花の色は 移りにけりないたずらに 我が身世にふる ながめせしまに 有名な 小野小町が詠んだとされる 和歌ですが 古典では 《花》といえば 桜の事だとされますので、 この歌は 小野小町が自身の 老いに対する憂いを 桜の花に準(なぞら)えて 掛詞(かけことば)を 見事に散りばめて 詠まれています。 私は 桜の花が あまり 好きではありませんので、 私が好きな花で 小野小町が 見た世界観を 想像してみたいと 思います。 皆様 お好きな花は ありますか? 女性は お花の名前に詳しい方も 多いのでは ないでしょうか? 私は 女性の割に 知っている花の名前は 少ない方かもしれません。 好きだった花が 突然…