何より古臭い勧善懲悪のストーリーをわざわざ見る気にもなりませんでした。 ただ、その印象が変わりました!! 発端は、葉室麟さんの小説「花や散るらん」。 史実をもとに徳川綱吉、柳沢吉保、吉良上野介、浅野内匠頭の人物がよく描きこまれて、主人公が歴史の流れに巻き込まれていく様子が伝わってきます。史実をもとにしていますから、当然、関連したい…

  • 休職という経験があったから、静嘉堂文庫美術館の国宝、重要文化財のすばらしさを味わえた

    静嘉堂文庫美術館が丸の内に、先日(令和4年10月)に開館したので、さっそく行ってきました。三菱の美術館というので、すごいんだろうなという漠然とした予感はありましたが、結論として、凄まじいレベルの高さでした。 次から次への国宝が出てきて、重要文化財だと「なんだ重文か。」とかいう感じになります。言いたいのは、感覚がおかしくなるくらいものすごい展示だったということです。 退職をして、人生の豊かさを感じることが多くなりました。 うつ病で苦しい思いもしましたが、おかげでよい人生になったとも実感しています。静嘉堂文庫美術館を楽しむことができたのも、つらい経験があったからだと思います。 うつ病で休職中には、…

  • 退職の手順:「これまでやってきたこと」、「これからの課題」をまとめてみた

    今年(令和4年)7月末に公務員を退職して、現在、人生を再構築中です。 これまで考えてやってきたことをまとめてみます。参考になる方がいたらいいなと少し思います。 1 本気で退職を意識し、投資を始めた 20数年前に。激務、ストレスによりうつ病になり、長期治療期間に入りました。このときに初めて本気で退職を意識しました。 この時は、退職を決断するには至らなかったものの、いざ退職するとなるとそれなりのお金の準備が必要であることを明確に意識しました。 当時出会った本から、投資の重要性を認識して、ネット証券会社で口座開設。数万円から投資を始めたのがこのころです。 hatasan2.net hatasan2.…

  • 森友文書改ざん事件の佐川元理財局長が損害賠償責任を負わないのはおかしくないか

    昨日(令和4年11月25日)午後、森友文書改ざんをめぐる事件で亡くなった関東理財局職員の奥さんからの損害賠償請求が棄却されたとのニュースが流れました。 記事を見る限りでは、佐川氏側は過去の最高裁判例を挙げ、公務員の職務中の行為については国が賠償責任を負い、個人の賠償責任は問えないと反論していて、これを大阪地裁が認めたようです。 佐川氏側が引用したこの判例は、ある意味有名なものです。 最高裁判例の内容は、仕事をしていて組織としてきちんと意思決定したものについて個人が責任を負うというのはおかしいというものです。仮に間違えた判断をしていても「組織として判断」したのだから、組織が責任を負うということで…

  • テレビをだらだら見なくなったら、ストレスが減った。ワールドカップも試合は見るけど、報道は見ないようにしようと思う

    私のような50代男性は、幼少期はテレビの黎明期で、それからの人生を常にテレビを見ながら生きてきました。「テレビっ子」という言葉がありましたが、「まさにそれ!」という感じです。考えてみれば、全くテレビを見なかった日はないのではないかとさえ思います。 退職を契機にどんな生活をするかということを考えるようになりました。 仕事をしていた当時は、仕事による過度の緊張を緩めるために飲酒していたのと同様に、何もしたくなくて受け身でいるためにテレビを見ていました。でも、緊張を緩めるための飲酒が体によくないのと同様に、テレビもただ受け身で見て、だらだらと時間を過ごすことはよくない。 両方とも当たり前のことなので…

  • 97歳のドライバーのブレーキ・アクセル踏み間違え事故のニュースへの素朴な疑問

    97歳の男性がブレーキとアクセルを踏み間違えて事故を起こしたというニュースが報道されています。近隣住民の話として、駐車場に入れるのに苦労していた、狭い道を曲がるのに何度も切り替えしていた・・・などの証言も紹介されていました。 高齢になって運転していたことの是非、そうせざるを得なかったことの社会的な問題を伝えようとしていることを強く感じます。その問題が解決されないために尊い命が失われたり、怪我をしたりする人がいる。 そのこと自体はよくわかります。 でも、わからないことがあります。オートマチック車(AT車)のブレーキアクセルの踏み間違いの事故のニュースって、随分前からあったように思います。 車の構…

  • 退職を初めて意識したとき、「投資を始めよう」と思わせてくれた本

    退職を気にしだしたのは、二十数年前、長時間残業と強いストレスのある職場にいた時です。 でも、その職場にいるときには、仕事の終わった時に、なんとなく「どうしたら辞められるかなあ」と考えることはあっても、具体的に調べたり深く考えたりする時間はなく、気持ちの余裕もありませんでした。 本当に考えるようになったのは、体調を崩して休職した時からでした。30代のころで、ただただ転職先を検討していた記憶があります。 でも、「転職イコール人生のダウングレード」という日本の常識は今も昔も変わりません。結局、仕事を辞めて人生をやり直すという行動を起こすことはできませんでした。 ただ、この頃から、定年前に途中で退職す…

  • 「出世望まぬ公務員」の記事を、公務員の管理職をやっていた視点から考えてみた

    今日のネット記事に『出世望まぬ公務員「勉強時間ない」「昇進よりも家庭」 自治体は苦悩』と出ていました。 記事は、「勉強する時間がない」「昇進より家庭を優先という意識」が背景にあるとみられると書いています。記事に対するコメントを見ると、公務員なのにそういう意識はどうなのかという趣旨の投稿が多く見られます。 税金から給料をもらっているのですから、「勉強しろよ」「仕事をおろそかにするな」という意見はもっともです。 でも、本当に個々の公務員の意識の問題なんでしょうか? 記事の末尾で「試験を受けられない理由」も大事だと言う学者の方のコメントもありますが、もう少し具体的に考えてみたいと思います。 私も今年…

  • うつ病になって入院したことが、その後の人生でよかったと思えたこと

    今から20年以上前のことですが、職場の極端な残業の多さやストレスが原因で、うつ病になったことがあります。 hatasan2.net 10年以上かかりましたが、私は、運良く回復することができました。 これは、人生における大きな転機だったと思います。 うつ病になる前は、本当に一生懸命よく働いていたと思います。残業の最高記録は月211時間。政策案件を扱う仕事で複数の部署の板挟みになることも多く、常に大きなストレスを抱えていました。他方で、子供が生まれたばかりでしたが、当時は今ほど子育てするための制度が整っているわけではなく、夫婦2人だけで子育てをするのは相当大変でした。 211時間残業した月は無理だ…

  • クレーマー対応をしていて心が壊れそうだった頃、思ったこと

    仕事でクレーム対応が日常的なところに随分長いこといました。 クレーム対応のノウハウについては、いろいろなことが言われていますが、結構長い私の経験から(本当に長いです)、思うところを述べます。 巷のクレーム対応部署のマニュアルは概ね 1 傾聴、共感 2 事実確認 3 対応策 4 お詫び、感謝 5 フィードバックと改善 というようなことが書かれています。研修でもそんなことが言われます。 でもそういう仕事をしてつぶれてしまった人いませんか? 現実にクレームを入れてくる人の大部分は、いわゆるクレーマーです。正当なクレームは少ない。それなのに正当なクレーム前提のマニュアルだけが作られています。クレーム対…

  • 退職した男子一人暮らしの食事考:コストも手間も下げる

    男子一人暮らしをうまくやるコツは、「生活を楽しめる」ことだと思います。 私の父は、90歳近くになりますが、今も一人暮らしで頑張っています。 サ高住(サービス付き高齢者住宅)に入ったりすることも協議しましたが、結局、今の生活を楽しめているということで、現状維持となっています。父曰く「食事を作ることがめんどうなわけでもなく、できないことがあるわけでもなく、買い物も炊事もそれなりに楽しんでいる」とのこと。もちろん90歳近くですので、週一でヘルパーの方に掃除はお願いしています。 母が10年くらい前に亡くなりましたので、父も急に健康を害したりすることもあるかと心配していましたが、長い期間、大過なく過ごし…

  • 気持ちのいい天気!!

    hatasan2.net hatasan2.net 2022年11月19日土曜日、東京地方は気持ちよく晴れていますね。 窓全開で、本読んだり、ブログ書いたり・・・。 一昨日息子が来たので、ベランダには使ったシーツなんかを洗濯して干していますが、基本的に白で統一しているので、それも気持ちの良さを助長しています。 本は、葉室麟さんの「花や散るらん」を読了しました。 アマゾンのカスタマーレビューでは、「読みにくい」というのが多いのに、最後は一気読みした等という矛盾したものが多く、何がなんだかわからねえよって思いながら手に取ったのですが、結局、全く同感です。 忠臣蔵の時代に生きた剣の達人の主人公の夫婦…

  • 退職して、だらけない努力。生活を楽しむ

    最近聞かなくなりましたが、定年後の男性が「ぬれ落ち葉」と言われていた時代があります。 男性が定年退職後やることがなくなり、妻の行く先々についてくる。趣味も仕事もなくうっとおしいだけの男性のことを言う言葉でした。 退職後は通勤はなくなりますし、勤務時間も休憩時間もありません。仕事がなくなると、何のメリハリもなく過ごそうと思えばできます。自分を律していなければ、使い物にならない人間になるリスクは定年退職ではなくてもあります。 私は一人暮らしなので、そういう意味では「ぬれ落ち葉」にはなりません、とか言ってる場合ではない。 退職後1か月ほど、基本的には、規則正しい生活をして、きちんとしたものを食べる、…

  • 仕事の経験から人を人として扱うことの大切さを学んだ

    公務員に限らず会社員の方で、過労死ラインを超えて働いている人いると思います。 私の超過勤務(残業)の最高記録は月211時間でした。20年も前の話ですが。 計算していただけばわかると思うのですが、平日に午前0時まで働いたとしても、211時間には到達しません。平日が月に22日あったとして1日7時間残業でも144時間、残りの67時間は休日出勤です。土日が9日あったとすると、休日1日につき7時間働いた計算です。休みの日もありました(数日)から、休日で出勤した日は平日並みに働いていたということですね。 まだ30代前半の若い頃で、国会対応をする部署にいました。当時は委員会での質問の内容の事前通告が遅く(今…

  • ハラスメントやストレスから自分を守るために距離を置くことの大切さ

    現在、職場でハラスメントやストレスに晒されている人、結構いますよね。大丈夫でしょうか? 私も随分経験しました。 ハラスメントされる人って、優しい人、気を使う人、気の弱い人が多いですよね、仕事ができる人に対してハラスメントが起きることも多いです。 ハラスメントする人というのは、意図的に意地悪をする人もいますが、自分は被害者だと固く信じて人に当たる人などもいます。 ハラスメントの内容としては、できるはずのないこと、できない量の仕事を押し付ける、仕事のやり方にいちいち難癖をつける、無理なことをやれと「切れる」、間違いを執拗にとがめるなどがありますが、最近は部下が、仕事をしない、上司や周囲に「切れる」…

  • 退職。命をすり減らす生活から、人生の目的を意識した生活へ

    公務員の頃は、毎日がストレス。長時間勤務、休日勤務や泊り勤務など命を削って生活していたと思います。半面、余程のことがなければ「定年まで勤めるんだろう」、そう思って働いてきまたのも事実です。 「無事定年まで働いて、再任用されて65歳まで働いてから、悠々自適の生活」これが公務員として働いていたころ描いていた人生のイメージです。 でも、仮にそのとおりに65歳まで過ごしたとして、それからの人生ってどうなるのでしょうか? 「悠々自適」の人生って、どんな人生なのでしょうか? 65歳で年金をもらうようになってからの人生、趣味に生きるか、家族と旅行三昧をするのか、・・・。それって、自分の求める人生なのだろうか…

  • FIREってそんなにお金が必要なんでしょうか?~退職後のお金の話~

    巷ではFIREと言われて、五十何歳でFIREするにはいくら等という記事が溢れています。それなりの根拠で計算したものですが、「あんなに貯めないとだめなのか」と退職前はがっかりしながら読んでいました。つい最近も「56歳でFIREするには7000万円以上が必要」という記事を読みました。確かに年金支給まで9年間ですからね。 「生活に押しつぶされそうになって、仕事辞めたい」と考えている時は、気持ちに余裕がありませんから、この「7000万円」という結論だけを見て憂鬱になっていました。 でも、これ「退職して何もしなければそのくらい必要になります」という記事なんですよね。 ですから、これらの記事を見て「へこた…

  • 退職してミニマルな生活を実践してみた

    退職とともに、家計について考えるようになりました。 収入を確保することと支出を抑えること。今回は支出を抑えるのにとても有益で、生活がスタイリッシュで気持ちよくなる一隻二鳥のお話です。(←自画自賛) 私は「ゆるいミニマリスト」です。 ミニマリスト原理主義を追求しておられる方もいて、それはそれで多大なメリットもあり尊敬しますが、自分はそこまではできません。自分の趣味やライフスタイルの理想を追求する範囲で「ゆるいミニマリスト」を目指しています。 私のライフスタイルとしては、 ・ある程度はかっこいい格好もをしたい(ファッション) ・居心地のいい住環境がほしい(インテリア) ・ゆったりした時間を過ごすた…

  • 退職。命をすり減らす生活から、健康的な生活へ

    7月いっぱいで仕事を辞めて変わったこと。 朝の通勤(痛勤)が無くなりました。朝は午前5時前に起床し、6時半に家を出る最寄りの駅ではなく始発のある駅まで30分歩いて行き、そこから1時間電車で職場へ。全部で1時間40分ほど。これだけでかなりのストレス。 思い出してみれば、それ以外にも、異常な仕事量、サービス残業、休日勤務、泊り勤務それに人間関係の軋轢など、本当に命を削って生活していたと思います。 今は、そんなに早くなくてもいいんですけど、年齢のせいか、午前6時には目が覚めます。 朝食は食べません。流行りの16時間ダイエット中です。仕事をしていた時には体重67キロでしたが、4~5キロ減りました。 コ…

  • 退職したら、収入はどうするのか~複数の収入の柱~

    現在、収入はゼロです。 では将来的にはどう考えているか書いてみようと思います。 退職前は、収入と言えば「転職をする」か、「起業する」ということしか考えていませんでした。 現在の考え方は少し違います。以前に、退職のタイミングという投稿でも触れましたが、生活をシンプルにして無駄な出費を抑えた上で、複数の収入があるような生活を計画しています。 1.生活のダウンサイジング 私は、ゆるーいミニマリストを目指して、必要なもの以外は整理して生活に余裕が出るようにしています。物を少なくすると時間に余裕が出ますし、支出も目に見えて減ります。もちろん家の居心地もよくなります。退職とミニマリズムはセットじゃないかな…

  • 退職して1か月は休息をとったけど、思ったほど不安はなかった

    退職後(R4.8.1~)に、まずやったことは、もちろん休息です。 暑い時期だったこともあり、外出はほとんどしませんでした。 出勤していたころの癖で、朝は5時前に目が覚めていました。 3月に退職を決断して職場の上司にもその意向を伝えた後も直属の上司は極めて理解があり、よく聞くような問題は一切ありませんでした。 ただ、仕事はやはりきつく、退職を伝えたことである意味緊張が切れたところがあったのか(まだ4カ月以上勤務しなければならなないのに)眠れなくなり、体力的にきつくなっていました。その機会に精神科に通い始めました。 メンタル不調の可能性もあったので、そうなる前に早めに受診をしてよく眠れるようになる…

  • 退職生活:漱石山房行ってきました!

    退職して時間ができたこともあって、興味のある催しには積極的に足を運ぶようにしています。都内でもさほどお金もかからず、とても面白い企画が開催されています。 年寄りの時間つぶし、ウンチクにならないように、例えばブログで紹介できて自分の人生の質を向上させるような体験ができるようにしたいと思っています。それから、退職と絡めて言えば、現時点では収入がないので、できればお金もかからず質の高い体験を求めたいというのが前提です。 都営大江戸線の牛込柳町駅から歩いて15分ほど東京メトロ駅のほど近くに夏目漱石が亡くなった場所である漱石山房があります。正確には漱石が亡くなった漱石山房を再現したもので、現在漱石山房記…

  • 退職に備えた投資の始め方(4)~ネット証券でインデックスファンドを継続的に~

    具体的な投資の方法としては、以下のとおりです。 1 ネット証券 ネット証券以外の証券会社はおすすめしません。 2 インデックスファンド(投資信託) アメリカのインデックスファンドがいいと思います。 3 積み立て 1 ネット証券がいい理由 購入、売却手数料が安く、勧誘がないことです。 長期継続的に投資をする場合には、手数料はバカになりません。数パーセントとか言っても何度も積み立てているとそれなりの金額になります。無駄です。 ネット証券では電話勧誘はありません。想像したらわかると思いますが、担当者からしつこく勧誘されるのはそれだけでストレスです。また、日本の証券会社、銀行(ゆうちょ銀行を含みます)…

  • 退職に備えた投資の始め方(3)~米国のインデックス投信がいい理由~

    「アメリカ株」がいいと考える理由です。 1 アメリカの資本主義と日本の資本主義の違い 政治的な視点になりますが、アメリカは最も資本主義を強固に採用している国です。自由競争を促し、大きな企業が経営破綻することも想定の範囲内です。そういうことがあって初めて経済が発展していくという発想なのでしょう。 それに対し日本は資本主義を標榜してはいますが、アメリカほど自由競争をよしとしません。大企業が危なくなれば政府が表立って手を差し伸べることも珍しくなく、経済的な混乱をできる限り避けようとします。マスコミや国民も混乱を嫌います。 国家を運営するという観点からすると、どちらがいいという話ではないかもしれません…

  • 退職に備えた投資の始め方(2)~何にどうやって投資するか~

    投資についてネガティブは感情が払しょくされたら(投資について(1))、次は、じゃあ何にどのように投資したらいいのか、です(これ以外のやり方を否定するものではありません。)。 個人の経験に基づいた意見になりますが、結論は、 1 アメリカの投資信託(オーソドックスなインデックスファンド)に 3 積み立てで 4 ネット証券を使って 長期の投資をする。 そして、原資が1000万円あったとすると、その半分の500万円を投資に充てる(あと半分は預貯金) 預貯金で当座の出費を賄うとともに株価下落時に備え、投資で長期的に資産を増やし生活の安定を図ります。 私は、巷の書籍などにある「非常識な・・・の方法」という…

  • 退職に備えた投資の始め方(1)~心理的ハードル~

    私が退職する際には、預貯金で老後必要とされている金額くらい、投資で同程度の金額を準備して、預貯金のうちの500万円を当面の生活資金にしていることは前に書きましたが、今回からはどのような投資したのかをお伝えできればと思います。 自分の資産管理ができていれば、退職の決断をしやすくなりますし、退職後の生活の安心感も全く違ってきます。 投資を始めるにあたっては、2つのハードルがあります。1つは心理的ハードル、2つ目は技術的ハードルです。 心理的ハードルは、「投資は危ない」というイメージをどう乗り越えるか、技術的ハードルは具体的に何にどうやって投資したらいいのかということです。 まずは心理的ハードルにつ…

  • 退職のタイミング~健康でないと退職後がんばれなくなります~

    「これ以上やったら、健康ではいられなくなる」、そう気づいた時に退職を決断しました。 ストレスも多く退職をしようと思っていましたが、それでも簡単に退職の決断はできませんでした。 何しろ30年以上も働いてきていますし、退職後の収入のあてもなく不安ですから。 1 今の職場でした働いたことがないことについて まあ、30年以上今の職場でしか働いたことがないことについては、どうしようもないです。決心して動く(退職する)しかないと考えました。 別の機会に書こうと思いますが、特に「公務員は転職しようとしても、つぶしが効かない」と言われ、このことが退職を決断する際のハードルになっていますが、必ずしもそうではない…

  • 私が公務員を退職した理由(3)~自分の生活は自分でマネージメントしたい~

    1 体力の限界 職場環境が年々ひどくなっていくように感じていました。 仕事をしない(できない)人を抱えて、勤務時間内は余裕なく働き、サービス残業もしなければ間に合わず、土日も呼び出される。相当ひどい状況だったと思います。 他方で「職場環境はひどいけれど、公務員辞めても生活があるし・・・」と考えて、文句を言いながらも帳尻を合わせて働いてきたことも事実です。職場は、文句を言いながらも帳尻を合わせてくれる人たちに都合よく仕事を押し付けて、なんとか回っているのが実情でした。 こんな生活を続けていたら、いつか何かのツケが回ってくると思っていました。現実にツケが回って体調を崩した人も少なくなかったはずです…

  • 私が公務員を退職した理由(2)~ITが苦手、責任を取らない組織~

    1 システム音痴の組織だった 今はどこの職場でもパソコンでシステムを使っています。私のいた職場はシステムやITが著しく苦手でした。 色々なシステムが導入されるのですが、不具合が多発するし使い勝手も悪いというものばかりでした。組織全体がそんな感じですから、職員一人一人も苦手を公言している人が驚くほど多かった。 がんばればこのブログを立ち上げられるくらいの私が「パソコンに詳しい人」と呼ばれていました。「パソコンに詳しい人」というフレーズ自体、どうかと思いますけどね。 退職の前年度には基幹システムが3か月もの間止まりました。当然、職場は大混乱、組織としての指示は支離滅裂。某銀行や携帯会社の例を引くま…

  • 私が公務員を退職した理由(1)~組織にぶら下がっている人が多い~

    仕事をしない人があまりに多く、その分の仕事が一部の人に偏りすぎていたこと、それが是正される見込みがないので、嫌気が差しました。 最近の職場では、育児休業などを取得して子育てをしながら働いている人、メンタルで短時間勤務の人、再雇用の人などいわゆるフルタイム正社員とは違う人が相当数います。私の職場では、概ね7割がそういう人でした。結構多かったと思います。 男女平等、働き方改革などの理念には反対するつもりは全くないのですが、結果、どうしても通常のフルタイム勤務の人、性格的に優しい人に仕事が偏っていました。 本当は組織としてそういう課題を解決しながら理想的な状態に近づけていかねがならないのですが、組織…

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スタイルのある生活~早期退職50代男子の試行錯誤~
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