シンガー・ソングライターを目指す人たちに向けて、主に作詞の手法やその良し悪しについていろいろな面から考察した講座です。
加川良さんは、70年代初めに登場したフォークシンガーですが、90年代には新境地の哲学的なやさしさで、美しい歌がたくさんあります。シンガー・ソングライターを目指すあなたは、一度その哲学的な完成度に触れてみるといいと思います。良さんは、70年代、80年代、90年代、2000年代、2010年代それぞれを通して、素敵なアーティストでした。
天才肌のアーティスト加藤和彦は、サディスティック・ミカ・バンドというロックバンドを組み、4枚のアルバムを残した。中でも「黒船」というアルバムはイギリスのプロデューサー(ビートルズのプロデューサー)の誘いで生まれた。その中に唄われた「タイムマシンにお願い」は代表曲である。
シンガー・ソングライターになりたい貴方のために。今、歌作りには、どんな方向性と可能性があるのか
歌作りにおける方向性と可能性について語ります。これまで、歌作りにおけるメイクドラマ手法について推奨してきましたが、ここではそのことから一歩距離を置き、他にもあるたくさんの角度からの歌作りにおける可能性・方向性を検証します。
楽曲の良し悪しはアレンジャーの才能によってレベルが決まる!? 松任谷正隆氏について
この記事は、楽曲におけるアレンジャーの多大な才能についてです。ご存知、ユーミンの全曲アレンジで有名な松任谷正隆氏と吉田拓郎氏の意外な接点について対談が行われたのです。1971年当時までさかのぼっての話ですが、奇しくも松任谷氏の音楽の仕事のスタートが吉田氏のアルバム「人間なんて」の制作に関わったことだそうです。
実話が背景にある歌にはパワーがある「マキシーのために」「あの人の手紙」「瞳を閉じて」
歌の背景に実話や誕生秘話などのリアルな出来事があるものは、それだけで作品にパワーが加わります。かぐや姫のアルバム「はじめまして」にある、「マキシーのために」,「あの人の手紙」の2曲や、荒井由実の「瞳を閉じて」などがそんな歌の例です。いずれも名曲です。
ご存知、井上陽水氏のヒット曲「少年時代」の歌詞の内容について迫ってみたいと思います。シンガーソングライターを目指す人にとっては、この歌詞の分析は意義あるものだと思います。陽水氏の作詞殺法について分析的に科学することは、きっとあなたの役に立つことでしょう。
一度リリースした歌の歌詞を作り直して再リリースしたら大ヒットした歌がある。
とても珍しいことですが、1970年に一度リリースされた曲が71年に歌詞が書き換えられて再利―リース。それがブレイクしてレコ大となった。それは「また逢う日まで」という歌です。今回は元歌の歌詞と比べてみました。すると「売れる歌詞」と「売れない歌詞」について重要なことが分りました。
恐れ多くも スピッツ 大御所 草野政宗氏 「ロビンソン」の歌詞に物申す
1996年リリース、スピッツのシングル曲「ロビンソン」について、その歌詞を分析してみたいと思います。名曲とされファンも多いこのグループの初期のヒット曲は作詞:作曲が草野政宗さん、その詩情と出来栄えはいかがなものか私の分析力を駆使して説明します。それが、これからシンガー・ソングライターを目指す人たちの参考になることを願ってやみません。
1970年代、80年代の日本のニューミュージック~Jポップスが、今、世界でバズっていると言います。アメリカやイギリスの音楽つうから始まり、現在ではアジアでも多くの人たちが、日本のこの時代の音楽に注目していると言います。これは特筆すべき現象です。なぜなら、商業的なCMもなく自然発生てきなものですから、音楽に目の高い人たちが支持した結果の出来事です。スゴイと思います。
おもしろい歌は飽くなき好奇心から生まれるものです。今回は、私も好奇心を活かして面白おかしい歌を探してみました。宇崎竜童、忌野清志郎、泉谷しげる、あのねのね、つボイノリオなどです。皆さん笑えます。そして考えてみましょう。飽くなき好奇心で、貴方も。
シンガー・ソングライターを目指す皆さん、作詞の前段階で登場人物のキャラクターを設定するととても効果的になると思います。キャラ設定は歌に物語を効果的に持ち込むことが出来ます。そこで、好例として「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を取り上げます。阿木曜子さんのスゴイテクニックをご覧ください。
テレビには出るが、歌はテレビから聞こえないシンガー、その代表は泉谷しげるです。70年代初めにフォークの看板背負って登場したものの、なかなか出れビラジオでは歌が聞けないのは残念です。実は、結構いい歌があるのですよ。今回は、その初期のフォークテイストの歌について語ってみます。
吟遊詩人(音楽詩人)加川良さんの「下宿屋」 加川良ストーリー
かつて、シンガー・ソングライターの歌に「語り曲」のものがありました。今回は吟遊詩人の加川良さんの「下宿屋」を紹介します。語り曲には、表現の奥行きのようなものがないといけません。メロディはなくとも言葉だけで聞く人に一つの世界観を想起させる、そんな出来栄えをシンガー・ソングライターを目指す貴方だからこそ味わってほしいものです。
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