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  • Pure Viscous Damper(PVダンパー)

    『MJ無線と実験10月号』島津スピーカーの技術解説記事にて、DSS振動板の制振装置が特許の都合で未開示となっていた件について手続きが済みました。先日の予告通り、ここで本邦初公開をさせていただきます。この制振装置の名称を「ピュア・ビスカス・ダンパー」(以下PVダンパー)と命名しています。<PVダンパーとは何か>従来のコーン形振動板(リブ等で補強された物を含む)では、実際にはそれほど剛性が高くなく、内部損失も多い為、分割共振によるピークはそれほど大きなものにはなりません。ところが、非常に剛性が高く、且つロスの無いDSS振動板の場合は、分割共振の開始周波数が非常に高く出来る代わりに、少々大きなピークが生じます。いずれにせよ、従来型コーンもDSS振動板もピークの制御は必須です。しかし、強い制振をかけると「音が死ぬ...PureViscousDamper(PVダンパー)

  • 試聴会へのご来場ありがとうございました

    本日のオーディオユニオンお茶の水店での試聴会にご来場いただき誠にありがとうございました。特に一回目の試聴会では、始まる前に既に試聴室に入れないお客様が出てしまう状況で、申し訳ありませんでした。大手ブランドの試聴会でも、ここまでの人出はあまり無いとの事で、ご注目いただきまして誠にありがたく存じます。改めてじっくりお聴きになりたい方は、是非予約してお越しください。大人数の試聴環境では、音が吸われてしまいますので、本来の実力が出ているとは言い難いのです。是非お一人で聴かれる事をお勧めします。本日は、私の方では現代的なCD音源を中心に厳選したものを用意し、協労者の栗山の方では、敢えて古い時代の名盤アナログディスクを用意させていただきました。いずれも選定基準は「音楽性」が高い事。(この件についての詳細記事は→こちら...試聴会へのご来場ありがとうございました

  • 島津スピーカーの音作り

    ※写真は島津Model-3(最終製品版)オーディオユニオンお茶の水店にて、来る9月18日に島津Model-3の試聴会(→詳細はこちらから)が行われます。10cm口径のDSS振動板を採用したModel-3の製品化完了という事で、当社にとっては一つの節目となりますので、試聴会にお見えになる方々へのご参考ということも含めて、今回のアップにて改めて島津スピーカーの音作りの特色と技術ポイントについてまとめさせていただきます。ご存知の通り、DSS振動板が当社のキーデバイスであり、「分割振動の本質排除」が特長です。では何故この事に拘るのか?ところで、分割振動を排除した非常に硬い振動板の音質は、凄い低音が出るとか、超高音域の伸びが凄いとか、そういった事を想像される方がおられるかも知れません。しかし、島津スピーカーの問題意...島津スピーカーの音作り

  • 『MJ無線と実験11月号』に 島津Model-3 試聴レポート

    ※写真は『MJ無線と実験10月号』表紙異常な猛暑が続いております。秋の気配がわずかにしつつも、やはり暑い!皆様無事にお過ごしでしょうか。さて、『MJ無線と実験10月号』での「島津スピーカーのテクニカルレポート」に引き続き、11月号(10月10日発売)に島津Model-3の製品&試聴レポートが掲載される、との事で取材がありました。つい昨日、試聴機が戻って来たところです。ところで、試聴レポートでは、昨年掲載された島津Model-1との比較コメントもあるかも知れません。島津Model-3は単なる大型化=大音量化という事ではなく、鳴らし方(或いは聴き方)の異なるものとして音作りをしておりますので、その辺りについてのコメントもいただけるとすれば、どの様な内容になるのか興味があります。いずれにせよ、取材記事であります...『MJ無線と実験11月号』に島津Model-3試聴レポート

  • 島津Model-1 の現行バージョン在庫終了

    ご愛顧に感謝申し上げます。島津Model-1の現行品在庫が終了いたしました。今後はマイナーチェンジ品に変更され、本体下部の免振ベースが人造黒檀となり、免振サスペンションがより信頼性の高いものになります。価格改定につきましては→こちらから尚、旧タイプの島津Model-1につきましては、ご希望がありましたら、免振ベース部のバージョンアップ改造(有償)も申し受け致します。今後ともよろしくお願いいたします。株式会社薩摩島津ホームページ・リンク島津Model-1の現行バージョン在庫終了

  • 島津Model-3 試聴会(9月18日)

    本日、島津Model-3の初ロット品の出荷が完了しました。納品待ちのお客様、大変お待たせ致しました。まもなくお手元に届きますので、音楽三昧を愉しんで頂けましたら幸いです。この島津Model-3ですが、振動板本体の製作だけでも一日に一個しか作れません。従来不可能であった分割振動の本質排除を実現した代わりに、内部形状が複雑(※1)で、骨の折れる細かな手仕事でしか作れないのです。実は特許などは出さなくても、恐らく誰も真似しないだろうと思います。睡眠時間をきちんととって集中力を保たなければ出来ない作業ですので、徹夜作業などはもっての外で、根性論では不可能な世界です。一般に(工業製品と違って)手仕事職人の納期が長いのは如何なものかと(少しだけ)思っていましたが、今回身をもって手仕事の苦労を実感した次第です。※1.『...島津Model-3試聴会(9月18日)

  • DSS振動板の特許取得

    DSS振動板の特許が正式に権利化されました。ところで、スピーカー装置というものは、約100年の歴史があり、基本原理もほぼ同じままです。よって特許の出し尽くされた枯れた技術分野と言っても良いと思います。従って、新しいアイデアがあっても、そう簡単には特許審査を通りません。そのような中で、振動板というスピーカーの核心部を担うDSS振動板の特許が権利化出来たのは、従来のスピーカーの技術課題に対するブレークスルーがあると認められたと言ってよろしいかと思います。DSS振動板の技術につきましては、「分割振動の本質排除(※1)」が主テーマであり、来る『MJ無線と実験10月号』に、重鎮の柴崎先生による分かり易い解説が掲載されますので、ご高覧いただけましたら幸いです。そしてここでは、以下に要点だけご紹介したいと思います。さて...DSS振動板の特許取得

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