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ベラドンナの部屋 https://liurisanyue.hatenablog.com/

アークティック・モンキーズ(主にアレックス・ターナー)の沼にハマったOLが、感傷に浸りながら歌詞を和訳したりするブログです。

ベラドンナ
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2022/03/15

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  • Knee Socks / Arctic Monkeys【和訳】

    あの冬の、火曜日の異常な雨。カーテンを閉めて明かりをつけて。俺のラコステのシャツとニーソックス姿の君。永遠に続くあの日の午前0時。 ーKnee Socks

  • Sculptures Of Anything Goes / Arctic Monkeys【和訳】

    ゾッとするような新しい音で、親しみやすさという幻想の泡に穴を開けよう。 ーSculptures Of Anything Goes

  • Body Paint / Arctic Monkeys【和訳】

    ボディペイント。それは君の身体に刻まれた裏切りの証。涙が出そうでも、何食わぬ顔で歌のネタにする。 ーBody Paint

  • There’d Better Be A Mirrorball / Arctic Monkeys【和訳】

    ダンスフロアの狂騒は今は昔。時代遅れのロマンチストのラストダンス。確信させてくれよ、そこにはミラーボールがあるって。 ーThere’d Better Be A Mirrorball こんばんは、ベラドンナです。久々の更新です。待ちに待った年末年始が、見しやそれともわかぬまに終わりました。惰眠の夢はどうしてこんなにも、手を変え品を変え、ストーリーを不条理に捻じ曲げてでも引き伸ばして、目覚めないための言い訳を作ってくるのでしょう。怠惰の中で、初夢などすっかり忘れておりました。 前回の更新からの間、10月にはニューアルバム『The Car』がリリースされ、9年ぶりの来日公演が決まり、喜ばしい限りです…

  • A Certain Romance / Arctic Monkeys【和訳】

    アンビバレントな郷愁の念。要点は、ここにはロマンスがないってこと。みんな同じような服を着て馬鹿騒ぎして、音楽は着メロのためだけ。でも、あいつらも昔からの友達なんだ。平凡で退屈な郊外だけど、ここが俺の愛すべき故郷なんだ。

  • Do I Wanna Know? / Arctic Monkeys【和訳】

    夜ってのは大概、明日になったら言えないことを言うためにできてるんだ。這ってでも君に帰るよ。でも果たして俺は知りたいのか?君も同じ気持ちなのかって。

  • Do Me a Favour / Arctic Monkeys【和訳】

    泣きながら恋人をフる世界中のクズ男・クズ女に捧ぐ。別れの理由は、好奇心が重荷になったせい。そんな俺の鼻をへし折ってくれ。フった側の目線で綴られる、映画のワンシーンのような失恋ソング。 ーDo Me a Favour ご機嫌よう、ベラドンナです。すっかり夏の日差しの、気怠い休日の昼下がりでした。Tranquility Base Hotel & Casino期のライブ映像と一杯の白ワインが一週間の疲労や後悔までも洗い流していきます。唐突ですが、恋愛ソングの歌詞はちょっと傲慢なくらいの方が好きです。もっと正確に言うと、己の傲慢さやエゴに自覚的に、恋愛を語る歌に共感してしまいます。ブリちゃんの"Oop…

  • Fluorescent Adolescent / Arctic Monkeys【和訳】

    「ワタシ史上最高」なんて今となってはただの思い出。いい大人になって、手に入れたのは平穏で安定してるけど、タバスコの足りないブラッディ・メアリーみたいな退屈な日常というブラックホール。刺激的で危なっかしい、蛍光色の青春と引き換えに。 ーFluorescent Adolescent ご機嫌よう、ベラドンナです。今日はテンション高めです。久々に晴れた夜、ふとそぞろ神に憑かれ、繁華街の雑踏をかき分け、女ひとり老舗ロックバーに繰り出しました。そこで初体験したのがブラッディ・メアリー。名前の由来はもちろん、血染めのイングランド女王、メアリー1世の、ウォッカベースのトマトジュースのカクテルです。ますますめん…

  • No Buses / Arctic Monkeys【和訳】

    待っていると来ない。やっと来て乗り込んでみると、そのすぐ後ろにまた来たり。バスも出会いもそんなもの。恋とはいつも、手に入らないものを欲しがるだけの不毛な群像劇。 ーNo Buses こんばんは、ベラドンナです。本日は、土曜に開催されたArcticオフ会でリクエストをいただいた"No Buses"を紹介します。「土曜の夜に期待しすぎるな」と歌う"The View from the Afternoon"を聴きながら向かった人生初のオフ会でしたが、みなさんアークティックへの過剰な愛が溢れるとても素敵な方々で、そんな心配は無用の楽しすぎる宵でした。曲名をはじめ、頭の中でしか発したことがない単語をたくさ…

  • The Ultracheese / Arctic Monkeys【和訳】

    俺は深く考えてるように見えるかもしれないけど、本当はそんなことないんだ。月に住むロックスターの孤独なんて、超絶に陳腐だよな。ああ、夜明けは重さを増すばかり。ーThe Ultracheese こんばんは、ベラドンナです。GWが終わり、日常に戻ってきました。長めの連休が終わるといつも浮かぶのは「アノミー」という言葉。「急激な社会変動や自由の増大により、規範が弛緩・崩壊し、個人の欲望が肥大化した結果、不満や焦燥、幻滅などの葛藤に襲われる状態」を指す社会学の用語です。連休と、目的地を定めない旅の開放感により、「ひょっとすると、意外と人生、何でもありなのかも?」なんて思い始めて、こりゃまずい、こちら側の…

  • Teddy Picker / Arctic Monkeys【和訳】

    一躍有名人になって目の当たりにしたのは、目先の成功や即席の満足感を求める奇妙な人々だった。まるでテディ・ピッカーでぬいぐるみを欲しがる子供のように。 ーTeddy Picker ごきげんよう、ベラドンナです。GWがすっかり終わってしまいますね。離島を旅して美しすぎる海を見ながら、「あれ?アークティックを聴く気分に全くならないな。いつもはあんなに中毒患者みたいな勢いで聴いてるのに。」とふと気付きました。聴きすぎてついに飽きたのかなと思ったのも束の間、成田空港に降り立った途端にまた、聴かずにはいられない耳に戻りました。あくまで地に足が着いた日常の都市生活の中で、ちょっとした詩情や感傷、ファンタジー…

  • Despair in the Departure Lounge / Arctic Monkeys【和訳】

    出発ラウンジの絶望。俺はバッテリー切れの携帯電話。世界を飛びまわる生活と引換えに失う愛と安らぎ。果たして、成功って何なんだ? こんばんは、ベラドンナです。人生で初めて飛行機に乗り遅れ、次の便も大幅な遅延。柄にもなく来てみたクレジットカード利用者ラウンジにて、無料で飲めるならばと昼から飲みたくもないビールを飲み、酔いたくもないのに酔い、女ひとり、虚しく拗ねておりました。出発ラウンジって、どちらかといえば希望に満ちたイメージがあるものだと思います。観光へのワクワク感や新たな旅立ちへの希望、帰郷の待ち遠しさ。これから空を飛ぶわけですからね。だからこそ、周りの高揚感の中で、自分だけが絶望していると、余…

  • Only Ones Who Know / Arctic Monkeys【和訳】

    近頃じゃ本当のロマンスなんて、なし得ないものというけれど。若き恋人たちよ、君たちは手に入れられたかい? それは恋する二人のみぞ知る。 ーOnly Ones Who Know こんばんは、ベラドンナです。この記事を書いていたら、10年来の相棒の型落ちMacBook Airが異音を立て始め、ついにその寿命を終えました。今回はピカピカのニューカマーで初めての投稿。全体のコンパクトさは変わらないまま、画面はより大きく、より高画質になってライブ動画視聴がやめられません。アレックスの顔が近いこと近いこと。本日は、前回の'505'に続いてアークティック・モンキーズの2ndアルバム「Favourite Wor…

  • 505 / Arctic Monkeys【和訳】

    すれ違いばかりの遠距離恋愛。別れた方がいいって分かってるけど、君の涙を見たら、笑顔を見たら、とても別れられないよ。まだ俺はちゃんと、君のことを好きなのかな。とにかく505に帰らなきゃ。 ー505 こんばんは、ベラドンナです。春を求めて散歩に出かけてみたら、夏の日差しに不意打ちに遭いました。我が春はいずこへ。今夜は、最近TikTokで流行ったらしく、Spotifyのチャート上位に浮上しているアークティック・モンキーズの15年前の名曲、'505'を和訳します。2007年リリースの2ndアルバム「Favourite Worst Nightmare」のラストを飾る曲です。最近の若者(←こんな老害めいた…

  • Batphone / Arctic Monkeys【和訳】

    俺のことは買えないって事実をウリにして、「高潔さ」と名付けた香水を売る。見かけだおしの輝く街で。観戦スポーツみたいな人生で。 こんばんは、ベラドンナです。花が散り、新緑が眩しい季節になりました。この時期になると聴きたくなるのが畠山美由紀の「若葉の頃や」。作曲がキリンジの堀込泰行、作詞がEGO-WRAPPIN'の中納良恵という豪華なコラボレーションです。美しくてアンニュイなメロディに、穏やかな多幸感と胸を締め付けられるような切なさが同居する歌詞、そして包みこまれるような、落ち着いた大人の色気があふれる声。多くを語るのも野暮ですが、「今、幸せ」と思うことって、実はすごく切ないことかもしれないと気付…

  • From the Ritz to the Rubble / Arctic Monkeys【和訳】

    昨晩酔ってる時には意味があるように思えた馬鹿騒ぎも打ち明け話も、朝になったらもう何の意味もないんだ。しこたま飲んでオールした朝って、街が妙に違って見えませんか? ーFrom the Ritz to the Rubble こんばんは、ベラドンナです。ワクチン副反応でベッドから動けないまま、今年の16回目の貴重な土曜日も終わってしまいましたが、コーチェラフェスティバルの配信を見られたことは大収穫でした。まさにアレックスが"She Looks Like Fun"で「パーティを頭蓋骨にプラグインした」と歌っている状態なわけではありますが。"She Looks Like Fun"の歌詞はこちら。 今回の…

  • The Dream Synopsis / The Last Shadow Puppets【和訳】

    夢と現実。切り離せない相反するイメージたち。夢のあらすじを歌にしたら、夢はきっと、ただの夢ではいられない。 ご機嫌よう、ベラドンナです。昨日は史上最悪の悪夢を見て一日中ブルーだったので、下書きに夢の仔細を書いてみました。でも今朝になってみたら、途方に暮れるくらいに自分でも読むに耐えなかったので、全消去しました。それなのになおも語るかという感じですが、具体的には「過去の幸福な自分」の夢でした。悪魔的なまでにディテールに凝った夢で、途中まで本気で、現実の続編を生きている気に。まるで、自分が蝶になった夢を見ているのか、蝶が自分になった夢を見ているのか分からなくなった胡蝶の夢みたいに。アークティック・…

  • The View from the Afternoon / Arctic Monkeys【和訳】

    期待すると失望するのが常。それを知っても期待してしまうのが常。今夜こそは、このバンドこそはいつもと違うんじゃないかって。衝撃のデビューアルバム、最高に熱くて醒めてて挑発的な1曲目。 Good Afternoon、ベラドンナです。普段は深夜に執筆していますが、この曲は夜になる前、明るいうちに書かなきゃいけないんです。それも休日の。本当は土曜日の午後に鑑賞するのがベストな曲なのですが、休日はすぐに溶けて指を擦り抜けてしまうもの。あっという間に日曜になってしまいました。また労働の月曜日が始まります。2006年にリリースされるやいなや、英国のアルバム最速売上記録を更新してしまった伝説的なデビュー作「W…

  • She Looks Like Fun / Arctic Monkeys【和訳】

    「おはよう、チーズバーガー」「誰かが見てるみたいに踊ろう、だって見られてるし」SNSに生活を侵食されているというナンセンスについて ーShe Looks Like Fun ご機嫌よう、ベラドンナです。春の嵐ですっかり桜も散ってしまいました。久々に晴れた朝に浮かんだのは「ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 」という一句。百人一首で一番好きな歌です。こんな穏やかな光に包まれた春の日に、どうして桜だけが慌ただしく、儚く散ってしまうんだろう。千年の時を越えて、平安貴族と同じ切なさの感覚を…ちょっと嘘をつきました。そんな朝を迎えたかったという夢想です。年度初めの業務多忙、連日の深夜残業に…

  • My Mistakes Were Made for You / The Last Shadow Puppets【和訳】

    女の無邪気と傲慢。男のねじ曲がった真心。よくある恋の過ち、最も美しくない恋愛の真実。ーMy Mistakes Were Made for You ご機嫌よう、ベラドンナです。桜が一斉に咲いて散っていくこの時期って、綺麗だけど必要以上にエモーションを強いてくる季節だなとも思います。卒業や異動はいつでも想像していたよりも呆気なく通り過ぎ、慌ただしく次なる日常になだれ込み、気づけば呆気なく適応してしまいます。東京の桜は明日で見納めだとか。この時期になるといつも浮かぶのがKIRINJIの「時間がない」(2018)という曲の歌詞。本当に本当に、歳を重ねるごとに実感が強まってくるのが”サヨナラなんて「なん…

  • Stuck on the Puzzle / Alex Turner【和訳】

    恋とは説明のつかない磁力で、解けないパズル、そして泳げない海。今でも君のパズルから抜け出せずにいるんだ。-Stuck on the Puzzle こんばんは、ベラドンナです。新幹線ってつくづく偉大ですね。地震の影響で郡山以北が運休しており、普段は東京から小一時間で着く仙台まで4時間半かかりました。いつもより緩やかに流れゆく車窓を眺めながら、人間って、どれだけ遠いのかについては時間をもってしか認識できない生き物なのかなと、取り留めもなく考えました。時間を重ねても埋められなかったり、時間がより遠ざける心の距離もありますが。本日ご紹介するのは、こんなセンチメンタルな夜に似合う詩的な美しさを持つ楽曲。…

  • Science Fiction/Arctic Monkeys【和訳】

    あからさまでなくセクシーに、危険性を強調して、隠されたメッセージを届けたいんだ。SFみたいな手法で、月面のパラレルワールドから。 ーScience Fiction ご機嫌よう、ベラドンナです。アークティック・モンキーズの6thアルバム「Tranquility Base Hotel & Casino」の全曲和訳を試みています。満開の桜の宵、本日は8曲目の"Science Fiction"です。このアルバムのコンセプトは、「月面のホテルというパラレルワールドを設定し、鏡のように現代社会の矛盾や個人が抱える孤独や苦悩を映し出す」というようなものでした。詳しくは1曲目の"Star Treatment"…

  • The World's First Ever Monster Truck Front Flip/Arctic Monkeys【和訳】

    「あなたはボタンを押すだけ、あとはお任せくださいー」アーキテクチャの権力に、我々は進んで自由を差し出して、ますます愚鈍になっていくのか ーThe World's First Ever Monster Truck Front Flip こんばんは、ベラドンナです。 最近、アラン・シリトーの『土曜の夜と日曜の朝』(1951)を読み始めたのですが、これがなかなかの面白さ。アークティック・モンキーズの1stアルバムのタイトル「Whatever People Say I Am That's What I'm Not」の引用元の小説です。冒頭に「土曜の夜は1年のうちに52回しかない」という一節があり、もう…

  • Too Much to Ask/Arctic Monkeys【和訳】

    ご機嫌よう、ベラドンナです。すっかり春めいたかと思ったら、また真冬に逆戻りの寒さですね。こんな夜には、アークティック・モンキーズの冬に沁み入る叙情的な失恋ソングを。本日鑑賞するのは、"Too Much to Ask"。"Fluorescent Adolescent"(2007)のB面曲です。こちらは、ひたすら若くて青くてアンニュイなアコースティック・バージョンです。歌い方もギターの音色も切なすぎます。アレックス21歳。 どれほど喧嘩してもキッチンでふざけあえばすぐに仲直りできていた"Mardy bum"の頃には、もう二度と戻れなくなってしまった二人の歌、という感じです。野田洋次郎が言うところの…

  • Four Out Of Five/Arctic Monkeys【和訳】

    こんばんは、ベラドンナです。アークティック・モンキーズの6thアルバム「Tranquillity Base Hotel &Casino」を全曲和訳する企画、いよいよ後半戦です。今夜ご紹介する6曲目、"Four Out Of Five"はアルバムのリードシングル的な位置付けで、MVも制作されています。 言うまでもなく「4つ星」の意味であり、アレックスによると「星から連想したちょっとした洒落」とのこと。アルバムをプロモーションする曲に「4つ星」と名付けて、冒頭で「今すぐ無料トライアル開始」と歌うあたり、遊び心あるシニカルさが光ってます。”that's unheard of”と歌っていますが、月の土…

  • The Bourne Identity /The Last Shadow Puppets【和訳】

    今夜も夜更かし、ベラドンナです。ご機嫌よう。つくづく、「あの夜は明日になったら言えないことを言うためにあったんだ」って最高にロマンチックな文句ですよね。("Do I Wanna Know?"の歌詞より)アークティック・モンキーズの6thアルバム「Tranquility Base Hotel & Casino」の全曲レビュー企画も前回で5曲目まで終えて折り返し地点。本日はちょっと趣向を変えて、アレックス・ターナーのマイケル・ケインとのサイドプロジェクトであるザ・ラスト・シャドウ・パペッツ(略してTLSP)の隠れた(?)名曲"The Bourne Identity "を鑑賞します。この曲はTLSP…

  • Golden Trunks/Arctic Monkeys【和訳】

    こんばんは、ベラドンナです。まだ肌寒いうちに記事を書きたい冬の歌がたくさんあるのに、季節は待ってくれませんね。今回鑑賞するのは「Tranquility Base Hotel & Casino」の5曲目、重々しいイントロが印象的な"Golden Trunks"です。「俺の精神の中の小委員会」という訳がなんとも上手くないなあと思うのですが、良い表現が見つからず。平野啓一郎の小説に出てくる「分人主義」のような感じをイメージしています。人間の中にはいくつもの人格があって、その集合体が「私」なのだ、というような。ラスト・シャドウ・パペッツの2ndのボーナストラックの"The Bourne Identit…

  • Tranquility Base Hotel & Casino/Arctic Monkeys【和訳】

    ご機嫌よう、ベラドンナです。今回は6thアルバム「Tranquility Base Hotel & Casino」の4曲目にして表題曲の"Tranquility Base Hotel & Casino"を鑑賞していきます。アルバム「Tranquility Base Hotel & Casino」の概要については過去記事で紹介しています。 「こちらトランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノでございます。」がまさかのサビという、なんとも不思議な曲。イーグルスのホテル・カリフォルニアを思わせます。アレックスがホテルのフロント係になったりバスローブ姿、はたまた上半身ヌードになったりと、Toxic…

  • American Sports/Arctic Monkeys【和訳】

    ご機嫌よう、ベラドンナです。今回ご紹介するのは、6thアルバム「Tranquillity Base Hotel & Casino」の3曲目、"American Sports"です。 2曲目の"One Point Perspective"のラストから間髪入れずにこの曲の妖しげなイントロになだれ込むカッコ良さは、このアルバムの白眉ではないでしょうか。 "One Point Perspective"の和訳はこちら。 ”That I'd meet so many Lolas”のローラが何を指すのかについては、海外の音楽掲示板でも考察合戦が盛り上がっていて、小説のヒロインの名前や、スペイン語では悲しみを…

  • Fire And The Thud /Arctic Monkeys【和訳】

    こんばんは、ベラドンナです。 今日鑑賞するのは、私の大好きなFire And The Thudという歌。3rdアルバム『Humbug』収録曲です。長髪時代のアレックスの物憂げな歌い方もセクシーで良いんです。Thudは「ドスン」「バタン」のような落ちる時の擬声語ですので、燃え上がったあとに奈落に突き落とされるような感じでしょうか。 この歌に関しては、アレックスは当時の恋人のアレクサ・チャンへのメッセージを込めて歌ったと認めています。本人は「一番正直な気持ちをありのまま書いた歌。大人になれよって感じだよね。あまりに内容が個人的すぎると思って女性ボーカルを入れたんだ。」と自嘲していましたが、恋愛の不…

  • One Point Perspective /Arctic Monkeys【和訳】

    ご機嫌よう、ベラドンナです。今夜鑑賞するのは、アークティック・モンキーズの6thアルバム「Tranquility Base Hotel & Casino」の2曲目、"One Point Perspective"です。アルバム「Tranquility Base Hotel & Casino」の概要については、前回記事で語っております。さて、この曲のタイトルの意味は「一点透視図法」。最初聴いた時はよく分かりませんでしたが、何回も聴いているうちに、この歌のような「とりとめもない考えを浮かべては、何かに中断されたりして忘れてしまう感じ」を毎日どれだけ経験しているかに気づいてハッとなりました。人生それ自…

  • Star Treatment/Arctic Monkeys【和訳】

    ベラドンナの部屋へようこそ! 恋愛と仕事に疲れた、お年頃のOLベラドンナと申します。ある日突然、UKインディーロックを代表するバンド、アークティック・モンキーズにどハマりし、行き場のない熱量を持て余しているので、ブログで駄文を書き始めます。普通に世界的に有名なバンドなのでご存知の方も多いことは承知の上ですが、なんといっても歌詞が凄い!!ベラドンナは恋愛に疲弊してからというもの、古今東西の恋愛小説を一気に50冊ほど読み漁ったのですが、最終的に今の自分に一番スッと入ってきて素直に泣けたのが、アークティック・モンキーズのフロントマン、アレックス・ターナーが書く歌詞だったんです。いつかまたご紹介します…

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