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火事のできごとと今から https://kajitaisan.hatenablog.com/

ゴミ屋敷状態の実家が火事になり全焼しました。その日から潰されそうな心配事や大変な後片付けが始まりました。火事になってしまったら・・・の体験記です。新しい家が決まるまでを書きます。

あじどのこ
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2022/09/23

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  • 火事後の解体100万円

    地元から自分の家に帰ってきて、すぐに普通の日々に戻りました。 とは言え、まだ片付いていない実家の燃え跡の処理、それから母の次の住む場所をどうしようと考えると気持ちがなかなか休まらなくて、眠れない夜も増えました。 自分の家に戻ってきた後も、月に一度、母の様子を見に地元に帰っていたのですが、3回目くらいの時に、母からうざがられたので、頻繁に帰るのはやめました。 まぁ、私が一人で行くと、お金の話をされたりするので、あまり二人きりにはなりたくないのが本音ではありますが。 それでももう何年も、ゴミ屋敷と私を吠え続ける犬達に嫌気が差して、地元に帰るのなんて年に1~2回の上、せいぜい3日以上は帰省できていな…

  • 10日間が過ぎいったん自分達の家へ

    最終日、ひとまずいったん自分達の家に帰ります。 母は、臨時で与えてもらった部屋での一人暮らしが始まります。 お世話になった親戚の家に挨拶をして回りました。でも、一番迷惑をかけた母は、ほとんど車から降りてきませんでした。 会わせる顔がないのかもしれないけど、今は必要なことなのに。 どこまでも、世間知らずです。 母が普段使っている自転車、火事の時は庭に停めてあったそうで、被害は免れたかなと思いきや、サドルも若干溶け気味のところがあったりで、心配なので自転車屋に見せに行くことにしました。 案の定、乗ってみるとタイヤもなんかおかしいようで、取り替えることになりました。 ひとまず、離れる前に、今後もお世…

  • 火事ゴミの無理難題

    ひとまず、地元にいられるタイムリミットが迫ってきていました。 朝、いなくなった犬を探してくれているいとこから連絡が入り、付近をかなり探したけどやっぱりいないから、保健所に念の為連絡してみたらどうかとアドバイスをされました。 それを母に言うと、「なんでお前が電話してくれないんだ」と逆ギレされました。 もうずっと、母に対しては、しょうもないことばかりです。 市役所から依頼を受けて、リサイクルセンターの人達がやってきました。同時に、昨日いとこの親友が依頼してくれた解体業者の人も見積もりを取りにやってきてくれました。 市のリサイクルセンターには、火事ゴミは無料で引き取ってもらえるとのことでしたが、持ち…

  • 家の解体について業者に見てもらう

    翌日に迫っている台風がまた、心配ごとの一つでした。 現場検証の日の帰り際に消防隊長さんが話してくれた、台風などによる二次災害がやっぱり心配です。 せめて、飛んで行ったりしないように、しっかりしたロープを買ってきて、それで固定をしました。 応急処置でできるのはそれくらいだけど、やらないよりはましだと思いました。 休憩している時に、あの部分も心配だから縛っておこうかと旦那と話していると、母がまたしても「犬に飛んでいったら可哀想だからな」と平然と言い、「自分の家の事よりも、よその家に被害を与えることを心配しなきゃいけないんだよ!」と旦那に怒られました。 とにかく本当に、母の頭の中には犬のことしかない…

  • 火事の手続き書類が本当にややこしい

    市役所から、赤十字から被災グッズが届いていますとのことで受け取りました。 大きなバッグの中に、簡易的に使えるものがあれこれ入っていて、これも凄くありがたかったです。 その次の日は、朝一で消防署に罹災証明書をもらいに行きました。 なんとか、おじさんの別荘には日は燃えうつらなかったけど、すすがついてしまっているので、保険がおりるそうです。 我が家は火災保険は入っていなかったので、保険関係には全く恩恵がありません。 でも、家の燃え跡のゴミを引き取ってもらうにあたっての手続きには罹災証明書はかなり必要です。 でも、前回も書いた通り、現在土地はTおじさんとTおばさんの物になっていて、それをわざわざ消防の…

  • 火事後のライフラインの手続きあれこれ

    ちなみにTおじさんの別荘にずっといさせてもらっているけれど、おじさんの別荘のお風呂が壊れているので使えません。 燃え跡の片付けもだけど、新旧の家の光熱関係の手続きも進めなければなりません。 火事の現場の実家の物は停止して、臨時で住ませてもらう部屋の物は使えるようにしなければならないのです。 水道やガスは手続きがすんなりできたものの、厄介なのは電気でした。 新しく契約する場合は、すぐには使えず、使用開始は4日後と言われました。 なので結局、まだしばらくおじさんの別荘にいさせてもらわなければなりません。 それで、電気の手続きにイライラさせられたのは、申し込みの電話では何も言われなかったのに、翌日に…

  • 火事から三日後、自力で家の解体を始める

    翌日、朝早くからおじさんが自分の家からこの別荘に戻ってきました。 昔、自衛隊にも居たおじさんは、どうやら家の燃え跡を、なんとかできるところまで自分でやろうと思っているらしく、来るなり休みもせず、作業着にヘルメット、靴も履きかえると隣にある私の燃え跡に行き、解体作業を始めました。 おじさんは80代です。しかし、そんなおじさんのパワーはとてつもなく、あっという間にハンマーによって、柱に残ったトタンなどが外されて行きました。 もちろん私も、眺めているわけにはいかず、せめておじさんの手伝いをしようと、鉄くずや燃え残った木材などを一箇所にまとめ始めました。 おじさんは、怪我するなよと、お前はよく働いて本…

  • 犬の新しい家が決まった

    支離滅裂に母にキレられて、私はもう母と口をきくのも嫌になりました。 それでも母は、いっさい反省するそぶりもなく、こちらを責め続けていました。 旦那が母に、「こんなのでごめんね。今は臨時だしお金もないから、全てが安い物しか買えないけど、そのうち落ち着いたら、ちゃんとしやつに変えるから。」と言ってくれました。 そうしているうちに、犬を見に来てくれる方から到着するとの電話があり、ただ、うちの場所が入り組んでいてわかりにくいため、迷っているようでした。 とりあえず、徒歩2~3分のわかりやすいところにいるようなので、そこにいてください、こちらから向かうのでと言って待機してもらう事にしました。 じゃあ、犬…

  • 母キレる

    そしておじさんの別荘に戻った後、前日に一睡もできなかった私は、横になるなり眠りに落ちました。まだ、20時を周ったくらいだったと思います。 その後、夜中くらいだったと思うけど、旦那と母が話しこんでいるのが聴こえて目が覚めたけど、結局起きられず再び意識が落ちました。 朝になって、どうやら昨夜母が、メス犬の子を手放す決心をしたということを旦那から聞かされました。 実家には、昔から犬がたくさんいることが市内では有名だったため、庭に犬を捨てて行く人もいたし、警察署から迷い犬の引き取りを依頼されたことも何度かありました。 そして時々、子犬が生まれてもらい手を探したこともあったし、犬が欲しいとの問い合わせな…

  • 臨時の家が決まる

    現場聴取が終わった後、隣にあるおじさんおばさんの別荘の家にみんなで戻りました。しばらく、ここを使わせてもらうことになりました。 そして母は、戻ってきていた犬を抱えて当たり前のようにおじさんの家に連れ込もうとしておじさんに怒られました。 「軒下にはつないでおいていいから、家にはあげないでくれ。」 でも、怖い目に遭わせてしまったから、この子だけはと母は言ったけど、おじさんは犬嫌いの上、トイレのしつけもできていない汚れた犬を家にあげるなんてとんでもないこと。 それに、これを許可したら、もう母は好き勝手するだろう。つまり、信頼されていない。 犬に罪はないけど、おじさんおばさんの善意で家を使わせてもらう…

  • 火事現場の後始末についてのアドバイス

    現場検証の途中、もう私は母の顔を直視できないでいました。 責めてしまいたい気持ちもあり、だけど可哀想に思う気持ちもあり、自分の気持ちがどうしようもないのです。 だけど、そんな中旦那がうまく私と母の両方に声をかえてくれていました。 私が、母のそばにいなかった時に、途中で旦那が母に声をかけたら、あの子達(犬)が可哀想だと堰を切ったように号泣し出したそうです。 犬は3匹、全員外飼いの犬でオスです。実は、家の中にはメス犬がいたのですが、そのうちの一匹の犬は火事の時に遠くへ逃げて行くのを母が見たらしく行方不明状態、そして、もう一匹の室内犬の子が庭の片隅で震えているのを見つけました。 ところどころ毛が焦げ…

  • 現場検証と事情聴取

    朝、いとこのお兄ちゃんの奥さんが3人分のおにぎりを作って持ってきてくれました。いとこのお兄ちゃんが言ってくれたようです。 正直、食欲は全くなくても、こんな時にその気持ちはとてもありがたく、実際お腹は空いていたようでとても美味しくいただきました。 でも、母はやっぱり食べる気にもなれないらしく、一口齧って食べるのをやめました。 後で、味が美味しくなかったからと言う言い方をして、旦那に軽く怒られました。 そして、この日から忙しい日々が始まりました。 まず、この街に住んでいない私と旦那にはタイムリミットがあります。何より旦那も仕事を休んで来ているので、せいぜい一週間でなんとかできることを全部終わらせて…

  • どこまでも自分勝手な思考

    いとこの家に今夜は泊めてもらうことになり、家にあげてもらいました。 いとこのお兄ちゃんがやってきて、これからどうするのかと母にたずねました。 私は、一緒に来てうちで暮らそうと言いました。今残っている犬は、もらい手をなんとかして探そう。犬なら、私達のところにも実家から連れて行った子が一匹いるんだから、その子を可愛がってくれればいい。 でも母は、地元を離れたくない。この火事で怖い思いをさせてしまったあの子達をとても手放せない。と言いました。 あの犬達は、自分じゃなければ懐かない。あの犬達がいたから、生きてこられた。と。 この期に及んでもまだ犬なのかと思いました。 犬に対する愛情はわかります。私だっ…

  • 火事の原因

    すぐに母に火事の原因を聞くと、一切予想もしていなかった答えが返ってきました。 「蚊取り線香」 それを聞いて絶句しました。 実家は平屋でした。母がいつも過ごしていた部屋から一番向こう側にある部屋の前に、母にしか懐いていない凶暴な犬を繋いでいるのですが、その犬のためにいつも蚊取り線香を置いていたそうです。 でも、その犬は蚊取り線香をいつも悪戯したり倒したりしていたそうで、ついにそれが火事を起こしてしまったそうです。 母は、そこから離れた部屋で夕飯も食べ終わり、うとうとしていたそうですが、なんだか煙くさいのに気が付き、部屋の襖を開けたらもう向こうの部屋は火の海状態だったそうで、靴も履かずに身一つで飛…

  • 夜の中、火事の実家へと向かう。

    レンタカー屋は、いつも借りているところには断られてしまったので、初めて借りるところでしたが、事情を話すとすぐに手配をしてくれて、もし期日を延長したいなら遠慮なく電話してくださいと言ってくれて、とにかくありがたかったです。 間接的に、これもまた助けてもらっているんだなと感じました。 車の中ではずっと、旦那となぜ、どうしてと原因を話していました。いくら話したところで、わからないけど。 何度かいとこ達から電話が来ます。その辺りでもう夜の10時近くになっていたので、火は消し終わり、消防車なども撤退したようです。 現地に今いると言ういとこのお兄ちゃんからは、ちょっともう住めるような状態ではないと聞かされ…

  • 夜の中、火事の実家へと向かう。

    レンタカー屋は、いつも借りているところには断られてしまったので、初めて借りるところでしたが、事情を話すとすぐに手配をしてくれて、もし期日を延長したいなら遠慮なく電話してくださいと言ってくれて、とにかくありがたかったです。 間接的に、これもまた助けてもらっているんだなと感じました。 車の中ではずっと、旦那となぜ、どうしてと原因を話していました。いくら話したところで、わからないけど。 何度かいとこ達から電話が来ます。その辺りでもう夜の10時近くになっていたので、火は消し終わり、消防車なども撤退したようです。 現地に今いると言ういとこのお兄ちゃんからは、ちょっともう住めるような状態ではないと聞かされ…

  • その日

    母と実家について その日 その日は夏が終わり、秋が始まっている季節だと言うのに、まだまだ暑い日でした。 車で3時間ほどかかる場所、私の地元で一人暮らしをしている母は、私から見てもかなり気ままに自分勝手に生きている人で、身内からもなかなかの強烈な性格だと言われているような人物です。 そんな母が火事を起こし、実家を全焼させました。 幸いにも、母は怪我もしておらず、そのことには大きく救われましたが、それから大変な時間を過ごしました。 何をどこまで書いていいかわからないけど、普通のと言っていいかわからない”火事”についてと特殊な私の実家の環境の話を織り交ぜに書いて行こうと思います。 火事についての話だ…

  • その日

    母と実家について その日 その日は夏が終わり、秋が始まっている季節だと言うのに、まだまだ暑い日でした。 車で3時間ほどかかる場所、私の地元で一人暮らしをしている母は、私から見てもかなり気ままに自分勝手に生きている人で、身内からもなかなかの強烈な性格だと言われているような人物です。 そんな母が火事を起こし、実家を全焼させました。 幸いにも、母は怪我もしておらず、そのことには大きく救われましたが、それから大変な時間を過ごしました。 何をどこまで書いていいかわからないけど、普通のと言っていいかわからない”火事”についてと特殊な私の実家の環境の話を織り交ぜに書いて行こうと思います。 火事についての話だ…

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