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自死遺族のブログ https://suicidal.hateblo.jp/

ある日突然、自死遺族になった。 家族が自殺したなんて、周りにに言いづらい世の中だけど、意外と沢山いるんだろうな。

つまちょ
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2022/07/27

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  • 父の遺書

    父の遺書の中に、こんな1文がありました。 「つまちょの1番綺麗な時期を この目で見られなかった事が とても残念です。」 つまちょ、当時27歳。 父の思う、1番綺麗な時期は 20代前半とかなのかな?? でも正直、思いました。 「これから1番綺麗な時期、 1番幸せな時期がきっと来るのに どうして待っていてくれなかったの?」 1番綺麗な時期とは 父親的には、いつの事だったのでしょう…? 結婚する姿が、 もう見られないと思ったんでしょうか? 兄に精神障害があるので、 私が結婚することは難しいと 思ったのかもしれません。 いろんな事情はあれど、 私は父が亡くなって1ヶ月半後に出会った人と 半年後に婚約し…

  • なぜ自死遺族は周囲に隠すのか?

    「父が亡くなりまして…」 「お気の毒に…ご病気だったんですか??」 このような会話で私はいつも 「はい」と答えてしまいます。 理由は、 自殺で亡くなったことを言いたくないから。 日本の自殺者の人数から考えると、 身近にも自死遺族がいてもおかしくないのです。 いえ、もっと言うと 居るはずなのです。 ではなぜ、自死遺族の存在を、知らず 周囲で見かけないのでしょうか? 理由はひとつ。 自死遺族の方々は、死因が自殺であることを 隠したいから。 なぜ、家族が自殺した事を隠したいのか その理由を分析してみます。 ①可哀想だと思われる あるあるかもしれませんが 家族が亡くなったと言われれば気の毒に思いますよ…

  • 自殺のことをどう考えていたか

    私が自死遺族になる前。 父が自殺する前。 私にとって「自殺」は、全然 身近な物ではありませんでした。 知り合いや親戚に、自殺した人は居なかったし 「自殺はしてはいけないこと」 という日本の教え?を受けていたので、 弱い人が自殺する 悪い人が自殺する という暗黙のルールみたいな物が 自分の中にありました。 自殺した本人に対して どうしてもう少し頑張れなかったんだろう? どうして頂いた命を大切にできないんだろう? という考えもありました。 自殺してしまった本人に対しての気持ちはあっても、 その家族がどのように感じているかなんて、 想像した事もありませんでした。 では、自殺は弱い人がするのでしょうか…

  • 助けられた歌

    父の死後、 助けられた歌があります。 B’zさんの TINY DROPSという歌です。 当時の職場の上司(B’zファン)が 同じくご兄弟を自死で亡くされた遺族の方で、 この曲に助けられたから聞いてみると良いよ。 とのことで。 私はB’zはOCEANぐらいしか知らなかったのですが この曲は歌詞がとても良くて 心に響きました。 会えないのはつらいけれど それは変えられないこと 最後には僕も行くから その日までのさよなら 旅を終え生まれた場所に 戻るあなたに手を振ろう 精一杯に手を振るよ そうか。 父は、旅を終えたのか。 生まれた場所に戻っただけなのか。と 少し心が納得出来たようなきがするんです。 …

  • いま、父をどう思うか

    過去の事や、自殺した当時のことを書く前に 現在の私の暮らしや、思いを少し書きます。 現在、私は結婚して、夫と2人で暮らしています。 父が亡くなった1か月半後に出会った夫なので 父に紹介する事は出来ませんでした。 先日、夫に聞いてみた。 「もし、私のパパに会えるなら、 何を話したい??」 夫はしばらく考えた末、 (私にとっては)意外な事を答えました。 「なんて事してくれたんだ、と 怒ると思う」 と。 滅多に怒らない夫なので正直意外でした。 でも、 私が心から傷ついて、そして 自分を責め続けた日々を知っていて 支えてくれた夫にしてみれば 当然なのかもしれません。 私ももし、、、大切な人の家族が自殺…

  • 自死遺族になる前

    こんにちは。 自己紹介といっても、自死遺族です、くらいしかないので(笑) ます、自死遺族になる前の私の話をします。 私は三人兄弟の末っ子という立場で産まれました。 父は当時、東京大学を卒業後 海外の専門分野の大学院を卒業したばかり。 その海外で姉と兄が生まれ、帰国後すぐに私が生まれました。 父は、真面目で冗談が通じない、 プライドが高くて仕事ができる、 そんな人。 趣味は電車の時刻表(笑)というか数字。 恐ろしい程に記憶力がある人でした。 これは兄にまるまる受け継がれてます。 父はとてもとても仕事が忙しく、 たまに休日に遊んでもらったくらいの記憶しかない。 母は父の真逆のような人で、 明るくプ…

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