遠い昔になりますが、学生時代の私は、判例を読むのが苦手でした。もっとも、法律を学び始めて日が浅かったし、今ほど法律学が好きじゃなかった(むしろ、嫌いだった…
遠い昔になりますが、学生時代の私は、判例を読むのが苦手でした。もっとも、法律を学び始めて日が浅かったし、今ほど法律学が好きじゃなかった(むしろ、嫌いだった…
第474条【第三者の弁済】① 債務の弁済は、第三者もすることができる。② 弁済をするについて正当な利益を有する者でない第三者は、債務者の意思に反して弁済をす…
【遺言の意義】 遺言とは、人がその死後において効力を生じせしめる目的で、法定の事項について、法定の方式に従って行う、相手方のない単独の意思表示である(9…
【弁済の提供の意義】 弁済の提供とは、債務者側において給付を実現するために必要な準備をして、債権者の協力を求めることをいいます。 弁済というのは、債権者…
第473条【弁済】債務者が債権者に対して債務の弁済をしたときは、その債権は、消滅する。 【弁済の意義】 弁済とは、債権の消滅行為であり、473条が規定す…
【債務の引受けとは何か】 債務の引受けとは、債務をその同一性を失わせずに移転させることを目的とする契約である。これには、免責的債務引受と併存的債務引受が…
会社法(61)募集株式発行において種類株主総会決議が必要とされる場合①
前回、募集株式の発行における決議機関について検討しました。第三者割当(株主割当以外)と株主割当に分け、更に公開会社と非公開会社に分けた上で、それぞれの組合…
自分の学習も兼ねて過去に書いた記事を推敲しながら再掲載します。 見直してみると、内容的にも拙いところがありますな。誤字脱字には気をつけているのですが、大…
【債権譲渡の意義・法的性質】 債権譲渡とは、債権をその同一性を保ちつつ移転する譲渡人と譲受人間の契約をいう。諾成・不要式の契約であり、債権の移転を目的…
会社法の学習範囲を、株式、機関、組織再編ないし組織変更と分けた場合、私にとって難しくてならないのは株式です。とりわけ、株式についての論点の中で最も理解に苦…
前回、登記申請において登記識別情報が必要な場合について話しました。基本、共同申請の場合は登記識別情報が必要であるということ、そして、共同申請ではないが必要…
不動産登記法第22条(登記識別情報の提供) 登記権利者及び登記義務者が共同して権利に関する登記の申請をする場合その他登記名義人が政令で定める登記の申請をする場…
【個人根保証契約の保証人の責任等】 第465条の2【個人根保証契約の保証人の責任等】① 一定の範囲に属する不特定の債務を主たる債務とする保証契約(以下「根…
私が書いた小説が現在アマゾン等から発売されています(^^♪ ぜひお手に取っていただければ幸いです(^^♪ 今回、なぜ出版したかというと、今までに何度…
民法(総則、物権、債権)(135)保証債務⑥ 保証人の求償権
【委託を受けた保証人と委託を受けない保証人】 委託を受けた保証人というのは、主たる債務者に頼まれて保証人になる場合を意味します。通常の保証はこのパターンで…
不動産登記法(14)5条 登記がないことを主張することができない第三者
第5条(登記がないことを主張することができない第三者) 詐欺又は強迫によって登記の申請を妨げた第三者は、その登記がないことを主張することができない。 他人の…
民法(総則、物権、債権)(134) 保証債務⑤主たる債務者について生じた事由の効力
【主たる債務者について生じた事由の効力】 第457条(主たる債務者について生じた事由の効力)① 主たる債務者に対する履行の請求その他の事由による時効の完成猶…
民法(総則、物権、債権)(133) 保証債務④ 催告の抗弁、検索の抗弁
【催告の抗弁】 第452条(催告の抗弁)債権者が保証人に債務の履行を請求したときは、保証人は、まず主たる債務者に催告をすべき旨を請求することができる。ただし…
【相続回復請求権の意義】 第884条【相続回復請求権】相続回復の請求権は、相続人又はその法定代理人が相続権を侵害された事実を知った時から5年間行使しないとき…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の…
民法(総則、物権、債権)(132) 保証債務③ 保証人の要件、他の担保の供与
【保証人の要件】 第450条【保証人の要件】① 債務者が保証人を立てる義務を負う場合には、その保証人は、次に掲げる要件を具備する者でなければならない。一 行…
【保証債務の範囲】 第447条【保証債務の範囲】① 保証債務は、主たる債務に関する利息、違約金、損害賠償その他その債務に従たるすべてのものを包含する。② 保…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登記…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登記…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登記…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登記…
付記登記による場合というのは、不動産規則3条に規定されており、それ以外にできないことは前回話した通りですが、 正直、これを全部覚えるのは、私には難しかった…
(権利の順位)第四条 同一の不動産について登記した権利の順位は、法令に別段の定めがある場合を除き、登記の前後による。2 付記登記(権利に関する登記のうち、既…
【保証債務の意義】 第446条【保証人の責任等】① 保証人は、主たる債務者がその債務を履行しないときに、その履行をする責任を負う。② 保証契約は、書面でしな…
民法(親族、相続)(34)配偶者居住権と配偶者短期居住権の違い
第1037条【配偶者短期居住権】① 配偶者は、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に無償で居住していた場合には、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該…
(登記することができる権利等)第三条 登記は、不動産の表示又は不動産についての次に掲げる権利の保存等(保存、設定、移転、変更、処分の制限又は消滅をいう。次条第…
(定義)第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。一 不動産 土地又は建物をいう。二 不動産の表示 不動産…
(目的)第一条 この法律は、不動産の表示及び不動産に関する権利を公示するための登記に関する制度について定めることにより、国民の権利の保全を図り、もって取引の安…
【不可分債権】 不可分債権とは、債権の目的が性質上分割できない場合に、複数の債権者が持つ債権をいいます。たとえば、甲と乙が、丙に対して、一台の車を引き渡す…
【意義】 第1028条【配偶者居住権】① 被相続人の配偶者(以下この章において単に「配偶者」という。)は、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に居住して…
民法(親族、相続)(32)遺産分割⑥相続による権利承継と対抗要件
【相続による権利承継と対抗要件】 一部の共同相続人が、相続財産に属する不動産について、虚偽の遺産分割協議書を作成するなどして自己単独名義の所有権移転登記…
【訴え提起の方法】第134条(訴え提起の方式)1 訴えの提起は、訴状を裁判所に提出してしなければならない。2 訴状には、次に掲げる事項を記載しなければならない…
民法(総則、物権、債権)(128)連帯債務と不可分債務~特に混同についての差異~
【不可分債務と連帯債務の違い】 第430条【不可分債務】第四款(連帯債務)の規定(第440条の規定を除く。)は、債務の目的がその性質上不可分である場合におい…
【民事訴訟法における送達の種類】 交付送達と(101条~106条)、付郵便送達(107条)、公示送達(110条~112条)に分類できます。 【交付送達】 …
【代理人の種類】 訴訟上の代理人 ①法定代理人 実体法上の法定代理人(民法等が代理権を与える。) ※親権者、後見人等 …
【当事者能力】 民事訴訟における当事者能力とは何か。これは、当事者、つまり原告、被告になれる能力のことをいいます。当事者能力というのは、当事者となることが…
民法(総則、物権、債権)(127)連帯債務の相対効、絶対効 ①
【連帯債務の相対効、絶対効】 相対効とは、「連帯債務者の1人に生じた事由」は、他の債務者に影響を及ぼさないことをいいます。絶対効とは、「連帯債務者の1人に…
【移送の意義】 移送とは、訴訟の係属している裁判所が、裁判をもって、その訴訟を他の裁判所に移転・送致することをいいます。 移送の裁判があったときは、訴訟係…
応訴管轄というのは、被告の応訴によって生ずる管轄をいいます。原告が土地管轄又は事物管轄違いの第一審裁判所に訴えを提起した場合、被告が管轄違いの抗弁を提出し…
最初に話したように、民事訴訟における管轄は、色々な視点から分類できるもので、まず裁判所の機能に着目して分類するものとして、職分管轄(含む審級管轄)と事物、…
【土地管轄と裁判籍】 土地管轄とは、同一種類の第一審裁判所間の分配であり、一定区画に関係のある事件はどこの裁判所の管轄になるかということです。たとえば、第…
第一審を担当する簡易裁判所と地方裁判所との間では、訴訟物の価額又は性質によって、事件が配分される。これを事物管轄といいます。 【事物管轄】 (1)訴額が1…
【管轄の意義、分類】 私は刑事訴訟法においても民事訴訟法においても、どういうわけかこの管轄というのが苦手なんですよね。苦手というよりなかなか覚えられない。…
【連帯債務の意義】 連帯債務とは、数人の債務者が、同一内容の可分の給付について、各自独立に全部の弁済をすべき債務を負担し、そのうちの1人が弁済をすれば、他…
民法(親族、相続)遺産分割(31)⑤ 意外と奥が深い審判分割と調停分割の関係
第907条【遺産の分割の協議又は審判等】① 共同相続人は、次条第一項の規定により被相続人が遺言で禁じた場合又は同条第二項の規定により分割をしない旨の契約を…
民法(親族、相続)遺産分割 ④ 協議分割における解除の可否を通して宣言主義の意味を考える
【遺産分割協議の解除】 遺産分割後の債務不履行を理由として、遺産分割協議を541条によって解除できるか。 判例はこれを否定します。 判例はその理由と…
【遺産分割の当事者】 遺産分割の当事者は、共同相続人(907条)、包括受遺者(990条)、相続分の譲受人(905条)、遺言執行者(1012条)になります。…
第908条【遺産の分割の方法の指定及び遺産の分割の禁止】① 被相続人は、遺言で、遺産の分割の方法を定め、若しくはこれを定めることを第三者に委託し、又は相続開…
【遺産共有の暫定性】 相続開始後の遺産共有は、遺産分割が行われるまでの過渡的暫定的な措置であり、相続人は、分割を禁止する特別の定めがないかぎり、いつでも…
刑事訴訟法のIT化については、今年の5月に改正法が成立・公布され、2027年3月31日までの間で、順次施行される予定です。これは民訴法のIT化や拘禁刑の創…
【寄与制度は何か】 第904条の2【寄与分】① 共同相続人中に、被相続人の事業に関する労務の提供又は財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法により被相…
特別受益者、特別寄与者の相続については、その相続分の計算方法や細かい論点について頭を悩ませたものです。ここは、一つ一つ段階を追って理解する必要がありますね…
遺産分割前の共有財産といえば、まっさきに浮かぶのは不動産や高価な動産、預貯金や金銭債権だと思います。勿論、これだけではなく多様なバリエーションがあるわけで…
【遺産の共有】 第898条【共同相続の効力】① 相続人が数人あるときは、相続財産は、その共有に属する。② 相続財産について共有に関する規定を適用するときは、…
【逸出財産の返還方法】 第424条の6【財産の返還又は価額の償還の請求】① 債権者は、受益者に対する詐害行為取消請求において、債務者がした行為の取消しととも…
【相続分の譲渡】 第905条【相続分の取戻権】① 共同相続人の1人が遺産の分割前にその相続分を第三者に譲り渡したときは、他の共同相続人は、その価額及び費用を…
相続法においては、親族法に比し知識的には覚える量が少ないような気がします。しかし、私にとっては非常に難しい法分野です。親族法が条文を読んで終わりというのに…
民法(総則、物権、債権)(124)詐害行為取消権行使における受益者・転得者側の主観的要件
詐害行為取消権を行使するためには、債務者に詐害意思がなければならない。この詐害意思というのは、債権者を害すること、すなわち、自己の資力が総債権者に対する弁…
民法(総則、物権、債権)(123)詐害行為取消権における詐害性の判断
【詐害行為取消権における詐害性の意味】 詐害行為取消権における詐害性とは、債権者を害する行為を意味するが、これは、債務者の行為によって債権者の共同担保であ…
最近不動産登記法を勉強していて思ったのですが、不動産登記法って民法に対する深い理解がないと中々前に進めませんね。何を当たり前な、と言われるかもしれませんが…
民法(総則、物権、債権)(122)詐害行為取消権の意義、要件、効果
【詐害行為取消権の意義】 第424条【詐害行為取消請求】① 債権者は、債務者が債権者を害することを知ってした行為の取消しを裁判所に請求することができる。ただ…
私の知り合いの若い女性法律職国家公務員が、民法の試験対策については一年かかったが刑法は一か月ですんだと言っていたのを聞き、少し考えた事があります。それは何…
【債権者代位権の行使の方法】 債権者は債務者の代理人としてではなく、自己の名で債務者の権利を行使する。詐害行為取消権と異なり、裁判上でも裁判外でも行使で…
【債権者代位権の意義】 第423条【債権者代位権の要件】① 債権者は、自己の債権を保全するため必要があるときは、債務者に属する権利(以下「被代位権利」とい…
民法(総則、物権、債権)(119)受領遅滞の効果と弁済提供の効果
【受領遅滞の意義、要件、法的性質】 第413条【受領遅滞】① 債権者が債務の履行を受けることを拒み、又は受けることができない場合において、その債務の目的が特…
近々、刑事、犯罪関係に特化した新ブログを始めます。NOTEもXもやっているのですが、ブログの方が慣れているせいか、書きやすいですね。 今週末から記事をア…
【不完全履行と契約不適合責任】 債務不履行には、①履行遅滞、②履行不能、③不完全履行があることはいうまでもないことです。①が履行が遅れる、②が履行ができな…
会社法(54)株式会社の決議機関、決議事項、決議要件~私の覚え方~ ③
【③取締役会の決議によるもの(取締役会非設置会社においては、株主総会普通決議)】 (決議事項) 前回話した、【②取締役会の決議によるもの(取締役会非設置…
第412条の2【履行不能】① 債務の履行が契約その他の債務の発生原因及び取引上の社会通念に照らして不能であるときは、債権者は、その債務の履行を請求することが…
第419条【金銭債務の特則】① 金銭の給付を目的とする債務の不履行については、その損害賠償の額は、債務者が遅滞の責任を負った最初の時点における法定利率によっ…
民法(総則、物権、債権)(115)履行遅滞 ① 履行遅滞を生じる時期と消滅時効の起算点
第412条【履行期と履行遅滞】① 債務の履行について確定期限があるときは、債務者は、その期限の到来した時から遅滞の責任を負う。② 債務の履行について不確定期…
先日、法律系の予備校講師が、受験生の悩みに答える記事を読んでいて感銘をうけたものがあります。 その受験生の方、ビギナーらしいのですが、民法が苦手で覚える…
会社法(53)株式会社の決議機関、決議事項、決議要件~私の覚え方~ ②
【② 取締役会の決議によるもの(取締役会非設置会社においては、取締役の決定)】 (決議事項) 前回話した、①決議不要の場合というのは、代表取締役による日常…
身体の疲労というのは、すぐに自覚できるけれど、脳の疲労というのは、私の場合、自覚できるようで自覚できていないところがあるような気がします。脳も身体の一部な…
会社法(52)株式会社の決議機関、決議事項、決議要件~私の覚え方~ ①
会社法は他の法律科目以上に横断的知識が必要とされますね。会社法を難しくしているのは、私の場合、その内容よりも覚えるべき知識の多さであり、しかも、その膨大で…
【利息債権とは何か】 利息債権とは利息の給付を目的とする債権です。利息債権は、元本債権の存在を前提として発生するものであり、物の使用料や償却費は利息ではな…
前回、執行役員なる会社の役職について話しました。これは会社法に規定されるものではありませんが、この執行役員と似た言葉で執行役というものがあり、これは会社法…
会社における役職というか地位については、会社法上に規定されるものとそうじゃないものがありますね。例えば、社長とか会長、副社長、専務、常務という名称は単なる…
【当事者間の関係~譲渡担保権者と設定者】 (1)清算方法 譲渡担保というのは担保権であるのだから、当然優先弁済権が認められます。しかし、その優先弁済を受…
若い頃、そうですね、30年位前かな、一生懸命、法律学を学んでいた時期があったんですよね。 しかし、当時は色々な悩みやら病やらで、50%の力も発揮できなか…
【譲渡担保とは何か】 譲渡担保とは、債務者又は第三者(物上保証人)に属する所有権その他の財産権を債権者に譲渡し、債務が弁済されたらその権利は設定者に復帰…
【仮登記担保登記とは何か】 仮登記担保とは、履行期に債務の弁済がない場合に不動産の所有権等を債権者に移転することを予約し、この権利を仮登記によって公示す…
非典型担保とは、民法で規定されていない、慣習や判例によって認められている担保のことです。具体的には、譲渡担保、仮登記担保、所有権留保、代理受領、再売買予約…
民法(総則、物権、債権)(109)根抵当権確定後にできること
根抵当権が確定した後になってできることとして、特徴的な制度として根抵当権の極度額減額請求と根抵当権の消滅請求の二つがあります。 【根抵当権の極度額減額請求…
民法(総則、物権、債権)(108)根抵当権の確定 ③ 根抵当権の元本確定事由
(前回の記事加筆訂正しました。) 今までに根抵当権が確定する場合を検討したところ、確定期日の到来やその請求、相続、合併、分割があった場合に確定する場合が…
最近、アマゾンで石井一正著「刑事事実認定入門 第3版」を購入しました。 流し読みしただけで、凄い本だなと思いました。ホントに入門書、分かりやすい言葉で刑…
民法(総則、物権、総則)(107)根抵当権の確定 ② 確定期日を定めなかった場合
第398条の19【根抵当権の元本の確定請求】① 根抵当権設定者は、根抵当権の設定の時から3年を経過したときは、担保すべき元本の確定を請求することができる。こ…
民法(総則、物権、債権)(106)根抵当権の確定 ① 根抵当権の元本確定期日の到来
根抵当権は、極度額という箱の中で消滅生成する一定の範囲に属する不特定の債権を支配するものです。それが確定するということは箱の入り口が閉じることです。これか…
第398条の10【根抵当権者又は債務者の会社分割】① 元本の確定前に根抵当権者を分割をする会社とする分割があったときは、根抵当権は、分割の時に存する債権のほ…
【根抵当権者に合併があった場合】 第398条の9【根抵当権者又は債務者の合併】① 元本の確定前に根抵当権者について合併があったときは、根抵当権は、合併の時に…
民法(総則、物権、債権)(98)根抵当権者又は根抵当権設定者の相続
第398条の8【根抵当権者又は債務者の相続】① 元本の確定前に根抵当権者について相続が開始したときは、根抵当権は、相続開始の時に存する債権のほか、相続人と…
民法(総則、物権、債権)(102)根抵当権の処分 ⑤根抵当権の準共有者の権利譲渡、放棄
【根抵当権の準共有者の権利譲渡】 第398条の14【根抵当権の共有】① 根抵当権の共有者は、それぞれその債権額の割合に応じて弁済を受ける。ただし、元本の確定…
遠い昔になりますが、学生時代の私は、判例を読むのが苦手でした。もっとも、法律を学び始めて日が浅かったし、今ほど法律学が好きじゃなかった(むしろ、嫌いだった…
第474条【第三者の弁済】① 債務の弁済は、第三者もすることができる。② 弁済をするについて正当な利益を有する者でない第三者は、債務者の意思に反して弁済をす…
【遺言の意義】 遺言とは、人がその死後において効力を生じせしめる目的で、法定の事項について、法定の方式に従って行う、相手方のない単独の意思表示である(9…
【弁済の提供の意義】 弁済の提供とは、債務者側において給付を実現するために必要な準備をして、債権者の協力を求めることをいいます。 弁済というのは、債権者…
第473条【弁済】債務者が債権者に対して債務の弁済をしたときは、その債権は、消滅する。 【弁済の意義】 弁済とは、債権の消滅行為であり、473条が規定す…
【債務の引受けとは何か】 債務の引受けとは、債務をその同一性を失わせずに移転させることを目的とする契約である。これには、免責的債務引受と併存的債務引受が…
前回、募集株式の発行における決議機関について検討しました。第三者割当(株主割当以外)と株主割当に分け、更に公開会社と非公開会社に分けた上で、それぞれの組合…
自分の学習も兼ねて過去に書いた記事を推敲しながら再掲載します。 見直してみると、内容的にも拙いところがありますな。誤字脱字には気をつけているのですが、大…
【債権譲渡の意義・法的性質】 債権譲渡とは、債権をその同一性を保ちつつ移転する譲渡人と譲受人間の契約をいう。諾成・不要式の契約であり、債権の移転を目的…
会社法の学習範囲を、株式、機関、組織再編ないし組織変更と分けた場合、私にとって難しくてならないのは株式です。とりわけ、株式についての論点の中で最も理解に苦…
前回、登記申請において登記識別情報が必要な場合について話しました。基本、共同申請の場合は登記識別情報が必要であるということ、そして、共同申請ではないが必要…
不動産登記法第22条(登記識別情報の提供) 登記権利者及び登記義務者が共同して権利に関する登記の申請をする場合その他登記名義人が政令で定める登記の申請をする場…
【個人根保証契約の保証人の責任等】 第465条の2【個人根保証契約の保証人の責任等】① 一定の範囲に属する不特定の債務を主たる債務とする保証契約(以下「根…
私が書いた小説が現在アマゾン等から発売されています(^^♪ ぜひお手に取っていただければ幸いです(^^♪ 今回、なぜ出版したかというと、今までに何度…
【委託を受けた保証人と委託を受けない保証人】 委託を受けた保証人というのは、主たる債務者に頼まれて保証人になる場合を意味します。通常の保証はこのパターンで…
第5条(登記がないことを主張することができない第三者) 詐欺又は強迫によって登記の申請を妨げた第三者は、その登記がないことを主張することができない。 他人の…
【主たる債務者について生じた事由の効力】 第457条(主たる債務者について生じた事由の効力)① 主たる債務者に対する履行の請求その他の事由による時効の完成猶…
【催告の抗弁】 第452条(催告の抗弁)債権者が保証人に債務の履行を請求したときは、保証人は、まず主たる債務者に催告をすべき旨を請求することができる。ただし…
【相続回復請求権の意義】 第884条【相続回復請求権】相続回復の請求権は、相続人又はその法定代理人が相続権を侵害された事実を知った時から5年間行使しないとき…
不動産登記規則(付記登記)第三条 次に掲げる登記は、付記登記によってするものとする。一 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の…
株式会社の機関設計パターンって、全部で20種類以上もあるのかな。覚えやすく、表にして整理したところでなかなか頭に定着するのは難しかったものです。そこで、私…
取得条項付株式と全部取得条項付株式の異同がよく理解できなかった私ですが、本を読んでいくちに、これは会社が株式を取得ないし回収する条件ないし手続きの違いであ…
本ブログでは、何も知らなかった私がどうやって理解に至ったかをメタ認知的に書き綴るものです。時々、あまりにも基本的というか常識的な論点に触れることもあります…
前回話したように、会社法は108条で9種類の種類株式のパターンを認めています。これは、株主の属性に応じて出資の柔軟性を図るものであって、資金調達に非常に資…
第370条【抵当権の効力の及ぶ範囲】抵当権は、抵当地の上に存する建物を除き、その目的である不動産(以下「抵当不動産」という。)に付加して一体となっている物に…
私にとって、会社法は機関や組織再編よりも何よりも株式についての細かい知識の整理が最も難しいところです。とりわけ、最初に躓いたのが種類株式について規定した1…
【承諾転質と責任転質】 第348条【転質】質権者は、その権利の存続期間内において、自己の責任で、質物について、転質をすることができる。この場合において、転…
【質権とは何か】 質権とは、担保の目的物を債権者に移転し、債権者は弁済があるまでこの目的物を留置して、間接的に弁済を強制するとともに、弁済がない場合には…
物権の一般原則からいえば、先に成立したものが後に成立したものに優先するが、先取特権は、それぞれ特殊な理由に基づいて特別に認められたものです。したがって、各…
【先取特権の意義と種類】 先取特権というのは、法律上、特別な債権を有する者が、債務者の財産から法律上当然に優先弁済を受ける権利をいいます。その優先弁済の対…
最近、旧統一教会(以下、単に教会といいます。)に対する解散命令が話題になっていますが、遅すぎた感がありますね。 一昨年の10月だったかな、教会側が記者会…
私は学生時代、かなり昔ですが、株式とはいったい何なのか、その意味をどうしても具体化することができず、要するに理解できなかった。書店にある一般読者向けの本で…
【留置権成立のための牽連性】 留置権が成立するためには、前回話したとおり、その成立要件の一つとして牽連性が認められる必要があります。牽連性とは、当該留置物…
担保物権の中では先取特権の次に理解に時間のかかった留置権です。留置権というのは、意外と多くの論点を孕んでいますね。特に牽連性についての深い理解が必要だと思…
【問題の所在】 親権者と子との間、又は同一親権に復する子の相互間に利益の衝突がある場合に、親権者に代理権や同意権を行使させると、子の利益が守られないおそれ…
株式分割が今まで1株だったものをたとえば10株に分割することをいうのに対し、株式併合というのは、その真逆、今まで10株であったものを1株にまとめることをい…
地役権に時効の問題(取得時効や消滅時効、時効の更新等)が絡むと非常に分かりにくいものになりますね。整理してみたいと思います。 【地役権の取得時効】 第28…
【地役権とは何か】 地役権とは、ある土地の便益のために、他人の土地を利用する権利をいいます(280条)。たとえば、A地が袋地になっているため、道路に出るた…
株式分割というのは、1株をいくつかに分割し、発行済みの株式数を増やすことをいいます。しかし、これだけじゃ何のことをいっているのかよく分かりませんよね。これ…
【認知の意義、種類】 第779条【認知】嫡出でない子は、その父又は母がこれを認知するこがとできる。 非嫡出子というのは、婚姻関係にない男女の間に生まれた子…