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2022/10/18

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  • サラバおいどん 大四畳半は不滅なり

    19歳の時に実家を出て、風呂なし共同トイレの四畳半のアパートに(残念ながら下宿ではない)住んだのだ。 青雲の志を秘めて音がまる聞こえのトイレで怒涛のションベンを放ち、明日のために今日も寝る暮らしの中でラーメンライスを嬉々としてすすり、いつかタテだかヨコだかわからんビフテキを心置きなく食いたいという夢をむさぼり、無芸大食人畜無害の二十歳をむかえた。 心の友は「大山昇太」と「足立太」だったかもしれず、なぜかバイト先には九州人が必ずいて、いつしかインチキ九州弁を覚えてしまった。  熊本出身のかあちゃんと一緒になった頃、よく「○○ばってんたい」などと言って、 「そぎゃんこと言わん💢」 と膨れっ面された。 後年、九州各地に行った際にはタクシーの運転手さんや宿の人などに「おいどん」と言うかと聞いてまわったが、 「だれ...サラバおいどん大四畳半は不滅なり

  • サワラ水郷 小江戸散歩

    一昨年入院していたときに、iPadでBSの番組「ふらっとあの街 旅ラン10キロ」をよく見ていた。 それで「福島和可菜」の走った「千葉・佐原 小江戸川めぐり」をいつか元気になったら走ってみたいと思っていた。 あれからずいぶん経ったのに未だまともに走れず、近場のウォーキングに甘んじていたが、シューズを履いてヒモをキュッと結んで、日曜日に思いたって出かけてみた。 京成成田駅でJRに乗り換え5駅目の佐原駅下車、駅前には郷土の偉人「伊能忠敬」の銅像が立っている。 駅前の観光案内所で観光マップをもらって歩き出す。 空は曇天なれど寒がらず暑からず、線路に沿って数百メートル歩くと、佐原の町を突っ切って利根川に至る小野川に出た。テレビで見たとおりなかなか良い風情。まだ10時前で人は少なく、こりゃ旅RUNにはイイぞと思いなが...サワラ水郷小江戸散歩

  • ちょ〜深刻な申告が終わって

    「まあ持ち家なんだから、焦らずゆっくりリハビリしてからお店やれば良いんじゃない」 顔見知りの方からそう言われた。 ありがとうございますと会釈して別れたが、店は持ち家ではない。 しかしそれほど親しくない人に内情を話しても詮無いことだし、「お大事に」という気持ちに頭を下げるのみだ。 店を休業して1年と10ヶ月ほど、体力的にはずいぶん回復したけれど、精神的、金銭的にはかなりヘロヘロだ。 いつ再開できるか定かではないが、維持しなければさらに遠ざかってしまうから、まったく営業利益もないのに家賃や水道光熱費を払い続け、保険やリース料などの維持費も払ってきた。 それに加えて昨年はトイレのリフォーム代や厨房の解体費も支払ったから、しばらく延ばし延ばしにしていた決算をえいやっと片付けて、その深刻な数値に愕然としたのだ。 わ...ちょ〜深刻な申告が終わって

  • 銀座で鳩を飼う男の話し

    東京ビッグサイトで開催されている「国際ホテル・レストランショー(ホテレス)」に2年ぶりに行ってきた。お勤め人時代から30年余りも毎年行っていたイベントなのに、去年は退院したばかりでまだぜんぜん体力がなく「投げちゃん」に借りた歩行器に頼っていたので、広いイベント会場を歩き回るのは無理と判断して見送ったのだ。 今年は店を再開するという目的があるし、厨房機器や関連の物もかなりモデルチェンジ、進化しているだろうから、しっかり見て話を聞こうとリュックを背負ってランニングシューズの紐をしっかり締めて出かけた。 コロナ禍の一昨年も事前登録したバーコードでスムーズに入場できるようになっていたけれど、人はあまり多くなくしっかりソーシャルディスタンスがされて、試食の食べ物にも蓋がつけられていたが(東京ビッグサイトにて参照)、...銀座で鳩を飼う男の話し

  • 瞬落ちの朝、寝ぼけの午後

    先月30日に余丁町のクリニックへ行ったときは、ランニングシューズを履いていった。検査結果がどうであれ、帰りは歩いて帰ろうと思っていたからだ。約1時間半ほど待ってでた結果は、とくに異常なし。前回ちょっと気がかりだった数値も下り、薬の追加も腎性貧血(人生金欠ではない)の注射も打たれず、一応無罪放免。ならばと意気揚々と余丁町を後にし靖国通りを進み、去年一昨年はヘロヘロで「ちち」のタクシーに乗せてもらった道を早足で歩いて、気になっていた神楽坂の閉館した名画座「ギンレイホール」の張り紙を見て、小石川後楽園から東京ドームを通り抜け、言問通りを進んで日光街道に出て、けっこう疲れて自宅にたどり着いた。その距離16.8㎞。それから毎日11、2㎞歩いて、木曜日までの4日間で48、2㎞を歩いた。そして金曜日、朝イチで女子医大で...瞬落ちの朝、寝ぼけの午後

  • 既にそこにあるもの

     先日行った九段下の「昭和館」からお堀沿いに歩きはじめ、清水門から入って、科学技術館の前を通り過ぎて「東京国立近代美術館」へ。ここへ来るのは15年ぶり(画家・望月晴郎のこと&後日談参照)、常設されていない祖父の絵を見ることはできないが、「大竹伸朗展」を見に来たのだ。 #002大竹伸朗展 東京国立近代美術館(ShinroOhtake TheNationalMuseumofModernArt,Tokyo)およそ現代美術とかアートには疎い売れない画家の孫だけど、「大竹伸朗」の名前ぐらいは知っていたしテレビの特集で見て興味を持っていた。 のっけから⁉️だ。不思議だし、イメージの奔流に圧倒される。大竹の活動の基盤は凄まじいまでの「スクラップブック」。年齢的に近いせいか、ちょっとうなづける切り抜きがあるなぁ。 しかし...既にそこにあるもの

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