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  • 平和な生活

    さて毎日、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」から登場人物の台詞や名言を取り上げているが、こちらはフランケンシュタインが創造した怪物が、その当人に問いた。曰く「俺が人間の世界を永久に去って平和な生活を送るか、それとも人類の鞭となって、おまえを一気に破滅させるか。おまえ次第で決まるのだ」と。これぞ究極の選択か?そのテーマの深さは、ダンテの「神曲」にも匹敵するだろう。実は壮大な話でもある。映画では、怪奇性ばかりが強調されるので、この物語にあるテーマが軽視されがちなので、敢えて原作を元に取り上げているが、とても感銘深い言葉ばかりである。さて昨日は休みだったので、NECのカセットデッキとELMOの8ミリ映写機の調整作業をしていたが、大方は完成している。TRIOは...平和な生活

  • 良心の呵責

    「おまえは俺を人殺しと非難するが、それでいて自分が造ったものを破壊しようとし、良心の呵責を感じない。まったく人間の永遠の正義とは、大したものだ」。こちらも昨日に続き、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。此処に怪物の創造者であるフランケンシュタインの自己矛盾があるのだが、人間とは誠に勝手なものだ。そこまで深刻な話ではなくとも自己矛盾てなものは、日常でもあるものだ。人間関係の場合は、それが確執の原因ともなる訳だが、国家がそれをする事は多々ある。実に世知辛い世の中である。さて今日も休みだが、このblogの更新が終ってからする事は、NEC(のカセットデッキ、)「DianGoAUK-5100」のレベル調整だ。実はこの...良心の呵責

  • 惨めな境遇

    \「俺だって優しく善良だったのに、惨めな境遇の為に悪魔となったのだ。どうか俺を幸せにしてくれ。そうすればもう一度善良になろう」。こちらも英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。これって今時の言い方だと【自己承認欲求】てな事になるんだろうか?少々メンヘラ過ぎるが、そんな解釈もあろう。さて今日は休みである。それで早朝からしていた事は、しばらく御蔵入りをしていたTEAC「A-450」なるカセットデッキ(同社高級機)の梱包だ。ようやく専門業者に依頼する。それと走行系に問題があったTRIOの「KX-7000」が、幾度かのキャプスタンベルトやカウンターベルトの調整が終わり、回転系のトラブルが回避出来た事だ。とても(回転系に...惨めな境遇

  • 命は苦しみの

    「命は苦しみの積み重ねでしかないが、それでも俺には愛しいものだ。だから俺は守るのだ」。こちらも「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。命は大切だ。しかしその命も、人造人間ならば、また重味が違うだろう。生きている事が【受難】である考え方は、作者であるメアリー・シェリー女史の宗教観でもあるのだが、原罪は各宗教にも、それぞれの考え方があるものだ。さて明日は休みだが、サッサと済ませたいのが、音響系業者に依頼するTEACのカセットデッキの発送だ。こちらがメインで使えれば、かなり状況が変わる。それ程に現存している物は心許ない。もしかしたらカセットデッキに小生の求めるものが大きいのかも知れない。現在は、いつも嘆くTRIOの...命は苦しみの

  • 対する義務。

    「何故、そのように生命をもてあそぶのだ?俺に対する義務を果たせ。そうすれば俺もおまえと人類全てに義務を果たそう」。こちらは「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)から怪物の台詞だ。義務とは怪物の創造主であるフランケンシュタインが怪物の存在を認める事。即ち全てを認める事で完結する物語である。さてそこまで大事ではないが、現在調整中のTRIO「KX-7000」なるカセットデッキも、どうやらその存在を認めねばならぬ段階。癖も欠陥もである。その欠陥である回転ムラは、抑え込もうとすると暴れるようだ。なので敢えて惰性で得た力を利用するしかあるまい。それでフライホイールの手綱を緩めた。つまり暴走する手前まで見届け、寸前で抑える。それがキャプスタンベルトとカウンターベルトの...対する義務。

  • 惨めな奴

    「みんな惨めな奴を嫌うのだ。だとすればどんな生き物よりも醜いこの俺が、嫌われない訳がないだろう?」。ようやくフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。こちらはいつもの「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)からだ。「惨めな奴」とは言いながら謙遜しているが、曾て俳優の勝新太郎さんがこんな事を言っていた。「ボウフラが、人を刺すような蚊になるまでは、泥水飲み飲み浮き沈み」と。何だかそれに通じるものがある。人は最悪の場合でも、謙遜をしながら、自らを慰めるものだ。自己回避は、誰しもするものだ。そんな事を思ったりする。話は変わるが、曾ての社会党委員長で、一時期、同党が自民党と連立を組んだ際に樹立した【自社さ連立政権】で総理を務めた村山富市さんが来月に100歳を迎える...惨めな奴

  • 確かな幸福?

    「偽りがこれほど真実のように見えてしまうのなら、確かな幸福を確信できる人などいる?」。こちらはいつもの「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)からエリザベス(フランケンシュタインの婚約者)の台詞だ。何だか各社媒体の現状にも通じるが、これを国家ぐるみでしているのがアノ国か?今更だが、いい加減にしてほしい。話は変わるが、今日は今上陛下の誕生日である。さて経済だが、今や【日経平均株価」は、何とバブル期の史上最高値(終値)を上回る勢いだ。しかしながら"実体経済とシンクロをしてるか?"と言うと些か疑問で、ならば「実感をしているのは何処の層か?」と言う事になる。それで昨日も述べたが、その割には庶民の暮らしは益々苦しくなるばかりだ。誠にバランスが悪い。それを是正するのが...確かな幸福?

  • 孤独こそが唯一の慰め

    「孤独こそが唯一の慰めでした。それも深く暗い、まるで死のような孤独です」。こちらはいつもの「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」(英国の女流作家、メアリー・シェリー原作)からフランケンシュタイン(怪物の創造者)の台詞だ。"孤独こそが唯一の慰め"は共感が出来る。そんな時間は、たまには必要だ。考える時間だ。それで閃く事はある。何等かの作業をしている時は尚更だ。さてようやくTEAC「A-450」なる同社の1973年製造の高級機をレストア目的で業者に依頼するが、一時は修理を諦め、部品取り用にしたのだが、やはり諦め切れずに使う事にした。と言うのも、こちらの走行系の安定性に勝るカセットデッキはないからだ。回路ムラは殆ど無い。なので鋭い音感を持つ人には向いている。その上、高音質だ。たぶん春先には久々に使う事が...孤独こそが唯一の慰め

  • 希望も恐怖も

    さて今日は休みだ。早朝からしていた事は、相変わらずのTRIO「KX-7000」(カセットデッキ)の調整だ。それはカウンターベルトだったが、ようやく適正の長さの物と交換をして、回転ムラ等のトラブルを回避出来た。それでかなり以前にNHK-FMで放送されたオペラアワーから、1962年のバイロイト音楽祭の演目「タンホイザー」を録音したものを走行系のチェックテープとして使っている。実は、その序曲冒頭のクラリネット、ファゴット、ホルンが奏でる旋律が、少しの回転ムラでも居心地が悪くなる程の音階で、その素朴な旋律がスムーズに鳴らない。それはピアノ曲にも言える事で、一音、一音の音階がしっかりと鳴らないと気持ち悪くなる。ちなみに今日交換したカウンターベルトが最もブレがなく、見るからに安定していた。まだ細かい調整は必要だろうが...希望も恐怖も

  • 無実の罪

    毎日、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン或いは現代のプロメテウス」から登場人物の台詞だ。曰く「もしわたしのことを覚えてくださり、無実の罪を着せられたと思ってくださるなら、運命にこの身を委ねます」。「お嬢様、天のご意志に耐えるわたしを見て、何かを学んでいただければ」と。昨日に続き、ヴィクター・フランケンシュタイン(怪物の創造者)の弟、ウィリアムを殺害した犯人として罪を着せられたジュスティーヌ・モーリッツの台詞だ。これは自らの苦境を神からの受難と考え、それを見る者は「潔白とは、どう言うものか?」を感じなさいてな事だ。さてTRIOのカセットデッキは、結局はモーターを交換した。動力系回路の不備で外したVictorからだ。安定回路も追加した。これは電解コンデンサと三端子レギュレータを利用...無実の罪

  • 状況証拠

    さて今日も英国の女流小説家のメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から、その台詞だ。昨日に続き、ヴィクター・フランケンシュタイン(怪物の創造者)の弟、ウィリアムを殺害した犯人として罪を着せられたジュスティーヌ・モーリッツの台詞だ。曰く「これだけはっきりしていれば、自白などいらないようなものですが、それでもよかった」。「判事さんたちにしても、これだけ明白とはいえ、自白もなしに状況証拠だけで有罪を宣告するのは寝覚めが悪いでしょうから」。実はウィリアムを殺害したのは、ヴィクターが造りだした怪物なのだが、その場に居合わせただけで犯人にされてしまった。しかしその前の目撃証言がないのは不幸だった。つまり真実は、状況によってはねじ曲げられる事もあるのだ。何処かで聞いたような事案だが、...状況証拠

  • 不利な証拠?

    さて今日も英国の女流小説家のメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から、その台詞だ。曰く「神様はわたしの潔白をご存じです。けれどもわたしは自分の言葉によって、無罪放免を得ようとは思っておりません」。「わたしにとって不利な証拠とされている事実をはっきり簡潔にご説明して、身の証を立てたいと思います」。こちらはヴィクター・フランケンシュタイン(怪物の創造者)の弟、ウィリアムを殺害した犯人として罪を着せられたジュスティーヌ・モーリッツの台詞。この物語ではフランケンシュタイン家と最も関わりの深い人物である。清廉潔白とは、全て真実の元にある。何事も真実に勝るものはない。さて先頃他界した指揮者の小澤征爾さんだが、週刊誌では相続絡みで在らぬ噂話があるが、だから週刊誌、然れど週刊誌である...不利な証拠?

  • 無実の人間

    「ああ!ジュスティーヌが犯人だというなら、無実の人間などいませんわ。わたしは自分に罪がないのと同じように、あの娘が無実だと信じています」。こちらも英国の女流小説家のメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」からだが、その物語でフランケンシュタインの弟のウィリアムが怪物の最初の犠牲者となったが、当初、その殺人犯として家政婦のジュスティーヌが疑われ、後に絞首刑になった。それをフランケンシュタインの婚約者であるエリザベス・ラヴェンツァが嘆いた。それがその台詞だ。人を信じるとはそう言う事だ。こんな大事ではなくとも、そんな事はあるものだ。先日、数本だが、8ミリフィルムの再テレシネをした。画質は上々だ。まだ加工前だが良い画質だ。折をみて、続きをしよう。それと折角、連休は取ったものの、予...無実の人間

  • 徹頭徹尾無知?

    「実際、あの怪物をつくりだしたわたし以外に、わたしの話を信じる人間がいるでしょうか」。「わたしがこの世に生み出した生ける記念碑、思い上がって徹頭徹尾無知なあの怪物は、自分の目や耳で確かめない限り、信じられるものではないのです」。こちらも英国の女流小説家のメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から(科学者を志す)青年、フランケンシュタインの台詞だが、確かに人造人間は、今の世にあっても荒唐無稽な話だ。「信じる物は救われる」なんて言葉がある。それこそ【やりすぎ都市伝説】の「信じるのはあなた次第」だが、結構、事実を目の当たりにしても信じられない光景は、一生のうちには幾度か体験をするものだ。さて今日も休みだが、妹の用事に付き合わねばならず、些か厄介である。しかしながら掛かる事情が...徹頭徹尾無知?

  • 恐れていた悲惨さ?

    「ただ一つ気づかずにいたことがありました」。「自分が思い描き、恐れていた悲惨さは、わたしがこれから耐えるべく運命づけられた苦しみの百分の一にも至っていなかったのでした」。こちらもメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から(科学者を志す)青年、フランケンシュタインの台詞だが、目的は達成したものの、それに伴うリスクもあり、それに気が付いたフランケンシュタインの苦悩を示したものだ。大体、物事と言うのは、ノーリスクの方が有り得ないと思うのだが、如何なものか?話は変わるが、今日は、このblogの更新をサッサと早朝に終えて、この前の休みに出来なかった事を仕上げる予定だった。しかしながら例のTRIOの「KX-7000」なるカセットデッキで気掛かりな事があり、手を出したらこの有様だ。そ...恐れていた悲惨さ?

  • 静謐

    「懐かしい山々よ!わたしの美しい湖よ!このさまよえる男をどのように迎えてくれるのか?おまえたちの頂上はくっきりとして、空や湖は静謐だ」。「これは平和の予兆なのか、それともわたしの不幸をあざ笑おうとするものなのか?」。こちらもメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から登場人物の台詞と名言だが、科学者を志す青年、フランケンシュタインの台詞だ。些か大時代的だが、大自然の圧倒的なスケールは、ちっぽけな人間の存在を知らしめる。これでフランケンシュタインの気は晴れたのだろうか?しかし浄化はされただろう。そんな事を思ったりする。さてハム音が気になっていたTRIOの「KX-7000」なるカセットデッキだが、キャプスタンモーターの電磁ノイズなので、手持ちのフィルムコンデンサでアース処理を...静謐

  • 不幸な人間?

    さて今日もメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から登場人物の台詞と名言と思われる言葉を取り上げる。これはフランケンシュタインの幼馴染みであるヘンリー・クラーヴァルの台詞だ。曰く「あの子の事を哀れに思うのはよそう。哀れに思う気持ちは、残された不幸な人間たちに取っておこう」と。これはフランケンシュタイン(科学者を志す青年)に対してとも、それによって造られた怪物に対しても取れる言葉だ。この物語は正に不幸の輪廻だ。映画では、その怪物の怪異ばかりが強調されるが、実は悲しい物語だ。折角、この世に誕生したのに創造主から命を狙われるのだから無情である。その物語を改めて読むと、映画化された数々の作品が、相当脚色されている事が解るだろう。そして原作レイプは、古くから行われていた事を知る。...不幸な人間?

  • 美しい夢

    今日から再び英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から、その台詞と名言だ。これは科学者を志す、青年フランケンシュタインの台詞である。曰く「人生にはさまざまなことが起こるとはいうものの、人間の心ほど移ろいやすいものはありますまい」。「二年近くの間、命を持たない身体に生命を吹き込むために、一生懸命努力をしてきたのです」。「だが今、それが完成した途端、美しい夢は消えて、息も止まるほどの恐怖と嫌悪感とで胸がいっぱいになったのです」と。正に怪物が誕生した時の感想だ。確かにあまりにも多大な期待のあった事が、達成されると、目的を失い、その現実を突き詰められると虚しさも感じるものだ。この物語の場合は特異過ぎるだけに尚更だ。話は変わり趣味だが、例のTRIO「KX-7000...美しい夢

  • 振り掛かってきた事。

    「その場で振り掛かってきた事を、精いっぱいやって、自分に出来る限りのいい音楽をする事によって、いろんな事がなんとか運んできた」。こちらは指揮者の小澤征爾さんが半生を振り返り、その感想を述べた時の言葉だ。さて巨匠は、1935年(昭和10年)9月1日に満洲国奉天市(現:中華人民共和国瀋陽市)生まれている。父、開作は歯科医師であり、満洲国協和会創設者の一人である。その同志に満洲事変の首謀者となった板垣征四郎と石原莞爾が居り、一字ずつ貰って「征爾」と命名したとWikipediaにあった。なかなか曰くつきだ。さてその言葉だが、精一杯に苦難に立ち向かい、道を切り開く。長い人生、それでどうにか物事を運んだ経験は、誰しも色々とあるものだ。そんな事を改めて思ったりする。巨匠不在と言われる世の中だが、今や大時代も終わり、本当...振り掛かってきた事。

  • その心。

    「技術の上手下手ではない。その心が人をうつのだ」。こちらは先日亡くなった世界的な指揮者の小澤征爾さんの名言だが、メッセージ性の高さは精神の純度にあると思う。想いや志しとは、そう言うものだろう。6日に心不全で亡くなった。享年は88歳だった。葬儀は近親者で行ったそうだ。大往生である。その征爾さんだが、ボストン交響楽団の音楽監督を務めていた期間(1973年-2002年)の元気バリバリの時代の印象が深く、エネルギー溢れる指揮振りが、まだ脳裏に浮かぶ。今思うと、当時は大指揮者級の名匠が活躍する中、欧米や欧州楽壇で、若い日本人指揮者が張り合っていたのだから凄い事だった。現在、メジャーリーグで活躍されている大谷翔平さんでもないが、それ位の勢いがあった。ちょっと音楽に詳しい人ならば、「カラヤン、ベーム」の時代を懐かしむだ...その心。

  • 本性が許す以上の大きな存在

    さて今日も英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から、その台詞と名言だ。曰く「どうかわたしから学んでいただきたい」。「知識を得る事が如何に危険な事であるかを知り、人間にとって、本性が許す以上の大きな存在となろうと言う野心を抱く事より、生まれた町が世界だと信じているほうがずっと幸福である事を、理解して欲しいのです」と。これは物語中のフランケンシュタイン(科学者を志す青年)の台詞だ。その知識も善し悪しである。ものを知り過ぎると、そのレベルじゃないと解らない怖さは確かにあると思う。知識とはそう言うものだ。今日は休みだが、修理作業が頓挫していたTRIOのカセットデッキ、「KX-7000」が、普通に使えるようになると、事は一変し、時間が空いてしまった。しかしながら...本性が許す以上の大きな存在

  • 狂人の夢?

    さて今日もメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から、ヴィクター・フランケンシュタイン(科学者を目指す青年)の台詞だが、こんなものがある。「いいですか、わたしは今狂人の夢を語っているのではありません」。「昼も夜も信じられないほどの努力と苦労を繰り返し、わたしは生命発生の原因を発見することに成功しました。そして、生命の通わぬ物質に生命を吹き込むことができたのです」と。正にあの怪物の誕生につながる話だ。一見、不可能だと思われた事も、考えれば閃く事がある。しかし閃いたら早い。思考実験から実践に変わる。その話を枕に趣味の話だ。例のTRIOのカセットデッキ、「KX-7000」の件だ。何故か初動だけ暴走する事があり、原因解明に苦慮している最中だ。安定時は素晴らしい音質だ。走行系がそ...狂人の夢?

  • 確固たる利益

    「天才たちの努力がたとえ間違った方向に向かっていたとしても、究極的に人類の確固たる利益となる事は間違いがないのです」。これはメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から、ヴィクター・フランケンシュタイン(科学者を目指す青年)が通うインゴルシュタットの学校で,自然科学を教えるクレンペ教授の台詞である。各分野に於ける発展に伴う研究(開発)をする者には言える事だろう。勿論、その善し悪しはある。さて昨日一昨日と連休を取っていたので、用事を振り分けたが、身体の疲れもあり、思うようには行かなかった。しかしながら半場、諦めていたTRIOの「KX-7000」なるカセットデッキの回転ムラが解決したのは良かった。とは言うものの、初動が不安定なので、その原因は解明しなければならない。なかなか厄...確固たる利益

  • 価値のない現実

    「(現代の学問は)限りのないスケールを持つ幻想を捨てて、ほとんど価値のない現実を受け入れよと迫っているのです」。こちらもメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」からフランケンシュタイン(科学者を目指す青年)の台詞である。即ち想定内を証明する為の学問である。とは言うものの、この台詞には政治プロパガンダの現実を語ってはいない。今日も休みだが、昨日に半場、諦めていたTRIOの「KX-7000」なるカセットデッキの回転ムラが解決した。何の事はない。ゴムベルトやプーリー等の機械的な欠陥だ。なので今日も細かい処をチェックし、完全に故障の元の根を絶とうと思う。何だか引っ掛かりやすい。何処かに負荷が掛かっているようだ。なので途中でテープが終了したような動作をする。そこをどうにかしよう。午...価値のない現実

  • 悲しみは、寧ろ甘えに?

    「やがて時が至ると、悲しみは、寧ろ甘えに変わります。口元に笑みを浮かべるのは冒涜かもしれませんが、それでも消す事が出来なくなる」。こちらはメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」からフランケンシュタイン(科学者を目指す青年)の台詞だ。即ち「同情を求める気持ちが沸きあがる」ってなものか?さて今日は休みだが、朝からやっている事と言えば、除雪作業とカセットデッキの故障個所の解明だ。そこで結論だが、そのカセットデッキは、回転ムラの原因が解らずに諦めていたTRIO「KX-7000」だ。ひょんな事からゴムベルト周辺から異音がするのを発見し、そのゴムベルトの長さを見直したら、何の事は無い、簡単に直ってしまった。それとよく観察をすると、プーリーがフライホイールに擦れていた。なので当たって...悲しみは、寧ろ甘えに?

  • 捨てる事が幸福に

    「その時に私は、こうした学問を続ける事が悪であり、それを捨てる事が幸福につながると言う事を学ぶべきだったのだと思います」。こちらもメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」からフランケンシュタイン(科学者を目指す青年)の台詞だが、その登場人物の台詞や名言は暫く取り上げる。例を上げると、まるで原子力の基礎に辺る核エネルギーの質量とエネルギーの関係を見出したアインシュタインの研究にも言え、通じるものもあるだろう。つまりそう言う事。時に捨てる覚悟も大切である。それこそ煩悩だが、その108つのうちのひとつが小生の趣味であるカセットデッキの修理だ。下手の横好きではあるが、結果が悪くても、その失敗が実となる。そこを理解する事が電子や機械知識のスキルUpとなる。【失敗は成功の元】とは度重...捨てる事が幸福に

  • 一つの秘密。

    「世界はわたしにとって一つの秘密であって、それを見極めたいと思ったのです」。こちらもメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」からフランケンシュタイン(科学者を目指す青年)の台詞だが、まあ世の中は個人レベルでは解る事なんぞ、氷山の一角しかないだろう。世界は広いのだ。さて自民党の政治献金の不正問題だが、また話の軸が動いている。早い話が<誤魔化さずに帳簿に書いて、不明金を作るな!」ってだけの事なのに、今や「政治献金をやめろ!」となっている。だから反対をしている「野党も政治献金をやめてみろ!」だ。別に議員達の給料だけでやり繰り出来ればそれでいい。ソイツらで金を出し合って政党の運営もすればいいだけの話だ。こんな言い方も何だが、国民の生活には関係のない話だ。後は自民党副総裁の麻生太郎...一つの秘密。

  • 計画の為の導き。

    最近はメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から名言と思われる台詞や言葉を取り上げているが、改めて原作に触れてみると発見する事が割とある。なので暫くそれから始めよう。こちらも科学者を目指す青年、フランケンシュタインの台詞だ。曰く「(私の話は)計画の為の導きとなり、失敗しても慰めとなる、そんなものが得られるかもしれません」と。これは人造人間への計画だろうか?まあ失敗は成功の元である。なのでそれも慰めとなる。そのフランケンシュタインの台詞に引っ掛ける訳でもないが、父が亡くなった年に買ったVictorの「KD-A3」なるカセットデッキだが、動力系の不備があり、(ある程度の原因は、予想はついているものの)泣く泣く御蔵入りだ。なので以前にメイン機として使っていた1973年当時の高...計画の為の導き。

  • 中途半端な存在?

    さて今日もメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」から名言と思われる台詞や言葉を取り上げよう。これは物語中で科学者を目指す青年、フランケンシュタインの台詞である。曰く「わたしたち人間は不完全な生き物で、中途半端な存在なのです」。「だから自分より賢く、優れた愛しい存在──友人とはそうあるべきものでしょう──が手助けしてくれなければ、自分の弱くて欠点だらけの本性を改善できないのです」と。結局、自身の悪い処を客観視して、助言が出来るのも両親や古い友達ですからね。その友達でも「親友」と言えるような存在は、特に貴重だろう。まるで身内並に意見を言ってくれるのだがらありがたい位だ。だからそこまでの人間関係を築ける人は大切だと思う。さて今日も休みだが、昨日は色々と誤算があり、一時停止に難...中途半端な存在?

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