私が参考にしている書物の中には非常に古い記述が原典の書籍もある。事実を忠実に、それも長い 年月を掛け冷静に観察記述したモノは古くならない。 その代表がアヴェロンの野生児だ。自閉症の事を知れば知る程、この記述が如何に貴重か改めて感じる 味のある書籍だ。このリンク先はカナー型の子供を持つ親御さんには必ず読んで貰いたい。 しかし、その貴重な書物と同列に扱われ、現在も出版?存在する異業の書物もある。 それは、この書籍と同シリーズに収められた「狼に育てられた子」カマラとアマラの話だ。 これは、ずいぶん前から作り話であった事が分かり、その後も、作者が執拗に証拠作りをして 正当性を訴えた事で知られている。イギリスでは大騒動になり、大スキャンダルとなったのだが、 日本での初版は、確かその嘘がばれたずっと後。もう..