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夜にみたもの https://lent-et-douloureux.hatenablog.com/

文学|映画|アニメ|ドラマ など夜にみた(昼間はお仕事のため)フィクションについて感じたことや考えたことを書いています。批評的エッセイ。たまにアイドル。韓国多め。

折笠 繭
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2022/11/25

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  • 甘く味つけて飲み込む ── 『すずめの戸締まり』と新海誠作品の〈脱〉宗教性

    この世界に宗教があるのは、私たちは誰でもいつか死ぬという理不尽な運命を受け止めるためだが、そんな宗教すら信じられなくなった昨今の私たちが"死"を受け入れるためには甘い恋愛や、幻想的な風景や、RADWIMPSの美しい音楽が必要なのかもしれない。この記事では、新海誠作品の宗教性と、それが最新作『すずめの戸締まり』の中でどう変化したのかについて書いています。

  • ある身勝手な花へ ── 私がMAMAMOOを好きな理由・成熟と喪失

    日本的アイドル消費文化とK-POPアイドル・mamamooへの愛について。

  • 純粋さへの鎮魂歌『天に焦がれて』パオロ・ジョルダーノ

    どのようなフィクションにおいても、真の純粋さを抱き続ける人間の、社会との不調和が描かれたものが本当に好きです。この物語に登場する多くの人物たち ── 主人公のテレーザと、彼女と恋に落ちるベルンはもちろんのこと、父親代わりのチェーザレも、環境保護活動家のダンコも、その恋人ジュリアーナも。ベルンの弟分であるトンマーゾだって、それに含めてもいいのかもしれません。 天に焦がれて 作者:パオロ ジョルダーノ 早川書房 Amazon 十四歳の夏、テレーザは遊びに来ていた父方の祖母の家で、近所に暮らす三人の少年、ニコラ・ベルン・トンマーゾと出会います。ベルンは大変に魅力的な、いわばカリスマ性に満ちた人物で、…

  • 自立と成長の物語としての映画『星の子』

    『星の子』は今村夏子さんの同名小説を2020年に映画化した作品です。私は小説のほうを先に読み、当時映画も見たのですが、先日ふたたび鑑賞し直したところやっぱりすごくすきな作品だなあと思ったので、感想を書いてみたいと思います。 星の子 芦田愛菜 Amazon 中学3年生のちひろは、いわゆる〈あやしい宗教〉を信じる父母に育てられた面食いの女の子。ある日、新任としてやってきたエドワード・ファーロング似の南先生に恋をします。受験生なのに勉強そっちのけで先生の似顔絵を描くちょっぴりストーカー気質のちひろですが、両親や両親の信じる宗教のこと、家を出たきり帰らない姉のこと、将来のことについて葛藤するようになり…

  • 『ひこうき雲』(キム・エラン)と救いのない救済について

    韓国でも日本でもとても著名な作家、キム・エランという方の新しい邦訳がでました。全八篇からなる短編集で、それぞれに貧困や消費社会、マルチ商法、都市再開発などの厳しい現実を読み取ることができますが、どこか希望を感じさせる優しく繊細な筆致のおかげか、読後感はまったく苦しいものではありません。 ひこうき雲 (キム・エランの本 01) 作者:キム・エラン 亜紀書房 Amazon 〈希望〉の物語 とりわけ『水中のゴリアテ』は、物語に直接〈希望〉が描きこまれるわけではないのですが、とても光に満ちたラストです。 タワークレーン上でストライキをしていた父が不可解な死を遂げたのち、語り手の少年が住む土地には一ヶ月…

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