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2022/03/29

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  • タイソン以来の「噛みつき」行為!何が起きた?

    タイソン以来の事件だと話題になった試合がありました。なんと試合中、相手に噛みついたボクサーがいたのです。詳細をみていきましょう。 ■相手に噛みついたベルランガ 先日行われたWBO北米タイトル戦で、相手に噛みついたボクサーがいました。王者エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)です。事件が起きたのは第7ラウンド、対戦相手だったアレクシス・アングロ(コロンビア)にクリンチの状態で肩に噛みつきます。それだけでは収まらなかったようで、耳にも噛みつこうとしたところで相手が逃げて、未遂に終わります。レフェリーの位置からは噛みつき行為が見えなかったようで試合は続行、ベルランガは2度目の防衛に成功しました。 ■ベ…

  • 村田諒太と井上尚弥の関係とは

    SNSをアップするだけで話題になるボクサーがいます。村田諒太は定期的にインスタグラムを更新しており、たびたび注目を集めています。仲がいいといわれている井上尚弥とのツーショットは、特に人気があります。 ■井上尚弥が「兄貴」と慕う相手とは 世界バンタム級3団体統一を成し遂げ、PFPでも見事1位を獲得した井上尚弥には、「兄貴」と慕う相手がいます。それがWBA世界ミドル級前王者の村田諒太です。互いの試合ではゲスト解説を務めるなど、仲のよさがうかがえる2人です。ボクシング関連の表彰式では、井上尚弥の代わりに村田諒太が代役として急遽スピーチを行ったこともありました。 ■ポストされるたびに話題となるツーショ…

  • 海外では一般的?PPVという視聴方法

    見たい番組が放送中止になったらガッカリしますし、悲しさが怒りに変わってしまうこともあるでしょう。格闘技の試合中継が中止となったことで浮かび上がった問題点をみていきます。 ■ボクシングだけじゃない「地上波放送なし」 ここ最近のボクシングは、有料配信による試合放送が続いています。つい先日行われた「THE MATCH 2022」についても、当初はフジテレビにて放送予定でしたが直前になって中止を発表。大きな話題となりました。突然の発表に、キックボクシング界の「世紀の一戦」を楽しみにしていたファンはもちろん、業界内外から賛否両論が噴出する事態となったのです。中止の理由を「主催者側との契約に至らなかったた…

  • 賛否両論が巻き起こった井上尚弥のPFP1位選出

    ボクシングは重量級の人気が高く、PFPでも体格のいいボクサーの選出が目立ちます。そんな中で番狂わせの異変が起きました。バンタム級の井上尚弥が1位に選出されたのです。 ■PFP1位が意味するものとは パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは、階級を無視して誰が最強ボクサーなのかをランキング形式で発表するものです。始まりはアメリカの老舗ボクシング雑誌ザ・リングが、「拳聖」の異名を持つシュガー・レイ・ロビンソンをたたえるための称号でした。それが時代とともに変化し、30年ほど前にランキング形式になったといわれています。現在はリング誌だけでなく、世界中のメディアが独自にPFPを発表していますが、やはりリ…

  • 日本人初の快挙!井上尚弥がPFP1位に

    階級制のボクシングでは無差別級というものがなく、ファンは理想のタイトルマッチを想像するしかありません。そこで生まれたのがパウンド・フォー・パウンド(PFP)です。階級で分けず、真に強いボクサーを多角的に評価し、ランキングします。そんなPFPで、井上尚弥が日本人初の快挙を成し遂げました。 ■井上尚弥がPFP1位に 世界バンタム級3団体(WBAスーパー・WBC・IBF)統一を果たした井上尚弥。さらにうれしい出来事がありました。それは、アメリカのボクシング雑誌「ザ・リング」によるパウンド・フォー・パウンド(PFP)のランキングで、見事1位に選出されたのです。これは日本人ボクサー初の快挙です。井上尚弥…

  • 実は相性がいい?ボクシングと有料配信

    視聴率低下が叫ばれるスポーツ中継、ついに「世紀の一戦」と言われる試合も地上波では放送されませんでした。有料配信が続くボクシング界で何が起こっているのでしょうか? ■有料配信が続くボクシングの試合 2022年6月7日に行われた世界バンタム級3団体王座統一戦は、井上尚弥がノニト・ドネア(フィリピン)に2回TKO勝ちし、3団体統一王者となりました。これは日本人初の快挙です。ところが、思わぬところで不満が出ています。先に行われた村田諒太VSゴロフキンの試合同様、Amazonプライムビデオによる独占ライブ配信だったこの試合、見たくても見られなかった人が多かったのです。これまで井上尚弥の試合は、地上波では…

  • 村田諒太VSゴロフキンの試合はどのように放送されたか

    テレビ中継にてボクシングの試合を見る人も多いでしょう。スポーツバーで観戦したり、録画して何度も見たりといった楽しみ方ができます。しかし、先日行われた試合はテレビ中継されませんでした。 ■村田諒太VSゴロフキンでは新しい試みがあった まだ記憶にも新しい、2022年4月の村田諒太VSゴロフキン(カザフスタン)のWBAスーパー&IBF世界ミドル級王座統一戦。試合内容はもちろんですが、その中継方法にも注目が集まりました。なんと動画配信大手のAmazonプライムビデオによる独占配信だったのです。「日本ボクシング史上最大のビッグマッチ」と言われるほどの高い注目度を誇った一戦にもかかわらず、地上波では放送さ…

  • どんな人物?ゴロフキンについて解説

    ボクシング界のレジェンドとも言われるゲンナジー・ゲンナジーヴィッチ・ゴロフキン(カザフスタン)とはどのような人物なのでしょうか?プロフィールや強さの理由などを解説します。 ■ゴロフキンとはどんなボクサーなのか 2022年4月、村田諒太とのWBA/IBF統一ミドル級タイトルマッチを制したゴロフキン(カザフスタン)は、世界最強ボクサーといわれています。試合前、多くの識者がゴロフキンの勝利を予測するほど、その実力は抜きんでていました。そんなゴロフキンですが、どのようなボクサーなのでしょうか?1982年生まれのゴロフキンはカザフスタン出身です。「GGG」の愛称で知られ、紳士的で礼儀正しい性格として有名…

  • ゴロフキンの村田諒太に対するリスペクト

    多くのボクシングファンが開催を待ち望んだ一戦がようやく実現しました。それが村田諒太とゴロフキンによるWBA/IBF統一ミドル級タイトルマッチです。そこでは試合はもちろん、試合後も感動する出来事がありました。 ■WBA/IBF統一ミドル級タイトルマッチの結果 2022年4月9日、コロナの影響でなかなか決まらなかった試合がようやく開催されました。WBAスーパー王者である村田諒太とIBFチャンピオン、ゲンナジー・ゲンナジーヴィッチ・ゴロフキン(カザフスタン)による王者同士の統一戦です。ゴロフキンは、日本人が対戦した中でも実力・知名度においてトップクラスの存在で、この試合でのファイトマネーは総額20億…

  • 実はストイックな性格だったメイウェザーのトレーニング内容

    メイウェザーといえば「マネー」の愛称を持つボクサーです。あのパッキャオ戦では300億円のファイトマネーを手にしているといわれています。派手な一面が目立ちがちですが、ボクシングに対してはどのような姿勢だったのでしょうか?今回はメイウェザーのトレーニングについて解説します。 ■メイウェザーはストイックな性格 勤勉で真面目という印象を持たれることの多い日本人ですが、海外にも仕事熱心な人は数多くいます。もちろんボクサーにも存在しており、あのメイウェザーもハードなトレーニングを好みました。サンドバッグ・ミット・シャドー・スパーリング・腹筋・懸垂・ディップスなどがルーチンで、その他にロードワークもこなして…

  • クルーザー級はなぜ人気が低い?理由を解説

    ボクシング大国のアメリカでは、迫力のある試合が楽しめる重量級が人気です。しかし、ヘビー級に次ぐ重量級であるクルーザー級の人気はいま一つと言われています。なぜなのか、理由を探ってみましょう。 ■重量級が人気のアメリカ 軽量級のボクサーが多い日本と違い、アメリカでは重量級ボクサーが多く、人気も高いです。17もあるうちの最重量階級であるヘビー級は90.72kg以上であればよく、上限がないことから「無差別階級」とも呼ばれており、もっとも人気があります。選手層も厚ければファイトマネーも破格で、明らかに他の階級とは一線を画す存在でしょう。ボクシング界では4つの団体があり、それぞれに独自の王者を据えるなど独…

  • 問題児ルイス・ネリを突っぱねたロドリゲス

    「山中戦で起きてしまったことを反省」「教訓を学んだ」など、自身の行動を反省する言動をするようになったルイス・ネリ。体重超過によって手痛い反撃を受けたこともありました。 ■山中戦だけではなかった体重超過 山中慎介を引退に追い込んだルイス・ネリ(メキシコ)は、実は体重超過の常習犯でした。山中慎介との試合後、多くの批判を受けてWBCはネリに対し、 ◎ファイトマネーの凍結◎6か月間の試合出場禁止 という処分を下します。また、日本コミッションは日本における無期限の試合出場禁止処分を行いました。このような事態になってもあまり反省している様子は見られず、またもや体重超過を起こしてしまいます。それが2019年…

  • メイウェザーが残した名言の数々

    多くのファンと同じくらいアンチがいると言われているボクサーが、フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)です。そんな彼が残した名言をみていきましょう。 ■5階級を制したメイウェザー 史上初、無敗のまま5階級を制したことで有名なのが、フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)です。反応速度とスピードは他を圧倒し、「L字ブロック」によるディフェンスで、無敗の戦績を積み上げてきました。ボクサーとしては間違いなく一流ですが、那須川天心とも試合を行うなど、型にハマらない強さでファンを魅了しています。 ■メイウェザーの名言 最強のボクサーとの呼び声も高いメイウェザーは、数多くの名言を残していることでも…

  • プロボクサーが現役引退を決意する場面とは

    プロボクサーが現役引退を決意するタイミングとは、どんな時でしょうか?今回は世界的にファンの多かった山中慎介にスポットを当ててみました。 ■山中慎介は35歳で引退 プロボクサーは、選手寿命が短いことで知られています。具志堅用高に次いで歴代2位の防衛記録を持つ山中慎介が引退したのは35歳の時でした。「神の左」とおそれられた左ストレートを武器に防衛戦を勝ち進めていましたが、2017年に行われたルイス・ネリ(メキシコ)との試合で4回TKO負け、その後の再戦でも敗れたことから引退を決意します。奇しくもネリとの試合は13度目の防衛戦、勝てば日本記録に並ぶという場面であり、彼の無念さは想像に難くありません。…

  • 平均10年といわれるボクサーの短い選手寿命の理由

    選手寿命の短いスポーツといえば水泳やテニス、フィギュアスケートなどが挙げられますが、特に短いといえばボクシングではないでしょうか?今回は日本のプロボクサーの選手寿命について解説します。 ■プロボクサーは選手寿命が短め 日本のプロボクサーの選手寿命は、平均すると10年ほどと言われています。70歳を過ぎても現役で活躍する選手がいるようなゴルフやボーリングなどに比べると、非常に短いです。ルールがあるとはいえ、ボクシングは殴り合うスポーツです。ケガのリスクも大きく、気力・体力の衰えがパフォーマンスに影響しやすいためと考えられます。また、過酷な減量も無関係とはいえないでしょう。試合の度に10kg以上の減…

  • 山中慎介を引退に追い込んだ?体重超過問題とは

    プロボクシング界には見直すべきルールや慣習が少なからずあります。今回は近年増加傾向になるボクサーの体重超過問題について解説しましょう。 ■ボクシングで起こる「体重超過」問題とは 17もの階級に分かれているプロボクシングでは、試合前日にボクサーの計量が行われます。試合を控えたボクサーは当然ながら万全の体制で挑むべく、しっかりと調整してきます。ところが近年、計量に失敗するボクサーが増えてきました。いわゆる体重超過問題です。「神の左」とも呼ばれ、具志堅用高が持つ防衛記録に追いつこうかという勢いのあった山中慎介を引退に追い込んだのは、対戦相手ルイス・ネリ(メキシコ)の体重超過が原因でした。なぜボクサー…

  • 山中慎介が受けた2度もの理不尽な仕打ちとは

    2018年3月に引退した山中慎介ですが、彼は引退を決意したきっかけは実に理不尽な試合でした。どのような経緯があったのでしょうか? ■山中慎介が受けた2度の「理不尽」 WBC世界バンタム級1位だった山中慎介は2018年3月、ルイス・ネリ(メキシコ)とのリベンジマッチに挑みました。2017年8月に4回TKO負けを喫してから約半年かけて調整してきた舞台でしたが、ネリの体重超過という仕打ちを受けます。試合は、スーパーバンタム級をも超える重量のネリにパワーで押され、2回TKO負けで終わりました。実は山中慎介がネリから理不尽な仕打ちを受けたのは、これが初めてではありませんでした。1度目に対戦した際にネリは…

  • 日本で人気の高いバンタム級にはどんなボクサーがいる?

    アメリカでは、ボクシングといえばヘビー級と言われるほど重量級が人気です。では、日本ではどうでしょうか?今回は日本で人気の高い階級の一つ、バンタム級について解説します。 ■日本で人気が高いバンタム級 多くの日本人チャンピオンがいるなかで、もっとも人気の高い階級といっても過言ではないのがバンタム級です。ボクシング人気に火をつけた「あしたのジョー」もバンタム級でした。その存在自体がレジェンドと言われるファイティング原田や辰吉丈一郎、3階級制覇の長谷川穂積もバンタム級です。未だに最多防衛記録を持つ具志堅用高に続く12度の防衛を果たした山中慎介と、「21世紀最強ボクサー10傑」に選出された井上尚弥もバン…

  • 天才的なハンドスピードを持つ長谷川穂積とは

    強打でKO勝ちできるボクサーばかりが人気とは限りません。パワーはなくとも驚異的なハンドスピードとタイミングのセンスで人気を博したボクサーがいます。今回は、長谷川穂積について解説しましょう。 ■3階級制覇を成し遂げた長谷川穂積 体重により細かく階級が分かれているボクシングでは、複数階級制覇が可能です。現に、オスカー・デ・ラ・ホーヤ(アメリカ)やマニー・パッキャオ(フィリピン)は6階級、トーマス・ハーンズ(アメリカ)やフロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)などは5階級を制覇しています。日本人も負けておらず、井岡一翔は4階級、井上尚弥や長谷川穂積などが3階級の制覇に成功しています。軽量級の層が…

  • 世界王者は全部で何人いる?

    「ボクシング世界王者は全部で何人いるのか?」、実はとても難しい質問です。正確な人数とタイトルをすべて把握している人はほとんどいないのではないでしょうか?今回は乱立する世界王者について解説しましょう。 ■世界王者には種類がある まずボクシング団体は4つあり、それぞれに王者を認定しています。団体ごとの王者についてみていきましょう。 ・世界ボクシング協会(WBA)レギュラー王者スーパー王者統一王者ゴールド王者休養王者 ・世界ボクシング評議会(WBC)レギュラー王者暫定王者ダイヤモンド王者名誉王者フランチャイズ王者休養王者 ・国際ボクシング連盟(IBF)王者暫定王者 ・世界ボクシング機構(WBO)王者…

  • 日本ボクシング界のレジェンド具志堅用高

    ボクシングを知らない人にしてみれば、具志堅用高は陽気なおじさんタレント、という認識かもしれません。しかし、彼は紛れもなく日本ボクシング界のレジェンドです。当時の様子について簡単に解説しましょう。 ■日本ボクシング界のレジェンド 日本を代表するボクサーは多くいますが、レジェンドとなると話は変わってきます。具志堅用高が持つ防衛記録は13度、1981年の引退から40年以上経つ現在でも破られていません。彼はまさしく日本ボクシング界のレジェンドの一人といえるでしょう。具志堅用高のプロデビューは1974年でした。当時は今ほど階級が細かく分かれておらず、最軽量のフライ級にて戦うも体格差に苦戦したようです。そ…

  • 浪速のジョーと親しまれた人気ボクサー辰吉丈一郎とは

    元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎は、日本を代表するボクサーの一人です。全盛期の人気ぶりは圧倒的で、多くの人を魅了しました。今回は、そんな辰吉丈一郎について解説します。 ■浪速のジョーと呼ばれた伝説のボクサー ファイティング原田や具志堅用高、渡辺二郎など、才能やセンスにあふれたボクサーとして必ずと言っていいほど名が挙がるのが「浪速のジョー」こと辰吉丈一郎です。ボクサーとして恵まれたリーチの長い体型に加え、運動能力もずば抜けていました。しかし、本人のこだわりなのか、正面から打ち合うためにガードを下げるスタイルを貫いたため、実力はそこそこといった評価が多かった印象を受けます。 ■とにかく人気ボ…

  • ボクサーの強さは何で決まる?

    単純な勝ち負けだけで語れないのがボクシングです。スピード・スタミナ・テクニックなど、選手の持ち味も様々で、魅力を語り出すとキリがありません。今回はボクサーの強さをはかる目安の一部をご紹介しましょう。 ■KO率 ボクシングといえば、鮮やかなKO勝利が魅力です。判定やTKOなど、勝敗の決め方はいくつかありますが、やはりノックアウト(KO)は別格といえるでしょう。実際、ボクサーの戦績を伝える際は必ず「○○太郎(20戦15勝12KO4敗1分け)」と、KO勝利数も明記されます。また、連続KO勝利数といったカウントの仕方もあり、ボクサーにとってもファンにとってもKO率というのは、とても大きな意味を持ってい…

  • 21世紀最強ボクサー10傑に唯一選出された日本人・井上尚弥

    ボクシングが人気のアメリカでは、企画も多くファンを楽しませてくれます。今回は日本人ボクサーが選出された企画「21世紀最強ボクサー10傑」についてご紹介しましょう。 ■21世紀最強ボクサー10傑 2021年8月、アメリカのスポーツ専門メディア「Bleacher Report」が行った企画はプロボクサーの格付けでした。見事選出されたボクサーをアルファベット順にご紹介しましょう。 ◎サウル・アルバレス(メキシコ)◎ジョー・カルザゲ(イギリス)◎バーナード・ホプキンス(アメリカ)◎井上尚弥(日本)◎ロイ・ジョーンズJr.(アメリカ)◎ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)◎ファン・マヌエル・マルケス(メ…

  • ヘビー級は体重上限がない?最重量は何kg?

    1~2kgほどの細かな違いによって17もの階級が存在する男子プロボクシングですが、一つだけ上限のない階級があります。ヘビー級の体重制限はどのようになっているのでしょうか? ■ヘビー級の体重制限はどうなっているのか 体重別に17の階級を設けている男子プロボクシングですが、一番重量があるのがヘビー級です。200ポンド(90.7kg)以上のボクサーはすべてヘビー級となります。他の階級であれば上限が存在しますが、ヘビー級にはありません。したがって、100kgでも120kgでもヘビー級を名乗れてしまいます。 ■身長については考慮しない ボクシングでは体重によって細かな階級分けを行うものの、身長については…

  • ボクシングを始めたい!グローブ選びのポイントは?

    運動不足解消やダイエット効果があるとして、習い事としてボクシングを始める人が増えています。ボクシングを始めるにはグローブが必要ですが、どんなものを選べばいいのかわからない人も多いでしょう。そこで、グローブの種類や選ぶポイントについて解説します。 ■グローブの種類 ボクシングのグローブには2種類あります。それぞれの特徴をみていきましょう。 ・オンスグローブボクシンググローブとも呼ばれるオンスグローブは、試合で使うグローブです。人工皮革と天然皮革があり、衝撃吸収材が内蔵されているものもあります。「オンス」の名の通り重さ別にサイズが分かれており、片方約220gの8オンスから約450gの16オンスまで…

  • ヘッドギアが負傷リスクを高める?ルール変更の背景とは

    観戦者から見るボクシングのプロとアマの大きな違いといえばヘッドギアではないでしょうか?アマチュアボクシングでは長い間、ヘッドギアの着用がルールとされていました。そのルールが変更になりましたが、背景には何があったのでしょうか? ■アマチュアではヘッドギア着用が義務だった 拳で殴り合うボクシングでは、常に頭部の外傷や脳震とうの懸念があります。そのため、アマチュアボクシングでは、頭部を保護するためのヘッドギアの着用がルール化されていました。オリンピックでも選手はみな、ヘッドギアを着用して試合に臨んでいました。ところが2013年、国際ボクシング協会(IBA)は19歳以上のボクサーに限るものの、安全性を…

  • 実業家・谷宜樹の原点はボクシングにあった

    経営者や実業家として活躍する人が実は、学生時代にスポーツに打ち込んでいたという話はよく聞きます。株式会社Eityの代表を務める谷宜樹さんも、高校生のころにボクシングをしていました。 ■実業家として活躍する谷宜樹さんの経歴とは 株式会社Eityの代表取締役として経営手腕を振るう谷宜樹さんですが、どのような経歴の持ち主なのでしょうか?プライベートは公表していないため詳しいことはわかりませんが、どうやら京都府にある南京都高校(現・京都廣学館高校)の卒業生であることがわかりました。現在は共学ですが、谷宜樹さんが通っていたころは男子校だったため、部活動も男子生徒が楽しめるものが多かったようです。 ■ボク…

  • 実業家・谷宜樹の原点はボクシングにあった

    経営者や実業家として活躍する人が実は、学生時代にスポーツに打ち込んでいたという話はよく聞きます。株式会社Eityの代表を務める谷宜樹さんも、高校生のころにボクシングをしていました。 ■実業家として活躍する谷宜樹さんの経歴とは 株式会社Eityの代表取締役として経営手腕を振るう谷宜樹さんですが、どのような経歴の持ち主なのでしょうか?プライベートは公表していないため詳しいことはわかりませんが、どうやら京都府にある南京都高校(現・京都廣学館高校)の卒業生であることがわかりました。現在は共学ですが、谷宜樹さんが通っていたころは男子校だったため、部活動も男子生徒が楽しめるものが多かったようです。 ■ボク…

  • 日本人チャンピオンが多い階級は?

    欧米人に比べ小柄な体格の日本人は、プロボクシングの階級にも偏りがあります。現在、スーパーミドル級以上の重量級に日本人チャンピオンはいません。では、どの階級が多いのでしょうか? ■日本人ボクサーが多い階級とは 日本人ボクサーが多く、また、日本で人気の高い階級の一つでもあるのがバンタム級です。53.52kg以下のバンタム級は、日本人の体格に合っているのでしょう。日本人チャンピオンの人数も12と多いです。マンガやアニメでも人気だった「あしたのジョー」もバンタム級でした。 【階級別日本人チャンピオン数ランキング】1位:フライ級(20人)2位:ライトフライ級(16人)3位:スーパーフライ級(15人)4位…

  • 神の左と呼ばれたボクサー山中慎介とは

    ボクシング界では様々な異名を持つボクサーが数多くいます。今回はその中の一人、神の左と呼ばれた山中慎介について解説しましょう。 ■神の左と呼ばれたボクサーの存在 2006年にプロデビューを果たし、2011年にはWBC世界バンタム級チャンピオンに輝いた山中慎介は、サウスポーだったことから「神の左」と呼ばれました。その後12度もの防衛を果たし、2018年に引退します。あの辰吉丈一郎や長谷川穂積といった日本を代表するボクサーたちが活躍したこともあり、「WBC世界バンタム級チャンピオン」は、実は日本人にとって馴染みのあるものです。そんな階級で長くチャンピオンの座を守ってきた山中慎介もまた、多くの人たちに…

  • 単純比較はできないボクシングのプロとアマ

    プロフェッショナルとは、技術や能力が優れていることを言います。しかし、ボクシングに限ってはそうとも言えません。ボクシングのプロとアマではどんな違いがあるのか解説しましょう。 ■プロとアマの違いとは ボクシングにはプロとアマが存在し、日本ではプロテストに合格したボクサーがプロボクサーになれます。アマチュア選手との大きな違いは「試合で賃金が得られる」という点です。プロボクサーになれば試合に出場し、ファイトマネーを得られます。知名度や人気が上がれば金額も増えますが、多くのプロボクサーはファイトマネーだけで生活できるほどの収入にはなっていないのが現状です。そのため、プロボクサーになっても生活のために他…

  • プロとアマでここまで違う?ボクシングのルール

    ボクシングほど、プロとアマで競技性が異なるスポーツも珍しいです。そもそものルールが異なるため仕方ない部分もありますが、なぜそうなったのでしょうか? ■プロとアマで大きく異なるルール まずは、ルールの違いからみていきましょう。 ・ラウンド数アマは3ラウンドで固定ですが、プロではライセンスによってラウンド数が異なります。C級は4、B級は6、A級は8~12ラウンドとなります。しかし、1ラウンドの制限時間はプロアマ関係なく3分で共通です。 ・グローブグローブに関しては、アマは10オンスと固定ですが、プロでは8~10オンスと幅があります。アマの方が大きいのは、その分緩衝材が多いからです。プロであってもウ…

  • 南京ボクシング部で生徒を支えたコーチの存在

    南京都高等学校(現・京都廣学館高等学校)は、言わずと知れたボクシングの名門校です。生徒はもちろん監督も有名で、武元さんを懐かしむ人は多いです。しかし、南京ボクシング部にはもう一人、生徒を支えた指導者がいました。今回は南京ボクシング部でコーチ、監督を歴任した西井一氏について解説しましょう。 ■ボクシング界で存在感のある南京高卒業生たち ロンドン五輪でミドル級金メダルに輝いた村田諒太をはじめ、元WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介、同じくスーパーバンタム級チャンピオンの久保隼など、日本のプロボクシング界で存在感を見せつける南京高の卒業生たちですが、そこには武元監督以外の人物によるサポートがあ…

  • オリンピックにプロ選手が参加できなかった理由とは

    アスリートであれば誰もが一度は出場を夢見るオリンピック。実はボクシングに限っては長年、プロ選手の出場が認められていませんでした。その背景や問題点などを解説します。 ■プロ選手が長年オリンピックに出られなかった理由 オリンピック競技として定着しているボクシングですが、出場できるのはアマチュア選手のみでした。プロ選手の出場を禁止しているわけではありませんが、実力差が激しいことなどを理由に、「好ましくない」とされてきたためです。また、プロとアマでは試合のルールも異なります。 ◎プロ:1試合3分、10~12ラウンド◎アマ:1試合3分、3ラウンド アマの試合では、パンチの数によってポイントを取る「ポイン…

  • 男性だけのスポーツじゃない!女子ボクシングの躍進

    近ごろは「ボクシング女子」などという言葉もあるほど、女性の間でもボクシングが人気です。では、オリンピックではどうなのか、日本選手の活躍や歴史について解説しましょう。 ■東京五輪での快挙 ボクシングと聞くと男性メインのスポーツと思われがちですが、決してそんなことはありません。ストレス解消や気分転換、ダイエットなど、様々な効果が期待できるとしてボクシングを楽しむ女性が増えています。そうした背景もあり「女子ボクシング」はオリンピックの正式種目として2012年のロンドン大会から採用されることになりました。日本が参加したのは2021年の東京大会が初めてでしたが、出場した2選手がともにメダルを獲得する快挙…

  • レフェリーが持つ権限と危うさ

    ボクシングの試合で選手とともにリングに上がるのがレフェリーです。レフェリーには多くの権限があり、試合の流れを変えるほどの力を持っています。今回はそんなレフェリーに注目が集まった試合について解説しましょう。 ■試合の決定権はレフェリーが持つが ボクシングの試合では、レフェリーがあらゆる決定権を持っています。選手の様子を見て試合を中止させたり、反則行為とみなせば失格させたりも可能です。いわゆる「レフェリーストップ」と呼ばれるこれらの権限を持つレフェリーですが、セコンドから棄権の意志を伝えられたら、試合を中止すべきか判断しなければなりません。仮に、セコンドの意志を無視して試合を続行してもルール違反と…

  • 高校ボクシング界の雄!南京高とは

    世界チャンピオンが何人も誕生するなど、京都には高校ボクシング界では有名な学校があります。特にボクシングが盛んというわけでもない京都で名門と称されるまでになったのはなぜなのか、解説していきましょう。 ■南京都高等学校ボクシング部とは ボクシングに関わる人間であれば「南京高」と聞けばピンときます。京都の私立の男子校である南京都高等学校、略して南京高は言わずと知れたボクシングの名門です。南京高ボクシング部を語るうえで欠かせない人物といえば故武元前川(たけもと・まえかわ)さんでしょう。武元さんは生前、ボクシング部の監督を務めていました。創部2年目から熱心に指導した甲斐もあり、教え子には、 ◎村田諒太:…

  • タオル投入ではなくウェイビング?ルール変更の背景とは

    ボクシングをしたことがない、興味がないという人でも「タオル投入」が何を意味するのかは知っているのではないでしょうか?今回はそんなタオル投入について解説します。 ■「タオル投入」がボクシングルールから消えた ボクシングの試合でしかほぼ見られない光景の一つに「セコンドによるタオルの投入」というものがあります。これは、セコンドの判断で選手を棄権させる時に行うもので、タオル投入に気付いたレフェリーが試合を中断、終了となります。これはルールとして定義されており、ずっと運用されてきましたが数年前、改定が行われました。試合中に選手を棄権させる場合は、セコンドがウェイビングを行うことで意思表示すること、と改め…

  • トレーナーに贈られるエディ・タウンゼント賞とは

    スポーツではプレイヤーはもちろん、指導者も大きく評価されます。それはボクシングの世界も同様です。今回はボクシングのトレーナーに贈られる「エディ・タウンゼント賞」について解説しましょう。 ■エディ・タウンゼント賞とは エディ・タウンゼント賞とは、ボクシング界に貢献したトレーナーを毎年選出し、表彰するものでプロ・アマを問いません。ガッツ石松や井岡弘樹など、数々の世界チャンピオンを育てたハワイ・ホノルル出身のボクシングトレーナーであるエドワード(エディ)・タウンゼント氏の功績をたたえるべく、1990年に設立されました。受賞者はプロ・アマを問わないものの該当者のいない年もあるなど、厳しい審査が行われて…

  • ボクシングの勝敗はどう決まる?判定方法を解説

    ボクシングでの試合はどのように勝敗が決まるのでしょうか?今回は判定方法について解説します。 ■KO判定 ボクシングでは相手のパンチを受けて倒れた場合、10カウント以内に立ち上がれば試合続行可能です。ところが、10カウントを過ぎても立ち上がれなかった場合は、それで試合終了となってしまいます。これがノックアウト(KO)判定です。ただし、カウント途中で立ち上がった場合でも、レフェリーに判断により試合終了となる場合があるので注意が必要です。 ■TKO判定 あまりにも一方的な攻撃が続いたり、試合続行が困難になるようなケガを負ったりした場合、レフェリーの判断で勝敗を決める場合があります。これがテクニカルノ…

  • ボクシングの基本ルールを解説!

    ボクシングのルールを知っていますか?1ラウンドは何分なのか、何回戦まであるのかなど、案外知らないことも多いでしょう。今回はボクシングの基本ルールを解説します。 ■ボクシングは紀元前から存在していた? ボクシングが現在のスタイルになったのは1700年代、イギリスでした。しかし実は、紀元前にはすでに原型ができていたというのが定説です。発祥はエジプト文明、エーゲ文明など諸説ありますが、古代オリンピックでは競技として採用されていたことが記録に残っています。 ■ラウンド数は選手の実力に比例する ボクシングのラウンド数は6・8・10・12回戦と複数存在し、選手の実力に応じて増えます。1ラウンドは3分、ラウ…

  • ちょっと意外?ボクシングが盛んな国とは

    ボクサーと聞くと外国人を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?日本でも人気のボクシングは当然、海外でも大人気です。今回はボクシングが盛んな国について解説しましょう。 ■ボクシングが盛んな国とは ボクシングが盛んな国とはどこでしょう?また、その理由はなぜなのかみていきます。 ・重量級ならアメリカ海外で有名なボクサーといえば、マイク・タイソンやモハメド・アリ、フロイド・メイウェザー・ジュニアなど、アメリカ出身者が目立ちます。それもそのはず、アメリカにはビッグドリームを叶えるチャンスがあります。ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われるボクシングの試合では、億単位のファイトマネ…

  • 17種類もある男子プロボクシングの階級、なぜ必要?

    羽やチャボ、ハエや巡洋艦・・・これらはすべてプロボクシングに設けられた階級の名称です。フェザー、バンタム、フライ、クルーザーと英語にすると耳馴染みがあるでしょう。では他にはどんな階級があるのでしょうか?また、なぜ階級を設ける必要があるのかについても解説していきます。 ■ボクシングには階級がある プロボクシング関連のニュースや報道では必ず「ミドル級王者の村田選手・・・」など、選手名と階級がセットになっています。階級は選手の体重によって男子は17種類、女子は18種類と、細かく分けられています。では男子の階級について、体重の軽い順から一覧で見てみましょう。ちなみに、アマチュアでは男子13種類、女子1…

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谷宜樹のボクシング人生
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