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はなちゃんのみそ汁 番外篇 https://hanamisosoup.com

妻は乳がんで他界。 残り少ない余命を覚悟して、幼い娘にみそ汁の作り方を教えました。あれから14年。 妻は家族に何を遺そうとしたのか。 その思いを娘に知ってほしくてブログを開設しました。 亡き妻と僕の“心の往復書簡”。

はなちゃんのパパです。音楽とお酒が好きです。毎年、妻の追悼コンサート「いのちのうた」を主催しています。最近、ウクレレを始めました。

hanamiso
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福岡市
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宮若市
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2022/06/25

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  • 昔ながらの「普通のたまご」

    鶏のエサに“着色料”を混ぜない 本来の卵の黄身の色は「濃いオレンジ」ではなく「レモンイエロー」。 15年前、そのことを教えてくれたのは、佐賀県の養鶏家、小野寺睦さんだった。 小野寺さんの卵の黄身は「レモンイエロー」。 くさみがなく、さらっとしていて、ほのかな甘味と旨味も感じる。 ストレスのない環境の中、鶏たちが自家配合した安全なエサを食べているからだろう。 「黄身を濃いオレンジにしたければ、鶏のエサにパプリカやマリーゴールド系の粉末を混ぜればいい」と小野寺さん。「でもね、これって余計な“着色料”なんだよね」と教えてくれた。 たとえば、濃厚さを“演出”するために油かすを多めに配合するなど「エサ次…

  • 子離れできない親

    僕が娘にしてあげられること いつも暮らしの真ん中に娘がいた。 魚釣りやアイガモの解体、シュノーケリングやスキーなど。 それらは、自分がやりたいというよりも、 娘の反応が見たかったのだ。 楽しむ娘の姿が見たかったのだ。 娘が成長した今も時々、そんな気持ちになる。 「温泉でも行こうか。奮発して由布院なんかどう?」と声を掛けるが、 「別にいいよ」と、つれない返事。 ウェイクボードに誘っても、「アルバイトが入っているからなあ。パパ、楽しんできてね」。 今の僕が、娘にしてあげられることって何だろう。 喜んでもらえることって何だろう。 しばらく考えてみた。 ・・・・・・・・・。 出てきた答えが、「子離れす…

  • 今日まで遊んで、明日から頑張る!

    遊びほーけております 昨日は、常福寺の堀田さんのプレジャーボートでウェイクボード。 今シーズン初滑りです。 ひゃっほー!!!! ヨットハーバー芦屋(2022年7月28日)撮影:富武健一 遊びほーけております。 夏だからね!! 友人の富武親子も参加。2人ともウェイク初体験とは思えないほど上達(2022年7月28日) 「そろそろ、ちゃんと仕事しなきゃ、ダメ人間になるよ」 と、試験勉強と自動車学校とアルバイトに忙しい娘に指摘され‥。 今日まで遊んで、明日から頑張る! と答えておきました。 以下、千恵の過去ブログ。 まるで、夫婦ともに遊びほーけているように感じられるかもしれませんが、 やるときはちゃん…

  • やりたいと思ったら、即行動

    講師として招かれることも 体調が良いときの妻は、料理の研究に熱心だった。 高取保育園など数カ所で学んだ。 玄米を中心とした自然食ばかりではない。 僕の友人で、フランス料理店を経営する福山剛シェフの料理講座にも通っていた。 やりたいと思ったら、即行動。 食の知識と技の吸収は凄まじく、しばらくすると、料理の講師として招かれるようになった。 結婚前、「私、料理が苦手で」と照れ笑いを浮かべていた人物とは思えなかった。 千恵がブログにつづっているマクロビの店「vege garden」には、食事に行った記憶がない。 僕が日頃、「肉を腹いっぱい食わせろ〜」と叫んでいたからだろうか。 ずいぶん、時は過ぎてしま…

  • 「おっぱい、ちょきんって切られたの? 」

    親の心を見つめている 僕は、幼かった娘に何度救われたことか。 自分を取り戻さなければ、と思った。 妻も幾度となく、娘の言動に力をもらった、とブログにつづっている。 子どもは、いつも、親の心を見つめている。 そして、やさしい。 そんなことを感じさせてくれた15年前の夏。 ムスメの絵 〜カラーセラピー〜(2007年7月21日) カラーセラピーの解説を読んでいたら、ふと、この絵が目に留まった。 (2007年7月4日) 今年の保育園での「母の日」のプレゼントとして、ムスメからもらったものだ。 正直、びっくりした。 「何でママは泣いてるわけ?」 と聞いてはみたけど、ちゃんとした回答は得られなかった。 で…

  • 妻、熊本の名医に会いに行く

    菊池養生園診療所 2007年7月10日、菊池養生園診療所(熊本県菊池市)の竹熊宜孝先生に会いに行った。 竹熊先生は、1975年から同診療所長を務め、医療と食と農を結ぶ「土からの医療」を推進してきた。「百姓医師」を自称し、医師として診療所で働きながら近くの「養生農園」で無農薬、有機農業を実践。「医は食に、食は農に、農は自然に学べ」を信条としている。 千恵が会うことを切望していた医師だった。 竹熊先生は、僕たちを歓迎してくれた。 千恵とは、以前から知り合いだったかのように話が弾んだ。 後で知ったのだが、竹熊先生の生年月日は、昭和9年7月11日。 千恵の命日は、平成20年7月11日。 不思議な縁を感…

  • 「絵本とスケッチブックがあればいい」

    いつの間にか、字が書けるように 読み書きを覚えるアップル製のパソコンソフトを娘に買ってきたことあった。 烈火の如く、妻に叱られた。 「はなには絵本とスケッチブックがあればいい。そういうものは目が悪くなるし、今は必要ない」 普段、何を言っても「いいよ〜」と受け止めてくれる妻が、この時だけは別人のようだった。 僕は、そのソフトをアップルストアに返品した。 お絵描き大好き(2007年2月25日) 手紙も書き写していた。不思議な文字(2007年7月) パソコンソフトを返品した1年後の2008年7月、妻は他界。 5歳の娘は、字が書けるようになっていた。 以下、本日紹介する千恵のブログ。 塗り絵は、妻と娘…

  • 浮気しちゃって、ごめんなさい

    二日酔いの朝 昨夜、同郷の友人たちと飲んだ。 「結婚に興味がない男」と「息子を勘当した男」と「妻を亡くした男」の3人。 声をかければ、だいたい1時間以内に集合できるのが、俺たちの強みだ。 テーマは、広島お好み焼きで一致した。 それならば、鉄板焼きの店「童童(わらべ)」一択。 しかし、店主の遠藤さんに連絡を入れたところ、あいにくの臨時休業だった。 「童童」を超える広島お好み焼きの店は、福岡では見当たらない。 途方に暮れていると、 飲食店に詳しい「結婚に興味のない男」が、別の鉄板焼きの店に連れて行ってくれた。 広島お好み焼き(2022年7月23日) かぶりついて、口の中をやけどした。学習能力がない…

  • 目に浮かぶ 作り手の顔

    何げない日常を記録 娘には感性豊かな人になってほしい。 食べ物の向こう側に思いを馳せられる人に。 「家の光」取材で(2012年10月14日) 以下、本日紹介する千恵のブログ。 幼い娘の姿が目に浮かぶ。 忘れてしまいがちな遠い過去の些細な出来事。 何げない日常を記録できるブログって、ありがたい。 ブラックベリーのジャム(2007年7月16日) お庭になっていたベリーをジャムにしたものをいただきました。 「毎日採ってもあふれんばかりになっているのよ~」 わざわざ、てんさい糖で作ってくださったようです。 採ったベリーを鍋に入れ、てんさい糖を入れてひたすらかき混ぜました、とのことでした。 一口味見。 …

  • 時代を先取り 料理を工夫

    夏は枝豆しか勝たん 枝豆が旬を迎えた。 わが家の枝豆の食べ方はシンプルな塩ゆで。 口の中で広がる甘みと香り。 毎日食べても飽きない。 まずは、スーパーで枝つきの枝豆を買ってくる(←鮮度が重要)。 枝豆を枝から落とす。 このとき、さやの両端を切り落としておく(←ここ大事)。 枝豆(約400g)を流水で洗った後、大さじ1杯の塩でもむ。 沸騰したお湯に大さじ3杯の塩と枝豆(塩もみした後、洗わずそのまま)を入れ、中火で4〜5分ゆでる。 枝豆をザルにあげ、お湯を切って、皿に盛る。 キンキンに冷えたビールをグラスに注ぐ(←めちゃくちゃ大事)。 以上、正しい夏の過ごし方でした。 太郎さんの器に盛った枝豆。ビ…

  • 「お笑い」は病と向き合う意思表示

    「負けてたまるか」 本日紹介する千恵のブログは、乳がん治療の話。 がん患者、その家族に向けた発信だったに違いない。 締めくくりは、お約束の笑いネタ。 ふざけているように感じる人もいるだろうが、 僕には、「負けてたまるか」という妻の強い意志が伝わってくる。 抗がん剤の副作用を解説した印刷物を手にする千恵(2007年9月28日) ※以下、2007年当時の情報です。 ちょっとやられてます 〜ナベルビン投与開始〜(2007年7月9日) 予防の意味でのナベルビンの投与を、先週金曜日より開始しました。 ここ数日、副作用でちょっとやられていますが、ぼちぼち元気にやっています。抗がん剤は、どの薬も「耐性」とい…

  • 妻が託した夢かなわず

    「ダンスがじょうずになりたい」 娘の趣味はダンス。 料理を作りながらダンスを踊り、試験勉強の息抜きにダンスを踊る。 日常がダンス。 「目の前に何万人いようが(そんな経験はないけど)緊張せずに踊れる」らしい。 福岡市役所前のイベントで飛び入り即興ダンス。右から2人目が娘(2013年11月23日) 先日、部屋を片付けていたら、娘が小学生のころに書いた短冊が出てきた。 短冊に書かれた娘の夢 www.youtube.com 友人家族とのバーベキューの後、踊り始める娘たち(2022年3月21日) 自分なりに子育てを頑張ったつもりだけど、 千恵から引き継いだクラシックもピアノも続かなかった。 多分、僕に厳…

  • 元気を分かち合えるブログに

    家族で「目マン」 昨春の断捨離で、どうしても処分できなかった千恵のフード付きパーカー。 暇だったので、着てみた。 カメラめまん(パパ) ギターめまん(ママ) むすめまん(はな) 昨今のSNSは、誹謗中傷の雨あられ。 でも、このような使い方ならば、誰も傷つけないし、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するNK(ナチュラル・キラー)細胞の活性化にもつながると思う。 元気を分かち合える交流の場。そんなブログを目指したい。 ************************************* 以下、どこのどなたなのか存じ上げませんが、 15年前、闘病中の千恵に付き合ってくれて、ありがと…

  • 苦しいときこそ、ごはんとみそ汁

    14年間の「子育て報告書」 残り少ない寿命を覚悟した千恵にとって、 幼い娘に、みそ汁作りを教えることは重要だった。 妻の墓前で祈る娘(2022年7月11日)※放送は7月13日 自分がいなくなった後、残された家族がどう生きるか、ということも、千恵にとっては重要だったのではないだろうか。 「はなちゃんのみそ汁青春篇」と花を墓前に供えた(2022年7月11日) いろんなことがあったけど、なんとか無事にここまでやってきた。 「青春篇」は14年間の「子育て報告書」(2022年) 14年目の命日、墓前で報告できたのがうれしい。 ごはん(玄米)とみそ汁(2022年) 苦しいときこそ、ごはんとみそ汁。 どんな…

  • わたし、もう、疲れました・・・

    わが家のラーメンどんぶり 福岡では知らない人がいないほど有名なラーメン店「元祖長浜屋」。 長浜ラーメン系ではもっとも古い。※「長浜家」は後発組 予備校「水城学園」に通っていた時代、随分お世話になった。 朝から、バリカタで替玉2回。青春の味だ。 社会人になり、ひょんなことから、元祖の先代社長、榊原きよ子さんの聞き書き編集を担当することになった。 2005年1月、完成した単行本を榊原さんに届けると「あんたにお礼がしたい。なんぼ払えばいいか」。 会社の仕事だ。個人的に現金をもらうわけにはいかない。 僕は「その代わり、元祖のどんぶりをください」と答えた。 榊原さんは「そんなもんでええんか」と、12個く…

  • 大事にしたい 子どもの目線

    けんぶち絵本の里大賞 ここは、北海道の旭山動物園。 旭山動物園の白樺を背景に(2017年2月18日) 娘は幼い頃から、ペンギンが大好き。 2017年2月18日、旭山動物園で対面することができました。 旭山動物園の冬の風物詩「ペンギンの散歩」(2017年2月18日) 翌19日は「第26回けんぶち絵本の里大賞」の表彰式。 漫画家魚戸おさむさんとの共著「絵本 はなちゃんのみそ汁」(講談社)が「びばからす賞」に選ばれました。 第26回けんぶち絵本の里大賞|2016年のニュース(国内)|子どもと本に関するニュース|子どもの読書に関する情報提供|子どもの読書活動推進|国立国会図書館国際子ども図書館 左は絵…

  • 娘の目に焼き付けたかった「自分が歌う姿」

    「いのちのうた」に向けて練習再開 2007年春、闘病中の千恵が「私、歌いたい」と言った。 「食」と同じくらい大切にした「音楽」。 千恵は、自分が舞台で歌う姿を娘の目に焼き付けておきたかったのだ。 僕は、住吉神社能楽殿を押さえた。 第2回「いのちのうた」(2007年10月20日、福岡市・住吉神社能楽殿)の開催が決まった。 千恵は本番に向けて、ピアノと歌の練習を再開した。 ピアノを弾く千恵とはな(2007年10月3日) 千恵の隣には、いつも、はながいた。 「ママみたいに歌う人になりたい」と、はなが言い始めたのは、この頃だった。 千恵の手元を見つめるはな(2007年10月3日) 千恵の書棚を整理して…

  • 「台所から社会を変えたい」

    父と娘14年の歩み 昨日は、FBS福岡放送の特集「キャッチ」を見た人たちから、たくさんの感想やメッセージが寄せられました。ありがとうございました。 ゆっくり、全てのメッセージに目を通します。 必ず返信しますので、少々お待ちください。 FBSの情報番組「めんたいワイド」の公式ホームページ(2022年7月13日) 今回、僕たち親子を取材してくれたのは、12年間の付き合いがあるFBS福岡放送のディレクターです。彼は言葉の引き出し方が巧みで、僕も彼が何をどう伝えたいのかが手に取るようにわかる。撮影は1カ月の長丁場でしたが、ストレスをまったく感じることなく、あうんの呼吸で進めることができたように思います…

  • ドキュメンタリー番組「はなちゃん大学生に 今亡き母と父との思い」

    本日17時20分ごろ福岡放送で 約1カ月間の取材、撮影が終わった。 朝刊(7/13)テレビ欄に「はなちゃん大学生に今亡き母と父との思い」。 本日、FBS福岡放送の情報番組「めんたいワイド」で放送される。 以下の画像は、撮影場面。 枕崎水産加工業協同組合の枕崎鰹節大使に就任(2022年6月11日) 六本松蔦屋書店で「死別」「悲しみ」をテーマに語り合いイベント(2022年6月5日) 福岡市中央区六本松の寿司店「すし宗」でアルバイト(2022年6月18日) 佐世保市で「かつお節削りワークショップ」(2022年7月3日) 命日に墓参り(2022年7月11日) よく、頑張ったね。 放送時間は17時20分…

  • 妻の命日にハイボールを飲みながら猛暑対策を考えてみた

    墓参り後、お好み焼き 昨日(7月11日)は、千恵の命日。 娘と墓参りに行ってきた。 例年ならば、梅雨の時期だが、千恵が眠る糸島市の墓地は真夏日の暑さ。 じっとしていても、汗が噴き出す。 墓石に水をかけると、あっという間に蒸発した。 博多では、「山笠が終わると夏がやってくる」と言われている。 あくまでも統計上だが、7月15日早朝の追い山が梅雨明けの合図でもあった。 ところが、今年の九州北部は、6月28日に梅雨明け。早々に夏本番を迎えた。 梅雨時期の降水量が少なかったことから、水不足が懸念されるが、心配はそれだけではない。 気象庁の長期予報によると、今年の7月から9月は、全国的に平均気温が高いとみ…

  • わが家のベランダ農園

    朝のルーティン 午前5時半起床。 週の始まり月曜日は「弁当の日」。 1週間、がんばろ〜 夏だ〜 娘の玄米弁当作って〜 最近、雲仙ハムにハマって肉多め。酸性過多弁当。ゆで卵に塩少々のひと手間が愛。 みそ汁盛りすぎ〜 昆布といりこの出汁。ナスとジャガイモにゴボウと少しの豚バラ肉を入れ、コクがアップ。 チーズオムレツうますぎ〜 前夜の残りの牛タンを具材に混ぜたら、高級ホテルの朝食になった。 植物に水撒いて〜(手前から、桃、ローズマリー、ガジュマル、レモン、もみじ) 昨年、鉢植えした桃とレモン。実がなるのが待ち遠しい。 ことしのキュウリは暴風の影響で全滅してしまった。 以下、本日紹介する千恵さんのブロ…

  • 「やっぱ、食事だね」

    原点回帰 新しく開設したブログを書き始めて、まもなく4カ月がたつ。 毎朝、妻の過去ブログ(早寝早起き玄米生活)を読みながら書いているのだが、最近、わが家の食生活が変わり始めたことに気づいた。 原点回帰と言うべきか。 妻がブログに残したレシピがそうさせた。 主食は玄米。具沢山のみそ汁を朝夕作り、糠床を1日2回かき回す。 弁当作りも復活した。 弁当作りは趣味。勢い余って、娘の友達の分まで作ってしまう 夜のアルバイトやダンスの練習、大学の授業に忙しい娘も「今年の夏は暑いし、毎日へとへとだけど、なんとか乗り切れそう。やっぱ、食事だね」と話す。 思えば、随分と手を抜いていた。 会社員時代は、週の半分近く…

  • 元総理との唯一の接点

    明日は選挙、心に留めておくべきこと 長年勤めた会社を早期退職してまで製作に打ち込んだドキュメンタリー映画「弁当の日」。 その映画のクラウドファンディングで、安部元総理の妻昭恵さんが寄付をしてくれた。 同姓同名の別人かもしれない。 そう思って、登録されている住所を確認したところ、ご本人だった。 でもなぜ、元総理の妻が、この映画作りに力を貸してくれたのか。 どこで、誰がつないでくれたのか。 クラファンの返礼品「子どもが作る弁当の日」(文藝春秋)に目を通してくれたのだろうか。 それらは、確認のしようがないが、会ったこともない人が、僕の仕事に共感の意を示してくれたことは、素直にうれしかった。 そして、…

  • はな先生の「かつお節削り」ワークショップ

    「やってよかったね」 はな先生の『かつお節削り』ワークショップが、長崎県佐世保市の広田地区公民館で開かれました。地元の市民グループ「たねまきこびと」の母親たちが、ドキュメンタリー映画「弁当の日」の自主上映会を企画。メンバーには、映画に登場する「のぶくん」のお母さんもいます。「かつお節削り」は、上映会の付帯イベントとして行われ、「枕崎鰹節大使」のはなが講師を務めました。 本来は、昨年6月に開催の予定でしたが、新型コロナの影響で2度延期。その都度、主催者の母親たちは、会場をキャンセル。申し込んだ人たちにもお詫びを伝えなければなりません。度重なるアクシデントに心が折れそうになったことと思いますが、何…

  • つらい時こそ、笑いましょう

    生き抜く力 2007年、タレントの山田邦子さんが乳がんに罹った。 いつの時代も、テレビタレントのがん告白は、衝撃的にニュースに取り上げられるものだが、邦ちゃんは、2020年には芸能人生活40年を迎え、今もYouTubeなどで元気な姿を見せてくれている。 手術、治療と経過観察を含めて15年。もちろん、油断はできないが、現代医療の進歩を考えると、セーフティーゾーンに入っているのではないかと思う。 アンパンマンに抱かれた娘(2007年6月9日)※本文と写真は関係ありません 医療関係者によると、20年以上前では一度転移再発した乳がんは助からないのが現実だったが、最近では治療法さえ合えば転移再発しても1…

  • 「目マン」大募集

    遊び心のある大人 7月4日のブログ「ミッちゃんからの贈り物」を読んだ人たちから、たくさんのコメントをいただいた。その中で、1人だけ「目マン」に変身した人がいた。 届いた自撮りの画像を見て、噴き出してしまった。 フードの紐が涙のように見えるから「涙目マン」。 偶然かもしれないが、センスが光る。 くだらないが、ユーモアがある。 この人には、「最優秀目マン賞」として、枕崎の最高級かつお節(削り節)を差し上げることにした。 遊び心のある大人って、素敵だ。 「涙目マン」の正体は、常福寺住職の堀田さん。ウェイクボード仲間(2022年7月4日) 先日のブログはこちら。 hanamisosoup.com うれ…

  • 「じゃあ、おっぱいやめます」

    食を通じた「生教育」を語る助産師 亡き妻千恵が大切にした「食べることは生きること」。 この言葉の意味を教えてくれたのは、福岡県行橋市の内田美智子先生だ。 食を通じた「生教育」の語り手でもある。 千恵は、内田先生を姉のように慕い、母のように頼りにしていた。 はなと内田美智子先生。北九州市であった内田先生の講演会で(2008年2月14日) 内田先生の著書「ここ」の表紙カバーのイラストは、娘のはなが4歳のころに描いた家族の絵。左がパパ、右はママ。真ん中の娘は手を上げて喜んでいる。頭から出ている芽は「いのち」を表現。千恵はこのイラストをとても気に入っていた。 段ボールの造作物は、千恵の手作り。 201…

  • ミッちゃんからの贈り物

    お笑いで免疫力アップ 昨日の続き。 千恵がパーカーを着てやってみたかったこと。 それは‥ 目マン(めまん) 清水ミチコさんが発表したパフォーマンス、というか瞬間芸のようなもの。 以下のような手順で、誰でもできる。 パーカーを着る ファスナーを閉じ、フードをかぶる フードの紐をいっぱいに引き絞る 閉じられたフードの隙間の穴から片目で覗いている、という状態である。 ※はてなブログ「言葉の解説」より。 以下、パーカーを手に入れ、「目マン」をやり遂げた妻。 免疫力がアップしたそうです(笑) 念願の 〜目マン〜(2007年6月23日) 私の免疫療法の一つに、「笑い」という項目があります。 今回なりたかっ…

  • いとしのミッちゃん

    スウェットのパーカー 滅多にモノを欲しがらない千恵が、すごく欲しがっていたモノがある。 スウェットのパーカー(フード付きトレーナー)。 わかる人には、わかる。 ヒントはこの人(右から2人目)。 いのちのうたin熊本(2019年12月29日) 本日紹介する千恵のブログは、その前振り。 欲しいもの(2007年6月21日) 今、一番欲しいモノ。 スウェットのパーカー。 昨日から、そのパーカーであることがしたくてたまらないのである。 買いに行こうかな・・・。 追記 近日公開!!(焦らしてごめんなさい) (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=…

  • リンパ浮腫の腕を公開

    ジャーナリストの本に影響 千恵は、千葉敦子さん(1940年ー1987年)の本を何冊も読んでいた。 千葉さんは、元新聞記者でジャーナリスト、ノンフィクションライター。 1981年に乳がん手術と乳房再建手術を受け、その後、再発。 死に至るまで、自らのがん闘病記を出版し続けた。 後遺症でむくんだ手。千恵は大好きだった三線が弾けなくなった(2007年6月12日) 乳がん手術後の後遺症として知られるリンパ浮腫。 本日紹介する千恵のブログは、リンパ浮腫を発症した腕と手を公開している。 千葉さんの本を読み、自分にもできることがある、と思ったのかもしれない。 注:以下は、2007年当時の情報です。 リンパ浮腫…

  • ないものは作ればいい

    ママが伝えようとした生き方 ※「はなちゃんのみそ汁 青春篇」から抜粋。 パパは、2020年3月末で32年間勤めた西日本新聞社を早期退職しました。 その直後、新型コロナによる緊急事態宣言が発令され、私たちは自宅での自粛生活を余儀なくされました。 収入が減ったわが家は、支出の少ない暮らしに切り替えました。 苦しい時こそ、みそと玄米があれば、だいたい生きていけるのです。 1食分の食材を200円以内で収めたり、断捨離をしたり、水筒にお茶を入れたり。 キュウリやミョウガなどの野菜を自家栽培し、マスクが不足すれば自分で作りました。 物質的な豊かさよりも心の豊かさが大切であること。 過剰な消費に疑問を投げか…

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