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  • クズ夫を追い出す

    妻を裏切り、子どもたちを裏切り、 さんざん嘘をついて自分だけ楽しんで 家族を傷つけておきながら 今さら泣いて謝る夫の姿は なんというか、とても 滑稽(こっけい)でした。 「 ・・・出ていって。 荷物まとめて、早く。」 私がそう言うと、クズ夫は 首を横に振りました。 「 出て行ってよ。 もう顔も見たくないから。」 いらだった私は 大きな声を出しましたが クズ夫は首を横に振りました。 そしてこう言ったのです。 「 家族と離れたくない…。」 ・・・!? 「 はあ? いくらでも家族とすごす時間あったのに わざわざ家族から逃げて ゴリラ女に会いに行ってたのは 誰ですか? 家族と離れたかったんでしょ? こ…

  • 帰宅後、クズ夫の謝罪

    家に帰ると、もう何をする 気力もありませんでしたが、 とりあえず洗濯物を取り込んで 子どもたちに簡単なものを食べさせました。 しばらくすると クズ夫が帰ってきました。 どうぜゴリエからメールが 届いて状況を知り、 ゴリエのご主人からも 職場に電話があったから、 とんでもないことになったと 慌てて帰ってきたのでしょう。 「 ただいま・・・。」 といつものように言いましたが、 誰も返事をしません。 子どもたちも、和室に サッと逃げ込んでしまいました。 クズ夫は、カバンを置き 神妙な面持ちで私に近づくと、 「 みーちゃん、 ごめん・・・。」 と切り出しました。 私はクズ夫の顔をグッとにらみました。 …

  • 私の12年を返せ

    ゴリエのご主人は、その後いったん 職場に戻るようでした。 学級通信を書かないと、と言っていました。 熱心な良い先生なんだろうな、 と思いました。 この仕事は本当に多忙です。 頑張ろうと思えばどれだけでも 工夫の余地もあり、仕事も増えます。 私もダンナの仕事を理解しているからこそ、 自分はキャリアアップをあきらめ、 家庭を優先させて生きてきました。 それはダンナも望んだことでした。 ダンナは家事も子育てもしないし、 毎日帰りも遅くて土日もいないけど、 生徒たちのために頑張っているのだと信じ 応援してきたし、尊敬もしていました。 それがどうでしょう。 あんな女と遊びほうけて 家にいなかっただけだっ…

  • 子どもたちのこと

    「ぼくは、奥さんのご両親に 恩義があるので 別れないつもりです。」 「・・・。」 私は以前より、クズ夫から 「ゴリエとダンナさんが うまく行っていなくて 愚痴を聞いてあげた」 などという話を何度か聞いていたため、 この日、会うまでは どんな冷たいご主人が現れるのかと 思っていたのですが、 ゴリエのご主人は 誠実そうな人でした。 「 今日はとりあえず ここまでにしましょう。 まずは夫婦で話し合って、 あとは後日。」 そうして私たちは話を終えました。 話の間、子どもたちはおとなしく、 ソファに座って待っていました。 ここまで読まれた方の中には、 おそらく疑問に思う方も いらっしゃることでしょう。 …

  • 慰謝料の額は・・・。

    またしばらく沈黙が続いたあと、 ご主人が口を開きました。 「 さきほど、慰謝料を 請求すると言っておられましたが…。」 「 はい。そのつもりです。 300万。 大丈夫ですか。」 「 いや、うちは夫婦のお金は別々なので 僕はかまわないんですが・・・。」 この夫婦には子どもはいません。 二人とも教員で共働き、 家も建てておらず賃貸みたいだから 金銭的には余裕でしょう。 「それって・・・、ぼくも あなたのダンナさんに 請求できるってことですよね? 慰謝料を。」 「まあ・・・そうなりますね。」 たしかに。 当然、相手も立場は同じですから、 慰謝料を請求する権利があります。 どうぞどうぞ。 と言いたいと…

  • まさか・・・?さかのぼること5年前

    こうしてご主人と話しているうちに、 ふと、私はあることを思い出しました。 もう忘れかけていたけど、 5年ほど前、 うちのクズ夫とゴリエが 同じ中学校に勤務していた時のことです。 忘年会だったか何かの飲み会の後、 夫が朝帰りをしてきたことがありました。 3次会に行く、という メッセージがあったきり、 その後連絡がつかなくなり、 結局朝まで帰ってきませんでした。 当時うちの子供たちはまだ2才,4才で、 まだまだ手のかかる時期で 大変だったこともあり、 私は怒って実家に帰る騒ぎになりました。 帰ってきたクズ夫の言い訳は 「 駅で眠ってしまった 」 という信じがたいものでしたが、 実家に謝りに来たため…

  • 不倫関係はいつから・・・?

    「 いつからなんでしょうね。」 「 わかりません。 でも、ウチのダンナの話では、 ✕✕さんが教育委員会に異動になって、 すごくストレスをためていて、 話を聞いてあげていた、と。」 「 ・・・はぁ~。」 ご主人はため息をつきました。 「 ぼくから見ると、 異動になってからは むしろ、前よりラクそうに 見えたんですけどね…。」 ・・・でしょうね!! 教育委員会の仕事が、 現場より大変なわけがない。 そんなの口実に決まっている。 「 帰りは遅かったんですか?」 「 そうですね・・・。 その日によってバラバラですが、 遅くなることは増えました。 だから、ほとんど夜ごはんは 僕が作っていました。」 はぁ…

  • 知らない方が、良かった?

    ゴリエのご主人は、 私の率直な印象としては “くまさん”のような雰囲気の 男性でした。 正直、”いい人そう”な感じでした。 まだショックで頭が回らないのでしょう、 ぼんやりと手元を見つめるその表情は 痛々しくもありました。 私はほんの少し、 自分のしていることに 罪悪感を感じながらも、 話をつづけました。 「 結婚、何年目ですか?」 「 ・・・7年目です。」 「 そうですか。」 「 そちらは?」 「 うちは、 12年目になりますかね…。」 「 これまで、こういうの ありましたか?」 「 いえ・・・。」 そう言って、少し考えました。 ウチのクズ夫は女好きではある。 これまでも、私の妊娠中に 教育…

  • 泥棒女のご主人と待ち合わせ

    待ち合わせの場所は市内の喫茶店でした。 夕方6時でしたが、 冬だったので日も暮れて、 店はさほど混んでいない様子でした。 駐車場に車を止めて、車内でその人を待ちました。 待ち合わせの時間より少し早く、 1台の車が入って来ました。 たぶんこの人だろうか、と車を降りると、 その人も車を降りて ゆっくりと近づいてきました。 「〇〇さんですか。」 「はい。お忙しいところ 本当にすみません。」 「いえ。 そんなことはいいんです。 入りましょう。」 手短にあいさつをすませると、 私たちは店内に入りました。 私とその人は向かい合わせに座り、 子どもたちは通路をはさんだ隣の席に 座らせました。 「 何、飲まれ…

  • やるべきことはまだまだある

    とりあえず、大きな仕事をひとつ 片づけた私でしたが、 これで終わったわけではありません。 こんなことですむと思うなよ、 泥棒あばずれゴリラ女! 私は、車に乗り込むとすぐさま ゴリエのご主人の職場に電話をかけました。 ゴリエのご主人も中学教師で、 学校名も聞いていました。 「 もしもし…T中学校の〇〇と申しますが。 ✕✕先生は いらっしゃいますでしょうか。」 私は、自分のクズ夫の学校名と名前を出して ゴリエのご主人を呼び出しました。 電話口に現れたそのご主人に対し、 私はゆっくりと、 状況を説明しはじめました。 「 ごめんなさい、私、 T中学校の〇〇 の、妻です!! お仕事中、急にすみません。 …

  • 頑張ったよ・・・私・・・!

    立ち上がった私は、 机の上にあるラブラブメールの 大量コピーの束を指さし 「要ります?」と聞きました。 ゴリエが 「いえ・・・。いいです」と 首をかすかに横に振ったので 持って帰ることにしました。 「行こう。」 子どもたちを連れて、部屋を出ました。 ゴリエも慌てて 慰謝料の請求書をたたんで手に取り、 ついて来ました。 エレベーターホールまで来ると、 背筋を伸ばし、振り返り、 ゴリエに向かって 何事もなかったように 「 ありがとうございました。」 と言いました。 すぐ横の事務所の入り口からは こちらを見ている人の姿が見えました。 ゴリエも平静を装い 「 ありがとうございましたぁ。」 と続けました…

  • 慰謝料請求へ!!

    「 すみません・・・、 私、つい・・・いつも 〇〇さんを 頼ってしまって・・・。」 ゴリエは肩を落とし、小声で そう言い訳をはじめました。 でも、仕事で頼ることと 男女の関係になることは 別ですよね? 私はカバンからファイルを取り出し、 事前に作成しておいた 慰謝料の請求書を 机の上に差し出しました。 ゴリエはその紙を見ると、 さらに動揺した様子でした。 慰謝料の請求額は、300万。 一般的な相場から比べると 少し高いかもしれませんが、 これは相手の立場や収入などにより さまざまです。 社会的に優位な立場にある人なら より高額でも払う可能性は高いでしょう。 この女も、何せ 教育委員会に勤める女…

  • 子どもに言えないようなこと、してるんでしょうが!

    「 会いたい、って何ですか? 仕事中もこんなにメールして しかもかなりひんぱんに 会ってますよね? 平日も土日も! のんびり映画鑑賞って、一体 どこでそんなことしてるんですか? ラブホテルとか行ってるんですか? 時間作ってくれてうれしいのですが アレになってしまいました、って。 アレって生理のことですよね? 体の関係もバレバレですよね?」 恥ずかしいラブラブメールを 読み上げて詰め寄る私に、 ゴリエは慌てて 「 ちょっ・・・! お子さんもいるのに・・・! 場所を変えませんか?」 などと言って 立ちあがろうとしました。 「 はあ? あなたが!! 子どもに言えないようなことを してるんでしょうが!…

  • しらばっくれる不倫女

    「 すみません、 こんな部屋でいいですか? 散らかってますけど・・・ どうぞ・・・ 」 そう言って、ゴリエは 長机にパイプ椅子の 会議室だか物置だかわからない部屋に 私たちを通しました。 「 子どもたちです。 大きくなったでしょう?」 「 え、ええ。 本当に・・・ねえ。」 そんな会話をしてから、 パイプ椅子に腰かけました。 私と子どもたちは並んで座り、 向かい合うような形でゴリエが 座りました。 落ち着かない様子のその女に、 私は単刀直入に伝えました。 「 もう主人から聞いていると 思いますけど、 あなたたちのメールを 見てしまいました。 一体どういう関係か 説明してもらえますか?」 おそらく…

  • 主人がいつもお世話になってます!!

    グレーのパンツスーツに身を包んだ 黒髪ロングヘアのゴリエは、 私たちの姿を見ると、 少し顔色を変えました。 私たちとその女が会うのは 我が家で開いたBBQパーティ以来。 5年ぶりぐらいだったと思います。 以前にも書きましたが、 家を新築したばかりの頃、 クズ夫が職場の人を招きたいと言い出し、 引っ越したばかりの我が家に 10人くらいの若手の先生たちが 来たことがありました。 私も一生懸命おもてなしをして、 本当に大変だったけど、 にぎやかに過ごした思い出でした。 翌年も同じようにBBQパーティを開催し、 その両方(2回とも)に、 ゴリエも参加していました。 当時はその女もまだ、 担任や部活の顧…

  • 不倫女との対決

    市街地にある役所のビルに着くと、 私は煮えたぎる心をおさえて、 できるだけゆっくり、堂々と、歩きました。 子どもたちの手を引いて エレベーターに乗り、 教育委員会のあるフロアに上がると、 いくつかの部屋に、 それぞれの部署が入っており、 真面目そうな人たちが (当然、皆、元は教師です) それぞれにパソコンに向かったり、 電話をしたりしているのが 見えました。 私は、ゴリエが所属していると思われる 〇〇課の部屋をたずねました。 「 こんにちは。 以前、✕✕先生に 大変お世話になった者です。 こちらにいらっしゃると聞いて ごあいさつに伺いました。 」 そう、明るくあいさつをしました。 対応してくれ…

  • 泥棒メスゴリラの職場に乗り込む

    さて、証拠の写真はどうするか。 膨大な数のラブラブメール。 肉体関係もはっきりとわかるやりとり。 すべての写真を私はさらに 3枚ずつカラーコピーしました。 そしてまずは、その紙を持って ゴリラ女の職場に 乗り込むことにしました。 ゴリエの職場、 それは・・・ 教育委員会!!です!!! 子どもたちを教え導く 教師の身でありながら、 しかも、 その指導者でもあるべき 教育委員会に勤めながら よその家庭の夫であり 父親でもある男と 不適切な関係を楽しむとは。 なんて根性悪な あばずれ女なのでしょう。 良心は痛まなかったのか? うちの子どもたちと会ったこともあるのに。 そもそも良心なんてないのか? 途…

  • 離婚?慰謝料?

    こうして、 クズ夫とゴリエの大量ラブラブメールから、 二人がただならぬ関係であることは 確定したわけですが、 私は、ふわふわする頭で、 今後のことを考えなければ なりませんでした。 心の中も頭の中もぐちゃぐちゃでした。 水の中にいるみたいに苦しくて、 息をするのも精いっぱい、 という感じでした。 今まで自分が信じていたもの、 立っていた場所が 足元からガラガラと 崩れ落ちたような感覚。 暗闇の中で、 それでも手探りで、 どうにかしなければ、 進まなければいけません。 私は、母親なのだから。 ・・・ そんな夫とは今すぐ離婚だ、 そう言うのは簡単ですが、 実際、自分がその立場になってみて、 正直、…

  • 年休とって不倫デート!?

    ラブラブメールのやりとりは とにかく ムカつく会話ばかりでしたが 特に目を疑ったのは 「 3月平日 休んじゃう?」 という言葉。 家族のために休むことなんてないのに あんなブス女と会うために 休みとるんだ・・・。 とてもショックでした。 「 3月、平日 休んじゃう?」 「 そんな夢のようなことが できたらいいね 」 「 僕は卒業式が終われば できそうだけど 」 「 ほんとに? 私は全然大丈夫です。 実現しちゃう?」 「 面白そうだね。」 ・・・当時、中3の担任だった夫。 卒業式が終わると、 他の学年の先生より早く 仕事が片付き、 確かに年休などは取りやすいです。 家族には、仕事に行くふりをして…

  • 不倫教師カップルのラブラブメール②

    「明日はどうする?」 「のんびりDVD鑑賞?」 「この前の映画は面白かった? 見たいDVDありますか?」 いったいどこで「のんびり」 DVD鑑賞なんてできるんでしょうか。 お互い既婚者だし。 ホテルでも行ってるんでしょうか? 読めば読むほど、手が震えました。 ・・・ 私は結婚後、1か月ほどで妊娠がわかり、 出産、その後すぐに、 もうひとり妊娠、出産し、 その後は子育てと家事に大忙し、 子どもが1歳になってからは 自分は非常勤で教壇に立ちながら、 毎日必死で頑張ってきました。 自分のおしゃれは後回し、 美容院も半年に一回行けるかどうかで 「のんびり」したことなんて、 この10年記憶にない。 そん…

  • 不倫教師カップルのラブラブメール①

    私は改めて、クズ夫とゴリラ女(以下、ゴリエ) が送りあっていたメールを読み返しました。 「いつ会える?」 「今日会いますか?」 「明日にする?」 「土曜日は難しそうですか?」 「明日も会って、 明後日も会ってくれるの?」 「土曜日も会うつもりですが」 「楽しみにしています」 ・・・ 「明日は部活。 最近✕✕さんに会いたくてたまらない」 「私はいつでも会いたいですよ。 二人でのんびりできる日、 早く来~い!」 脳内お花畑のメールの数々。 読むたびに 怒りで息が苦しくなり、 吐き気をもよおしました。 そうですか、 そんなに頻繁に会ってたんですね! 「のんびり」ですか。 二人で「のんびり」ですか。 …

  • 証拠を消される前に

    ダンナのスマホのラブラブメールを 見つけた私が その後どうしたかをお話しします。 他にも方法があったのかもしれませんが、 その時の私は、 とにかくこの証拠を なんとか残さなければと、 自分のカメラで ダンナのスマホ画面を撮影し続けました。 全部。 全部・・・。 怒りに震える手で、1枚1枚、 撮影しました。 200枚以上ありました。 悔しくて、悲しくて、 つらい時間でした。 そして、この証拠をとにかく 残しておかなければと、 カメラチェーン店に ネットプリントアプリで全部送って、 写真にしてもらいました。 真夜中の作業です。 朝、出勤したら 変なメールの写真プリントが 大量に発注されていて、 カ…

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