今回は2018年4月18日の本ブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2018/04/2.html)にアップしたナロネ20 51。20系は日本車両製が0番台、日立製作所製が50番台で区分されていたが、ナロネ20は全3両中、日立製は今回の51...
今回の作品は昭和58(1983)年5月信越本線 豊野付近を行く直江津行き特急「あさま」。あらためて見ると鉄道に関しては大きく変わった。路線はJRへ、更に北陸新幹線開業によってこの区間は第三セクターしなの鉄道 北しなの線となり「あさま」の愛称は新幹線へ、走る189系電車は形式消...
災害によって長らくバス代行が続いていたJR只見線 会津川口~只見間が10月1日に全線復旧する。赤字ローカル線を上下分離方式で復旧させる初めての例となる只見線。どういうビジョンで運営されていくか今後の成り行きに注目したいところだが不通となった10年間は絶景として賞賛される「沿...
運命の悪戯とは言い過ぎかも知れないが、東急から8500系の最後を飾る編成が「青帯」を巻いた8637編成であることがリリースされている。昭和62(1987)年よりPR車として活躍している同編成が、来年1月の運用終了まで「ハチゴープロジェクト」による各種のイベントの主役として最後まで...
5月25日は食堂車の日、初めて登場した1899年5月25日に由来するものだが案外知られていない記念日のひとつかもしれない。長距離列車に欠かせない供食サービスだった食堂車も今ではクルージングトレインに残るのみ。これも時代の流れではあるが「食堂車を支持」する層には幼少期に食堂車と接点...
臨時急行「ニセコ」、1991年の時刻表ではニセコ駅10:22発だった 撮影の際、単独行かグループ行かによってアプローチが全く異なる事は良くある事。今回の作品でもその傾向が残っている。この時はグループ行だったが、雲ひとつない羊蹄山を背景に列車を入れ込むというコンセプトで構図を創った...
平成11(1999)年7月16日は寝台特急「カシオペア」の運行が開始された日。今回の作品は上野発1番列車に遭遇した日暮里駅で記録したもの。ホームで狙っていたカメラマンにとっては次発となる「北斗星1号」の回送列車と被ってしまったのは残念だったろうが鉄道写真に失敗はつきもの。失敗を受...
いすみ鉄道のHPによると11月27日をもってキハ28形の定期運行が終了するという。振り返ってみると平成25(2013)年にJR西日本からいすみ鉄道に譲渡された後、約9年8ヶ月も運行に供されたことは驚きでもあり、保守管理に関わったいすみ鉄道には感謝の一言に尽きる。噂レベルでは全般検...
今回のスナップは平成6(1994)年頃撮ったもの。当時はプリペイド式の「オレンジカード」、自動改札機とリンクした「IOカード」もアピールされていたが基本、乗車券は「きっぷ」。近郊区間は券売機、優等列車や長距離乗車券は「みどりの窓口」という棲み分けができた時代だった。ところがその光...
上野発00分は「ひばり」「ひたち」、04分「つばさ」、30分は「はつかり」「やまびこ」の時代・・・ イラストマークにはその記憶が残っている。 東北新幹線開業直前の昭和53(1978)年から上野口485系特急は12両と9両で揃えられていた。9両は磐越西線「あいづ」運用に充当される...
上野駅16番線は「上野特急時代」ではエース番線。古くは「ひばり」「はつかり」、東北・上越新幹線開業後は「あさま」「白山」、北陸新幹線開業後には「ひたち(スーパー、フレッシュ)」用のホームだったが上野東京ライン開業によって「ひたち・ときわ」の多くが高架ホーム発着になり、地平ホーム発...
「緑の新幹線」から始まった東北・上越新幹線(再掲) JR東日本のPRによると鉄道開業150年事業の一環として「懐かしの200系カラー新幹線」が登場するという。E2系1編成に「200系風」の塗装を施すということだが、デザインを見る限り今まで実施されなかったことが不思議なくらいまとま...
今回の作品は昭和52(1977)年20系客車の急行「十和田」転用に際して誕生した座席車ナハ21形。種車はA寝台車ナロネ21形で下段寝台となる向い掛けの座席を再利用しており、4人着席には狭かったが本来の2人利用ではシートピッチも広く座り心地の良い座席車だった。ナハ21形は後に山陰線...
路線のステップアップとして単線⇒複線⇒電化⇒高規格化という流れが王道だと思われていたが鉄道開業150年を境に大きな転換期が来るようだ。それが電化⇒非電化という動きで、近くでは今秋の西九州新幹線開業後、上下分離式に移行するJR九州 長崎本線 肥前浜~諫早間では電化設備が撤去される。...
今回の作品は今月3日に撮影した新京成の「ふなっしートレイン」。この日は13:00頃の通過だったが「モロ順光」な時間帯だったため、正面に架線の影があたってしまっている。これはしたり。順光では影の処理が難しい。 快走!「ふなっしートレイン」 鉄道は大勢の人が利用する公...
今回の作品は日付に因んで旧形国電クモハ54。この108号車はロングシートのモハ60036をセミクロスシートに改造した後、昭和28(1953)、34(1959)年の二度の車両形式称号規程改正によってクモハ54形へ改番されている。旧形国電は同一形式でも仕様によって異なるグループ分けが...
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今回は2018年4月18日の本ブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2018/04/2.html)にアップしたナロネ20 51。20系は日本車両製が0番台、日立製作所製が50番台で区分されていたが、ナロネ20は全3両中、日立製は今回の51...
本ブログの「気がつけばトップナンバー」シリーズの姉妹版が「気がつけばラストナンバー」。難しいのはその見極めで、製造中はもちろん製造中断を打ち止めか否か判断が付き難い。ここでは「裏付け」がとれるラストナンバーをアップしていく。今回は北海道で活躍したED76 500番台のラストナンバ...
中央線 大久保駅と山手線 新大久保駅は大久保通りを挟んで隣同士のロケーション。ここを望遠レンズを通してみると、圧縮効果からのゴチャゴチャ感がシュールだった。ここの景色には個性的な6扉車が合いそう・・・で撮った今回の一枚。この街の情緒さが伝わるだろうか。 今は見ることのないE231...
古いネガから発掘した昭和の画像。今回は綾瀬検車区への回送される営団7000系。出来の問題より記録した自分に感心してしまった。よくぞ撮ったりと。 現在の姿との比較を試みてみたがストックされていたのは7119編成。1番違い! にほんブログ村 鉄道は大勢の人が利 用す る公共の交通...
今回はEF65 1001号機、PF形と区分されるEF65 1000番台のトップナンバーでオリエント急行’88が日本周遊した際に撮影したもの。現在はJR貨物の中央研修センターに保管されており車籍も復活している事から次の展開を期待したい。EF65形は1号機が京都鉄道博物館で保存、50...
令和7(2025)年4月に京成電鉄と吸収合併となる「新京成電鉄」、合併後の鉄道路線名は「京成電鉄 新京成線」となり新京成のロゴ(Sマーク)以外はラインカラーのピンク、駅ナンバリングも継承される。一見安易な結果に落ち着いた背景には沿線自治体の「新京成」への愛着度が高く、改称によるデ...
いつの頃からかご贔屓の 機関車や列車のイベント等で必ず見かける「イロモノ」的ファンのことを「○ ○おじさん」と称され るようになった。その系譜は 「SLブーム」、「ブルトレブーム」といった過去の 鉄道絡みの 社会現象や、今の「○○鉄」に至るまで脈々と繋がっている。今 回の作品のE...
振り返ってみると昭和59(1984)年は例年に比べ東京も降雪日が多い年だった。今回の作品は市ヶ谷駅に進入する中央・総武緩行線103系。半逆光下では没個性の103系も存在感が出ていることに気がついた。都市部の鉄道の魅力がここにもある。あらためて思う、視野の狭さから気づきの切っ掛けを...
今回の作品は平成6(1994)年7月に浜松町貿易センタービルの展望台から撮影したもの。汐留貨物駅跡地を中心とした再開発前の光景は広々としたエリアで、地上絵のようなレイアウトはバブル破綻、国鉄民営化の副産物でもある。あれから30年、このエリアは劇的に変わった。展望台閉鎖によって定点...
3月16日に敦賀へ延伸した北陸新幹線、だが未開通区間の敦賀~新大阪間は着工見通しが立っていないという一面がある。整備新幹線着工には五条件があり 1)安定的な財源見通しの確保 2)収支採算性 3)投資効果 4〉営業主体であるJRの同意 5)並行在来線分離について沿線自治体の同意。と...
JR東日本255系9連が定期列車として銚子駅に入線するのは今日が最終日。気がつけば同社の特急車では最古参になっていた255系、明日のダイヤ改正からはE257、E259系に変更される。 改札を抜けると1番線、特急発着ホーム 房総特急伝統の9両編成 にほんブ...
うーん、見頃過ぎたか・・・が第一印象。さてどうするか? ふと思いついた一節が「梅は咲いたか 桜はまだかいな。」穏やかな日差しの中、列車を待つ喜び。 「しもうさ」号通過 にほんブログ村 鉄道は大勢の人が利 用す る公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。 撮...
新幹線500系がデビューしたのが平成9(1997)年。以来27年を経た今も現役なのは、新幹線の車両更新が15年をメドになされていることからすると異例の存在だ。その中でも大きな節目は平成22(2010)年2月28日でこの日をもって500系は「のぞみ」から撤退、編成8両化の上、山陽区...
EF55+EF58のペアは現役時代にはありえなかった事 機関車が2両連なって列車を牽引する重連運転は人気が高い。SL、EL、DLとLocomotiveならではの運行形態だが誤解されるのは今回の作品のように2両目の電気機関車のパンタグラフが降りているケース。これは直流電気機関車だけ...
古いネガに記録されていたスナップには「21世紀の森と広場」となる前の昭和56(1981)年の千駄堀が残されていた。畑や田圃が広がるエリアは子供達の遊び場でカエルやザリガニ釣りは定番。一方でヘビの洗礼も。「マムシに気をつけろ!!」はこのエリアに入る時は、誰からと無く伝えられたものだ...
「のぞみ」より速かった「あさひ」F90番台 新幹線200系の中で異端とも言える編成が北陸新幹線乗り入れ用F80編成と275km/h運転対応のF90~93編成。いずれも在来車からの改造でF80編成は’98長野五輪輸送対応で長野駅乗り入れのため50/60Hz周波数切替装置を備えたのが...
今日は63回目の誕生日。品物は勿論のことお祝いメールだけでも嬉しいもの。「63」が付番された車両として思い浮かんだのは国鉄EF63形電気機関車。碓氷峠越えの補助機関車として製造され、北陸新幹線長野開業と同時に碓氷線と共に役目を終えたその生涯は「シェルパ」に相応しいものだった。昨年...
今回はボツフィルムからの発掘した作品。テーマはホーム上からいつの間にか消えた「飲料水」。長らく会社員や学生の喉を潤してきたその役目は自販機が担うようになって久しいが、あらためて振り返ってみると、ここはどこのホームかが気になった。調べてみると忘れかけていた過去の記憶を呼び戻してくれ...
保管されているネガカラーフィルムを探ってみると意外な発見がある。気がつけば「気がつけばトップナンバー」というカテゴリーが出来る程、「1」に拘ったカットが出てきた。今回は583系のクハネ583-1。まさか高校の頃の作品を復旧できたのはデジタル技術のなせる技。さて次は何をリマスタリン...
今回の作品は客車最前部から見たEF81形電気機関車。車体を濡らす雨粒が青森までロングランする「北斗星」運用の緊張感を高めている。客車列車の存続が危ぶまれている昨今、記録はお早めに。 尾久車両センターのEF81、唯一の旅客仕業「カシオペア紀行」。 ...
今回の作品は昨日の本ブログ「盛岡繋がり」との関連で「カシオペア紀行」をアップしている。この列車の牽引機は、ファンにとっては気になる存在だが雨雪など悪天候には81号機,95号機のタレント機関車が充当される事が多いため、カシオペア紀行都市伝説になりつつある。15日土曜日はあいにくの雨...
「お!間に合うかもしれない」ということで日暮里駅を下車したのが15:40、この日運行される「カシオペア紀行」盛岡行きは15:50頃上野を発つ。アドバンテージは10分+α、勝手知ったるポイントで1:1のスクエアサイズで構図を作ると盛岡からの「やまびこ」と重なった。盛岡繋がりで結果オ...
始発駅の佇まい 上野駅15番線にある歌碑は、石川啄木の歌集「一握りの砂」一首であることは有名。啄木の時代は訛りだったが、現代では何を聴きに行くのだろう。 にほんブログ村 鉄道は大勢の人が利 用す る公共の交通機関。そこでは安全性が第一...
今年の桜前線は過去に例のない早さで北上中とのこと。北海道の松前ではソメイヨシノが平年より16日早く開花したという。この流れだと今年の季節の歩みは半月早いことになり、今までと異なった光景が見られそうだ。既に地元のケヤキ並木は緑を濃くし、そよぐ風は5月半ばそのものだった。 ...
E2系新幹線が3月のダイヤ改正で上越新幹線から撤退した。これによってE2系の運用は東北筋の仙台「やまびこ」、「なすの」だけになり、仙台「やまびこ」は山形新幹線E3系「つばさ」と併結する関係から最高速度275km/h運転に留まっている。その「つばさ」は令和6年より新幹線区間300k...
3月末でJR四国からDE10形ディーゼル機関車が引退した。民営化時に37両継承された同機の最後の一両で近年はレール輸送等の事業用として使われていた。有り写真を探してみるとワム80000を牽引するDE10形を発見、一瞬「みかん臨」かと思ったが撮影は土讃線だったので一般の貨物だったよ...
今回の作品はJR北海道での定期運用が終了したキハ183系。最後を飾った車両はハイデッカーグリーン車を含む後期型(500,1500番台)で、誕生当時は国鉄特急色から軽快なカラーリングに変更するとともに、標準装備だった特急エンブレム、ステンレス切り出しのJNRマークを廃止したことが特...
国鉄時代「上・中・下」はB寝台車の三段寝台でみられた表示。二段寝台では「上・下」でA寝台、B寝台とも同じだった。ユニークだったのは583系のモハネ580,582形で寝台が二段、三段の折衷だったこと。具体的にはパンタグラフ取り付け部は屋根の高さの制限から三段寝台上段を組み立てられな...
北海道新幹線札幌延伸で鉄道網が再編される北海道。JR北海道は電化区間を管轄する旅客会社、並行在来線だった新函館北斗~長万部間を含む「本線」は国交省、防衛庁を管轄とした貨物線として存続。更に石北、宗谷本線も重軌条化の上、有事の際は防衛の導線として、平時は列車の高速化に活かされる。物...
留萌本線 藤山駅は明日3月31日が最終営業となる。開業は明治43年というから歴史ある駅で藤山農場内に設けられたことから藤山と命名されたそうだ。今回のブログは、この駅に因んだエピソードを書こうとしたら、来年3月末で根室線 富良野~新得間がバス転換決定の一報が飛び込んできた。年度末は...
18日のダイヤ改正でJR西日本 和田岬線で運用されていた103系0番台が引退した。あわせてスカイブルー(青22号)単色を纏った車両も消えることとなる。スカイブルーは関西圏に初めて103系が投入された際のカラーリングであり東海道・山陽緩行線、阪和線などでは御馴染みだったが最後の砦が...
今回の作品は今や最古参となった新幹線500系の普通車、グリーン車の車内スナップ。独特の円筒形状の車体から窓側の席は、荷棚からの圧迫感があるということで評判は芳しくなかったが着席していればそれほど気にはならなかった。500系の特長として挙げられるのはグリーン車と普通車の一部に採用さ...
今は「トーマス」に変身する方が多い227号機 脇役は主役を食ってはいけない。それで言うと今回取り上げたボツ作品は主役のサクラを脇役に回した蒸機が食ってしまっている。比率でいうと6:4で蒸機が主役になってしまった。ここでは架線柱あたりでシャッターを切るのが収まりがいい、ストックした...
ロングセラーのCFとリバーサルフィルム ジェネレーションZ世代(1996~2014に生れた世代)に「フィルム」が見直されているという。カメラ=デジタルが標準になった現代の目であらためて「フィルム」を振り返ってみると制約の多いメディアだったが、Z世代には撮ってすぐ結果が判るのではな...
今月末をもって留萌本線 留萌~石狩沼田間(35.7キロ)が廃止になる。ここに至る経緯は過去に幾度か触れているが、鉄道利用者が「乗り鉄」中心となっている現状では致しかたないのだろう。更に青春18きっぷの利用期間であることから18~30日は1両、最終日は3両増結で 閉店間際の大盛況に...
2023貨物時刻表によると遂にJR貨物のDD51形ディーゼル機関車が除籍になったという。これでDD51形はJR東日本に2両、JR西日本に8両残るのみになった。既に定期の旅客運用はなく波動用もしくは事業用として残置されているが、予断を許さない状況になってきた。特に東日本の2両はE6...
その答えは、自分がいいな!と思ったこと。人が集まるポイントでも「自分がいいな」と思うところは一人ひとり異なるはず。作品創りは、人と同じを意識するのではなく何にときめいたかを素直に表現してみることから始まる。上手い下手は他人の評価、まずは自分が楽しむ事だ。 ボツ作品だが、やはり桜は...
今回の作品はタンク車の主力JR貨物タキ1000形。この貨車の特徴は最高速度95km/hで走行可能なこと。これによって最高速度95km/hの高速貨Bへの充当が可能になり従来車が75km/hに留まっていたことに比べ、運転ダイヤ構成上の問題を解消している。現在、このタンク車は1000両...
今日をもって元「スーパーひたち」の651系電車が引退する。常磐線でスタートし最後は高崎線・吾妻線特急「草津」「あかぎ、スワローあかぎ」に転用、明日からは元房総特急E257系5500番台に置き換えられると同時に運用から外れる。「タキシードボディのすごいヤツ」のコピーでJR創成期から...
予てより計画されていたJR東日本の機関車淘汰が2024年度内に行われそうだ。JR東日本の民営化後の方向性として1)機関車牽引列車の廃止、2)ブルトレ等の夜行列車廃止、3)直流モーター使用車両淘汰があり、粛々と進めてきた中で今回の機関車淘汰は事業用貨車牽引機置換えでもあり大きな節目...