音の芸術を後世に残す
先日、藝大で開催された「蓄音機で聴くウラディミール・ホロヴィッツ」という企画で素晴らしい音楽を体感しました。(詳しくは→こちらから)当日は、ホロヴィッツを愛し、自らもピアニストである江口玲氏が、当時のホロヴィッツ専用チューニングのスタインウェイ(器体番号CD75実物)のデモ演奏を披露して下さり、その極上の響きを堪能しました。そして、ホロヴィッツは勿論ですが、江口節にもすっかり魅せられてしまいました。その江口氏の貴重なCDを入手しましたのでご紹介したいと思います。・NYSCLASSICSNYS-80619巨匠たちの伝説/江口玲(写真↑)※CD75を使用したカーネギーホールでの録音このピアノは響きが良く、濁りも無く、音色の表情も豊かです。江口氏の演奏については後述するとして、まずは、この音の心地よさ、豊かさに...音の芸術を後世に残す
2024/02/10 21:19