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オーストラリアでコリドラスやプレコ等南米ナマズを趣味で調べています。コリドラス歴は6年で若輩者ですがどうぞ宜しくお願い致します。

Riki
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2022/06/27

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  • Cナンバー対応表近況報告

    Cナンバーの対応表作成を来るべきコリドラス亜科の再分類を理由に一時停止していたが我慢出来なかったので空白を埋める作業を最近はしていた。その結果、校正がまだなので不確実な同定や間違いもあると思うが残す所完全な空白は9種まで絞れた。これは159種中、150種埋めた事になる。片手間の作業だったのでかなりの時間を要してしまったがこの残る9種は自力で見つけるには実力不足だと感じたので「伽藍とバザール」に従って集合知...

  • ラタスについて

    今まで何回も発信して来た事ではあるがちゃんと記事にすべきだと思ったのでここに残す。今回はラタスの正体について。そして私個人の意思表明について。全て必要な事を説明してから意思表明をしているので自然に一番下になっているがどうか全て読んで頂きたい。無理なら意思表明の箇所だけで良いので是非読んで頂きたい。まずラタスとは国内ではパンタナルエンシスに酷似する大型のメタリックグリーンが特徴的なコリドラスとされる...

  • Cナンバー対応表制作(4)

    これまた前回から間が空いてしまったがCナンバーの対応表制作第4回、C016からC020までが今回の対象となる。では早速。16. C01616番はコロンビア産のLNメリニ。LNメリニ、LNロクソゾヌスどちらも含んでいる様で、産地の情報は情報はリオグアビアーレ上流のエデンという町の近くで採れるという事しか...

  • アスピドラスについて(2)

    諸事情でまた前回から間が空いてしまったが今回はアスピドラスのまとめをしていきたい。今回のまとめは記載種18種と私の知る限りの未記載種12種を対象にしているが私の知らない未記載種がいる可能性もある。なんなら居てくれた方が嬉しいのでここに載っていない種が居たら是非教えて欲しい。毎回お約束のお断りとしてこのブログは主に独学で書いているので間違った情報が紛れている可能性を否定できない。もし間違いを見つけてくだ...

  • ラディノケントルス・オルナータスについて

    コリドラスのブログでレインボーフィッシュの記事を投稿するのもどうかと思うが今回オーストラリア・アンド・ニューギニア・フィッシュ・アソシエーション(ANGFA)様のご協力でオセアニア魚類専門誌、Fishes of Sahulに掲載されたラディノケントルス・オルナータス(Rhadinocentrus ornatus)のまとめ記事を翻訳させて頂ける事になった。日本語でのレインボーフィッシュについての情報が明らかに少なく、特にラディノケントルス・...

  • ミトゥセーニョについて

    アスピドラスやレインボーフィッシュの記事に使う写真の殆どの使用許可が未だに取れていないので先にこちらをあげる事にした。今回は一種深掘りシリーズ第三回、コリドラスミトゥセーニョについて。入荷が不安定なレア種だがコロンビアのコリドラスの中でも屈指の美形コリドラスだと思う。前提としてミトゥセーニョ(Mitú Segno)は未記載種で学名では無い。コロンビアのヴァウペス県のミトゥ周辺で採取される低い体高に白い地肌、...

  • アスピドラスについて(1)

    仕事納めも終わり、休みの間にもう少し書きたい事があるので更新。今回はアスピドラスについて。近縁種のコリドラスと比べて人気のか細いアスピドラス。動きやら顔付きは可愛らしいので是非日本のアクアリウム業界にも普及していきたい。アスピドラスに興味が出て来た方にハマって貰える様に頑張りたいが論文翻訳という記事には見知らぬ単語、名前が付き物なので初心者向きとは言いづらい。今回はアスピドラスの歴史の方に注目する...

  • Cナンバー対応表制作(3)

    今年も残り僅か。日本はここ数日で気温がかなり下がったと聞く。飼育している魚だけでは無く読者の皆さんもお体ご自愛頂けると嬉しい。今回はCナンバー対応表第3回目。少しアスピドラスについても語りたい事が出て来ているので急ピッチで進めていきたいがまあ希望的観測。では早速11. Mamore11番はボリビアはマモーレ川からマモーレ。パウケルナやグァポレの様な可愛らしい体形。遺伝子的には前述の2種が一番近縁で時点でハステー...

  • Cナンバー対応表制作(2)

    また長い間が空いてしまって申し訳ない。最近はレインボーフィッシュに浮気をしているのだが今回はCナンバー対応表制作の第2回、Cナンバー6-10までについて書いていきたい。毎回恒例の注意書きとしてこの対応表はほぼ私一人の知見で書いているので間違い等もあると思う。間違い等発見された場合はコメント、ツイッター、インスタグラム等でご連絡頂ければ謝罪と共に修正させて頂く。では本題へ。6. C0066番は未記載種、Guam産との...

  • Cナンバー対応表制作(1)

    コリドラスに触れていくと頻出するCナンバー、別に新しい制度でも無いのに国内での流通名との対応表が無いのが混乱を生じさせたり多くのコリドラスを始めたばかりの愛好家の卵の好奇心と時間を削いでいるのでは無いだろうか。もしそうであるなら直さなければならない。と思ったのでCナンバー対応表を制作する事にした。Cナンバーの方は今年10月12日から時間が取れたら作業を進めており、現在159種中113種が対応完了している。今は7...

  • 希少魚類の密漁について

    今年7月、ブラジルの水産省のジャーナルにおいてアクアリストとして実に耳の痛い調査結果が発表された。毎年増加する一方のアマゾン魚類の違法取引についてだ。読者の皆さんは熱帯魚飼育者だと仮定するがどのショップに訪れても居るであろう定番種等と呼ばれるネオンテトラやラミーノーズテトラ等、ワイルドとして国内に入荷される魚の大部分は合法な手続きを経て世界の反対側に渡って来ている。だが希少で保護されている種は取引...

  • 短編#2 標本のタイプについて

    ここ数日予想外の事が連続して時間が無いのだが最近多数入荷しているビファシアータスを見て少し語りたい事が出来たので筆を持った。今回はというか今回もというかちゃんと理解している方には情報量が少ない回となってしまうが出来るだけ有用である様に書いたので許して欲しい。さて、この主にタパジョス産のライン系とか呼ばれるコリドラス達なのだが、通常はラインが2本、均等に入っている。ブラックバックが3本目になりそうな個...

  • 短編#1 アルゼンチンのコリドラスについて

    一か月もサボってしまって居たので現在書きたい事がかなり溜まっている。溜めているアイディア全てを全力でリサーチして有用な物にするのも大事だが知識不足で余り深掘り出来ない所は短編として放出する事にした。今回はアルゼンチンのコリドラスについて短く簡潔に触れてみたい。まずアルゼンチンにはどのようなコリドラスが棲息しているのか。代表的な所で言えば青コリやロンギピンニス、グリフィス、カルラエ、グラディサエ、ペ...

  • 単語/ツール紹介

    忙しかったのと書いていた原稿が消えてしまったので更新が止まっていて申し訳無いが今回はコリドラスに限らず生物に尽いて調べる際に有用であろう単語やサイト等を紹介して行きたい。 読者諸君、情報飽和社会の中でも我々の様な物好きは圧倒的に少数派で検索にも苦労するだろう。だが探求心を満たすという面に於いては情報は探しやすければ探しやすい程良いと思っている。なので今回は情報を入手するという事に特化する為正確性や...

  • ダイジョウブダエとそのグループに尽いて

    一種ではないが最近ダイジョウブダエとダイジョウブダエボンディの混合に尽いて話す機会があったので調べた内容をここに纏める。留意して欲しいのが今回ダイジョウブダエグループとして括ったが、これは相互に擬態していると思われるMimicry-ringのグループを指し、私が独断で勝手に大まかに括った物であって別にちゃんとした分類ではない。では。今回はクルジエンシス(C. cruziensis)、クナーキ(ダイジョウブダエボンディ、C. ...

  • 情報不足なコリドラス 問題提起(2)

    問題の可視化をする試み第2回は情報不足なコリドラスを主題とする。今回もやはり私が知らないだけの可能性があるので何か間違いがあれば訂正して頂きたい。コリドラス(カリクティスだった時代を除く)は19世紀初頭から研究されている220年余の歴史を持つ種だがやはりショートノーズ種はともかく殆どの種がポピュラーとはお世辞にも言い難い。どこに棲息しているのか、何を食べているのか、繁殖のトリガーは何なのか、調べても調べ...

  • 解決の為の問題明確化(1)

    またしても長い間サボっていたわけなのだが気分次第で書いているのでそれは許して欲しい。今回は問題提起を主題として、解決策は未来の自分、もしくは集合知に丸投げする。このブログのメインフォーカスであるコリドラスに限らず、恐らくほぼ全ての分野で全ての認識可能な知識は掘り起こし尽くしたと主張する事は不可能だと思う。まだ不明な点があるのならそれらを提起してリストにし、一つ一つ地道に解決していけばいいと思うので...

  • エリザエに尽いて

    形態回を書かずにエリザエに尽いて書いているのは許して頂きたいのだが、弁明をさせて欲しい。4日前、質の悪いチェーンショップから入手した為長くトリートメントをしていたエリザエの隔離が終わり、エリザエ用に立ち上げた450*260*270の水槽に移した。翌日の夕方、帰宅すれば床にエリザエが一匹干上がっていた。移した後にエアー用の角にウールを詰め忘れたのだ。柄が濃くて特に気に入っていた個体だったのとここ1年辺りコリドラ...

  • Alexandrou et al (2011)の翻訳(3):コリドラスの食性

    再度長い間待たせてしまい申し訳無いのだがAlexandrouシリーズの第三回である。今回はコリドラスに於ける吻の形状と食性に尽いて短く纏めたい。毎回恒例「その前に」がここから始まるが原子の形や安定同位体に尽いて説明の要らない読者の方々、些事等気にしない方々は飛ばしても構わない。それでは。安定同位体今日のメイントピックである安定同位体とは何なのか、ここは義務教育の化学範囲のおさらいと高校化学で習うであろう同位...

  • Alexandrou et al (2011)の翻訳(2):コリドラスな遺伝

    今回はAlexandrou et al (2011)、遺伝に尽いてのまとめになるのだが前回同様に事前知識を最初に置いておく。遺伝に尽いて造形が深い読者の方々、及び些事は気にしていない方々は飛ばす事を推奨する。再三繰り返すようで恐縮だが正確性は求めないで頂きたい。前提としてだが、ここ数年の研究では遺伝子比較には免れられない死角が存在する事が発覚している。故に「遺伝子的には同種」というフレーズが嫌いな人も少なくない。現在の...

  • リニエージリスト

    さあ前回で約束したコリドラスのリニエージの詳細である。必要な事は前回記述したので早速リストを始めるリニエージ1:真性ロングノーズ、ニッセンとイスブリュッカーのいう旧アクトゥスグループであるアクトゥスアマパエンシスアプロウアグエンシス(疑問が残る)アレイオアウロフレナータスブロッキーケルビヌスコリアタエデサナフォーレリィフレリィーゲオフロイヘテロモルフスマクリフェールナルキッススネグロオルセシィオウ...

  • Alexandrou et al (2011)の翻訳(1)

    また色々調べていたら他の事に興味が出てきてしまい、色々発見があったので置いておく。前々から翻訳しなくてはと義務感を感じていたAlexandrou et al (2011)だが、現在かなりモチベーションがあるので翻訳に挑戦したいと思う。挑戦というのはこの論文、ガチガチの骨太なのだ。こんなウェブに載せるのも恐縮な程骨太なのだ。学者では無いので正確さには欠けるかも知れないが、誤りがあれば教えて欲しい。そして誤りを発見出来る程...

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