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法律家であり、投資家であるもふもふトレーダーが、法律のお役立ち知識を書いていきます。 暇な時間にでもさっと読み流していただければ幸いです。

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2022/05/23

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  • 殺人目的で静脈内に空気を注射する行為と不能犯が問われた判例を解説

    不能犯という言葉をご存じでしょうか? 少し前この言葉を使った映画もあり、知っている人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな、不能犯かどうかが問われた判例を解説していきましょう。 そもそも、不能犯とは、人が犯罪を意図して実行に着手したが、実際にその行為からは犯罪行為の結果は到底不可能な場合のことをいいます。 簡単に例えると、呪術などで人を殺害しようとした場合がその例と言えるでしょう。 人を殺害しようとして、呪術を使ったが、その行為では他人を殺害することが実際には明らかに不可能であると考えられますよね。 そのような、犯罪をしようとした行為から、行為の結果が到底不可能な場合を不能犯と呼ばれていま…

  • 警察官による強制採血が違法とされた判例を解説

    日々、発生する事件や事故。 それらに対応して治安を守り、社会生活を支える警察。 法治国家である日本では、その警察も、様々な活動をするなか、法律に基づいて、手続きをしていくことになります。 今回は、そんな警察による捜査活動のなかで、警察による、強制採血が違法とされた判例を、解説していきましょう。 この事件は、Aさんが自宅および飲食店で、お酒を飲んだあと、Bさんを同乗させて、乗用車を運転していたところ、前方注視を怠ったことにより、交通事故を起こしてしまったことから始まります。 この事故により、同乗していたBさんが死亡し、運転していたAさん自身も顔面や頸部を負傷し、失神状態で病院に搬送されました。 …

  • 強盗殺人事件において、警察官によるビデオ撮影が問われた判例を解説

    日々発生する事件に対し、捜査機関の捜査方法が法律で問われることが多くあります。 今回はそんな捜査方法が問われた事件の中から、警察官によるビデオ撮影が違法なのか、はたまた適法なのかが問われた事件を解説しましょう。 そもそも、人の容貌などを承諾なしに、みだりに撮影されない自由を憲法13条で保障されています。 そのため、警察といえどもむやみに撮影することはできないものなのです。 今回解説する判例の事件では、この警察によるビデオ撮影について問われただけでなく、捜査機関が公道上のごみ集積所に不要物として排出されたごみを領置することの適法性も問われており、これも併せて解説していきます。 この事件は、Aさん…

  • 逮捕される場合とされない場合の違いって?

    なにかとテレビや新聞などで、いろいろな事件が取り上げられたりしますが、犯人が逮捕される場合と逮捕されない場合がありますよね。 なんでこんな事件で逮捕されないの? 上級国民だから逮捕されないのでは? などと疑問に思うことはないでしょうか? 今回はそんな逮捕について解説していきましょう。 まず逮捕についての考え方から説明しましょう。 逮捕とは、犯人の逃亡や証拠隠滅を防止して、かつ必要な取り調べを行うなどの目的から、その身柄を強制的に拘束し、一定の時間、拘束を続けることをいいます。 警察官が、何らかの罪を犯した被疑者を逮捕しますが、それはあくまでも、その罪を捜査して特定するために必要だから逮捕するこ…

  • 他人の自転車を勝手に乗っても窃盗罪にならない???【動画版】

    動画版が思っていたよりも好評でしたので、今回も以前の記事をひとつ動画にしてみました。 www.youtube.com にほんブログ村

  • お店でお釣りを多くもらったことをだまっていると・・・【動画版】

    以前掲載しました記事を、今回は動画にしてみました。 動画編集は、まだまだ要領が分からず思うようなものにはなりませんね。 動画編集も少しずつスキルアップしていけたらと思います。 www.youtube.com

  • 知人から預かった犬が死んでしまった場合の損害賠償はどうなる?

    もしも、知人から旅行などで家を空ける間、犬などのペットを無償で預かって欲しいと頼まれ、預かったとします。 その犬が預かっている最中に何らかの原因で死んでしまった場合、損害賠償など法律ではどのようになっているでしょうか。 損害賠償する義務があるのかなど、気になるところですね。 まず前置きとして、犬は生き物ですが、法律上では物として考えられています。 次に、知人から犬を預かることですが、これは法律では寄託契約とされています。 寄託契約とは、当事者の一方が相手方のために保管することを約束して、物を受け取ることで効力が生じるとされています。 物を預かるときに、なんらかの約束を取り交わしているのであれば…

  • ネットショップでの注文の契約成立はどのタイミング?

    ネットショップでの買い物も年々増えてきていますね。 ネットショップでの買い物が増えると同時に、それに伴うトラブルも増えていることでしょう。 トラブルを避けるうえでも、関係する法律のちょっとした知識を身に着けておきたいものです。 今回はそんなネットショップでの売買契約の成立について説明していきましょう。 そもそも、物を買ったり、売ったりするには物を売る側と買う側の契約によって成り立っています。 契約は、買いたい人の申し込みと、売る側の承諾という意思表示が合致することで成立しますから、特に契約書を作成しなくても、有効に成立することができます。 それでは、インターネットで買い物をする場合では、どのよ…

  • お店でお釣りを多く貰ったことをだまっていると・・・

    このところ、役所の誤った振込で、誤振込を返さなかったことが社会問題となっていましたね。 振込に関わらず、お店などでお釣りを貰うときに間違って多くお釣りをもらってしまった場合はどうでしょうか? 法律では状況によって見解が分かれてくるところです。 いちばんに考えられる詐欺罪について解説してみましょう。 まず条文では詐欺罪は、刑法246条で、 人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。 とされています。 簡単にいうと、他人をうそでだまして何かしら利益を得たものは詐欺罪となるのです。 詐欺罪が成立するために欺くという言葉に欺罔(うそでだます)行為が必要となると法律では言われており、これ…

  • ネットショップの優良配送の本質が恐ろしい

    コロナ禍の現在、ネットショップの需要は高まっていることでしょう。 そうしたネットショップでも大手モール型のショップは安心して買い物をすることができることから人気がある。 日本では、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったところがメジャーですよね。 ネットショップを利用するうえで重要なことは値段や質もさることながら、配送状況ではないでしょうか? せっかく買い物したのだから、手元には早く届いて欲しいものですよね。 Yahoo!ショッピングでは優良配送という項目があり、商品一覧の各ショップ名の上に優良配送アイコンがついている。 数多くあるショップのなか、配送もショップによってそれぞれ…

  • 交通違反は犯罪になるの?

    車を運転するうえで、守らなければいけないルールがあり、これを破ってしまうと交通違反として警察から切符を交付されることになります。 それでは交通違反で切符をきられると、犯罪になるのでしょうか? 正解から言うと、交通切符には白切符や青切符、赤切符がありますが、白切符や青切符は犯罪にはなりません。 したがって前科はつかないことになります。 しかし赤切符の場合は刑事手続きとなり、前科対象となってしまいます。 それでは、この2つの違いはなぜなのか説明していきましょう。 交通違反を取り締まるための制度として「交通反則通告制度(反則金制度)」があります。 車両等の運転者がした違反行為のうち比較的軽微な違反行…

  • 交通事故を届けなかった人の末路

    以前の記事で交通事故の警察への届けの大切さを記載しました。 www.ohimajikan.net 今回は交通事故を届けなかったばかりに後悔することになった人の話をフィクションで書いてみた。 A子さんは、勤務する会社の残業を終え帰宅を急いでいた。 時計を見ると午後9時を過ぎている。 「明日も仕事だし早く帰って休みたいな」そんなことを考えながら、いつも通る道路で信号待ちをしていた。 この道路は建物があまりなく、人気も少ないため不気味な道であまり長くいたくないのだが、なかなか信号が赤から変わってくれない。 こういうときって、意外に時間が長く感じられるものである。 「人も歩いていないし怖そうな道だな」…

  • 突然の交通事故!その後解決へは?

    車を運転する人にとって避けたいのが交通事故。 しかし、交通事故は突然やってくるものです。 皆さんも交通事故の現場に出くわしたり、事故処理しているところを通りがかり見たこともあるのではないのでしょうか? 交通事故は日本中でいろいろな場所で常に発生しているものです。 もしも、交通事故に遭った場合、どのようにしたらいいのでしょうか? 皆さんご存じのとおり、交通事故に遭った場合はまずは警察へ連絡しましょう。 中には面倒だからお互いだけで話し合って、弁償して貰う約束をして警察を呼ばずにその場で済まそうとする人もいるかもしれません。 しかし、その場合相手が後になって支払いを渋ったりしてトラブルとなるケース…

  • それ犯罪にならないの?

    もしも、出かけている途中に急にトイレに行きたくなり、トイレに向かっている途中に止められている他人の自転車を発見しました。 その自転車を見て、「少しだけ拝借して使い、また同じ場所に戻しておけば咎められることはないだろう」と考え、その自転車に乗り用を足した後、1時間ほどで自転車が最初に止められていた場所に戻しました。 さて、これは窃盗罪になるのでしょうか? 他人のものを勝手に持って行ったので、窃盗罪ではないのか?などと思う人もいるのではないでしょうか? 正解から言うと、これは窃盗罪にはなりません。 他人の物をとったのでこれは窃盗罪じゃないの?と思う人もいることでしょう。 刑法でも235条に他人の財…

  • 近年問題になりつつある名誉棄損罪について考える

    最近、インターネット上での誹謗中傷についてテレビなどでよく取り上げられるようになりましたね。 SNSが浸透し、誰しもが簡単に自分の意見を言えるようになり便利になりましたが、それと同時に、特定の人に対する誹謗中傷の投稿なども増えるようになりました。 気軽に投稿できることから、安易に自分考えを掲載できるようになりましたが、最近では誹謗中傷の書き込みに対し、法的措置をとる人も増えてきています。 著名人の方々が、誹謗中傷を受けたということで法的措置をとるなどとテレビや雑誌で発言するようなニュースや記事は多く出回り、皆さんもご存じのとおりかと思います。 インターネットで特定の人に対する誹謗中傷は、名誉棄…

  • 盲点?意外と知らない人が多い道路標識シリーズ1

    運転免許を持ち、車を運転している人にとって、道路標識は常識的なもので見慣れていて、その意味もしっかり理解していることでしょう。 運転免許を持っていない人でも、道路上にいくつもある道路標識はよく見かけ、普段の生活に溶け込んでいる。 車やオートバイを運転するうえで、道路標識は理解しておかなければならないことは皆さんご存知のことでしょう。 しっかり理解していなくて、警察の取り締まりを受けて「知りませんでした」では済まれず、違反点数や反則金を支払うことになるのは当然のことです。 そんな道路標識ですが、運転免許を取得する際の試験で、道路標識については勉強しているはずですが、意外に忘れがちな標識が存在しま…

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