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2022/03/05

  • 【読書】「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【経済編】公立高校教師You Tuberが書いた」を読んだ

    世界史の経済の観点から解説した本です。 本書を読んで感じたことですが、 ・お金が戦争の原因になっている。 ・お金はやっぱり単なる紙切れ(信用の裏付けがあるだけ)なんだなー。 でしょうか。 歴史の中で、強い国が移り変わっていくのですが、結局、滅ぶ国は、財政が苦しくなることに原因があることや、お札を擦りまくって通貨の価値が下がりインフレになったり、税金を上げて国民の反乱が起こったりすること、がよくわかります。(どこかの国のよう) MMT理論は、お金を刷ることで景気をコントロールすることができるのかもしれませんが、インフレのコントロールが難しいのも現在のアメリカのインフレを見ても事実であり、結局、国…

  • ビットコインへの投資はありか?

    最近、暗号資産の勉強を少しはじめています。ビットコインは暗号資産の中でも時価総額が最も高く、投資としてどうなのか、少し考えを整理してみました。 ●ブロックチェーンとは? ブロックチェーンはデータベースの一種で、取引の記録を暗号技術を用いて多数の参加者に分散して保持させる仕組みです。 仮想通貨「ビットコイン」の基幹技術として発明されましたが、従来のデータベースや情報管理システムと比べ、データの構造や管理方法において改ざん耐性に優れていることから、さまざまな分野での活用が期待されています。 ブロックチェーンの技術はともかく最大の発明は、分散での合意形成の中に「経済インセンティブ」を組み込んだことで…

  • 【読書】「お金以前」を読んだ

    マネーリテラシーを高める上で一般教養が大事です。 こういうことをもっと若い時からわかっていればと思いながら、本書を読みました。 【本書の紹介文の引用】 お金のことを知りたいと調べたときに、「こういう細かいことではなく、そもそもなんでここに投資すべきなのかを知りたい」「もっと根本的にお金について知りたい」などと思ったことはないでしょうか? この本のゴールは、あなたのお金のリテラシーをあげることです。 資産防衛や投資、住宅ローンや老後のための貯金など、行動する前に知っておくべきことは山のようにあります。 しかし、現在お金に関することは複雑で多岐にわたり、そもそもをわかりやすく説明することは意外に難…

  • 【読書】「シンプルで合理的な人生設計 橘玲」を読んだ

    橘玲氏が合理的な人生設計の方法を述べている本です。 ----- 【本書の紹介文の引用】 前著『幸福の「資本」論』にて、幸福を「金融資本(資産)」「人的資本」「社会資本」の3つの資本で定義づけし、「幸福な人生」のモデルを提示した著者・橘玲氏。今回は、「幸福」な人生を最適、効率的に達成するための「成功」へのアプローチについて「合理性」という横軸を3つの資本に加えることで新機軸を打ち出した。人生はトレードオフの連続でそれ故に選択が重要になる。同じ成果ならリスクが少ないがよいという「リスパ」など魅力的なキーワードを配しながら、制約の多い現代社会を生きていく上での「合理性」と「幸福」について追及する書籍…

  • 【読書】「世界インフレと戦争 中野 剛志」を読んだ

    現在起こっているインフレに関して、わかりやすく解説した本です。 【紹介文の引用】 世界が物価高騰に襲われている。この高騰は、景気の過熱に伴う「デマンドプル・インフレ」ではなく、景気後退・政情不安を招く「コストプッシュ・インフレ」の性格が強い。その背景にあるのは、グローバリズムの終焉という歴史的な大変化だ。このようなときには安全保障の強化や財政支出の拡大が必須だが、それらを怠ってきた日本は今、窮地に陥っている。世界秩序のさらなる危機が予想されるなか、もはや「恒久戦時経済」を構築するしか道はないのか。インフレの歴史と構造を俯瞰し、あるべき経済の姿を示した渾身の論考。 アメリカで発生しているインフレ…

  • 【読書】「自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ ちきりん」を読んだ

    自分の意見を出すことが大事なことがよくわかる本です。 【紹介文の引用】 「どんな問題にも正解がある」と思っている方、ぜひ本書を読んでください!仕事・経営・キャリア・結婚・離婚・医療・介護など人生を左右するような重要な問題にはいずれも「正解」はありません。そんな「正解」のない問題があふれる時代でありながら、どうしても他人に影響されてしまう社会で必要な、「自分だけの答え」のつくり方を教えます! 1.意見を言うことに価値がある 仕事でも、もちろんですが、世の中、正解がないことがたくさんあります。 自分なりに考えて発信することが大事なのかと思います。課題があったとき、単に選択肢だけをあげて、どうします…

  • 【読書】「Issueよりはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」」を読んだ

    仕事で提案書の作成に悩んでいて、本書を再読しました。 【紹介文の引用】 イシューからはじめるとやるべきことは100分の1になる!「ロジカルシンキング・問題解決の決定版」「AI×データ時代の必携書」脳科学×戦略コンサル×ヤフーのトリプルキャリアによる究極の問題設定&解決法。コンサルタント、研究者、マーケター、プランナー…生み出す変化で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術。イシューとは?あなたが問題だと思っていることのほとんどが、「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。イシューとは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりして…

  • 【読書】「生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの 伊賀康代」を読んだ

    マッキンゼーの元人材育成マネージャーの方が、生産性に関して書かれた本です。 ちなみにこの方は、人気ブロガーのちきりんさんではないかと言われています。 いまの「働き方改革」において、最も重視されるべきは生産性である。かつて日本企業は生産現場での高い生産性を誇ったが、ホワイトカラーの生産性が圧倒的に低く世界から取り残された原因となっている。生産性はイノベーションの源泉でもあり、画期的なビジネスモデルを生み出すカギなのだ。本書では、マッキンゼーの元人材育成マネージャーが、いかに組織と人材の生産性を上げるかを紹介する。 本書の中でも共感したのは、「管理職の使命はチームの生産性向上」という点です。 ・部…

  • 【読書】「未来の働き方を考えよう ちきりん」を読んだ

    伸び続ける定年や、夫婦共働きにより家庭と仕事の両立は男女共通の課題へといった潮流。 大企業から個人へ、グローバリゼーション(先進国から新興国へ)、ストック(資産)を持っている人から 稼ぐ力(フロー)を持っている人へのパワーシフトなどから、今後、どういった働きかたは必要になるかが本書では書かれています。 【紹介文の引用】 定年延長で、みんないつまで働くの?死ぬまでお金に困らない人とは?ITの発展、グローバル化、人生の長期化―パワーシフトが進む大変革の時代のなかで、私たちはどう働き、どう生きていけばいいのか。「人生は二回ある」と説く大人気社会派ブロガーによる自分らしく楽しい人生設計を考えるヒント。…

  • 【読書】「「国の借金は問題ない」って本当ですか?〜森永先生!経済ど素人の私に、MMTの基本を教えてください。 森永康平」を読んだ

    MMTをわかりやすく説明している本です。 作者の森永氏の父親は森永卓郎氏ですが、父親とは異なるキャラで冷静な受け答え、わかりやすく説明をすることができるかたです。 森永先生、「国の借金は問題ない」って本当ですか?増えつづける国の借金、増大する税の負担、円安に伴うインフレ懸念などなど。「日本はこれからどうなってしまうんだろう?」「日本は財政破綻してしまうのではないか?」そんな雰囲気が漂う昨今ですが、森永康平先生によると、次のような答えになります。「国の借金は問題ありません」「銀行がお金を生み出しているんです」「税金は国の財源ではありません」「ハイパーインフレは起きません」え? 本当なんでしょうか…

  • 【読書】「ドイツではそんなに働かない」を読んだ

    ドイツですが、長期休暇が長いイメージがあります。日本よりも仕事の生産性が高いと聞いて本書を読みました。 「労働時間が日本より300時間(/年)短くて、時間当たり生産性が1.4倍」のドイツに学ぶ、働き方。「決定はすぐやる、作業は明日」「会議の目的をはっきりさせる」「超・簡潔なメール」……ドイツには、自立・独立の強い意識と、人生の中での優先順位の明確なつけ方がある。リモートワーク全盛で、働き方を否応なしに変えなければならない今、ドイツのやり方をヒントにすれば、より快適な働き方・生き方に近づける。 日本人は10の仕事に、その緊急の仕事を加える。ワークライフバランスのワークに重きを置きすぎるということ…

  • 【読書】「自分の時間を取り戻そう ー ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 ちきりん」を読んだ

    「忙しくて時間がない」 そういう人は多いと思いますが、本書は「生産性」に関して、あらためて考えさせられる本です。 【紹介文の引用】 仕事よりも、自分優先で生きる方法を教えます!残業ばかりで限界の管理職、正樹。家庭と仕事の両立に悩む母親、ケイコ。働きづめのフリーランス、陽子。会社が伸び悩んできた起業家、勇二。多忙で余裕のない4人の物語からわかる「忙しさの本質」と「日本で働く人たちの問題点」とは?そして今、世界中で進みつつある「大きな変化」とは?2つの視点から明らかになる、1つの重要な概念と方法論。超人気“社会派ブロガー"が「現代を生きぬくための根幹の能力」を解説する、大好評シリーズ第3弾! 「忙…

  • 【読書】「任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代」を読んだ

    任天堂の急成長期に活躍した横井軍平氏の話です。 【本書の紹介文の引用】 カリスマ経営者・山内博の右腕として、「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」など黎明期の任天堂のほとんどのヒット作を生み出した伝説の天才開発者・横井軍平の生涯を描く。斬新な発想の陰にあった苦悩とは? 「枯れた技術の水平思考」とは、安くて古い技術の新しい使い道を考えることで、新しい商品を生み出すという手法のことです。 この言葉は任天堂で数々のおもちゃを生み出した横井軍平氏によるもので、その手法は「ウルトラハンド」「ラブテスター」「ゲーム&ウォッチ」などのおもちゃに体現されています。 また、横井軍平氏が任天堂を退社した後も「枯れた…

  • 【読書】「いま生きる「資本論」 佐藤優」を読んだ

    「資本論」を皆さん、読んだことはありますでしょうか。 本書は、元外交官である佐藤優氏の講義した「資本論」の解説本です。資本論では、資本主義システムの構造や内的論理を解説しています。 「資本論」を理解しておくことは、この社会の構造を理解しておくことと同じです。社会の構造を理解しておくことにより、我々が仕事をしやすかったり、生活しやすくなるのかもしれません。 【紹介文の引用】 サビ残、低賃金……、あなたの人生の苦しみの六割は本書で確実に解決できる。カネの本質を知り命を守る、佐藤流「超実践講義」。ソビエト崩壊後、貨幣代わりに流通したマルボロから「一般的等価物」を語り、大使館にカジノ代をたかる外遊議員…

  • 【読書】「人望が集まる人の考え方 レス・ギブリン」を読んだ

    人間関係が上手くいかない、そんな悩みを抱えていないでしょうか? 私もそんな悩みを抱えている一人です。 人間関係を改善したい人に、おススメしたい本です。 【紹介文の引用】 中田敦彦のYouTube大学で紹介 !(2022年12月17,18日)著書累計500万部! カーネギー『人を動かす』と並ぶ世界的名著人生に成功と幸福をもたらすのは、人間関係を築く技術である。本書では小手先のテクニックではなく、人間の本性に対する理解にもとづいた「基本原理」を紹介していく。 要約すると基本原理は、以下4つとのことです。 1.すべての人は程度の差こそあれ自分本位 2.すべての人は自分に最も強い関心を抱いている 3.…

  • 【読書】「身銭を切れ ー--「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質 ナシーム・ニコラス・タレブ」を読んだ

    タイトル通りの本です。リスクを引き受けるリターンを得よう、 一方でリスクを引き受けずに、リターンを得ようとする人々を批判しています。 魂を捧げた先にしか、価値ある「生」はない。不確実で予測不可能な世界で私たちがとるべき「生き方」とは――『まぐれ』『ブラック・スワン』『反脆弱性』の著者にして、世界最高の「知の巨人」タレブが、リスクと人生の原理原則を書き尽くす。 身銭を切るという機構が備わっていないシステムは、不均衡が蓄積していくと、やがて吹っ飛ぶ(ブラックスワン)とのことです。 私も株式投資をやってますが、正規分布を前提にした説明には違和感があります。株式投資はテールリスクが太く、べき分布と言わ…

  • 【読書】「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」を読んだ

    両学長のYoutubeでおススメだったので、本書を読みました。 ちなみに本書の内容(PDF)は無料で共有されています。 購入してから知りました。。(泣) https://www.sunmark.co.jp/book_files/pdf/978-4-7631-3979-5.pdf 本書にも記載がありましたが、「金儲けのために書かれている本を読むな」という提言からつながる部分なのでしょうか。 アメリカ起業界の仕組みを一新した男、ナヴァル・ラヴィカント。エンジェル投資家とスタートアップを結ぶ「AngelList」創業、彼の出現以後、全米のスタートアップ創業スピードは飛躍、法律までをも変えてしまう。個…

  • 【読書】「IT全史――情報技術の250年を読む」を読んだ

    ITの歴史、気になると思い、手に取りました。 産業革命のあと、フランスで腕木通信と呼ばれる技術が誕生したのが1794年。そして、レイ・カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」、すなわちコンピュータの能力が人間を超え、これまでとまったく異なる世界が現れるのが2045年とされている。本書は、この間250年の物語だ。情報技術の過去を振り返り、現在を検証し、将来を構想する。 メインフレームの話から始まると思いきや、250年前の通信の話からでした。 まず遠距離通信の手段として「腕木通信」というもの話。 木製の柱の両端に二枚の板を取り付けて、それぞれの角度により情報を遠距離に目視で通信することができるよ…

  • 【読書】「老いてきたけどまあ~いいか 野沢直子」を読んだ

    作者は、元お笑いタレントの野沢直子さん。若い人はご存じない人もいるかもしれませんが、フジテレビのバラエティ「夢で逢えたら」や、MBSラジオ「ヤングタウン」など、大活躍していた方です。 【本の紹介文】 ふとスタジオにあるモニターを見て『あれ、フナがいる』と思ったら自分の顔だった。野沢直子の「自由な老後」のすすめ。 野沢直子さんは現在59歳ですが、 ・50代はいろんなところが老いてきているが、70代や80代に比べるとまだまだ元気に動ける。 ・還暦も目の前に迫ってくれば、老いの文字が迫ってくる感じもする。 というふうに自分の年齢を感じているそうです。 共感したのは、 ・若者よ、それでいいのか発言は避…

  • 【読書】「ドムドムの逆襲――39歳まで主婦だった私の「思いやり」経営戦略 藤崎忍」を読んだ

    テレビで社長の話を聞して興味を持ち、本書を読みました。 39歳まで主婦で社長??っというのは、誰もが思うのではないでしょうか。 【紹介文の引用】 かつては400店舗あったが、現在は20数店舗まで減少して「絶滅危惧種」と言われているハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」。しかし2018年に藤崎氏が社長に就任して以来、「丸ごとカニバーガー」など話題商品を連発し、勢いを取り戻している。彼女は39歳まで専業主婦でありながら、その後、109のショップの店長となり、売上を倍増。さらに新橋の居酒屋の女将となり、予約困難な人気店に育て上げるなど、異例の経歴の持ち主だった。彼女の破天荒すぎる人生がテレビ朝…

  • 【読書】「稲盛和夫のガキの自叙伝」を読んだ

    私の履歴書、稲盛和夫氏の話です。 度重なる挫折にもめげず、人一倍の情熱と強い信念を持って京セラを世界的企業に育てた硬骨の経営者、稲盛和夫の自伝。「経営は利他の心で」「心を高める経営」という独特な哲学、そして忘れがたき数々のエピソードを熱く語る。 ご存じのとおり、京セラやKDDIの創業者です。倒産したJALを再生したことでも有名です。 決して恵まれた環境で育って、仕事してきた人ではありません。幼少期は貧乏、病弱、進学でも挫折。はじめの就職先の会社は潰れかけの会社でした。そういった逆境を努力と才能、幸運で苦境を乗り越えた成功者です。 私は、稲盛氏には宗教のようなものを感じます。 アメーバ経営での一…

  • 【読書】「戦の国 冲方丁」を読んだ

    戦国武将の短編集ですが、面白かったです。 織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼。戦国時代を駆け抜けた6人の真の姿を描き切る。『天地明察』『光圀伝』と傑作を残してきた著者の、新たな代表作。 少し紹介すると、関ケ原の戦いで西軍を裏切った武将、小早川秀秋の話。彼は自分の利発なところを、生き延びるために暗愚を装っている人間として描かれています。最後、これから邪魔になるであろう武将として、家康に毒殺されるという話です。 毒殺はフィクションな気がします。ちなみに加藤清正など豊臣恩顧の武将が、1611年あたり次々病気で死んでいくのは毒殺説が、よく歴史小説で描かれていますが、一説には梅…

  • 【読書】「不況もまた良し 津本陽」を読んだ

    「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助氏の歴史小説です。 徒手空拳、九歳で和歌山の農村から出た松下幸之助は大阪・船場の自転車店で働き、商売を体に叩き込んだ。やがて自ら考案した改良ソケットの工場を創業、親族会社から、世界の頂点に君臨する企業グループを作り上げた。戦前から戦後まで、想像を絶する不況をバネに、独創的な発想で日本経済を牽引したカリスマの生涯を描く画期的歴史小説。 私は松下幸之助氏の「道を開く」を若い時、愛読していたので、悟りきったような人をイメージしてました。実際は、かなり短気だったそうです。それは仕事を真剣に考えている人なんだからでしょうか。 印象に残ったのは、「経営者には、とくに先見性…

  • 【読書】「世界大異変-現実を直視し、どう行動するか ジム・ロジャース」を読んだ

    日本のことを悲観的に言っている人で、あまり、この人の本を読む気はしなかったが、一度、読んでみようと手にとりました。 世界的投資家にロングインタビュー、緊急出版!アフターコロナの世界経済、国際政治はどう動くのか。株バブルの行方、商品の時代の再来、円安、インフレ、資産防衛…最良の一手とは?驚愕の未来予測! 書いていることのいくつかポイントです。 ・お金を印刷し続ければ続けるほど、次のクラッシュがひどいものになる。その中で一番ダメージを受けるのは日本 ・次の覇権は中国。 ・アメリカは過去最高の借金。安全通貨ではない ・日銀が緩和を続ければ円安は続く ・円安になった際に、上昇するだろうものを保有すべき…

  • 【読書】「14歳から知る日本戦後政治史」を読んだ

    最近、戦後史に興味があります。自分の両親や自分が小さいときの出来事を照らし合わせながら、こんなことがあったのかと物思いにふけます。 14歳から読める!わかる!カラ―図版満載の大好評図解シリーズ! 第6弾!!「図解」で俯瞰すると見えてくる日本の戦後政治、日本とアメリカの「相互関係」の構造と歴史。 図解で、戦後の日本の政治がわかる本です。結局、アメリカに逆らえないということがポイントなのでしょうか。 太平洋戦争は、アメリカに目をつけられ敗戦。戦後、日本は高度成長を続け、アメリカに対して巨額の貿易黒字を出し、世界経済でほとんどひとり勝ちといっていいような状況になりました。これにアメリカは不満を持ち、…

  • 【読書】「バカと無知ー人間、この不都合な生きもの 橘玲」を読んだ

    橘玲氏の本は、何作も読んでいますが、本書も面白かったです。 【本書の紹介文の引用】 正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。 他人の評価より自分のことを過大評価する、という話があったが、最近、そう思う話があった。 昇進した同僚を見て、あいつよりもという考え方…

  • 【読書】「不動産の未来」を読んだ

    マイホームに少し憧れがあるものの、手が出ず。 本書を読んで、ますます買えないなあと思いました。 【紹介文の引用】 不動産に地殻変動が起きている。高騰化の一方、コロナによって暮らし方、働き方が変わり、住まいの価値観が変容している。こうした今、都市や住宅の新しい価値創造は何かを捉えた上で、マイホームを選ぶことが重要だ。業界の重鎮が提言する。 マンション価格は高騰し続けていますが、実は超低金利政策の恩恵を受けた投資家や海外投資マネー、そろそろ相続が必要な高齢富裕層が値段を上げているとのことです。 実需で購入するのは、世帯年収が1000万円を超えるパワーカップルくらいではないかと。 人口の減少を続ける…

  • 【読書】「世界インフレの謎」を読んだ

    現状の世界インフレに関して、わかりやすく解説している本です。 【紹介文の引用】 なぜ世界は突如として物価高の波に飲み込まれたのか?ウクライナの戦争はその原因ではないことは、データがはっきりと示している。では"真犯人"は……?元日銀マンの物価理論トップランナー、異例のヒット『物価とは何か』の著者が、問題の核心を徹底考察する緊急出版! つい最近まで、低インフレが当たり前(特に先進国)のような空気だったのですが、現状、アメリカを中心に半世紀ぶりのインフレが襲ってきています。 需要>供給のアンバランスが物価上昇につながるのですが、今回のインフレは供給が低いことが理由とのことです。 なぜ供給が低いかとい…

  • 【読書】「本多静六 若者よ、人生に投資せよ」を読んだ

    「私の財産告白」など、本多 静六氏が書いた本を何冊か読みましたが、本書は本多 静六氏の評伝になります。 【紹介文の引用】 わが国初の林学博士として、日比谷公園をはじめ日本中の公園の設計、そして明治神宮の杜の造林に携わり、関東大震災後には東京復興計画の策定にも関わった。一方、大投資家として巨億の財産を築きながら、後年、そのほとんどを寄付し、若き世代を育てる礎とした。彼の名は、本多静六。これほど大きな仕事を成し遂げたにも関わらず、現代の日本人にあまり知られていない。『白洲次郎 占領を背負った男』で知られるノンフィクション作家・北康利氏が、本多静六の功績と生涯をたどり、知られざる偉人の実像に迫る渾身…

  • 【読書】「知識ゼロからの空き家対策」を読んだ

    田舎の空き家処分を考えており、勉強のために本書を読みました。 ポイントとなる知識を以下にまとめます。 空き家放置によるリスクは5つです。 1. コスト 持っているだけで固定資産税などコストがかかる。最近、役所から雑草が道路に出ているので処分するよう役所から依頼が来たりしました。。。遠方なので、業者に頼むしかなくお金も発生します。 2. 建物の劣化 適切に管理しなければ、外観や内部が劣化していきます。 3. 地域環境の悪化 近所の人からすると、空き家があると環境がよくなく感じるだろうし、放火や不審者の侵入、ゴミの不法投棄なども起こりうります。 4. 損害賠償 倒壊などで、人や隣家に損害を与えた場…

  • 【読書】「池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」 / もっと若い時に読みたかった」

    資本論を読もうとして、難しい文章に挫折したことありますが、池上彰氏の本はやはりわかりやすかったです。 世界的大不況の中、今あらためて注目されているマルクスの「資本論」。この難解な書を、ジャーナリスト池上彰が、高校生を前に実際に講義で解説した、わかる『資本論』の決定版! 派遣切り、就職氷河期……。資本主義は人間を幸福にするのか? 池上彰が高校生との14時間の集中講義で、「資本論」とは何か、を解き明かす。池上さんだから納得! 資本論は、資本主義が発展すればするほど、労働者の労働条件はどんどん悪くなるということを、構造的に説明した本です。 この本をもとに社会主義・共産主義が歴史的にできたことを考える…

  • 【生活】我が家の空き家問題

    今増え続ける空き家問題。以前の記事で紹介しましたが、実は他人事でなく、私も空き屋問題を抱えています。 祖父名義の家が、父方の田舎の地方都市にあります。 故人である父親には、兄弟が3名いますが、処々の相続問題で喧嘩の上で疎遠となり、そのまま家は放置の状態になっています。 土地は、血縁関係のない複数人の名義となっていて、問題を更に複雑にしています。 弁護士に依頼して戸籍を辿っていくと、なんと20名以上いることがわかりました。(まだ弁護士にて調査継続中・・) たぶん自分が相続人であることを知らない人達ばかりだと想像するので、話をすると所有権を譲ってもらえるとは思いますが、仮に判断ができない認知症の人…

  • 【読書】こうすれば絶対よくなる!日本経済 / 閉塞感を感じる・・

    MMTに関する本です。 本書では、藤井聡氏がMMTの必要性を田原総一朗氏に説明している。反論しまくるのかと思いきや、認識をあらたにするような内容で面白いです。 【紹介文の引用】 安倍内閣の元内閣官房参与で、MMT(現代貨幣理論)を提唱する京都大学大学院教授の藤井聡に、日本経済復活の方法を田原総一朗が迫る。 MMTが正しいかどうか、正直、わからないですが、日本のバブル崩壊後、30年の低成長の結果から見ると、やはり経済運営が間違っていたのではないか、とは感じます。 藤井氏の提言は、①財政規律を撤廃②コロナ終息まで消費税0% ③コロナ終息まで企業に粗利保障 ④危機管理投資です。 要するに、財政が破綻…

  • 【読書】生きづらい明治社会 不安と競争の時代 / 昔のほうが大変だったんだなあ・・

    タイトルどおり、明治時代はとても厳しい社会だった。そんなことがわかる本です。 【紹介文の引用】 日本が近代化に向けて大きな一歩を踏み出した明治時代は、実はとても厳しい社会でした。社会が大きく変化する中、人々は必死に働き、頑張りました。厳しい競争のなかで結果を出せず敗れた人々…、そんな人々にとって明治とはどんな社会だったのでしょうか? 不安と競争をキーワードに明治社会を読み解きます。 総じて、貧しい人が多かったそうです。明治維新後の近代化や、日清戦争や日露戦争に勝利したり、豊かな時代になっていたのかと思いきや、大半の人にとっては、そうでもなかったようです。 生活が困難になった人が、国から保護を受…

  • 【読書】ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち レジー / 人生を豊かにするには?

    「ファスト教養」とは何でしょうか? 著者の造語になりますが、音楽も映画も読書など、教養を「コスパ」と「ビジネス(お金が儲かるか)の役に立つか否か」の目線で学ぶことだそうです。 【紹介文の引用】 【「教養=ビジネスの役に立つ」が生む息苦しさの正体】社交スキルアップのために古典を読み、名著の内容をYouTubeでチェック、財テクや論破術をインフルエンサーから学び「自分の価値」を上げろ――このような「教養論」がビジネスパーソンの間で広まっている。その状況を一般企業に勤めながらライターとして活動する著者は「ファスト教養」と名付けた。「教養」に刺激を取り込んで発信するYouTuber、「稼ぐが勝ち」と言…

  • 【読書】やってはいけない不動産投資 / 安易にやってはいけないことがよくわかる・・

    タイトルどおり、不動産投資における悪徳業者の手口を赤裸々に紹介してます。 【紹介文の引用】 誰がどれだけワルなのか?腐りきった不動産業界のタブーに斬り込む!「老後の不安」と「投資に興味」があるなら、次に狙われるのはアナタの番かもしれない――。生保の営業マンさえダマされる勧誘テクニック、水も出ない“新築"を買わせてバックレる、会社員に20億円借りさせた脱法的スキーム、やったモン勝ちの不正業者は高卒でも年収3000万円、エリートをハメて田舎のボロ物件で4000万円荒稼ぎ、営業スマイルという仮面で隠した「本性」を暴く! これを読むと、確かに不動産投資をやりたくなくなります・・ 失敗の代償がとてつもな…

  • 【読書】運動脳 アンデシュ・ハンセン / 有酸素運動の効果恐るべし

    皆さん、日々運動をしてますか? 本書を読むと、ウォーキングやランニングを地道に続けたくなります。 【紹介文の引用】 『スマホ脳』著者、最大ベストセラー!有酸素運動で前頭葉は大きくなる! 海馬の細胞が増える!本国スウェーデン(人口1000万)で驚異の67万部超え!!「生物学的には、私たちの脳と身体は今もサバンナにいる。私たちは本来、狩猟採集民なのである」『スマホ脳』著者アンデシュ・ハンセン最大のベストセラーそれが本書『運動脳』。従来、脳は成人後、衰える一方だとされていた。しかし、成人後も脳内の前頭葉が大きくなり、死の直前でも海馬の細胞数が増えた人たちがいた――。彼らに共通していたのは「有酸素運動…

  • 【読書】青年社長 高杉良 / ワタミ頑張れ

    ワタミ社長 渡邉美樹氏が主人公の本です。名前もすべて実名で書かれています。 【紹介】 経済小説の第一人者が描く若き起業家の夢と挑戦。実名サクセスストーリー!父の会社の倒産、母の病死を乗り越え、幼い頃からの夢だった「社長」になるため、渡邉美樹は不屈の闘志で資金を集め、弱冠24歳にして外食系ビジネスを起ち上げる。順調に軌道に乗ったかに見えたが・・・・・・ 本書を読むと起業の様子がわかります。上手くいったと思いきや、手痛い失敗を何度もしてます。 起業で成功するには、 ・高い目標 ・あきらめない姿勢(執念) ・人との縁 ・運 が大事なことが、よくわかります。 企業が成長していくと、お世話になった人と利…

  • 【読書】数字でキチンと学ぶ 不動産投資の基本 テリー隊長 / 数字のシミュレーションが大事!

    最近、不動産投資に興味があり(といっても簡単に手は出ませんが)、本書を読みました。 【紹介文の引用】 不動産投資は最初が一番良くて、後でつまずく投資。そのリスクをシミュレーションする具体的な方法を教えます。対話形式だから、わかりやすい!「楽待」人気コラムニストによる失敗しない不動産投資「超」入門 本書では、不動産投資には「収支シミュレーション」が必要なことを強く主張されてます。シミュレーションとは現実に想定される条件を取り入れて、結果がどうなるか調べることで、例えばローンの条件、物件の価格や家賃、入居率、税金など加味して、利回り、不動産所得、キャッシュフロー(手元に残る現金)を調べるとのことで…

  • 【読書】USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか 森岡 毅/ お金がないならアイデアで勝負!!

    USJを復活させたマーケター森岡 毅氏の本。どの本を読んでも面白いので、彼の本は全部読んでみようかと思います。 【紹介文の引用】 お金がないならアイデアを振り絞れ! 後ろ向きコースター、ゾンビの大量放出、絶対生還できないアトラクション・・・斬新な戦略でV字回復したUSJの軌跡をキーマンが綴る。 「映画の専門店」から「世界最高のエンターテインメントを集めたセレクトショップ」への転換が、成功した1つのポイントなのかと思います。 ターゲットを正しく絞ることと、後は泥臭い作業の積み重ねで、どんな仕事も同じなんだなと思いました。 自分の仕事に取り入れることができそうなことを以下にまとめました。 ・ターゲ…

  • 【システム開発の仕事】部下の退職 / 辞める理由はなんだろう?

    自分の所属する部署やプロジェクトにいる部下から退職すると聞くと、やはり寂しい気持ちになります。 自分が何か良くなかったのかな、とも考えてしまいます。 本人から本音は聞けないこともありますが、何らかの不満があり、それがキッカケで転職活動をするわけだと思います。(まったく不満のない仕事など、ないとは思いますが) どんなことが理由になるのだろう?と考えてみたいです。 退職理由①:仕事が忙しすぎる システム開発の業界は、この話が多いと思います。要はワークライフバランスがとれない。 炎上しているプロジェクトだと、顧客からも辛く当たられ、感謝されないこともあります。こんな生活をずっとしたくはない、というこ…

  • 【読書】僕の仕事はYou Tube 日本一のYou Tuberが明かす成功秘話&必勝法則 HIKAKIN / やっぱりストイックな努力家

    HIKAKIN氏がトップクラスのYou Tuberであることは知っているものの、どんな人か知らなかったので、本書を読みました。 【紹介文の引用】 日本一のYouTuber、HIKAKIN待望の初書籍!『HikakinTV』『HIKAKIN』『HikakinBlog』の3つのチャンネルで総登録者数130万人超! 総再生回数3億3千万回超!日本でいちばん“YouTube視聴者"を持っている著者が、初めて明かした成功秘話&視聴者獲得のための必勝法則が一冊に。HIKAKINファン&YouTuber志望者は必読のお宝ブックです。 本書を読み、やはりプロとしての姿勢を感じました。時流に乗っただけでなく、努…

  • 【読書】溶ける 再び 井川意高 / ギャンブル依存症・・

    前作が面白かったので、続編の本書を読みました。創業者一族追放のドロドロの話もありました。 【紹介文の引用】 カジノで106億8000万円を失い、会長辞任、獄中へ。そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「WALKERHILL」3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅への一里塚か。ギャンブラー井川意高によるバカラ放蕩記。しかしその裏ではギャンブルよりも血がたぎる、現会長佐光一派による井川家排除のクーデターが実行されていた。「大王製紙から井川家を排除し、自らの地位を盤石とするために、佐光は300…

  • 【読書】ヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術 / ボロ戸建てで投資になるのかな・・

    何日か前に著者のYoutubeを見ました。一見チャラチャラした若者ですが、仕事の考え方がしっかりしている人で感心したのがキッカケに本書を読んでみました。 不動産投資には、少し興味はあるものの、投資金額が大きくなる点と、借金(レバレッジ)で投資するイメージがあるので、これまで避けてました。 【紹介文の引用】 ほぼ0円物件やボロ屋をDIYでリフォームし、高利回りで不動産投資を行っているふかぽん氏が「ボロ戸建て投資」のノウハウや考え方を入門書として初の書き下ろし。ほぼ価値ゼロのボロ戸建てを金のなる木に変える方法を伝授、900万戸と言われる「超空き家時代」の稼ぎ方を提案する!・3万円以上で貸せるボロ戸…

  • 【読書】最高のコーチは、教えない 吉井理人 / ついつい教えたくなるけど・・・

    ついつい、部下に「教えたくなる」「自分の経験を語る」「自分と同じようなやり方を押し付ける」など、思い当たらないでしょうか。 いろいろ教えたが、部下が思い通りに動いてくれず、イライラしたり・・まさに自分はこのタイプかもしれません。 【紹介文の引用】 ビジネスに役立つ 超一流コーチングどうすれば相手のモチベーションを高め、能力を引き出し、高い成果を挙げることができるのか。メンバーを成長させることができるのか。.この本では、個人の能力を最大限に引き出し、高い成果を挙げる方法を紹介する。その方法は、「教える」のではなく、自分の頭で考えさせるように質問し、コミュニケーションをとる「コーチング」という技術…

  • 【読書】「メロドラマ 村上もとか」を読んだ

    本漫画は、村上もとか先生の作品です。 これまで、「JIN-仁-」「フイチン再見!」「龍-RON-」と先生の作品を読んできましたが、どれも読みごたえがあり、大好きな作家の一人です。 以下、紹介文の引用です。 時は1925年、世界で最も輝いていた芸術の都・パリで、帝国陸軍大尉・都筑慎太郎は伯爵令嬢・ソフィと出逢う。しかし、慣れぬコニャックで酔いつぶれ失態を晒してしまった慎太郎は、ソフィの父であるレオ伯爵を怒らせてしまい、勢いで伯爵と決闘するハメに陥る──『JIN-仁-』の村上もとかが、国と時代を超えて描かれる生と死、そして愛憎。人生とは、そして愛とは? 時代浪漫溢れる、不朽の名作。 村上先生の他作…

  • 【読書】「ストーリーとしての競争戦略 楠木 建」を読んだ

    以前に読んだ本です。あらためて再読しました。企業戦略論に関する本ですが、企業の実例も面白くてわかりやすい本です。 以下、本書の引用です。 大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられているという点で共通している。戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながら仕方なくつらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくるということなのだ。 企業戦略ではないですが、自分の仕事やキャリアを、改めて戦略的に考えてみました。 私はシステム開発業界にありがちな長時間労働があまり好きではありません。ストレスに弱いところも…

  • 【読書】「頂きはどこにある? スペンサー・ジョンソン」を読んだ

    心の持ち方に関する本です。 人生山あり谷あり。 外部の出来事は思い通りにならないが、心の中の山と谷は考え方と行動次第で思い通りになります。 重要なのは、どこで生きるかでなく、「いかに」生きるか。 山にいるときは、謙虚に感謝すること。 山から落ちる一番の理由は傲慢。 谷にいるときは、逆境にひそむ利点をみつけること。 将来行きたいと思う山を思い描くこと。 谷から抜けられない一番の理由は「恐怖心」。 仕事で思い通りにいかないときの心構えとして、取り入れたいです。 しんどいときに勇気づけられる本かもしれません。 頂きはどこにある? (扶桑社BOOKS) 作者:スペンサー・ジョンソン 扶桑社 Amazo…

  • 【読書】「1分間マネージャー 何を示し、どう褒め、どう叱るか! スペンサー・ジョンソン」を読んだ

    スペンサー・ジョンソンの本を立て続けて読んでみました。 1分間で「目標」を立て、1分間で「褒める」、1分間で「叱る」ことが書かれています。 行動(ふるまい)に対してフィードバックすることが大事で、その時に細心の配慮と敬意を持とう、ということです。 気分の良い部下は良い成果を生む、という考え方は根底にあります。 自分も「褒める」と「叱る」では、どちらかというと「叱る」ことが多いです。 私に限らず、「褒める」を少しおろそかにしすぎの人が多いかもしれません。 よいと思ったら、即座に具体的に褒める習慣があったほうがよい、と改めて思いました。 私の上司が「褒める」ことはタダ、と言っていたのは、その通りだ…

  • 【読書】「迷路の外には何がある? ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語 スペンサー・ジョンソン」を読んだ

    「チーズはどこへ消えた?」の続編になります。 本書では、自分の「信念」に固執せず、「信念」を変えていこう、ということが書かれています。 「信念」とは、自分が真実だと信じる考えのことです。 「信念」ですが、自分の足をひっぱる「信念」もあれば、自分を向上させる信念もあります。 自分の「信念」を変えていくことが、自分にとっての成長とのことです。 私の場合、本を読んで考えることによって、「信念」を変えることができると考えてます。 自分を成長させるために、良い本を選び、読書を続けていきたいです。 迷路の外には何がある? ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語 チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOK…

  • 【読書】「チーズはどこへ消えた スペンサー・ジョンソン」を読んだ

    昔読んだ本の再読です。どんな本だったのかも忘れていたのですが、某新聞のコラムで紹介されていて、思わず再読しました。 この本のテーマは「変化」です。現状に安住せず素早く行動せよ、ということが本書では語られてます。 物語の主役は、ネズミと小人。彼らはチーズが潤沢な場所で暮らしてましたが、ある日、チーズはなくなりました。 躊躇なく別の場所に移動するネズミ。きっとまたこの場所にチーズはあらわれると期待する小人。 早く行動したネズミは良い結果を得ることができたという結末。そして、小人は早く行動することの大事さを学ぶという話です。 自分の仕事に例えると、売れ筋の技術の変化、顧客の動向、優秀な社員の退職など…

  • マクドナルドのモバイルオーダー

    マクドナルドのモバイルオーダーをご存じでしょうか。 スマホで注文ができ、そのまま店で引き取りができるサービスです。 レジ待ちはあまり好きでないですのですが、 モバイルオーダーを使うとレジの行列にならばず、商品の引き取りができます。 例えば、昨日はマックに歩いていく道の到着3分前くらいの信号待ちの際に注文。店に入って行列を横目に、ほとんど待たずに商品を受け取りました。まるでファストパスみたいです。 モバイルオーダーで注文時に店を選ぶのですが、その際に店を間違えると、受け取りができないってことも発生しそうです。 まあ、間違えたとしても、店としてはお金はもらっているし、損はしない仕組みなのでしょう。…

  • 【読書】「運転者 未来を変える過去からの使者 喜多川泰」を読んだ

    運とは何か、考えることができる自己啓発系の小説です。 本書では、「運が劇的に変わるのは、上機嫌のときに最大になる」と定義してます。 自分がキャリアを振り返って考えると、今思えば、大きな転機は偶然の出来事でした。 ・自分が長年携わっている製品ですが、社内公募に応募して携わり始めたのがきっかけ。たまたま帰り道に会った先輩から公募を勧められて、応募した。 ・何年か前に自信をなくし、退職を考えて転職活動し内定をもらう。ちょうど、どうするか考えているタイミングで、前案件での上司からちょうど電話があり、某案件への参加を勧められ部署異動。その後、自信を取り戻す。 ・提案活動で負け続け、やっと小さな案件を受託…

  • 【読書】「センスは知識からはじまる 水野学」を読んだ

    クリエイティブディレクター 水野学氏の書籍です。共感することが多い本でした。 センスは生まれつきではない 斬新なアイデアをアウトプットするには、いまだかって誰も考えていなかったことをひらめかなければならない、センスをもってひらめかなければならない、ということを著者は否定してます。 誰も見たことがない企画を作ることが大事なんじゃない。誰も見たことがなくても、狙ったターゲット層にちゃんと「売れる」企画でなければ、社会から求められない。 地道かつごく普通のインプットをしたり、徹底的に考えたりしたりした末での飛躍であるとのことです。 生まれつきのセンスよりも、後天的なもののほうが大きいのは仕事をしてい…

  • 【読書】「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」を読んだ

    面白い本でした。資本主義の本質が理解できる本です。 経済危機に陥ったギリシャで財務大臣も務めた経済学者が、娘に語るような形式で書かれた本です。 読みやすいですが、資本主義に対する批判が込められてます。 以下、本の紹介の引用です。 ◎世界はどんな「仕組み」で動いているのか◎なぜ一部の人たちだけに「富」が集中するのか◎「経済危機」の裏に隠れているものは何か「資本」や「資本主義」という言葉を使わずに経済を語ったら、とんでもなく本質がわかるようになった!経済の本なのに「一気に読める」「ページをめくる手が止まらない」と大反響!読み終えた瞬間、世界が180度変わって見える!★元財務大臣の父が、十代の娘に向…

  • 【読書】「お金の名著200冊を読破してわかった! 投資の正解 タザキ」を読んだ

    投資のYoutuberタザキ氏にて書かれた本です。 Youtubeでの彼の説明がわかりやすかったので、著書も読んでみましたが、 投資のことがわかりやすく、まとめられた本でした。 投資の名著のブックガイドとしても優れた本です。 最後におすすめの本の一覧もついているのが、うれしいです。 印象に残ったのは、「死ぬ瞬間のの5つの後悔」から。男性の後悔すること1位は「働きすぎなければ良かった」だそうです。お金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下します。 自分自身、何かと疲れやすくなったことを実感してます。 仕事やお金も大事だけど、家族との想い出を大事にしたい、と改めて思いました。 お金の名著200…

  • 【読書】「メンバーの才能を開花させる方法」を読んだ

    管理職の方、チームのマネジメントに迷う方におススメする本です。 最近、若手メンバーの退職希望があったり、自分にも思うことがあり、本書を再読しました、 人を育て、能力を発揮させることができるリーダーを 「増幅型リーダー」とし、反対にできないリーダーを「消耗型リーダー」と名付けてます。 自分は、「消耗型リーダー」の要素があるかもしれません。メンバーのモチベーションをあげるのは、あまり得意でなく、自分のスキルでなんとかしようとするところもあります。 以下が「増幅型リーダー」の行動パターンです。 才能のマグネット・・・優れたメンバーを引き付ける 解放者・・・メンバーの能力を引き出す 挑戦者・・・メンバ…

  • 読売サマーランドに行った ~コロナ過もなんとやら

    昨日、読売サマーランドに家族で行った。 久々のプールを楽しみましたが、すごい人込みでした。 さすがにプールに入るときはマスクはしないのですが、 乗り物に乗ったり、ところどころでマスクエリアがあり、そこだけマスクの意味があるのかなって感じでした。。 こういうのを見ると、みんなコロナに対する恐れが減ってきているんだな(自分も含めて)って実感しました。

  • 【読書】「SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法」を読んだ

    歳をとってから、ボケたりしないか? 記憶力など衰えて仕事に支障がでないか? 正直、不安です。 どうしていけば、脳の健康が保たれるのか知りたくて本書を読みました。 まず、脳の健康や機能を向上させることが科学的に証明されているのは、実は体を動かすことだけだとのことです。自分も毎日1万歩、歩くことを心がけてましたが、コロナ過で運動量が明らかに減っています。これを機会に長く歩くことを再開したいと考えてます。 私の尊敬する本多静六氏も、毎日数時間歩いていたと言います。歩くことで、幸福度が高まったり、ストレス解消、アイデアが浮かびやすくなる、認知機能が高まるなど、歩くことは脳にとって非常によいことが多いよ…

  • 【読書】「50歳から花開く人、50歳で止まる人」を読んだ

    人生後半、遊ぶように生きることを本書では推奨してます。 以下、気になった箇所の引用です。 ・「ラクなほう」でなく、「楽しいほう」を選ぶ ・小さなことでも「~しなければ」でなく「~したい」で選ぶ。頭で考えるのでなく、心が感じるを大事にする ・10年後の自分をイメージする。無意識のアンテナが張られて、人や情報やチャンスが集まってきます。 ・自分の幸せを追求していこうとするなら、結局のところ、自分を喜ばせるののを見つけて、そこに時間とエネルギーを使っていく。 ・「学ぶ」「遊ぶ」「働く」を同時進行し、柔軟に変化していく時代になりつつある。 ・「足りないもの」ではなく、「すでにあるもの」に目を向けること…

  • 【読書】「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」を読んだ

    決算書を読むための本をいくつか読んだことがありますが、この本は面白いです。 こちら本紹介の引用です。 企業の本音に数字で迫る! 新「決算書ミステリー」爆誕!! 決算書の裏に隠された企業の戦略や真の狙い、儲けのカラクリに、あなたはいくつ気づけるだろうか? 「メルカリ」228億円の赤字でも絶好調の理由 日本一複雑な「ソフトバンクG」の決算書を読み解く 3兆円で買収された「Slack」のポテンシャルとは? ……こうした謎の真相には、ニュースだけを見ていても辿り着けない。では、何を手掛かりにすべきか? もしかして、会計の知識だけを頼りに、読み解こうとしているのでは? そう考えた人ほど、ドツボにはまって…

  • 【読書】「約束のとき」を読んだ

    磯丸水産の創業者の話です。 磯丸水産ですが、海鮮が気軽に食べれる、好きな外食チェーン店の1つです。個人的に興味があって、読んでみました。 「磯丸水産」「鳥良」の2大ブランドを持つ「SFPダイニング株式会社」ですが、M&AでPEファンド「ポラリスキャピタル」に自社の株式を売却。ポラリスキャピタルは、3年後、別の事業会社にSFPの株式を売却した後、SFPが東証に上場するまでが描かれてます。 PEファンドとは、プライベート・エクイティ・ファンドの略で、未公開企業の株式を取得するとともに、「ハンズオン」と呼ばれる社外取締役を派遣し積極的に経営に関与する手法で、企業価値を高め、しかるべきときに上場させた…

  • 【読書】「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 」を読んだ

    以前読んだ本ですが、再読しました。 人生100年時代、 教育を受けて、勤労して、引退するという3ステージを生きた時代は終わった。 では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか、ということが本書では語られてます。 まず、3ステージから脱却し、マルチステージの人生を歩もうとのことです。 要は流動的に変化する仕事人生を送ることができるのではないか、とのことです。 まあ、1つのスキルだけ一生食べていけるということでなく、進化していくことが大事なのだろうと思います。 ここのにあるエクスプローラーのように仕事を辞めて勉強だけの期間をとるのは、家族がいるので勇気がいりますが、次の仕事を考えて勉強したり、…

  • 【Netflix:映画】「永遠のゼロ」を見た

    Netflixで久しぶりに見ました。 ストーリーですが、司法試験に落ちて進路に迷う青年が、ある日血縁上の祖父がいることを知ります。実の祖父はゼロ戦のパイロットとして戦い、特攻で戦死していた。青年は祖父の戦争時に接点があった人を訪ねて調べ始めます。 はじめは祖父は臆病者と悪評判ばかりでしたが、 実は臆病にも理由があり、祖父を尊敬する人達に会い、彼の最後を知る人にやがてたどりつく・・・やはり、ストーリーがいいです。引き込まれます。 また、航空機や空母の映像が迫力あります。本当の実写のように見えるし、特にミッドウェー海戦時の空母赤城が爆破されるシーンは、本当に迫力があります。 自分の祖父も戦争に行っ…

  • 【読書】「お金の増やし方&稼ぎ方 山崎元 堀江貴文」を読んだ

    山﨑元氏・堀江貴文氏の共著です。非常に読みやすい本でした。 お金の貯め方や使い方、増やし方に関するノウハウが掲載されています。 投資の話だけでなく、仕事での人材価値の高め方など語られてます。 以下引用です。 ・会社員であっても「個人商店」感覚で働く ・「自分のコアバリュー」を明確にする ・「没頭」が最大の競争力になる ・「幸運」はやり抜いた人に訪れる ・頼りになるのは自分の「人材価値」だけだ 人材価値=(能力+実績)×時間 ・早期の自己投資が大きなリターンを生む ・最悪の事態に備え、つねに「プランB」を用意しておく ・「人材価値」は高めるだけではダメ。しっかり守ろう ・45歳になったらセカンド…

  • 【読書】「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論」を読んだ

    本書では、コロナ政策やマスコミを批判しています。 自粛やロックダウンのような抑圧策でなく、緩和策にすべし。最終的には集団免疫をつけるしかないとのことです。 スウェーデンは、強制的なロックダウン政策を採用せず、国民の自主性に任せる緩やかなコロナ感染症対策を採用していることが紹介されてます。背景には、ロックダウン政策は、短期的に効果はあっても再び感染拡大を招くため、国民が長期に耐えられる政策を採用すべきとの専門家の判断があるそうです。 本書では、執拗に羽鳥モーニングショーのコメンテーター岡田春江、玉川徹を「恐怖の伝道師」として責め立ててます。 私はテレビを見たことはないですが、ここまで書いて名誉棄…

  • 【読書】「知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点 池上彰」を読んだ

    ロシアのウクライナ侵攻の背景を理解したく、読みました。 まず、ソ連について解説がありました。以下引用ですが、 ソ連の消滅から30年、資本主義の問題が顕在化している。 ソ連という国家の存在は、資本主義の暴走を食い止めていた。 と書かれています。 現在の資本主義の問題は、ずばり格差の拡大。極端な格差は経済的暴力の一形態であり、少数の特権階級の富と権力を永続させる政策や政治決定が、世界中の普通の人や地球そのものに直接的な害を及ぼすことになるとのことです。 ソ連が存在したときは、世界に超が付く格差は存在していません。 平等で一人ひとりが大事にされるソ連のイメージから、先進資本主義国に「革命」への警戒感…

  • 【読書】「築地本願寺の経営学ービジネスマン僧侶にまなぶ常識を超えるマーケティング」を読んだ

    タイトル通り、お寺の世界にマーケティングの発想を入れた話です。 寺の業界ですが、儲かっているイメージがあったのですが、寺離れの危機感がまず語られています。 都市部への人口集中、少子高齢化、核家族化、何よりも価値観の変化で日本に7万7000あると言われる寺のおよそ3割が20年後にはなくなると予測されているそうです。 著者は、銀行勤務を経て、コンサル会社を経営し、50歳で僧籍を取得した人です。 プロダクトアウト(あるものを売る)の発想から、マーケットイン(顧客がほしいものを売る)の発想で改革を実施しました。 特に関心したのは、合同墓のアイデアです。 自分の場合を思い浮かべると、お寺と接点があるのは…

  • 【読書】「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」

    MMT理論が理解できる本です。 本書では、日本経済が成長しなくなったのは、明らかに政府の経済運営の誤りとのことです。 インフレ対策とデフレ対策を巧みに使い分けて、ちょうどいい塩梅のインフレを維持することを目指して、経済のかじ取りをしなかればならないのに、デフレなのに「インフレ対策」をしてきたというのが、本書の主張です。 以下、引用です。 現象 インフレ デフレ 原因 需要>供給 需要<供給 対策 需要抑制供給拡大 需要拡大供給抑制 政策目標 物価安定・賃金抑制 雇用の目標・賃金上昇 政策(需要) 小さな政府、緊縮財政、増税、金融引き締め 大きな政府、積極財政、現在、金融緩和 政策(供給) 競争…

  • 【読書】「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」を読んだ

    カジノのバカラ賭博で100億円近く使い込んだ人。大王製紙前会長 井川意高氏の自伝です。 本では、ただの二世ではなく、経営者としても実力もあったことが描かれてます。 ただ、本当に仕事ができる人がギャンブルのような非合理的なことで、ここまでお金を使えるのかな、って思ってしまいます。 私も大学時代、競馬にハマっていたので、ギャンブルが楽しいと思う気持ちはわかりますが、ここまで歯止めがかからないものなのか、と思ってしまいました。 こういう人が上場企業の経営をしてたかと思うと、興味深いです。 あと大王製紙で働いている社員は、どう思っているのでしょうか。会社のために一生懸命働くのが、馬鹿らしくなりそうです…

  • 【Netflix】「パリピ孔明」を見た

    パリピ孔明をご存じでしょうか? 三国志でおなじみの諸葛孔明が五丈原の戦いで病死した後、現代の日本の渋谷にタイムスリップし、駆け出しのミュージシャン月見英子の夢を助ける軍師として活躍するパロディアニメです。 孔明が策を出すのですが、三国志の史実と微妙にリンクしていたり、 ところどころで三国志に関連したエピソードありで、三国志ファンも楽しむことができる内容になってます。 激動の戦乱を戦った諸葛孔明が、現代でこんな幸せな生活を送っていたと思うと、ロマンありますね。 ちなみに中国でも作者の三国志愛が伝わってか、絶賛されているそうです。 日本の漫画/アニメ文化って、素晴らしいと思います。 www.you…

  • 東京ディズニーランドに行った

    家族でディズニーランドに行きました。 自分はディズニーランドは、何度か行ったことがあるのですが、あまり好きではなかったです。 その理由は、あの人混みです。。 アトラクションは確かに面白いのですが、待ち時間のほうが圧倒的に長い。 人を見に行っているようで、何がそこまで面白いのだろう、と思ってました。 しかしながら、入場制限で人数を絞っているのか、今までで一番、アトラクションの待ち時間が短く(待って20-30分、待ち時間なしも多い)、ほぼ全てのアトラクションを回れました。 夜はパレードを楽しみ、結果として充実した1日でした。 まだ、しばらく人数は絞るのでしょうか。 顧客サービスを考えるなら、ずっと…

  • 【読書】「絶対悲観主義 楠木建」を読んだ

    楠木建氏の本は、毎回楽しみにしているが、本書も面白かったです。 〇絶対悲観主義 絶対悲観主義とは何か。以下が引用です。 仕事である以上、絶対に自分の思い通りにはならないと僕は割り切っています。「世の中は甘くない」「物事は自分に都合のいいようにはならない」、もっと言えば「うまくいくことなんてひとつもない」ーこれが絶対悲観主義です。 自分に都合よく考えない。「何とかなる」では何ともならない。だからこそ、精進を重ねようという気持ちにもなります。それでも、成功を期待しない。だから、気楽に取り組める。失敗しても、いちいちダメージを受けない。自然と次に動き出せる。紆余曲折を経た挙句、振り返ってみたときに、…

  • 【読書】「日本が先進国から脱落する日――“円安という麻薬”が日本を貧しくした!!」を読んだ

    つい昔は円高はよくないと世論は騒いでいた記憶ですが、昨今は悪い円安が注目をあびてます。 タイトルからわかるとおり、円安・異次元の金融緩和を否定してます。 ・円安によって、日本円の購買力が低下した。 ・円安の麻薬効果で、日本企業が技術開発やビジネスモデルの転換を怠った。 とのことです。 円安によって、企業は利益を上げやすくなります。輸出企業は、確かに売りやすくなりますし、輸入企業も消費者に価格を転嫁することができます。 物価を上げるのに、物価が先か?賃金が先か?というと、賃金が先です。 物価を上げる政策ではなく、賃金そのものを上げる政策が行われなければならない、とのことです。賃金を上げるためには…

  • 【読書】「日本を創った12人 堺屋太一」

    日本の制度や哲学、価値観のルーツとなる人として12人の偉人を紹介している。 堺屋氏の本は面白いし、するどい。名著だと思う。 ・聖徳太子・・・「神・仏・儒教」の習合思想。2者択一の宗教戦争にならない。クリスマスなど都合のよいところだけ取り入れる。 ・光源氏・・・上品な政治家の原型。働かなくても人格のよいリーダー。 ・源頼朝・・・「二重権限構造」の発明。例えば各省大臣よりも役所の局長に実権がある。 ・渋沢栄一・・・日本式資本主義。現在の財界を作った ・大久保利通・・・官僚制度を作った ・マッカーサー・・・アメリカ崇拝を作った など、 日本がどのように成功して、現在の問題のルーツが何なのかよくわかり…

  • 【読書】「誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命 森岡毅」を読んだ

    管理職やプロジェクトリーダー、チームリーダー。人を率いてする仕事には悩みはつきません。 USJの立て直しで活躍したマーケター 森岡毅氏が自身の経験を交えてリーダーシップをどうやって鍛えていくかを説明した本です。 リーダーシップの機能を端的に言うと、共同体のために「人を動かすこと」で、グループ全体としてベストに近づくように人々を動かす力と定義してます。 私もプレイングマネージャとして、いざというときは自分が率先垂範で対応し、プロジェクトを強引に率いることがリーダーシップだ、と思うところがありました。 そのせいからか、プロジェクトの結果は出るものの、メンバーが途中離脱したり、退職したりということを…

  • 【読書】「組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか 堺屋太一」を読んだ

    堺屋太一氏が書いた組織論に関する本です。 秀吉の家臣団や信長、家康、石炭産業や旧日本軍などを例に、わかりやすく組織論が書かれています。 古い本ですが、現代にも通じる名著かもしれません。 組織が機能しなくなる病気は、「成功体験への埋没」「環境への過剰適応」「機能体の共同体化」だそうです。 私もプロジェクトを長くやっていますが、同じような体制が続くと組織に揺らぎを与えることは必要だと肌感覚でわかってます。 私の場合は、抜擢人事(若手)、新人の採用、新しい技術の利用でしょうか。要するに組織に何か刺激を与えるようなことをやってます。 非常に示唆に富む本で、今後のプロジェクトでの組織作りに活かしていきた…

  • 【読書】「天下を買った女 伊東潤」

    日野富子が主役の小説です。 室町幕府の時代、応仁の乱。 日野富子は、戦乱の中でお金儲けに励んだ悪女のイメージがありますが、本作品では違った見方で描かれています。 応仁の乱ですが、将軍家や守護大名の家督争いを発端に、守護大名が勢力争いをしていました。 東西でいろんな大名が戦争に参加し、どっちがどっちなのかわかりづらい戦争です。。。 富子の夫の将軍 義政が優柔不断で頼りなく、実質なんの力も持っていません。 富子はお金の力や知恵を使って、戦争を終わらせることに尽力します。 実際の話はどうだったのかわかりませんが、応仁の乱が、どういったものなのか少し理解できました。 日野富子を助ける人物として、伊勢新…

  • 「マクセル アクアパーク品川」に行った

    先週末、家族で「マクセル アクアパーク品川」に行きました。 ただの水族館でなく、メリーゴーランドなどのアトラクションやプロジェクションマッピングで飾られた水槽など、本当によくできた水族館です。 イルミネーションと水族館の組み合わせの相性が抜群なことが、ここに来るとよくわかります。 特に音楽、光、水を使ったイルカショーは素晴らしいです。 品川駅から駅近なのもいいですね。 ちなみに品川には一つ「品川水族館」があります。 たぶん勘違いする人もいるのではないでしょうか。 カップルや家族連れにおススメです。 http://www.aqua-park.jp/aqua/index.html

  • 【読書】「ビジョナリー・カンパニー 弾み車の法則 ジム・コリンズ」を読んだ

    「弾み車」ですが、好循環を起こすためのビジネスモデルのことです。 良くできた「弾み車」は、累積の効果で勢いづいていくことが、本書では書かれてます。 具体的な企業例として、アマゾンやバンガード、インテル、アップルなどが紹介されてます。 自分の仕事(システム開発)を弾み車で表現してみました。 ①キーとなるポジションに優れたメンバーをアサインする。 ②上流工程をしっかりした品質で仕上げる。(上流工程が大事) ③システム開発やテストを確実に行う。 ④プロジェクトが成功。顧客から信頼を得る。またノウハウやスキルも蓄積する。 ⑤信用から次の仕事をもらう。(①へ。育ったメンバーやノウハウ、スキルを活用) で…

  • 【読書】「ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム クレイトン・M・クリステンセン」を読んだ

    本書ですが、「イノベーションのジレンマ」を書いたクレイトン・M・クリステンセン氏の書籍です。 ジョブとは「顧客が解決したいこと」になります。 とかく日本企業は、機能面の改善だけに目を向けがちですが、心理的、社会的なものも含めて考えることが提唱されてます。 先日、我が家で洗濯機を購入しました。 価格ドットコムなどネットで探すと安いものがあるのですが、古い洗濯機の処分が気になりました。 家電リサイクル法で処分方法が決められており、自分でやると、何かと面倒だし、時間を使う。。。 結局、少々高いですが、古い洗濯機の処分を行ってくれるビッグカメラの店舗で購入しました。(ネットの価格をもとに、値下げ交渉は…

  • 【読書】「明治の人物誌 星新一」を読んだ

    SF作家 星新一が書いた本です。 星新一の父親が実業家とは知らなかったし、こういう歴史本を書いていたことも始めて知りました。 昔、戸越銀座に住んでましたが、近くにある星薬科大学は、星新一の父が創立した大学とは知らなかったです。 星新一の父と接点のあった明治の人との話が書かれています。野口英世・伊藤博文・エジソンなど有名な人物や、あまり私が知らなかった人物も描かれています。 野口英世については、渡辺淳一作の「遠き落日」を読んで、小さいときに読んだ偉人伝のイメージと違い、わがまま・借金癖・結婚詐欺・悪所通いなど、こんな人がよく1000円札の肖像に選ばれたなとビックリしましたが、本書では割と好意的に…

  • 【読書】「苦しかったときの話をしようか 森岡 毅」を読んだ

    良い本でした。 USJの立て直しをしたマーケターの森岡 毅さんがキャリアに悩む娘に向けた手紙のように書かれた本です。 キャリアに悩む人、おススメです。 結論を簡単に述べると、 ・会社と結婚するな、職能と結婚せよ ・自分の強みを自覚し、キャリアの中で徹底的に活かせ ということになります。 自分を知るための手がかりや方法が書かれていて、非常にわかりやすいです。 今のプロジェクトを成功させたとして、次の目標は何なのか考えてしまいました。 仕事に関して、どこかに青い鳥が飛んでいるとは思ってはいなく、全く新しいことをやりたいとも思っていないですが、チャレンジはしていかないと成長しないことは本能的にはわか…

  • 【読書】「〈叱る依存〉がとまらない」を読んだ

    会社での部下への指導や、子育てなど、思わず怒ってしまう、叱ってしまう方におススメの本です。 私自身、叱るのは必要だと思っていたほうですが、この本では否定しています。 倫理的、道徳的なものではなく、単純に効果がないから、そして効果がないかわりに副作用としての弊害は大きいです。 また、「叱る」という行為には、叱る側のニーズを強く満たす側面、相手を処罰してストレスを発散するニーズがあるとのことです。 叱る側の「要求水準が高い」こと、要求水準を保つことは必要かもしれませんが、相手にネガティブな感情を与える必要はないですし、 誰かに罰を与えたい欲求(処罰欲求)が、人間の生来的な要求の1つと認めることや、…

  • 【読書】「敗者のゲーム 原著6版 チャールズ・エリス」を再読した

    こちらインデックス投資の名著というよりバイブルかもしれません。 結論は、「長期でインデックス投資をしましょう」の一言で終わるのかもしれませんが、書いていることを読むと、あらためて「インデックス投資が正しいのだ」と、心が新たになります。 ポイントですが、 ・株式投資は、全体としてマイナスサムゲーム。勝つための最善の方法はミスショットをできるだけ少なくすること。 ・重要なのは、資産配分戦略に集中すること。要するに、個人投資家が、いくらであれば、使わざるをえない状況に追い込まれず長期投資できるか、という命題に答えを出すことだ。 と理解しました。 インデックス投資は、「地動説」のようなところがあります…

  • 【読書】「今までの経営書には書いていない 新しい経営の教科書 岩田松雄」を読んだ

    著者は、日産自動車、外資系コンサル、日本コカ・コーラを経験後、 ゲーム会社アトラス、THE BODY SHOP、スターバックスの経営者を務めました。 ミッション、戦略立案、マーケティング、人事、マネジメント、経営者のあり方、ベンチャー経営とテーマ毎に、自身の経営者経験を交えて、経営者としての心得えや考え方がわかりやすく書かれています。 経営者の役割は、一見相矛盾することに折り合いをつけることと言われてますが、まさにそうなんだろうと思います。 特にミッションを考え、社員に繰り返し伝えることを大事にされています。 私もシステム開発の仕事では、自分の考えとして、何が大事で・何がよくないと言った周りの…

  • 【読書】「投資をしながら自由に生きる」を読んだ

    雑誌のPRESIDENTの著者の記事が興味深かったので読みました。 この本で共感したのは、「時間とお金」の交換からの脱却、「自分の時間をできるだけ使わずに価値を提供する」という考え方です。仕事において、価値とは顧客にとっての価値になります。 自分が時間分、働いてお金を稼ぐ労働集約型のビジネスではなく、自分の労働力以外で収益を生み出す「ビジネスオーナー」になることを本書では推奨してます。 実際は難しいと思いますが、そういう「時間」や「生産性」を意識する発想は必要なんだろうなとは思います。 また、株や不動産だけが投資だけでないことが本書では書かれています。 仕事においても自己投資や人間関係、育成な…

  • 【読書】「精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト」を読んだ

    自分はストレスをため込むほうなのか? ストレス受け流す力、心のしなやかさ、ストレスを受け流す、ことができるようになりたい。 そんな人におススメの本です。 不安や悩みに直面した場合、原因を取り除こうとする。 とりのぞけないと余計に消耗するが、ストレスの原因は取り除く必要ない、考え方や受け止め方を少し変えるだけで、ストレスをしなやかにうけながすことができると本書では書いてます。 基本的な考え方は、 不安はなにか行動すると減る。何もしないと増える です。 基本は、話す、書く、相談する、日記を書くなど、小さなアウトプットを積み上げていく。あと、Todoを見つけることが推奨されてます。 先日、仕事で突発…

  • 【読書】「本日も、満席御礼 鳥羽周作」を読んだ

    本書は、シェフでありながら、SNSや他の活動も気になる存在、鳥羽シェフの自伝です。 鳥羽シェフは、サッカー選手、小学校教員を経て、32歳で料理の世界に飛び込んだ経歴。現在は食に関するカンパニー「シズる株式会社」と、ミシュラン一つ星レストランsioをはじめ5店舗を運営をされています。 苦労しているし、努力家なんだなあ、という感想です。 レストランでの下積み時代、すごい熱量で、努力で技術を身に着けていったことが、よくわかります。 鳥羽さんは人間わらしべ長者と呼んでますが、ミシュランを取得してから、 デザイナーや建築家など、いろんな人とあったそうです。 会話して、お互いの才能の「物々交換」する。どん…

  • 【読書:要約】「ソリューション営業の基本戦略」を再読した

    昔からの愛読の良書、ソリューション営業に関する本です。 ソリューション営業とは、単純な物売りではなく、問題解決型の提案営業のことです。 システム構築の提案など、該当します。 システム構築の営業で他社とコンペになることがありますが、いかに時間をかけようが、受注できなければ成果はゼロです。 私も失注を何回か経験してますが、今まで時間かけた労力が無駄になりますし、連続しての失注すると、精神的にも堪えます。。 この本では、パレートの法則のとおり20%の重要な案件が80%の業績が決まるので、メリハリをつけることが推奨されてます。 つまり、「報われる努力」をするために、見返りの大きな商談を見極め、目利きに…

  • 【読書:要約】「THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す アダム・グラント」を読んだ

    一度決断したことや、固定観念に固執せず「再考」しよう。 ということが、本書では書かれています。 書いていることは当たり前ですが、あらためて考えると、なかなかできないことです。そのためには自分で冷静に考える、他人の意見を聞く、逆に相手に再考を促すことを推奨されてます。 本書に書かれているジェフ・ペゾスの言葉の以下引用です。 ・多くの正しい判断ができる人は、よく耳を傾け、よく自分の考える人だ。 ・自分の考えを頻繁に改めなければ、間違うことも多くなる。 今の自分がベストと考えてしまうと、次の進歩がないのでしょう。 もっとベターなことがあるかも、と考え続けることが大事なのでしょうか。 結局、そのことで…

  • 【読書:要約】「実況!ビジネス力養成講座 プログラミング/システム」を読んだ

    プログラム/システムを作る人・作ってもらう人、両方の人向けにプログラムとは?システムとは?が、わかりやすく説明されている本です。 システム開発のあるあるですが、エンジニアはシステムはわかっているものの業務はわかっておらず、顧客は業務をわかっているもののシステムはわかっておらず。 結果として、一緒に作ったシステムは顧客ニーズが満たせず、お金をかけたわりには役に立たないものが出来上がることがあります。 我々、システム開発に携わるものとしては、技術だけでなく、ビジネススキルや顧客ニーズを正確に理解するコミュニケーションスキルが大事だと思います。 以下は、共感した箇所の引用です。 システムにも知見を持…

  • 【読書:要約】「中国人のお金の使い方 彼らはどれほどお金持ちになったのか」を読んだ

    お隣の国、中国に関する本です。 都市部住民の持ち家は平均1.5軒、北京市の平均世帯資産は約1.3億円だそうです。 タイトルのとおり、なぜ彼らは金持ちになったのか、わかる本です。 ●中国人がお金持ちになった理由 やはり不動産が大きいとのことです。 中国人の考え方として、不動産は「投資」の対象、財テクの「道具」、人生のステップアップに欠かせない「踏み台」だそうです。 以前から、私の周りにいる日本にいる中国の方を見て、日本人よりも不動産購入の意欲が強いと感じてました。 日本人が「預金」大好きなところと対象的ですね。 また、日本の不動産は中国人から見て「安い」という話も聞いたことがあります。 日本人に…

  • 【読書 要約】「八本目の槍 今村翔吾」を読んだ

    賤ケ岳の七本槍をご存じでしょうか? 賤ヶ岳の戦いは、天正11年(1583年)4月、賤ヶ岳付近で起きた羽柴秀吉と柴田勝家の戦いです。 秀吉方で功名をあげた7名の若武者は後世に「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれています。 七本槍たちと、石田三成の関わりが書かれています。 タイトルにある八本目の槍は、三成のことですが、本作では三成が非常にかっこよく描かれているます。 頭がよいだけでなく、実は友人への思いやりを持った人間として描かれています。 七本槍たちの目から三成が描かれていて、最後1つの結論になるのは、面白い構成です。最後、福嶋正則が、淀君に言い返すところが、なかなか構成としてニクイです。 先日読んだ、「…

  • 【読書】「Think CIVILITY 礼儀正しさこそ最強の生存戦略である」

    無礼な態度をとらないよう気をつけないと ・・・この本を読んで改めて感じました。 無礼な人がいる職場では、半分の人がわざと手を抜く。 48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らすそうです。 職場の生産性を上げるためにも礼節が大事だ、というのが、この本の主張です。 「職場の環境を良くして業績を上げたい」 「惜しみなく、自分の持っているものを提供したい」 とメンバーに考えてもらうのに、大事なことは何か。 それが「礼節」だとのことです。 ついつい、他人も自分と同じく感情を持った人間であることを忘れてしまう。 みんなのいるところで叱責する。 メールで溜まったストレスを吐き出すように、暴言をはい…

  • 【読書】「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」を読んだ

    投資に対しての基本姿勢や考え方がわかりやすく書かれている本です。 私はどちらかというと、個別株の投資よりもインデックス投資を好んでますが 本書はインデックス投資をメインでやろうとしている人向けの本ではないかもです。 この本にも書いてますが、平均的な投資パフォーマンスなら誰でも達成することができます。 具体的には、インデックスファンドを少しづつ購入すればよく、そうすれば、その市場全体の動きに連動し、いわゆる「マーケットリターン」が得られます。 本書では、その上を目指すための考え方が書かれています。 自分自身は、どちらかというと個別銘柄の良し悪しはわからないという前提に立っています。 なにしろイン…

  • 【読書:漫画】「センゴク権兵衛」【最終巻】を読んだ

    仙石秀久という無名の武将を主人公とした漫画ですが、最終巻を読み終わりました。 10年以上読み続けていて、コミックの発売日にいつも購入していた漫画なので、少し寂しいです。 仙石秀久から見た織田信長やと豊臣秀吉など、戦国武将が魅力的に描かれている点と、仙石秀久自身の活躍が描かれています。 仙石秀久は、豊臣秀吉配下の武将で早い段階で出世した人ですが、 九州征伐で秀吉の命令を破り、島津軍と「戸次川の戦い」で大敗して改易されました。 その後、小田原征伐が起こると、帰参した旧臣と浪人衆を率いて大活躍し、大名に返り咲きました。 2代将軍の徳川秀忠に信頼せれ、準譜代大名的な扱いを受けたと言われています。 この…

  • 【読書】「幸村を撃て」を読んだ

    真田幸村が主役の歴史小説です。 なかなか読みごたえがありました。 主役は信之、幸村の兄弟ですが、 脇役の徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永と、 いろんな人間の物語にからめて、真田幸村が描かれています。 真田幸村が徳川家康を最後追い詰めて、切腹を覚悟した話が有名ですが、 本作品で書かれていることが事実だったのではないかと思ってしまうほど、 よくできた歴史ミステリーになってます。 歴史小説好きなかたにおススメです。 幸村を討て 作者:今村翔吾 中央公論新社 Amazon こちらも歴史小説に関する記事です。 minmin2020.hatenablog.com

  • 【読書】「グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ」を読んだ

    グーグルの創業からの歴史が描かれている本です。 検索サービスだけでなく、その他、GmailやYoutube、Androidなど、盛りだくさんの内容です。 よく考えると、グーグルには毎日お世話になっています。 毎日Amazon Kindleを使っているし、スマホはAppleのiPhone、 MicrosoftのWindonwsやExcelと、 私の場合、Facebookを除く全て何等かGAFAMのサービスを毎日使っています。 便利なので無防備に私達は利用していますが、それはGAFAMの影響力が圧倒的であるがゆえなのでしょうか。 さて、グーグルの検索サービスですが、混沌とした膨大なリンク情報などか…

  • 【Youtube】「山田五郎 オトナの教養講座【フェルメールの贋作画家 メンヘーレンとは?】」

    Youtube「山田五郎 オトナの教養講座」で見たメンヘーレン事件のことが面白かったです。 オランダの画家であるメンヘーレンは、売れない画家でした。 自分を認めないオランダ美術界への復讐から贋作のビジネスに手を染めていったそうです。 贋作の題材は、フェルメールの作品なのですが、作戦が面白い。 権威のある専門家が唱えていた、 「フェルメールはきっと初期は宗教画を書いていたはずだ」という説にあうよう、 「エマオの食事」という宗教画の贋作を作りました。 まさにカエサルの言葉、「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。」 という、人の心理を…

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