海辺の風景 2022.5
海が近かったので、子どものころは、時期になると、何処からともなくいりこ(煮干し)を干す人がやってきた。 大量に捕った小魚を、大きな鍋で茹で、すのこのようなものをたくさん並べて、干していた。 学校の帰りにそれを見つけると、近くを通りながら、端に干されている煮干しを、こっそり頂戴していた。 干し上がったばかりのいりこは、新鮮で味が濃かった。 海辺に暮らしていると、こんな恩恵にあずかることもあった。海辺の風景2022.5
2022/05/17 14:46
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