予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
独身で子供なしの私にだって分る。フルタイム労働が進まないのは当たり前。いくら政府が旗振りしても現状では、パート労働者はフルタイムで働きたがらない。特に子持ちの女性ならば当然である。子育てをしながら働くのがどれだけ大変なのか政府はまるで分かっていない。ただ数字だけみて、女性のフルタイム労働が少ないとか、賃金の男女格差が解消されないと捉え、女性がフルタイムで働きたがらないと結論づける。断言するけど、これらの問題を論議し、対策案を出してくる霞が関のお役人様で、一人で家事をこなし、育児をこなし、なおかつ仕事も人並にこなせる人はまずいない。多分、家事も育児も満足にやったことがないか、もしくは少しはやっていると勘違いしているだけだと思う。私は育児の経験こそないが、家事は40年以上やっている。家族と暮らしていた時だって...労働開国
前から書いているが、日本のマスコミは軍事音痴である。本当に重要な情報には気が付かずにいることが多々ある。その一つにJDAMがある。一言で云えば、命中率を飛躍的に向上させた爆弾である。太平洋戦争の時、アメリカ軍の巨大な爆撃機B29から投下された爆弾によって国土を焦土化された日本である。空中から投下された爆弾の恐ろしさを痛感しているはずなのだが、いつのまにやら忘れていたようだ。実のところ爆弾の命中率はかなり低い。爆撃機に搭載された光学式の計測器を使っても、その命中率は1%に満たなかった。その後、レーダー水準器やコンピューターによる性能向上が図られたが、それでも1990年代においてさえ4%程度であったとされる。ミサイルの方が命中率は高いのだが、破壊力は劣るし、なにより高額だ。爆弾を沢山投下したほうが安上がりだと...クイックシンク
20世紀末、アメリカは大きなミスをしている。それが高性能なれど高額に過ぎる兵器の開発と実用化である。典型例としてはアメリカ空軍のF22ラプターという戦闘機が挙げられる。レーダーに感知されずらいステルス機能を持ち、超音速で持続的に飛行できる世界最強の戦闘機である。しかし、一機当たりの購入価額は高額であり、しかも一飛行ごとにステルス塗料の塗り替えなどが必要なため、維持費も超高額である。それ故にアメリカ議会は200機程度の購入しか認めなかった。これは当初予定の半分にも満たない。おまけに優秀過ぎるが故に情報漏えいを恐れて輸出を禁じてしまった為、調達コストが高額に留まる。おまけに性能が優秀すぎてライバル不在の孤高の存在であるため、導入以来未だに一度も実戦を経験していない。やむなくアメリカ国防省は多国間での共同開発で...プロペラ機の再登場
台湾問題は日本にとって危険な試金石となる。共産シナの軍隊が台湾に軍事進攻する可能性は決して低くはない。その時、日本はどうするのか。平和憲法を楯に見殺しにするのか、それともウクライナへNATO諸国がするように軍事支援するのか。短絡的に見殺しにするのは自由だが、その場合、他の国が日本に攻め入ってきても誰も助けてはくれないだろう。また軍事支援をすれば、日本はシナから直接攻撃を受ける可能性が高い。実に悩ましいが、本当のところをいえば、日本に選択肢はない。日ごろは忘れていられるし、見て見ぬ振りが出来るが、日本は実質的にアメリカの軍事的従属下にある。戦闘機やイージス艦に設置されている敵味方識別装置はアメリカ製のブラックボックスであり、日本は手が出せない。つまるところ、台湾問題はアメリカ問題でもある。現在はアメリカが共...試金石
シナの地で近年、絶大な人気を誇るのが抗日映画や抗日ドラマだ。もちろん北京政府の肝煎りである。大日本帝国の兵士たちを素手やパチンコでバッタバッタとなぎ倒す正義のシナ兵たちが大活躍する。シナでは上映されれば、たちまち人気を博す定番となっている。しかし表題の四コマ漫画の作者は、その背景を喝破する。シナでは映画であろうとTVドラマであろうと、政府の規制と監視が厳しく自由に作ることは出来ない。政治的な風刺などは論外だが、それ以外にも色っぽい姿や、自由を強調し過ぎる作品は厳しく規制される。しかし抗日作品に限っては、自由度は大幅に増える。だからレオタードを着た女性兵士とか、抱き合って胸を揉みまくる映像も平気でとれる。ちなみに胸の間から爆弾が出てきて、日本兵をブッ飛ばすので政府の規制はなかったとか。そんな訳で抗日映画の自...嘘つき中国共産党ラージャオ
「彼は承認欲求が強すぎたんだよ」ある知人の大学生が、あの回転ずしスシローのペロペロ事件の犯人を評した科白にいささか驚いた。あれって承認要求から起こした行為なのか。誰にでも自分の存在を外にアピールしたいとの欲求は程度の差こそあれ、普遍的にあると思う。だいたいブログなんてネット上に公開されることを前提にした電子日記であり、これもまた承認欲求の顕れだと思う。特に自分に自信が持てない十代だと、自分をアピールしたい焦燥感から馬鹿げたことをやってしまう。多かれ少なかれ、誰にでもあるはずだ。これは昔からあることではある。ただインターネットの普及後、誰でも気軽に映像をアピールできるようになったことが、バカげた自己アピールを増やした。スシローでやらかした高校生、あれで自分を世間にアピールして、その先を考えなかったのか。いや...目立ちたい
やはり戦闘民族なのだなァ。先だっての大ニュースとなった岸田首相襲撃事件。真っ先に犯人に飛びかかったのは、SPでも警官でもないただのオジサン。いや、報道によると漁師の方だとか。思わず、やっぱりと頷いてしまった。私が世田谷の三軒茶屋界隈に住んでいた十代の頃、近所には香具師の人たちがけっこう居た。祭りや縁日などで露店を出している人たちで、私は子供の頃から親しくしてもらっていた。けっこう厳しい世界で、私はここで上下関係の大切さや、挨拶の仕方などを教わった。中でも喧嘩の仕方や避け方、かわし方などの話はずいぶんと役に立った。そんな話の中で聞かされたのが、漁師とは喧嘩をするなってこと。とにかく喧嘩っパやい。警察や機動隊さえ恐れず、ヤクザにだって平然と立ち向かっていく日本一の戦闘民族だと教わった。木製の木の船で海に乗り出...岸田首相襲撃犯を捕まえた人
私たち人類は生存競争の勝者である。では、その生存競争とはいかなるものであったのだろうか。私が十代の頃は、我々の祖はクロマニヨン人であり、ネアンデルタール人に変わって地上に覇を打ち立てたと教わった。しかし科学の世界は日進月歩であり、現在では人類の進化の系統図はだいぶ変わってきている。もちろん諸説異論はあるものの、遺伝子解析技術の向上や地質年代測定の進歩などにより格段に解析は進んでいる。私が表題の書を読んで一番感銘を受けたのは、「筋が通った推論が正しいとは限らない」との言であった。これはけっこう衝撃的だった。アフリカの大地溝帯の活動活性化により森が焼き払われ、原野に放り出された類人猿は、二足歩行を覚え、手を使うようになり知能を発達させた。私はこのように教わってきた。理屈は通っているので、なんとなく納得していた...絶滅の人類史更科功
私はガーシー元議員とは全く関わりがない。ただ彼が芸能人の不祥事、スキャンダルを告発するユーチューバーとして著名であったことは、今回の件で分かった。どうも元々は飲食店などを経営する事業者であったようだ。ガーシーとは無関係であるが、芸能人と積極的に関わる事業者のことなら些か思うことはある。芸能人といってもいろんな方がおり、一概に言えないのは当然のこと。だからかなりの偏見交じりの感想であることは、予め記しておきたい。正直言うと、私は芸能人の方とは積極的には関わりたくない。特に仕事の上で関わる場合は、極力一定の距離を置くことに務めてきた。理由は簡単で、あの方たちには「たかり体質」があるからだ。もちろん逆に「ばら撒き」タイプもいるが、少数派だと思う。芸能人を連れて飲食店に行ったり、あるいは服飾店、ブランドショップな...芸能人との付き合い方
teacupというブログサービスからgooにブログ丸ごと引っ越して来て、ほぼ一年になる。少し馴染んできたので、改めて自己紹介ならぬブログ紹介をしたいと思います。元々は、AOLというアメリカのプロバイダーの日本法人のソフトを使っており、そこのAOL会員限定のBBS(掲示板)やチャットで遊んでいて、自分でもスレッドを立ち上げて書き始めたのが始まりでした。ところがAOLが掲示板に字数制限を付けてきて、使いにくくなったので、AOLの勧めるダイアリーという名称のブログをやってみることにしました。当時からタイトルは一貫して「ヌマンタの書斎」です。それが2006年10月のことでした。ブログの中味は基本的に読書日記ですが、再読に力を入れてました。子供の頃、あるいは青少年の頃に読んだ本を大人になった現在、読み返してみて新た...ほぼ一年
起こるべくして起きた事故だと推測している。先週末、宮古島近海で墜落し消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターだが、台湾を包囲しての軍事的圧力をかけているシナの演習騒動のせいか、シナに撃墜されたのではないかとの憶測が飛び交っている。その可能性も皆無ではないが、シナがわざわざ日本の軍用機を撃墜しても自らを追い込むだけで、それほど馬鹿ではないと思う。実は何年も前から自衛隊のヘリコプター部隊は危機的な状況にある。自衛隊が装備しているヘリコプターは基本的にアメリカ製である。ただし、兵器は常にヴァージョンアップされる。特にアメリカ軍はその点、非常にマメであり、当初の仕様とは全く異なる兵器になっていることは珍しくない。日本は国産に拘る性向が強く、ヘリコプターもライセンス生産している。その結果、調達コストが輸入する場合の数倍...ヘリコプター予算
歴史が面白くなる東大のディープな日本史(古代・中世編) 相澤 理
私が大学受験を目指すことを決めたのは、中学2年の冬だ。母子家庭であった私は、長男の私が中卒で働けば、なんとか妹たちを高校へ通わせることは出来ると考えていた。だから大学受験どころか高校受験さえ考えていなかった。しかし中二の冬に再会した父の支援により大学まで行けると分かった。私は関心がある分野ならば勉強は苦ではない性分だったので、なんだ行けるのかと軽く考えて、さっそく塾通いを始めた。ただこの安易な決断が遊び仲間であった悪ガキどもから裏切り行為だとされるとは思わなかった。今だから言えるが、裏切り者として迫害されたことで、私は悪ガキの世界から抜け出すことが出来たと思う。いや、より正確には戻るに戻れなくなったが正解だろう。悪ガキどもとの付き合いだけでなく、三茶の賭場を仕切る博徒の方々とも離れることが出来たのは、後々...歴史が面白くなる東大のディープな日本史(古代・中世編)相澤理
いつのまにやら予算が国会を通過していた。ガーシー元議員と、高市vs小西論争に惑わされているうちに、碌に審議もせずに予算が通過してしまっている。なんだ、あのこども庁って。どうせ各省庁から役人をより集めて予算とポストの奪い合いをするだけだろうに。いや、なによりも文部省と厚生労働省が絶対に口出ししてくる。岸田首相肝煎りの目玉政策なのだと思うが、果たして無事うまく機能するのか、私は疑わしく思っている。下手すれば官僚たちの意地の張り合いで、機能不全に陥る可能性がある。もっとも一番可能性が高いのは、子供対策の政策は打ち出したものの、現場との調整不足で役立たずに終わり、しかも誰もその結果責任をとらずに済ませることだと思う。また事前にはけっこう問題になった防衛予算の大幅増なんて、まさに異次元の政策だが、高市・小西問題のお...煙幕か?
ムツゴロウの愛称で知られている畑正憲氏がお亡くなりになった。TVで冠番組を持っていたこともあるし、小説家として、またエッセイストとしても著名である。私も何冊も動物関係の本を楽しませて頂いた。どんな人でも裏表はある。私の偏見混じりであり、必ずしも誹謗を意図したものではないが、正直言ってこの方、かなり裏表のある人だと思っている。大学生の頃、一度だけ間近で見かけたことがある。あのトレードマークとも云って良い優しげな笑顔なんざまったくなく、最初は裏社会の強面の人かと警戒したくらいだ。場所は新宿の歌舞伎町の北側、今よりも遥かに危ない街であった。私はといえば深夜喫茶でのバイトを終えた早朝のことだ。バイト仲間と連れだって早朝でも営業している飯屋で朝飯を喰らって、さあ帰ろうかと新大久保駅へ向かう途上であった。まだ薄暗い早...ムツゴロウ氏の死去
戦闘機を自国で製造できる国は極めて少ない。衛星軌道上に偵察衛星を持ち、高速処理された情報をネットワークを通じて最適な軍事力の構築を展開できるアメリカのような国は別として、ほとんどの国では、その国防において戦闘機の役割は大きい。元々は航空機を偵察に使ったことから始まる。敵はどこにいるのか、戦力はどのくらいなのかといった情報は戦局を左右する。それを上空から見て判断する偵察用航空機は極めて重要な道具であった。だからこそ、偵察用航空機を排除するための攻撃用航空機が求められた。これが戦闘機の始まりであり、偵察を兼ねていることも多々あった。上空から情報を収集できる航空機の存在はかくも有用であったからこそ、その対策として戦闘機が必要だった。現在は対空ミサイルなどの対応策もあるが、ステルス機の存在が改めて戦闘機の有用性を...戦闘機
敵だからこそ友誼を保つべき。これが出来る政治家は少ない。だが、追い詰められた時にこそ真価を発するのが敵との友誼だと思う。戦国時代末期、信州の山奥に居た真田一族は周囲を常に敵に囲まれていた。平地が少ない上田の地は農業生産力こそ乏しいが、交通の要所であり上杉、武田、松平(徳川)、北条と戦国大名に常に領土を狙われてきた。そんななか真田昌幸は武田信玄の下で活躍して側近になるも信玄は死去。ここから昌幸の苦難は始まる。甲州及び上田の地を欲する松平(徳川)とは、幾度も戦ったせいか松平元康(家康)とはうまくいかず、結局秀吉の仲介により辛うじて立場を維持する。先に結果を書いてしまうと、家康としっかり関係を結べなかったことが真田昌幸の失態であり、関ヶ原の敗戦後は高野山に幽閉されて生涯を終えている。実は本来は死罪となるはずであ...犬伏の別れ
これって別に日本共産党の志位氏だけではないでしょう。戦後の日本に特有といって良い奇特な考え方で、「戦争を否定すれば平和」「話せば分るのだから、戦争は避けられる」「軍隊があるから戦争が起きる」といった日本以外では狂人扱いされる考えなのだが、当人に自覚なし。外交すなわち話し合いによる問題解決は理想的は方法であることは私とて否定しない。しかし、世の中万事、話し合いだけで争いが収まらないのが現実だ。日本国内には警察、裁判所など司法制度による平和的な紛争解決の仕組みが用意されている。それでも警察が警棒や拳銃などで武装し、手錠を用意しているのは、話し合いで終わらない現実に対応しているからだ。もちろん裁判所であっても警備員は必ず用意されている。話し合いでは全ての問題に対応できないことは、もはや当然の常識である。第一、当...戦後平和主義
人は孤独に弱い。猿人から直立猿人に進化する前からの生活形態なのだから仕方ないが、人は群れを作って暮らしてきた。それは100万年以上続いてきたDNAに刻み込まれた本能に近い。弱いからこそ群れを作って生き残りを図ったのが、我々人類の祖先である直立原人だ。鋭い牙も爪もなく、堅い皮膚や強大な筋肉もないが、知能が発達していたので武器を利用して自らを守った。それだけでは足りない。そこで堅牢な壁や門を作り、自らの住居を囲って守った。交替で見張り、守る役割を設けて集団の力で繁栄した生物、それが人間だ。やがて、人間同士の集団が生存領域を賭けて争うようになる。強力な武器を持った人間同士が戦えば死傷者は絶えない。それを避ける為、話し合いによる和解の術を学んだ。お互いに約束を守り合うことで、争いを避ける知恵を身に付けた。しかし世...来るな、来るなよぅ~
私が大好きな言葉、手抜き料理。なんと魅惑的な言葉なのだろう。楽して美味しいなんて最高だ。でも、なかなか難しい。やはり料理を美味しく調理するには、新鮮な食材の入手と事前の下準備、適切な計量と火入れの時間。やるべきことは多い。分かっちゃいるけど、疲れて帰宅した夜に丁寧な料理は難しい。そんな時は外食しちゃえばいいと考えるナマケグマですが、さすがに朝食は外食という訳にはいかない。これは食後に薬を多量に飲むからで、薬を持ち歩くのが面倒だからでもある。さりとてまだ眠く、午前中は眠りたい休日の朝でも食べねばならぬ。空腹の胃袋に薬だけはシンドイからだ。そんな時の定番は、玄米フレークやグラノーラといった牛乳をかけるだけのシリアル食品だ。でも、同じものを続けて食べるのが嫌いなので、連日は我慢できぬ。そこで最近試行錯誤をしてい...オートミール
本当に大事なことは隠しておきたい。その一例が、現在ウクライナにおいて大活躍している秘密兵器エクスカリバーだ。何かと云うと、命中精度を飛躍的に向上させた榴弾砲である。榴弾砲とは、直接敵もしくは目標物を狙うのではなく、榴弾を斜めに高く打ち上げて、落下させて爆発させる攻撃兵器である。歴史的にはかなり古く、古代ギリシャや古代シナ、オリエントなどで使用例がある。ただし、目に見えぬ目標物を遠距離から狙うだけに、命中率は非常に低く、その意味で使い辛い兵器であった。ただ、その破壊力は通常兵器の中でも突出しており、鋼鉄や黒色火薬を多用するようになった近代以降、多用されていた。ちなみにコンピューター(電子計算機)の開発と発展は、この榴弾砲の命中精度をあげるための弾道計算システム向上のためであった事は是非とも覚えておいて欲しい...エクスカリバー
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予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
素人の趣味だと軽く考えていたが、とんでもない勘違いだったようだ。素人という言葉には、どこか軽く見る雰囲気が漂う。しかし、この素人たるアマチュアの人たちが日本の考古学、とりわけ文献の無い石器時代の研究に貢献してきたことには驚きを隠せえない。もっとも本書でも触れられているが、藤村真一氏による旧石器の捏造事件に代表されるように、個人の邪な願望を優先した事例もある。これが氷山の一角なのか、あるいは特異な事例なのか私は判断できる自信がない。だが現代の科学は、一つの事例について多方面からの考察と研究を求めており、第三者客観性を重んじる。藤村氏の捏造事件以降、旧石器時代の遺構の発掘作業は、多様な研究手法が活用されるようになった。それはそれで喜ばしいことである。私が本書を読んで驚いたのは、素人であるはずの高校生の考古学ク...古代史の謎はどこまで解けたか
学生の頃は毎年ゴールデンウイークには山に登っていた。そのせいで、今は憂鬱になることが時たまある。街中では、春であり、時には半袖で歩きたくなるほど快適な季節である。しかし山の上は違う。一言で云えば春と冬とを行き来する狭間の時期である。これが怖いが美しい。冬の蒼天は輝くほどに美しく、緑の芽吹いた山稜とのコントラストが目を奪う。山が最も美しく見える時期かもしれない。だがまだ高層の空気は不安定であり、高気圧も冬型である場合もある。つまり晴天でも空気は冷たい。この高気圧の後にやってくる低気圧は、この時期不思議なくらい連弾型というか通称二つ玉と呼ばれる暴れん坊だ。大気は気圧の高い(高気圧)ところから低い(低気圧)に流れる。冷たく湿気た大気が低気圧に沿い降下して地表にぶつかり急上昇する。この時に雨雲が発生する。GWの時...GWと雪崩
いやはや南友、もとい、いやはや何とも時間がかかる。なにがってブログ記事の引っ越しデータ作成である。現在申込はしたが未だ終了の連絡はない。どうもかなり混みあっているようだ。まぁ今が最盛期なのだろう。果報は寝て待て、ですね。引っ越し準備
だからサウジは弱くなった。それが痛感できたのが、先日に横浜マリノスに圧勝したサウジのクラブチームであるアル・ナスルを見た時の感想である。AFCアジア・チャンピオンシリーズ・エリートと称するアジアのクラブチームNo1を決める大会である。アr・ナスルはサウジアラビア・リーグではアル・ヒラルとの二強で知られている。特徴はなんといってもオイルマネーをつぎ込んでの著名選手を海外から招聘していることだ。ポルトガルのCロナウド、コロンビアのデュラン、セネガルのマネと有力な選手を抱えている。試合を観てみると、攻撃は明らかに外国人助っ人選手の独壇場であり、辛うじてDFとGKだけがサウジの選手である。日本のJリーグも当初10年以上、攻撃は外国人選手が中心であったが、それでも徐々に日本人の若手を競わせてプレーの質の向上を目指し...サッカーの強化方法
やばいくらいに快適だ。何がってハンズフリーシューズである。なにせ靴ベラを使わずに履けるかけでなく、脱ぐのも楽なのだ。私の本性はナマケグマなので、こんな怠惰な靴には本能的に惹かれてしまう。少し前から足腰の衰えを感じていた。心臓の機能が4割弱に低下したので、必然的に歩く速度が遅くなり、歩行距離も短くなっていたから当然だと思う。だから歩く時間を増やそうと思っていたが、スーツに合わせた革靴は長時間の歩行には向かない。だからスーツにも違和感のないスニーカーを少しづつ試している。やはり靴底が分厚くクッション性の高いスニーカーのほうが長時間歩いても疲労度が違う。30年前ならカラフルなスニーカーが主流であったが、現在はスーツ姿で履いても不自然に見えないスニーカーがけっこうある。私は歩くこと自体は嫌いではない。むしろ好きな...ハンズフリーシューズ
日本に戦争の危機が迫るとしたら、一に台湾、二に半島だと思う。特に台湾は共産シナが固執しており、軍事上の衝突が起きる可能性が高い。そして日本は無関係ではいられない。共産シナが台湾を欲するのは、国民党が国宝級の歴史的遺物を奪っていったからだと主張しているが、本音はかつての仇敵の殲滅であろう。シナ人の執念深さを軽視してはいけない。だが、もう一つの本音は、西大西洋への自由な出入り口を保持して、アメリカに対して強烈なアピールをすることだ。中国とは世界の中心の国を意味する言葉であり、アメリカではなくシナこそが世界の中心でなければならないと確信している。これはかつて太平洋を二分割することをアメリカに提案したことで顕在化した野心だが、もちろんアメリカが受け入れる訳がない。このアメリカの態度に期待を寄せるのは台湾の人たちだ...台湾危機と日本
戦うだけでは十分ではない。そのことを痛感したのは、大学4年の就職活動の時だった。以前にも書いたが、私は中学2年の秋までは大学どころか高校にも進学する気のない落ちこぼれであった。別に勉強嫌いであった訳ではない。母子家庭で家計に余裕がないと分かっていたので、中卒で働くつもりであった。だから勉強なんて必要ないと割り切っていた。ところが7歳の時に離別した父が突然連絡をとってきて単身会いにいくと、大学までの学費を負担するから進学しろと言うではないか。今更父親面かよと内心思ったが、進学できるならば、それに越したことはない。とはいえクラスどころか学年でも下から数えて一桁台の落ちこぼれの私だ。急いで私のような馬鹿でも相手してくれる塾を探して通うことになった。当然に今までの夜遊びの時間は激減した。当時はゲーセンや公園の裏で...デッドマウントディスプレイ第15巻
いつの時代にも騙される人はいるものだ。日本政府の負債が地方政府分と合わせて1,317兆円に達したと報じられ、国民一人当たりの負担額は1,063万円になるとの記事が出た。素直に「これじゃ、減税なんて言っている場合じゃないね」とのコメントもネット上に上げられていた。はっきり言いますけど、馬鹿ですね。馬鹿でなければ、財務省側の情報操作の一環でしょう。まず国の借金とは国債であり、その国債の所有者こそが債権者です。地方債も同様ですが、債権の所有者は主に金融機関、財団等の半公共団体、そして日本銀行です。個人の国債保有者が極めて少ないのが特徴です。この国債の保有者が外国人や外国企業、外国政府だったりするとデフォルト(債務不履行)の発生の可能性が高まります。つまり国家の破産ですね。日本の場合はまずあり得ません。何故なら国...バカは騙される
世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだ。そして4年に一回開催されるサッカーの国別の世界一を決める国際大会がワールドカップ大会である。200か国を超える国が参加するだけに、予選を行うだけでも膨大な時間がかかる。その予選は各大陸別に開催される。欧州、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米に大別されるのだが、この中で最も巨大なのがアジアである。なにせ中近東から中央アジア、東南アジア、極東を含むのだから、予選も3段階に分けて行われる。このアジア予選を仕切るのがAFC(アジア・フットボール・コンフェデレーション)であるが、あまり評判が良くない。なにせ組織を牛耳っているのは豊富なオイルマネーを持つアラブ諸国である。組織の事務局こそマレーシアのクアラルンプールにあるが、その運営はアラブ諸国に牛耳られている。日本で...AFCの分割
金の問題ではない。このことが理解できていないマスコミ報道が多すぎる。トランプ大統領が、より多くの軍事貢献を求めていることをお金の問題にすり替える間抜けな報道が多くて困る。それどころか、これをトランプの横暴だと認識しているおバカが巷に溢れている。そうではない、これは20年以上前からアメリカが求めていたものだ。それをアメリカ軍の駐在費用の分担の問題にすり替えたのが日本のマスコミ様である。この問題は古くて新しい問題でもある。1960年代から70年代にかけて日米安全保障条約の改訂がなされるたびに、左派学生や労働組合、教職員組合が動員されて国会議事堂前で反対デモが盛大に行われた。しかし、集まっている反対派で、日米安全保障条約の内容を理解しているものは皆無であった。この軍事条約の本質は、アメリカは日本を守ってやるが、...アメリカが求めるもの
本を読むのは大好きだが、文章を書くのは決して得意ではなかった。特に簡潔に分かり易く書くのは苦手であった。だからインターネットが始まってから、ネット上のコミュニティに参加して、そこの掲示板に書くことで文章書きが上手くなれたら良いなと考えていた。それがAOLの会員限定のコミュニティであった。私はそこで掲示板に多数書き込み、徐々に文章を書く楽しさを覚えていった。しかし、AOLがコニュニティーの掲示板を廃止し、替わりにブログを導入した。それが2005年の秋であった。私のブログ書きは、ここから始まっている。数年間、AOLでブログを書き続けていたが遂にAOL自体が事業撤退となり、後継としてTeacupを紹介されたので、そちらに引っ越した。そこで十年近く書き続けたがやはりブログサービスの撤退を受けて引越し先として推奨さ...ブログについて
現生人類がその存在を認められるのは今から4~5万年前である。単純にネアンデルタール人からクロマニョン人へ移行したのではなく、混在したり、分化したり複雑な進化の経路を辿って現行人類が圧倒的な支配者となったことが分かっている。ただ、その移行の時期は氷河時代だと分かっている。氷河期が終わり、間氷期に入ったのは概ね一年前であるからして、現生人類が農業を始めたのは今から8千年ぐらい前だと言われている。つまり人類はその生存期間の過半以上、概ね3万年以上は遊牧生活で暮らしてきたと想像できる。農耕が始まったのは間氷期に入ってからで、そこから農産物の蓄積により富が溜まり、都市文明が花開いた。現代の人類はこの都市文明の発展から育ったものなので、遊牧生活は野蛮なものだとの偏見が、当然の考えとして広まっている。そう、遊牧生活が農...逆転の大中国史楊海英
私は以前から21世紀は、原油と食料と水を求めて戦争が起こると考えています。ただ20世紀に起きた二度の世界大戦のような形ではなく、局地的な紛争の頻発となるのではないかと予想しています。実際問題、冷戦終結以降、世界各地で起こった戦争は、規模が小さく他の国の支援を受けての地域紛争ばかりです。現在の覇権国であるアメリカの最新兵器は、基本的に対ソ連向けが中心で技術の粋を尽くしたものが中心です。多額の開発資金を投じ、大学や研究所、軍需企業等に協力を要請して製造した兵器は、いずれも高性能なものばかり。ただあまりに高額過ぎた。世界第一位の経済力を誇るアメリカでさえ、その高額な軍事費に疑問を感じざるを得なかった。特に税金の使途に厳しいアメリカの議員たちが疑問視したのが、コストパフォーマンスでした。ゲリラやテロリストたちが保...21世紀の戦争
お昼時になると、美味いと評判の店にはサラリーマンやOLが行列をつくる。ナマケグマの癖に食べ物に関してはせっかちな私は行列に並んでまでして昼食を食べるのは好きではない。時間の無駄に思えて仕方ないからだが、それでも美味しい昼食を気軽に楽しみたい気持ちはある。事務所の近くにある冒頭のカリー屋は、昼時になると常時行列の出来る店である。興味はあったが、並ぶのが嫌でいつも通り過ぎていた。実は神田界隈はカレーの名店が幾つもあるカレー激戦区でもある。時折人気投票などをやっているが、「ジンコック」は上位の常連店でもある。だから気になっていた。その日は氷雨が横殴りの風と共に吹き付けるせいで、外を出歩く人の姿は少なかった。もしやと思い、ジンコックに行くと2人しか並んでいない。これはチャンスと思い初めて並んだ。冷たい氷雨に吹かれ...ジンコック
どうも冷たい風に吹かれたせいで風邪を引いた模様。なので一日静養します。やわな身体になったもんですわ。お休み
日本サッカーの二つの欠点が明らかになったのが今回のU17アジア大会だ。初戦がUAEに3-1で勝利、次戦がヴェトナムに1-1で引き分け、そして三戦目がオーストラリアに2-3で敗北である。ヴェトナムとUAEが引き分けた為、得失点差で決勝リーグに進出、合わせて世界大会への出場も決まった。私は三戦ともネット観戦したが、個々人の選手の技量は決して低くない。ただチーム戦術が中途半端だ。特に二戦目のヴェトナム戦は勝ち切れたはずの試合だった。終盤で失点しての引き分けだが、あれはしっかりと守り切れなかった日本側の当然の失点だ。守るのか、攻め切るのかが明白でない中途半端な戦い方が失点を招いた。いったい廣山監督は何をしていたのだ。これはオーストラリア戦でも同様で、攻めるのは個人の技量次第で、守りのコンセプトが曖昧だった。守らな...U17アジア大会
いきなりブログサービスの終了のお知らせ。参ったね、teacupから引っ越してきて3年足らずなのに・・・仕方ない。次を探すか。gooblog終了
戦争でやってはいけないことの代表が、戦力の逐次投入だ。戦力を小出しして、相手の反応をみて方針を決める。歴史上、数多の政治家、将軍がやらかした典型的失敗である。やるのならば投入できる最大戦力を惜しまず出して、相手を圧倒して有利なポジションを得てから交渉に入る。戦争における王道であるのだが、これが出来なかった事例もまた多い。実は最大戦力を一気に投入するにはいくつかの条件がある。まず事前の情報収集であり、次に迅速な行動を可能にする連絡網の構築であり、具体的な行動のための道筋を明確にすることだ。そして困ったことに日本人はこれが苦手なことが多い。だからこそ歴史上の勝者である武将や政治家は、この迅速にして果敢な攻勢をするための準備を欠かさない。典型的なのは織田信長で、情報収集のための努力を惜しまず、街道の整備、海運、...10円値下げでいいよね
「お触りはダメよ」といきなり言われた。十数年前だが、銀座9の新橋側に新しい店舗が出来た。なんでもアメリカ版キャバクラもどきらしい。私はそもそも酒をさほど好きではないし、女性を侍らせて酒を楽しむ趣味もない。どちらかといえば、食事や会話を楽しむための酒である。第一、飲むならば自分のペースで飲みたい。だから女性が横について一々グラスを満たしてくれるのは、有難迷惑とさえ思っている。ただ、そうはいっても仕事の延長線上で飲みに行くこともある。友人ならまだしも、お客さんだと会話が途切れた時の空白がよろしくない。そんな時は場慣れしたホステスさんが仕切る銀座のクラブはけっこうありがたい。また若い顧客と飲む時は賑やかな新宿あたりのキャバクラを使うこともあった。だからアメリカ版のキャバクラってどんなもんだとの興味はあった。幸い...HOOTERS
善人ぶりっ子には吐き気がする。ボク、いい子だよ。虐げられている人たちの味方だよ。差別されて苦しんでいる人たちを応援しているイイ子なんだよボクは。そうやってイイ子ぶる下種な輩が善人面しているのを褒めたたえる馬鹿がいる。多くの場合、それはマスコミ様である。差別されるのは国が悪い。国が賠償金を払え、金だ、金で解決しろ。それに応じてしまう自治体も悪いが、なにせ暴力で威嚇してくる善人ぶりっ子が多い。日本の警察は被害が起きてからでないと動こうとしない。だから役人は金で誤魔化す。戦前は知らないが、戦後になって日本に舞い戻ってきた半島の蛮族たちは、暴力的に役所を威嚇して生活保護、難民保護を名目に金をむしり取ってきた歴史が我が国にはある。この悪しき前例を踏襲しているのが、蕨市や川口市周辺に住むクルド人と、その支援者面してい...金で解決しろ!
小池氏の続投で決まった令和6年の東京都知事選挙。東京の原住民として関心を持つべきであろうが、正直ほとんど無関心であった。ちなみに選挙は白紙投票だ。だって支持したい候補者皆無だもの。首都である東京は日本の都市問題の縮図でもある。問題は山積しているが、率直に言って自治体レベルで単独に解消できる問題ではない問題が多すぎる。まず人口減少による社会基盤の再構築。現在の電気、ガス、水道などの生活インフラだけでなく、道路、電車、バスといった公共のインフラを維持することが困難になる。働き手が減少するのに、必要とされる社会資本の維持管理が現状のままでは必ず破綻する。また人口減少は必然的に空き家を産み、その結果としての不動産市況の下落を招く。実は現在進行形なのだが、不動産業界及び金融機関が必死で食い止めているので目立たない。...都知事選挙
歴史から学べることは数多ある。そのための一冊だと言えるのが表題の作品だ。ただし読む前に知っておいた方が良いことがある。著者である田中隆吉は、戦後のGHQ裁判においてアメリカ側の証人として発言している。また第一次上海事変を始めとして対ソ連工作など陸軍において暗躍した人物であることは確かだ。また東京裁判に於いて、東条らを死刑台に追いやったのは田中の証言が大きく影響しており、それ故に売国奴呼ばわりされたのは事実だ。しかしながら田中が虚言を吐いたとの評はなく、その驚異的な記憶力は一般に知られていなかった陸軍の暗部を暴き出すのに大きく貢献した。実際、田中氏を批難する意見は少なくないが、嘘を言っているとの批判はほぼない。感情的というか主観的な意見の相違はあるようだが、陸軍内部に在籍し、しかも決して軽い立場ではなかった...日本軍閥暗闘史田中隆吉
相変わらずの軍事音痴に呆れてしまう。日本の国防を担う上で重要な戦術に、潜水艦による領海防衛がある。核恐怖症に陥っている日本では原子力潜水艦は作れない。だから通常動力の潜水艦を作って、広大な日本の領海を守ってきた。長年、通常型潜水艦を作ってきたのは川崎重工と三菱重工である。なかでも川崎重工の製作する潜水艦は、その高性能さで知られている。そのことは何よりも同盟国であるアメリカが良く知っている。なにしろ演習の度に日本の潜水艦に苦杯を舐めさせられてきたのだから。ただし、攻撃型原潜であるシーウルフ級はその強力な原子力エンジンを使って膨大な電力を生み出し、その電子探査能力は日本のそうりゅう型を上回るとされる。だから最強とは言わない。でもロシアはもちろん、シナの原潜は騒音が大きく日本の潜水艦に遠く及ばない。もちろんろく...情報戦
連帯責任は無責任と同意語だと思う。要は失敗の責任の重さを、当事者ではなく無関係な人たちにまで背負わせて軽減しようとする誤魔化しだと思う。実のところ私は学生時代、この連帯責任という奴を散々取らされている。だからはっきりと言ってやる。連帯責任を取らされて、真剣に責任の重さを痛感したことなんざ一度たりともない。思い出すのは「俺、関係ないじゃん」という口には出せない愚痴だけだ。はっきり言うが、連帯責任が有効なのが一定の仲間意識が成立している場合だけだ。だが大概の場合、なんで自分が巻き込まれるのだとの被害者意識が出るだけで、事態の改善には役に立たないと思う。ところが日本では別の使い方もある。それは個人の責任を薄めて、個人攻撃をさせないための連帯責任である。先日、高知県の中学校のプールで起きた水死事故がこのケースだと...プール中止
日本の大マスコミ様はとっても偉いので、国民は新聞やTVで報じられた真実を信じなければいけないと考えていらっしゃるようでアリマス(ケロロ軍曹の口調で)。特に大陸や半島へのお気遣いを欠かさないマスコミ様におかれましては、石破、小泉、河野はお気に入りでアリマス。八方美人主義で誰にでも媚を売り、勇ましい発言はしても必ず尻切れトンボになるヘタレっぷりは、我が日本国の首相として相応しいでアリマス。この三人ならば誰であろうと、きっと正義と潔白の野党との連合政権も可能でアリマス。ケロ?アメリカが心配でありますか。いやいや、大丈夫でアリマス。あの鳩ポッポや怒鳴る菅でも出来る仕事でアリマス。それどころか、きっと日米安保を破棄して、沖縄を中国に献上し、高純度ウランの製造技術を半島に捧げて対話による恒久的な平和を実現してくれるで...次期自民党総裁は
好きな怪獣は、と問われれば即座に「レッドキング」と答える。初代ウルトラマンに出てきた怪獣で、太平洋上の孤島である多々良島に生息する。骸骨みたいな小さな頭部にどれだけの脳みそがあるのか不明だが、頑丈な体躯と暴れっぷりは怪獣番長に相応しい乱暴者である。蛇腹模様の逞しい体と怪力で暴れまわるだけで、知恵もなく、落ち着きもない。ただただ暴れるしか能がない単細胞でもある。まさに怪獣とはかくあるべしを体現した偉大な怪獣様なのです。それなのに、何だこの漫画は、主人公の奴、正義のヒーローに変身するならまだしも、よりにもよって怪獣に変身するとは何事か。しかも、一丁前に悩んだり、愚痴ったりと人間臭いことこの上ない。怪獣なら怪獣らしく人類壊滅に貢献せんかい。この裏切り者めェ~。まったくもって、この怪獣8号はとんでもない奴である。...怪獣8号
なんか気になる。山梨県の富士吉田市の学校給食で出されたビワが原因で、小中学校の生徒126人が中毒を起こしたと報じられた。たしかにビワはリンゴや桃と同じくらいで、一定数のアレルギー反応を引き起こすことで知られている。だが割と珍しく、まさかビワがと驚いた方も多いと思う。私が子供の頃に住んでいた借家の庭にはビワがあり、夏ごろになると熟したビワを食べていた。この熟した時の見極めが難しく、早過ぎると不味い。その点、野鳥は凄い。一番美味しい時を見極めてビワを食べにくる。だから夏が近づくと、毎朝鳥に食われていないかを確認するのが日課だった。もっとも、ほとんどの場合鳥の勝利で、私らが食べられるのは全体の三分の一程度であった。もちろん熟しているので大変に美味しいし、アレルギーも出なかった。ただ親から種は絶対に食べるなと教わ...ビワの中毒
戦闘機のロールスロイス、そう呼ばれたのがアメリカのかつての主力戦闘機であるF15である。なにせ初期の頃は、あまりに高額すぎて日本とサウジアラビアしか買えなかったほどだ。だが実戦での墜落は皆無で、その戦闘力の高さは有名だった。その後F15Eという対地攻撃力を大幅に向上させたタイプが登場してからは、多くの国で採用されている。もっともアメリカ本国ではF22ラプターへと交替が進み、やがてはF35に代替されるはずであった。ところがその後、F15EXという改良機が発表された。ステルス性皆無のF15だが、このEXタイプは大量のミサイルを搭載した攻撃特化タイプであった。軽量な機体に大出力のエンジンをもつF15ならではの活用法であった。私は最近までF15を名機だと思っていた。ただF15には妙な話がいくつかあった。模擬戦闘に...弱いが強い
暑くなると、素肌の露出が増える。スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間...政治家がするべきこと
>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし...子育てに不向きな町
悲しいことに歴史の授業を嫌う学生は多い。歴史好きの私だが、正直無理はないと思っている。だって年号と歴史上の史実だけを丸暗記するだけの勉強が面白い訳がないと痛感していたからだ。私が歴史を好んだのは、歴史小説を先に読み、歴史を面白いと思っていたからで、歴史の授業は大学予備校で武井先生や山村先生の講義を受けるまではつまらないと思っていた。日本の学校の歴史の授業がつまらない最大の理由はマルクス主義である。共産党宣言で名高いマルクスは、自分の主張を裏付けるために歴史を科学で化粧した。すなわち事実と年号だけで歴史を組み立てた。マルクス主義には同意できない歴史学者も、この科学的な歴史には惹かれてしまった。これを唯物史観という。しかし、この科学的偽装こそが歴史をつまらなくさせた最大の原因である。いい国作ろう(1192年)...なぜ、地形と地理がわかれば世界史が面白くなるのか関真興
騒げばいいのか?そんな印象が否めないのが、史上最多の立候補者が乱立した東京都知事選である。とにかく都知事の候補者ポスターを展示する掲示板がひどい。特に元N党の立花の遣り口がひどい。私はNHKが嫌いだが、都知事選とは関係ないと思っている。ところが立花の遣り口は、都知事候補者のポスターを展示するべき掲示板を利用して自分の主張をアピールするポスターを貼り散らかす。正直言って今回の都知事選挙は50人を超す立候補者がいるが、そのうち当選が本当に出来ると考えている候補者は十人に満たないと思う。つまり残りの候補者は、都知事になりたいのではなく、自分の政治的主張をアピールするだけに立候補している。その意味で元N党の立花と似たり寄ったりではあるが、掲示板を占拠するような暴挙はしていない。はっきり言って選挙妨害だと思うが、何...騒げば良しなのか
ワールドカップ大会アジア三次予選の組み合わせが決まった。正直、このC組をトップで突破できないようでは、本大会での活躍は絶望的だ。アジアの国々との対戦は、日本にとって厄介なのは承知の上。なにせ日本は今やアジアトップクラスの実力国だと看做されている。だから対戦相手は引いて守っての引き分け狙いも平気でしてくる。それでも無敗で予選を勝ち抜けたのは、日本人選手の基礎的な能力が向上したうえに、戦術的理解が格段に上がっているからだ。特に前線の選手の大半が欧州リーグで活躍しており、相手の守備陣を切り裂ける。選手たちの相互理解により、無人のスペースを作り、そこへボールを出しての得点機の創出は、日本サッカーの進歩を象徴する動きだと思う。ただ日本人選手はアジアではスター選手であり、その情報は広く知られており、対策をされるケース...三次予選分け決定
絶望の淵にある時こそ真価が問われる。平凡な人生を望んでいたのだが、それでもこれはヤバいと深刻に悩んだことがある。あれは大学4年の8月のことだ。たまたま出会った高校のWV部の後輩と飲んだ際、岩登りをしたいというので、当時私が練習によく登った奥多摩の岩場へ連れて行った。夏休み中とはいえ平日であるため、誰もおらず自由にコースをとれたのはありがたかった。40メートルほどの簡単なルートを登攀し、昼食のお弁当を河原で食べて、さあもう少しランク高めのルートへ挑んだ時だ。やはり2ピッチ、つまり40メートルほどのルートであり、1ピッチ目を慎重に登りテラスで一休み・・・のつもりであった。ところがセルフビレイのためのザイルをカラピナにつなげた直後のことだ。ザイルがするするっと滑り落ちていくではないか。慌てて手を伸ばしたが間に合...ロストバケーション
どうやら令和5年の日本政府の税収は70兆円を超えそうである。コロナが終わり、外国人観光客が戻り、円安効果で輸出が好調なのだから不思議ではない。私が不思議でならないのは、日ごろ財政赤字を声高に叫ぶ役人様や、その手先と化しているマスコミ様におかれましては、一向に減税の声が出てこないことだ。日ごと財務省の発表する財政赤字のニュースは大々的に報じる癖に、いざ税収が増えているにもかかわらず黙り込む。私は何度も書いているけれどマスコミ様は報じたがらないので、嫌みったらしく再び書くぞ。日本政府が膨大な財政赤字を抱えているのは事実だ。しかしその赤字の中身は国債が中心だ。国債は借金であり返済しなければならない。既に国債の返済は始まっており、日本政府の支出のうち4割近くがこの国債という借金の返済に充てられてる。だから財政危機...税収好調
真面目な人って突然切れるから怖い。そんな生きた実例が新日本プロレス育ちで、のちのパンクラスや藤原組で活躍した船木誠勝だと思う。私が主に観ていたのは、1980年代中盤の新日本プロレスの前座の試合だった。野上らと組んでの試合はスピーディーでありながらパワーも感じさせる活気のある試合だった。彼はバランスが良かった。鍛え上げた筋肉が不自然ではなく、動きも滑らかで、跳躍力もある。そして何よりも顔立ちが良かった。顔立ちの良さは善玉レスラーとして必須の項目であり、未来のエース候補だと思っていた。ただ身長が180前半なので、ヘビー級としてはいささか物足りなさを感じたが、同じくらいの身長の藤波辰爾が成功しているので、彼の後継者として新日本プロレスはかなり期待していました。ただ彼は良くも悪くも真面目であった。当時はUWF勢が...プロレスってさ船木誠勝
馬鹿にせずに一度は読んで欲しいと思う作家の一人にディーン・R・クーンツがいる。ホラー小説を娯楽作品として極めている作家だと思っている。どんなに恐ろしい怪物が登場しようと、あるいは凄まじく絶望的な状況下であろうと最後はハッピーエンドで終わる安心のホラー小説を提供してくれる。キングやマキャモンと比べると、ホラーの深度は浅いかもしれない。でも、必ず読者を安心させて笑顔で最終頁を読み切れる。変に後を引きずるホラー作家が少なくない中、徹底して娯楽作品に徹するクーンツは凄いと思う。ところが皮肉なことにハッピーエンドが分かっているが故に、クーンツの作品を過小評価されることが多い。とんでもない誤解というか、理解が斜め上過ぎる。陰惨なエンディングならば、ホラー小説としての面白いといえるのか。救いようのない絶望が待ち構えてい...12月の扉ディーンRクーンツ
日本の軍隊は強いのかと問われると答えに窮する。兵士の教育練度は高い。日本では各地方で自衛隊の募集拠点があり、各高校に生徒の斡旋を依頼している。ちなみにそれを妨害するのは平和ボケした左派活動家である。もっとも阪神淡路大震災や東日本大震災により、自衛隊が国民を守るために泥まみれで奮闘している姿を直に見た人たちから、劇的に評価が上がったのは確かだ。なにせ世界最強の軍隊を有するアメリカ軍の最大の悩みは、基礎的な教育程度が低い兵士たちである。とりわけハイテク兵器の多くは、高度な知的訓練を前提にしている。だが多くの下級兵はそれに対応でしない。そこでPMC(民間軍事会社)を利用しているのは隠せぬ事実である。もっとも日本でもあまり偏差値の高くない高校の卒業生が、最後の伝手で自衛隊を選ぶことも多く、その教育練度はさほど高く...少子化の怖さ
戦後の日本人の最大の欠点は、世の中の動きを経済中心で観てしまうことだ。私が事務所でたまに聴くラジオでのことだ。>タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月17日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転に関する東京新聞の記事を取り上げた。移転は今年12月から行われ、28年までに海兵隊約4千人をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに約5千人を移動させることが見込まれている。森永卓郎氏今アメリカが何をやろうとしているかというと…グアムに海兵隊を移転させるというのは、今まで日本列島がアメリカを守るための防衛ラインだったのを下げるということです大竹まことグアムに。...軍事音痴