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南の島から https://minamino-shimakara.hatenablog.com/

大阪から徳之島、そして現在は奄美大島龍郷町に在住 カメラが趣味で南国の風景や動植物やイベント等を撮っております。 最近までカメラから遠ざかってましたがまた始めました。 YouTubeも始めたのでブログと連携しながら進めていきます。

南の島から
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2022/03/05

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  • 徳之島回顧録 その68(徳之島含め南国の女性たち)

    徳之島に住んで気になったのは南国女性のたくましさだろう。初めての夏を迎えた時、女子高生が汗拭き用のタオルを持ち歩いていた。もちろん、こちらの暑さでは仕方ないのだが大阪では汗拭き用タオルを持ち歩いてる女子高生に出会ったこともなかったもので・・・。そして、軽トラを運転する二十代の女性。病院に体験実習に来ていた山に住んでた女子高生(中学生だったかな?)がハブ咬傷 の被害とかの処置法とかの話を聞いて「子供の頃、振り回して遊んでいたハブがそんな危険なものだったなんて」と、驚いていたことにスタッフ一同が驚かされていた。これは、奄美で聞いた話だが捕まえたハブを左手で持ったまま、片手運転で持ち込んだ女性がいた…

  • 奄美のシマ唄 野茶坊節でお馴染みの野茶坊について

    さあて、もう開き直って定期的にブログを投稿することはあきらめることとして、気分が乗った時だけ投稿することにする。さすがに前回投稿から4ヶ月もあけて言い訳の内容すら思いつかない。とはいえ、YouTubeでの投稿はずっと続けていました。 最近では奄美の野茶坊節に出てくる野茶坊の話で文英吉(かざりえいきち)氏が書いた野茶坊物語で動画(デジタル紙芝居的なもの)を作り投稿していました。野茶坊というのは奄美大島で集落(人里)で生きることが出来なくなった子が山に棲みついたといわれている野人のことです。 1episodeあたり5分程度で作成するとなんとepisode28までになってしまった。1日1episod…

  • 2022.11.13 民謡民舞奄美連合大会

    今から20年ほど前、その頃まだ大阪にいてて、散髪屋の順番待ちをしてた時に有線から初めて聴く曲がかかっていた。独特の節回しで女性ボーカルが歌っていた。不思議な感じはしたが特に感情が動かされたとかはないはずなのに涙が出てきて止まらない。感極まったわけでも何でもないので息遣いもそれまでと変わらないのに涙だけが止まらない。散髪屋のおっちゃんも心配してくれるのだが訳がわからない。それから収まったんだと思うのだがただただカッコ悪かったの記憶だけが残っている。 その後、その曲は”ワダツミの木”で”元ちとせ”という奄美の島唄の唄者出身の者が歌っていることを知る。それからはその曲を聴いても涙が出ることはなかった…

  • 妖怪?妖精?精霊?UMA?ケンムンのいた島々

    奄美大島には戦後まもなくまでケンムンという不思議な存在を見たという話がたくさんあった。たくさんの事例が文章や口伝で伝えられているはずなのだが年月と共に忘れ去られるのは時間の問題だ。私もケンムンについて書かれた本を数冊持ってたはずだが引っ越しのどさくさにまぎれ今では一冊だけになっている。徳之島でも見たという老人も亡くなってしまったり、奄美大島でも誰々が見たんだけどねぇと今は亡き人の話を聞いたりする。 図書館に文章化されたものがたくさん残ってるだろうという考えもある。さて、これから百年後に本というものを読む人がどれくらい残っているのだろうか?今ですらどんどん減っているというのに。多分将来、図書館が…

  • 奄美パーク開園20周年記念 島々の饗宴

    実はブログを一か月以上さぼっていて、心のどこかでは気にはかけていたのだがどうにも書くことが出来なかった。理由というか、言い訳させてもらえばYouTube用の動画作成で忙しかったのである。まずは今回のテーマである奄美パーク開園20周年記念の行事だが右上にプログラムがあるがこれをビデオと一眼レフカメラを持って行ってしまったが為に大変な目にあってしまった。 私も徳之島に10年過ごし、各集落の行事は多少の変更はありながら(唄なら歌詞や、見た目の形式など)、似通ったものが多いと勝手に思い込んでいたのだが、今回このイベントを見てから冷や水をぶっかけられたみたいに唖然としてしまった。奄美群島の自然、動植物が…

  • 徳之島回顧録 その67(海中撮影)

    徳之島で2010年に職場のスタッフからシュノーケリングに誘われてホームセンターのニシムタに水中メガネとシュノーケルの安いのを買って参加した。この時は天城町の千間海岸に行ったのだが海中のしかも浅瀬がこんなにきれいだとは思ってもなかった。この頃には防水のコンパクトカメラが手ごろな値段で買えたことも有り、さっそくネットでこのカメラと度付きの水中メガネ、シュノーケル、足ひれを買い直して休みには風景撮影はほどほどに海岸へと向かう日が続いた。深い所では明るさと波の揺れにより思ったような撮影はできずに結局浅い所での撮影に専念することになる。 しかし、一人での海での撮影は危険で引き潮に巻き込まれ命がけで岸にた…

  • 徳之島回顧録 その66(離島割引)

    鹿児島の離島に住んでいれば離島カードというものを役場でもらうことが出来て、このカードにより鹿児島県内のJAL航空券とフェリーの運賃の割引が受けられるのだ。2009年から徳之島で生活を始めたのだが母が奄美大島にいたため初めのうちは飛行機で奄美大島に行っていたのだがこの頃は割引が2~3割引くらいだったのかな高いと感じていたので3連休が取れる時にフェリーで奄美大島に行っていた。3連休ともなれば2人だけでやっていた職場なので年に3回程度しか取れないという状況だった。それがそれから数年後に離島割引の割引率がJALで5割以上になり、飛行機を利用して2連休で奄美大島の往復が出来るようになったため年に6回以上…

  • 徳之島回顧録 その65(ユイの島 徳之島♪)

    タイトルにある”ユイの島 徳之島♪”は ♪ をつけて分かるようにしてるつもりなんだが曲名である。昨日、徳之島の天城町の制作したwebドラマ「ねお、町長になるー徳之島の天城町をバズらせろ!ー」を見てその主題歌に使われていたのでちょっとこの曲との出会いを書いてみたいと思う。 その前にこのドラマの予告編を張っておく。この予告編は見る価値ありと思う。本編はこれを見て興味がわいたなら見ればいいと思う。去年の10月公開なので今から11か月も前の作品です。 youtu.be さて、本題の”ユイの島 徳之島”は徳之島出身のミュージシャン禎一馬の曲です。私がこの曲に出会ったのはまだ徳之島に来て間もない頃なので2…

  • 徳之島回顧録 その64(セミ)

    夏と言えばセミの鳴き声でこのけたたましい騒音で夏の暑さをさらに助長するのだがいつの頃からか一番暑い時期に鳴かなくなっていて、9月頃からうるさくなる感じだ。大阪でもそうだったのだろうか?子供の頃に何度か夏休みに奄美大島の祖父母の所に来たりしたがセミの鳴き声が記憶の中の聴覚にきっちりと残っている。子供の頃よりも暑くなっているせいなのかな?その代わり後ろにずれてきているのかもしれない。徳之島では11月の中旬、年によっては下旬まで鳴き続けていた。そこでセミリタイアとなるみたいだった。セミファイナルの方が良かったかな? ここ数十年で気温や気候の変化が生態系に影響をしているのかも。 さて、今回も徳之島で撮…

  • 徳之島回顧録 その63(アマミノクロウサギ)

    徳之島に来てから2年経ったくらいだろうか、病院に来ている派遣ナースから携帯電話で撮ったアマミノクロウサギの画像を見せられた。夜道を走っていて見つけて撮ったとのこと。今ならばスマホのカメラ性能がいいので少しの明かりさへあればそれなりに撮ることが出来るのだろうが、十数年前の携帯電話ならたとえ車のヘッドライトで照らされていようがかなり近づかなければと思わせるようにきれいに撮れている。悔しい。 それを見た日から夜な夜な、バイクにカメラセットとテントを載せ走り回ることになる。出没ポイントは人の話やクロウサギ注意の標識?とかで分かっているつもり。そして、最後は当部にあるアマミノクロウサギの観察小屋の前でテ…

  • 徳之島回顧録 その62(断水)

    10年間住んでいた徳之島町の亀津では断水がよくあった気がする。平均すると年に数度はあったんじゃないかな。ほとんどは勤務中に起こるので勤務先にはタンクが有り影響することはないのだがたまに長引いたりしてたらちと難儀だ。断水が継続中とは知らずにシャワーを浴びるとしばらくは出てくるのだが途中で止まってしまう。その時に気づいてしまう、もしかしてと家中の蛇口をひねってみても水が出てこない。慌ててコンビニに駆け込みおにぎりとおかずとお茶を買うというパターンを何度か経験した。 さらに困るのは復旧後に水道から泥水が出てくることがあるのだ。しばらく流して透明になったと思っても白米を焚いて玄米ご飯のようになるのだミ…

  • 徳之島回顧録 その61(停電)

    先日、来た台風4号は北に少し中心がずれていたおかげか奄美大島及び徳之島には大した被害もなくやり過ごすごとが出来た。サトウキビが少しやられたようだなんでもサトウキビが倒れると茎を修復するために成長が遅れるらしい(だったと思う、あまり自信なし)。 台風が来て警戒しなければいけないのはまず人命、強風による建造物の倒壊、大雨による土砂崩れ、そしてそれらと比較すること自身申し訳ないのだが停電だ。私が住んでいた亀津は人が多く住んでいることも有り24時間を超えて復旧しなかった2度くらいしかなかったが、場所によっては停電のことすら忘れてた3日目くらいに復旧したと聞かされることも度々あった。そうなると、冷蔵庫の…

  • 徳之島回顧録 その60(”ザ!鉄腕!ダッシュ!!”便乗)

    昨夜は”ザ!鉄腕!ダッシュ!!”でTOKIOの国分太一とSixTONESの森本が徳之島で美味しいものを食べて歩いていた(車で移動なのだが)。懐かしい景色が色々と出てくる。その中で阿権にある樹齢300年のガジュマルが映る。番組を見終えて、このガジュマルを撮ったものを確認したくなったのだが昔DVDとして作ったものを3~5分くらいに切り刻んでYouTubeに投稿したのだがそれがいつのどれだったかがわからない。YouTubeに投稿しているタイトルも”徳之島風情_年代_番号”と機械的につけてサムネールもそのフォトムービー内の1枚を選び出しそこにタイトルを振っているだけだ。これは反省だ、何が映っているのか…

  • 奄美大島風情2022_御穂生(みほせい)神社

    台風14号が”これまでにない非常に危険な台風”として散々脅されていたのだが結果無事にやり過ごすことが出来た。私の中では実は前評判の高い(?)台風は実は大したことはないという定説が作られつつある。思えばまだ大阪にいた学生時代にも台風が来て交通機関も止まり学校も休みとなるかのようなことを言いつつ朝になってみると台風はスピードを上げ遥か彼方に・・・という経験も何度かあった。休む気満々のこの気持ちのやり場さえ見つからないような悶々とした記憶が蘇るのである。 私のいる奄美大島の龍郷町赤尾木集落にはみんなから”お宮さん”と呼ばれている神社があるのだが実はこの神社の名前や由来を知るものは意外と少ないようであ…

  • 徳之島回顧録 その59(金融機関)

    徳之島に来ることが決まってから前の職場の人とかがいろいろ質問されることが多かったがわからないことがほとんどだ。その中で都市銀行はないよね。大変じゃないか。言われて返しに「都市銀行はないけど実は向こうには”あましん”がある」というと”あましん”凄いと盛り上がる。そう、関西圏での”あましん”は”尼崎信用金庫”のことなのだ。そして、奄美諸島等での”あましん”は”奄美大島信用組合”のことなのだ。ひらがなでしっかり”あましん”と看板まであげてたりする。さらに”奄美大島信用金庫”まであり、訳がわからない。徳之島には関西圏に来てたことがある人が多いのでこのネタは徳之島に来てからも十分使えたのであった。実際、…

  • YouTube ショート 闘牛編

    YouTubeにはショートというものがあるということを前回で書いたのだが、私の投稿している動画の中で比較的視聴されている闘牛をこのショートにしてみてはと思い作ってみた。前回の花火は広く撮られていたので縦長になったところでいい具合に拡大されるのだがこの闘牛は拡大すると思った絵にならない。ここで使ったのが前回のウミガメと神社のオーブのショートで使った2画面構成。上部と中央部に別々の画像を入れ下部に文字を入れる。これはいい1分の動画規制の中2分の動画を入れることが出来る。うまくいけば敵対する牛の入場を上下で映し戦う姿も流れがいい2画面のシーンの入れ替えをずらすことでスピード感が生まれてくる。これは楽…

  • YouTube ショート 闘牛編

    YouTubeにはショートというものがあるということを前回で書いたのだが、私の投稿している動画の中で比較的視聴されている闘牛をこのショートにしてみてはと思い作ってみた。前回の花火は広く撮られていたので縦長になったところでいい具合に拡大されるのだがこの闘牛は拡大すると思った絵にならない。ここで使ったのが前回のウミガメと神社のオーブのショートで使った2画面構成。上部と中央部に別々の画像を入れ下部に文字を入れる。これはいい1分の動画規制の中2分の動画を入れることが出来る。うまくいけば敵対する牛の入場を上下で映し戦う姿も流れがいい2画面のシーンの入れ替えをずらすことでスピード感が生まれてくる。これは楽…

  • YouTube ショート

    YouTubeにはどうやらショートというものがあるらしい。このショートは解像度を高くしすぎずに縦長で1分以内で投稿すれば自動で分類されるようだ。再生数が圧倒的に伸びるというらしいので、まずは奄美まつりでの花火大会のハイライトシーンだけで作ってみた。縦長にしてみるといい具合で拡大されるのでなかなかのものが出来た。投稿して視聴数が確認できるYouTubeStudioアプリのアナリティクスを見ていたがそんなにすぐに反映されるわけもなく、2時間後に再度確認すると1時間あたりに100回以上の視聴があるではないか。このアプリによるとインプレッションというYouTubeでのお薦め回数が格段に上がってたおかげ…

  • 徳之島回顧録 その58(三京)

    徳之島の天城町に三京という集落がある。ワイド節にも出てくるところだが、ここの小学校三京分校の横を抜け秋利神川沿いに上がっていくとお気に入りの場所がある。マクロレンズを持ってここに来るといくらでも時間がつぶせるのだ。私自身はあまり稀少種を撮ろうというこだわりがなく、出会えるものは歓迎して撮っていく派だ(そんなジャンルはないのかな?)。特に爬虫類によく出くわすのだがハブにはここで会ったことはない。もちろん撮影に夢中になって気が付いたら近づいて行ってたなんてことがないように十分に気を張っている。島の人は言うにはハブがいたらその周辺の空気が変わるという。鳥の鳴き声で気付くこともあるそうなので五感を研ぎ…

  • 徳之島回顧録 その57(バイク)

    今日、バイク屋でバイクの後ろのタイヤを交換してもらった。本来は運転前にタイヤとかをチェックして走るべきなのだがお構いなしで走ってきたので気が付けば溝はなくなってきているし空気圧も減ってるようだ。早く交換しなければと思っているうちにタイヤの中の繊維が見えてきたのでこれはやばいと名瀬のバイク屋に駆け込んだ。実は昨日も行ったのだが店が閉まっていたので今日出直してみたのだ。後ろのディスクブレーキももう残ってなかったようで交換してもらった。どうやら今あるタイヤの在庫がなくなれば新しいものは値上がりするらしい。少し助かった。交換が終わりバイクにまたがると車高がずいぶんと高くなっている。どれだけ空気が減って…

  • 徳之島回顧録 その56(下久志とウミガメ)

    最近はYouTubeの動画作成でブログをさぼりがちになっているがそっち側の気分転換でブログを書いてみることにした。 前回の徳之島回顧録その55で書いたウミガメの孵化を見てから、休みの度に日中は下久志に行ってウミガメの産卵場所をチェックしていた。産卵場所には棒が立ててあるのだが孵化が近くなるとそこの砂が盛り上がってくるそうでそれを見つけると満月の夜に行ってみる。おにぎりとペットボトルのお茶をとり1~2時間待って結局産卵場所に変化がなく帰って行く。4ヶ月くらいそれを繰り返していた。前は準備万端とは言えない状態だったので今度こそはと思いつつその場面に出会えることは2度となかった。 奄美大島に来てから…

  • 徳之島回顧録 その56

    最近はYouTubeの動画作成でブログをさぼりがちになっているがそっち側の気分転換でブログを書いてみることにした。 前回の徳之島回顧録その55で書いたウミガメの孵化を見てから、休みの度に日中は下久志に行ってウミガメの産卵場所をチェックしていた。産卵場所には棒が立ててあるのだが孵化が近くなるとそこの砂が盛り上がってくるそうでそれを見つけると満月の夜に行ってみる。おにぎりとペットボトルのお茶をとり1~2時間待って結局産卵場所に変化がなく帰って行く。4ヶ月くらいそれを繰り返していた。前は準備万端とは言えない状態だったので今度こそはと思いつつその場面に出会えることは2度となかった。 奄美大島に来てから…

  • 奄美大島風情2022_龍郷ふるさと祭 舟こぎ競争 打ち上げ花火

    7月24日(日)に奄美大島の龍郷町で3年ぶりに龍郷ふるさと祭が開催された。龍郷町に住み始めてから初めてのことである。今回は舟こぎ競争と打ち上げ花火のみとなるそうだ。通常はステージでダンスや歌などを披露してもらえたり八月踊りがあって2日がかりのイベントのようだが。 YouTubeの視聴で伸び悩んでいるのだがこういうイベントごとはきっと数字が稼げると下心満載で準備を始める。まずは9時から始まる舟こぎ競争に向けてカメラとレンズとビデオと三脚、水筒には麦茶を入れ帽子もOKと。望遠レンズもカメラバッグに入れた。この望遠レンズは60~250㎜でスターレンズと言いペンタックスのレンズ群ではフォーカスが速いの…

  • 奄美大島風情2022_有盛神社

    随分とブログをさぼってしまった。平家南島落ちゆかりの地というYouTube用動画を3本続けて作成してアップしてとしてたらブログに戻ることが困難になってしまった。と、言い訳をしてもいいわけといわれそうなので本文に入っていくことにする。 平有盛(たいらのありもり)は平清盛の嫡男である平重盛の四男になる。壇ノ浦の戦いで1185年4月に亡くなったことになっているのだが平家の南島落ちの伝承では従兄の行盛と山伏の姿で南走していた途中で同じく壇ノ浦の戦いで亡くなったはずの主上安徳天皇の硫黄島での生活や生き残った一族の現状を聞きつけた。硫黄島の大宮の石の鳥居の寄進をして、兄である資盛が喜界島にいることを知り追…

  • 徳之島回顧録 その55(アカマタとウミガメ)

    徳之島に行ってから2年目の夏、休みの日には海か山かどちらかで撮影をしてるのだが下久志の海岸で撮影をしているとおじいさん(この後、私の中では亀仙人と呼ぶことになる)が今夜はここでウミガメが孵るから夕方来ればいいと教えてくれた。そこは砂が山状になっていて木の枝が立っていた。そういえば海岸でこんなものがよく見られたがウミガメの産卵後の印だったのだ。 一旦家に帰り、夜間撮影用にストロボと一脚と懐中電灯を用意して18時過ぎに下久志のその場所に向かった。亀仙人と女の人達とその子供達とで8人集まっていて、しばらく待っていると雨が降り出してきた。雨は激しくなってきたのでみんな帰って行った。私もバイクに向かって…

  • 徳之島回顧録 その54(蜘蛛の糸)

    タイトルを”蜘蛛の糸”にしたのは芥川龍之介にあやかり少しIQを高そうに見せる球である。実はクモの巣について書いてみたい。冬以外はこのクモの巣があちこちに張り巡らされ面倒だ。もしも、クモの獲物が人間だったら私は何回捕食されているかわからないくらいだ。徳之島のクモはとても働き者のようで朝バイクに乗るときにハンドルとシートの間にこの巣が張られていてこれを取っ払ってバイクに乗る。昼からもバイクに乗ろうとするとまた巣が張られている。さらに夕方に乗るときにも、ときりがない。 子供の頃トイレの窓にハエがいてハエトリグモがこれをとらえるのを見たことがある。その無駄のない動きに感動したことがある。動物は下等に成…

  • 奄美大島風情2022_あやまる岬 奄美十景

    YouTubeの再生回数やチャンネル登録を増やしたいが為に観光地の案内動画を作成してみる。ビデオ撮影はまだまだ未熟で炎天下の中ではモニターが見にくいこともあり階段下りながらとかは思ってる方向を向いてないこともある。あとは横に振るときはゆっくり動かすのだがいつの間にか速く動かしていたり上下にブレたり、後で確認してみると自分の思っている何倍もヘタクソだ。 それとこの前に買った文章の読み上げソフトで違う声同士で掛け合いの漫才みたいなこともやってみたが間を気を付けると発声位置のタイミングを調整するのが大変。短いものなら何とかなるが長いものは訳がわからなくなると思う。 読み上げ文字の単語登録でその単語の…

  • 徳之島回顧録 その53(暑さ)

    前にも書きましたが徳之島では2世帯住宅みたいな家の2階を借りていたのですが屋根の熱の影響なのか?とにかく暑い。 2階なので基本的に窓は開けっ放しにしているが雨が降りそうな時は窓を閉めて出てくるので仕事を終えて帰って来ると外は涼しいのに家の中は地獄の時がある。窓を全開にしても風向きが窓の向きと合ってないのか全然室温が下がらない時がある。クーラーを入れたら最後、朝までクーラーを切ることが出来ないことがあるのでなるべく扇風機で何とかするのだが汗が止まらない。シャワーを1日に何度か使うのだが水に設定していても最初のしばらくはお湯が出てくる。川がすぐ横を流れているのでもっと涼しくてもいいはずなのに家の前…

  • 加計呂麻島めぐり2022_不思議体験(ナレーション ver.)

    先日、ソースネクストで文章の読み上げソフト”かんたん! AITalk 5”が今なら4,980円で買えるとメールが入っていて調べてみると通常16,500円するらしい、クーポンとポイントを使えば3,680円で買えるようだ。思わず衝動買いをしてしまった。 購入後に調べてみると無料で使えるようなソフトもあるようだったが有料ならではの優良な部分がきっとあるはず。もちろん、自分の声でナレーションを入れるのが一番思い通りになるのだろうが自分の声を聞く、あのこっ恥ずかしさが嫌でそれを避けていた。 早速使ってみるとどうやらナレーションキャラクターは5人から選べるようでキャラクターは男性1人(せいじ)、女性4人(…

  • 徳之島回顧録 その52(トリあえず、トリの話でも)

    沖縄も梅雨明けしたし、奄美大島も週間天気予報から雨マークがほとんどなくなってるところを見ると、そろそろ梅雨明けだろう。 今朝もいい天気で目が覚めたのは6時頃だがあちこちでアカショウビンが鳴いてる声が聴こえた。全部で何羽くらいで泣いていたのだろう。父の話ではこのアカショウビンを鳴き声からコッカルと呼んでいたそうだが徳之島で聞いてみたがアカショウビン以外の呼び名を聞くことが出来なかった。年配者に聞けば違っていたのだろうと思う。多分、奄美大島でもきっと集落ごとに呼び名は違うだろう。 2009年の皆既日食の時、私は仕事で体験できなかったのだが父の話では太陽が隠れた後に鳥の鳴き声が止み、静まり返り、太陽…

  • 徳之島回顧録 その51(海水浴場)

    徳之島には海水浴場が何ケ所かある。結構恵まれていて無料の更衣室、シャワールームがあるところもあったりする。だが、行けば誰もいないことが多い。使用しているのは観光客、Iターン、ダイビング目的の人が大部分の気がする。 私が子供の頃、奄美大島の祖父母の所に来てる時は夕方になれば地元の中学生、高校生が泳ぎに来たりしていたのだが、そんな光景を見ることはあまりなかった。海難事故等があったりして、地元の人の海離れが起こったのではと勝手に推測してしまう。全国的に学校行事に昔あった遠泳がなくなっていった事情と同じなんだろうが海水浴のために何時間もかけて遊びに行ってた私から見ればすごくもったいないと思うのである。…

  • 徳之島回顧録 その50(インターネット環境2)

    2009年に徳之島で生活を始めたのだがインターネットは光回線はまだなくADSLも早さは忘れたが大阪よりも遅いタイプのものしかなかった。とはいえ、当時は動画を見ることもあまりなかったので特に不自由は感じなかったが翌年くらいから光回線が使えるようになり、それからYouTubeやhuluをよく見るようになった。現在huluはやめてamazonプライムを使っている。今は改善されてるかもしれないが20時前後に回線が不安定になり困ることが多い。例えば当時、鹿児島の医師会からネットを使った研修会をやったりしていてその当番をやっていたのだが途中からまず音声が乱れ何を言ってるのか分からなくなり、画像がブロック状…

  • 加計呂麻島めぐり2022_不思議体験

    先日、加計呂麻島に行って来た話をブログで書いたのだが実はこの時にとても不思議な経験をした。私は平家物語それからというタイトルのYouTubeを作成しだしたのでそれにまつわる神社とかをお参りさせてもらっている。だいたい近くにその祀られている人のお墓があったりするので最近は線香とライターをカメラバッグに入れてでかけている。今回、平資盛を祀った大屯(おおちょん)神社をお参りした後、帰ろうとするが全然違う場所に行ってしまい、ふと気づけば源為朝の息子の三次郎の祀られた源氏ゆかりの神社に着いていた。ここでも、線香をあげてお参りさせてもらい古仁屋行きの最終フェリーに乗り無事かえることができた。源氏ゆかりの神…

  • 徳之島回顧録 その49(熱中症)

    この徳之島回顧録は徳之島で撮った画像を使ったフォトムービーを紹介しながら、徳之島にいた時のエピソードを書いていくものなのだが、多分全部のフォトムービーを紹介するためには100程度のエピソードを書けばいけると考え、それくらいなら頭の引き出しから簡単に出せるだろうと思っていたがそろそろ前に開けた引き出しとまだ開けてない引き出しの区別がつかなくなりだしてきた。今後、前と同じ引き出しを開けて話してしまっていたら、ご勘弁ください。 徳之島に来て1年目の多分6月ごろだったと思うのだが休みの日にいつものようにバイクでカメラを持ってウロチョロしてる時に暑いと感じながらも休憩もせずにいると、軽い頭痛と指先のしび…

  • 加計呂麻島めぐり2022_デイゴ並木

    6月7日に加計呂麻島に行ってきたのだが、とにかく大変だった。まず名瀬に出てそこから古仁屋に向かうのだが実はこの名瀬が私にとってはくせ者でいつもここで方向感覚を失いぐるぐると走り回ることになってしまう。そんなに広い所ではないのでいつもいつの間にか目的地に着く感じになるのでいつまでも名瀬を攻略出来ていない。古仁屋には10年以上前にバイクで行ったことがあるのだがそこに行くまでに特に迷うところがなかったので地図も確認せずに母に名瀬からどう行くかだけ聞いた。和光トンネルを抜けて真っ直ぐ行けばいいと言ってたので、言葉通りに信じて進んで行くと道がどんどん狭くなっていく、最後は真っ直ぐには行けず右に曲がった大…

  • 平家物語それから エピソード行盛編その一

    やっとのこさで”平家物語それから 行盛編その一”のYouTube公開が出来ました。確認する度に誤字脱字が見つかり、その度に修正をしてやっと公開したがその後で脱字があり修正して再度公開をやり直しともっとちゃんとチェックすればと公開が早すぎたのではと後悔しておりました。 こんなものを書いときながら言うのも何ですが実は私は歴史が嫌いでした。今もあまり好きではありません。事実かどうかわからないことの年号を覚えたり名前を覚えたりする意味がわからない、昔の人は何度も改名したりするのに名前を覚える意味があるのだろうか。例えば奄美大島にもゆかりのある西郷隆盛だが今言われている隆盛いうのは実は父親の名前で隆盛と…

  • 徳之島回顧録 その48(迫る初夏)

    せまる~ 初夏~ 地獄の軍団♫ 梅雨入りしてから晴れの日がほとんどないのだが今日は久しぶりの晴れ。 今年は変だ。4月は気温が上がっていたのだが5月になると20℃を切る日がけっこうあったりして肌寒く感じることも多かった。そんな中での久々の晴れだったのだがこうでなくてはと思ったのもつかの間、暑い とにかく暑い。今年は電気代が怖そうなのでクーラーに頼る気にもならん。 一方、テレビを見ていると関東ではひょうが降ったりゲリラ豪雨が来たりと大変そうだ。徳之島にいた時も雨の時に強い風を伴うことが多く、持ち歩いていた折りたたみ傘を何本かダメにした。アマゾンで風に強い傘を買い、張り切って風の強い日に使ったら開け…

  • 徳之島回顧録 その47(2010年の記録的豪雨)

    徳之島に行ってから3年目だっただろうか2010年10月20日に記録的な豪雨があったのだが当時勤め先の病院内からでもその雨音は聞こえ古い建物なのであちこちで雨漏りが起こり建物横の道路は川となっていてゴミ入れようの大きなポリバケツが流れていた。その後しばらくは山道の一部通行止めの所があったりした。 一方、親がいた奄美大島の実家の方では隣の用水路があふれて池の上にぽつんと浮かぶ一軒家のようになってたようだ。父が湿度対策と少しでも涼しくなるように家を建てるときに床を高めにしてもらってたので家にまで水が入り込むようなことはなかったようだが床上浸水したところはいくつかあったそうだ。 今は縁の下で120ℓの…

  • 徳之島回顧録 その46(シロツメクサ)

    徳之島に来る前に大阪でマクロ撮影に目覚めたきっかけの一つがこのシロツメクサだ。シロツメクサとは四つ葉のクローバーで知られるあのクローバーだ。とにかく、この花にマクロレンズを向けてみるとつぼみの段階から開花、そして枯れるまでその姿のありようはとてもドラマティックなのだ。多分、身近にありすぎて普通はレンズを向けようとも思わないだろうがだまされたと思って向けてみれば言ってる意味が分かると思う。そんなシロツメクサだが奄美大島にいた母の話では奄美大島にはないとのこと。奄美大島にないということはもちろん徳之島にもないのだろう。あきらめるしかないのだろう。 ところが山間部で似たような植物を見つけた。よく見る…

  • 徳之島回顧録 その45(い‐ろんな マスクの話)

    最近テレビでは状況によってはマスクを外してもいいのではという話が出てきている。日本ではマスクに関しては何の強制も行われていないので交通機関や公共施設、店舗等の他は自由意志でのマスク着用のはずなのだがみんなマスクをしている。去年まで徳之島にいたのだが外を出歩く人はもちろんのこと、一人で乗ってる車の中でさへマスクを着けている人たちをよく見かける。ちょっと気になることがあるのだが表情が見えていない人との会話は人間にとって潜在的にストレスになってないのかな?大人は大丈夫だったとしても子供たちは?精神的な問題にはなってないのか。さらに幼少期の子供は?私たちは気付かないうちにマスクを着用することで未来に悪…

  • 徳之島回顧録 その44(飛行機からの景色)

    徳之島で暮らしてから5~6年経った頃に高校の同級生から電話が入った。卒業してからずっと連絡も取ってない相手なので、えっと思ったのだがどうやら高校2年の頃のクラス会を開くそうなので調べて連絡をしてくれたのだった。行きたい。結構前もっての連絡だったので勤務調整をして連休をとることが出来た。同窓会と当時呼んでいたが同じクラスのメンバーだけなのでクラス会が正しいんだろう。そう言えば何故同窓会と言うんだろうか。この名前からはみんなが授業中に窓の外を見ている光景しか思い浮かばないのだが私だけなんだろうか? 話は逸れたが大阪に飛行機で向かうのだがその時の飛行機から見た大阪の景色が違和感だらけだった。地表には…

  • 徳之島回顧録 その43(ヤモリ)

    徳之島では前にも書いたと思うが木造の2世帯住宅のような作りの建物の2階を借りていたのだが春先に家の中から”ケケケケケ”という鳴き声が聞こえてくる。どうやらヤモリのようだ。ヤモリは家のいたる所にいて何のきっかけがあるのか知らないがいきなり鳴き始める。いや鳴くというより笑っているかのようだ。人によっては不気味に感じるかもしれない。家の中だけではなく電気のついた部屋の窓の外側には3~4匹のヤモリが来て明りに寄ってくる蛾や虫をパクリと食べている。見てると時間を忘れてしまう。 祖父母や親戚が奄美大島にいたので子供の頃に何度か来てヤモリも観察したりしてたのだが鳴いていたことがなかった。奄美大島と徳之島では…

  • 徳之島回顧録 その42(TVアニメ平家物語)

    徳之島回顧録と言いながら今回は徳之島の話は出てこない。後で徳之島で撮った画像を張るので勘弁して欲しい。前回も書いたように今は平家の南島落ちついて調べたり、ゆかりの地を訪れたりしている。が、しかし平家物語を読もうとは思えない。いや、読みたいのだが全12巻はきつすぎる。またいずれ読む機会はあると思うのだが今は途中で挫折する自信があるからだ。で、安易に平家物語の要約本を読んだりgoogle先生に聞いてみたりしていた。あと、TVアニメ平家物語が今年にやっていたのだが最初に見た時は特に平家への関心があるときではなかったので面白くはあったのだが平家物語を理解できるような作りではなかったような感じだった。び…

  • 徳之島回顧録 その41(平家南落ちについて)

    徳之島にいた頃には徳之島関連・奄美大島関連の本を結構読んだのだがその中で面白かった本の一つに”奄美大島物語”文英吉(かざりえいきち1890-1957奄美民俗研究家)というものがある。569ページもある読み応え十分なのだが面白いのですぐに読めてしまった。その中に平家の落ち武者の話があるのだがそこを呼んだ時に徳之島に来ることを決めた後に見たある夢を思い出した。その夢は朝もやの中を複数の船で島を縫うように進んでいる中の一艘に乗ってい細かいデティールはわからないのでどんな船でどんな服装なのかもわからないのに記憶の中にくっきりと残っているのである。気分的には不安であるが何かを楽しみにしているようなそんな…

  • 徳之島回顧録 その40(吉野家オレンジドリーム3号)

    今日で暦上のゴールデンウィークは最終日なのだが奄美大島でも観光客が増えてレンタカーが足りてないらしい。観光地や観光客に人気の店とかは混雑しているようだ。徳之島では経験したことがないほどだが今回のゴールデンウィークは徳之島ではどうだったんだろうか?間違いなく闘牛は一杯だったのだろうが。 以前にケンタッキー・フライド・チキンが年に何度か販売される話をしたのだが今回は吉野家の牛丼である。吉野家にはオレンジドリーム号という移動キッチンカーがあり、被災地に行ったりして活躍したりしているのだがこのオレンジドリーム3号が毎月のように(来ない月もあるのと台風や大雨で来れない時もある)来てくれる。ほとんどは総合…

  • 徳之島回顧録 その39(トンバラ岩)

    徳之島の北部の金見にはトンバラ岩という小さな島?というか岩場が海岸から4km弱の距離にある。徳之島にはこんな岩場を他に知らない(あるのかもしれないが)。奄美大島にはいくつかこんな岩があるのだが。この徳之島のトンバラ岩はスキューバダイビングと釣りの聖地となっているらしい。実はこのトンバラ岩は昔の民話では琉球の神様と徳之島の神様が力比べで綱でこのトンバラ岩を引っ張りあってこの位置になったらしいと本で読んだのだが引っ越しのどさくさでこの本が分からなくなってしまった。こんな時はネットで調べればとGoogle先生に聞いてみるが全然出てこない。なんか落ちもあったような話だった気がするのだが細かい事は全然覚…

  • 徳之島回顧録 その38(インターネット環境)

    徳之島での生活を決めることができたのはインターネットが出来るようになった現在だからであると思う。前もって島の情報が得れるのと、ネットによる買い物が気軽に出来ることだ。当時はインターネットはADSLの環境しかなかったが動画再生などすることもほとんどなかったので特に不便を感じることもなかったのだが光ファイバーが引かれて光通信が可能になった際にすぐ乗り換えた。キャンペーンとか大々的にやってたこともあるのだがダウンロードが速くなったことは色々恩恵があったと思う。だが、20時前後が急激に通信速度が落ちたりして不満もあった。台風のあと光ファイバーが断絶されて復旧がわからないといったことが2回ほどあった。今…

  • 徳之島回顧録 その37(梅雨入り)

    そろそろ沖縄が梅雨入りかと、テレビで言ってたがこちら奄美大島でも雨続きなのでそろそろ梅雨入りなのだろう。そういえば沖縄より先に奄美大島が梅雨入りしたのは去年だったかな?だいたい、梅雨入り前に雨が続いて梅雨入りして雨が降って梅雨明けしたら台風の影響とかで雨が降ってと雨ばかりじゃないか。誰だ、この時期に雨乞いしているのは。 今回も徳之島で撮った画像を公開します。 この岩に根付く植物たちの生命力は凄すぎる ハブというかコブラの頭のようだ。島でもこの岩を知らない人が多い。諸田か神之嶺かその付近にあったと思う。 タンカンがもう少しで食べごろ ヘリカメムシの一種だと思う youtu.be 上の画像をクリッ…

  • 徳之島回顧録 その36(犬の門蓋)

    徳之島の観光地で観光客に出会えるのは稀です。今回紹介する犬の門蓋(いんのじょうふた)に撮影のために訪れたのは10回ではきかないはず。だがここですれ違った観光客は数組だったと思う。ほとんど独り占め出来る。安いドローンを買って個々のメガネ岩をくぐらせる動画を撮ろうと何度か挑戦したが島の海岸沿いは基本的に風が強いプラスチックの軽いタイプのドローンでは風が吹いた瞬間に操縦不能となりとんでもない所に飛ばされている。海に飛ばされるのも時間の問題だったのとバッテリーが10分も持たないので挑戦できるのは2回までだったのでいつの間にか挑戦することもやめていた。 さて、この犬の門蓋という場所は昔大飢饉の時に野犬達…

  • 徳之島回顧録 その35(夕日)

    水平線に沈む太陽、水平線から上る太陽、これが気軽に撮れるのが島のいい所だ。天気さえよければ日の入り時間との日の出の時間を調べ、島の西側に行くか東側に行くかだけでいいのだ。いつでも撮れるものってのは実はいつまでたっても撮れはしないのだ。結局用事があってたまたま日が沈む時間と重なって夕日の撮影となる。いま考えればわざわざでも撮っておくべきだったなぁ。 さて、今回も徳之島で撮った画像を公開します。2009年に撮った画像は今回で最後となります。 犬の門蓋で撮ったものです 伊仙で撮ったものだと思う 雲が火の鳥を逆さにしたように見えるのは私だけ? ユリはゴールデンウイークあたりに一番咲いている。これは8月…

  • 徳之島回顧録 その34(どんどん祭り)

    徳之島では8月にどんどん祭りという、島では最大のお祭りがある。イベントとしてビーチバレー大会やサーフィン大会、ハレー舟大会、グラウンドゴルフ大会、ゲートボール大会、相撲大会が別日や別会場で行われるのだが私はそちらの方は見たことがなく、メインであるパレードと花火大会の撮影となるのだがこの大きさの島ならではでパレードは知ってる人間が何人か出ていたりで盛り上がる。顔の広い人ならなおさらだろう。最近の映像を見てみるとこのパレードに闘牛を参加させているようであるが私が撮っていたころには闘牛はいなかった。花火の撮影も初めてだったが雰囲気は伝わるだろうと思うのでご勘弁を・・・。 では2009年のどんどん祭り…

  • 徳之島回顧録 その33(夏目踊り)

    徳之島の病院で勤め始めた年の8月に勤務先のスタッフから今度の土日に夏目踊りがあるからおいでよ、と誘われた。一晩中飲んで食って踊ってとにかく楽しいから、と。何の予備知識もないままに行くことになる。標準ズームレンズと広角レンズとストロボを用意して土曜日の仕事を終えてからの参加となった。この夏目踊りとは徳之島町井之川で旧暦の7月に行われる先祖に対して収穫を感謝のお祝いをするものである。新暦が使われる今ではお盆後の最初の土日に行っている(鹿児島県のホームページ参照)らしい。まずは漁港や海岸沿いに陣を取り飲み食いを始めていた。この陣は実は毎回誰がどこかが決まっているらしい。ここでのご馳走は暗くなるまでで…

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  • 徳之島回顧録 その32(闘牛2009)

    つ、ついに闘牛のフォトムービーにたどり着いてしまった。徳之島にいた頃に聞かされていた話によると闘牛は徳之島の他に宇和島と沖縄で行われているんだと沖縄の闘牛のチャンピオンは徳之島で勝てなくなった牛を向こうで訓練し直したもので宇和島の闘牛は決着をつけないので最強は徳之島の闘牛なんだと。飲みの席で言われたことなのでいい加減でも仕方ないのだがずっと今まで信じ込んでしまっていた。改めて調べてみると全国で闘牛は岩手県久慈市、新潟県長岡市・小千谷市、島根県隠岐の島町、愛媛県宇和島市、鹿児島県徳之島町・天城町・伊仙町、沖縄県うるま市と6県9市町で行われている。このうち鹿児島県の3町(徳之島町・天城町・伊仙町)…

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  • 徳之島回顧録 その31(ハブ)

    徳之島の病院で初めて診察室をのぞいたとき、3人寝ていたのだが1人目はハチに刺された患者、2人目はハブに咬まれた患者、3人目は牛に突き飛ばされて患者だった。そこで、今までの病院とは明らかに違うことを実感した。 ハブに咬まれる患者は島全体でも年に数名でほとんどがハブを捕まえようとして咬まれている。ハブを持って行けば3,000円になるそうで昔は5,000円だったそうだ。そんな知識があった為、ハブに咬まれることはよっぽど運が悪いんだろうと思っていた。なので、夏場に短パンでスポーツサンダル足元が全然見えない草むらに平然と踏み込んだりしていたのだが天城町の当部という集落でオキナワウラジロガシ(木)を撮ろう…

  • 徳之島回顧録 その30

    毎日のようにコロッコロ変わる週間天気予報、あまり当てに出来ない。もうその日の天気次第で予定をたてるしかなさそうだ。 今回紹介する画像が台風のものなのでまたまた台風ネタをすることにする。借りていた部屋が2階ということもあり、夏場は留守中も窓を開けている。雨が降りそうで窓を閉めていると帰宅してから窓を全開にしても風があまり吹いてなかったり、風向きが窓の向きと合ってなかったりしたら夜間で外は涼しくなっているのに部屋の中は暑苦しかったりする。台風の時に雨が吹き込んでこない方の窓を少しだけ開けるようにする。これをしないとたまらない。特に停電になった時は扇風機さえ使えず体を冷やす手段は暗水シャワーしかなく…

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  • 徳之島回顧録 その29(Oh My God)

    今朝YouTubeで”奄美ハゲー音頭”というのを見つけてしまった。笑ってしまった。ハゲーまたはハケーは簡単に言ってしまえば感嘆符”!”である。もう少し説明すれば多分ハケーが”!”でハゲーが‼”だと思う。別の言い方をすれば”Oh My God”である。今は使ってる人は少なそうだが私は子供の頃はみんな使っていた。昔、赴任してきた小学校の先生が実はカミのご加護が薄かった人らしいのだが「島の小学生は素直で真面目でいい子が多いのだが自分のことをハゲと言ってバカにする」と嘆いていたそうだ。 徳之島では言葉の後ろにチョーを付けることが多いのだが病院勤務の頃にスタッフが「今日は院長がいんチョー」(今日は院長が…

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  • 徳之島回顧録 その28(バックアップを忘れずに)

    週間天気予報がガラッと変わってしまった。しばらく、雨ばかりのつもりだったので家での作業の計画。過去のハードディスクから昔取った画像のLowデータを引っ張り出して再度フォトムービーを新しいアプリで作り直そうと。初期に制作したフォトムービーはその場でスライドショーとクオリティーより手軽さがメインのソフトだったので解像度の低さが目立ってしまう。一応HD対応にはなっているのだがその後のソフトと比べると本当なのかと思えてしまう(当時は満足してたのだが)。という訳でハードディスクを確認していくのだが半分ほどが死んでいた。当時は画像処理ソフトにアドビのライトルームを使っていてそれで画像管理も行っていたのだが…

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  • 徳之島回顧録 その27

    台風1号が発生して数日までどこに行くのかわからなかったのだがどうやら日本列島の東の方を抜けるようである。2号も発生したのだがこの感じだと1号の後を追うように行くのではと勝手に都合よく考えている。だが週間天気予報が雨マークで埋め尽くされてしまった。しばらくはおとなしくするしかない。 私が徳之島に行った頃には台風がそれることが多く、それ以前10年くらいは台風による被害もなかったそうだ。だが、私が行ってから数年後に発生する台風のほとんどが徳之島を通過することがあり、その年は大変な被害を受けたのだがあちこちで屋根が飛んだとか電柱が倒れたとか台風の時に竜巻が発生してその通過路のものが破壊されていっただと…

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  • 徳之島回顧録 その26(南西諸島のフェリー事情)

    私が大阪から徳之島に来たのは大阪南港発沖縄行きの旅客フェリーでバイクを載せて来たのだが2017年に南西諸島の客の利用減少により廃止されたようである。私が子供の頃に何度かフェリーで奄美大島に来たものだがかなり混雑していて船内は燃料と嘔吐物の匂いで揺れはひどいし今考えれば最悪の環境だったと思う。波のある日などは下船して3日目くらいまでは揺れている状態だった。徳之島へ行く時は覚悟して乗ったのだが匂わないし揺れない。技術の進歩なのだろうが燃料の匂いは設計上の問題だったのだろうし揺れはハーネスの効果なのだろうが検索をしても引っかかて来ない(キーワードが悪いのだと思う)。フェリーが気に入ったので奄美大島(…

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  • 徳之島回顧録 その25

    年配者たちが病院通いをする理由に診てもらって安心したいのとコミュニティとしての役割があるようだ徳之島でも大阪でもそうだったのでおそらく全国的にそんな利用のされ方が多いようだ。そりゃあ年も取ればあちこち不調な個所も増えるので改善できればとも思う気持ちもよくわかる。そんな中に待合で知り合いやスタッフと話をしてそこで満足してる人たちがいるのだ。今はコロナ禍でだいぶ減ってはいるのだろうがこの人たちのために健康保険料が吊り上げられている気がして仕方がない。もっと地域の人たちが気軽に集まれるようなコミュニティを生み出さなければこのような人たちは世代交代をしながら病院を利用することになるのだろうと思う。 さ…

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  • 徳之島回顧録 その24(小学校入学式)

    徳之島の最大行事と呼べるものは小学校の入学式と成人式で間違いないだろう。と、言っても当の本人はそんなに大変ではないかもしれないがその家族と親戚たちははたから見ても大変そうなのだ。徳之島に行った最初の年はお誘いを受けなかったので平和に過ごせたのだが2年目からは小学校入学式と成人式の晩は島中を走り続けることになるのである。私は病院に勤めていたので病院スタッフの小学校入学式を迎える家を全部回るのである。だいたい10件前後になるのだがお祝いを持って行ってご馳走とお土産をいただいて帰るのだが私は酒が飲めないので楽しみ半減するのだが各家庭の島料理をいただけるのはうれしい限りである。訪ねていく方はお気軽なも…

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  • 徳之島回顧録 その23(奪われる言葉2)

    以前、奪われる言葉を書いたのだがまた最近ウクライナの首都をロシアで使ってる呼称のキエフからウクライナで使ってる呼称のキーフまたはキーウに変更するだとか。今回の件はもともと使用頻度が少ないので個人的にはあまりえいきょうないのだが”ロシアが悪いことをしている国なので変更します”と言ってるようで何か気に入らない。昔、中国が日本のことを倭と言っていたのだがこの字には従順であるとか小さいという意味があったので似た発音の和と大をつけて大和になったそうな。このような呼称や文字に悪意がある場合は変えるべきなのだろうと思うのだが今回のキーウは変える必要があったのだろうか? このようなことを慎重に考えていかなけれ…

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  • 徳之島回顧録 その22

    先日祖母の話をしたので父の出生の話をさせていただきます。父は台湾で1939年に三男として生まれた。長男と長女は日本で生まれてい次女・次男・三男(父)・四男が台湾で生まれている。四男以外はすでに他界していて台湾でのことを詳しく知る人間はもういない。推測になるのだが1930年代に台湾に渡ったのだと思われる。台湾ではサトウキビ工場の工場長だったらしく、大きなお屋敷でお手伝いさんまでいて裕福な生活を送っていたらしい。台湾の人たちとの関係も良好だったらしいが日本人の子供が持っていたお菓子を台湾の子供が取り上げたことがあった時、その台湾の子供は縛り上げられてかなりの折檻をされていて、互角の関係ではないのだ…

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  • 徳之島回顧録 その21(よもぎ餅の味)

    徳之島でたまによもぎ餅をもらうことがあったのだが、もらっといて言うのは何だか甘過ぎることが多い。実は大阪にいた子供時代に奄美大島から送られてくる小包の中にたくさんのよもぎ餅が入っていた。ばあちゃん(父方の祖母アリチヨ)が送り主なのだがこのばあちゃんが作ってくれたよもぎ餅がすごくおいしい。当時は当たり前のように家にあったのでおいしいとかおいしくないとかの感覚では食べていなかった。しかし、徳之島で時々もらったりするよもぎ餅に違和感が湧き、当時のばあちゃんの作る甘さを抑えたよもぎ餅がとてもおいしかったことに気づいてしまった。この気づきに数十年の年月を費やしてしまった。徳之島に来てから5年以上たってか…

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  • 徳之島回顧録 その20(ネコに感謝)

    このブログは徳之島でのエピソードと奄美大島での近況を載せてフォトムービーの過去に作ったものと新しく制作したものを紹介する形で、なるべく毎日書いていこうと思っているのだがどうしても乗らない日がある。そんな日は気軽に書くのをやめている。 昨日は母のところにいるネコの茶郎(チャロ〈いとこの娘が名付け親〉)が亡くなったためなにもする気にならなかった。この茶郎は徳之島から連れてきた茶子(チャコ)の息子である。奄美大島に連れてきた経過とかはネコのフォトムービー紹介の時に書くこととして、この茶郎は何年前からか急激に痩せていき毛並みも悪くなり去年の秋ごろには食欲もなく、脊椎と肋骨が毛皮の上からもしっかりわかる…

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  • 奄美大島風情 龍郷町赤尾木ぶらり

    今現在奄美大島の龍郷町赤尾木に住んでいるのだが父母が同級生だったというのと近所同士だったということもあり、ここには親戚が多い。とはいえ、全国に散らばっている親戚の方がはるかに多いのだが。徳之島にいたころと違い、なかなか撮影探索の意欲が湧いて来ない。天気が悪かったり、寒かったりのせいだろうか?とりあえず足元からということで赤尾木を撮っていくことにしよう。はて、どこまでが赤尾木なのだろう? 赤徳小学校と赤徳中学校がなんと同じ敷地内にある。両親が通ってた時はもちろんこんな立派な校舎はなかった。母の話では空襲で校舎は焼かれ青空教室で授業をしており、敷地はもっと広く真ん中に大きなセンダンの木があったそう…

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  • 徳之島回顧録 その19

    高齢者の自動車免許の返納の話題が高齢者の大きめの人身事故が起こる度に話題となる。10代、20代の事故率の方が多く、もちろん事故数も多い。なのに、高齢者の運転がいかに危ないかというのをメディアはけしかけてくる。本人が免許返納を嫌がってるのに家族が説得して返納させたという話も聞いたりする。聞けば、特に運転に問題はないらしいのだがテレビを見てると不安になってだそうだ。 徳之島ではもちろん高齢者ドライバーが多い。私も人の車に同乗させてもらうことがあったりするのだがある人の運転する車に乗った時だが会話も流暢で運転もしっかりしてて後で90代であることを知ったのだが私の運転より全然安心できると思った。しかも…

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  • 徳之島回顧録 その18

    徳之島に観光地が何ヵ所かある。これまでのブログで紹介してきた所とかだがそこで誰かに出くわすことの方が少ない。広大な景色を独り占め出来る。普通観光地での撮影は人がいなくなった瞬間を撮るとか観光客ごと撮ってしまうのがほとんどだろうが、徳之島では人が映り込む心配がないのだ。その代わりに食べるところもおみやげ屋もないのがほとんどだ。ある所は犬田布岬に喫茶店(スマイル)、ソテツトンネルにおみやげ屋くらいじゃないかな。 人が少ないのは寂しいのだが観光地の草むらで這いつくばって撮影してたりする私にとってはとても都合がいいのである。 今回も徳之島で撮った画像を公開します。 天気の日の農道を走るのも気持ちいい …

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  • 徳之島回顧録 その17

    春の選抜甲子園の大島高校の一回戦が0-8で負けてしまった。実は地元の新聞のテレビ欄で13:05となっていたので13:00よりNHKのニュースから見始めた放送が始まるとすでに8回で0-8になっていた。これはNHKの裏チャンネルでやられていたのか? そして、気が付けば試合終了。試合内容は点差ほど悪い内容でもなかったようだ。運が良ければ8点も入れられなかっただろうし、点数が入っててもおかしくない打撃もあった。も、もしも最初から試合が見れていれば試合の流れが変わっていたのでは? 残念だったのだがここまで来た事自身が快挙なのでご苦労様でしたと、言いたい。 さて、今回も徳之島で撮った画像を公開します。 色…

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  • 徳之島回顧録 その16

    徳之島はバイクで一周するとだいたい1時間くらいだと思う(計ったことないのだが)。撮影に行くときはレンズを多めに持ちながらどこに行くかを決めぬまま島をぐるっと回ってみる。天気や風を見ながら山に行くか海に行くかを決めていく。この道を抜けたらどこに行くんだろう?迷っても所詮島の中だ。そうやってウロチョロしてるうちに島の人もあまり知らない所を見つけたり。もう1度行こうと思っても2度とたどり着けない場所もあったりした。海がすぐそこにあって、生えてる植物も違ってと南国ならではの景色は毎度毎度テンションを上げることになる。とてもいい経験だった。 今回の公開画像は海の見える景色から 白い砂浜が広がる喜念浜。浜…

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  • 鹿児島県立大島高校甲子園出場おめでとうございます!

    明日はいよいよ大高(こちらでは大島高校を略して”だいこう”と呼んでいる)の甲子園での一回戦が行われる。実は8年前も大高は春の選抜高校野球に出場したのだがその時は21世紀枠での出場でした。私も徳之島にいた頃でしたが徳之島でも盛り上がっていて徳之島高校の野球部の子も喜んでいたのだが、もしも徳之島高校が出場出来ていたらとか思ったりしないか聞いてみたら実は最近の試合では徳之島高校が勝っていたと悔しそうに言っていた。意地悪なことを聞いてしまった。 今回は本当にすごいと思う。昨秋の九州大会で準優勝という結果がすごい。大高は進学校で練習時間は短く、グランドは他の部活と共有で交代で使用しているらしく、練習試合…

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  • 徳之島回顧録 その15

    ブログを始めたはいいがシステムがイマイチわかってない。きっと、アクセスが伸びないのはそのせいだろう(ほんまかいな)。そういえば徳之島に行ってすぐにブログをやってたんだっけ。撮影記録をブログにあげてた感じだったかな。gooのブログを使ってペンタックスで画像サーバーの無料サービスがあってそれを使ってたがそのサービスが終了したときにブログの更新も辞めてしまった。ルーチンが出来ていていたのだがそれが使えなくなった後に新しいルーチンを考え出す気力がなかった。前にも話したが診療放射線技師の2人体制で平日は2人とも出勤で勤務終了後は交代で救急患者の撮影を呼び出し対応していて、日祝日も特別診療があるので交代で…

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  • 徳之島回顧録 その14

    ペンタックスのレンズの中にフィッシュアイ10-17㎜という魚眼レンズのズームレンズが純正にある。魚眼レンズをズームにするというこの遊び心の発想だけでペンタックスでよかったと思えてしまう。カメラ歴がある人と話してると魚眼レンズを多用する私の撮り方を否定されてしまうことが数度あった。歪みというものにこだわってレンズも選んでいるんだろうけど、人間の目は実はかなり歪んでいるんではないかと思える。両目で見える中心部と片目でしか見えない両端部では違うはず脳が修正しているので自然に見えているだけで。 個々の広大な視野に映る水平線を表現するために広角でも超広角でさえも説得力が足りない。やはり、180°を表現で…

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  • 徳之島回顧録 その13

    徳之島から飛行機で大阪や奄美大島に行くことがあるのだがそのチケットを旅行会社で買うときに店員から「綺麗な大阪弁を使いますね。大阪の方なんですね。」と言われたことがある。綺麗な大阪弁なんて聞いたことがない。実は私だけが使うことが出来る特殊なスキルなのか?よくよく聞いてみると徳之島の人は大学や就職で大阪に行きまた戻ってきている人が多く、その人たちが大阪弁を使うのだが何かが違うらしい。そりゃあそうだこっちは赤ん坊の頃から大阪弁を英才教育されて来てるんだ。にわか仕込みの大阪弁と比べてもらっちゃあ困るってもんよ。やはり、イントネーションはやっかいなもので指導を受けながら演技する俳優たちも微妙なイントネー…

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  • 徳之島で一番栄えているのは亀津(かめつ)という所で買い物、食事、飲み屋、娯楽施設、病院、公共施設等が歩いて行ける範囲に集まっている。日本中見渡してもなかなかこんな所はないと思う。おかげで年をとってから他の集落から亀津に来る人が多くいるらしい。それ以外の集落でもスーパーがあるので山の方に住んでない限りあまり不自由な思いはないと思う。 に、比べて今住んでる奄美大島龍郷町の赤尾木は歩いて行ける範囲には商店しかないスーパーは車で10分くらいで東に行けばAコープ、西に行けば前にも紹介したスーパーとホームセンターがくっついたような店舗のビック2がある。車で10分となるとどうしても買い溜めすることになるのだ…

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  • 徳之島回顧録 その11

    今回は徳之島ではなく奄美大島の話をさせていただきます。徳之島でも同じようなことがあるかもしれませんが当時そのことを聞いたこともなかったのでわからないのですが・・・。 いとこが福祉施設にいた頃、満月の度に年寄りがざわつき出すらしい。その年寄りは今日が何日で何曜日とかを認知症で理解していないそうだ。話を聞いていた私の脳裏にはマイケルジャクソンのスリラーに合わせて踊りだす年寄りの姿が・・・。妄想を引っ張るのは止めにして結論から言ってしまえば、こちらでは新月の日と満月の日の月に2回墓参りに行く習慣がある。その為、旧暦をいまだに大事にしているようだ。だから旧暦のお盆には休業してるところが多いので観光でく…

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  • 徳之島回顧録 その10

    徳之島の四季は本当に四季といえるのか夏・冬がメインで春・秋が感じられることが少ない。春物・秋物の服がほとんど必要がない。着ない年がほとんどだ。現に今日はもうTシャツと半パンで過ごしている。だいたい11月までが半袖Tシャツでいける。 冬も本州と比べるとかなり暖かく天国のように思える。徳之島に来た年はみんなが寒がってるのが不思議なくらいだった。1年経てばこの寒さがわかるよとここの気候になじんだ時はもう冬が寒く感じられるようになっていた。 だいたい、平均すると(私の感覚だけど)冬は10℃以下の日が数日あるくらいでそこをやり過ごせば暖房無しでもなんとかなりそうな感じだ。 そういえば職場に応援ナースが来…

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  • 徳之島回顧録 その09

    徳之島風情というのは徳之島で撮影した画像をフォトムービーとして作成したDVDのタイトル名なのだが結構気に入っている。徳之島の風景、動植物、行事を含めたいい言葉がないかと思案してひらめいたのがこの風情だが、言葉の響きとしての"ふぜい"はあまりピンとこなかったのだが"風"と"情"の文字の組み合わせが当時とてもよく感じた。 言葉ついでに脱線するが何かを命名するときはすごく慎重にすべきだと思う。特に多くの人が使うであろう言葉は特にである。例えば携帯電話は当時みんなは略して"ケイタイ"や"ケータイ”と呼んでいた為、"携帯する"という本来の意味の言葉が誤解を生むので気軽に使えなくなってしまっていた。"スマ…

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  • 徳之島回顧録 その08

    今日はビック2(奄美大島の龍郷町にあるスーパーとホームセンターがひっついたような少し大きめの施設)でケンタッキーのチキンが発売されたので買いに行った普通のチキンが4つと照り焼きチキンみたいなのが1つついたセットで1400円だ。チキン6つで1000円だった頃のイメージが強いので毎回高いなぁと思いながらも買ってしまう。だいたいこっちでは2か月に1回以上は販売しているような感じだ。徳之島では私が行ってから何年か経ってからダイマル(亀津にある大きめのスーパー)で年に2,3回販売されていた。販売前から行列ができるほどの人気だった。だいたい日曜の午前中に販売されるのだが日曜祝日も病院では特別診療と言って整…

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  • 徳之島回顧録 その07

    徳之島では甘い醤油がよく使われている。徳之島だけでなく奄美大島もそして九州の多くの地域ではこの甘い醤油を使うところが多いようだ。郷に入っては郷に従えとも言うし、ここはGo、Go、Goで使ってみることにした。醤油というのは最後の味の調整とかで使ったりするのだが入れれば入れるほどイメージしている味とはかけ離れていく。駄目だ、自分には使いこなせない。結局、スーパーでキッコーマンを買い直していた。私の舌はチャレンジャーではないようだ(自分が料理したものだけです。ほかの人が料理してくれたものはこの甘い醤油で美味しくいただいてました)。 写真の撮り方が理系だと言われたことがあるのですが自分ではラテン系のノ…

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  • 徳之島回顧録 その06

    徳の島の病院では私の職種の診療放射線技師は2人でやっていた。私が来る前は1人でやっていたというので想像するだけで大変さがわかる(近くの病院から応援を呼んでいたそうだけど)。当直は無しで夜間の急患に対しては呼び出しである。2人で交代なので結構きつく、一晩に3回呼び出しなどもよくあった。たくさん呼ばれた月は稼いだなぁと給料明細を見て疲れている自分をごましていたものだがどんなに呼び出されても1か月分の呼び出し手当が医師の一泊の当直手当におよばないことに気づきやってられない気分になった。人は不思議なもので比較しなければ幸せでいれたはずなのに何故か隣の芝生をのぞいてしまう。そしたらやっぱり青いのだ。気の…

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  • 徳之島回顧録 その05

    徳之島では普段はバイクで移動しているのだが休みでどこかに出かけた翌日はだいたい「昨日はどこどこにいたでしょう」とか職場のスタッフに言われる。たまに車を借りてどこかに行っても翌日には言われる。どうやら車種で人物を見分けているのではなく運転席の人物をちゃんととらえているのである。恐るべき動体視力、そしてアナログ顔認証。監視カメラより怖いと思った。 そういえば軽トラの後ろを走っていると突然横断歩道も何もないところで停止するではないか対向車の軽トラも横付けするように停止して窓を開けて世間話を始めだした。こっちはバイクだったのですり抜けてバックミラーを見ると軽トラの後ろの車はクラクションも鳴らすこともな…

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  • 徳之島回顧録 その04

    2008年末徳之島に来たのだが、それまでは大阪で40年以上過ごしていたことになる。大阪では職場内のイベントとかの撮影をコンパクトデジカメでしていたのだが職場の理事長がカメラ好きでキャノンのデジタル一眼レフを持っていて印刷を手伝ったりしてるうちに欲しくなってしまった。ちょうどその頃に買ったカメラ雑誌の特集がニコンD70とペンタックスK10Dの比較だった。なぜ選んだのかは覚えていないのだがペンタックスが自分に合ってると思えてしまった。少ない休みの日には近くの鶴見緑地公園、京都、実家の箕面へと繰り出した。撮影スタイルも決まってないのでなんとなくレンズを増やしていくうちに出会ったのがLimtedレンズ…

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  • 徳之島回顧録 その03

    サクラ🌸 こちらで桜と言えば緋寒桜(ヒカンザクラ)になります。ソメイヨシノは難しいのでしょうね。奄美大島の湯湾岳だけ(シャレのつもり)で駐車場付近で見たことがあります。 緋寒桜は1月の終わりから2月くらいに咲くのだが、今回はどこにあるのかの情報を得ないままに島を探索(性分として行き当たりばったりが好きなんだと思う)、道を走りながら見つけては撮っての繰り返し。そんなに多く見つけられたわけではないのですが・・・。 では、桜を見るかい?(決して総理主催で行われていた桜を見る会を茶化した訳ではございません。) 基本的に写真は撮影した順番にしているのですがつぼみを前に持ってきてしまいました。多分同じ日に…

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  • 徳之島回顧録 その02

    徳之島に来る前に南西諸島の本をいくつか読んでいて中でもユタ、ノロ(シャーマン、霊能者、神様)関係のものが面白かった。なんでも、ノロの子供が盗みの疑いをかけられた時に自分の子供が罪を犯したのならば殺してくれ、さもなければ疑った者の子供を殺すようにお願いし、自分の子供の無実を証明したのだとか。つまり、疑った者の子供が死んでしまうという、そんな恐ろしい面も持っているという話だ。(人によるんだろうけど) 島の医療機関で診療放射線技師として勤めることになったある時に看護師が患者を連れてきて緊張した面持ちで耳元で「ノロかもしれないので気を付けて!」と囁き、とっとと去って行ってしまった。その日もとても忙しく…

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  • 徳之島回顧録 その01

    徳之島での生活、趣味の写真を語っていきます。

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  • YouTube立ち上げてみたんだけど

    十数年前より大阪から徳之島、それから最近奄美大島龍郷町に在住しているのですが当時徳之島で撮った画像を2009年、2010年、2011年と1年ごとにDVDにしてみると想像していた以上の反響がありました。それから数年間は撮影は続けてましたがいつの間にかカメラを手にすることもなくなってしまった。 しかし、10年以上も前に作ったDVDを「今も時々見ています。」と言ってくださる人もいまして、奄美大島に移り住んで環境が変わりまた始めようかという気分になってカメラ(PENTAX K3D Mark3)とデスクトップPC(以前のは起動すらしなかった)を買い。 いざYouTubeへ。 と、思ったが新しく導入した画…

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