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2022/04/22

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  • ヤマト、ガンダム、エヴァの功績と遺産

    今日、アニメが世界に誇る日本文化の一つであることに異論を唱える人はほとんどいないだろう。 SFアニメといえば、宇宙戦艦ヤマトを抜きには語れない。時は西暦2199年。異星人国家・ガミラスにより放射能に汚染された地球を救うべく14万8000光年離れた惑星イスカンダルに除去装置「コスモクリーナーD」を取りに行くというストーリーだ。

  • ガマの油り 下駄の歯入れ屋 写真で見る昭和の仕事

    近年、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の登場などにより、仕事の現場が変ぼうを遂げようとしている。ITC(情報通信技術)が急速に進化を遂げる中で、多くの仕事が消滅するだろうと言われている。生活や価値観が大きく変化していった昭和の時代にも、技術革新によって多種多様な仕事が現れては衰退し、街角から消えていった。今ではほとんど見かけることがなくなった「昭和の仕事」に焦点を当てた写真展「失われゆく昭和の仕事―戦中・戦後の街頭風景―」が東京・九段下の昭和館2階ひろばで開催されている。6月30日まで。

  • カセットテープで昭和音楽を聴き 喜びを分け合う

    今や手元にあるスマートフォンの上で指をササッと滑らせるだけで、いつでもどこでも音楽再生は可能だ。しかし、オープンリールや8トラックなどが主流だった昭和30年代後半以降、音楽の聴き方は革新的な変化を遂げた。1963(昭和38)年に登場したカセットテープである。軽量コンパクトなカセットテープは瞬く間に普及していった。

  • カタログからみるカメラ技術の変遷と時代背景

    カメラのカタログを通じて製品と、その時代を紹介する特別展「カメラとカタログからみるカメラの時代」が東京・一番町の日本カメラ博物館で3月19日から開催される。6月30日まで。

  • かつて渋谷にあった映画館25館を振り返る企画展

    かつて渋谷にあった映画館や関連資料などを紹介する企画展「渋谷にあった映画館ー昭和三O年代までー」が東京・渋谷にある白根記念渋谷郷土博物館・文学館で開かれている。3月24日まで。 

  • 「レトロイズム 」が本に! 3月19日発売

    人の温もりを感じさせる昭和の文化、生活、モノ、風景など次世代に残したいレトロな情報を発信し続けている本サイトが書籍になりました。これまで紹介した230本の記事の中から厳選した五十数本を迫力ある写真とともに再編集して誌面化しています。

  • 昭和30年代のたばこ屋の写真を展示 店頭再現も

    幕末・明治初期から昭和期にかけてのたばこの販売と流通の歴史の変遷を紹介する企画展「たばこ屋大百科 あの店頭とその向こう側」が東京・墨田区のたばこと塩の博物館で開かれている。4月7日まで。

  • 超特急「燕」誕生〜新幹線開業までを辿る企画展

    新幹線の開業より34年も前の1930(昭和5)年。東京と神戸とを結ぶ特急「燕」が誕生した。同区間の所要時間を2時間以上も短縮する9時間を切る速度で走ったことから「超特急」と呼ばれた。第二次世界大戦により、一時的に姿を消したが、戦後「つばめ」と改称して、再び走り始めた。

  • 登録有形文化財の木造建築で絶品の天丼にうなる

    「老舗」の風格を感じさせる古い木造建築のたたずまいは、威容さえ感じさせ、見る者に訴えかける歴史の重みが伝わってくる。2010(平成22)年には登録有形文化財に認定された。

  • なぜか知らねど ご当地ソングに思いをはせてみた

    最近とんと耳にしなくなった歌に「ご当地ソング」がある。理由ははっきりとは分からないが、日本全国、行こうと思えば、日帰りできるほど、交通網が発達していることが、理由の一つかもしれない。また、インターネットの発達とともに、地方の景色や様子を見られることで、実際に旅をしているような気分になれることも関係しているのではないだろうか。

  • 漫画家デビュー50周年 槇村さとる初の原画展

    ポジティブに活躍する女性たちと ダイナミックなダンスを主題とした作品で知られる少女マンガ家・槇村さとるさん初の原画展「デビュー50周年記念 槇村さとる展ー『愛のアランフェス』から『おいしい関係』『モーメント』までー」が東京・根津の弥生美術館で開かれている。3月31日まで。

  • 美しい建造物と下水処理場の遺構 コラボに酔う

    生きていくために飲み水が大切であるように、我々の生活にとって下水も必要不可欠だ。日本で初めて建造された下水処理場の遺構が東京・荒川の三河島に残っている。「旧三河島汚水処理場喞筒(ポンプ)場施設」だ。

  • 古き良き風習「餅つき」「鏡餅作り」を懐かしむ

    手がかじかんでしまう寒さの中で、温かそうなもち米が蒸される温かそうな湯気が噴き上がっていた。 横には、杵(きね)と臼がスタンバイしている。母の実家は九州・佐賀県の田んぼに囲まれた集落の中の一軒だったので、広い庭があり、そこで一連の作業を行うのが恒例になっていた。正月の準備が本格化するのは、暮れの28日ごろだった。都会に住んでいた筆者は、子供の頃から正月の一大行事として餅つきの様子をほぼ毎年、ワクワクしながら眺めたものである。

  • 同潤会代官山アパートを復元 団地の歴史を後世に

    URまちとくらしのミュージアム(東京・赤羽)retroism〜article234〜 雨降って地固まるとはこのことだろう。 1923(大正12)年の関東大震災は、東京、横浜に甚大な被害をもたらした。住む場所を失った多くの人のために、財団法人

  • 映画衣装デザイナー 先駆者「柳生悦子の仕事」展

    1950年代から80年代にかけて活躍した映画衣裳デザイナー・柳生悦子氏(29〜2020)の仕事を紹介する企画展「衣裳(いしょう)は語る―映画衣裳デザイナー・柳生悦子の仕事」が、東京・世田谷区南烏山の世田谷文学館で開かれている。24年3月31日まで。

  • 明治〜昭和のSP盤一堂に 幻の笠置シヅ子作品も

    美人画で人気を集めた詩人画家の竹久夢二(1884ー1934)が活躍した時代(明治〜昭和)のレコードを集めた企画展「明治・大正・昭和 レコードの時代と夢二の時代展~大衆を魅了した日本近代の音とデザイン~」が、東京の根津の竹久夢二美術館で開かれている。12月24日まで。

  • 昭和の喫茶店文化「未来」に 歴史紡ぐ2代目店主

    予期せず出合ったことが、人の心を捉えることがある。人生がそれによって変わっていくことさえもある。

  • 「百段階段」で昭和ノスタルジーの世界を体感!

    東京都指定有形文化財の「百段階段」でノスタルジックな世界観に浸ろう!

  • 厚さ3㌢!ド迫力ハムカツとメガ盛り料理に驚嘆

    おいしい料理を出す店には、外観を見ただけで喉が鳴るという共通点がある。横浜・鶴見にある「レストランばーく」の店構えはその典型だ。店先に立つだけで、食欲をそそられる香りが外までホンワリと漂ってくる。かいわいには珍しい、昔ながらの洋食屋である。

  • 偶然の出会いが奇跡呼ぶ ライトの希少な学校建築

    東京・池袋の喧騒(けんそう)を離れ、閑静な住宅街にたたずむ「自由学園明日(みょうにち)館(以下明日館)」は、凛(りん)とした情調に包まれている。

  • 真空管アンプで往時の蒸気機関車サウンドを再生

    国内外の200を超えるオーディオ機器が一堂に会する「2023東京インターナショナルオーディーオショウ」が東京・丸の内の東京国際フォーラムで11月3日から開催される。5日まで。

  • アンティーク着物「銘仙」の魅力を再発見

    アンティーク着物の魅力を再発見しよう! 大正時代から昭和時代初期にかけて大流行した絹の着物地の一つである銘仙(めいせん)の着物を紹介する企画展「アンティーク着物の魅力再発見!  大正の夢  秘密の銘仙ものがたり」が東京・根津の弥生美術館で開かれている。12月24日まで。

  • 不朽の名作『ブラック•ジャック』の全てがここに

    マンガ界の巨匠・手塚治虫(1928ー89年)の晩年の傑作にして代表作のひとつである「ブラック・ジャック」の連載50周年を記念した企画展「手塚治虫 ブラックジャック展」が東京・六本木ヒルズ森タワー(港区六本木6)で開かれている。11月6日まで。

  • 懐かしグルメ、雑貨が池袋東武に 猪木ショップも

    ノスタルジックなグルメや雑貨が池袋に帰ってくる! 東武百貨店池袋本店(東京都豊島区)8階催事場で「昭和レトロな世界展」が19日から開かれる。4回目を数える今回は、さらにパワーアップした内容だ。24日まで。

  • レトロ散歩其ノ拾参(横浜・六角橋商店街)

    大人同士なら、どちらかが道を譲らなければ通れない程の狭い商店街に鮮魚店、総菜店、雑貨店、花屋など70店舗が軒を連ねている。道幅は最も狭いところでは1.8㍍だという。すれ違いざまに人の体温を感じるほどだ。

  • はとガール、専務車掌…制服でたどる鉄道150年

    制服は「正装」である。社会人が身につければ、たちまち「仕事人」としての風格が漂ってくる。なにより格好いい。子供たちも憧れた。鉄道マンたちにとっては、誇りでもあったに違いない。鉄道の歴史を踏まえながら、制服のたどってきた道のりを振り返る企画展「鉄道と制服〜ともに歩んだ150年〜」が東京・新橋の「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」で開催されている。11月12日まで。

  • 「煎りたて 挽きたて 淹れたて」にこだわり65年

    珈琲(コーヒー)の香りが人々を魅了するのはなぜだろうか。煎(い)りたてならばなおさらだ。思わず鼻で深呼吸をしてしまう。

  • 楽しかった小学校を再現 給食や抜き打ちテストも

    将来は宇宙飛行士、野球選手、医者……。小学生の頃には、たくさんの夢があった。 しかし、日々の生活の中では、学校で友達に会い、「今日はなにして遊ぼうか」と思いを巡らせるのが、毎日楽しくて仕方なかった。昨日までうまくできなかった逆上がりを、今日こそは軽々とやってのけたい、ドッジボールでやられた借りを返さなくてはと、燃える気持ちで通学路を歩いた。

  • 知識と経験を元に文字や写真で時代をつなげたい

    古本センター(東京・吉祥寺)retroism〜article219〜 常に時代は積み重なっていく。まるで、地層のように少しずつ……。古本屋の棚の前に立つと、「現在」が過去の積み重ねの上に成り立っていることを強く感じるからだ。五十嵐さんはオカ

  • もう逢えないと思っていたレトロ玩具がここに

    人間の成長はおもちゃとともにーー。 子供から大人になると、人々はその懐かしい思い出とともに生きている。寄り添い、時には友や師ともなる玩具は、人類が生み出した奇跡のひとつと言えるだろう。そんな​​​​​​おもちゃの歴史を振り返る特別展「いとしのレトロ玩具 もう逢えないと思っていた、がここにある」が東京・根津の弥生美術館で開催されている。24日まで。

  • 「う〜ん、マンダム」 蘇る50年前の記憶と世相

    コラム其ノ拾肆(特別編)retroism〜article217〜 コマーシャル(C M)は時代を移す鏡である。 言葉の面白さや力が、昭和のCMにはあった。CMは世相を反映し、時代をけん引していたとも言える時代だった。 なぜなら、生身の人間が

  • テレビとCMで振り返る80年代 伝説の歌番組も

    漫才ブーム、「ザ・ベストテン」、トレンディドラマ、「ニュースステーション」ーー。 1980年代をテレビ番組やCMで振り返る企画展「テレビとCMで見る1980年代! 1978〜1989メモリーズ」が横浜の放送ライブラリーで開催されている。10月1日まで。

  • 絶滅危惧「クラカメ」の楽しさと文化を次世代に

    「商品がなくなると、またヨーロッパに行ける。それを楽しみに毎日仕事してる感じだね。当然カメラ屋を巡るけど、一通り見て仕入れて、そのあと向こうの知り合いと飲む酒がまたうまいんだよな」

  • 名物は「スパピザ」 幼少の記憶が蘇るハマの老舗

    ザ・ホフブロウ(横浜・山下町)retroism〜article214〜 老舗のレストランを取材すると「『子供の頃、親に連れられて来たことがある』という客も少なくない」という話をよく聞く。そこには、郷愁とか懐かしさがもちろんある。しかしその奥

  • ジオラマで昭和再現 レトログルメも 西武池袋本店

    「見て、食べて、学んで」昭和レトロを楽しもう! 西武池袋本店では、昭和レトロに焦点を当てたイベント「池袋・豊島・西武沿線  レトロ百貨展」を開催している。14日まで。

  • モンチッチCEO「レトロで街を元気にするモン」

    人同士のつながりは、友情や愛情などという言葉で表現され、幸福を呼び、暮らしまでも豊かにしてくれる。

  • 酒と泪とオヤジと若者 飲みニケーションの効用⁉︎

    元号が昭和から平成に変わって間もない頃、ある喫茶店で高齢のママとコーヒーを飲みながら、とりとめのない話をしていた。やがて、かつて通っていた客と今の客の違いについての話題になり、ママはポツンと伏目がちに言った。「人と人との付き合いが変わっちゃったのかしらね」。ふと見せた寂しげな表情が印象的だった。人間関係が希薄になっていることは、多くの人が思っているだろう。ただ、人生を重ねてきた人が発する言葉の重さは違う。今でも筆者の頭から離れないのは、人生の大半を数えきれないほどの客と接し、積み重ねて来た人間の言霊だからだと思う。

  • 時刻表に詰まったロマンと憧れを私設博物館に

    パサッパサッとページをめくるごとに、小さな文字と数字が次から次へと現れる。言うなれば、駅名と発着時刻の羅列だが、その奥には、限りないロマンと憧れが詰まっていた。

  • ホテルのビュッフェで昭和の洋食を

    極上の空間で、懐かしい昭和の洋食ブッフェはいかが? 東京ディズニーリゾートのお膝元である千葉県浦安市にあるオリエンタルホテル 東京ベイの「レストラン グランサンク」で、昭和の古き良き洋食レストランや喫茶店で提供されていたメニューが楽しめる「昭和レトロブッフェ」が開催されている。8月31日まで。

  • 刺さる歌詞とメロディー 昭和歌謡に酔いしれた夜

    「歳を重ねて、クラシックやジャズのファンになって、そればかり聴いている人だって、『若い頃は、歌謡曲を聴いていたでしょう。わりと好きだったでしょう』と言いたいんです」 東京・新宿にある「ユニオンレコード昭和歌謡館」の杉本博士店長(当時)のこんな言葉を思い出した。

  • 古さと新しさが融合 社交場でハレの日に思い出を

    東京會舘 本舘(東京・丸の内)retroism〜article207〜 「社交場」という言葉には、どこか懐かしい響きがある。明治維新をきっかけに西洋化へと様相を変えた日本の香りをまとっているからだ。 当時の社交場といえば、鹿鳴館やダンスホー

  • 三角窓 重ステ 手動ウインドー…FUN TO DRIVE

    コラム其ノ拾弐(特別編)retroism〜article〜206〜  モータージャーナリストの三本和彦氏(2022年7月逝去)がテレビで言っていた言葉をよく覚えている。「これね。いつもお願いしているんだけど、三角窓をつけてくれると、いいんで

  • 活版印刷の懐かしい音をBGMにカフェでまったり

    「ガッチャンガッチャン」と、リズミカルで心地よい音が店内に響きわたる。印刷された紙が一枚ずつパサっと引き抜かれていく。今となっては、滅多に聞くことができなくなった印刷工場ならではの音だ。

  • レトロ自販機が大集結「シュポ」と栓抜き体験も

    中古タイヤ市場 相模原店(相模原)retroism〜article204〜 何十年かぶりに、懐かしい友に再会したような気分になった。 子供の頃、道を歩いていると、ポツンと置いてある自動販売機(自販機)が目についた。よく見ると、そばやうどん

  • スラムダンクを歩く

    「日本一有名な踏切」。もしかしたら「世界一」と言っても差し支えないかもしれない。

  • 池袋東武に人気純喫茶7店 7色クリームソーダも

    40代以上の人なら、あっという間に子供時代に戻れる楽しいイベントが、東武百貨店池袋本店8階催事場で開催される。今回で3回目を迎える「昭和レトロな世界展」である。5月18日(木)〜23日(火)まで。

  • 平和かみしめ 極上ロールキャベツシチューに舌鼓

    「『日本の洋食』っていうのは、西洋料理と和食のいいとこ取りなんですよ」 1963 (昭和38)年にオープンした「新宿アカシア」の三代目・鈴木祥祐さんが、穏やかな表情でゆっくりと話し始めた。        

  • 200本目の記事リリースにあたって

    「良いモノは必ず残る」 先人たちをはじめ、人々の知恵や情熱、揺るぎない信念が、日本を今日まで支えてきたことは想像に難くない。

  • 昭和27年頃の漁師町を再現 船宿や三軒長屋も

    東京ディズニーリゾートのある街として、今ではすっかり有名になった千葉県浦安市だが、もともとはアサリやハマグリ漁、ノリの養殖などが盛んな漁師町だった。そんな古き良き昭和の漁師町の歴史や当時の暮らしを体験しながら学べるのが「浦安市郷土博物館」だ。

  • 山手線が丸くなるまでを解説 ウグイス色103系も

    旧新橋停車場 鉄道歴史展示室(東京・新橋)retroism〜article19●〜 丸くつながっているのが当たり前だと思っている山手線だが、最初はそうではなかった。 山手線の開業は1885(明治18)年。以来、時代とともに役割を変えながら東

  • ヘリテージカーが一堂に あのレストア・シーマも

    AUTOMOBILE COUNCIL 2023(千葉・幕張メッセ)retroism〜article197〜 1台ごとにそれぞれの物語をまとう。そんな魅力あふれた国内外の自動車が一堂に会する「AUTOMOBILE COUNCIL 2023」が

  • 新宿駅を学ぶフィールドワーク バックヤードへも

    ロマンスカーミュージアムの学芸員や新宿駅員が案内役となり、新宿駅やまちの歴史などをフィールドワークしながら学ぶイベント「鉄道開業150年記念企画 新宿駅フィールドワーク〜進化を続ける世界一の駅 新宿」(同ミュージアム主催、小田急新宿駅、JR新宿駅共催)に参加した。集合場所になった小田急ホテルセンチュリーサザンタワー21階の窓から眼下に広がっている新宿は、マンモス都市と呼ぶにふさわしい景観だ。

  • 「女性の服装」から学ぶ昭和の世相と戦中戦後史

    時代と共にファッションは生まれ変わって来た。 悠久の日本史を振り返っても、時代によって着るものが変わっていくのは、当然と言えば当然だ。とりわけ昭和の世相と服装は比較的短いスパンで目まぐるしく変わった。そんな昭和の社会変化とともに移り変わっていった女性の服装について紹介する特別企画展「時代をまとう女性たち」が東京・九段下の昭和館で開催されている。5月7日まで。

  • 60〜80年代のレコード1万枚 音楽で繋がる場に

    3313アナログ天国(東京・下北沢)retroism〜article194〜 1960〜80年代のロック、ブラックミュージック、ポップスのレコードが1万枚! 京王井の頭線・下北沢駅から徒歩30秒にあるビルのやや急な階段を上がり4階へ。ドアを

  • 寝台列車 パンチの音 熱地獄の夏…蘇る昭和の記憶

    青い車体に真っ白な制服が格好良かった。そんなブルートレインの車掌に憧れた。両親の実家が共に佐賀県だったので、小学生の頃は夏休みになると、家族で泊まりに行った。新幹線は新大阪(1972年に岡山、75年に博多まで延伸)までの時代、子供にとって夜汽車の旅は楽しい記憶しかなかった。線路の継ぎ目を通るたび「ガタン、ゴトン」というリズミカルな音と適度な揺れが硬い寝台車のベットにもかかわらず、スッと眠りへと誘ってくれた。

  • ムスク、ポマード、金鳥の夏 思い出は香りと共に

      思い出は香りと共にある。 在りし日の遠い記憶が呼び覚まされる。うれしかったこと、時には思い出したくもないこともあった。脳裏には当時の風景、音、心象風景などありとあらゆるものが蘇ってくるのだ。

  • 100年前のモダン建築 同潤会アパートに見る工夫

    1923(大正12)年の関東大震災からの復興のために建てられた「同潤会アパート」の建築部品や写真などを紹介した特別展「―関東大震災から100年―同潤會アパートと澁谷」が東京・渋谷にある「白根記念渋谷郷土博物館・文学館」で開催されている。3月26日まで。

  • 旧皇族の「アール・デコ」宮殿 次世代に価値継承

    東京都庭園美術館本館(旧朝香宮邸、東京・白金台)

  • 伝説の歌声喫茶復活! 歌う楽しさ共有、一体感も

    人間の発する声には、不思議な力がある。メロディーと歌詞が加われば底知れない力となり、合唱することで、場の空気は特殊な世界へと変わっていく。そう実感できるのが、東京・高田馬場にある「歌声喫茶 ともしび」だ。

  • オトメを描き続ける永遠の少女 田村セツコ展

    女性イラストレーターの先駆者・田村セツコさんのデビュー65周年を記念した企画展「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」が東京・文京区の弥生美術館で開かれている。3月26日まで。

  • 新橋と昭和をこよなく愛する元会社員の夢の空間

    オヤジの聖地・新橋。 日夜、酒に酔ったオヤジたちがくだをまき、ストレスを発散させている光景が見られる。中でもテレビの街頭インタビューなどでおなじみの駅西口前S L広場に建つニュー新橋ビルは、街の代表格と言えるだろう。再開発の予定もある。しかし、そもそも新橋にタワービルは似合わないと主張したいが、いかがだろうか。

  • クラシックを気軽に楽しめるレコード図書館

    「ライブラリーカフェ。レコード図書館という意味合いで命名しました」 東京・雑司が谷にある「ビブリオ・クラシック 珈琲と紅茶」店主の新倉裕三さんが説明する。ビブリオ(ビブリオティック)は、フランス語で図書館を意味する。

  • ミニスカートを世に 革新的デザイナーの回顧展

    「退屈なファッションなんて意味がない。衣服は自分自身やなりたい自分を表現するための手段なのよ」(マリー・クワント、1966年)

  • 少女らの夢と憧れが詰まった昭和の人形が一堂に

    横浜人形の家(横浜・山下町)retroism〜article184〜   「ノスタルジック」という響きには、広がりと深みがある。かけがえのないものに対する憧憬や愛おしさに心惹(ひ)かれて思いをはせる。時間と空間を行き来するロマンも内包してい

  • おせちに込められた意味をかみしめ 正月を味わう

    お正月の定番料理といえば「おせち」だ。 大みそかの夜から元旦にかけて、こたつや大きなちゃぶ台でおせちを囲み親戚一同が集まり、食べて飲むのが昔ながらの正月の過ごし方だった。しかし、そんな風景も、核家族化の中でずいぶん様変わりした。同時に、おせちの有り様(よう)からその意味合いまで、昭和の時代とは異なってきた。

  • 「こち亀」を歩く〜下町人情噺篇〜

    ギャグマンガのイメージが強い「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」だが、意外にも泣ける作品も少なくない。中でも「浅草物語」(単行本57巻収録)は屈指の名作だ。

  • 昭和の名曲「神田川」の世界をジオラマで再現

    トキワ荘通り昭和レトロ館(東京・南長崎)retroism〜article181〜 「一昨年前までは、南長崎ニコニコ商店街と言ってたんですが、その年の7月にトキワ荘マンガミュージアムがオープンして、それに合わせてトキワ荘通りと名前を変えました

  • 二大巨匠が切り取った1930年代の東京

    1930年代の不穏な社会状況下。東京・世田谷のボロ市、にぎわう浅草、行き交う物売り、店屋の看板ーー。  

  • 昔ながらの銭湯を再生 「記憶をつなぐカフェ」に

    昔ながらの銭湯がおしゃれなカフェに! 昭和の時代には一つの街に必ず何軒かあった銭湯。象徴は宮造りの外観だった。立派なたたずまいの内部では、温かい湯が体の汚れを気持ちよく流してくれた。

  • 古本、古着、中古カメラ屋を巡るひそかな楽しみ

    古本屋巡りは宝探しのようなものだ。 ご存じのように、よっぽどのロングセラーでない限り、本は絶版となり、倉庫に残ったものは断裁される。そうなると、買い手としてはやっかいだ。在庫が残っている本屋を探すか、古本屋に当たらなければならない。当然、新品では手に入らないため、プレミアがつくこともしばしばだ。

  • ヴィンテージライターの奥深き世界をのぞく

    愛煙家がめっきり減った現在、ライターにこだわりを持つ人が少なくなっていることは否めない。しかし歴史をひもといてみると、驚くほど奥が深く豊かだ。

  • エレガと屋上遊園地 お子様ランチに胸ときめかせ

    コラム其ノ拾捌(特別編)retroism〜article175〜 昭和の時代には、「おめかし」して行く場所が今より多かった気がする。代表的なところがホテルだ。ホテルニューオオタニ東京には、家族全員が着飾って出かけたものだ。男性はネクタイ必須

  • 格式あるアカデミックな空間で非日常を味わう

    廊下に敷き詰められた赤い絨毯(じゅうたん)、レトロな照明、美しい旋(らせん)階段−−。 東京・神田にある学士会館。建物内に一歩に足を踏み入れると、クラシカルで優雅な空間が客を温かく迎え入れてくれる。

  • 子供は風の子 「昭和の原風景」記録の終わらぬ旅

    プロの写真家の多くは、自分の興味のある「テーマ」を持って常に追いかけている。自然であったり人であったり乗り物であったりさまざまであるが、共通点が一つある。彼らの作業は、まるで際限のない広い荒野の中で、一つの穴を愚直に掘り続ける行為を思わせるところだ。その先に何かがあると信じてシャッターを押し続ける。撮っている時点では結果は未知だが、彼らは、何かに突き動かされるように進んでいく。

  • 「インベーダー」が池袋に出現!? メトロン星人も

    「インベーダー」が池袋の街に出現! 今年5月に開催され大好評を博した「昭和レトロな世界展」が東武百貨店池袋本店に帰ってきた。10月25日まで。

  • ロマンスカーの歴史を後世に 思い出の品 寄贈を

    歴史は受け継いでいくことに意味がある。どんな分野でも同じことだ。

  • レトロ散歩其ノ拾弐

    蒲田駅周辺(東京・大田区)retroism〜article170〜都内で唯一の屋上観覧車。2014(平成26)年閉鎖の危機もあったが、存続を願う地元の人の声で残された東急多摩川線(左)と東急池上線が偶然にもランデブー。他にJRも走るターミナ

  • 時空を超えた作り手の想いとブリキの輝き いまも

    輝きを失わないモノがこの世には存在する。それを目の当たりにできるのが、横浜・山手町にある「ブリキのおもちゃ博物館」だ。

  • 鈴なり列車 夢の超特急 乗り物に見る昭和の暮らし

    1872年(明治5年) に新橋ー横浜間で鉄道が開業してから今年で150年。 近代化する日本において、人々の生活が充実してきた理由の一つは、電車や自動車などの乗り物が登場し、行動半径が広がり、暮らしを便利にしたからである。これらの乗り物を通じて、昭和の暮らしぶりを写真で振り返る企画展「乗り物のある風景ー昭和の暮らしと交通事情」が東京・九段下の「昭和館」で開かれている。12月18日まで。

  • 横浜を見守り九十余年 レトロモダンな近代建築

    装飾を省いたモダニズム建築。19世紀末から20世紀にかけて世界中で建てられた、時代の象徴でもある。その様式の建物が横浜に残る「インペリアルビル」だ。2011(平成23)年には、横浜市認定歴史的建造物に選定された。

  • チャルメラ 石焼き芋 切符鋏 耳で感じる昭和風情

    毎日聞いていた駅の改札の音がすっかり様変わりしたのはいつのことだろう。今は、自動改札機の電子音が、「ピッ」と鳴るだけ。新幹線も自動改札になり「カシャッ」と音がするだけになった。50年前はもちろん自動改札などではなかった。改札ボックスの中に切符を切る係の駅員がいて、改札鋏(ばさみ)を「カチカチ、カチカチ」とリズミカルに鳴らしながら切符を切っていく。その音が幾重にも重なって、駅独特の音になっていた。人によってリズムが違い面白かったが、ほぼ全国的に消えてしまった。そんなふうに、かつて、繁華街や住宅街には、いろいろな「音」があふれていた。

  • 自作の機器が奏でる大音量のコルトレーンに忘我

    小さなドアを開けると、薄暗い店内に大音量でジョン・コルトレーンが響きわたっている。

  • 創業60年超 先代が遺した癒やしの空間で名曲を

    静寂の店内。数多(あまた)のレコードが並んだ棚から1枚を選び、ターンテーブルに乗せ、そっと盤に針を落とす。

  • 「妄想と願望」で架空の純喫茶 まさかの商品化⁉︎

    あらゆる世界観を小さな「グッズ」に投影し、所有することで楽しい気分にさせてくれる。いわゆる疑似体験とも違う、モノを手にすることで心躍る気分にさせてくれるのが「サンキューマート」の商品である。

  • フラフープ、ファミコン…いま蘇る記憶の底の宝物

    懐かしい遊びやおもちゃを通じて、子ども時代に思いをはせてみては?

  • 昭和の子どもたちとお菓子の歴史をたどる企画展

    お菓子――。いつの時代も子どもたちにとってその響きは甘美そのものだった。

  • 懐かしさと真心いっぱい 昭和のかき氷で暑気払い

    かつて、ダイハツ・ミゼットで、東京・駒沢公園にやってくるかき氷屋がいた。 車の主は、石橋信太郎さん(以下おじちゃん)。東京・三軒茶屋にある「氷 石ばし」の主人だったその人である。もともとは氷の問屋を始め、後にかき氷も商った。

  • 昭和風情と下町情緒残る空間でクラフトビールを

    古い木造家屋が建ち並ぶ東京・谷中地区だが、最近は、新しい住宅も増えてきた。時代といえばそれまでだが、地域の特色が薄れてしまうようで少しさびしい。

  • 思い出は自転車とともに「世界に一台」を自分で

    「僕は、店の中から見るこの風景が大好きなんです。静かだけど、なんとなくみんなが楽しそうに見えませんか?」 オーナーである高田ユキヲさんが優しい目で店の奥から外を見つめた。店の前では、ブルーシートに座って、3人の客が、部品を磨く作業をしていた。自転車を組み上げていく前の大切な工程だ。

  • 本を片手にレトロなグラスでクリームソーダを

    グラスの向こうに昭和が見える? 神奈川、東京、千葉に約40店舗を構える書店チェーンの有隣堂と昭和に家庭の台所や喫茶店を席巻した花柄グラスをリメイクしたアデリアレトロがコラボした「喫茶アデリアーノ・ヒラツカ店」が、ブックカフェ「STORY CAFÉ ららぽーと湘南平塚店」に7月15日に期間限定オープンした。8月5日まで。

  • 歴史刻むクラシックホテルで建築美に高揚する

    旧約聖書に登場する天使ラファエルが、大きな魚を抱えて、中庭の噴水の上で旅人を癒す。 横浜・山下町にある「ホテルニューグランドホテルニューグランド(以下ニューグランド)」の本館に寄り添うように1991年(平成3年)にタワー館が造られ、ヨーロッパから建材などを輸入してパティオがお目見えした。「ここは、公開地域にしていてますので、ホテル利用のお客様でなくても入れます。夜になるとライトアップされてキラキラと奇麗ですよ」。営業企画部の横山ひとみさんが笑顔で説明した。

  • 昔ながらの商店街の絶品総菜と温もりにほっこり

    普段着の人の波が途切れない。 日々の暮らしが彼ら彼女らの姿から見てとれる。「いらっしゃい、いらっしゃい!」大きな声が、魚屋や八百屋から飛んでくる。大型スーパーやショッピングモールなどになくて街の商店街にあるのは、この活気と、何気ない会話である。

  • レトロ建築探訪其ノ肆

    第18回オリンピック競技大会が1964(昭和39)年に東京で開催された。第2会場となったのが、駒沢オリンピック競技場だった。駒沢通りから横に長い階段を上ると右に見えてくるのが陸上競技場(村田政真設計)、正面には五重塔をモチーフにした管制塔、左手には、神社仏閣の屋根を思わせる反(そ)りを取り入れた体育館がある。

  • 贅の極みを尽くした「欧州の古城」で昭和に浸る

    憧れを形にする。そんなロマンチックな発想で作り上げられた喫茶店が「古城」である。

  • エモいがいっぱい! 泊まれる純喫茶で昭和を体感

    歴史あるものを二つ掛け合わせると、全く新しい世界が展開される。江戸時代からガラス製品を作り続け、昭和に家庭のキッチンや喫茶店を席巻した花柄グラスをリメイクした「アデリアレトロ」と1964(昭和39)年に開業した日本を代表するホテルの一つである東京プリンスホテルが共演した「IN ROOM Retro“泊まれる純喫茶”」と銘打った宿泊プランである。7月31日まで。

  • 銀幕の大スター、永遠の歌姫も笑顔でお出迎え⁉︎

    ほんの小さな写真が、ある人にとっては、大切な一枚になる。写真とは本来そういうモノだし、プロマイドも然(しか)りだ。

  • 日本一懐かしい遊園地でのんびりリフレッシュ

    おんまはみんなパッパカはしる パッパカはしる パッパカはしる♪〜 メリーゴーランドといえば、一般的にはワルツやフランス風のBGMを思い浮かべるが、前橋にある老舗遊園地「るなぱあく」では「おんまはみんな」が流れている。おなじみのメロディーが遊んでいる子供たちとシンクロしている。上手な演出である。

  • 東京•池袋にエモいが大集結!幻のスーパーカーも

    東京・池袋に「エモい」が大集結! 東武百貨店池袋本店は開店60周年を記念して、開店当時を振り返り、「昭和レトロ」に焦点を当てた「昭和レトロな世界展」を開催している。24日まで。

  • レトロ建築探訪其之参

    東京(代々木→原宿→渋谷)retroism〜article149〜国立代々木競技場第一体育館国立代々木競技場第二体育館設計者は東京大学の助教授だった丹下健三、教授の坪井善勝は構造を、早稲田大学教授の井上宇一が設備をそれぞれ担当した。国指定重

  • 本物の京急車両に触れ 通勤通学、旅の思い出紡ぐ

    日本の発展を支えた屋台骨の一つは電車であり、それは今でも変わらない。時代を遡れば明治以来、文明の象徴としての存在感は大きかったし、現代においても、通勤通学の足として、また観光客の笑顔も運ぶ。我々の生活に不可欠なインフラそのものでもある。

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