今日、横浜では桜の満開宣言が出ました。この桜は木曜日に撮ったものですが、まだ五分咲きといった所でした。桜の花の咲く姿は良いですね。心も晴れやかになる気がします。4月上旬大和市内にて桜咲く・・・
ニワトコ[庭常](ガマズミ科)林縁で咲く、ニワトコの花に出会いました。小さな花がたくさん咲いていますね。開花直前の花を採り、乾燥させたものを「接骨木花(セッコツボクカ)」といい、利尿やむくみなどに用いるそうです。同属のセイヨウニワトコの花は、エルダーフラワーと呼ばれ、食用や薬用に用いられています。見て楽しむだけでなく、色々と有用な花なのですね。今日は岩手県宮古市で雪が降ったそうです。4月も終わるというのに、寒暖差が大きいですね。体調を崩さぬよ言うに過ごしたいものです。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングニワトコの花・・・
イカリソウ[碇草](メギ科)林の斜面でイカリソウの花と出会いました。白い花、自生のものではないかもしれません。和船の碇に似ていることからこの名がついたそうですが、和船を見る機会が無いのでこの形から錨を想像できませんね。カタクリ[片栗](ユリ科)すぐ近くではカタクリの花が辛うじて咲いていました。葉の姿はいくつもありますが、花期を逃したのは残念です。また来年の楽しみですが、見に行く時間があるかどうか、今はわかりません。ヤブレガサ[破れ傘](キク科)この林にはヤブレガサがまとまって生える姿を何か所かで見ることができます。この日、芽生え始めたヤブレガサの葉を観察することができました。この場所も今ではしっかりと葉を広げたヤブレガサが生えていることでしょう。春が来ると季節はどんどん進んでしまいます。4月上旬横浜市内にて風景...移り行く時・・・
ケキツネノボタン[毛狐の牡丹](キンポウゲ科)水辺の草むらでケキツネノボタンの花が咲いていました。日に照らされた黄色い花は、色とびしやすく撮りにくい花です。この辺りではよく見かける花なので、珍しくもない花ですが、この季節に見ると春の訪れを感じることができて思わず撮ってしまいます。この日、周りを飛ぶ昆虫の姿はありませんでしたが、昆虫たちが集まる姿も良いものです。色々と楽しい光景を見て癒されていたいですね。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング黄色く眩しく・・・
クマガイソウ[熊谷草](ラン科)林床でクマガイソウの花が咲いていました。今年もこの花を見に行くことができて良かったです。この名は、一ノ谷の合戦における熊谷次郎直実と平敦盛の故事に由来しているそうです。独特な形をした花ですが、膨らんだ唇弁を熊谷次郎直実の背負っていた母衣に見立てて名づけられたとか。母衣と言われてもピンときませんが、植物の名の由来は今では使われない言葉も多いように思います。4月も最終週を迎えました。賑やかな季節は続きます。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング珍しき花・・・
ゲンゲ[紫雲英](マメ科)田んぼの畔でゲンゲの花が咲いていました。紫色の花色が綺麗ですよね。ヤハズエンドウに絡みつかれたこの花は、ヤハズエンドウの巻きひげが花の間から出ていて異様な雰囲気を醸し出しています。この辺りでは、ゲンゲの花の大群落を見ることはできません。この程度でまとまって咲く姿はよく見かけます。以前にも載せましたが、田植え前の窒素肥料となる緑肥として、水田に植えられていたので、この時期にゲンゲの花の群れて咲く姿が見られていました。その水田自体も減ってしまった今、この辺りでは見る機会も減ってしまいました。ゲンゲの花、ここではヤハズエンドウに飲み込まれてしまいそうです。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング紫の花・・・
シャガ[射干](アヤメ科)林の中でシャガの花が咲き始めていました。草丈は低いですが、まとまって咲く姿は見事ですね。朝に咲き、その日に萎んでしまう一日花、儚さが花の美しさを引き立たせているのでしょうか。細かく分かれたひだのようなものは花柱の付属体です。この存在がこの花の特徴ともいえるでしょう。シャガは3倍体なので種子は作らないそうです。地下茎を伸ばして繁殖していくので、群落を作って花を咲かせている姿をよく見かけます。古い時代の帰化植物ですが、この花の美しさにほれ込んでいた人が持ち込んだのでしょうかね。人為的に移動させてしまうのは、今も昔も変わらないのかもしれません。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング艶やかに咲く・・・
タネツケバナ[種漬花](アブラナ科)林縁で白く小さな花が咲いていました。これはタネツケバナでしょうか。草丈もまだ小さく、見慣れたタネツケバナとは少し印象が違いました。ここは目立った流れはありませんが、地面から水が染み出ているようなところです。近くにはマルバスミレが群れて咲く姿を見た所があります。今は大雨で流れてきた土砂に埋まってしまい、ポツリポツリと見る程度です。小さなタネツケバナ、この先も咲いていて欲しいです。3月下旬横浜市内にてセントウソウ[仙洞草](セリ科)別の林では、足元にセントウソウがたくさん咲いていました。この花は、タネツケバナよりもさらに小さな花を咲かせます。以前撮った花よりも少しはピントが合っているでしょうか。中央の花には5本の雄蕊と2本の花柱を見ることができます。花序の外側の花は、既に花弁が落...小さな花たち・・・
ヒメウズ[姫烏頭](キンポウゲ科)林縁でヒメウズの花が咲いていました。小さい花です、俯き加減に咲く花は撮りにくくもあります。草丈は高さは15~30cmと図鑑にはありますが、ここに生えていたヒメウズは10cmに満たないものが多かったです。以前この場所は、ジロボウエンゴサクがまとまって生えていました。それが今はまばらに生える程度。そして小さなヒメウズの姿を見るようになったのです。ヒメウズが群生するのか、それともヒメウズも姿を少なくして、また別の何かが生えてくるのか。今後を観察していきたいです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング移り行くもの・・・
キランソウ[金瘡小草](シソ科)日当たりの良い土手に、キランソウの花も咲いていました。この辺りでは普通に見られる花です。地面を這うように咲くので、知らないと見落としてしまうかもしれません。キランソウは、花期に全草を採取して、良く水洗いしたのち日干しして、よく乾燥させたものを鎮咳・去痰・解熱や健胃・下痢止めに煎じて服用するそうです。今では忘れられた民間薬かもしれません。緑の綺麗なこの季節、今が花の盛りかもしれません。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング蓋の花・・・2022
スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)草はらでツクシが顔を覗かせていました。胞子嚢床が開いていて、胞子を飛ばしている所でしょうか。いくつものツクシが生えていましたが、それを摘み取る方はいませんでした。子供の頃、家の裏山でツクシを採って、祖母が佃煮にしてくれたことを思い出します。袴を取るのを手伝った記憶がありますが、その味は苦い事しか覚えていません。今日は冬に戻ったような寒さでした。桜の花も終わりですね。載せ忘れた花を見て、移り行く季節を感じます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春も終わりか・・・
モミジイチゴ[紅葉苺](バラ科)3月の終わり頃には、林縁でこの花が盛りを迎えていました。真っ白で下向きに咲く花は、清楚な感じがします。子供の頃、家の裏に生えていたので馴染みのある花でもあります。この場所でもたくさんの花が咲いていました。このあと実がどれだけなるのか楽しみです。味見は一つでは済まないかもしれません。クサイチゴ[草苺](バラ科)近くの林縁では、クサイチゴの花も咲き始めていました。丈はモミジイチゴよりもだいぶ低いですが、花は大きく目立ちます。ここはクサイチゴの茂みになっていて、迂闊に足を踏み入ることはできません。棘が結構鋭いですね。こちらの実は、花同様にモミジイチゴよりだいぶ大きめです。甘味もこちらの方が勝っているでしょうか。どちらの実も味見できるか気になります。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキン...野に咲くイチゴ・・・
キュウリグサ[胡瓜草](ムラサキ科)草はらで小さな花も咲く季節。キュウリグサもそんな花の中のひとつです。径2㎜程の花はうっすらと青味がかっています。花の中央が黄色くて綺麗な色合いですね。咲き始めはまだ花序の先が丸まった感じですが、咲き進むと花序も伸びてきて間延びしているように見えてきます。私の好みだとは思いますが、綺麗な花に出会うことができました。キュウリグサの全草を日干ししたものを「附地菜(フチサイ)」といって、四肢のしびれや利尿などに用います。これも身近な薬草だったのですね。2020年の花風景・自然ランキング小さな花咲く・・・
フデリンドウ[筆竜胆](リンドウ科)林縁を歩いていると、足元で青い花が咲いていました。立ち止まって見るとそれはフデリンドウの花でした。花期は比較的長いですが、この花を見ても春を感じることができますね。このフデリンドウは、花を二つ咲かせていましたが、その下には蕾の姿も見ることができます。もうしばらくの間、この花を楽しめることができそうです。この辺りの林では、よく見かける花ですが、この花の咲く環境がいつまでも残って欲しいものです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の花・・・フデリンドウ
シロバナタンポポ[白花蒲公英](キク科)道端でシロバナタンポポの花と出会うことができました。ここ横浜でも、この花に出会う機会が増えました。私がはじめて記録したのは14年前のことです。その頃は探してもなかなか出会うことができませんでした。西日本で生育していたシロバナタンポポ。この辺りでも出会う機会が増えたのは、温暖化の影響もあるのでしょうか。日本固有種ということですが、生育域の拡がりは気になることもありますね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、タンポポ・・・
コブシ[辛夷](モクレン科)林縁ではコブシの花が咲き始めていました。樹高が高く、花を近くで見ることができません。見上げるように撮った一枚です。キチジョウソウ[吉祥草](キジカクシ科)足元の茂みでは、キチジョウソウの赤い実が顔を覗かせていました。艶々とした表面が綺麗ですね。晩秋から早春までこの赤い実を観察した記録がありますが、コブシの花と一緒に見たのは初めてです。冬から春へ、林の中でも季節は移っているようです。ここ横浜は、よく晴れて暖かな1日でした。最高気温は5月初旬の気温ということで、春から一気に初夏が訪れたようです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング移り行くもの・・・
タチツボスミレ[立坪菫](スミレ科)林の中ではタチツボスミレの花がたくさん咲き始めていました。この辺りでは一番出会う機会の多いスミレです。子供の頃、私が初めて出会ったスミレの花でもあります。家の裏山で、冬枯れの景色の中に咲いていたタチツボスミレの花は、とても綺麗でした。ありふれているスミレの花ともいえるでしょうが、毎年この花の咲く姿を見ると嬉しくなります。こちらは我が家のプランターで咲くビオラです。今年植えたビオラは花付きがよく、2か月経ってもまだ綺麗に咲いています。風景・自然ランキング見慣れたスミレも・・・
マルバスミレ[丸葉菫](スミレ科)日当たりのよい、山野の道端や草地などに生える多年草。無茎性で草丈は5~10cm。葉は鈍い鋸歯のある卵形で、基部は心形になります。4~5月、白色の花をつけます。唇弁に紫条がありますが少ないです。花柄や葉に粗い毛があることが多いです。林縁では、マルバスミレの花も咲いていました。この場所には、いくつかまとまってマルバスミレがあったのですが、数年前の大雨で周囲の土砂が流れ込んでしまい、その数が減ってしまいました。白い花が新鮮です。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング白いスミレも・・・
コスミレ[小菫](スミレ科)2年ぶりにコスミレの花を見ることができました。この場所は私が初めてコスミレを観察した所です。3月中頃に行った時は、葉を見つけることができなかったのですが、20日ほど経って訪れたらたくさんの花が咲いていました。葉を見つける自信はあったのですが、どうやら見逃していたようです。桜の花が満開だったこの日、足元に咲く花を見る方は少なかったかもしれません。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の花・・・コスミレ
近所の里山で、サクラの花が満開を迎えていました。桜並木のソメイヨシノも素敵ですが、こうして野に咲く花も良いですよね。オオシマザクラ[大島桜](バラ科)ここは子供の頃よく遊んだところです。木々の間から咲く花を見るのが好きでした。これはオオシマザクラでしょうか。緑色をした葉の展開と同時に白い花を咲かせます。子供の頃住んでいた家の庭には、ソメイヨシノやオオシマザクラ、ヤマザクラも植えられていて、周囲の林にもヤマザクラなどが咲いていました。満開を過ぎたころ、ヒラヒラと舞い落ちる花びらの様子がとても印象的で、今でも記憶に残っています。サクラの花を見ると心が躍りますよね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、満開・・・
バイモ[貝母](ユリ科)中国原産の多年草。鱗茎の間から出る茎は直立し、葉は広線形で下部は3~5枚輪生し、上部は線状になり先は巻きます。4~5月、茎先の葉腋に淡黄緑色の鐘形の花を下向きに咲かせます。花被片は6個で内面には紫色の網状紋があります。この模様から「編笠百合」とも呼ばれています。公園脇の道端でこの花が咲いていました。おそらく植えられたものでしょう。この花を撮ったのは初めてです。5~6月に茎や葉が枯れ始めた頃鱗茎を掘り取り、よく乾燥させたものを「バイモ(貝母)」といい、鎮咳・去痰・排膿などに用います。中国から薬草として渡来しましたが、今では花を楽しむことが目的で植えられているのでしょうね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の花・・・バイモ
レンギョウ[連翹](モクセイ科)中国原産の雌雄異株の落葉小低木。葉は有柄で対生し、広卵形。春先に黄色の4弁花を葉に先駆けて咲かせます。大気汚染や病害虫にも強く、どんな土壌でもよく育つため、庭木や公園によく植えられています。公園脇の道端でレンギョウの花も咲いていました。この花も葉の展開よりも早く花が咲きますね。子供の頃、家の庭に植えられていたので、親しみのある花のひとつでもあります。私はやったことはありませんが、おままごとでバナナとして使った方もいるのではないでしょうか。夏から秋にかけて成熟直前の果実を採り、日干ししたものを「連翹」と言って抗菌作用や消炎作用があります。漢方薬にも用いられている、これも薬草なのですね。3月下旬横浜市内にて春の花・・・レンギョウ
「ブログリーダー」を活用して、YAKUMAさんをフォローしませんか?
今日、横浜では桜の満開宣言が出ました。この桜は木曜日に撮ったものですが、まだ五分咲きといった所でした。桜の花の咲く姿は良いですね。心も晴れやかになる気がします。4月上旬大和市内にて桜咲く・・・
カタクリ[片栗](ユリ科)2年ぶりにこの花と出会うことができました。ここは保護されている所ですが、ポツリポツリと咲いています。自生している所もありますが、昨年は花を見つけることはできませんでした。もっと普通に見られるようになると良いのですが、難しいのでしょうかね。ミツマタ[三叉](ジンチョウゲ科)これは昨年と同じ所で撮ったミツマタの花です。随分前に、箱根の芦ノ湖の近くでミツマタの花の香りに魅せられた思い出があります。とても良い香りでしたが、ここでは香りを感じることができませんでした。サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)サンシュユお花も春早く咲く花ですね。この花もいつも見ている所で撮ることができました。春黄金花、たくさん咲いていると見事です。スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)足元にはツクシも出ていまし...春が来た・・・
フキ[蕗](キク科)探していたフキノトウ、一部傷んでいるのは、雪が降ったせいなのかもしれません。シナマンサク[支那満作](マンサク科)昨年も観察したシナマンサクの花、この時は咲き始めたばかりでした。もう咲き終わってしまいましたかね。オニシバリ[鬼縛り](ジンチョウゲ科)このオニシバリは、私が初めて出会った株です。雄株なので赤い実を見ることはできませんが、たくさんの花が咲いていました。同じ株の花に寄ってみました。オニシバリの花の香り、感じたことが無いのです。こちらは少し離れた所に生えている雌株です。奥の方に柱頭が見えますがわかるでしょうか。周囲の下草が刈られていましたが、オニシバリは生き残っていました。ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)1月にも観察したノシランの実、紺色に色付いていましたがほとんど地面に...ひと月前の・・・
メジロ[目白](メジロ科)公園に植えられていた紅梅に、一羽のメジロがやってきました。枝をチョコチョコと飛び移りながら花の蜜を吸っているようです。時折周囲を気にするそぶりも見せますが、すぐにまた花の中に嘴を差し込みます。争う相手も折らず、思いのままに花をむさぼっているようです。自在に枝の上から花の蜜を狙います。思いがけず、後ろ姿を撮っていました。お尻の様子を撮ったことはないかもしれません。まだまだ蜜を吸い足りないようです。忙しく花の周りを巡る様子は可愛く微笑ましいですね。ソメイヨシノの開花、月初めの予想より遅れているようです。入学式に今年は間に合いそうですね。2月上旬大和市内にて独り占め・・・
カイツブリ[鳰](カイツブリ科)近所の川にもカイツブリが訪れていました。さかんに潜水を繰り返して、何か美味しいものを食べることができたのでしょうか。気になります。オカヨシガモ[丘葦鴨](カモ科)この川で、時々観察できるオカヨシガモ。4羽で仲良くしていると思ってみていたら、右上の1羽が他の3羽から仲間外れにされているように見えました。近づくと威嚇されるようで、少し離れて行動していました。カモの世界も色々と大変なのでしょうかね。イソシギ[磯鴫](シギ科)この日は、キセキレイを見に行ったのですが、ようやく出会えた1羽には警戒されて逃げられてしまい撮ることができませんでした。代わりという訳ではありませんが、護岸をチョコチョコと歩いていたイソシギを撮ってみました。カワウ[川鵜](ウ科)川下の方から、見事なv字飛行で...川べり散策・・・
ムクドリ[椋鳥](ムクドリ科)川沿いの道を歩いていると、一羽のムクドリが川べりに佇んでいました。立ち止まって見ると、川の中に入り水浴びを始めました。顔も川の中に突っ込んで、バシャバシャしています。何度か川の水に身体を入れて水浴びをしていましたが、表情が気持ち良さげに見えるのは気のせいでしょうか。このあと満足したのか、次に来たムクドリと入れ替るように去っていきました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングさっぱりした・・・
コサギ[小鷺](サギ科)川沿いの道を歩いていると、1羽のコサギが飛んできました。ここでは、餌を探すコサギの姿をよく見かけます。下流に向かって餌場を変えるのですかね。この少し前に、1羽のカワウが下流に向かって飛んでいきました。カワウから逃げ惑う魚たちを狙うコサギの姿もよく見かけます。このコサギもカワウを追って飛んでいたのかもしれませんね。何もかもブレブレの写真ですが、私にしては珍しくカメラにおさめることができたので載せてみました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング飛び去って・・・
ツグミ[鶫](ツグミ科)ホトケノザを撮り終えて、歩き始めようとすると、畑の方から2羽のツグミが飛び出してきました。私がカメラを構える前に、1羽はフェンスを越えて畑に戻っていきました。残った1羽がフェンスの隙間から畑に戻ろうとしてジャンプした所です。フェンス越しに覗いてみると、あとから戻ったツグミはまだ近くにいて、畑の隅を見つめています。私を警戒しているのでしょうかね。先に戻った1羽は、こちらに背を向け奥の方に飛び跳ねて去っていきました。縄張り争いでもしていたのでしょうか、2羽の距離感が気になります。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング畑での出会い・・・
ホトケノザ[仏の座](シソ科)日当たりの良い畑の脇で、ホトケノザが花を咲かせていました。道端の一画に少し群れて咲いています。ここには一足早く、春が訪れていたようです。でも、この日は薄曇りで陽射しが弱く、せっかくの花も少し寒々しく見えてしまいました。今日で2月も終わりですね。花粉症の症状が出てきました。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング花畑・・・
ムクノキ[椋木](アサ科)道端のムクノキに、まだ実が残っていました。秋に熟す実は、鳥たちにも大人気です。たくさん熟した実を鳥たちは食べきれなかったのでしょうか。よく見るとまだ青い実がいくつか残っています。表面は干からび始めていて、熟すことなく終わってしまうのでしょうかね。花は小さく目立ちませんが、実の方は冬まで残って、その存在をアピールしています。暫くの間、コメント欄を閉じさせていただきます。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング食べ残し・・・
フクジュソウ[福寿草](キンポウゲ科)北海道~本州、四国、九州の日のよく差し込む落葉樹林の林床などに生える多年草。根茎は肥大し、下部の葉は鞘状で上部の葉は互生し羽状に細かく裂けます。2~4月、茎先に径3~4㎝の黄色花を咲かせます。萼片は数枚で、花弁は萼片より長く20~30枚。日が当たると花が開きます。全草に強心配糖体を含み、誤食すると嘔吐し、酷いと心臓麻痺を起こし、死亡することもあります。新芽をフキノトウと見間違えて、誤食する例があるそうです。畑の脇に咲いていたフクジュソウ、春を感じられます。この道の先には、畑の持ち主の家があるので、庭先に植えられているようなものなのでしょう。近くにフキは見当たらないようでしたが、こういう場所に植えてあると誤食することもあるかもしれませんね。2月上旬横浜市内にて風景・自然...春を感じて・・・
武相境の道に近いこの丘は、子供の頃から訪れている所です。右手に見える大山に右の裾野を隠された富士山は、幼い頃から見慣れている姿なのです。この日は良く晴れていて、丹沢の山々も綺麗に見ることができました。この写真を撮っていたら、年配のご夫婦が近づいてきて「何がいるのですか」と聞かれました。私の前にはススキ野原が広がっていて、野鳥を撮っていると思ったようです。「富士山を撮っていたのです」と答えてその場を離れたのですが、しばらくしてから近くの林の中で、そのご夫婦と再会しました。カメラを三脚に据えて、上の方を見上げるように立っています。邪魔をしないように静かに後ろを通り過ぎ、ご夫婦の視線の先を見上げてみました。そこには1月も終わるというのに、柿の実がまだ残っていたのです。鳥が突いたのでしょうか、食べかけの様に見える...冬の空・・・
シジュウカラ[四十雀](シジュウカラ科)ホオジロと出会った所には、シジュウカラの群れもいたようです。時折聞こえる鳴き声が心地よいです。枯草の中から飛び出してきたシジュウカラ、小枝にとまって何かを探しています。小枝に付いている虫でも探していたのでしょうか。何かをくわえる所でも撮ろうと思ったのですが、その瞬間は訪れませんでした。何を狙っていたかわかりませんが、この季節は餌を探すのもひと苦労でしょうね。生きていくのは大変です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング何を狙って・・・
ホオジロ[頬白](ホオジロ科)ススキの生える林縁を歩いていると、枯草の中から一羽の鳥が飛び出して近くの枝にとまりました。これはホオジロですかね。身を乗り出して、こちらを気にしているようにも見えますが、やはり警戒されているのでしょうね。春になれば、心地の良い囀りを聞くことができます。今年もまた、その姿を見ることができると良いのですが、思うようにいくかはホオジロ次第ですね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング気になる様子も・・・
ワルナスビ[悪茄子](ナス科)林縁の草むらで、干からび始めたワルナスビの実と出会いました。私がこのブログを始めた頃、ここにワルナスビは一つもありませんでした。数年前にワルナスビの姿を認めてから、一気にその勢力を広げたようで、それほど広くない所ですが、一面ワルナスビに覆われてしまいました。花の咲く姿は可愛いですが、枯れても残る刺が始末に負えません。果実も有毒なので、これを食べる鳥などもいないのでしょうかね。ワルナスビ、その名の通りの姿です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング埋め尽くして・・・
ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)関東以西の本州~四国、九州の沿海地の林内などに生える多年草。葉は常緑で厚く光沢があり、先は鋭頭~先鋭頭になり縁はほぼ平滑でわずかにざらつきます。7~9月、25~75cmの花茎を伸ばし、白色~淡紫色の花を総状に多数咲かせます。種子は楕円形で、濃青色となります。ノシランの花茎は扁平で2稜があるために倒れやすく、このように地面に倒れている姿をよく見かけます。庭園などに植えられることも多く、ここのノシランも自生ではなく、それが逸出したものだと思われます。この場所は、キチジョウソウが自生している所です。赤い実の生る様子を見に行ったら、大きなノシランの株があったのです。ひとつの花茎だけで、これだけ多くの種子を付けるノシラン、キチジョウソウとの違いがはっきりと分かります。ここでもその勢...多数派は・・・
トキリマメ[吐切豆](マメ科)林縁の草藪で、トキリマメを見つけました。葉はすっかり枯れ落ちて、赤い果皮も色褪せてカラカラに乾いています。でも、小さな黒い種子はまだ艶々していました。冬でも残っているトキリマメは、小さ過ぎて鳥たちの餌にはならないのでしょうか。それとも地面に落ちたあと、啄まれる運命なのでしょうか。今年は久しぶりに、花の咲く姿も撮ってみたいです。今日は、昼頃から降り始めた雪が、今も降り続き積もっています。先ほどまで雷もなっていました。ニュースで横浜では4㎝の積雪と言っていましたが、我が家の辺りはその倍くらいは積もっています。雪国の方々からすれば、積もっているうちにはいらないでしょうが、こちらでは大変な騒ぎです。明日の朝、電車が動いているか心配です。早く寝て、早起きをしないといけません。1月下旬横...枯れ残り・・・
モズ[百舌](モズ科)梅林を歩いていると、私の少し前方の地面から一羽の鳥が旅立って、少し離れたウメの枝にとまりました。これはモズですね。地面に降りて餌を探していたのでしょうかね。身体は向こうを向いていますが、顔だけこちらに向けています。警戒しているのでしょうか。もう一歩近づきたくても、その距離を縮めることができません。野鳥と仲良くなりたくても、向こうはそう思っていないのでしょうね。残念です。今日は立春、暦の上では春ですが、今日は寒い一日です。明日から明後日にかけて、この辺りでも雪が積もる予報です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング警戒中か・・・
カイツブリ[鳰](カイツブリ科)先日、マガモの雌が一羽だけいた池で、この日はカイツブリと出会うことができました。良く晴れていて、水面が輝いて見えます。これはカイツブリが、水中へ潜ろうとしている所です。逆光でよくわかりませんね。浮いてくるのを待って撮った一枚です。波紋の中央から浮かび上がってきたところです。私の目では、カイツブリだとしっかりと確認できましたが、これまた逆光でよくわからない写真となってしまいました。潜水して、何か獲物を捕らえられたのでしょうかね。お腹を満たすほどの生き物たちがいるのか気になります。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング潜って、浮いて・・・
キンクロハジロ[金黒羽白](カモ科)人のいない池の畔に近づくと、奥からキンクロハジロの群れが向かってきました。この日は寒く、私とキンクロハジロの間の水面は凍っています。私の方には近づくことができません。横を見ると、いつの間にかキンクロハジロの向かう正面に人が立っていました。私ではなく、餌を求めて彼らはその方に向かっていたのです。この集団が横切った後、後ろの方のキンクロハジロたちは飛び立って、我先にと私の左方にいる人を目指します。着水する姿を撮りたかったのですが、うまく撮ることができませんでした。結局、キンクロハジロたちの思いは空振りでした。その方もただ写真を撮っていただけなのでした。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング凍てついて・・・
ノジスミレ[野路菫](スミレ科)道端の草むらで、スミレの花が咲いていました。この写真ではわかり辛いですが、葉は長披針形で縁は波打っていました。葉柄には翼が無く、花の側弁に毛も無かったので、ノジスミレのように思いました。スミレの仲間の同定は、私には難しくて自信はありません。10日ほど前の写真です。また来年、ここで咲いていたら再確認してみます。今日は初夏を思わせる気温でした。半袖でも過ごせる様な気温です。まだ4月ですけど、調子が狂います。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングノジスミレ・・・
ワニグチソウ[鰐口草](キジカクシ科)林の中で、ワニグチソウと出会いました。この場所は、よく歩く所ですが、ワニグチソウに出会ったのは初めてです。少しまとまって生えていて、初めはホウチャクソウかと思ったのですが、葉の形や印象が違います。しゃがみ込んで確認すると、特徴のある苞の姿を見ることができました。この時は、あと少しで花の咲く所でしたが、もう花は咲いていることでしょう。既に咲き終わっているかもしれません。花に出会えなくても、実の姿は見てみたいです。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング新たな出会いも・・・
ヒトリシズカ[一人静](センリョウ科)林の中で、ヒトリシズカの花と出会うことができました。今年は桜をはじめ、いろいろな花が早く咲いている印象ですが、この花も例外ではなかったでしょう。花と出会うのも諦めていましたが、辛うじて出会うことができました。でも、花糸は半分ほどしか残っていなくて、黄色い葯の姿も確認できません。葉も平開に近く、花が終わる直前の姿のようです。綺麗な花を見るには、また一年花を待たなくてはなりませんね。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花も終わりで・・・
サルトリイバラ[猿捕り茨](サルトリイバラ科)久しぶりにサルトリイバラの花を見ることができました。これは雄花ですね。雌雄異株のサルトリイバラですが、この日は雌花を撮ることができませんでした。花の咲く季節に出掛ける機会が少ないのです。別の所で、萎れている実を付けたサルトリイバラも見たのですが、花はまだ咲いていませんでした。雌雄揃って花を見たかったのですが、この花も今年は終わりを迎えましたね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雄花だけでも・・・
ミツバツチグリ[三葉土栗](バラ科)林縁の土手でミツバツチグリの花が咲いていました。この日はまだ咲き始めで、蕾の姿の方が多かったです。匍匐枝を出して増えるので、まとまって生えている姿をよく見かけます。よく似たキジムシロは出会う機会が少ないです。どちらの花も揃って撮りたいと思いますが、そろそろこの花たちも終わりの季節ですかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春に咲く・・・ミツバツチグリ
マルバスミレ[丸葉菫](スミレ科)日当たりの良い林縁の斜面に、マルバスミレの花が咲いていました。タチツボスミレ程の数はありませんが、このスミレも出会う機会は多いです。でも、この場所で出会ったことは記憶にありません。まだまだ観察が足りないようです。そろそろスミレの季節も終わりですかね。この林もサクラが終わり、ミズキの花がそろそろ咲くことでしょう。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の花・・・マルバスミレ
アケビ[木通](アケビ科)林縁では、アケビの花も見ることができました。昨日載せたミツバアケビの花と比べると、花の付き方が少し違います。花色も白っぽいですね。こちらは雌花です。ミツバアケビの雌花と似ていますね。こちらは雄花です。萼片が白っぽく、花の数も少なめです。この辺りでは、アケビの方が目にする機会は多いので、こちらの花の方が見慣れた感じになります。アケビの葉は、小葉は5枚で縁は全縁です。アケビとミツバアケビの自然雑種にゴヨウアケビがありますが、こちらは小葉が5枚で縁が波打ちます。花はミツバアケビの花に似ていますが、果実は生りません。アケビの果実、しばらく食べたことがありません。見るだけではなく、久しぶりに試食もしてみたいですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄一緒に・・・アケビ
ミツバアケビ[三葉木通](アケビ科)林縁では、ミツバアケビの花が咲いていました。木々に絡まった蔓から垂れ下がるように花を付けています。幾つも咲いている花の中で、ひと際大きく目立つのが雌花です。花弁は無く、3個の萼片が花弁のように付いています。中には太めの雌蕊が4個あるのがわかりますかね。こちらは雄花です。やはり花弁は無く、小さな3個の萼片があります。雄蕊は6個ありますが、まだ花粉は出していないようです。花序の基部に雌花が付き、花序の先端に雄花が付く雌雄同種です。少ない雌花に、たくさんの雄花が群がるように咲いていますね。花は見ても果実の姿を見ることはたまにしかありません。さて、今年は見ることができるでしょうか。期待して待ちましょう。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄一緒に・・・
キブシ[木五倍子](キブシ科)雌花雄花久しぶりに、キブシの花の咲く季節を歩くことができました。この辺りの林では、よく目にする木ですが、花や実が無いと私には判別し辛いものになります。雌雄異株のキブシに咲くそれぞれの花に出会うこともでき、大変満足できました。ご覧の様に、雌花序の方が短めで、花の数も少なめです。花柱が目立っていますね。雄花序は比較的長めで、花の数も多いです。雌蕊も確認できますが、黄色い葯を付けた雄蕊が多数確認できます。今はもう花は終わり、雌花から若い果実に移行する頃でしょうか。ブドウのように果実がぶら下がっているキブシの姿を探してみるのも楽しいでしょうね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄揃って・・・
ほんの10日前の姿です。ソメイヨシノやヤマザクラ、菜の花の後ろ側にはオオシマザクラも咲いていました。開花を待ちわびた桜の花々もあっという間に散ってしまいました。菜の花だけではなく、桜の枝にも実の姿を確認することができます。木々の新緑が芽吹き始め、既に初夏を思わせる姿に生っていますね。今年はいつも以上に季節の進み具合が早く感じます。過ぎゆく春、名残惜しいです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング過ぎゆく春・・・
ジロボウエンゴサク[次郎坊延胡索](ケシ科)林縁の草地で、ジロボウエンゴサクの花と出会いました。この場所で見たのは初めてです。夏になると草丈の高い草が色々と生えてきて、あまり足を踏み入れない所でした。この季節は、広場の様になっていて、歩きやすくなっていたのです。この日は、咲き始めたムラサキケマンを観察して、どこかにジロボウエンゴサクもないかと思って歩いていたのです。1週間ほど後にも、同じ所を歩いたのですが、花は既に終わり、辛うじて葉が残っているだけでした。春、ほんの一瞬だけ咲く花。出会いは貴重ですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、ひと時の・・・
林から湧き出た小さな流れに、何か花でも咲いていないかと探していたら、ビロウドツリアブと出会いました。フワフワ飛んでいたのですが、カメラを構えたら落ち葉の上にとまりました。暫く待っていましたが、再び飛び立つ気配がありません。飛ぶ姿を撮るのを諦めて立ち去りました。撮り終わる直前、少し違和感を覚えたのですが、トリミングしてPC上で確認した所、ビロウドツリアブではなかったようです。特徴的な長い口吻が確認できません。身体も長い毛に覆われていませんね。ビロウドツリアブ[天鵞絨釣虻](ツリアブ科)こちらは別の日に、別の所で出会ったビロウドツリアブです。長い口吻が確認できますね。身体も長い毛で覆われています。春早く現れて、花の蜜を求めて飛び回りますが、ホバリングしながら飛ぶ様子は面白いですね。この日は飛んでいる姿を、どう...春と共に・・・
クサボケ[草木瓜](バラ科)林縁の斜面にクサボケの花が咲いていました。柔らかい若葉の緑の中で、鮮やかな花色ですね。子供の頃住んでいた家の向かいの斜面にもたくさんのクサボケがありました。これも春の訪れを告げてくれますね。果実を見る機会がまだありませんが、まだ青味のある夏の終わりごろに採取したものを湯通しして、輪切にして天日で乾燥させたものを「和木瓜(わもっか)」と呼び、滋養強壮、鎮咳去痰、利尿薬として用います。これも身近な薬草なのですね。今年は果実と出会うことができるでしょうか。探しに出掛けます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング若葉の緑と・・・
バイモ[貝母](ユリ科)林縁を歩いているとバイモの花が咲いていました。気持ち良さげにいくつもの花が咲いています。周囲は冬枯れの様子で、まだ緑も少ない中、この花が目立っていました。花を付けていないバイモの株もかたまって生えています。春を感じる綺麗な花ですが、周囲から浮いて見えたのは私だけでしょうか。割りと自然度の高い所なので、本来自生しないであろう花が咲いている。花を愛でたい気持ちもわかりますが、こうした花は花壇などに植えていただきたいものですね。植物への接し方を考えさせられる光景でした。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングあるべきものか・・・
シュンラン[春蘭](ラン科)よく歩いている林で、シュンランと出会うことができました。この場所で見たのは初めてのことです。この林では、ここ最近灌木が刈り取られて、林床が明るくなりました。今まではあまり足を踏み入れなかったのですが、歩きやすくなった林の中で出会ったのです。割りと大きな株で、花も4個ほど咲いていました。無理な姿勢で撮った花の正面です。側花弁が開いておらず、中の様子はわかりませんでした。毎年見ている花ですが、新たな場所での出会いは嬉しいです。この花の咲く場所を維持するのは大変でしょうが、いつまでも見ていたい花ですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・シュンラン
タンポポ[蒲公英](キク科)道端の草地では、タンポポも花を咲かせていました。これはカントウタンポポですかね。総苞片の様子を確認しませんでした。ちょうど、モンシロチョウがやってきて、花にとまって蜜を吸い始めました。ひとつの頭花にいくつの舌状花が付いているのかわかりませんが、その一つ一つに口吻を突き刺し、忙し気に蜜を吸っていました。タンポポの花とモンシロチョウ、春らしい光景ですかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・タンポポ
里山に広がる菜の花畑にたくさんの黄色い花が咲いていました。1週間ほど前の様子ですが、ここでは毎年この花畑にセイヨウアブラナの花が咲き乱れます。林では、ヤマザクラなども花を咲かせています。ソメイヨシノだけではなく、野の桜も今年は早く咲き始めています。春本番、花たちは一気に咲き進みます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・
キランソウ[金瘡小草](シソ科)春になり、キランソウの花も咲き始めていました。ここは駅前の歩道とコンクリートの壁のとの角です。その小さな隙間から根を伸ばし、こうして葉を広げて花を咲かせていたのです。いつもは日当たりの良い林床や草地で花の咲く様子を見ていますが、こんな所でも花が咲くとは驚きました。健気に咲く花、道行く人々に気付いてもらえるでしょうかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング根性咲きの・・・
ムスカリ[キジカクシ科]我が家の玄関先で、今年もムスカリの花が咲きました。花茎が伸びてきて、小さな蕾がたくさんついた様子から、こうした花が咲くまではあっという間に思えます。年々花の数も増えてきて、身近な春が賑やかになっています。近所の桜も満開です。でも、雨の日が続いてそれを楽しむ時間もありませんね。3月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング玄関先の春・・・
コブシ[辛夷](モクレン科)近所の林には、自生と思われるコブシの木が幾つかあります。見上げるくらい大きな株も珍しくなく、そんなコブシの花が満開でした。ここの林縁には、3本のコブシが少し間をあけて生えています。それぞれ満開の花を付けていて、見事な様子でした。春になるとサクラよりも先に咲き始め、人気のある花と思いますが、以前から観察していた住宅に近い所に生えていたコブシの大木は、何本かバッサリと切られてしまいました。このコブシは、近所のお寺の山門脇にありますが、数年前に上の方1/3程切られてしまっています。たくさんの花も咲き、樹形も綺麗なコブシでしたが残念です。幹の上を切られても、健気にたくさんの花を咲かせています。以前の樹形を知る私には、可哀想に思えてしまう姿です。木々の緑を大切にしないと、温暖化も進んでし...春、満開・・・