こちらの楽曲、最初の1回だけ聞いても、この曲の良さは分からないかもしれません。 いやむしろ、PVの視覚効果もあいまって、人によっては「こんな気持ち悪い曲、二度と聞くか! このボケッ!」ってなるかもしれません。 現に私もそうでした。 初めて聞いたときには、気持ち悪...
2009年に運営していたブログを、リニューアルして復活させてしまいました。 いつまで続けるかは、不明です。
When Doves Cry(ビートに抱かれて)/Prince & The Revolution(プリンス&ザ・レボリューション)
こちらの楽曲、最初の1回だけ聞いても、この曲の良さは分からないかもしれません。 いやむしろ、PVの視覚効果もあいまって、人によっては「こんな気持ち悪い曲、二度と聞くか! このボケッ!」ってなるかもしれません。 現に私もそうでした。 初めて聞いたときには、気持ち悪...
Get Back(ゲット・バック)/The Beatles(ビートルズ)
1968年にリリースされたアルバム『The Beatles(通称「ホワイト・アルバム」)のレコーディング中、音楽性の違い等からメンバーの間で軋轢が生じました。 その空中分解寸前のグループを立て直すために、ポールが「原点に返ろう」と他のメンバーに呼びかけ、行われたのが...
Stairway To Heaven(天国への階段)/Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)
日本では『天国への階段』というタイトルで親しまれているこの曲は、ご存じ1971年に発表されたレッド・ツェッペリン(以下ZEP)の名曲中の名曲です。 元々はアルバム『Led Zeppelin IV』に収録されていものですが、実はこのアルバム発売前には、北アイルランドに...
Voodoo Chile(ヴ―ドゥー・チャイルド)/Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)
Jリーグ界ではよく「レフティ・モンスター」という言葉が使われます。 それはおそらく「左利きの怪物」という意味でしょう。 そのレフティ・モンスターの代表が小倉隆史と中村俊輔です。 では、ロック界におけるレフティ・モンスターはといえば、やはりポール・マッカートニーと...
Happy Ever After(ハッピー・エバー・アフター)/Julia Fordham(ジュリア・フォーダム)
だいぶ昔、テレビの深夜番組で、名前は忘れましたがとあるカリスマ・モデルの日常を追ったドキュメンタリーが放映されていました。 その中で、お風呂上がりのリラックスタイムには、この大好きなジュリア・フォーダムの『ハッピー・エバー・アフター』を聞きながら、お肌のお手入れをす...
When The Going Gets Tough, The Tough Get Going(ゲット・タフ)/Billy Ocean(ビリー・オーシャン)
ビリー・オーシャンは1950年、コモンウェルス・オブ・ネイションズ(イギリス連邦)はトリニダード・トバゴ生まれ。 10歳で渡英しているため、活動の本拠地はイギリスです。 おそらくこの人をボコボコに殴ったら、つのだ☆ひろになる? いや、それはともかく本名はレスリー...
Ellie My Love(いとしのエリー)/Ray Charles(レイ・チャールズ)
この曲がCMで流れてきたとき、、これがあの『いとしのエリー』だったと気づくのに、ずいぶん時間がかかったのを覚えています。 それもそのはず、まさかあのレイ・チャールズが日本の歌をカバーしていたなんて夢にも思っていませんでしたから。 これを作った桑田佳祐本人は、「嬉し...
今回は珍しく、アルバム紹介です。 とりあえず第1回目に紹介するアルバムは、スウィングル・シンガーズの『「ミッション・インポッシブル」~映画音楽集』です。 スウィングル・シンガーズは1962年、グループの名前のともなっているウォード・スウィングルを中心に、フランスは...
Pictured Life(幻の肖像)/Scorpions(スコーピオンズ)
ソックリさん情報。 スコーピオンズのクラウス・マイネとスピッツの草野マサムネ、チープ・トリックのロビン・ザンダーとチャゲ&飛鳥の飛鳥涼。 それぞれ2組同士、歌声が似ているんですね。 それはともかく、今回ご紹介する曲は、そんな草野マサムネに声が似ているクラウス・マ...
That's All(ザッツ・オール)/Genesis(ジェネシス)
この曲がヒットしたのは、1983年。 そして私がこの曲を初めて聞いたのが、その5年後ぐらいでしょうか。 そしてこの曲の独特のピアノのイントロを聞いた瞬間、「あれ? これって『サタデー・ナイト・フィーバー』で使われていた曲だよね」って、勘違いしたものです。 しかも...
The Rock Stops Here(ロック・ストップス・ヒア)/Eric Carmen(エリック・カルメン)
去る3月11日、エリック・カルメンの訃報が伝えられました。 70年代からの洋楽ファンならだれもが知っている偉人なだけに、日ごろお世話になっているブロガーさんたちも、彼にゾッコンという方ばかりです。 それだけに、ショックも大きかったと思われます。 ただ、エリックの...
Coming Up(カミング・アップ)/Paul McCartney(ポール・マッカートニー)
当時育休中だったジョン・レノンが、この曲を聞いて音楽活動を再開したとされる、いわくつきの曲でもあったようです。 ジョンは、1980年4月9日に一家でロング・アイランドを訪れ、その翌日に車中のラジオでこの曲を聞き、「メロディが頭から離れなかった」とか(『uDiscov...
今月1日、『ドラゴンボール』の生みの親である鳥山明先生が亡くなられました。 68歳だったそうです。 私にとって鳥山先生といえば、やはり『Dr.スランプ アラレちゃん』。 リアル・タイムで見た最後のアニメが寺沢武一先生の『スペースコブラ』なら、その1つ前が『Dr.スラ...
Give Me Up(ギブ・ミー・アップ)/Michael Fortunati(マイケル・フォーチュナティ―)
リック・アストリーやデッド・オア・アライブ、カイリー・ミノーグにバナナラマ。 私は生まれてこのかた、ディスコやクラブなるものにはいったことがないのですが、ただ、どういったわけか当時ディスコで流れていたような彼らの音楽だけは知っているという、変な男の子でした。 「踊...
Heaven(ヘブン)/Bryan Adams(ブライアン・アダムス)
ブライアン・アダムスは1959年11月5日、カナダはオンタリオ州キングストン生まれ。 同姓同名のプロレスラーが存在するようですが、当然ながら彼とは別人です。 この曲『ヘブン』は、世界的に大ヒットしたアルバム『レックレス』からのサード・シングルで、自身初の全米№1シ...
Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)/Nirvana(ニルバーナ)
意外に思われるかもしれませんが、ニルヴァーナといえば「この曲しか知らない」というほどに、私、彼らの音楽を聞いたことがないんです。 しかものこの曲のタイトル、長すぎでいまだに覚えきれていないという有り様です。 ええっ! ロック好き、メタル好きなら、絶対避けて通れない道な...
Knock Three Times(ノックは3回)/Tony Orlando & Dawn(トニー・オーランド&ドーン)
トニー・オーランド&ドーン及びドーンは、1970年代に活躍したアメリカのポップ・バンド。 我が国、日本では山田洋二監督によって映画化された『幸福の黄色いハンカチ』の元ネタをモチーフにした『幸せの黄色いリボン』のヒットでも有名です。 元々はCBSレコードの音楽出版社...
Uptown Girl(アップタウン・ガール)/Billy Joel(ビリー・ジョエル)
『アップタウン・ガール』は、1983年にリリースされたビリー・ジョエルにとって9作目のアルバム『イノセント・マン』の第2弾シングルとして発売されました。 第1弾シングルの『あの娘(こ)にアタック』が全米1位に輝いたのに対し、こちらは全米3位どまり(といっても5週連続...
Every Little Step(エブリ・リトル・ステップ)/Bobby Brown(ボビー・ブラウン)
この曲が流行った1989年ごろというのは、私自身の洋楽ライフもすっかり様変わりしていて、ヒットチャートの追っかけによる多種多様なレパートリーから、特定のジャンルの特定のアーティストを聞くようになりました。 早い話、シングル中心からアルバム中心へと変わっていったわけで...
Cool It Now(クール・イット・ナウ)/New Edition(ニュー・エディション)
ニュー・エディションは1978年、アメリカはマサチューセッツ州ボストンで結成されたR&Bユニット。 当初はボビー・ブラウンが学園祭や地元のイベントなどで歌やダンスを披露していたところを、他の4人のメンバーの目に留まり、このユニットが結成されたとされています。 ちな...
Saving All My Love For You(すべてをあなたに)/Whitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)
こんなことを言うのは失礼かもしれませんが、私はとくに彼女、ホイットニー・ヒューストンのファンという言わけではありませんでした。 それでも20世紀の洋楽シーンを語る上欠かせない存在ということ、明日は彼女の(日本でいう)十三回忌ということで取り上げたいと思います。 とはい...
Video Killed The Radio Star(ラジオスターの悲劇)/The Buggles(バグルス)
『Video Killed the Radio Star』。 直訳すれば、「ビデオに殺されたラジオ・スター」ということになるのでしょうか? 1950年代~60年代というのは、ラジオが主要メディアでした。 それがミュージックビデオなどの普及により、ラジオのディス・ジョ...
Official髭男dismは、50年前から既に存在していた? 見た目のインパクトが強烈なバンドと言えば、1970年代初頭に流行ったグラム・ロックのバンドがあります。 さらには80年代のパンク・ロックや、髪の毛を長々と伸ばしたヘビー・メタルバンドもその類。 しか...
Alone Again (Naturally)(アローン・アゲイン)/Gilbert O'Sullivan(ギルバート・オサリバン)
ギルバート・オサリバンは1946年アイルランド生まれのシンガーソングライター。 デビューは1969年ですが、そんな彼のもっと有名な曲といえば、72年にリリースされた『アローン・アゲイン』。 この曲は日本でも、CMソングやいろいろな場面のBGMとして使用されています...
Need You Tonight(ニード・ユー・トゥナイト)/INXS(インエクセス)
1980年のデビュー以来、初の全米第1位に輝くと同時に、世界的に彼らの人気を不動のものにした1曲でもあります。 これにより、オーストラリア出身の彼らは「南半球最強のロック・バンド」との異名持つようになったとか。 近年ではアップルのCMソングにも起用されたらしく、そ...
Everybody Have Fun Tonight(エブリ・バディ・ハヴ・ファン・トゥナイト)/Wang Chung(ワン・チャン)
Wang Chungと書いてワン・チャンと読む。 これまた面白い名前というかなんというか…。 デビューは1982年のこと。 ニック・フェルドマンとジャック・ヒューズを中心に結成されたバンドですが、名前の由来は読んで字のごとく、中国語から来ているそうです。 結...
このグループ、よく赤い鳥と混合してしまうときがあります。 これはやはり高橋真梨子と山本潤子という、日本を代表する女性ボーカリストが所属していたということが関係しているのだと思われます。 それゆえ「あれ、どっちだっけ?」って、迷うこともしばしばです。 そんな、ペド...
Rebel Yell(反逆のアイドル)/Billy Idol(ビリー・アイドル)
名前だけ聞くと、最近の若い人は「えっ? ビリー・アイリッシュの間違いでは…」と思われるかもしれません。 しかしこのビリー・アイドルといいう人、まぎれもなく実在しています。 っていうか、80年代に青春を過ごした方にとっては、こんなの常識中の常識なんですけどね。 そ...
Careless Whisper(ケアレス・ウィスパー)/Wham!(ワム!)
拙ブログの記念すべき第1回目の投稿以来の、ワム!の登場となります。 おそらくこの曲、『ケアレス・ウィスパー』は、80年代を代表する名バラードのひとつ。 全米ヒットチャートでは1985年2月16日付より3週連続1位を獲得。 その年の年間チャートでも、80年代最強のマド...
Life In A Northern Town(ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン)/Dream Academy(ドリーム・アカデミー)
クリスマス・ソング以外での冬歌の定番ソングといえば、やはりこの曲、ドリーム・アカデミーの『ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン』を思い浮かべます。 この曲、そのタイトルが示す通り、極寒の北の街での暮らしを叙情的に歌い上げた歌です。 それゆえに、冬歌の佳作として、今で...
Heat Of The Moment(ヒート・オブ・ザ・モーメント)/Asia(エイジア)
今年は辰年ということで、今回も前回に続いて「Dragon(龍)」にちなんだ曲をご紹介。 といっても、こちらはタイトルやユニット名に「Dragon(龍)」を冠しているわけではありません。 2番の歌詞にちらっと「You catch a pearl and ride t...
Puff, The Magic Dragon(パフ)/Peter, Paul & Mary(ピーター・ポール&マリー)
みなさん、新年あけましておめでとうございます。 令和6(2024)年の今年は辰年ということで、その一発目に紹介する楽曲は、やはりこれ。 洋楽の中では数少ない、「Dragon(龍)」を題材にしたが曲です。 『パフ』は1963年に、ピーター・ポール&マリーが大ヒット...
Difficult To Cure(治療不可)/Rainbow(レインボー)
やっぱり年末にはヘヴィメタ&ハード・ロックがよく似合う? っていうのは当ブログの風習になってしまったようで、昨年の大みそかには、そのタイトルから『 ファイナル・カウント・ダウン 』をアップさせていただきました。 そして今年の年末は? ご存じレインボーのアルバ『Dif...
Somebody Stole My Gal(恋人を取られて)/Pee Wee Hunt(ピー・ウィー・ハント)
ピー・ウィー・ハントは1940年代から1950年代に活動していた、ジャズ・トロンボーン奏者及びボーカリストです。 この曲『恋人をとられて』は、1954年にハントがリリースしたアルバム『Swingin' Around』の2曲目に収録されています。 ちょうどこのアルバ...
The Little Drummer Boy(リトル・ドラマー・ボーイ)/Jackson5(ジャクソン5)
この曲、ジャクソン5もカバーしていたんですね。 収録アルバムは『クリスマス・アルバム』。 そうです、あの有名な『サンタが街にやってくる』が収録されたアルバムです。 数あるクリスマス・キャロル(クリスマス・ソング)の中でも、私のお気に入りの部類に入るのですが、なぜ...
Let It Go(レット・イット・ゴー)/Idina Menzel(イディナ・メンゼル)
この曲、どうやらクリスマス・ソングとしても知られているようです。 なるほど、「アナと雪の女王 クリスマス」で検索すると、それらしき映画の一場面がYouTubeにアップされているようです。 歌っているのはイディナ・メンゼルという人で、劇中ではエルサの役を演じていた人...
Merry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)/坂本龍一
おそらく今年のクリスマスは、この曲があちらこちらでかかりまくりそうな、そんな予感がします。 そうです、今年の5月に坂本龍一さんが亡くなられて初めてのクリスマス。 日本には新盆というのはありますが、それのクリスマス・バージョンが注目される人物も、ちょっと珍しいのでは...
I Miss You(アイ・ミス・ユー)/Klymaxx(クライマックス)
当時としては珍しい、黒人女性だけのバンドがこのバンド、クライマックスでした。 1979年、ドラマーのバーナデット・クーパーを中心に、アメリカはロサンゼルスで結成された彼女たち。 当初のメンバは7人だったそうですが、この曲『アイ・ミス・ユー』をリリースしたころには、...
この曲とこの映画に関してはとくに思い入れはないのですが、さすがにジャッキー・チェン関連の曲を今までさんざん取り上げておいて、これも取り上げなければファンからお叱りを受けそうです。 と言いますのもこの映画、デアゴスティーニの「好きなジャッキー映画ランキング」では、ほか...
One Of These Days(吹けよ風、呼べよ嵐)/Pink Floyd(ピンク・フロイド)
11月28日の『 スカイ・ハイ 』の記事を書いていたら、急にこの曲のことも思い出しました。 それはなぜか? もうコアなファンの方ならご存じかと思いますが、『スカイ・ハイ』がプロレスラーのミル・マスカラスのテーマ曲なら、この曲『吹けよ風、呼べよ嵐』は、名悪役プロレス...
Dangerous Eyes(デンジャラス・アイズ)/小清水ミチル
1978年に香港で制作された、ジャッキー・チェン主演の映画の日本公開オリジナルの主題歌です(日本公開は83年)。 こちらも前回の『 ドラゴン・フィスト 』の流れを汲んでおり、作曲は林哲司、歌は小清水ミチルというコンビです。 日本公開が5年遅れたのも、おそらく78年...
当ブログには「洋楽で世界一周」なるカテゴリーがありますが、この曲『スカイ・ハイ』も、一瞬、そちらのカテゴリに入れようかと、思ってしまいました。 なぜなら、この曲を聞くと反射的に思い浮かべるのが、なぜかメキシコ。 ジグソーってメキシコのグループ? いえいえ、ジグソ...
China Girl(チャイナ・ガール)/Hero(Hero英雄)
おそらくジャッキー映画の主題歌の中で、もっとも中毒性が高い曲がこの曲、『チャイナ・ガール』だと思われます。 こちらも昭和55(1980)年に日本公開された映画、『拳精』の主題歌です。 そしてやはり、こちらも日本公開版のオリジナル。 タイトルは『チャイナ・ガール』にな...
China Girl(チャイナ・ガール)/David Bowie(デビッド・ボウィ)
ご存じデビッド・ボウイの代表作となってしまったアルバム『レッツ・ダンス』からのシングル・ナンバー。 アルバム・プロデュースはナイル・ロジャースで、当時のファンは「あのナイル・ロジャースと手を組んだ!」といって、かなり驚いたそうです。 ちなみに、私が初めてデビッド・...
Shourin Fighter(少林ファイター)/山崎アキラ
こちらは、以前より紹介しているジャッキー・チェン主演の映画ではありませんが、香港のカンフー映画でありながら、日本公開版のみのオリジナル主題歌があるという共通点から、取り上げたいと思います。 『少林寺三十六房』は1978年に香港で制作されましたが、日本公開は昭和58(...
We Belong(ウィ・ビロング)/Pat Benatar(パット・ベネター)
先日、大橋純子さんの訃報を知ったとき、なぜか彼女のことを思い出してしまいました。 といっても、彼女と大橋さんには何の接点もないのですが、個人的に「なんか似てるな」ってずっと思ていました。 ところで80年代を主戦場としている私としては、本記事の主役であるパット・ベ...
Now And Then(ナウ・アンド・ゼン)/The Beatles(ビートルズ)
ビートルズ、61年の歴史に幕?! …と、こんなことを書いてしまうと「そんな寂しいこと言うなよ!」って、ファンの方に怒られてしまいそうです。 ただ、これ以上のビートルズの"新しい曲"を求めようとすると、埋もれていたボツ・ネタ曲まで取り上げなきゃいけなくなります。 ...
Eye Of The Tiger(アイ・オブ・ザ・タイガー)/Survivor(サバイバー)
やはり関西人だからでしょうか、昨年のオリックスが日本一に輝いた当日には、バッファロー・スプリングフィールドを取り上げました(こちらを参照 ⇒⇒⇒ )。 ということは、阪神タイガースが日本一に輝いた今年、この曲を取り上げないわけにはいきません。 『アイ・オブ・ザ・タ...
Cheating Monkey(カンニング・モンキー)/SHY(シャイ)
『ドランクモンキー酔拳』『スネーキーモンキー蛇拳』『クレイジーモンキー笑拳』 これらはすべて「モンキー・シリーズ三部作」と言われています。 そこへきて、果たして『カンニングモンキー天中拳』を「モンキーシ・リーズ」に入れるかどうか、少々微妙なところ。 現にこの映画、...
Halloween(ハロウィン)/Impellitteri(インペリテリ)
本日はハロウィンということでこの曲を紹介しようと思ったら、この曲、2002年のF1グランプリのスターティンググリッド紹介のBGMだったんですね。 本記事を書くにあたっていろいろ調べていくうちに、この事実を初めて知りました。 なるほど、この曲の持つ疾走感は、あのT-...
【祝・南アフリカ優勝!】You Can Call Me Al(コール・ミー・アル)/Paul Simon(ポール・サイモン)
今年のラグビーW杯は、南アフリカの連覇で幕を閉じました。 といっても今回のW杯、日本では前回ほど盛り上がらなかった、といいうのが私の印象です。 なんでも前回の決勝戦「南アフリカvsイングランド」の観客動員数は、同じく日本で行われた2002年のサッカーW杯決勝戦「ブラジ...
Crazy Monkey(クレイジー・モンキー)/Dr.Soup(Dr.スープ)
昭和55(1980)年に日本で公開された映画『クレイジー・モンキー笑拳』の主題歌です。 こちらも前2曲どうよう、日本公開のみのオリジナル。 歌っているのは、Dr.スープというのだそうです(初めて知りました)。 当時は、舘ひろしさん主演の『薔薇の標的』との同時上映だっ...
昨日の職場では、BGM代わりに鳴らしているラジオからは、午前中にもんたさんの楽曲が2曲流れました。 そのうちの1曲がご存じこちら。 やっぱり同じ関西人としては、どうしてもこの人のニュースに目が行ってしまいます(っていうか、チンペイさんも関西人だし)。 ところで、もん...
She's My Kind Of Girl(木枯らしの少女)/Bjorn & Benny(ビョルン&ベニー)
なんだか急に寒くなってきて、いよいよ秋本番といったところでしょうか。 そんな木枯らしが吹きそうなこの時期にぴったりな楽曲といえば、やはりこの曲。 まさにタイトル通りです。 といっても今年は、秋を通り越してもう冬に突入しそうですが…。 ところで、このビョルン&ベニー...
Kyrie(キリエ)/Mr. Mister(ミスター・ミスター)
バンド名だけを聞くと、某K-POPアイドルを連想する方もおられるかもしれませんが、こちらはれっきとしたアメリカのロック・バンドです。 Mr.ミスター(Mr.Mister)という変わった名前のロック・バンドは、アリゾナ州はフェニックスで結成され1984年にメジャー・デ...
1978~83年当時、日本公開版のジャッキー・チェンの映画には、当時の配給会社だった東映が、オリジナルの主題歌やテーマ曲を作成していました。 以前紹介した『 拳法混乱 (カンフージョン)』もそのうちのひとつ。 しかも、当時の東映さんのセンスはなかなかのもの。 197...
Dynamite(ダイナマイト)/Jermaine Jackson(ジャーメイン・ジャクソン)
「えっ? 『Dynamite』って、あの『Dynamite』じゃないの!」なんて、お叱りを受けそうですが、今回ご紹介する『Dynamite』は1984年にリリースされたジャーメイン・ジャクソンのほうの『Dynamite』です。 そう、この名前に"ピン!"ときたかたは...
全然知らなかったのですが、今年の3月末に、ジャッキー・チェンなどの吹き替えを担当されていたい声優の石丸博也さんが引退されていたそうです。 まあ、訃報でないのが何よりなのですが、やはり学生時代、テレビの洋画劇場でよく聞いていた、ジャッキーのあの声がもう聴けなくなるのか...
All I Need(オール・アイ・ニード)/Jack Wagner(ジャック・ワグナー)
「 我愛你 」「ウォーアイニー」「オーアイニー」「オール・アイ・ニード」「All I Need」 バンザーイ! いや、冗談抜きで、前回紹介した『我愛你』がCMで流れたとき、本当にサビの部分を「All I Need」と歌っていると思っていました。 それほど、ジャック・...
この曲、何人かの知り合いに聞かせたところ、意外と知っている人が少なかったのに、びっくりしました。 それだけに、改めて聞いてもらったところ「いい曲だ」と、好感触。 いやぁこの曲、覚えておいてよかったです。 タイトルは『我愛你(ウォーアイニー)』。 歌っている人は13...
Don't Answer Me(ドント・アンサー・ミー)/The Alan Parsons Project(アランパーソンズ・プロジェクト)
本日、9月29日は「中秋の名月。 こういう洋楽ブログをやっていると、やはり"月"をテーマにした楽曲も外せません。 そんななか、"月"と言ってどうしても思い出す楽曲はこちら。 「えっ? 何で?」って思われる方も多いかもしれませんが、そのココロはといえば… まあ、...
Moonlight(ムーンライト)/Viper(ヴァイパー)
当ブログ初の再投稿!br> 今週の29日は中秋の名月。 洋楽懐メロ紹介ブログでは、どこもかしこもビートルズの『ミスター・ムーンライト』かマーク・オールドフィールドの『ムーンライト・シャドウ』一色だったりして。 そこへいきて、当ブログではそれをやらないのが、私のひん曲...
You Belong To The City(ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ)/Glenn Frey(グレン・フライ)
前回の『シスコはロック・シティ』が第1位だったころ、その週の第2位がこの曲でした。 『We Built This City』の次に『You Belong To The City』。 まさにその週は、「Cityソング」のワン・ツー・フィニッシュだったわけですね。 ただ...
We Built This City(シスコはロックシティ)/Starship(スターシップ)
このバンドの歴史を振り返ると、どうも非常にややこしです。 まずスターシップの母体となったのが1960年代に結成されたジェファーソン・エアプレイ。 その後彼ら名前をジェファーソン・スターシップへと改めます。 さらに80年代に入ると、バンド名から「ジェファーソ...
先日、知人らと一緒にメタリカを聞いていたら、思わずこの曲を思い出してしまいました。 といっても、私はそれほどメタリカを聞き込んだ、というわけでもないのですが…。 メタリカは1981年、アメリカはロサンゼルスで結成されたヘヴィ・メタル・バンドです。 ラーズ・ウルリ...
すみれ September Love(すみれ・セプテンバー・ラブ)/一風堂
竹内まりやさん同様、こちらも、タイトルに「September」がついた超有名曲。 9月の歌って、意外と洋楽よりも邦楽の方が多いのでしょうか? 歌っているのは一風堂という日本のユニット。 現在ではラーメン店の方が有名になっていますが、当時は流行の最先端を取り入れた...
Mamma Maria(マンマ・マリア)/Ricchi E Poveri(リッキ・エ・ポーヴェリ)
前回からの「まりや繋がり」でこの曲を選んだ、というわけではないのですが、それにしても、この曲を聞いていると「インターネットって偉いもんやなぁ…」ってことをつくづく感じることがあります。 それもそのはず、この曲は私が中学か高校のころに一度聞いて以来、まさに20年間探し...
9月になると、どうしても外せない楽曲というのが、アース・ウィンド&ファイヤーと竹内まりやの『セプテンバー』になりますよね。 今回ご紹介するのは、竹内まりやさんの方ですが、その竹内まりやさん実家は出雲大社の二の鳥居近くにある、明治10年創業の老舗旅館だそうです(Wikip...
September(セプテンバー)/Earth,Wind & Fire (アース・ウインド&ファイヤー)
凄くベタベタな選曲になってしまいますが、9月といえばやはりこの曲! タイトルが『September(9月)』なだけに、やはりこの曲は外せません。 っていうか、「なんで去年の9月はこの曲を選ばなかったんだ!」ってお叱りを受けるぐらいの定番ソング。 アースの楽曲の中...
Dreamtime(ドリームタイム)/Daryl Hall(ダリル・ホール)
ダリル・ホール(Daryl Hall)といえば、80年代を代表するポップス・デュオ、 ダリル・ホール&ジョン・オーツ (ホール&オーツとも言う)のメンバーの1人。 そんな彼のソロ活動の代表曲がこの曲『ドリームタイム』。 実はこの曲、ファンの間ではかなり物議を醸して...
Dschinghis Khan(ジンギスカン)/Dschinghis Khan(ジンギスカン)
こちらも、当ブログで何度か話題に出ている『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』で披露された楽曲だったんですね。 曲のタイトルな『ジンギスカン』なら歌っている人もジンギスカン。 さらに収録アルバムも『ジンギスカン』という、まさに「ジンギスカンのジンギスカンによるジン...
『 恋は水色 』の記事で少し話題に出た『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』ですが、これがなかなか侮れないコンテストでして、欧州圏ではかなり有名なコンテスト。 1956年の第1回大会から数えて、なんと60年以上もの歴史を持つのだそうです。 その『恋は水色』は4位で...
Live Is Life(ライヴ・イズ・ライフ)/Opus(オーパス)
♪ナナーナナナ いや、これ、別にジョイマンのネタじゃないですよ。 1985年ごろ、1~2回聞いただけで、妙に耳から離れないフレーズでした。 ただ、歌っているアーティストの名前も曲名も分からずじまい。 しかし最近は偉いもんで、スマホの鼻歌検索で、長年探し求めて...
Everybody Wants To Rule The World(ルール・ザ・ワールド)/Tears For Fears(ティアーズ・フォー・フィアーズ)
若いカップルから「ドライブに最適な洋楽のBGMを教えて?」と言われたら、私は間違いなくこの曲を挙げます。 それもそのはずで、当の本人たちはアメリカでのヒットを狙ってこの曲をリリースする際、「アメリカ人は、こういうドライブ・ミュージックが好きだからね」とコメントしてい...
Leaving On A Jet Plane(悲しみのジェット・プレーン)/John Denver(ジョン・デンバー)
この曲、ジョン・デンバーのバージョンの印象が強すぎたせいか、ずっと彼のヒット曲だとばかり思っていました。 しかし、ヒットさせたのはピーター・ポール&マリー(以下:PP&M)の方で、ジョンはこの曲の作者でした。 もともとはジョンが、自費で制作したカバー・アルバムに収録さ...
Take Me Home, Country Roads(カントリー・ロード)/Olivia Newton-John(オリビア・ニュートン=ジョン)
本日はオリビアの一周忌です。 「あれから、オリビアの曲に興味が湧きましたか?」と尋ねられれば、「う~ん…」ですかね。 やっぱりこの年になってくると、何か新しいものを自分の中に取り入れようという気力が、徐々に薄れてきます。 そんなオリビア・ニュートン・ジョンですが...
Nothing Compares 2 U(愛の哀しみ)/Sinéad Marie O'Connor(シネイド・オコナー)
2023年7月26日、シネイド・オコナーさんが亡くなったそうです。 56歳でした。 死因は今のところ明らかにされていませんが、もともとメンタルヘルスと闘っていたとも噂される彼女ですから、何かそれも影響していたのでしょうか? そんな彼女の代表曲といえば、やはりこの...
Sea Of Love(シー・オブ・ラブ)/Honeydrippers(ハニードリッパーズ)
私のように後追いで、前回紹介した ZEP を知った人間としては、やっぱりロバート・プラントを先に知ったのはこのハニードリッパーズからでした。 もともとR&Bが大好きだったロバートが、その自らの原点に立ち返ろうと結成されたバンド…、だったのかもしれません(あくまで私の...
Communication Breakdown(コミュニケーション・ブレイクダウン)/Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)
ビートルズとローリング・ストーンズと共に、20世紀のロック史に燦然と輝くロック・バンドと言えば、やはりレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)ではないでしょうか。 彼らがどれだけすごいのか。 ある人から聞いた話なのですが、20世紀の終わりごろか21世紀の初...
I Can't Hold Back(キャント・ホールド・バック)/Survivor(サバイバー)
サバイバーといえば、どうしても瞬間的に頭がよぎるのが『アイ・オブ・ザ・タイガー』。 サントラの選曲にも権限を持つといわれている、スタローンに見いだされた彼らは、同曲の大ヒットで一躍有名になります。 でも、ちょっと待った! です。 今回ご紹介する、『キャント・ホー...
つい最近知ったのですが、この曲のプロデュース、なんと大瀧詠一さんだったんですね。 シティ・ポップスの大御所がまさかこんなふざけた曲、失礼、ユニークな曲をプロデュースなさっていたとは…。 リリースは1982年。 『 オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ 』のコメント欄でも...
Owner Of A Lonely Hear(ロンリー・ハート)/Yes(イエス)
こちらの曲は、私が洋楽全般、いわゆる全米ヒットチャートの追っかけをやり始めたころに、よく流行っていた曲です。 曲のタイトルは『ロンリー・ハート(原題は『Owner Of A Lonely Heart』)』 「ロンリー・ハート」といえば、その2年前に流行った竹田和夫...
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)/The Beatles(ビートルズ)
こちらの楽曲、アルバム・タイトルとともに、タイトルだけは有名ですが、実際に聞いたことがあるという人はどれぐらいいるのでしょうか? ビートルズをかじったという初心者の方なら、「タイトルは知っているけれど曲は…」という方がほとんどかもしれません。 いや、もしかしたら...
Take On Me(テイク・オン・ミー)/a-ha(アーハ)
おそらく80年代のPVの中で、もっともインパクトを与えたPVといえば、これかもしれません。 現実の女性が三次元と二次元の世界を行ったり来たり。 今の漫画オタクの世界観を、そっくりそのまま映像化したようなPVです。 この『テイク・オン・ミー』を歌っているa-haは...
Norwegian Wood(ノルウェーの森)/The Beatles(ビートルズ)
はっきり言って、この曲を一躍有名にしたのは村上春樹ではないかと思えるほど、彼がこの曲に与えた影響力は大きいものと思われます。 現に私も、この曲のタイトルが『ノルウェーの森』だと知ったのが、村上春樹がきっかけでした。 もちろん、その独特のメロディは村上春樹以前から知...
Panis angelicus(天使の糧)/Luciano Pavarotti feat.Sting(ルチアーノ・パヴァロッティ feat. スティング)
オペラといえば、私たちにとっては敷居の高い代物といったイメージがありますが、その敷居をほんの少しだけ下げてくれたのが、稀代のテノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティではないでしょうか。 まず彼の代名詞ともいえる楽曲は、なんと言っても歌劇『トゥーランドット』の中で歌わ...
Something(サムシング)/The Beatles(ビートルズ)
1969年に発売された通算11枚目のアルバム『アビー・ロード』に収録され、翌年に『カム・トゥギャザー』との両A面としてシングル・カットされた、ジョージ・ハリスンの(ビートルズ時代の)名曲です。 もともとはこの曲、ジョージが『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』のセ...
Karla With a K(カーラ)/The Hooters(フーターズ)
最近(と言っても3か月ほど前ですが)、プロのアコーディオン奏者の生演奏を聴く機会がありました。 その方の生演奏を見聞きしていたら、なぜかこの曲を思い出しました。 それもそのはずですね、80年代に人気を博した洋楽アーティストの楽曲の中で、これほどアコーディオンをフュ...
Lady Madonna(レディ・マドンナ)/The Beatles(ビートルズ)
まさに「肝っ玉母さん」の奮闘ぶりを歌にした楽曲、といったら語弊があるでしょうか? この曲を元にして、のちに『パタパタママ』が作られた。 …ってのは、私の勝手な想像ですが。 ところでこの曲、もともとはポールが、ナショナル・ジオグラフィックに掲載されていたオーストロ...
ILE AIYE~WAになっておどろう/AGHARTA(アガルタ)
V6がカバーしたことでも有名になったこの曲は、もともとはNHKの『みんなのうた』で放映されていた楽曲です。 それがきっかけで大きな反響を呼び、やがて長野オリンピックの閉会式でも歌われるようになりました。 歌っているのはAGHARTAという"謎の地底人"ユニット。 ...
All My Loving(オール・マイ・ラヴィング)/The Beatles(ビートルズ)
英米では正式にシングル・カットされていませんが、今でもビートルズのナンバーの中では人気を誇る1曲です。 ポールの作品。 歌詞はロイ・オービソンと一緒にまわったツアーのバスの中で書かれたもので、曲は会場に到着後、舞台裏に置いてあったピアノで作曲したのだそう(Wiki...
Who Can It Be Now?(ノックは夜中に)/Men At Work(メン・アットワーク)
先日の上岡龍太郎さんの訃報を聞いて、なぜかこの曲を思い出しました。 この曲の邦題が『ノックは夜中に』。 もうお分かりかと思いますが、やはり関西人の私としては、この字面を見れば、思わず『ノックは無用!』を連想させてしまいます。 関西ローカルのお昼の番組で、毎週土...
Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)/The Beatles(ビートルズ)
1966年にリリースされたアルバム『リボルバー』に収録され、同年8月5日は『イエロー・サブマリン』との両A面シングルとしてリリースされました。 65年の『イエスタデイ』以来のストリング・アレンジで、その編成はバイオリンが4人、ヴィオラが2人、チェロが2人の計8人編成...
L'amour est bleu(恋はみずいろ)/Vicky Leandros(ヴィッキー・アレンドロス)
この曲、ずっとポール・モーリアがオリジナルだとばかり思っていました。 でも、違ったんですね。 もともとはヴィッキー・レアンドロスという人が歌った楽曲で、1968年の「ユーロビジョン・ソング・コンテスト1967」で4位に入賞し、それがきっかけで世界中に知れ渡った楽曲...
I Feel Fine(アイ・フィール・ファイン)/The Beatles(ビートルズ)
イギリスとアメリカでのリリースは1964年の11月。 それから遅れること約2か月後の、1965年1月に日本でリリースされました。 作者の名義は「レノン&マッカートニー」となっていますが、実質上はジョンの作品。 フィードバック奏法を使用した初期の事例として、今でも...
What's Love Got To Do With It(愛の魔力)/Tina Turner(ティナ・ターナー)
ちょっと不謹慎な話になってしまいますが、ティナ・ターナーの訃報を受け、私が思わずやってしまったことは、Googleのトレンドワードを調べることでした。 その結果やっぱりといいますか、5月25日の午後9時時点では「ティナ・ターナー」が1位でした。 このまま洋楽アーテ...
Dead End~Love Flowers Prophecy(デッド・エンド~ラヴ・フラワーズ・プロフェシー)/Godiego(ゴダイゴ)
先日、みんさんがコメント欄で紹介してくださった楽曲です。 私もゴダイゴに関してはそれなりに聞いていた方なのですが、まさかこんなクオリティの高い楽曲が存在していたとは、ちょっと驚きです。 制作は1977年。 70年代の洋楽に疎い私に、"ゴダイゴ"という名前を伏せてこの...
Ob-La-Di Ob-La-Da(オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ)/The Beatles(ビートルズ)
昔々、ラジオかテレビかは忘れましたが、ある特別番組でビートルズの特集が放映されていました。 そのとき、評論家から語られていたのは、文字通り「ビートルズの歴史」。 そして、この楽曲が収録されているアルバム『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』がリリースされた196...
Help!(ヘルプ!)/The Beatles(ビートルズ)
前回の『 ヘイ・ジュード 』と並んで、いきなりタイトル・コールから始まるが曲として有名です。 リリースは1965年。 そのタイトルが示す通り、当時のジョンの心境を歌詞にしたしたためた曲としても有名です。 急激な成長の中で、ビートルズにまつわることが全て自分たちの想像...
メイン・タイトル・テーマ(『ラスト・エンペラー』オリジナル・サウンドトラック盤より)/坂本龍一
令和5年3月28日に、日本を代表する音楽家・坂本龍一さんが亡くなられました。 71歳だったそうです。 本来であれば、4月上旬にこの記事をアップしたかったのですが、4月中にどうしてもアップしたかった記事があったので、このような形になってしまいました。 ところでその坂...
「ブログリーダー」を活用して、かんたさんをフォローしませんか?
こちらの楽曲、最初の1回だけ聞いても、この曲の良さは分からないかもしれません。 いやむしろ、PVの視覚効果もあいまって、人によっては「こんな気持ち悪い曲、二度と聞くか! このボケッ!」ってなるかもしれません。 現に私もそうでした。 初めて聞いたときには、気持ち悪...
1968年にリリースされたアルバム『The Beatles(通称「ホワイト・アルバム」)のレコーディング中、音楽性の違い等からメンバーの間で軋轢が生じました。 その空中分解寸前のグループを立て直すために、ポールが「原点に返ろう」と他のメンバーに呼びかけ、行われたのが...
日本では『天国への階段』というタイトルで親しまれているこの曲は、ご存じ1971年に発表されたレッド・ツェッペリン(以下ZEP)の名曲中の名曲です。 元々はアルバム『Led Zeppelin IV』に収録されていものですが、実はこのアルバム発売前には、北アイルランドに...
Jリーグ界ではよく「レフティ・モンスター」という言葉が使われます。 それはおそらく「左利きの怪物」という意味でしょう。 そのレフティ・モンスターの代表が小倉隆史と中村俊輔です。 では、ロック界におけるレフティ・モンスターはといえば、やはりポール・マッカートニーと...
だいぶ昔、テレビの深夜番組で、名前は忘れましたがとあるカリスマ・モデルの日常を追ったドキュメンタリーが放映されていました。 その中で、お風呂上がりのリラックスタイムには、この大好きなジュリア・フォーダムの『ハッピー・エバー・アフター』を聞きながら、お肌のお手入れをす...
ビリー・オーシャンは1950年、コモンウェルス・オブ・ネイションズ(イギリス連邦)はトリニダード・トバゴ生まれ。 10歳で渡英しているため、活動の本拠地はイギリスです。 おそらくこの人をボコボコに殴ったら、つのだ☆ひろになる? いや、それはともかく本名はレスリー...
この曲がCMで流れてきたとき、、これがあの『いとしのエリー』だったと気づくのに、ずいぶん時間がかかったのを覚えています。 それもそのはず、まさかあのレイ・チャールズが日本の歌をカバーしていたなんて夢にも思っていませんでしたから。 これを作った桑田佳祐本人は、「嬉し...
今回は珍しく、アルバム紹介です。 とりあえず第1回目に紹介するアルバムは、スウィングル・シンガーズの『「ミッション・インポッシブル」~映画音楽集』です。 スウィングル・シンガーズは1962年、グループの名前のともなっているウォード・スウィングルを中心に、フランスは...
ソックリさん情報。 スコーピオンズのクラウス・マイネとスピッツの草野マサムネ、チープ・トリックのロビン・ザンダーとチャゲ&飛鳥の飛鳥涼。 それぞれ2組同士、歌声が似ているんですね。 それはともかく、今回ご紹介する曲は、そんな草野マサムネに声が似ているクラウス・マ...
この曲がヒットしたのは、1983年。 そして私がこの曲を初めて聞いたのが、その5年後ぐらいでしょうか。 そしてこの曲の独特のピアノのイントロを聞いた瞬間、「あれ? これって『サタデー・ナイト・フィーバー』で使われていた曲だよね」って、勘違いしたものです。 しかも...
去る3月11日、エリック・カルメンの訃報が伝えられました。 70年代からの洋楽ファンならだれもが知っている偉人なだけに、日ごろお世話になっているブロガーさんたちも、彼にゾッコンという方ばかりです。 それだけに、ショックも大きかったと思われます。 ただ、エリックの...
当時育休中だったジョン・レノンが、この曲を聞いて音楽活動を再開したとされる、いわくつきの曲でもあったようです。 ジョンは、1980年4月9日に一家でロング・アイランドを訪れ、その翌日に車中のラジオでこの曲を聞き、「メロディが頭から離れなかった」とか(『uDiscov...
今月1日、『ドラゴンボール』の生みの親である鳥山明先生が亡くなられました。 68歳だったそうです。 私にとって鳥山先生といえば、やはり『Dr.スランプ アラレちゃん』。 リアル・タイムで見た最後のアニメが寺沢武一先生の『スペースコブラ』なら、その1つ前が『Dr.スラ...
リック・アストリーやデッド・オア・アライブ、カイリー・ミノーグにバナナラマ。 私は生まれてこのかた、ディスコやクラブなるものにはいったことがないのですが、ただ、どういったわけか当時ディスコで流れていたような彼らの音楽だけは知っているという、変な男の子でした。 「踊...
ブライアン・アダムスは1959年11月5日、カナダはオンタリオ州キングストン生まれ。 同姓同名のプロレスラーが存在するようですが、当然ながら彼とは別人です。 この曲『ヘブン』は、世界的に大ヒットしたアルバム『レックレス』からのサード・シングルで、自身初の全米№1シ...
意外に思われるかもしれませんが、ニルヴァーナといえば「この曲しか知らない」というほどに、私、彼らの音楽を聞いたことがないんです。 しかものこの曲のタイトル、長すぎでいまだに覚えきれていないという有り様です。 ええっ! ロック好き、メタル好きなら、絶対避けて通れない道な...
トニー・オーランド&ドーン及びドーンは、1970年代に活躍したアメリカのポップ・バンド。 我が国、日本では山田洋二監督によって映画化された『幸福の黄色いハンカチ』の元ネタをモチーフにした『幸せの黄色いリボン』のヒットでも有名です。 元々はCBSレコードの音楽出版社...
『アップタウン・ガール』は、1983年にリリースされたビリー・ジョエルにとって9作目のアルバム『イノセント・マン』の第2弾シングルとして発売されました。 第1弾シングルの『あの娘(こ)にアタック』が全米1位に輝いたのに対し、こちらは全米3位どまり(といっても5週連続...
この曲が流行った1989年ごろというのは、私自身の洋楽ライフもすっかり様変わりしていて、ヒットチャートの追っかけによる多種多様なレパートリーから、特定のジャンルの特定のアーティストを聞くようになりました。 早い話、シングル中心からアルバム中心へと変わっていったわけで...
ニュー・エディションは1978年、アメリカはマサチューセッツ州ボストンで結成されたR&Bユニット。 当初はボビー・ブラウンが学園祭や地元のイベントなどで歌やダンスを披露していたところを、他の4人のメンバーの目に留まり、このユニットが結成されたとされています。 ちな...
ジム・スタイマンの楽曲の中で、もっとも日本人に親しまれているのがこの曲、『ヒーロー』です。 もともとはこの曲、1984年のケビン・ベーコン主演の映画『フットルース』のサントラに収録されていました。 そしてその曲を、麻倉未稀さんがカバーして、そのバージョンが当時の学...
この曲がジム・スタインマンの曲だと知ったのは、曲がリリースされてから20年後のこと。 といっても、これが彼の曲ではないかということは、うすうすとは気づいていました。 この大げさにたたみかけるような盛り上げ方は、まさにスタインマン。 インターネットの普及により、そのこ...
今月の19日(4月19日)は、私のお気に入りの作曲家・ジム・スタインマンの命日です。 2021年逝去ということですから、日本でいうところの三回忌にあたります。 そんなわけで、本日から4月いっぱいまでははジム・スタインマンの楽曲を中心にお届けしたいと思います。 ま...
私はどういうわけかこの曲を聞くと、満開の桜とそこから醸し出す桜吹雪を連想させます。 おそらくこの曲が起用されたCMに、それと似たような場面があって、それが強く印象に残っていたからでしょう。 ただし、そのCMは何だか忘れましたが、たぶん「午後の紅茶」だったと思います。 ...
明日(3月29日)は、志村けんさんの命日です。 本来であれば三回忌にあたる昨年にこの記事をアップしたかったのですが、残念ながら、その日はまだこのブログを開設していませんでした。 よって、1年遅れでの記事投稿ということになります。 さて、その志村けんさんといえば、生...
音時さんのブログで初めて知ったのですが、なんと、この曲もバート・バカラックの作品だったそうです(作詞はもちろんハル・デヴィッド)。 バカラックといえばバラードやAORのイメージが強かっただけに、こんな、「80年代のポップ・ミュージックの権化」のような曲まで手掛けてい...
「今年もチャリティー・ソングは強かった!」 1986年度のグラミー賞を伝えたある音楽雑誌には、このような見出しがあったと思います。 そう、今回ご紹介する『愛のハーモニー』も、前年度グラミー賞を受賞した『ウィー・ザー・ザ・ワールド』同様、チャリティ・ソングです。 ...
彼らにとって通算8枚目のスタジオ・アルバム『フロンティアーズ(Frontiers)』からのシングル・カット。 …なのですが、この曲、日本ではすっかりWBC及び侍ジャパンのテーマソングのようになっております(サッカー日本代表関連の記事はこちら ⇒⇒⇒ )。 おそらくその...
この曲、私にとっての80sの"神曲(かみきょく)"です。 そのタイトル通り、ドン・ヘンリーの哀愁漂わせる渋みのある歌声が、過ぎゆく夏の寂しさを際立たせてくれるようです。 それゆえ、「夏のヒットソング集」というようなコンピレーション・アルバムにもこの曲が収録されていて、...
「『ニューヨーク・シティ…』に続くワードは?」 「セレナーデ」よりも真っ先に「ナイト」と思い付いた人は、かなりディープなジャニーズ・オタクといえるかもしれません。 そう、この曲『ニューヨーク・シティ・ナイト』は、ジャニーズの大先輩・田原俊彦のデビュー・シングル、『哀愁...
『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』とは、これまた洒落た邦題をつけてくれました。 原題が『Arthur's Theme』とあるだけに、こちらはアーサーという人物を主人公にした映画の主題歌。 そして、先日亡くなったバート・バラカックの80年代を代表する名曲中の名曲です。...
このゴダイゴは、邦楽アーティストとしては私の1位2位を争うほどのお気に入り。 いつか当ブログでも取り上げようと思っていた矢先に、突然届いた松本零士さんの訃報。 85歳だったそうです。 松本さんといえばそう、このゴダイゴが映画版の主題歌を歌ったことでも知られる、『...
1週間前の金曜日、家に帰ってネットニュースを見ていたら、タラちゃん役の貴家堂子さんの訃報とともに飛び込んできたのが、バート・バラカックの訃報。 先日の ジェフ・ベック といい デビッド・クロスビー といい、こういう古い曲ばかり専門に扱っていると、このブログも追悼記事...
ロビー・バレンタインは1968年12月4日、オランダはヒルフェルスムの生まれのロック・シンガーです。 幼少期のころからピアノを習っていたため、もともとの彼の音楽嗜好はクラシック音楽だったようです。 そんなある日、テレビで見たクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』のP...
洋楽紹介のブログを運営していると、どうしても外してはいけないアーティストというのが存在します。 そのひとつが、やはりクイーン(Queen)です。 こういうのを運営していると、もうミーハーだなんだと言ってられないんですね。 そんなクイーンの代表曲と言えば、これまた...
当ブログにおいて、短期間で同一アーティスト(ジェフ・ベック)を2度取り上げるのは異例のことかもしれません。 だからといって、こんな言い方は失礼かもしれませんが、私がジェフ・ベックに対して、特別な思い入れがある、というわけでもないんです。 本日紹介する楽曲は、彼が1...
ばんばひろふみさんが所属していたフォークグループ, バンバンのヒット曲に、『「いちご白書」をもう一度』というのがあります(作詞作曲は荒井由実)。 最近の昭和歌謡ブームによって、若い人にも浸透し始めている名曲ですが、この歌に登場する「いちご白書」とは、1970年に公...
先日1月18日、シンガー・ソングライターのデビッド・クロスビーさんが亡くなられました。 享年81歳だそうです。 21世紀も20年以上たつと、60年代・70年代に活躍されていたアーティストも高齢化し、こういう訃報も相次ぐようになってきます。 これだけは、どうしても...
サム・クックは1931年アメリカ・ミシシッピー州はクラークスデールに生まれました。 そしてビートルズがデビューした2年後の1964年に、33歳という若さでこの世を去ります。 そんな彼の功績は、のちの世にも語り継がれ、その後に多くのフォロアーを生み出しました。 私...
BGM代わりにしている職場のラジオをつけたら、いきなりこの曲が流れてきたので、「なんで?!」ってびっくりしました(もともとこのラジオ局は懐かしい楽曲を中心に流すのではあるのですが)。 その後に流れてきたYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の『ライディーン』を聞...