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2022/05/19

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  • 稲荷寿司の魅力にひかれた小説「あまからカルテット」柚木麻子~稲荷寿司

    「あまからカルテット」柚木麻子 文春文庫 「BUTTER」では木嶋佳苗事件を題材にした重厚な長編を描き、「ランチのアッコちゃん」などのアッコちゃんシリーズでは明るくちょっとコミカルで元気になるビタミン小説と同じ作者とは思えないほどの多彩な柚木麻子さん。「あまからカルテット」実は表紙の稲荷寿司に惹かれて購入(;^ω^)想像通りパワーを貰える尚且つ美味しい小説でした。 deliciousbook.hatenablog.com deliciousbook.hatenablog.com 「あまからカルテット」あらすじ 女子高時代からの仲良し4人組はアラフォーの今でも仲良し。ピアノ講師の咲子、編集者の薫…

  • 絶品おでんに欠かせない「ヤマサのちくわ」!食感が違う驚きの美味しさに感動

    「ヤマサのちくわ」 おでんの種に欠かせないちくわや練りもの。常備しておくと、お肉や魚の代わりに炒め物や煮物に使ったり、ちょっとしたおつまみになったりと便利な存在ですよね。ただそれ程思い入れはなく、スーパーに売られているもので充分と思っていたのだけど、ある時知人から「ヤマサのちくわ」が美味しいのよ!!と教えてもらったのをきっかけに「ヤマサのちくわ」探しに・・・。 「ヤマサのちくわ」都内で買える? 愛知県のアンテナショップにあるだろうと探してみましたが、都内には意外にもないのですよ。名古屋のグルメって美味しいものがたくさんあるのにこれは残念!!そういえば名古屋の駅にはお土産に「ヤマサつくわ」売って…

  • グルメミステリー登場!!「Rのつく月には気をつけよう」石持浅海~バターとブランデーでボリューム満点「そば粉のパンケーキ」

    「Rのつく月には気をつけよう」石持浅海 祥伝社文庫 Rのつく月に気をつけつつなおかつ美味しいもの・・・これってそう、牡蠣の事ですね。表紙から察するとお酒も凝ってるのかな?何だか美味しそうな匂いがぷんぷんする小説です。裏表紙には「ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!」と書いてある。私の好きなグルメ・ミステリー。絶対に美味しいお話に違いない。 「Rのつく月には気をつけよう」あらすじ 「悪魔から頭脳を買った男」長江高明、「負けず嫌いな女」熊井渚、「酒豪の女」湯浅夏美。3人は大学時代からの飲み仲間。機会があれば長江の家に集まって飲んでいるが、いつも同じメンバーでは進歩がないので、誰…

  • 東京三大どら焼き 行列必至!上野の「うさぎや」で絶品どら焼きをゲット!

    上野「うさぎや」どら焼き もう何年も前に上野の「うさぎや」のどら焼きを頂いてめっちゃ美味しかったことが忘れられずにいたんだけど、なかなか買いに行くまでには至らずだったのですが、最近何故かネットでどら焼きの記事を見ることが多くなって食べたさが募り、意を決して!?上野まで行ってみました。 本当にお久しぶりの「うさぎや」のどらやき。 上野「うさぎや」どら焼きを求めて さて念願かなっての上野「うさぎや」のどら焼き。HPには4時までの来店で予約なく購入できると書いてあるのですが、どなたかのブログで午前中で購入できなかったと書いてあったので、午前9時開店で10時前に到着。既に5~6人並んでいましたが無事に…

  • 何を食べても美味しい食堂「国道食堂 1st season、2nd season」小路幸也

    「国道食堂 1st season、2nd season」小路幸也 徳間書店 X(旧ツイッター)で著書が飼い猫との会話!?を毎日つぶやいていて、それが妙にツボに入ってしまい、どんな小説を書いている方なのか、きっと絶対面白いに違いないと思って購入。 「それで? 飼い主。少しは進んでいるのかしら原稿」「頑張ってます……」 pic.twitter.com/97Jy452aU8 — 小路幸也 (@shojiyukiya) December 4, 2023 「飼い主、違うわこうよこう。手首ここから曲げるの」「無理です」 pic.twitter.com/74iYSnAN6c — 小路幸也 (@shojiyu…

  • 正和堂書店のブックカバーが可愛すぎる!!取扱店は?通販も可能!!

    正和堂書店のブックカバー 正和堂書店のインスタで可愛いブックカバーを発見。 このブックカバー文庫本購入された方に配布されているらしいのです。こんな可愛いブックカバーが文庫本を買えば無料!? 正和堂書店は大阪メトロ長堀鶴見緑地線今福鶴見駅近くの鶴見通沿いにある町の本屋さん。 本屋さんは今本離れが進んでいて本が売れなくて閉店するお店が多いのが現状です。 そんな中で正和堂書店は、何とか来客数を増やすためにクリームソーダやアイスキャンディなどのオリジナルブックカバーを文庫本購入の方に無料で配布したのです。 それが瞬く間に人気になってその後は様々な種類のブックカバーを作成しSNSで大好評を得ました。 3…

  • スープ作家のエッセイ本「こうして私は料理が得意になってしまった」有賀薫~鹹豆漿

    「こうして私は料理が得意になってしまった」有賀薫 大和書房 有賀薫さんは息子さんを朝起こすためにスープを毎朝作り始めたことからスープ作家として雑誌やネット、テレビ、ラジオなどに発信して人気になった方です。 『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)で、第5回料理レシピ本大賞入賞。 私も有賀薫さんのレシピ本持ってますが、簡単でさっと作れて美味しいので結構活用しています。 スープってちょっと一品欲しい時に重宝するんですよね。 そんな有賀薫さんの日常の食卓の様子や毎日のご飯作りのヒントが詰まったエッセイ本です。読み物としても面白いし、簡単なお料理のレシピもついていて、エッセイを読みつつ材料さ…

  • 読書のお供にクッキー作り「レモンサブレ」とラストに脱帽!!「世界でいちばん透きとおった物語」

    読書のお供にはコーヒーなどの飲み物の他におやつがあると嬉しい。 レモンのお菓子が大好きなので、先日レモンケーキの型とレモンサブレの型を購入。 レモンサブレはどんな型でもOKなんだけどやはりレモンの形で作るのが可愛いかな。 なんてことはないのだけど、レモンの爽やかさと甘さが何ともしみじみ美味しい。 簡単に作れるのでご紹介します。 レモンサブレ レシピ 7cmレモン型 約12枚分 バター 60g 塩 ひとつまみ 粉糖 60g アーモンドパウダー 10g 溶き卵 25g バニラエッセンス 2滴 薄力粉 140g レモンの皮のすりおろし 小匙1 アイシング 粉糖 50g レモン汁 10g 1.ボウルに…

  • 不便が美味しさを作り出す!?「日曜日はプーレ・ロティ ちょっと不便で豊かなフランスの食暮らし」川村明子~グレープフルーツとスモークサーモンのサラダ

    「日曜日はプーレ・ロティ」川村明子 CCCメディアハウス フランス在住の文筆家川村明子さんがフランスの食やライフスタイルを日本とフランスの違いを交えつつ、フランスの食文化や生活を紹介した1冊。 フランスでの生活はちょっと不便だけど実際はとても豊かで合理的で節約にも繋がっていたりと、なるほどと思うと部分が多くて面白い。 今は日本の食が海外ではもてはやされているけれど、やはりフランスは美味しいものの宝庫であることは間違いなく日本では薄れてきた季節感、家族での食事の大切さに気づかされます。 「日曜日はプーレ・ロティ」内容、感想 「パリの何が好きなの?」 と、聞かれると、 「ちょっと不便なのが良いんだ…

  • 目から鱗のレシピが満載!「23時のおつまみ研究所」/スケラッコ~焦がしニラ玉半熟仕上げ

    「23時のおつまみ研究所」小田真規子/スケラッコ ポプラ社 SNSで話題になっていたので購入。 料理レシピ本大賞4回入賞、きょうの料理や多くのレシピ本を出されている人気料理研究家「小田真規子」さんがおつまみについて徹底的に研究されたレシピと人気漫画家「スケラッコ」さんの書き下ろし漫画で、レシピ本としても読み物としても楽しめる1冊になっています。 「23時のおつまみ研究所」内容 おつまみは「料理」にあらず「娯楽」なり。 そう、おつまみは、そもそもが娯楽。だから適当でいいのです。 でも、娯楽というのは、何より真剣さが必要なもの。ゆえに、真剣に適当でなければならない。それが、おつまみの真髄です。 真…

  • 書店員は食べていけないのか?「店長がバカすぎて」早見和真~ちくわパン

    「店長がバカすぎて」早見和真 角川春樹事務所 早見和真さんは2015年に「イノセント・デイズ」で日本推理作家協会賞を受賞、2020年「店長がバカすぎて」で本屋大賞ノミネート、「ザ・ロイヤルファミリー」でJPA賞馬事文化省・山本周五郎賞を受賞されています。私はこちらの「店長がバカすぎて」が初読み。 話題になっていたし、何といっても本屋さんが舞台。一度は本屋さんで働いてみたいと思ってはいたので書店員さんの実態が垣間見えて、ちょっとクスっと笑える小説でした。 「店長がバカすぎて」あらすじ 本が大好きな独身、28歳の谷原京子は吉祥寺の「武蔵野書店」で契約社員として勤務。薄給にもめげずに大好きな本を世に…

  • 旅する喜びと美味しさが詰まったエッセイ「旅ごはん」小川糸~ツェペリナイ

    「旅ごはん」小川糸 白泉社 暑さのせいか、集中力に欠けてしまって、読書量が減っています。 こういう時はさらっと読めるエッセイが一番! 大好きな小川糸さんのエッセイ集。 旅の面白さと美味しいものをギュッと詰め込んだ一冊です。 「旅ごはん」内容 「旅ごはん」は、著者である小川糸さんの旅行体験と美味しいものに対する情熱が満載な魅力的なエッセイ集です。 主にバルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)やドイツ、イタリア、フランスからもちろん国内も含め、その土地ならではの食材や料理、食文化に触れながら、旅と食べる事の楽しさを綴っています。 また旅行先で出会った人々との交流や、その土地ならではの食のエピ…

  • 婚活はおでん屋さんで!「婚活食堂」山口恵以子~瓜の印籠漬け

    「婚活食堂」山口恵以子 「婚活食堂」の初版が2019年9月20日。 発売と同時に購入していて、2巻、3巻その後も発売の度に購入。未読のまま今に至る・・・・。 つまり積読ですね。 読もう読もうと思いつつ、大袈裟ではなく本屋に行くたびに山口恵以子さんの新刊が出ているので!?また買って・・・を繰り返し今に至る・・・・。 既に「婚活食堂」は9巻まで発売されています。 ドラマにもなったことだし、とにかく読み始めなければ・・・・ 読んだら面白くてあっという間でした。もっと早く読めばよかった。 「婚活食堂」あらすじ 玉坂恵は元超売れっ子占い師。 離婚をきかっけに人気、財産、占い師としての力を失ったところ、あ…

  • 未知のスイーツに出会える小説「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵~ロシア風ツップフクーヘン

    「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵 近藤史恵さんの小説は美味しそうな食べ物が出てくるから大好きです。 小説自体も面白いけど、出てくる「世界のスイーツ」に興味津々。 聞いたこともないメニューが登場するので検索しながら、食べたことがないスイーツに想いを馳せながらの読書でした。 「ときどき旅に出るカフェ」あらすじ 37歳独身、一人住まい、子供もいないし、恋人なし、取り立てて美人でもないと自虐する奈良瑛子。 買い物ついでの近所のお散歩にふと見つけた白い一軒家のカフェ「カフェ・ルーズ」。 そこにはかつての同僚、葛井円が営む世界のスイーツや飲み物を提供するカフェが営業されています。 瑛子はお店の雰囲気や初…

  • ようやく買えた芸術品「甘雨」のクッキー缶

    「甘雨」のクッキー缶 友人から今巷で人気のスイーツのお店を教えてもらいました・・・が、彼女も実は一度も食べたことがないのだとか。 でもお菓子好きの間ではとにかく話題になっているのよ~~とのこと それがこちらのお店 ↓ ↓ ↓ www.kanu-fks.com 気になったので早速「甘雨」(かんう)のHPを覗いてみたら営業日は月一回!? それも半分予約制。 う~~ん、これはなかなか難しそう。 オンラインショップがあるので、ではここから購入してみましょうか。 オンラインショップもなかなかの難関で販売は月2回。 時間と共に即売り切れるということなので、20分前から用意して時間になったらすぐにサイトに入…

  • 自分の家が一番好き!「家が好きな人」井田千秋~ポテトサラダのトースト

    「家が好きな人」井田千秋 リュエルコミックス 2023年2月1日に発売され、めちゃくちゃ売れている「家が好きな人」 イラストレーターとして活動されている井田千秋さんによる作品です。 私もアウトドアよりもお家でまったりしてる方が好きなのでこういう本は嬉しい。 イラスト集というか大人の絵本という感じでしょうか。 家が好きな方には必読コミックかも。 「家が好きな人」内容 お家時間を楽しむ5人の女性をオムニバス形式で描いたオールカラーコミック&イラスト集です。 それぞれのお家の間取り、インテリアやライフスタイルなどが詳細に描かれています。 趣味、嗜好が全く異なる5人のそれぞれのお家での過ごし方は何故か…

  • 絶品お取り寄せパン!「rebake(リベイク)」は美味しいパンが魅力!

    お取り寄せパン「rebeke(リベイク) パンが大好きでたまにパン活をしているのですが、お取り寄せパンの「rebake」を知ってから、もっぱらこちらを利用しています。 手軽に人気の極上パンが味わえますので、パン好きの方にはお勧めです。 「rebake(リベイク)」とは 全国のこだわりのパン屋さんから好きなパン屋さんを選んで取り寄せられる「パンのお取り寄せ・通販マーケット」です。 特にパンの廃棄を減らせるように、廃棄になってしまいそうな「ロスパン」を積極的に扱っています。 私たちが「rebake」からパンを取り寄せることで美味しいパンが食べられるだけではなく、食品ロスの削減にも貢献することが出来…

  • 食べることから感じる喜びと共感「やっぱり食べに行こう。」原田マハ~パクチーのサラダ

    「やっぱり食べに行こう。」原田マハ 毎日文庫 幅広い層から支持を受けている原田マハさん。 小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!な著者が綴る美味エッセイ集です。 このエッセイ集は、食べる事や料理にまつわるエピソードを通じて、原田マハさんならではの感性が浮き彫りになって、何故あんな多くの良作を生み出すことが出来たのかを垣間見ることが出来ます。 文庫版なので他の小説を読んでいる間にサクッと読めちゃいますよ。 「やっぱり食べに行こう。」感想 毎日新聞「日曜くらぶ」で連載して、当時実は読んでいたのですがほとんど忘れていたので改めて文庫本として出版された時は本屋さんに飛びついてしまいました。…

  • イタリア人が「サイゼリヤ」を絶賛!!「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」マッシミリアーノ・スガイ~メロンパン

    「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」マッシミリアーノ・スガイ noteで「サイゼリヤの完全攻略マニュアル」が話題の日伊通訳者マッシミリアーノ・スガイ氏による日本の食事大好きエッセイ集です。 フランスやイタリア料理を崇拝する私としては、イタリアの方が美味しいものがたくさんあるんじゃない?とずっと思ってしまいましたが、我々日本人が日常当たり前に食べているものをこうも褒められると改めて日本の食事って凄いんだなと実感させられるエッセイでした。 マッシミリアーノ・スガイさんって何者? 1983年、イタリア・ピエモンテ州生まれ。日本食が大好きな日伊通訳者&起業家です。トリノ大学大学院文学部日本…

  • 最後に食べたいおやつは?「ライオンのおやつ」小川糸~ミルクレープ

    「ライオンのおやつ」小川糸 小川糸さん、大好きな作家さんです。 「ライオンのおやつ」は2020年の本屋大賞第2位の作品です。 ちなみにこの時の大賞は凪良ゆうさんの「流浪の月」でした。 審査員の方達相当悩んだだろうなぁ。 NHKでドラマ化もされたようです。 「ライオンのおやつ」あらすじ 33歳で余命宣告された主人公、海野雫が瀬戸内のレモン島の「ライオンの家」というホスピスで、残された人生を過ごすお話。 「ライオンの家」では毎週日曜日がおやつの時間。 入居者はもう一度食べたい思い出のおやつがリクエストできます。 誰か一人の再現されたおやつが出され、リクエストされたおやつの思い出と共にみんなでおやつ…

  • 犯人は誰!?ミステリー要素たっぷりの「明日の食卓」椰月美智子~イチゴジャムトースト

    「明日の食卓」椰月美智子 何も情報もなく手に取った1冊。 タイトルからほのぼの系を想像したのだけど、真逆でなかなかシビアな作品でした。 菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の主演で映画化もされていましたので、なかなかの問題作だったんですね。 犯人は誰?子育てという身近な問題を扱いつつミステリー要素を感じさせ、読んだ後はつい考え込んでしまいました。 「明日の食卓」あらすじ 小学3年生の「石橋ユウ」という同姓同名の息子を持つ3人の母親たちのストーリー。 専業主婦の石橋あすみ、夫はサラリーマン、フリーライターの石橋留美子の夫はフリーカメラマン、そしてシングルマザーの石橋加奈。 平穏な家族が些細なことでジワ…

  • 理想の朝ごはん「僕とおじさんの朝ごはん」桂望実~海老とハンペンの焼売入りお弁当

    「僕とおじさんの朝ごはん」桂望実 桂望実さん、初めて読みました。 美味しい朝ごはんがたくさん出てくるのかと思ったら、意外にシビアな内容で想像とはだいぶ違ってました。 最後の朝ご飯の描写が最高です。 「僕とおじさんの朝ごはん」あらすじ 無気力な水島健一はケータリングの仕事をしているが、なかなかのぐうたら料理人。 ケータリングは出来合いの物を見栄え良く盛りつければOKという考え方。 そんな健一が不治の病の少年、英樹に出会って生き方も料理に対しても変化していく様子を描いた生と死について向き合った作品です。 「僕とおじさんの朝ごはん」感想 ケータリングという大変な仕事をしているにもかかわらす、やる気の…

  • ガリレオ先生は野菜がお好き?「沈黙のパレード」東野圭吾~野菜の炊き合わせ

    「沈黙のパレード」東野圭吾 東野圭吾さんの著作が100冊刊行され、国内累計発行部数が1億部を突破したとニュースになりましたね。 私もミステリーの中では東野圭吾さんが断トツ大好きで、何とか半分くらいは読んだのかな? 発行期間が速くて読んでも読んでも読破出来ないという状況です。 「沈黙のパレード」はガリレオシリーズの第9弾。 すっかり湯川教授が福山雅治化された感は否めませんね。 福山雅治さん、柴咲コウさん、北村一輝さん、それぞれ思い浮かべながら最後まで一気に読み終えました。 「沈黙のパレード」あらすじ ミステリーのあらすじって難しい。 ネタバレなしで簡単に。 商店街の食堂の人気娘が行方不明となり、…

  • 何故か惹かれる不思議な小説「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる~キャラメルコーンとハイボール

    「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる 「麦本三歩の好きなもの」続編です。 特に何かあるという訳ではないのだけでど、三歩ちゃんの不思議な魅力でまた続きが読みたくなってしまいます。 何なのでしょうか? 基本はほのぼのなんだけど、結構考えさせられてしまう部分も多々あって、また読みたくなってしまうんですね。 www.blog-delibook.com 「麦本三歩の好きなもの 第二集」あらすじ 図書館勤務の三歩ちゃん。 何気ない日常にも出会いや別れの変化あり。 後輩が入ってきたり、謎のお隣さん、合コンで知り合った三歩ちゃんに興味がある男性、そしてあの怖い先輩は何と・・・・。 と、こう書いているだけで…

  • 現代のホラーファンタジー「山亭ミアキス」古内一絵~ボクスティ(じゃがいものパンケーキ)

    「山亭ミアキス」古内一絵 古内一絵さんは「マカンマラン」でご存じの方多いのではないでしょうか。 古内一絵さんの本は表紙デザインが綺麗で、本屋さんに行くと必ず手に取ってしまいます。 この「山亭ミアキス」もご多分に漏れず素敵なんですよね。 そして何とも不思議なタイトル。 その通り不思議なお話しなんです。 「山亭ミアキス」あらすじ 冒頭にいきなり幼児虐待。 その後のお話しは、悩みを抱える人が迷い込む、森の中にある「山亭ミアキス」が舞台。 ここに悪天候の雨宿りをすべく引き込まれる5人のお客。 それぞれに悩みや問題を抱え、湖で冒頭の女の子に出会い、猫にまつわるからくり時計を見てオーナーから童話を聞かされ…

  • 優しい気持ちになれる本「女神のサラダ」 瀧羽麻子~野菜サラダ

    「女神のサラダ」 瀧羽麻子 タイトルに惹かれて何気なく手に取った1冊でしたが、宝くじに当たったような読後感。 とても心温まる本で多くの方に読んでいただければ心の疲労にも効くビタミン剤のよう。 とても素敵な小説でした。 「女神のサラダ」 あらすじ 農業や畜産に関わる女性たちの想いや悩みを描いた8つの短編集です。 夜明けのレタス 茄子と珈琲 本部長の馬鈴薯 アスパラガスの花束 レタスの嫁入り 月夜のチーズ オリーブの木の下で トマトの約束 タイトルもお洒落でしょう? 8つとも異なる物語なのですが、どこか繋がっているような雰囲気を漂わせます。 どの主人公も悩みを抱えつつも人の優しさに触れながら前に向…

  • 今夜は大根で「大根はエライ」久住昌之~ブリ大根

    「大根はエライ」久住昌之 絵本っていいですよね。 ただ子供がいるわけでもなく、一般本だけでも欲しい本だらけなので、絵本にまではなかなか購入する余裕がないのが現状。 「大根はエライ」は孤独のグルメの原作者久住昌之さんの絵本。 2019年代24回日本絵本賞を受賞されています。 たまたま図書館で見つけちゃいました。 「大根はエライ」あらすじ 大根って、捨てるところがない。 おでん、ブリ大根、漬物、大根おろしにすれば卵焼き、魚の塩焼きなどがぐっと引き立つし、おみそ汁の具、切り干し大根、サラダ等々、主役にもわき役にもなる優れモノのお野菜です。 大活躍なのに大根はどこか地味で謙虚なご様子。 決して偉ぶれな…

  • レシピって有難い!!「口福のレシピ」原田ひ香~豚肉の生姜焼き

    「口福のレシピ」原田ひ香 今最も勢いのある作家さんの一人である原田ひ香さん。 料理小説も多く「口福のレシピ」もお料理満載の小説です。 「口福のレシピ」あらすじ 品川留希子の実家は江戸時代から続く「品川料理学園」を経営。 留希子は後継者としての道を嫌い、SEの仕事の傍らSNSで料理を発信し、料理研究家として活動を始めます。 忙しい女性を助けたいと献立レシピを立ち上げるが、あるレシピが自分が昔から馴染のある味の料理を発信し、それは品川家の歴史が刻まれていたものだったため、問題が起きます。 一方、昭和2年。品川料理研究所の台所では、女中奉公のしずえが昼餉の登板に抜擢されて・・・。 現代と昭和の初めと…

  • 山の上のおむすびは最上のご馳走です「山の上のランチタイム」高森美由紀~オリーブオイルの塩むすび

    「山の上のランチタイム」高森美由紀 オムライスの表紙、目次に記される料理が美味しい小説なんだなと感じさせます。 そして多分ほっこりタイプのお話なんだと・・・・ 「山の上のランチタイム」あらすじ 山の上のレストランで働く美玖、都会で修行したオーナーの登磨はイケメン、お店を手伝う登磨の中二の甥っ子、瑛太と美玖を中心に描かれた連作短編集です。 明るくポジティブな性格だか典型的おっちょこちょいの美玖ちゅんはオーナーの登磨に恋心を抱いて・・・と最初はほっこりおだやかな内容かと思いきや、美玖ちゃん、実は辛く悲しい過去を背負い、瑛太は不登校、オーナーの過去の恋・・・となかなかの重たい展開。 それでも出てくる…

  • 「ゆうれい居酒屋」山口恵以子~黒オリーブと高菜のタレの混ぜ麺

    「ゆうれい居酒屋」 「食堂のおばちゃん」でおなじみの山口恵以子さんの「食と酒」小説です。 山口恵以子さんの小説はほとんど読破しています。 だって美味しい料理満載でレシピ付きなんですもの。 飲食店舞台にシリーズ化されているのに、新しいシチュエーションで飽きさせないのはさすがです。 「ゆうれい居酒屋」も読むとお腹が空いてかつ癒される小説でした。 「ゆうれい居酒屋」あらすじ 新小岩駅の商店街の路地裏にある居酒屋「米屋」を舞台に悩みを抱えるお客が訪れ、女将のおつまみとお酒で癒され悩みも解決。 ただこのお店大きな秘密がありました・・・・。 悩みが解決され、数日後に再訪するとお店がない・・・。 悩みを抱え…

  • 昔の味は美味しい!!「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」小野員裕

    「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」 小野員裕(おのかずひろ)さんといえば、元祖カレー料理研究家で横濱カレーミュージアム初代名誉館長としてもご存じの方も多いのではないでしょうか。 その後もレトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」や「横濱カレーミュージアム 究極のカレー チキン」を監修、これまでに食べ歩いたカレー専門店は4,000軒以上、飲食店は10,000軒を超えているという味覚も胃袋も鍛え上げた方と見受けられます。 そんな方が書かれた「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」。 さて、どんなメニューが待ち受けているのやら。 「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」内容 明治・大正・昭和に出版された…

  • 五日市街道沿いのフランスパンとサンドイッチの店「SONKA(ソンカ)」

    美味しいフランスパンが食べたい!!と思っていたら、友人から思わぬプレゼントが。。。 前から行きたい、買いたい、食べたいと思っていたフランスパンの名店といわれる南阿佐ヶ谷にあるフランスパン専門店の「SONKA(ソンカ)」のパンのお土産でした。 こちらのお店、様々な雑誌等に紹介され、東京のフランスパンで一番美味しいのではと噂されていたお店なんです。 友人は私と一緒でパン活が趣味。 私が前々から行きたいということを覚えていてくれていたようで、わざわざ買ってきてくれたのです。 持つべきものはお友達ですねぇ。 感謝感謝です。 行きたいのになかなか行かなかったのは、単純に不便な場所だから。 丸の内線新高円…

  • 季節のスイーツレシピ 甘酸っぱさが魅力の「アメリカンチェリーのクラフティ」

    本が好きすぎて、気になったものはつい買ってしまいます。 といって、読むスピードが速いわけではなく、当然積読本が多くなってしまっています。 本屋さんに行くたびに増える本。 まあ、それが喜ばしいことでもあるのですが・・・。 今読んでいる本は、海外ミステリー物でローラ・チャイルド氏による「あつあつ卵の不吉な火曜日」(卵料理のカフェ1)というもの。 タイトル通り、訳ありの仲良しおばさま3人組が営む、豊富な卵料理を主にしたカフェの駐車場で弁護士が殺さるという事件が発生。 3人は否応なく事件に巻きこまれていくという内容です。 表紙がかわいいので、ミステリー物だとわからなかった(;^ω^) カフェが舞台なの…

  • 体調の悪い方、健康を意識している方におすすめです♪「最強の野菜スープ」前田浩

    「最強の野菜スープ」 新型コロナやワクチンの後遺症、不順な天候、お家時間が長引くことへのストレスや運動不足等々、体調が思わしくないと感じる方が増えてきているようです。 また新型コロナに感染しないための免疫力強化も必要ですよね。 私自身も実はずっと胃腸の調子がイマイチだったのです。 胃カメラを受ける勇気もなく、胃薬の飲み過ぎもよくないので、何かいい方法はないかしらと思って探していました。 食事は以前から野菜中心でしたが、更なる見直しが必要なのかなとも。 でもあまり面倒なことはやりたくないと思って、一番簡単そうで楽かなぁと思ったものがこちら。 そう、野菜スープです。 何種類かの野菜を一口大に切って…

  • レシピ本は捨てられませんが!?「もうレシピ本はいらない」人生を救う最強の食卓 稲垣えみ子

    レシピ本捨てられません! 断捨離とかミニマリストとか、いかに無駄なものを捨てて、お部屋も人生もすっきりさせようという方が増えてきましたね。 私も随分頑張って捨てました。 でもどうしても捨てられないものがあります。 それがレシピ本や料理関係の本です。 それでも何冊かは捨てましたよ。 でも後になって後悔して、特に昔の本は高額になって売られていたりもするので、益々捨てられなくなってしまいました。 でも増え続けるレシピ本・・・・ さてどうしたものやら。 とりあえず、本棚に収まる範囲以内で片づけていこうと思っています。 そんな思いの時に手にしたのがこちらの本。 「もうレシピ本はいらない」人生を救う最強の…

  • お茶とおやつがあれば読書も進みます~ベトナムプリン

    読書のお供に 最近はブックカフェが増えてきたし、落ち着く素敵なカフェもたくさんあるので、そんなお気に入りの場所でゆっくりと読書を楽しむことは憩いのひと時です。 お家での読書は、夜であればちょっとワインと共にが多いですね。 日中は何やかやと時間が過ぎてしまうので、なかなかゆっくりと読書というわけにはいかなのですが、それでも時間に余裕のある時は、お茶とおやつが読書のお供になります。 おやつは、とにかく甘いものが大好きなので、お店で購入したものや、またお菓子作りが好きなので、自分で作ったものと何かしら常備してあります。 ちょっと時間が出来た時は、そんなおやつとお茶やコーヒーを用意して至福の読書タイム…

  • 映画よりも原作の方が美味しそう!?「植物図鑑」有川浩

    「植物図鑑」有川浩 高畑充希さんと岩田剛典さん主演で話題になった映画「植物図鑑 運命の恋、拾いました」 こ映画は有川浩さんの「植物図鑑」を実写化したものです。 恋愛映画なので、あまり興味ももてず、スルーしてましたが、有川浩さんの「フリーター、家を買う」を読んで面白かったし、装丁が可愛らしかったので読んでみました。 「植物図鑑」あらすじ 23歳の東京で一人暮らしをしているさやかが、会社の飲み会後、家に帰るとマンショのgンの前に若い男性が倒れていたという最初の設定。 男性はお金もなく、お腹が空いているという。 「躾のできたよい子です。よかったら俺を拾ってくれませんか」と。 さやかは家に泊めてあげる…

  • ゆる夜食グルメ漫画「真夜中ごはん」 イシジマアズサ~ナッツチーズクリームのせ焼きたてパン

    「真夜中ごはん」イシジマアズサ 最近の漫画ってクオリティ高くて、学ぶ事が多く、侮れません。 にもかかわらず気楽に読めるので、いくつになっても楽しいものですね。 また「美味しんぼ」に始まり、グルメ漫画本も増えましたよね。 絵で描かれているとリアルに伝わるので、再現もしやすくなります。 文章で想像するのも楽しいけれど、より一層美味しさが伝わりますよね。 イシヤマアズサさんの「真夜中ごはん」は第4回料理レシピ本大賞コミック受賞作です。 著者は昼間のバイト後、夜中には漫画のお仕事、その合間に自分を癒すための夜食を作ります。 真夜中だからって太ることなど気にせず、チーズたっぷりかけたり、自分が食べたいも…

  • 家飲みが楽しくなる♪ 酒場ライターパリっ子「つつまし酒」~カイワレ大根

    つつまし酒~あのころ、父と食べた「銀将」のラーメン 酒場ライターパリッコさんのエッセイ集です。 甘いもの好きですが、お酒も大好きな私ですので、パリッコさんの存在は 以前から気になっていたのだけど、なかなか手にする機会はありませんでした。 壇蜜さんの旦那様である清野とおるさんの漫画にも登場していたんですよね。 興味津々です。 コロナ禍の中、家飲みが増えてきたので、楽しめそうな内容です。 そう、このコロナって、なんだかお酒が悪いみたいな風潮で、居酒屋で飲みことを躊躇しなければならない立場に陥りました。 そうなったら、お家で飲むしかないですよね。 自宅周辺で様々なシチュエーションを駆使しながら、お酒…

  • 近藤史恵 ビストロシリーズ「マカロンはマカロン」~マカロンダミアン

    近藤史恵 ビストロシリーズ「マカロンはマカロン」 テレビドラマ「シェフは名探偵」をアマゾンプライムで視聴し、すぐに購入した「マカロンはマカロン」。 原作は近藤史恵さん。 このビストロシリーズはフレンチ・レストランの「ビストロ・パ・マル」で繰り広げられるミステリーシリーズです。 ミステリーといっても殺人事件のような怖いものではなくお客さんが持ち込む謎を三船シェフが鮮やかに解きあかしていくというもの。 近藤史恵 ビストロシリーズ順番は? 実はビストロシリーズには順番があって、「マカロンはマカロン』は第3弾でした。 第1弾が「タルト・タタンの夢」 第2弾が「ヴァン・ショーをあなたに」となります。 何…

  • 美味しいものと読書

    美味しいものに出会える本をご紹介するブログです 美味しいものと読書が大好き。 もちろん料理やお菓子を作る事も大好きなんです。 本を読むことは小さい時から好きでしたが、特に食べ物が出てくると夢中になってしまいました。 「ぐりとぐら」や「ちびくろサンボ」はもちろん、「赤毛のアン」「不思議の国のアリス」とか、ミステリー物でもアガサクリスティーなんか結構美味しそうな料理がたくさん出てきたような気がします。 グルメ本でなくても何気に美味しい描写が所々出没します。 小説家の方も美味しいものが好きな方が多いのでしょうね。 見事に味、香り、食感を文章のみで表現し、読むだけで空腹を誘い、食欲を刺激させてくれます…

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