衣替え
古くから季節の変化を体で感じて、情緒豊かに暮らしてきた日本人は、四季の移り変わりを楽しみ、季節感を大切にしてきました。江戸時代の俳人・山口素堂は「目には青葉山ほととぎす初鰹(はつがつお)」と、季節感をよく表した句を詠み、初夏の到来に心が弾む思いの、江戸の人々の姿が目に浮かぶようです。気温の変化に合わせて服装を変える「衣替え」も、日本人特有の習慣と言えるでしょう。温暖化の影響もあって近ごろは、季節感を失い気味で、5月なのに真夏を思わせる気温の上昇に、やや困惑気味です。昨日・名古屋へ向かう電車の中では、クールビズ姿の乗客もちらほら見え、夏の到来を実感しています。28日、民放のテレビ番組「ポツンと一軒家」を見ていたら、静岡の山の中で1人暮らしをする男性がいて、寒くなればニュージーランドでラーメン屋を経営して暮し...衣替え
2023/05/30 01:58