うつそみの人にある我れや明日よりは二上山を弟背とわが見む(巻第2-165)~大迫皇女 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君がありと言はなくに巻第2-166)~大迫皇女 あかねさす日は照らせれどぬばたまの夜渡る月の隠らく惜しも(巻第2-169)~柿本人麻呂 嶋の宮まがりの池の放ち鳥人目に恋ひて池に潜かず(巻第2-170)~柿本人麻呂 東のたぎの御門に侍へど昨日も今日も召す言もなし(巻第2-184)~日並皇子宮の舎人 朝日照る島の御門におほほしく人音もせねばまうら悲しも(巻第2-189)~日並皇子宮の舎人 敷栲の袖交へし君玉垂の越智野過ぎ行くまたも逢はめやも(巻第2-195)~柿本人麻呂 降…