私は、服屋で店員さんから、「それ、一番人気なんですよ〜」「あっ私もそれ買ったんですぅ」と言われた瞬間、買う気が失せるタイプの人間です。 「どこで売ってるのその服」と言われるような服を着ているような人間に対して、「みんなと同じ」はもっとも刺さらない謳い文句であることは明白だ。店員さんもマニュアルに従って言っているのだろうけれど、それにしても少しは考えてもいいんじゃないと思ってしまう。 そんなひねくれた人間である私が「かわいい」と感じるものはやはり少しズレているようで、先日も、ある作家さんの作品に出会って「かわいい!」と興奮している私の横にいた妹からは「私は別に。」というコメントを頂戴